名寄市の四季を彩る“映え”スポットを巡るアクティブなデートプラン|北海道

この記事では、北海道・名寄市の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。

北海道の北に位置する名寄市は、天塩川と名寄川の合流地点がある街で、山々と大河の恵みを受けた農村地帯です。

盆地平野特有の寒暖差で生み出されたドラマチックな四季の景観が美しく、春夏秋冬それぞれに違った素晴らしい風景に出会うことができますよ。

今回は、NPO法人なよろ観光まちづくり協会観光振興課・課長の山田さんに教えていただいた情報を元に、カップルで訪れてほしいフォト映えスポットをご案内しますので、ぜひ参考にしてください。

名寄市の映えスポット巡りおすすめルート

名寄市は、春は水田が朝陽にきらめく田園風景、夏は一面に広がるひまわり畑や市内を流れる日本第4位の長大河「天塩川」でのカヌー体験、秋は日本一の作付面積を誇るもち米の稲穂ともちつき体験、冬はシルキースノーの銀世界と樹氷群「スノーモンスター」と出会えるパウダースノーサファリツアーなどが楽しめます。

四季を通じさまざまな自然景観を味わうアクティビティができるエリアとして人気がありますよ。

今回は、夏におすすめの「サイクリングと天塩川カヌー体験ツアー」と、冬におすすめの「パウダースノーサファリ体験ツアー」の2種類のツアールートをご紹介します。

夏のおすすめ「サイクリングと天塩川カヌー体験ツアー」ルート

北海道の爽やかな夏を感じられるサイクリングと、豊かな大自然を満喫できるカヌー体験ができるツアールートです。

名寄駅前のレンタサイクルを利用して河川敷へ向かい、カヌー体験をし、その後また自転車でひまわり畑へ向かいます。

広大な大地にひまわりの絨毯が広がる光景は、まさに絶景ですよ。

冬のおすすめ「パウダースノーサファリ体験ツアー」ルート

標高900mを超えるピヤシリ山山頂へ、迫力満点のスノーモービルで向かうツアーです。

幻想的な雪景色や、山頂からしか眺められないパノラマ景観をたっぷり楽しめますよ。

おすすめ“映え”スポット1「ピヤシリ山山頂」

名寄市のピヤシリ山山頂のスノーモンスター
▲ピヤシリ山山頂は定番のフォトスポット!

「パウダースノーサファリ体験ツアー」では、ここでしか味わえない二人の空間を堪能できます。

ピヤシリ山山頂には、スノーモンスターと呼ばれる樹氷が待っているので、記念の一枚を撮りましょう。

スノーモンスターが作り出す自然造形の下で寝転んで撮影をしたり、白樺樹木樹氷に包まれた一本道で大ジャンプをして撮影するのもおすすめですよ。

名寄市のピヤシリ山山頂で撮影をしている様子
▲雪の上に思いきり寝転ぶのも良い思い出に!

女性スタッフのアイコン
山田さん

1月初旬から2月下旬までの2か月間に見られるスノーモンスターは希少です。運が良ければ、さらに希少な自然現象サンピラーを見られることもありますよ。

※サンピラー現象とは、氷点下15℃以下の冷え込みや、風のない早朝または夕方、空気中のダイヤモンドダストが太陽の光に反射した時に見られる現象

樹氷群に会いに行く「パウダースノーサファリ体験ツアー」の詳細

名寄駅からピヤシリスキー場行きの日進ピヤシリ線無料バスに乗り、バス停前のなよろ温泉サンピラーのロビーに待つガイドと合流します。

その後レクチャーを受けたら、いざスノーモービルで標高987mのピヤシリ山山頂へ向かいます。運転はスノーモービルガイドが行い、参加者は後方に乗車するので、初めてでも安心ですよ。

パウダースノーサファリ体験ツアーに参加したカップル
▲雪の中を颯爽と走るスノーモービル体験はドキドキ♪

標高700mを超えると森林限界ゾーンに突入し、一気に銀世界、その先のスノーモンスター景観を体験できます。

山頂の山小屋に着いたら、薪ストーブで暖まりながら、もち米で作ったお茶とお菓子でティータイム、そのあと100mほど歩いて山頂を目指します。

天気が良ければ130キロ北にある利尻山やオホーツク海を一望できる、360℃パノラマ景観を楽しめますよ。

パウダースノーサファリ体験ツアーでピアシリ山山頂に登った様子

パウダースノーサファリ体験ツアーは事前に予約が必要です。

公式:なよろ観光まちづくり協会(パウダースノーサファリツアー予約)

ピヤシリ山周辺の観光スポット

パウダースノーサファリツアー発着地点にあるピヤシリスキー場は、レンタルも完備しているので、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめます。

公式:ピヤシリスキー場

ピヤシリ山の麓にある「なよろ温泉サンピラー」は、サウナや温泉、レストランも揃っていますよ。

ツアーで冷えた身体をサウナと温泉で暖め、レストランでご当地グルメ「なよろ煮込みジンギスカン」を食べるのがおすすめです。

公式:なよろ温泉サンピラー

日帰りにおすすめの名寄駅前グルメスポット

名寄駅前にある「三星食堂(みつぼししょくどう)」もおすすめです。昔ながらの食堂で、ボリューム満点の定食などが味わえます。

公式:名寄商工会議所・なよろガイドブック(三星食堂)

ピヤシリ山の基本情報(アクセス)

住所 NPO法人なよろ観光まちづくり協会
〒096-0001北海道名寄市東1条南7丁目1-10駅前交流プラザよろーな1階
電話番号 01654-9-6711
最寄り駅
アクセス
名寄駅前3番乗り場日進ピヤシリ線に乗車し終点ピヤシリスキー場へ(30分)
問い合わせ対応時間 9:00~17:00(12月29日~1月4日まで休)
営業期間 ピヤシリスキー場(12月中旬~3月上旬この期間は基本休みなし)
パウダースノーサファリツアー(1月上旬から3月上旬)
公式サイト https://nayoro-tourism.com

おすすめ“映え”スポット2「なよろひまわり畑」

名寄市にあるサンピラーパークのひまわり畑

北海道立サンピラーパークには、広大な庭園があり、季節ごとに様々な花が咲き誇ります。

夏は風の丘と呼ばれるエリアに一面のひまわり畑が広がり、素敵な写真が撮れるスポットとして人気がありますよ。

ひまわり畑の中央に設置された黄色いドアを開け、広がるひまわりに囲まれて撮るのがおすすめです。

また、NAYOROの文字オブジェの前で撮るのも、名寄らしい記念の一枚になりますね。

名寄市にあるサンピラーパークの文字オブジェ
▲NAYOROの文字とひまわりを一緒に撮れる定番スポット

女性スタッフのアイコン
山田さん

ベストシーズンは、8月上旬から下旬の短い期間なので、見頃を逃さないようにお出かけください

名寄市の夏を満喫!「サイクリングと天塩川カヌー体験ツアー」の詳細

名寄駅前の観光案内所で自転車をレンタルして出発、市内の街並みを楽しみながら商店街を抜け10分も走れば河川敷のカヌー乗り場に到着します。

カヌーに乗り換え、周辺の豊かな森や、ゆったりとした大河の流れと時間を思う存分楽しめますよ

名寄市天塩川でカヌー体験している様子
▲自然と一体化したような豊かな時間が過ごせる

名寄市天塩川でカヌー体験している様子
▲雄大な景色を背景に、カヌー体験の様子もしっかり撮影を

カヌーの終点から、また自転車に乗り換え道立公園「サンピラーパーク」にあるひまわり畑へ向かいます。

名寄市にあるサンピラーパークのひまわり畑
▲背の高さほどのひまわり畑の中を歩くことができる

一面に広がるひまわり畑のフォトスポットで思い出の一枚を撮ったら、公園内の観光案内所で特産品を購入したりカフェで一休みすることもできます。

サイクリング&カヌー体験のツアーは、事前予約が必要です。

公式:なよろ観光まちづくり協会(カヌーサイクリングツアー予約)

なよろひまわり畑周辺の観光スポット

名寄市は、国内でもトップクラスで星が良く見える街です。

道立公園サンピラーパーク内にある「なよろ市立天文台きたすばる」には、国内2番目に大きいピリカ望遠鏡もあり、週末には公開されます。

きたすばる天文台ピリカ望遠鏡
▲普段は研究に使われる貴重なピリカ望遠鏡

夜にはもちろん満天の星空やプラネタリウムが楽しめますよ。

きたすばる天文台外観
▲都心では見られない美しい星空は感動もの!

公式:なよろ市立天文台きたすばる

ひまわり畑の後におすすめの周辺グルメスポット

ひまわり畑のすぐ近くにある「Shop's Garden千花(せんか)」は、美味しいソフトクリームが人気のお店です。

Shop's Garden千花のソフトクリーム
▲濃厚なバニラの味が口いっぱいに広がる絶品!

公式:名寄商工会議所・なよろガイドブック(Shop's Garden千花)

ランチにおすすめは、「そば処 紅花(べにばな)」さんです。こだわりの手打ちそばは絶品!名寄産ひまわり油「北の耀き」と「ひまわり畑ポーク」を使用した、カツめしとのセットがおすすめです。

公式:そば処 紅花

そば処紅花さんのセットメニュー
▲打ち立てのおそばと、こだわりのカツめしを一度に味わうことができる「カツめしセット」

グラスフェッドミルクを使用したソフトクリームや、ピザ、チーズなどのデリカテッセンが買えるMonte Bianco(モンテビアンコ)でお土産を買うのもよいでしょう。

公式:Monte Bianco(モンテビアンコ)公式Facebook

なよろひまわり畑の基本情報(アクセス)

住所 名寄市日進(北海道立サンピラーパーク)
電話番号 01654-3-9826
最寄り駅
アクセス
・名寄駅前バス停2番乗り場から日進ピヤシリ線でサンピラーパーク前停留所で下車(15分)
・名寄駅からレンタサイクル(300円~)
営業時間 夏/4月・10月(9:00〜17:00)、5月〜9月(9:00〜18:00)
冬/11月1日〜3月31日(10:00〜22:00)
定休日 12月29日~1月1日
公式サイト https://www.nayoro.co.jp/sunpillarpark/index.html

取材協力:なよろ観光まちづくり協会(https://nayoro-kankou.com/top/