女性329人にアンケート!稼げる男性vsイクメン、結婚するならあなたはどっち?

結婚するなら、稼ぎが良くてお金に困らず暮らせるけれど家事育児には無関心な男性か、年収はイマイチでながらも家事育児ができるイクメン、どちらの男性が理想的でしょうか?今回は、結婚相手に選ぶならたイクメンと稼げる男性のどちらが理想的か、成人女性329人を対象にアンケート調査しました。

この究極の選択、あなたならどちらを選びますか?

ズバリ聞いてみました!稼ぐけれど家事育児ノータッチの夫 vs イクメンだけど収入が少ない夫、選ぶならどっち?

329人の成人女性に、結婚するなら「稼ぎが良くてお金に困らず暮らせるけれど家事育児にはノータッチの男性」「年収が少な目でながらも家事・育児ができるイクメン」のどちらがよいか、聞いてみました。

結婚相手にするなら、イクメンがよいか稼げる男が良いかのアンケート結果

上記のグラフのように意見が2つに分かれました。「イクメンだけど稼ぎはイマイチ」もしくは「どちらかといえばイクメンだけど稼ぎはイマイチ」を合わせると46.8%。

一方で「稼ぐけれど家事・育児にはノータッチ」もしくは「どちらかと言えば稼ぐけれど家事・育児にはノータッチ」を合わせると44.1%となり、イクメンvs稼げる男は、2.7%の僅差でイクメンに軍配があがりました

ちなみに未婚女性と結婚経験のある女性で意見を比較してみた結果はこちら。

未婚者と既婚者別、結婚相手にするなら、イクメンがよいか稼げる男が良いかのアンケート結果

未婚の方と結婚経験がある方とで、大きな差異は見られませんでした。

イクメンを選んだ人は、お金よりも夫婦関係・家族の時間を重視

「稼ぎがイマイチでも、家事育児をしてくれるイクメンのほうがよい」と答えた人に、なぜそのように感じるのか聞いてみました。

高収入でも協力してくれないと意見が対立しそうな気がするので、収入がイマイチでも手伝ってくれるほうが助かります。(広島・49歳・未婚)
お金があれば育児の手は借りられるかもしれないが、家族の思い出にはならない。(長野・31歳・未婚)
収入がイマイチなら2人で働けばいい。自分だけでは家事育児は回らないときがあるので、協力的なほうがいい。(埼玉・37歳・既婚)
子育てにお金は必要だけど、それ以上に、自分以外の大人の手を借りたい。ちゃんと子どもと向き合ってくれる人であれば、自分の気持ちにも余裕ができ穏やかに暮らせる。(岩手・47歳・既婚)

意見のうち多かったのは、「お金の問題は共働きすればよい」「家事育児に非協力な夫だと、イラつく・夫婦関係が悪くなる」といったものでした。

また、「夫婦で子どもを育てたい。(岩手・29歳・未婚)」といった、お金には代えられない思い出や価値を大切にしたいといった意見もありました。夫婦で協力して子育てをする時間はプライスレスなのかもしれません。

家事・育児は3~5割担ってくれるのが理想的

実際にはどの程度家事・育児をしてくれる夫であれば、収入がイマイチでもかまわないと感じるのか。「稼ぎがイマイチでも、家事育児をしてくれるイクメンのほうがよい」と答えた152人に、夫に担ってほしい家事・育児の割合を聞きました。

夫がどの程度家事・育児をしてくれればよいかのアンケート結果

もっとも多かったのは「夫に半分程度の家事・育児を担ってほしい」で57.9%、次いで「夫に3割程度の家事・育児を担ってほしい」が31.6%となりました。

【家事・育児の半分程度を担ってほしい人の意見】

半々がしっくりくるから。(岐阜・24歳・既婚)
収入には関係なく対等だと思っているので、家事と育児は半分半分で良いと思います。(愛知・35歳・既婚)
半々で家事・育児を行えば不公平感もないし、互いに精神面でゆとりが出ると思う。(宮城・35歳・未婚)

【家事・育児の3割程度を担ってほしい人の意見】

自分に家事などへのこだわりがあるので、3割程度してくれれば満足です。(福井・21歳・既婚)
共働きが前提で、現在独身で働いて家事は自分一人で行なっている。そのため、3割でもやってくれればラクだと思う。(東京・24歳・未婚)
私が夫より稼げることはないので、半々は夫側に負担が大きすぎると思う。(北海道・39歳・既婚)

「家事・育児の半分程度を担ってほしい」と回答した人からは、不公平感がない・平等といった声が多数ありました。稼ぎや性別によらず家事や育児を半分ずつ担いたいと感じているようです。

「家事・育児の3割程度を担ってほしい」と回答した人からは、全部自分で担うのと比べれば3割でもやってくれたほうがラクといった趣旨の声が多く見られました。

割合というよりも、妻に任せきりではなく自分も協力しようとする姿勢が嬉しいのかもしれません。

稼げる男を選んだ人は、お金で解決できることや気持ちのゆとりを重視

一方で「稼ぐけれど家事・育児にはノータッチの男性のほうがよい」と答えた141人にも、その理由を聞いてみました。

旦那はほぼ家事育児にノータッチだけれども、そこそこの収入なので我慢できる。(東京・31歳・既婚)
高収入であれば家事育児はしなくても家政婦さんやベビーシッターさんを雇えば良いから。お金があるだけで心に余裕ができるし人に優しくできる。(茨城・26歳・既婚)
収入があることでお互いに思いやって夫婦生活が成り立つと思う。(群馬・49歳・既婚)
お金があったら、家事育児の辛い部分も経済力で解決できそう。(岡山・29歳・未婚)

お金があれば、家事や育児が外注できたり気持ちにもゆとりが生まれるといった声が多数見られました。

また、「最近は食料品や様々なものが高騰しており、とにかくお金がかかる。(東京・41歳・未婚)」と世相を反映した意見も。

家事・育児をしなくてもOKなほどの「高収入」っていくらくらい?

では、結婚する時に「家事・育児にノータッチでもOK」と思えるような相手の年収はどのくらいか尋ねてみました。
家事育児をしなくてもよいと思えるほどの相手の年収はどのくらいかのアンケート結果

もっとも多かったのは「結婚時点での年収が1000万円以上~1100万円未満」で全体の約3割を占めました。1位~5位は上のグラフの通りで、一定の傾向が見られるわけではなく、「家事・育児にノータッチでもOK」と感じる年収には人によって幅がありました。

ただし、年収1000万円以上をすべて合計すると56.0%となり、半数以上は年収1000万円は稼いでほしいと考えているようです。

【年収1000万円以上を望む人の声】

1000万円以上稼げる人なら家事育児よりも働いてもらって、その分家事や育児のプロに助けてもらった方が効率が良いと思う。(愛知・28歳・未婚)
そこそこ余裕のある生活ができそうだから。(静岡・34歳・未婚)
現在、旦那が1000万円くらい稼いでいて、家事育児に専念できているので。(石川・44歳・既婚)
1000万円以上稼ぐには努力が必要だし、ある程度重要な仕事を任されていると思うから、仕事に集中してほしい。稼げる力があることも尊敬できる。(愛知・44歳・既婚)

住んでいる地域や子どもの数などの条件にもよりそうですが、1000万円以上あれば自分が家事・育児に専念しても、ある程度ゆとりのある暮らしができると見込んでいる様子がうかがえました。

既婚者に聞きました!イクメン・稼げる男性との結婚生活はどんな感じ?

今回アンケートに答えていただいた結婚経験のある女性230人のうち、実際に夫がイクメンもしくは、稼げる男性であると回答した人に、結婚生活について語っていただきました。

【夫が「イクメン」と回答した人の声】

夫はトラック運転手でボーナスがなく収入はあまり多くないが、帰宅時間が割と早く、掃除や洗い物をやってくれたり、いつも子どもの面倒を見てくれる。(茨城・26歳・既婚)
年収は多くはありませんが、その分家事育児はしっかりやってくれます。私が外出しても病気になっても安心して家のことを任せられると感じています。(宮城・37歳・既婚)
夫の稼ぎは驚くほど少ないが、家事をなんでもやってくれるため、私はのんびりできてストレスは少ない。(埼玉・44歳・既婚)
若く結婚したので収入は低かったが、子どもをお風呂に入れたりおむつを替えたりと2人で協力して子育てをした。子どもが大きくなり教育費がかかるようになった頃、私もフルタイムで働くようになると夕食を作ってくれたりもした。(北海道・52歳・既婚)

夫が「稼げる男性」と回答した人の声】

夫は長時間勤務で朝早くから子どもが寝てから帰ってくるなど、家にいる時間が少ないです。仕事的に育児に参加できません。休みの日も疲れていて寝てます。でも私に働くように言ってこないのは感謝しています。(北海道・35歳・既婚)
お金は稼ぐが、家では全く動かない。(大阪・39歳・既婚)
夫は「女性は家庭を守るべき」と考えているので家事・育児は基本私の担当。家事などをやらない代わりに家族旅行に連れて行ってくれたりはする。(東京・35歳・既婚)
公務員で、収入は安定していたが忙しい職種でほぼワンオペだった。結局、価値観の違いで離婚することになり後悔してることが多々ある。(北海道・43歳・既婚)

そしてさらに、今回の調査では結婚経験のある女性230人のうち39人(17.0%)が、夫について「お金も稼げてイクメンである」となんとも羨ましい回答しました。まさに二刀流の男性も世の中にはいるようです。

【夫は「お金が稼げて、イクメンでもある」と回答した人の声】

平日はほとんどワンオペですが、休みの日には積極的に子どもと関わろうとしてくれます。一生懸命に仕事をする姿を素敵だと思いますし、ワンオペの日も応援しようと思えます。(愛知・44歳・既婚)
お金をしっかりもらえる会社に勤め、家事も自分の役割をしっかりとこなしている。(東京・27歳・既婚)
真面目に働き、家のことも手伝ってくれる。私が家事の手を抜いても文句を言わず手伝ってくれる。(兵庫・34歳・既婚)

結婚経験者から、パートナー選びのアドバイス!

最後に酸いも甘いも知り尽くした結婚経験者の皆さんに、これから結婚をする女性に対して「パートナー選び」についてのアドバイスをいただきました。

  • 好みの見た目でなくても、口説くのがヘタクソでも、実際に行動で証明できる男が一番偉い。(千葉・28歳・既婚)
  • 家事や育児は、最初だけしかやらない場合もあるので、やはり収入が大事だと思います。(茨城・26歳・既婚)
  • 家族のことを1番に考えてくれる方は家事や育児も、そして結果仕事も頑張ってくれるでしょう。(福岡・35歳・既婚)
  • 夫婦の立場は平等だと思います。専業主婦でも共働きでも自分を大切に思ってくれて尊重してくれる人と結婚するべきだと思います。(広島・43歳・既婚)
  • 自炊など家事全般をこなせる人と結婚するのがおすすめです。自分が休みたい時や病気の時、夫が子どものように何もできないと本当にイライラします。そうでなければ、相当なお金持ちを探して、家のことはお金で解決できるような人を選んでください。(埼玉・44歳・既婚)

今回は、結婚するなら稼げる男性とイクメンのどちらが良いかをアンケート調査しました。収入にせよ家事協力にせよ相手に求めたいことはたくさんありますが、長い時間を共に過ごす夫婦として、お互いに思いやって暮らしていけるとよいですね!

 

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18歳以上の女性
アンケート母数:女性229人
実施日:2024年7月24日~2024年7月25日
調査実施主体:縁結び大学
調査会社:株式会社ネクストレベル