三沢市で恋愛観光スポットの「愛の鐘」や夕日の絶景スポットを巡る“映え”デート
この記事では、三沢市観光協会事務局のスタッフ・伊藤さんにお尋ねした情報をもとに作成した、三沢市内の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
青森県南東部に位置する三沢市は、東側は太平洋、西側は小川原湖に面する自然あふれるまちです。三沢沖の漁場は親潮と黒潮がぶつかり合う好漁場であるほか、やませと呼ばれる冷たい風が吹き付ける冷涼な気候が“日本一”と称されるごぼうや良質な野菜を育んでいるなど、食にもたくさんの魅力があります。
また、市内に在日米軍三沢基地が所在していることから米軍人等が約8,000人居住しており、異国情緒が漂うまちであることも大きな特徴です。
今回は、そんな三沢市で特におすすめの“映え”スポットを巡るプランを考えました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
三沢市の“映え”スポットを巡るおすすめルート
今回は、三沢市の北部にある自然豊かなスポットを巡るデートプランをご紹介します。移動は土日祝日運行の無料観光バス「MISAWAぐるっとバス」、またはレンタカーがおすすめです。
まずは、三沢市の歴史や文化が詰まった「道の駅みさわ 斗南藩記念観光村」を訪れてのんびりと展示鑑賞や各種アクティビティを満喫。お腹が空いたら、敷地内にある「道の駅みさわ レストランくれ馬ぱ~く」でご当地グルメを味わいます。
夕方になったら車を8分ほど走らせ、夕日の絶景スポットとして有名な「小川原湖畔」へ。そして、車で5分ほどのところにある「三沢市民の森」の温泉に浸かったり、レストランでゆっくりと食事や休憩を堪能したりするコースです。
ここからは、三沢市観光協会事務局のスタッフ・伊藤さんから教えていただいた各スポットの特徴を詳しくご紹介します!
おすすめ“映え”スポット1「道の駅みさわ 斗南藩記念観光村」
道の駅みさわ斗南藩記念観光村は、かつて牧場であった広さ20ヘクタールの広大な敷地に多彩な施設が整備された観光スポットです。
広大な芝生広場には馬や牧夫たちの像が点在しており、記念撮影にぴったり。また、開墾当時の様子がリアルに再現された「開墾村」や、この地に国内初の民間洋式牧場を開設した斗南藩の廣澤安任(ひろさわやすとう)の住居兼書斎が復元された「六十九種草堂」、貴重な資料が展示されている「三沢市先人記念館」、乗馬を楽しめる「三沢ホースパーク」などがあり、開墾の歴史や文化を身近に学べます。
道の駅みさわ斗南藩記念観光村で歴史のロマンに触れてみませんか?
▲廣澤安任に関する資料展示が豊富に揃う「先人記念館」もあります
4月上旬から10月下旬の期間中はゴーカート場などのアトラクションが営業しておりますので、ぜひカップルで楽しんではいかがでしょうか。「三沢ホースパーク」では乗馬や餌やり体験が楽しめますよ♪家族連れもたくさん訪れる人気のシーズンです。緑に囲まれた癒やしの空間へ、ぜひ足をお運びください。
なお、道の駅みさわの施設内には「レストランくれ馬ぱ~く」があり、三沢市ならではのご当地グルメが充実。ここでしか食べることができない「エアフォースバーガー」は、道の駅みさわレストラン「くれ馬ぱ~く」のシェフが、米軍基地のアメリカ人シェフたちにアドバイスを受け完成させた日米合作バーガーです。
レストランくれ馬ぱ~くでは、小川原湖のしじみラーメンや、三沢市の特産品「やまざきポーク」を使った斗南焼き定食などを味わえます。他にも産地直送の野菜や加工品、お土産品も販売しています。
▲「バンズは両面を焼く」「ハンバーグは焼き目をつける」「野菜とソースは食べる時に加える」がエアフォースバーガーの3原則です
ご当地ソフトクリーム「ごぼう茶ソフト」もおすすめです!三沢市の特産品「ごぼう」を丁寧に焙煎して作られた「ごぼう茶」を使用し、引き立ての茶葉をそのまま加えているので、ツブツブとした食感が絶妙なアクセントになっています。上品な甘さの中にごぼうの風味を感じられ、スッキリした後味が特徴です。ボリュームたっぷりなので、カップルでシェアして食べるのもおすすめですよ。
▲「ごぼう茶ソフト」のカップやコーンには、キュートなオリジナルイラストが描かれています
ちなみに「レストランくれ馬ぱ~く」のすぐそばには、恋愛観光スポットとして人気の「くれ馬は~と愛の鐘」があります。ぜひ「愛の鐘」を鳴らし、記念撮影を楽しんでくださいね。
道の駅みさわ 斗南藩記念観光村の周辺にある観光スポット
道の駅みさわ 斗南藩記念観光村から車で約10分のところに、航空・科学・宇宙を楽しく学べる「青森県立三沢航空科学館」があります。ダイナミックに展示されている航空機(実機や復元機)を間近で鑑賞したり、360度回転装置「ZEROグラビティ360」で無重力の疑似体験ができたりと多彩な楽しみ方があり、なかでも世界でここだけの展示の「HondaJet技術実証機」は見ものです。
お天気が良ければ、近隣にある三沢空港や三沢基地からのフライトを眺めることもできますよ。なお、館内にある軽食カフェの「Jack & BettyⅡ」ではご当地グルメやボリューム満点のチーズバーガーが販売されており、フライトを見ながら食事を楽しむのもおすすめです。
公式:青森県立三沢航空科学館
道の駅みさわ 斗南藩記念観光村の基本情報(アクセス)
住所 | 〒033-0164 青森県三沢市谷地頭4-298-652 |
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電話番号 | 0176-59-3009 |
最寄り駅 アクセス |
・三沢駅から車で約30分 ・三沢十和田下田ICから車で約30分 |
営業時間 | 【4月~10月】9:00~19:00 【11月~3月】9:00~18:00 ※くれ馬ぱ~く営業時間 【4月~10月】9:00~18:00 【11月~3月】9:00~17:00 ※レストラン営業時間 【4月~10月】10:00~16:30(ラストオーダー16:00) 【11月~3月】10:00~16:00(ラストオーダー15:30) ☆ごぼう茶ソフトクリーム提供時間☆ 9:00~16:30(木曜日は15:00まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月3日) |
公式サイト | https://kite-misawa.com/tonamihan/ |
おすすめ“映え”スポット2「小川原湖畔」
青森県最大の湖「小川原湖」。汽水湖という性質から、さまざまな水産資源に恵まれており「宝湖」とも呼ばれています。また、小川原湖は野鳥の宝庫として知られる湖で、三沢市側の湖畔には夕日の絶景スポットである「夕日のみどころスポット」があります。特に、八甲田連峰のシルエットに向かって湖面に輝きながら沈みゆく夕日は格別の美しさです。
ぜひ「夕日のみどころスポット」を目印に写真撮影を楽しんでくださいね。
▲日によっては、空と湖面がピンク色に染まるロマンチックな夕映えを眺められることも!
▲日中に広がる爽やかな景色も素敵です
凪の小川原湖では、まるで鏡のように空を映し、幻想的でロマンティックな光景が見られます。冬の時期には夕日見どころスポットは雪で覆われてしまうため、それ以外のシーズンがおすすめです。
小川原湖畔(小川原湖観光センター)の基本情報(アクセス)
住所 | 〒033-0022 三沢市大字三沢字淋代平116-2858 |
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電話番号 | 0176-59-2311 |
最寄り駅 アクセス |
・三沢駅から車で約20分 ・三沢十和田下田ICから車で約30分 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※小川原湖観光センターは土日祝・年末年始休み) |
定休日 | 土日祝・年末年始(12/29~1/3) |
公式サイト | https://kite-misawa.com/misawa/小川原湖観光センター-レークピア/ |
食べる“映え”スポット1「お食事処 おおせっか」
お食事処 おおせっかは、小川原湖から小高い丘の上にある「三沢市民の森」内にあります。ご当地グルメのひとつでもある豚軟骨の「パイカ肉」を使用した蒲焼き丼やカレーのほか、地産地消メニューのごぼうの天ぷらや、やまざきポークを使用した「ぎょうざ」も大人気です。
1日限定5食で提供されている「森プレート」はボリューム満点で、映え度120%です!他にも寺山食堂メニューの「寺山盆カレー」は、特注の器で提供されています。食べてからのお楽しみ!
周辺のおすすめスポット:「三沢市民の森 温泉浴場」
同じ「三沢市民の森」の敷地内には、三沢市民外でも大人220円・小ども110円の低価格で源泉かけ流しの天然アルカリ性高温泉を楽しめる温泉浴場があります。天気の良い日には、八甲田連峰を眺めながら温泉を堪能できますよ。
デート中の散策などで疲れた身体を癒しに、ぜひ利用してみてくださいね。
公式:三沢市民の森 温泉浴場
お食事処 おおせっかの基本情報(アクセス)
住所 | 〒033-0022 三沢市大字三沢字淋代平116-2945 |
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電話番号 | 0176-59-3388 |
最寄り駅 アクセス |
・三沢駅から車で約20分 ・三沢十和田下田ICから車で約25分 |
営業時間 | 【4月~12月】 11:00~15:00(ラストオーダー14:30) 17:00~20:00(ラストオーダー19:30) 【1月~3月】 10:30~14:30(ラストオーダー14:00) 16:30~19:00(ラストオーダー18:30) |
定休日 | 第3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3) |
公式サイト | https://kite-misawa.com/misawa/osekka/ |
取材協力:一般社団法人 三沢市観光協会(https://kite-misawa.com/)