古代の丘資料館でユニークに縄文文化を体験するデートプラン|山形県長井市の資料館

この記事では、山形県の長井市にある「古代の丘資料館」を中心として、長井市の見どころを満喫できるデートプランを紹介しています。

「古代の丘資料館」は、縄文時代の暮らしや文化について、実際に長井市で発見された石器や土器を目にしながら学ぶことができる資料館です。

豊かな自然の中にある資料館の周辺には縄文文化にちなんだ野外展示があり、散策デートにはぴったりのところです。

今回は、長井市観光文化交流課「古代の丘資料館」担当の海藤さんに、見どころや魅力についてお聞きしました。ぜひ、デートの参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
おすすめ年代:10代〜50代
おすすめカップル:歴史・伝統文化が好きなカップル
どんなデート?:学び、グルメ、遊び
目安時間:半日
目安予算:2人で3,000〜8,000円

概要:縄文文化を学び、伝統的な味や遊びを満喫するデート

古代の丘資料館で縄文時代について学んだあと、名物の馬肉ラーメンを堪能し、けん玉で遊ぶ、地元の伝統文化を目一杯楽しむコースです。

9:30〜10:30 「古代の丘資料館」を見学
10:30〜11:30 勾玉づくり体験
11:30〜12:30 「長者屋敷遺跡公園」〜「土偶広場」散策
12:30〜13:00 移動
13:00〜14:00 「かめや食堂」で馬肉ラーメンのランチ
14:00〜15:30 けん玉広場SPIKeで遊ぶ

古代の丘資料館は、実際に縄文人が行っていたことを体験しながら、縄文時代を身近に感じることのできる資料館です。

また、資料館周辺にも、縄文人の住居や土偶が野外展示されているので、散策するのにとてもいいコースです。学びながら、自然豊かな環境に触れましょう。

ランチには、インパクト大の馬肉チャーシューのラーメンをいただきます。きっとカップルで盛り上がることでしょう。

それから、日本の伝統的な遊びであるけん玉にチャレンジします。けん玉の達人に技を教わり、段位獲得を目指してめいっぱい遊びましょう。

縄文文化を学び、伝統的な特産品を食べ、懐かしい遊びを満喫する。歴史や伝統文化が好きな、知的好奇心の旺盛なカップルにおすすめのデートプランです。

縄文文化の多様さや奥深さがよくわかる「古代の丘資料館」

古代の丘資料館の外観

古代の丘資料館は、山形県長井市にある博物館です。山形市内から車で1時間ほどで、花と緑に囲まれた、自然の豊かな山間の盆地に到着します。

長井市では、あちこちで縄文時代の遺跡が発掘されており、煮炊き用土器・漆の液を入れていた土器・ナイフのように鋭い石器などが発見されています。古代の丘資料館では、縄文人の生活がどのようなものだったのか、本物の出土品を通じて学ぶことができますよ。

また近隣には、4,000年前の縄文中期の竪穴住居や、どことなくユーモラスな土偶を形そのままに巨大化させて並べている広場、ストーンサークルなどもあります。

縄文時代の文化や生活に触れられる体験教室もありますので、歴史に関心のあるカップルは、きっと楽しめる博物館ですよ。

縄文時代に、私たちの先祖がどのような生活を送っていたのでしょうか。なんとなく、「毛皮を着て狩猟採集をしていた」というようなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際はかなり進んだ文化を持っていたようです。

今回は、長井市観光文化交流課「古代の丘資料館」担当の海藤さんに詳しくお話をお聞きしました。

縄文人の生活がよくわかる古代の丘資料館

古代の丘資料館の展示室への入り口
▲展示室への入り口はタイムトンネル!ユーモアたっぷり!

編集部

展示を見ると、縄文時代については「知っているようで知らないことがたくさんあるのだなあ」と思わされました。これらが全て長井市で発見されたものだということにも驚かされました。

あらためて、古代の丘資料館の見どころを教えてください。

観光文化交流課:海藤さん

古代の丘資料館は、長井市内から出土した考古資料を中心に収蔵・展示している資料館です。主に長井市各所の縄文時代の遺跡から発見された土器・石器を展示しています。

館内には復元された竪穴住居や縄文時代当時の生活を紹介するパネルも展示されており、長井の縄文人の生活について学ぶことができます。

古代の丘資料館の館内の展示
▲古代の丘資料館の館内には本物の土器が展示されており迫力満点です

一見すると同じように見える土器や石器も、よく見るとひとつひとつに工夫が施されており、数千年前にこれらをつくった人々の知恵やそこに込められた思いが見えてきます。

遠い過去の時代のものではありますが、展示や体験を通して、縄文時代の人々を身近に感じていただければうれしいです。

編集部

今まで縄文人の生活をこんなにも身近に感じたことはありませんでした。時代が遠すぎて、想像しづらいことが理由だと思います。

でも数々の縄文時代の出土品を見ることで、そこには私達と同じ人間の生活があったことを本当の意味で認識できました。

そしてこの時代からの多くの知恵と工夫が繋がって、今の私達の生活があることを実感できた気がします。

これだけ多くの展示品があるとどれに注目するべきか迷ってしまいそうです。海藤さんが思う、古代の丘資料館の見どころはどういったところでしょうか?

観光文化交流課:海藤さん

まずは当然の部分ではありますが、館内の展示により縄文時代のことをわかりやすく学習できることです。

また資料館の周辺には、縄文時代の集落を復元した「長者屋敷遺跡公園」、有名土偶を拡大して復元展示した「土偶広場」など、フォトジェニックなスポットがたくさんあります。こちらにもご注目いただきたいです。

長者屋敷遺跡公園の縄文時代の集落
▲長者屋敷遺跡公園の縄文時代の集落

編集部

縄文人は原始的な人だという認識が覆されました。今の私たちと同じように「もっと便利に、もっと美しく暮らしていくにはどうしたらいいのだろうか」と考えていた人たちだったのですね。

展示を見ながら、カップルで驚きや発見を共有したら、知的好奇心もくすぐられて素敵なデートになりそうだと思いました。

企画展には、どのようなものがありますか?

観光文化交流課:海藤さん

これまで、石で作った斧を特集した展示や、遺跡から発掘された土器・石器が博物館に展示されるまでのプロセスを解説した展示などさまざまなテーマで企画展を行いました。

今後は、縄文土器の文様をパズルのように分解して楽しく学べるような展示をやってみたいと思っています。

編集部

そもそも「縄文時代」という名前は、縄で土器に付けた模様に由来していると聞いたことがあります。様々な種類のユニークな文様について学ぶことはとても興味深いですね。

展示品の中で、海藤さんの特におすすめのものがあれば教えてください。

観光文化交流課:海藤さん

急須のような形をしている「注口土器」という展示品が私のお気に入りです。ほかの土器とは一線を画している精緻な作りに、これをつくった人物のこだわりを感じてしまいます。

細かい文様も素晴らしいですが、ピカピカに磨き上げられた美しい表面も注目です!

編集部

今まで、資料館の展示品は「歴史を知るためのもの」という認識でしたので、その時代の人達の生活を感じることはあっても、作った人物の人柄や思いまで考えたことはありませんでした。

今回、同じ土器でも作った人のこだわりなどによって違いが出ることに気づけたことで、今後の遺物や遺跡の見方が変わってくる気がします。これから資料館を訪れる楽しみがまた1つ増えて嬉しいです。

縄文人のアクセサリーを作る「勾玉づくり体験」

勾玉づくり体験で作った勾玉

編集部

職人技とすら言えそうな土器を見ていると、自分でも作ってみたくなりますね。古代の丘資料館では、何かワークショップなどで制作体験をすることができますか?

観光文化交流課:海藤さん

縄文時代から作られてきた「勾玉」という装身具(現代でいうところのアクセサリーの一種)を作る体験ができます。

勾玉づくり体験の材料と完成品
▲左側の材料から、右側の勾玉ができます

勾玉づくり体験の作業の様子
▲「勾玉づくり体験」は削り出すところから始まります

また、古代火起こし体験も行えます。火起こしは成功する方が少ない体験です。ぜひ挑戦してみてください。

夏企画として「勾玉づくり体験」、秋企画として「土器づくり体験」を年1回ずつ開催しています。開催時期はお問い合わせください。

この企画では、資料館の展示ガイドとバックヤード見学もいっしょに実施しています。

「土器づくり体験」で参加者が作った土器
▲土器づくり体験」で参加者が作った土器です

なお、「勾玉づくり体験」については、ご予約をしていただければ随時ご対応いたします。お気軽にお問い合わせください。

編集部

カップルで勾玉を作ったら、絶対にいい思い出になりますね。火起こしはしたことがないので、挑戦してみたいと思いました。

有名土偶を巨大化して展示している「土偶広場」がユニーク

土偶広場の土偶たち

ここでしか購入できないグッズを扱っているショップや、古代の丘資料館の周辺の展示についてお聞きしました。

編集部

オリジナルグッズがあるそうですが、ショップでおすすめの商品はありますか?

観光文化交流課:海藤さん

持ち帰ってつくることもできる「勾玉づくり体験キット」「竪穴住居キット」など縄文時代に関連したグッズがございます。

また、最近は当館イメージキャラクターでデザインしたオリジナルTシャツの販売を開始しました。お子様用から大人用まで各種サイズがありますので、来館の際にはぜひお求めください。

古代の丘資料館のオリジナルTシャツ
▲縄文土器や測定器「ノギス」などをデザインしたチャーミングなTシャツです

編集部

古代の丘資料館のオリジナルTシャツは、考古資料や博物館で使う専用の道具類をモチーフにキャラクター化したものだそうですね。とってもかわいいキャラクターだと思いました。

古代の丘資料館の周辺にも、縄文時代に関連した展示がありますね。そちらについても教えていただけますか?

観光文化交流課:海藤さん

館外ではやはり土偶広場がおすすめです。土偶と同じポーズをとっての2ショットはいかがでしょうか。

土偶広場の土偶たち
▲土偶と写真を撮ってみませんか

また、キャンプ場やバンガローといった宿泊施設も隣接しており、大自然の中でアウトドアも一緒に楽しむことができるのが、当館の魅力だと思います。

館内で展示品をみながら学び、隣接する遺跡公園で縄文時代の気分を味わい、自然いっぱいの「古代の丘」でリフレッシュと、ただ見学するだけではなく、五感ぜんぶで楽しめるのが自慢です。

古代の丘資料館に隣接した宿泊施設バンガロー
▲宿泊ができるバンガロー

資料館を囲む自然は四季折々で違った表情をみせます。ぜひ年4回はご来館ください!

池の周辺の桜
▲春には見事な桜が咲きます

池の周辺の紅葉
▲秋には美しい紅葉が見られます

編集部

カップルで土偶と並んだ写真なんて、ここでしか撮影できませんね。素敵なデートの記念になりそうです。

また、池の周辺はとても美しいところですね。春なら桜、秋なら紅葉が見事だそうですね。キャンプをしに来て、古代の丘資料館に立ち寄るというデートプランもできそうです。

古代の丘資料館の口コミ評価

資料館周辺の池には鴨も暮らしている

編集部

来館者の方からよく聞く声を教えてください。

観光文化交流課:海藤さん

展示や館外の施設も楽しんでいただいておりますが、特に体験学習に参加された方からは、「思ったよりも夢中になってしまった」との感想をよくいただいております。

また、親子やカップルなど、複数人での参加者の方はお互い競争しながら「勾玉づくり体験」や「火起こし体験」を楽しんでおられるようです。

編集部

カップルで、どちらがきれいに作れるか競いながら勾玉づくりをして、お互いにプレゼントにするのも、デートのいい記念になりますね。

予想以上に面白いという口コミが多数

実際の口コミについて、編集部でGoogleマップやTwitter、ポータルサイトなどを調査してみました。

アイコン
土偶の巨大なレプリカ像にびっくりした。
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縄文文化について勉強になり、面白かった。
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縄文時代を感じながら、美しい自然の中を散策できる。

行く前は、縄文文化には関心はそれほどなかったけれども、行ってみたら興味深かった、面白かったという声が多数寄せられていました。また「周辺の自然環境が美しい」「静かでいいところ」という口コミもありました。

カップルで散策がてら訪れるのにピッタリですね。

古代の丘資料館からカップルへメッセージ

「古代の丘資料館」担当の海藤さん

編集部

これからデートで訪問されるカップルへメッセージをお願いします。

観光文化交流課:海藤さん

縄文時代のことに興味のある方にはとても楽しんでもらえる展示だと思います。こうした資料館に今までいらっしゃったことがない方も、当館はキャンプ場も隣接しておりますので、「アウトドアメインで資料館見学はついでに!」なんてお客様も大歓迎です。

エントランスロビーでは自由にお休みしていただけます。入館無料ですのでお気軽にお越しください。

編集部

ここに来て、カップルですっかり縄文ファンになってしまうなんてこともありそうですね。それだけ、私たちのご先祖の暮らしは興味深いものだと思いました。

古代の丘資料館の基本情報

住所 〒993-0063
山形県長井市草岡2768-1
アクセス 長井駅からタクシーで約15分
営業時間 9:00〜16:00
休館日 ・毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合はその翌日)
・12月16日から4月15日までは冬期間休館
駐車場 あり
料金 無料
問い合わせ 0238-88-9978
予約 不要
※館内案内・各種体験は要予約
公式サイト https://www.city.nagai
.yamagata.jp
/intercity_tourism
/tourism_spot/6450.html

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です

古代の丘資料館と共にめぐるおすすめデートスポット

古代の丘資料館の滞在時間は3時間ほどです。せっかくなので、近隣の他のデートスポットも訪れましょう。気になるスポットを紹介します。

おすすめのデートスポット

「長者屋敷遺跡公園」から「土偶広場」への散策

長者屋敷遺跡公園は、古代の丘資料館のすぐ隣にあります。約4,000年前の竪穴住居が4棟、発掘された場所にそのまま復元されています。また、1棟はあえて復元はされず、発掘したままの姿が保存されています。

土偶広場も資料館から橋を渡ってすぐのところにあります。巨大な土偶に触ったり、一緒に写真を撮ったりできます。「中里堤」という美しい池も隣にありますので、周囲の自然を味わいながら、散策しましょう。

長井市名物の馬肉ラーメン発祥の店「かめや食堂」

かめや食堂の馬肉ラーメン
出典:長井市公式観光ポータルサイト

長井市は、馬肉文化が根付いている土地です。その理由としては、かつて草競馬場があったことと、山間の傾斜地にある田畑を耕すために、牛よりも力のある馬が使われていたことなどが挙げられます。

そのような背景をもとに、低カロリー・低脂肪・低コレステロール・高タンパク質とヘルシーで美味しい馬肉がよく食べられています。特におすすめなのが、馬肉ラーメンです。

そんな長井馬肉ラーメン発祥の店は、「かめや食堂」で、古代の丘資料館から車で20分ほどのところにあります。

肉厚な馬肉チャーシューが太麺の上にたっぷり乗せられた、親子4代に渡って受け継がれてきた伝統の味です。メニューは「中華そば」と呼ばれる馬肉ラーメンのみという潔さが魅力です。

馬肉ラーメンは、古代の丘資料館の海藤さんもおすすめしてくれています。

海藤さんからのコメント

午前中に来館いただき、館内見学ののち勾玉づくりを体験いただき(1時間程度)、お昼は長井市名物の馬肉ラーメンはいかがでしょうか。

長井市公式観光ポータルサイト「かめや食堂」:https://kankou-nagai.jp/view/?id=11127

けん玉の一大産地・長井市の「けん玉広場SPIKe(スパイク)」

けん玉広場Spikeの外観
出典:けん玉広場SPIKe公式サイト

けん玉広場SPIKeは、古代の丘資料館から車で10分ほど走った、長井駅のすぐ近くにあります。ここは、気軽に楽しくけん玉で遊べる施設です。

なぜけん玉なのか、気になりますよね。長井市は、競技用けん玉の生産量が日本一のところなのです。なんと全国の生産量の約7割を占めているというのですから、すごいですよね。

もともと長井市は、コマなどの木地玩具の生産が盛んな土地でした。けん玉生産の契機となったのは、昭和50年に日本けん玉協会が設立されたことでした。

協会公認の競技用けん玉には厳しい規定があります。ものづくりのまちとして、長井市はその規定をクリアして、けん玉の一大産地となりました。

けん玉広場SPIKeでできることは、次のとおりです。

  • 無料で貸し出し用のけん玉で遊ぶ
  • 達人から技を教えてもらう
  • 超絶技巧のけん玉の技が目の前で見られる
  • けん玉の級位・段位の認定がしてもらえる
  • けん玉と関連グッズの購入
  • けん玉ペインティング体験(※1週間前まで要予約・有料)

他では体験できないけん玉体験の数々に、デートも盛り上がると思います。こちらのけん玉広場SPIKeは、古代の丘資料館の海藤さんもおすすめしてくれていますよ。

海藤さんからのコメント

午後は街中にあります「けん玉広場SPIKe」でけん玉を達人から教えてもらうというのはいかがでしょうか。達人に教えてもらうとあっという間に技を覚えられます!

けん玉広場SPIKe(スパイク):http://www.nagai-kendama.com/

まとめ:縄文人の生活が身近に感じられる博物館

今回は、古代の丘資料館と地元の伝統文化に触れるデートプランを紹介しました。古代の丘資料館は、ワークショップなどを通じて、大昔の人々が身近に感じられ、知的好奇心が刺激される博物館です。

また、普段、接することの少ない伝統的な食文化や遊びにも触れ、カップルでいい思い出が作れることでしょう。ぜひ、次回のデートの参考にしてみてください。

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