埼玉県川島町への移住!川に囲まれた自然と充実の子育て支援
この記事では、関東圏での移住を検討している人に向けて「埼玉県川島町(かわじままち)」をご紹介します。
川島町は、東京都心部から車で約1時間というアクセスの良さと四方を川に囲まれた豊かな自然が魅力のまちで、四季の風景や新鮮な農作物を味わいながら暮らすことができます。
子育てに関する経済的な支援や、独自の教育システム、さらには小中一貫教育の実現にも力をいれていることから、子育て世帯にも注目されているまちです。
今回は川島町役場・政策推進課のお二人にインタビューを行い、まちの魅力や支援制度、仕事や住宅の実情など、移住に役立つ情報を伺いました。
川島町の魅力:移住前に知っておきたい3つの特徴
川島町の特徴としては、大きく次の3つが挙げられます。
それでは一つずつ、詳しく見ていきましょう。
四季折々の美しさ:四方を川に囲まれた豊かな自然環境
川島町の大きな魅力の一つが、四方を川に囲まれた地形と田園風景が織りなす、豊かな自然環境です。
特に川の堤防が春には桜や菜の花に彩られるほか、町内各地で四季折々の花々が咲き、美しい景観を見せます。
また、まちの西側を流れる越辺川にはハクチョウの飛来地もあるなど、四季を通して見どころがあり、地域の人々からは散歩コースとしても親しまれていると言います。
▲美しいハクチョウは、川島町の風物詩の一つ
こうした自然に囲まれながらも、東京都心から車で約1時間の好アクセスである点は、川島町の大きな魅力だと考えています。
地元の味覚を満喫:新鮮な農産物と郷土料理の魅力
川島町では、四方を川に囲まれた肥沃な土壌を生かして、伝統的に農業が盛んです。新鮮な農作物や味わい深い郷土料理も、川島町の特徴の一つです。
特産品としては、イチジクやイチゴ、米などがあり、農産物直売所や各農家のハウスに設けられた直売所を通して、お得に買い求めることができると言います。
例えばイチゴでは「あまりん」や「とちおとめ」など、甘くて美味しい品種が栽培されています。
また川島町では、胡麻・味噌と夏野菜をすりおろして、うどんやご飯にかける「すったて」や、大豆・芋がらとたっぷりの野菜を煮込んだ「かわじま呉汁」などの滋味豊かな郷土料理が受け継がれており、お店でも味わうことができます。
参考:川島町商工会(かわじま町の郷土食)
▲胡麻と味噌の香りが食欲をそそる、夏の「すったて」
子育て世帯に優しい町:充実の支援制度と独自の教育システム
川島町では、子育てや教育の支援に力を入れています。特に近年は「子ども未来推進室」を立ち上げ、子育て世帯の経済負担軽減策などの検討を進めていると言います。
例えば「子育て支援用品支給事業」では、0歳から2歳児の保護者に対して、紙おむつなどの子育てに必要な物品を年度ごとに計2万円分まで支給しています。
また、医療費は18歳まで無償化されているほか、2つある町立の保育園では待機児童が出ないような対応を進めているそうです。
その他の支援や詳細については、下記の公式サイトをご確認ください。
公式:川島町(子育て応援かわじま)
川島町の教育では「川島方式子ども学習支援システム」による学力向上が進められており、外国語の学習支援や独自の一斉テストなどを行っています。
特に英語教育では、小中学校への支援員の配置や英語検定料の公費負担をはじめ、夏には小学校5・6年生を対象に英語体験教室「英語村」も実施しています。
▲小学生を対象とする、夏休み中の「英語村」の様子
また現在は、2025年度から小中一貫教育をスタートする予定で準備を進めるなど、大きな動きも出てきているそうです。
その他の教育関連の支援については、下記の公式サイトをご確認ください。
公式:川島町(川島町の取組み)
一方で子どもたちの遊び場としては、役場の隣にある「平成の森公園」が人気だと言います。子ども向けの遊具や「日本一長いバラのトンネル」などもあり、休日は家族連れで賑わうそうです。
▲遊び場やイベントが豊富な平成の森公園は、親子連れから大人気
豊かな自然が身近に広がっていることも、川島町で子育てをする上での大きな魅力だと言えるでしょう。
川島町での生活:移住後の暮らしに役立つ具体的情報
それでは次に、川島町の暮らしに関する各種データを見てみましょう。
気候 | 1月:平均気温2.6℃ 8月:平均気温26.3℃ ※参考:気象庁(鳩山) |
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人口 | 18,839人 (2024年2月1日現在) |
病院 | 病院:1、診療所:9、歯科:8 |
学校 | 小学校:4、中学校:2 |
交通 | 【高速道路】 首都圏中央連絡自動車道:川島IC 【路線バス】 東武バス |
近隣都市 | 川越市、東松山市、上尾市、桶川市、北本市、坂戸市、吉見町 |
川島町では、国道254号沿いやインターチェンジなどを中心にスーパーやドラッグストア、ホームセンターがあり、日常生活に必要なものはひと通り揃うと言います。
快適に生活を送るためには、車が必須の環境だと言えるでしょう。
一方で医療では、小児科などはある一方で不足している科もあるため、車で30分程度とアクセスの良い川越市の医療機関を利用するケースもあるようです。
仕事事情:車通勤が便利、農業支援制度も充実
大手求人サイトで川島町の正社員求人を検索したところ、約300件の求人情報が見つかりました。また、車で約30分の通勤圏(25キロ圏内)まで広げると、約80,000件の求人情報がありました(2024年2月時点)。
※参考:求人情報の一例(川島町のみ)
※参考:求人情報の一例(川島町から25キロ圏内)
川島町ではインターチェンジ周辺の開発を進めており、物流施設や産業団地などで一定の雇用はあるものの、実際には町外で働く人が多いと言います。
車での通勤はもちろん、車で20分圏内にある東武東上線やJRの路線などを利用している人もいるようです。
なお、川島町では農業支援に力を入れており、新規就農者や新規観光農園開設者に対して、対象経費の2分の1(最大300万円)などの手厚い補助を行っています。
興味のある方は、下記の公式サイトをご覧ください。
公式:川島町(農業者支援対策事業補助金)
住まい探し:賃貸物件や空き家バンク、住宅補助金制度を活用
大手住宅情報サイトで川島町の賃貸物件を探したところ、約40件が見つかりました。ある程度の選択肢があると言えるでしょう(2024年2月時点)。
※参考:物件情報の一例
川島町では空き家バンクを運営しています。現在は1件の登録のみでしたが、過去の実績を見ると年に数件ほど成約しているようでした。
公式:川島町(空き家バンク登録情報)
全国版の空き家バンクに登録をしたり、2023年度に空き家対策推進室を設置したりして、住民の方に相談していただきやすい環境を整えています。
また川島町では、子育て世帯に対して工事費の10%(上限20万円)を補助する「住宅リフォーム補助金制度」など、住宅に関する補助金を設けています。
詳細や、その他の住宅に関する補助金については、下記の公式サイトをご確認ください。
公式:川島町(住まいの補助金)
川島町移住者の声:自然環境と子育てのしやすさが魅力
それではここで、川島町への移住者の声を見てみましょう。
- 高速道路や国道254号が走っており、車での移動には便利です。
- 自然が豊かで、子育てをしやすいまちだと感じています。
川島町への移住者からは、やはり自然の豊かさが好評だと言います。特に子育て世帯は、子どもたちをのびのびと育てられることに魅力を感じているようです。
川島町への移住に関するお問い合わせ
川島町への移住については、政策推進課までお問い合わせください。
担当課 | 川島町役場 政策推進課 |
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住所 | 〒350-0192 埼玉県比企郡川島町大字下八ツ林870番地1 |
電話番号 | 049-299-1752 |
公式サイト | https://www.town.kawajima.saitama.jp/ |