【井原市デートスポット】自然・文化・星空を楽しむ3エリア周遊プラン
この記事では、井原市観光協会の山部さんに伺った情報を元に作成した、井原市の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
井原市は岡山県西南部に位置し、自然豊かな山々に囲まれたのどかな農山村地帯です。
国産デニム発祥の地である井原エリア、美しい自然の風景を堪能できる芳井エリア、満天の星が見られる美星エリアの3つのエリアから構成され、思わず写真に収めたくなるようなスポットが満載ですよ。
そこで今回は、井原市内で撮影におすすめなデートプランを考えましたので、ぜひ次回のデートの参考にしてくださいね。
井原市3エリアの映えスポット巡りおすすめルート
井原市の3つのエリアを1日で回るなら、車がおすすめです。
まずは、高原部に位置する美星エリアからスタートしてみてはいかがでしょうか。星空が綺麗で有名な美星エリアですが、昼間の散策もおすすめですよ。
まずは「星空ペンション・コメット」でレンタサイクルを借り、美星天文台や流れ星伝説の残る神社を巡ったり、新鮮な野菜や地元の産品の並ぶ「星の郷青空市」で買い物をお楽しみください。
そしてペンションコメットへ戻り、昼食をとったのち、昼からは芳井エリアに向かいましょう。岡山県の特別名勝である「天神峡」を散歩して豊かな自然を思いきり満喫してくださいね。
そのあとは井原エリアの「平櫛田中美術館」で彫刻作品を鑑賞したり、四季折々の草花が楽しめる田中苑(日本庭園)をのんびり歩いてみてください。井原エリアは戦国の名将・北条早雲の生誕の地であるなど、歴史や文化の薫るエリアでもあります。
井原エリアは国産デニム発祥の地なので、デニムの魅力に触れるスポットにもぜひ立ち寄りましょう。
おすすめ“映え”スポット1「天神峡」
▲霧に包まれて幻想的な姿を見せる「天神峡」
▲川のせせらぎが涼し気な夏の天神峡
自然豊かな芳井エリアにある「天神峡」は、特に紅葉で有名な景勝地です。
赤く染まった紅葉が続く秋はもちろん、春はツツジや山桜、夏は渓流での水遊び、冬は雪景色など、四季折々の美しい姿を楽しむことができますよ。
美しい渓谷はどこを切り取っても絵になる風景ばかりなので、自然を背景にお互いのナチュラルな表情を撮り合うなど、思う存分撮影タイムを満喫してください。
天神峡には赤色の「紅葉橋」があります。その橋の上でポーズを決めて、橋の下や横の道路から赤い橋と一緒に写真を撮るのがおすすめです。
▲雄大な自然の中らしい開放感あふれるポーズをとろう!
紅葉橋を活かした天神峡の撮影ポイント
▲紅葉橋が入るポイントから撮影するのがおすすめ(引用:インスタグラム)
やはり紅葉の季節の写真が多かったですが、春や夏など、キャンプがてら訪れた方の写真も目立っていました。
赤い「紅葉橋」を背景に入れると、自然とのコラボレーションがとても魅力的な一枚が撮れるのでおすすめです。
天神峡への行き方と基本情報
住所 | 岡山県井原市芳井町吉井 |
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アクセス | 【車】山陽自動車道笠岡ICより約40分 |
おすすめ“映え”スポット2「平櫛田中美術館」
▲シャープな外観もアート作品のよう
▲ガラスウォールの向こうに広がる一面の緑に心奪われる
井原市出身の近代彫刻界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)の作品をメインに展示する美術館です。
平櫛田中の107歳の生涯をたどる作品が多数観られるほか、田中とゆかりのある作家や平櫛田中賞受賞作家の作品なども観ることができますよ。
館内の大きなガラスウォールからは、四季折々の草花が楽しめる公園「田中苑」が眺められます。その景色をバックにしての撮影がおすすめです。
美術館前の田中苑に桜が咲き誇る春は特におすすめの季節です!
美術館の外観撮影テクニック
▲お洒落な外観に期待も高まる♪(引用:インスタグラム)
ガラスウォールが特徴的な外観は、角を中心に撮影するとシャープさが際立って奥行きも出るのでおすすめです。
代表作の「鏡獅子」をモチーフにした井原市のマスコットキャラクター「でんちゅうくん」に出会えたら、ぜひ一緒に写真を撮りましょう。
平櫛田中美術館周辺のデートスポット
▲井原デニムは、海外のバイヤーからも評価が高く注目されている
平櫛田中美術館のある井原エリアは、江戸時代中期に綿花栽培が盛んになり、その後、国内随一のデニム生産地として発展を遂げた「国産デニム発祥の地」です。
平櫛田中美術館から車で5分程度のところにある新町商店街の一角に、デニムショップやカフェなどが集まる「井原デニムスクエアガーデン」という複合施設があります。
海外からも絶賛されている質の高い井原デニムを、ぜひお土産に購入してみてはいかがでしょうか。
公式:井原デニムスクエアガーデン(インスタグラム)
平櫛田中美術館への行き方と基本情報
住所 | 岡山県井原市井原町315 |
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営業時間 | 9時~17時(最終入館16時30分) ※月曜休館日 |
アクセス | 【車】山陽自動車道笠岡ICより北へ20分 【電車】井原鉄道井原線井原駅より徒歩15分 |
公式サイト | https://www.city.ibara.okayama.jp/site/denchu-museum/ |
おすすめ“映え”スポット3「井原堤」
▲桜のトンネルの下は絶好の映えスポット!
春に井原市を訪れることができるのであれば、「井原堤(いばらづつみ)」はぜひおすすめしたい映えスポットです。
井原市内を南北に流れる小田川沿いに、約2kmに渡って桜のトンネルが続く桜の名所です。
桜の開花時期に合わせて開催される「井原桜まつり」の期間中は、夜間もぼんぼりでライトアップされるので、カップルやファミリーなど多くの人で賑わいますよ。
県内外から人が集まる人気スポットなので、午前中の人が少ない時間を狙って撮影すると良いですよ。
井原堤での桜撮影のコツとファッション
▲見事な桜のトンネルを撮影した画像がたくさん(引用:インスタグラム)
桜が引き立つような色目の服装にしたり、井原デニムを身につけて撮影してみるのも良い思い出になりそうですね。
井原堤への行き方と基本情報
住所 | 岡山県井原市井原町3616番地付近 |
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アクセス | 【車】山陽自動車道笠岡ICから北へ約20分 【電車】・井原鉄道井原線井原駅下車、市内循環バスで約5分 ・JR笠岡駅より井原行きバスで約30分、終点で下車、徒歩で約10分 |
食べる“映え”スポット「星空ペンション・コメット」
▲三角が連なった屋根が目印の「星空ペンション・コメット」
▲優しい木のぬくもりを感じる明るい店内
地元野菜をたくさん使っての、プレートランチが人気です。
インスタ映えする「極上プリン」の魅力
新鮮な牛乳と美星の卵をたっぷり使用したクリーミーで濃厚な極上プリンです。思わず写真を撮りたくなる可愛い瓶に入っています。美星の美味しい贈り物を、是非食べてみてください!
星空ペンション・コメット周辺のデートスポット
「星の郷青空市」は、井原市美星町内で採れた農産物がずらりと並ぶ産直所です。
新鮮な野菜や農産加工品、肉製品など、商品の種類も豊富なうえに、リーズナブルな価格も魅力ですよ。
みずみずしい産直品は見ているだけでも楽しいですし、お土産に買って帰ると喜ばれそうですね。
公式:井原市観光協会(星の郷青空市について)
▲美星町らしい流れ星のような看板の前で記念の一枚を撮ろう♪
▲地元産ならではの珍しい野菜に出会えるかも
美星エリアの流れ星伝説と3つの神社巡り
美星町には、鎌倉時代に流れ星が空中で3つに分かれて地上に落ちたという「流れ星伝説」があります。
その流れ星が落ちた場所に祀られたと云われる「明神社」「高星神社」「星尾神社」の3つの神社をぜひ巡ってみましょう。
「明神社」は、宇佐八幡神社の境内社の一つで、「皇(すめらが)神社」という名称で祀られています。
▲境内社としては立派な建物が隣に並立している「明神社」
「高星神社」は星の明神として祀られた神社です。安産の神様としても信仰を集めています。
▲鳥居の下から見上げるように撮りたい「高星神社」。安産の神様として親しまれるようになったのは「星明(生命)」にちなんでのこと
「星尾神社」は、豪族・妹尾平治衛門が星の神様の加護と神徳に感謝して建立されたと云われています。
毎年8月には「七夕祈願祭」が開催され、七夕の短冊を焚き上げて、願いを天に届けてくれるそうですよ。
▲天に願いを届けてくれると云われる「星尾神社」
満天の星空を楽しむ「美星天文台」
美星エリアは、その名のとおり「美しい星のまち」です。2021年11月には、星空版の世界遺産と称される「星空保護区(コミュニティ部門)」にアジアで初めて認定されました。
そんな美星町には、誰でも気軽に天体観察がたのしめる「美星天文台」があります。
口径101cmもの大望遠鏡があり、季節ごとに見られる天体についてスタッフが案内してくれますよ。
公式:美星天文台
▲運が良ければ流れ星が見られるかも!
星空ペンション・コメットへの行き方と基本情報
住所 | 岡山県井原市美星町星田2−60 |
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電話番号 | 0866-87-2926 |
アクセス | 【車】山陽自動車道笠岡ICより北へ50分 |
営業時間・定休日 | 年末年始(12/28~1/3) |
公式サイト | https://pension-comet.com/ |
取材協力:井原市観光協会(https://www.ibarakankou.jp/)