【新潟】北越急行のイベント列車「ゆめぞら」で映像と車窓からの絶景に浸るデート

今記事では、新潟県を走る北越急行の「ほくほく線」に乗って楽しむデートプランをご紹介します。

田園地帯を駆け抜ける「ほくほく線」の車内からは、四季を通じてダイナミックな景色が広がります。カップルで一緒に見ると感動的な思い出を共有することができますよ。

長いトンネル区間を持つ路線ならではのイベント列車の運行も見どころの一つで、アトラクションのような体験ができます。

沿線には、デートで良い時間を過ごせる観光スポットも点在しているので、鉄道デートを考えているカップルには、おすすめできる路線ですよ。

「ほくほく線」の旅は、雄大な景色とワクワクするような要素が満載なので、ぜひデートプランの参考にしてみてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:鉄道好きカップル、いつもと違ったデートがしたい
どんなデート?:イベント列車に乗って感動を共有するデート

概要:「ほくほく線」のイベント列車でワクワクデート

今回ご紹介するのは、北越急行の「ほくほく線」の旅を中心に過ごすデートプランです。車窓からは目を奪われるような壮大な景色が広がり、2人のテンションも上がります。

今回のデートのメイン
北越急行「ほくほく線」
周辺のデートスポット
・十日町市博物館
・「虫川の大杉」
ランチにおすすめのお店
・越後まつだい里山食堂

トンネル内で車内上映が楽しめるシアタートレイン「ゆめぞら」に乗ると、車内に映し出される幻想的な映像で、ロマンティックな気分が味わえますよ。

周辺地域で開催される「芸術祭」に合わせたイベント列車では、トンネル内で驚きのアート空間が体験できます。

ランチには「越後まつだい里山食堂」の里山ビュッフェがおすすめです。棚田の風景を見ながらいただく彩り鮮やかなメニューが、2人の身も心も満たしてくれますよ。

知的な時間を過ごしたかったら、「十日町市博物館」で縄文土器の展示を鑑賞しましょう。

さらに、自然の威厳を身近に感じたいカップルは、樹齢1,200年の御神木「虫川の大杉」を見上げてパワーをもらい、神聖な気持ちに浸るのもいいでしょうね。

ここからは、メインとなる「ほくほく線」の魅力について詳しくご紹介していきます。

厳しい自然の中をさっそうと走る「ほくほく線」

北越急行の「ほくほく線」は、新潟県の南魚沼市と上越市を結んで走る鉄道路線です。六日町(むいかまち)~犀潟(さいがた)間を約50分で運行しています。

1997年3月に開業し、すでに25周年を迎えた路線です。

「ほくほく線」の名称は「温かいイメージで、親しみやすく呼びやすい」という理由でアンケートで決定し、地域の利用者にも親しまれています。

12駅のうち9駅が無人駅であることに加え、トンネル内にホームのある独特な駅が話題になり、特徴のある路線として鉄道ファンにも知られています。

また、運行ルートの半分以上がトンネル区間であり、その環境を活かして車内に映像を映しだすシアタートレインが誕生しました。

トンネル以外の区間は、もちろん車窓からの圧巻の景色が魅力です。八海山(はっかいさん)をバックに広がる美しい田園風景に魅了されない人はいないでしょう。1年を通じて劇的に変化する風景は、見る人を幸せな気分にしてくれます。

沿線のエリアでは、豪雪地帯でありながら芸術祭が行われたり、興味深い観光スポットも点在しており、デートプランに困ることはありません。鉄道に揺られながら雄大な景色を楽しんで、観光スポットをめぐりたいカップルには、おすすめしたい路線です。

今回は、そんな「ほくほく線」の魅力について、運輸部営業企画課・係長の水澤さんにお話をうかがいました。

冬景色の迫力!八海山の絶景に圧倒される

「ほくほく線」の六日町~魚沼丘陵間の景色
▲「ほくほく線」の六日町~魚沼丘陵間、運転士から見た風景。

編集部

まずは、「ほくほく線」が走っている区間についてお聞かせください。

水澤さん

「ほくほく線」は、新潟県の南西部、南魚沼市にある「六日町」から十日町市を通り、上越市の「犀潟」までを走る59.5kmの路線です。

それぞれの駅からは、一部の列車が他会社線に乗り入れをしています。

上越新幹線の駅でもあるJR上越線「越後湯沢」、JR信越線「直江津」、さらには「えちごトキめき鉄道」の妙高はねうまライン「新井」まで1往復乗り入れています。

編集部

新潟県のお米処やスキー場で知られる一帯を結んでいる路線なのですね。周囲には大きな山々もあって、大自然の中を走る鉄道というイメージが浮かんできます。

列車からはどのような景色がみられるのでしょうか?

水澤さん

路線の約7割がトンネル区間で、あまり風景を楽しむ区間は多くありませんが、米どころ新潟ならではの田園地帯が広がっています。また、南魚沼市や十日町市は全国でも屈指の豪雪地域で、冬は一面雪景色となります。

ほくほく線の車内からの冬景色
▲車窓から望む八海山の冬景色

編集部

雪景色は、まさに圧巻という迫力ですね。晴天の日には感激するような光景も、吹雪いた日には全く違って見えるのでしょうね。自然の美しさや厳しさは心に響くものがあります。

カップルで一緒に見たら、2人のテンションは一気に高まると思います。

特にこの景色は最高!という場所はありますか?

水澤さん

六日町から魚沼丘陵に向かう間、右手には「八海山」という山が見えてきます。この雄大な山は季節や時間によって表情を変え、鉄道写真のスポットにもなっています。

ほくほく線と八海山の冬景色
▲六日町~魚沼丘陵間で見られる、雪化粧をした八海山。

編集部

八海山というとお酒の銘柄でも知られていますね。登山では難所続きの大変厳しい山と聞いています。

この雄大な八海山をバックに走る「ほくほく線」の写真を見ると、荘厳な山を前に堂々と駆け抜ける列車の姿が勇敢にも映り、鉄道スポットとしての人気がうかがえます。

非常に険しい表情に見える山肌も、季節ごとの陽の光によっては穏やかな顔を見せることもあるのでしょうか。ゴツゴツした山肌は威厳があり、見入ってしまうだけの存在感がありますね。

四季を通じて姿を変える田園風景の美

編集部

壮大な八海山にも目を奪われますが、米どころならではの景観も気になります。車窓からはどのような田園風景が見られるのでしょうか?

水澤さん

沿線に広がる田園地帯もまた、季節や時間によって雰囲気が大きく変わります。

春の田んぼは水を張ったばかりの水鏡で空が映り込み、夏は青々とした稲が眩しく、秋は一面黄金色に染まるんですよ。

ほくほく線の春の風景
▲六日町~魚沼丘陵間の春の景色。田んぼに水が入り水鏡になると水面に空が映ります。

ほくほく線の虫川大杉~ほくほく大島間:夏の風景
▲虫川大杉~ほくほく大島間。夏でも生い茂った緑と川の流れに涼しさを感じます。

ほくほく線:秋の風景
▲ほくほく線の秋の風景。稲穂とコスモスで彩られます。

特に、くびきから犀潟の間の頸城平野(くびきへいや)の風景は素晴らしいです。高架の上を走る車窓からは、収穫前の稲穂で黄色の絨毯を敷いたような光景が広がります。

ほくほく線の秋の風景
▲くびき~犀潟間の秋の景色。周りには黄金色に輝く田んぼが一面に広がります。

そして雪の積もる冬は一面真っ白になり、景色を見るだけでも楽しめると思いますよ。四季を通じて印象的な風景が心に残る一帯です。

ほくほく線:冬景色
▲一面雪の中を走るほくほく線

編集部

本当に素晴らしく、目に焼き付くような風景ですね。カップルでこんな光景を目にしたら、言葉がなくてもうっとりとした気分になると思います。年間を通してさまざまな眺めに出会えるのは、大自然の中を走る「ほくほく線」だからこそですね。

自然に勝るものはありませんから、この贅沢な風景を同じ目線で見られたら、2人の幸せ気分もマックスになると思いました。

自慢のオリジナル車両はHK100形!乗り心地の良さが一番の魅力

編集部

「ほくほく線」には、どのような車両が走っているのでしょうか?

水澤さん

「ほくほく線」の車両は1車種です。HK100形といって、1997年の開業に合わせて新造したオリジナル車両です。

2015年まで運行していた「特急はくたか」と単線区間で列車の行き違いを行うための特性として、ローカル線とは思えない加速性能を持っています。

ほくほく線のオリジナル車両HK110形
▲ほくほく線のオリジナル車両HK110形

編集部

白い車体にすっきりとしたデザインの車両ですね。「北越急行」という社名からも高速というイメージが湧きますが、最高速度時速110kmの高速性能には驚きました。

高速であっても車体は安定して快適なのが特徴のようですね。

水澤さん

そうですね。「ほくほく線」の一番の魅力は、乗り心地の良さです。特急列車も走っていた高規格の線路と、メンテナンスもしっかりと行っている車両のなせる技です。

編集部

豪雪地帯を走る上で、雪対策も万全であるとうかがいました。高い技術も伴って、安定した乗り心地が実現できているのだと思います。

走るスピードによって、景色の流れ方も違って見えます。雄大な景色の中を駆け抜けていくような爽快感も得られたら、アトラクションのような感覚も得られそうですね。

カップルがワクワクと車窓から外を眺める様子が浮かんできます。

トンネルを活かしたシアタートレイン「ゆめぞら」

ほくほく線「ゆめぞら」の外観
▲シアタートレイン「ゆめぞら」号の車体

編集部

「ほくほく線」で行われているイベント列車などがありましたらご紹介ください。

水澤さん

毎週日曜日には、シアタートレイン「ゆめぞら」を運行しています。トンネルが多い「ほくほく線」で、車窓からの眺めを楽しめない区間を逆手に取ったイベント列車です。

長いトンネルに入ると車内の照明が消え、天井に映像が映し出されます。5つの区間で5種類の映像があり、2022年春現在は「花火」「天空」「海中」「星座」「宇宙」の5つの異なる映像をミックスで上映しています。

「ゆめぞら」には特別料金がなく、乗車区間のきっぷで映像を見ていただけますよ。

ほくほく線「ゆめぞら」の映像「花火」
▲シアタートレイン「ゆめぞら」の映像「花火」

ほくほく線「ゆめぞら」の映像「宇宙」
▲シアタートレイン「ゆめぞら」の映像「宇宙」

編集部

トンネル内で車内の天井をスクリーンに映像をうつすというのは、素敵なアイデアですね。日本初のシアタートレインとして平成20年にスタートしたとうかがいました(※1)。プラネタリウムのようで、とても綺麗です。

(※1)参考:ほくほく線公式サイト

トンネルの区間は短くて3分、長い区間では5分30秒もあるそうですから、これはカップルにとってムードのある時間になりますね。

「ゆめぞら」は、毎週日曜日に4便の運行があるようですね。特別料金なしで素敵な映像が見られるとあって、とても喜ばれそうです。

>>「ゆめぞら」パンフレット

トンネルの中にある「美佐島駅」の方言案内はSNSでも話題

ほくほく線「美佐島駅」の外観
▲無人駅の「美佐島駅」。ボランティアの方がきれいに清掃管理してくれています。

編集部

12駅のうち9駅は無人駅だと聞きましたが、何か特徴的な駅はありますか?

水澤さん

鉄道ファンの中ではちょっと知られている駅ですが、「美佐島(みさしま)」はトンネルの中にホームがある珍しい駅です。

風圧対策として、列車到着までは待合室の扉が開きません。また、そこに流れる案内放送が、方言、日本語標準語、英語のトリリンガルなんです。

ほくほく線「美佐島駅」のホーム
▲「美佐島駅」のホーム。いろいろな特徴があり、鉄道ファンの間でも話題の駅。

編集部

トンネルの中にあるホームとは、珍しいですね。

そして何と言っても、方言の案内放送がとても面白いです!SNS上で話題になっていた新潟弁の放送を聞いてみて、一気に親近感が湧きました。

また、待合室の中は畳の部屋になっていて列車到着までくつろげたりと、鉄道ファンの間で話題になるのもうなずけます。この駅を見に、わざわざ訪れるファンもいるようですね。

水澤さん

そうですね。また、美佐島駅で停車して体験型作品を鑑賞できるという「芸術祭列車」も走ります。

これは、十日町・津南(つなん)地域で開催される「大地の芸術祭」に合わせて運行するものです。「大地の芸術祭」は、他にも十日町や津南の各エリアに作品が点在していて、自然景観と芸術作品を楽しめるイベントなんです。

「芸術祭列車」を利用するには、鑑賞料金として大人700円(作品鑑賞パスポート割引あり)、小中学生400円と、乗車区間のきっぷが必要です。

開催日程などは、公式ホームページでご確認いただくことができます。

ほくほく線「芸術祭列車」の体験型作品
▲「芸術祭列車」美佐島駅では体験型アートを鑑賞できます。

>>「大地の芸術祭」について
>>「芸術祭列車」について

編集部

「大地の芸術祭」というのは国際的な芸術祭で、20年に渡って開催されてきたそうですね。豪雪地帯の里山を舞台にアート作品を展示する大イベントだとわかりました。

その一環となる「芸術祭列車」に乗ると、美佐島駅のトンネル内でアート作品が体験できるということですね。まっすぐに伸びたトンネルに光と音で演出される幻想的な空間は、なかなか見られる光景ではないと思います。

美佐島駅の特徴を活かしたスケールの大きな体験展示は、大変興味深いです。外部からは想像がつかないような駅舎の地下が芸術の舞台となっているのは、インパクトありますね。

美佐島駅が気になるカップルは、ぜひ芸術祭列車も体験してほしいと思いました。

道の駅併設の「まつだい駅」でお土産をゲット!

ほくほく線「まつだい駅」のホーム
▲「まつだい駅」のホーム。道の駅が併設されています。

編集部

駅で買えるお土産品などはありますか?

水澤さん

まつだい駅は、道の駅が併設となっており、お土産屋さんがあります。「しんこもち」がおすすめですよ。

「ほくほく線」は、山間の地域から海沿いの地域にかけて走っているため、各地の名産も様々です。珍しいご当地品を探してみてください。

編集部

道の駅というのは「まつだいふるさと会館」のことですね。

「しんこもち」は十日町産のコシヒカリでできた上新粉で作られ、つるっとした表面が特徴のお餅だとわかりました。上品なこしあんが人気で、松之山温泉の銘菓だそうですね。カップルのお土産にも良いと思います。

他にも地酒や草木染めの木工品などの特産品もあって、見てまわる楽しみもありますね。お土産を買ったり休憩したりできるのは便利だと思いました。

水澤さんが「北越急行で働いていて良かった」と感じるのは、どのようなときですか?

水澤さん

仕事柄、イベントを企画することが多いのですが、「ほくほく線」や地域に興味を持ってもらえたり、「また来ます」と言っていただけると、やってよかったなと感じます。

ほくほく線の企画「ほくほくぬりえてん」
▲十日町駅で開催された「ほくほくぬりえてん」。沿線の保育園に通う子供たちのぬり絵が展示されました。

編集部

乗車した方の満足した表情が見られたら、また新しい企画を練る励みにもつながりますね。実際、北越急行のイベント列車はとても人気があると思います。

25周年の記念グッズを拝見しても、車両が描かれた缶バッジやクリアファイルなど、つい「欲しいな」と思ってしまうようなアイテムに「ほくほく線」愛を感じました。

駅のコンコースに、子供たちが描いた車両のぬり絵が展示されたり、地元と協力した企画にも温かみを感じます。

その他の企画情報

北越急行を利用した方の感想や口コミ

編集部

「ほくほく線」を利用された方からは、どのような感想が寄せられますか?

水澤さん

「車両や駅がきれい」といったお褒めの言葉はよくいただきます。車両は弊社の検修スタッフが清掃を行っていて、お褒めの言葉がモチベーションになっています。

また、駅は無人駅が多いのですが、それぞれの駅にボランティアの方がいて、きれいに清掃してくださっています

編集部

車内や駅が快適だと気持ちよく利用できますからね。ボランティアの方の協力があるのは、それだけ、「ほくほく線」を支えてくれる方が多いということですね。

楽しませてくれるアイデアが高評価

編集部では、北越急行を利用した方の口コミを集めてみましたので、要約してご紹介します。

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良い天気で八海山がとてもきれいだった
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観光客を楽しませてくれるアイデアは高く評価されるべき
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かなりの高速運転で驚いた
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白地の車体にブルーのラインが明るく華やか
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畳敷きの待合室があってゆっくりできた

ほかにも、トンネル内の美佐島駅がめずらしいというコメントもいくつかみられました。特急のようなシートが快適だったという声もあり、感想からは、多くの方が「ほくほく線」で心地よい時間を過ごせた様子が伝わってきました。

北越急行からカップルへのメッセージ

編集部

デートで「ほくほく線」を利用されるカップルに、メッセージをお願いします。

水澤さん

「ほくほく線」の沿線地域は、豊かな自然と文化やアートのある魅力的な地域です。新幹線からのアクセスも良く、遊びに来やすいエリアだと思いますので、ぜひお越しください。

編集部

いろいろな方面と接続があり魅力的なデートスポットが集まっているので、デートコースも組みやすいですよね。特にシアタートレインが気になるカップル多いのではと思いました。

今回は「ほくほく線」のたくさんの魅力について教えていただき、ありがとうございました。

北越急行の基本情報

社名 北越急行株式会社
本社所在地 〒949-6633
新潟県南魚沼市六日町2902-1
連絡先 「ほくほく線」十日町駅
025-752-0770
問い合わせフォーム 
営業区間 起点:六日町駅(JR上越線に接続)~終点:犀潟駅(JR信越線と接続)
※営業キロは59.5km電化単線
運行時期 (始発)六日町駅発5:16
(最終)犀潟駅発23:40
運賃 (大人)170円~1,090円
(小児)90円~550円
公式サイト https://hokuhoku.co.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

北越急行沿線のデートスポット

「ほくほく線」沿線には、たくさんのデートスポットがありますので、いくつかご紹介します。地元が辿ってきた文化の歴史がわかる博物館や、パワースポットで静かに過ごす時間も、2人の素敵な思い出につながると思いますよ。

周辺のおすすめデートスポット

貴重な縄文土器の展示が魅力の「十日町市博物館」

十日町駅西口からは徒歩約10分。十日町市博物館は2020年オープンの新しい施設で、フランスのルーブル美術館でも展示された、国宝の縄文土器を展示しています。縄文時代の十日町の様子もわかり、町の歴史にふれることができます。

遺跡文化に興味のあるカップルは、興味深い展示で満足できると思いますよ。白くカーブのかかった美しい外観も、撮影スポットとしておすすめです。入館料は大人500円。

公式URL:十日町市博物館

縁結び大学では「十日町市博物館」へのインタビューも行いました。見どころなどを紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

静かに佇む巨木「虫川の大杉」からパワーをもらう

虫川大杉駅から徒歩約10分。白山神社の境内に駅名の由来にもなった御神木「虫川大杉」があります。高さ約30m、樹木の周囲約10.6mのスギの巨木です。樹齢1,200年以上ともいわれ、国の天然記念物に指定されています。

年月を感じさせる威厳のある大木からは、見る人を圧倒するパワーが感じられます。2人で訪れて大木を見上げたら、心も落ち着き静かな時間を過ごせることでしょう。

参考URL:上越市(虫川の大スギ)

棚田を一望できるレストラン「越後まつだい里山食堂」

まつだい駅のすぐ近くに「農舞台」という施設があり、その中に「越後まつだい里山食堂」というレストランがあります。

まつだい「農舞台」は、農・アート・食をテーマにした地域再生の場です。アート作品や地域活動を紹介したり、棚田の里親募集など、さまざまなプロジェクトの拠点にもなっています。

レストランは棚田が一望できるロケーションで、新鮮な野菜や山菜を使った総菜が並ぶ「里山ビュッフェ」がランチにおすすめです。タルトやムースなど、スイーツも揃っていますよ。

ガラス張りと鏡のテーブルがアート作品となっている店内も印象的。おしゃれな空間でランチを楽しみたいカップルにはぴったりです。彩りもきれいな里山の料理をいただくと、体の中からリフレッシュできそうですよ。

里山ビュッフェ(土日祝日限定)大人1,700円、日替わりランチ(平日)里山ごはん1,200円など、充実したメニューのわりにリーズナブルなのも嬉しいですね。

公式URL:越後まつだい里山食堂公式Facebook

まとめ:美しい景色に魅了される「ほくほく線」デート

今回は、北越急行の「ほくほく線」の旅を満喫するデートプランをご紹介しました。車窓から望む八海山の風格と、心奪われるような田園風景がとても印象的です。車内の幻想的な映像が見られるイベント列車も大きな魅力でした。

沿線には文化やアートに触れられる施設もたくさんあって、デートプランを立てるのに迷うほどです。四季の美しい風景に加え、2人で素敵な時間を過ごせるスポットが満載ですよ。

鉄道の旅は、きっと2人を思いがけない景色に出合わせてくれるはずです。新潟エリアで絶景を満喫したいカップルはぜひ、「ほくほく線」に乗って思い出に残る鉄道デートを楽しんでみてくださいね。