【山梨県】シャトー酒折ワイナリーのワインで楽しむ贅沢おうちデート|カップル向け

今回、紹介するのは「シャトー酒折ワイナリー」のワインをメインにしたおうちデートの楽しみ方です。

シャトー酒折ワイナリーは、山梨県の美しい自然を見渡す酒折エリアにあるワイナリーです。ぶどうの質にこだわったワインはどれも絶品で、さらにリーズナブルな価格設定も魅力的です

いつものおうちデートにシャトー酒折ワイナリーのワインを1本加えるだけで、食卓が華やかになること間違いありません!ぜひお試しください。

飲酒は二十歳になってから

飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や乳児期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル。

シャトー酒折ワイナリーとぶどう栽培家の協力で生まれる至高のワイン

豊かな自然に包まれた山梨県のワイナリー「シャトー酒折ワイナリー」

シャトー酒折ワイナリーは木下インターナショナルのグループ会社です。海外メーカーとのネットワークを活かし、最新の情報や設備を取り入れてワイン造りに励んでいます。その結果、素晴らしい味わいのワインが生まれています。ワイン通の方でも、心から惚れ込むような1本に出会えることでしょう。

シャトー酒折ワイナリーのポリシーは「特別なものではなく、身近なものと感じる」ワインを造ること。このポリシーのおかげで、上質なワインがリーズナブルな価格で提供されています。日常のデートにも取り入れやすい商品が豊富に揃っているので、おうちデートをグレードアップさせたいカップルにはぴったりの選択肢となるでしょう。

シャトー酒折ワイナリーの大きな特長は、ぶどうそのものの品質向上に力を注いでいる点です。有名なぶどう栽培家との良好な関係を築きながら、より美味しいワイン造りを目指しています。

さらに特筆すべきは、ぶどう栽培家の名前を冠した銘柄も展開していることです。これらの特別な栽培家が育てたぶどうから造られたワインは、香りと味が見事に調和し、至福のひとときをもたらしてくれます

では、シャトー酒折ワイナリーで主任を務める吉田さんに、ワイナリーの魅力について詳しくお話を伺いましょう!

グローバルな知見を活かした日本ワインの醸造プロセス

編集部

甲府盆地を一望する見晴らしの良さも魅力的だと感じますが、まず、シャトー酒折ワイナリーの特長について教えてください。

吉田さん

1991年6月、日本を代表するワインの産地である山梨県の甲府市を一望できる風光明媚な酒折の地に、現在のワイナリーを設立しました。グループ会社である木下インターナショナル株式会社の海外メーカーとのネットワークを活かしているのも当ワイナリーの特長です。

海外のワイン製造技術に関する最新の情報を常に取り入れ、各国から導入した最新設備を使用しています。甲州やマスカットベリーAなど日本固有のぶどう品種を中心とした日本ワインを醸造しているほか、梅酒・柚子酒などのリキュールも製造しています。

私たちが目指すのは、毎日の食卓で気軽に飲んでいただける美味しいワインです。「気が付いたら一本空いちゃった」と思わず手が伸びるような味わいを追求しています。高いコストパフォーマンスを保ちつつ、世界に発信できるプレミアムワインとしての品質向上に日々努めています。

日本固有のぶどう品種「甲州」と「マスカットベリーA」を活用したワイン造り

編集部

続いて、ぶどうへのこだわりについて教えてください。

吉田さん

アジアモンスーン気候の日本は決してぶどう栽培、そしてワイン造りに適した風土とは言えません。しかし、先人のぶどう栽培家たちはこの気候に適したぶどう栽培方法を確立し、高品質なぶどうを産出してきました。

そんな気候風土で長きに渡り栽培し続けられてきた、日本を代表する醸造用品種である「甲州」と「マスカットベリーA」が、当ワイナリーでのワイン造りの中心です。

編集部

軽やかながら繊細な苦みのある甲州と、甘酸っぱい香りのあるマスカットベリーAは、日本ワインでよく使われる品種ですね。

日本固有の品種である甲州は2010年、マスカットベリーAは2013年に、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)のぶどう品種リストに登録されたと聞きました。これからますます注目されそうな2種だと思います。

ぶどう栽培家との緊密な連携によるワイン品質の追求

編集部

ワイン造りにおいては、どのようなこだわりをお持ちでしょうか?

吉田さん

ワイン造りの基本は、やはりぶどう栽培です。ぶどうの品質がワインの品質を大きく左右することは言うまでもありません。

しかし日本は世界的に見て、ぶどうの生育期間中に多量の雨に見舞われるという非常に特殊な環境にさらされております。このような環境下でぶどうの品質を向上させるには、日本独自の栽培技術を確立する必要があります。

そこでシャトー酒折ではワイナリー単独ではなく、栽培家との協力関係を大切にしています。栽培されている皆さんは、果樹王国・山梨で長年培われた栽培経験をもとに、日本の気候・風土に合った日本独自の栽培技術の確立を目指している素晴らしい方ばかりです。

栽培家の皆さんと連携することで、ワインの品質はさらに向上すると考えています。

編集部

HPを拝見したところ、日本ワインが好きな方であれば耳にしたことがあるような名だたる方々が提携先として紹介されていました。「この方にぶどうの栽培を学びたい」という声も多そうですね。

また、「マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ」など、栽培家さんのお名前を冠した銘柄があるのも、シャトー酒折ワイナリーならではだと思います。深い関係性とともに、栽培家さんへの敬意も感じられるようで、胸が熱くなりました。

醸造だけでなくぶどうの栽培にも思いを馳せながらワインをいただくと、より深く味わえそうですね。

徹底した品質管理:醸造期間中の絶え間ない努力

編集部

最後に、ワイン造りにおける喜びについてお聞かせいただけますか?

吉田さん

ワイン造りは、実は人ではなく酵母菌が行なってくれているんです。私たち人間の役割は、酵母の敵となる雑菌が繁殖しないよう、ワインが触れる器具などを徹底的に洗浄し、酵母が活動しやすい環境をよく観察して整えることです。

そして、無事に発酵を終え、美味しいワインになり、お客様が飲んで笑顔になってくださると、とても嬉しく思います。これが私たちにとって最大の喜びです。

編集部

酵母には休憩も休日もないので、常に良い状態を維持することは大変な作業だと思います。そのようなきめ細やかな仕事があってこそのワインだと考えると、いつもの一杯がさらに特別なものに感じられそうですね。

シャトー酒折ワイナリーの厳選おすすめワイン5選

シャトー酒折ワイナリーでは、様々な生産者のぶどうを使用しており、その違いによって複数のシリーズに分かれています。つまり、同じぶどう品種でも栽培家が異なれば複数の銘柄が存在するということです。このため、お気に入りのぶどう品種のワインを複数飲み比べるという楽しみ方もできます。

特に好きな品種がない方や、まずはシャトー酒折ワイナリーの特徴的なワインから試してみたいという方は、以下の情報を参考にしてください。

看板銘柄「甲州ドライ」:受賞歴を誇る山梨の誇り

シャトー酒折ワイナリーを代表するワインは、「甲州ドライ」です。このワインの最大の特徴は、温度の変化によって表情が変わる点です。まずは和柑橘や青リンゴ、パイナップルの爽やかな香りが穏やかに感じられますが、温度が上がるにつれて白い花や梨、桃などの香りが現れてくるのが特徴です。

口に含むと、みずみずしい酸味とキリッとした飲みやすい口当たりが印象的で、ジューシーさやミネラル味が広がります。余韻には果実の酸味と甲州特有のほのかな苦味が残り、幸せな気分へと誘ってくれます。

このような表情豊かな「甲州ドライ」は、多くの受賞歴を持つ評価の高いワインでもあります。

甲州ドライの受賞歴
2018年ジャパンワインチャレンジ:金賞
2017年ジャパンワインチャレンジ:金賞
日本ワインコンクール:銀賞

さらに、「甲州ドライ」は伊勢志摩サミットで各国首脳に供されたという栄誉ある実績も持っています。

看板銘柄は「甲州ドライ」 タイプ 辛口
アルコール度数 12%
価格 720ml 1,760円

「甲州ドライ」は和食との相性が特に優れています。天ぷらや刺身はもちろん、鍋料理とも好相性です。

このワインの魅力を最大限に楽しむには、冷えた状態(適温8℃〜10℃)でグラスに注ぎ、温度の上昇に伴う味と香りの変化を楽しむのがおすすめです。

フルーティーで親しみやすい「デラウェア」:万人向けの一本

グラスに注ぐと、甘いぶどうを主体としながら、パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツを思わせる香りが広がります。口に含むと、爽快な酸味の後にフレッシュでフルーティな甘みが続き、余韻にはレモネードのような酸味が長く残ります。このフレッシュな果実味は、飲む人の心を掴んで離しません。

「デラウェア」はアルコール度数が低く、口当たりや飲み心地がとてもマイルドな白ワインです。

白ワインのおすすめは「デラウェア」 タイプ やや甘口
アルコール度数 10%
価格 750ml 1,650

果実本来の甘味と酸味をダイレクトに感じられるこのワインは、食前酒(アペリティフ)としても楽しめます。料理と合わせる場合は、BBQや焼きそば、お好み焼きなどのカジュアルな料理と相性が良く、スパイスの効いた料理にもよく合います。

「デラウェア」は十分に冷やして飲むのがおすすめです。適温の6℃〜8℃で提供すると、酸味とほのかな甘みのバランスが最も引き立ち、最高の味わいを楽しむことができます。

フラッグシップ赤ワイン:「マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ」の魅力

赤ワインで注目の銘柄は、シャトー酒折ワイナリーのフラッグシップワイン「マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ」です。

カリスマ栽培家と称される池川仁氏が丹精込めて育てたマスカットベリーAのみを使用した、極上の赤ワインです。エレガントな風味と凝縮された果実味、力強さを兼ね備えた1本で、記念日やお祝いのシーンにもぴったりです。

香りは最初控えめですが、空気に触れることで乾燥イチジクなどのドライフルーツの香りが広がります。口に含むとアプリコットやスモモの香りとともに強いインパクトがあり、余韻にはマスカットベリーA特有のイチゴなどの赤系果実の香りがほのかに感じられます。

赤ワインのいち押しは「マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ」 タイプ ミディアムボディ
アルコール度数 13%
価格 720ml 3,740円

「マスカットベリーA 樽熟成 キュヴェ・イケガワ」は肉料理全般と相性が良く、特に和牛のステーキとの組み合わせは絶品です。また、マスカットベリーAは醤油と相性が良いため、豚の角煮や焼き鳥、脂の乗った魚の煮つけなどとも美味しくいただけます。

このワインは常温でお楽しみください。適温の17℃〜19℃で、マスカットベリーA特有の豊かな香りが広がります。

注目の白ワイン:「甲州 i-vines vineyard」が織りなす複雑な味わい

「甲州 i-vines vineyard」は先ほど紹介した「甲州ドライ」と同じく甲州種を使用したワインですが、池川仁氏が代表を務める農業生産法人i-vinesのぶどうを使った高品質タイプです。

最初は柑橘の爽やかな香りが感じられますが、時間の経過と共に空気に触れることで黄桃のような甘い香りやツゲ香などが加わり、香りの複雑さが増します。口に含むと、はつらつとした酸味とミネラル感があり、豊かな果実の味わいがたっぷりと感じられます。

余韻には酸味とほろ苦さが続き、その絶妙な味わいに魅了されることでしょう。

白ワインのおすすめは「甲州 i-vines vineyard」 タイプ 辛口
アルコール度数 12%
価格 720ml 1,870円

味わい豊かな「甲州 i-vines vineyard」は、油分のある料理との相性が抜群です。白身の肉料理(焼き鳥など)や天ぷら、アヒージョ、オイル系のパスタなどと一緒に楽しむのがおすすめです。

香り豊かなこの白ワインは、やや冷ための温度帯で楽しむのが最適です。冷蔵庫から出した後、5〜10分ほど常温に置いてから飲むと、香りと味わいがより引き立ちます。(適温は9℃〜12℃)

デートにぴったり:ひとくちサイズのキュートなリキュール

シャトー酒折ワイナリーには、梅酒やあんず酒、ゆず酒などのリキュール類も豊富に取り揃えています。なかでもおすすめは、ひとくちサイズで果実の形をした「ひとくち梅酒」「ひとくちあんず酒」「もぎたてゆず酒」です。

これらの商品は、キュートな見た目がデートにぴったりです。また、49mlという少量規格なので、飲み比べを楽しんだり、お土産として持ち帰りやすいのもポイントです。

ワイン通向け:シャトー酒折ワイナリーの逸品

ワインに詳しい方向けの銘柄は「エステート シャルドネ 2016」です。このワインは、フルーティーな風味と樽熟成による複雑な香りの両方を楽しめる特別な1本です。フレッシュな果実味と樽由来の深みのあるアロマが絶妙なバランスで調和しており、ワイン愛好家の方々に特におすすめです。

「エステート シャルドネ 2016」:タンクと樽の絶妙なバランス

自社農園で育てられたシャルドネのみで造った白ワインです。これまでのシャトー酒折ワイナリーのシャルドネはすべて樽熟成でしたが、2016年は樽の使用を50%に抑えています。フレッシュ感と樽熟成らしい風味の両方を楽しめるワインに仕上がっています。

香りの特徴として、まず柑橘類とミツロウの香りが感じられ、その後アンズやトロピカルフルーツなどの香りが穏やかに広がります。時間の経過とともに、樽由来のバニラの香りも楽しめます

口に含むと、フレッシュな酸味と豊かな果実味が広がり、ぶどうの熟度の高さを感じることができます。

タンクと樽の双方の良さが活きた「エステート シャルドネ 2016」 タイプ 辛口
アルコール度数 12.5%
価格 720ml 2,970円

「エステート シャルドネ 2016」はフレッシュな酸味とジューシーさが特徴なので、魚介類との相性が抜群です。アサリやハマグリの酒蒸し、白身魚の塩焼きなどと合わせると最高の味わいを楽しめます。また、オリーブオイルで炒めた野菜料理とも相性がよく、幅広い料理と楽しむことができます。

このワインは10℃程度に冷やして飲み始めるのがおすすめです。時間の経過とともに温度が上昇し、香りが徐々に開いていく様子を楽しむことができます。グラスは白ワイン用の中でも大きめのタイプを選ぶと、香りをより豊かに感じられます。

ワイン初心者におすすめ:シャトー酒折ワイナリーの入門銘柄

普段ワインをあまり飲まない方向けの銘柄は、やや甘口のタイプの「甲州セミスイート」です。

バランスの良い甘さと酸味:「甲州セミスイート」の魅力

桃のコンポートのような香りがあるやや甘口タイプの「甲州セミスイート」は、程よい酸味と後味のすっきりした飲みやすさが特徴です。ワイン初心者の方にも適しており、アルコール度数が10%と低めなのも魅力の一つです。
甘みがありつつ後味はすっきり「甲州セミスイート」 タイプ やや甘口
アルコール度数 10%
価格 720ml 1,760円

「甲州セミスイート」は、甘辛い味付けの料理と相性が良く、タレの焼き鳥や魚の煮つけ、甘味のある寿司などと楽しめます。さらに、スパイシーなアジア料理とも好相性で、海老チリやオイスターソース系の中華料理、カレーなどと合わせると、ワインの甘さがより引き立ちます。

最適な飲み方としては、冷蔵庫で6℃~8℃まで冷やすのがおすすめです。また、グラスは白ワイン用の小ぶりなタイプを使用すると、香りや味わいをより楽しむことができます。

シャトー酒折ワイナリーのワイン:購入方法と楽しみ方

シャトー酒折ワイナリーの商品は、直接ワイナリーを訪れて購入するのがおすすめです。すべてのラインナップが揃うだけでなく、スタッフの方がぶどうの品種ごとの特長からワイン造りの工程まで丁寧に説明してくれるという利点もあります。見学や試飲を体験すれば、ワインの奥深さをさらに理解することができますよ

また、遠方に住むカップルや、すぐにワインを手に入れたい方向けに、シャトー酒折ワイナリーでは公式サイトでのオンライン販売も行っています。便利なこのサービスをぜひ活用してみてください。

>>シャトー酒折ワイナリー公式サイトはこちら

まとめ:シャトー酒折ワイナリーのワインで彩るおうちデートの魅力

おうちでワインを楽しもうと考えているカップルへ、吉田さんからメッセージをいただきました。

吉田さんからのコメント

シャトー酒折ワイナリーはリーズナブルで美味しいワインを目指しておりますので、自宅デートにはぴったりだと思います。お二人の得意料理に合うワインを選んでみると、より楽しい時間を過ごせると思います。

ワインの要であるぶどうにこだわるシャトー酒折ワイナリーには、フルーティーさと奥深い味わいを兼ね備えたワインが豊富に揃っています。どれも手に取りやすい価格設定でありながら満足度の高い仕上がりなので、きっとお二人の自宅デートの時間をより特別なものにしてくれるでしょう。

シャトー酒折ワイナリーの基本情報

住所 〒400-0804
山梨県甲府市酒折町1338−203
お問合せ 055-227-0511
営業時間 9:00~16:00
公式サイト https://www.sakaoriwine.com/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。実際の販売価格と異なる場合があります。