兵庫県宍粟市で自然を満喫!しそう森林王国のおすすめデートスポット3選
今回ご紹介するデートプランは、しそう森林王国観光協会の椴谷(もみたに)さんにお尋ねした情報を元に作成した、宍粟市(しそうし)の撮影スポットをめぐる、“映え”デートプランです。
宍粟市は兵庫県中西部に位置し、京阪神と中国地方を結ぶ中国自動車道と、山陽と山陰を結ぶ国道29号が地域内で交差しており、アクセスに便利な街です。
宍粟市の約90%は森林で、音水湖や原不動滝など、自然資源に恵まれています。そこで今回は、宍粟市の自然や絶景が映える写真スポットを紹介していきます。
しそう森林王国を巡る自然満喫デートコース
今回は宍粟市を車で周るルートを紹介します。自家用車が難しい方は、レンタカーやタクシーを利用するのがおすすめです。
まずは、兵庫県の絶滅危惧種に指定されている希少なクリンソウが一面に広がる「ちくさ湿原」に訪れます。ちくさ湿原は周りが自然に囲まれているので、自分の思い描いた画角の写真を狙うことができますよ。
ちくさ湿原の散策でひと汗かいたら、「エーガイヤちくさ」の温泉でサッパリと癒されるのがおすすめ。地元の旬の食材を使ったレストランもあるので、ランチに利用するのも良いですよ。
次に「黒土の滝」へ向かいます。黒土の滝はすぐ目の前まで近づくことができ、迫力のある姿とマイナスイオンをたっぷりと堪能できます。
宍粟市デートのお土産のお買い求めは「道の駅 ちくさ」へ立ち寄ってみてください。「道の駅 ちくさ」では宍粟市の郷土品や特産品がたくさん並んでいます。道の駅のレストランでは、ご当地メニューの鹿肉を使った鹿ロースト丼を食べることもできますよ。
道の駅の建物のすぐそばには水が澄んでいる千種川が流れており、夏になると川遊びをしたり、デイキャンプをする人たちで賑わいます。
他にも、地元の人からも人気のりんごのソフトクリームが食べられる「原観光りんご園」や、日本の滝100選に選ばれた落差88mの「原不動滝」、レンタルカヌーを楽しめる「音水湖」など、絶景と食を堪能できるスポットがたくさんあります。
観光する季節に合わせてルートを検討してみてくださいね。
おすすめ“映え”スポット1「ちくさ湿原」
ちくさ湿原には約40万本のクリンソウが咲き誇ります。ちくさ湿原ではフォトコンテストが開催されることがあり、一面に広がるクリンソウの写真を撮りに多くの方が訪れます。
クリンソウは兵庫県の絶滅危惧種に指定されている希少な植物です。ちくさ湿原には大小7ヶ所の群生地があるので、色々な雰囲気の写真を撮影することができますよ。
ちくさ湿原の遊歩道は、距離に応じて3種類のコースに分かれており、自分たちの体力や目的に合わせて、クリンソウを満喫できます。
クリンソウの見頃は、5月中旬~6月下旬です。
天気の良い日は木漏れ日が演出する幻想的な撮影スポット
▲クリンソウは接写でも、引きのアングルで撮っても写真映えする可愛いお花です。(引用:インスタグラム)
辺り一面、クリンソウで一杯になっているので、色々な画角で写真が撮影できます。
▲天気がいい日は湿原に木漏れ日が射し込み、クリンソウがより神秘的に映ります。
ちくさ湿原周辺で楽しむ自然と癒しのスポット
ちくさ湿原を中心に散策したい方は以下のスポットを参考にしてみてください。
「黒土の滝」は目の前まで近づいて迫力ある写真が撮れる
ちくさ湿原から車で20分ほどの所に、「黒土の滝」があり、滝をすぐ近くから見ることができるので、迫力のある滝の写真を撮影できます。
水量が多いときにはたっぷりとマイナスイオンを浴びることができ、ひっそりとした森の中で森林浴を楽しむこともできますよ。
「エーガイヤちくさ」の温泉で疲れを癒す
温泉施設の「エーガイヤちくさ」では、散策して汗をかいた体をさっぱりと癒す小休憩に立ち寄るのがおすすめです。レストランでは地元宍粟市の旬の食材を活かした料理を提供しており、新鮮な山の幸や海の幸をいただくことができます。
▲温泉と料理で心もお腹も満たされてくださいね。
ちくさ湿原の基本情報・アクセス
住所 | 〒671-3233 兵庫県宍粟市千種町西河内 |
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アクセス | 山崎ICから車で約50分 |
公式サイト | https://shiso.or.jp/highlights/%e3%81%a1%e3%81%8f%e3%81%95%e6%b9%bf%e5%8e%9f%e3%80%80%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%bd%e3%82%a6%e7%be%a4%e7%94%9f%e5%9c%b0 |
おすすめ“映え”スポット2「原不動滝」
「原不動滝」は「日本の滝100選」に選ばれている有名スポットです。ブナやモミなどの原生林に囲まれ、清流が3段に分かれて落差88mの岩肌を滑り落ちる、神秘的で美しい姿を見ることができます。
自然豊かな環境ですが、原不動滝への道中は遊歩道が整備されているので、滝まで安全に行くことができますよ。
原不動滝周辺の映えるフォトスポット3選
▲夏の新緑や秋の紅葉シーズンは特に映えた写真が撮れますよ。(引用:インスタグラム)
原不動滝には写真スポットが3カ所あります。その中の1つが「幸福の鐘」です。
原不動滝にある「男滝」と「女滝」の2つの滝は「夫婦円満・幸運の滝」の意味を持ち、そこから、原不動滝付近にあるつり橋に「幸福の鐘」が設置されました。周りに新緑が生い茂る季節には非常に映える写真が撮影できます。
▲原不動滝の近くにある「幸福の鐘」。カップルにはピッタリの写真スポットです。
▲つり橋自体も映える写真スポットです。
また、幸福の鐘に行く途中にある「かえで橋」には、両サイドから映り込む、カエデの木が自然の写真フレームとなって、緑のトンネルを作り映えた写真を撮影できます。
さらに、原不動滝に向かう最初にある「原不動滝の門」にも、写真映えする自然のフレームがあります。
▲新緑を狙うなら7月から8月ごろがおすすめです。
▲10月末から11月中旬ごろの紅葉も素敵ですよ。
原不動滝周辺で楽しむ果物狩りと温泉
原不動滝の周辺にあるおすすめスポットも紹介します。
「原観光りんご園」ではリンゴやブルーベリーが楽しめる!
原不動滝の近くにある「原観光りんご園」では、夏は「ブルーベリー」、秋は「リンゴ」と、採れたてフルーツを味わうことができます。
▲シーズン中はりんご狩りやブルーベリー狩りの食べ放題を楽しめます。
原観光りんご園の「りんごソフト」がとっても美味しいので、是非ご賞味あれ!
「東山温泉メイプルプラザ」では温泉やキャンプが楽しめる!
東山温泉メイプルプラザは、標高1,016mの東山の眼下に広がる約300haの広大な丘陵地にある「フォレストステーション波賀」のリラクゼーションスペースとして、多くの方に利用されています。
高濃度で良質の天然ラドン温泉(※)が自慢で、食事は広々としたレストランで、和食・洋食ともにバリエーション豊かな料理を楽しめます。
(※)ラドンガスが溶け込んでいる温泉で、疲労回復や鎮痛効果が期待できる。
他にも、フォレストステーション波賀には、オートキャンプ場、コテージ村、天体観測施設、親水広場、遊歩道、東山名水などがあります。
▲アウトドアが好きな方はキャンプで利用するのもおすすめです。
▲コテージがあるので、キャンプ初心者の方でも宍粟市の豊かな自然を堪能できますよ。
原不動滝の基本情報・アクセス
住所 | 〒671-4213 兵庫県宍粟市波賀町原 |
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電話番号 | 0790-64-0923 (しそう森林王国観光協会) |
アクセス | 山崎ICより約50分 |
営業時間 | 開園時期:4月~11月30日 8:00~17:00(受付) 冬季休業 |
公式サイト | https://shiso.or.jp/highlights/%e5%8e%9f%e4%b8%8d%e5%8b%95%e6%bb%9d |
おすすめ“映え”スポット3「兵庫県立国見の森公園」
山崎町にある「兵庫県立国見の森公園」では、標高465mの山頂展望台からの絶景を眺望できます。
「兵庫県立国見の森公園」にあるモノレールに乗り、片道15分歩いたところに、木造2階建ての「山頂展望台」があります。この展望台は東京スカイツリーの展望回廊とほぼ同じ高さで、見晴らし抜群です。
▲展望台に行くまでのモノレールの登山もワクワクしますよ。
▲見晴らしが良い日の展望台からは、瀬戸内海に浮かぶ島々や鳴門大橋まで眺めることができますよ。
四季折々の絶景を楽しむベストシーズン
▲新緑が綺麗な5月や、紅葉の綺麗な秋がおすすめです!(引用:インスタグラム)
自然が豊かな「兵庫県立国見の森公園」では新緑や紅葉の季節が、特に映えた写真を撮ることができます。天気が良い日を狙って、撮影しに訪れてみてくださいね。
国見の森公園周辺で楽しむおしゃれなローカルグルメ
国見の森公園の周辺にあるおすすめのグルメスポットを紹介します。ランチや小腹が空いた時に、ぜひ訪れてみてくださいね。
サンドイッチ屋さん「YAMASAND」の映えサンドがおしゃれ!
国見の森公園の駐車場から車で3分ほどの場所に、オレンジのコンテナがトレードマークのサンドイッチ屋さん「YAMASAND」があります。「YAMASAND」のサンドイッチは美味しいだけではなく、オシャレで写真映えする人気商品です。
▲サンドイッチを買って国見の森公園の山上で食べると、美味しさ倍増です!
兵庫県立国見の森公園の基本情報・アクセス
住所 | 〒671-2558 兵庫県宍粟市山崎町上比地374 |
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電話番号 | 0790-64-0923 |
アクセス | 山崎ICより約5分 |
定休日 | 月曜日 (月曜日が祝日の場合その翌日) |
公式サイト | https://www.kuniminomori.jp/ |
取材協力:(公財)しそう森林王国観光協会(https://shiso.or.jp/)