
【岡山市立オリエント美術館】五感を使った新しい美術館体験!市内の歴史とアートの魅力を満喫するデート
この記事では、岡山県岡山市にある「岡山市立オリエント美術館」をメインに、市内の自然やアートに触れるデートプランをご紹介します。
オリエント美術館は岡山駅から徒歩約15分ほど、市内を流れる旭川の近くにあり、その名の通り、オリエント地域の貴重な美術、考古資料を収蔵している美術館です。
周辺には、古民家カフェや個性的なアートギャラリーなどもたくさんあり、美術館を中心として徒歩で市内をめぐるだけでも、美しい自然や芸術をじっくりと味わう贅沢なデートができるでしょう。
今回は、オリエント美術館の魅力に詳しく迫った後、カップルにおすすめしたい周辺のスポットも紹介します。ぜひ、岡山デートの参考にしてくださいね。
おすすめカップル:美術館めぐりが好き、歴史やアートに興味のあるカップル
どんなデート?:美術鑑賞、歴史探訪、散策
概要:「オリエント美術館」で岡山市の歴史とアート、自然に癒されるデート
岡山県岡山市は、「烏城(うじょう)」の別称を持つ黒漆塗りの名城、岡山城の城下町です。昔ながらの建物や雰囲気を残した風情ある街には、美術館やアートギャラリーがたくさんあります。
今回はそんな岡山市にある、日本では珍しいオリエント・コレクションを揃えたオリエント美術館をメインとしてデートプランを考えてみました。岡山市の歴史とアート、自然に触れ、その奥深さを感じられるデートです。
今回のデートのメイン |
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岡山市立オリエント美術館 |
周辺のデートスポット |
・岡山後楽園 ・岡アートギャラリー |
ランチにおすすめのお店 |
・カフェモヤウ |
オリエント美術館の徒歩圏内には、元禄文化を代表する庭園であり、日本三大名園のひとつでもある「岡山後楽園」があります。美しく整えられた広大な園内には四季折々の花が咲き、人の手による芸術、自然が織りなす芸術を、同時に味わうことができます。カップルで散策デートをしたら、素敵な時間を過ごせるはずです。
そして同じく徒歩圏内には、幅広いアート作品を展示・販売する「岡アートギャラリー」があり、様々な作家の作品を鑑賞できます。落ち着いた空間で、癒しと芸術的なエネルギーを得られるでしょう。
そうしているうちに小腹が空いたら、古民家を再利用した「カフェモヤウ」で、ランチをいただくのもおすすめです。旭川沿いのレトロな雰囲気の中で、美術談議に花を咲かせるのもいいかもしれません。
それではまず、今回のデートプランのメインであるオリエント美術館について、詳しく紹介していきましょう。
オリエント文化を身近に感じる「岡山市立オリエント美術館」
1979年4月6日に開館し、2019年に40周年を迎えたオリエント美術館は、オリエント地域の貴重な考古美術品を多数収蔵している美術館です。
オリエントとは、現在の地中海よりも東、イランやアラビア半島、エジプトを含めた広大な地域のこと。その文化や歴史を内包したコレクションを鑑賞できる、公立のオリエント専門ミュージアムは、日本では岡山市立オリエント美術館のみです。
ここにしかない貴重な資料を鑑賞し、10万年前から19世紀に至るまでの、はるかに遠い時代の息遣いを感じことができます。
さらに、約200年前に失われた技法を再現した焼き物の鉢で手が洗えるなど、目で見るだけでなく、五感を使った新しい美術館体験ができるんですよ。
それではオリエント美術館の魅力や見どころを、スタッフの赤柏さんに詳しくうかがいましょう。
国内唯一のオリエント専門公立美術館!本物の貴重な収蔵品を間近に
編集部
まずはオリエント美術館について、簡単に教えてください。
赤柏さん
オリエント美術館は、1979年に開館した、国内唯一のオリエント専門の公立美術館です。オリエント地域の考古美術資料を約4,700点収蔵しています。
オリエントの考古美術資料といえば、大英博物館やルーブル美術館、メトロポリタン美術館など、欧米のミュージアムのコレクションが有名ですが、世界中どこにでもあるわけではありません。
日本で、まとまった数のオリエント・コレクションをいつでも鑑賞できる公立の専門ミュージアムは、ここ、岡山のオリエント美術館しかないんです。
また、収蔵品が展示ケースに入っていないものも多く、お客さまからは「レプリカですか?」とお問合せをいただきますが、展示物はハンムラビ法典など3点の収蔵品を除いてすべて本物です。
間近にメソポタミア、エジプトの本物の作品を体感し、鑑賞していただけますよ。
編集部
「オリエント」とは、おおよそ地中海よりも東、メソポタミア、エジプト、北アフリカ、アナトリア、アラビア半島、アフガニスタンを含む地域のことですよね?世界最古の文明「古代メソポタミア文明」が発祥した地でもありますが、現代の我々には「中東」のイメージのほうが強いかもしれません。
そんな地域のコレクションを取り揃えたオリエント美術館ですから、興味がある方はもちろん馴染みがない方でも、オリエント世界を知る入り口としてうってつけのように思います。カップルで訪れたら、新たな興味の扉を開く美術館体験ができそうです。
▲館内はオリエント世界にどっぷり浸かれる、厳かな雰囲気です
編集部
オリエント美術館は、外観も整っていて美しいですよね。美術館は著名な建築家が設計していることが多いですが、オリエント美術館もそうですか?
赤柏さん
当館は、最高裁判所や警視庁本部庁舎、岡山県立美術館なども手掛けた岡田新一氏が設計しました。各欧州の国、イランやトルコなどの現地やミュージアムを視察・研究し、様々なアイディアと工夫を設計に組み込んだそうです。
建築家の代表作である当館は、数々の建築賞を受賞しています。素敵な収蔵品はもちろん、美しい美術館建築も体感し、楽しんでいただきたいです。
編集部
オリエント美術は、入館する前から現代の匠の技をじっくりと堪能できるんですね。美術館建築を「体感」とおっしゃいましたが、確かに手で触れなくても、その美しさを感じられる体験ができそうです。建築に対して造詣が深くなくても、この建物の迫力や精巧さには圧倒されてしまうと思います。
カップルで訪れたら、まずこの美術館の建築の重厚さに、今日は歴史や芸術に触れるデートだという気持ちを高められそうですね。
目玉展示は、アッシリアの宮殿を飾っていた「有翼鷲頭精霊像浮彫」
編集部
オリエント美術館で見られるオリエント地域の考古美術資料には、具体的にどういうものがありますか?
赤柏さん
当館の魅力的な収蔵品の中でも、特に大変印象的なのがアッシリアレリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫(ゆうよくしゅうとうせいれいぞううきぼり)」です。
新アッシリア(現在の北部イラク)の都、カルフ(ニムルド遺跡)の宮殿壁面を飾っていたもので、鳥の頭・翼を持つ空想上の生物「精霊アプカル」を描いています。
クロハゲワシがモデルになったと考えられており、左手に桶、右手に松かさを持つ姿は、「生命の樹」への受粉行為、あるいは浄めの儀式を表したものなどと解釈されています。
▲有翼鷲頭精霊像浮彫。約3000年前のレリーフとは信じがたいほど鮮明で美しいです
編集部
なるほど、有翼鷲頭精霊像浮彫は名前(漢字)の通り「翼を持った鷲の頭の精霊」が、石灰岩に描かれているものというわけですね。紀元前9世紀ごろ、今から約3,000年前のレリーフだそうですが、繊細なタッチまでもがこんなにもはっきりと残っているとは驚きです。
「生命の樹」とは旧約聖書の創世記に登場する、エデンの園にある樹のことですよね。実を食べると永遠の命が得られるとされているので、儀式的な意味合いが強いモチーフなのかなと想像が広がります。
赤柏さん
また、展示場2階トイレに設置している幻の名陶(めいとう)「ラスター彩」を再現した「再現ラスター彩手水鉢」にもご注目いただきたいです。ラスター彩は、金属のきらめきをまとった焼き物のことで、西アジアで発達し200年ほど前に作られなくなりました。
そんな貴重な“きらめく手水鉢”を実際に使用できるのは、世界で唯一当館だけです。お手洗いでイスラーム世界の王侯貴族の気分を味わってみてください。
▲幻の「ラスター彩」は金を使わずにこのキラキラした輝きを出すのだそうです
編集部
200年ほど前に失われてしまったから「幻」なんですね。それを再現した手水鉢で手が洗えるというのは、斬新で贅沢です。そもそもトイレに設置しているというのも、遊び心を感じます。デートで訪れた際には、きっと話題の1つになると思います。
赤柏さん
これまでご紹介した常設展以外に、例年1~2回ほど、特別展も開催しています。例えば、「ヒンドゥーの神々の物語」という特別展では、近代のインド大衆宗教画のコレクションを中心に、古代の考古美術資料から現代のイラストレーションまで、ヒンドゥーの神々の作品約500点を展観しています。
編集部
ヒンドゥーの神々といえばシヴァやガネーシャなどですよね。アニメや漫画の影響で身近に感じたことがある、名前を聞いたことがある、という人も多いかもしれません。
現代のイラストもあるのなら、敷居が高いと感じすぎることもなく興味を持ちやすいですね。さきほど伺ったトイレに設置されている貴重な手水鉢といい、オリエント美術館の展示は来館者に寄り添った工夫をされているように感じました。
美術館を体感!カップルでワークショップやガイドツアー参加も
編集部
たくさんの貴重な展示品のあるオリエント美術館ですが、カップルで楽しめる体験イベントなどは実施されていますか?
赤柏さん
オリエント美術館ならではのミュージアム体験として、ワークショップコーナー「オリエン太のアトリエ」がございます。
毎月1~2回、土曜日の午後に、美術館の一画に現れる体験型のワークショップコーナーです。時間内であれば、いつでも参加できます。カップルや親子で楽しんでいただけるプログラムばかりですよ。
▲「オリエン太のアトリエ」のイベント「ヒエログリフスタンプで遊ぼう」という企画の様子
編集部
オリエント文化に関係のあるワークショップに参加できるということですね。以前は、「ヒエログリフスタンプで遊ぼう」というワークショップが催されたそうですね。
ヒエログリフは古代エジプトの象形文字で、こんな機会でもなければ、触れることのない文化のように感じます。時間内ならいつでも大丈夫ということなら、デート中のカップルも気軽に飛び込み参加できていいですね。
赤柏さん
また体験イベントとは言えませんが、月に1~2回程度、1時間ほどのガイドツアーがございます。土曜日の14時~15時に学芸員が、お客様と一緒に館内を巡りながら、展示や美術館のことをご案内します。申し込み不要、途中参加、途中退場も自由です。質問も遠慮なく浴びせてください。
編集部
ガイドツアーは、ある程度拘束されてしまうようなイメージがありますが、途中参加・退場も自由とは、とても開放的な雰囲気なんですね。よく美術館や博物館で借りられる音声ガイドは説明を聞くだけで疑問があっても解決ができませんが、質問も自由にできるのは嬉しいですね。
カップルのデートで美術館をめぐりながら、色々な疑問を抱くことがあると思いますが、それをその場で解決できるのはありがたいと思いました。
観覧後はコーヒーとチーズケーキで休憩。記念撮影やお土産も忘れずに!
▲ミュージアムショップで販売しているエジプトの香水瓶。インテリアとしても素敵です
編集部
カップルで訪れたら、少し腰を落ち着けて感想を話す時間も欲しくなりそうです。そんなときに、オリエント美術内で小休憩ができるスペースなどはありますか?
赤柏さん
2階に、喫茶室イブリクがあります。喫茶だけでもご利用いただけますよ。お店の自慢は「アラビック・コーヒー」。スパイス香るコーヒーを味わえば、中東旅行気分で会話も弾むはずです。
コーヒーに合わせて、ぜひチーズケーキも召し上がってみてください。開館以来の秘伝のレシピで、お店の中で焼いています。
▲「喫茶室イブリク」で飲めるアラビック・コーヒーは本場の味わいです
編集部
アラビック・コーヒーは、エジプトや西アジアではポピュラーなコーヒーですね。浅煎りのコーヒーと香辛料を一緒に煮出し、小さなカップに粉ごと注いで、上澄みをそっと啜るように飲みますが、独特の濃厚な味わいがクセになります。
秘伝のチーズケーキは、コーヒーによく合ってファンの方も多いそうですね。コーヒーの芳醇な香りでオリエントを感じ、おいしいケーキをいただきながら、カップルの方もお話に花が咲くと思います。
また、そんな素敵な思い出にまつわるものは写真として残したくなるものですが、オリエント美術館の館内は基本的に撮影禁止なんですよね。撮影可能スポットは、どこかにありますか?
赤柏さん
1階中央ホールと2階の光庭(ひかりにわ)は、2か所とも写真撮影OKです。お天気の日には、ぜひ天井を見上げてみてください。天窓から美しい陽光が降り注ぎ、オリエントの世界観を体感することができますよ。
中央ホールには、ベンチがございますので、疲れたら座ってお休みください。
▲心地よい光が差し込む光庭はその名にふさわしい神聖な雰囲気です
編集部
光庭と名付けられただけあって、吹き抜けから降り注ぐ自然光が素晴らしいですね。岡山にいながらにして、地理的にも時代的にも遠いオリエントの空気に浸って、厳かな気持ちになりそうです。
カップルで並んで、この空間でやわらかい光を浴びるだけでも、なんだか贅沢な時間を過ごした気分になれると思います。
また、写真のほかに思い出を残す手段といったらお土産ですが、オリエント美術館には、展示品をモチーフにした商品や、オリエント各地から取り寄せた、エキゾチックなアイテムを販売しているミュージアムショップもあるそうですね。
赤柏さん
オリエント美術館のミュージアムショップには、「エジプトの香水瓶」や「古代エジプト神モチーフグッズ」など、めずらしいモチーフながらおしゃれでかわいくて、実用的なグッズがたくさん置いています。ここでしか手に入りにくいものも多いので、ぜひ立ち寄ってみてください。
▲しおりクリップ、ピンバッジなど、絶妙に味のある古代エジプト神モチーフグッズ
▲ミュージアムショップでは独特な雑貨をたくさん販売しています
編集部
オリエント美術館に訪れた記念品としても、普段使いできるグッズとしても欲しくなる品揃えだと思いました。カップルでお揃いのものを買うのも、いい思い出作りになりそうです。
オリエント美術館からカップルへのメッセージ
編集部
最後に、オリエント美術館に興味をお持ちのカップルへメッセージをお願いします。
赤柏さん
オリエント美術館は、オリエントのことを広く知っていただくため、さまざまな活動を行っています。
落ち着いた雰囲気の中で、収蔵品を楽しんでいただくこともできますし、ワークショップやギャラリートークに参加して、見聞を深めていただくこともできますよ。
編集部
お話を聞きながら、オリエント世界に興味がある方もそうでない方も、きっとここにしかない美術館体験ができると思いました。本日はインタビューにお答えいただき、ありがとうございました。
オリエント美術館を訪れた方の口コミ
編集部でオリエント美術館の口コミを調査したところ、以下のような感想が挙がっていました。
- 太古の歴史を感じられる
- 建築が素晴らしく、外観の見学だけでも価値がある
- 日常から切り離された雰囲気を味わえる
- 次回は時間を気にせず、じっくり見て回りたい
オリエント美術館をゆっくり見て回ったら、思いのほか時間が足りなかったという方もいらっしゃったようです。見るものが多く新鮮で、一回では足りず何度でも訪れたくなる美術館だということですね。
オリエント美術館の基本情報
住所 | 〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町9-31 |
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アクセス | 【徒歩】 JR岡山駅東口より15分 【路面電車】 JR岡山駅東口より「東山」行き約5分、「城下(しろした)」下車、左手すぐ 【バス】 JR岡山駅東口バスターミナルより 宇野バス「片上方面 瀬戸駅、四御神」行き、「表町入口」下車徒歩1分 岡電バス「藤原団地」行き、「美術館前」下車徒歩1分 JR岡山駅東口バス停「ドレミの街前」より 循環バス「めぐりん」、「表町入口」下車徒歩1分 |
営業時間 | 午前9時から午後5時 (最終入場は午後4時30分) |
休館日 | ・毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌平日) ・展示替え期間(随時) ・年末年始(12月28日〜1月4日) |
駐車場 | なし ※市営天神町駐車場利用の場合、受付にて割引券(1台1回につき100円)が受け取れる |
料金 | 【入場料】 一般:310円 高校生・大学生:210円 小学生・中学生:100円 ※特別展、岡山芸術交流2022期間中は特別料金 |
空いている時間帯 | 平日の全時間帯 |
平均的な滞在時間 | 1時間~2時間程度 |
公式サイト | https://www.city.okayama.jp/orientmuseum/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。
オリエント美術館の前後におすすめしたいデートスポット
ここでは、オリエント美術館と合わせてチェックしたいデートスポットをご紹介します。
オリエント美術館の周辺には、色々な方向から歴史や芸術を味わえるスポットがあるので、しっかりと余韻に浸りながらも、充実したデートができるはずです。
周辺のおすすめデートスポット
ライトアップでロマンチックに!日本三大名園「岡山後楽園」
オリエント美術館のすぐ近くには、広大な旭川が流れています。そこに架かる100メートルほどの月見橋を渡り、徒歩11分ほどで辿り着くのが、「岡山後楽園」です。
岡山後楽園は、岡山藩2代目藩主・池田綱政によって造られた、江戸時代を代表する大庭園。石川県金沢市の兼六園、茨城県県水戸市の偕楽園と並んで、「日本三大名園」に数えられています。
国の特別名勝にも指定され、広さはなんとドーム球場3個分。広い芝生と大きな池が特徴で、季節ごとに違う顔を見せる花の名所でもあります。
また、園内がライトアップされる夜間特別開園「幻想庭園」が期間限定で催されるため、特にカップルにはおすすめのスポットですよ。ロマンチックな景色をぜひ楽しんでください。
公式URL:岡山後楽園
まだ見ぬアートと出会える!岡アートギャラリー
オリエント美術館の周辺には、美術館のほか、アートスペースやアートギャラリーが多くありますが、徒歩約11分ほどかけて旭川の対岸にある「岡アートギャラリー」を訪ねるのはいかがでしょうか。岡山後楽園からは、蓬莱橋を渡ってすぐです。
岡アートギャラリーは、一見どこかのお宅の立派な蔵のように見える蔵造りのギャラリー。様々なアーティストの美術工芸品を展示、販売しており、カフェとしても利用することができるんですよ。
コーヒーの香り漂う癒しの空間で、アート作品をじっくりと鑑賞する贅沢な時間が過ごせます。期間によって、展示販売されている作品は変わっていきますが、カップルでふらりと立ち寄ってみたら、一期一会の出会いが待っているかも。
公式URL:岡アートギャラリー
個性的な古民家カフェでランチはいかが?「カフェモヤウ」
オリエント美術館から旭川沿いを徒歩約7分ほど歩くと、「カフェモヤウ」があります。古民家をリノベーションした隠れ家的お店ですが、お昼時は行列ができる人気店でもあるんですよ。
カフェがあるのは出石町という地域で、和洋が混在したレトロな街並みが広がっています。その雰囲気に違わず、カフェモヤウの店内も、旭川を望む窓辺の席、本がたくさんあるお部屋、畳のお部屋、コタツのあるお部屋などがあり、個性的でおしゃれ。
ランチメニューはガパオライス、オムライスなどで、ケーキやパフェも人気です。カップルで訪れた際はお腹を満たしつつ、静かにゆったりと流れる時間を味わってくださいね。
公式Instagram:「cafe moyau」
まとめ:「岡山市立オリエント美術館」をメインに芸術にどっぷり浸かるデートで感性を豊かに
今回は「岡山市立オリエント美術館」を中心に、市内の歴史やアートに触れるデートプランをご紹介しました。オリエント美術館のほかにも、岡山後楽園、岡アートギャラリー、カフェモヤウなど、どこも落ち着いて贅沢な時間が過ごせそうなスポットばかりです。
このデートで自分の感性を解き放ち、ほかでは味わうことのできない芸術体験をしてみてくださいね。