名門「備前焼窯元 宝山窯」で本格陶芸体験!歴史と文化を楽しむカップルデート|岡山県
この記事でご紹介するのは、岡山県備前市にある「備前焼窯元 宝山窯(ほうざんがま)」の陶芸体験ワークショップです。電動ろくろや手びねりを使って、お好みの器(うつわ)などを作るという、外国人の恋人も大喜びしそうなデートプランとなっています。
宝山窯は、代々受け継がれてきた伝統を大切にしながら、現代のニーズに合わせた作品も生み出す「備前焼窯元六姓(※1)の直系」という名門窯元です。カップルや外国人の方々にも人気があり、周辺の観光スポットも充実しているため、デートにも最適です。
(※1)安土桃山時代から続く、備前焼の名門窯元のこと。「森・大饗・頓宮・寺見・木村・金重」の六姓を指します。
今回は、「備前焼窯元 宝山窯」での陶芸体験の特徴や魅力、デートでの楽しみ方などについて、備前焼作家で、ワークショップの講師も務める森敏彰さんにお話を伺いました。
名門「宝山窯」で備前焼の魅力に触れる陶芸体験
▲名門の「備前焼窯元 宝山窯」の歴史は、はるか室町時代末期にまで遡る
「備前焼窯元 宝山窯」は、室町時代末期(15世紀後半から16世紀初頭)の作品も見出せるという、備前焼の名門窯元です。しかし、決して敷居は高くありません。一般のカップルも参加できる陶芸体験のワークショップでは、作陶の魅力にハマってしまう方も多いようです。
それでは、陶芸体験を始めたきっかけや想いについて、備前焼作家の森さんにお聞きしました。
備前焼の伝統を体験!作品制作から窯焚きまで学ぶ
編集部
備前市の伊部(いんべ)地区には、今回初めて伺いました。800年以上の歴史を持つ備前焼ですが、伊部地区には日常生活に溶け込む魅力的な器を作る窯元や、併設のギャラリーが多く集まっているようですね。
最初に、「備前焼窯元 宝山窯」で陶芸体験のワークショップ(体験コース)を始められたきっかけや、想いについてお聞かせいただけますか?
森さん
備前焼の魅力をより多くの人に知ってもらうにはどうすればいいのかと考えていた際、皆さんに実際に手に取り、使っていただくのと同時に、作品制作の過程を一部でも肌で感じ取っていただく、体感いただくことが大切だな、と思うに至りました。
▲宝山窯には、作品を展示する附属ギャラリーも!備前焼の魅力を世に広く伝えるためには、工程の一部を体感してもらうことも大切とのこと
制作体験は何より楽しく!をモットーに、宝山窯では陶芸体験のほかにも、窯焚き(かまたき)の一般公開も行っております。ご自分で制作した作品の焼成に参加してみるのもおすすめです。
窯焚きの一般公開は、毎年5月1日~7日までの1週間実施しています。ご興味がある方は、日程が近づいてきたら、公式サイトなどをご確認ください。
▲窯焚きの様子。毎年5月1日~7日まで、窯焚きの一般公開が行われる。外国人にも人気!
国内外で活躍する備前焼作家・森敏彰氏による直接指導
編集部
陶芸体験では、備前焼の陶芸作家である森さんから、直接指導を受けられるのでしょうか?
森さん
はい、その通りです。宝山窯で作陶活動を行っている備前焼作家の私・森敏彰が講師となって、直接レクチャーをさせていただきます。
2006年より備前焼の道に入り、東京・千葉・大阪・京都・広島など国内各地はもちろん、ニューヨーク・ロンドン・台湾最南部の屏東(ピントン)など海外でも展示会を開催してきました。幸いなことに、複数の公募展でも入選の機会をいただいています。
▲講師で備前焼作家の森敏彰氏。名門窯元を継ぐ重責を感じさせない、気さくで親しみやすい人柄が印象的
近年は、メタバース(※2)の活用や海外展開にも力を入れており、さまざまな新しい取り組みを行ってきました。陶芸体験では、備前焼の技法や歴史だけでなく、現代の陶芸界の動向など幅広い話題についてもお話しできると思います。ご興味がありましたら、公式サイトに掲載している私の自己紹介もぜひご覧ください。
(※2)メタバースとは、コンピュータ上に構築された3次元の仮想空間、およびそのサービスを指します。
プロの工房で本格体験!少人数制でカップルもゆったり参加
編集部
陶芸体験のワークショップは、実際どのような場所(会場)で行われるのでしょうか?雰囲気などについても、教えていただけますか?
森さん
作品制作は、普段私が作業をしている工房で行っていただきます。一般的な陶芸教室とは異なり、プロの作家が使用する本物のろくろの前にお座りいただけるので、備前焼作家になった気分を味わうことができるでしょう。
▲陶芸体験の会場となる工房。プロの陶芸作家の本物の仕事場を借りて、カップルで作陶を体験できる
また、受け入れは、少人数(最大6名)の1グループ限定で行っていますから、初めて参加するカップルでも周りを気にせず、お二人だけのペースでゆっくり楽しんでいただけます。
ただし、ろくろは3台しかないため、4名以上でお越しの場合は交代で使用していただくことになります。ダブルデートなどで参加される際は、この点にご留意ください。
人気の電動ろくろから手びねりまで!多彩な技法で作品作り
▲陶芸体験の完成作品(焼成後)。これら3種の焼き色から選ぶことが可能
「備前焼窯元 宝山窯」では、陶芸が初めてのカップルでも、電動ろくろや手びねりなどの技法を使って、本格的な作陶を体験できます。デートの途中に手ぶらで立ち寄れる手軽さも魅力的です。電動ろくろは機械の力を借りて陶器を成形する方法で、手びねりは手のみを使って粘土を成形する伝統的な技法です。
それでは、これから陶芸体験の具体的な内容について詳しく紹介していきます。
自由な発想で制作OK!期間限定イベントも開催
編集部
陶芸体験のワークショップでは、具体的にどのような作品を制作できるのか教えていただけますか?
森さん
陶芸体験では、湯呑や茶碗、お皿、花入れなど、主に電動ろくろでの形づくりを行います。ただし、手びねりや板づくりなど、参加者の皆さんが作りたいものを最優先に考え、それぞれに合わせた制作方法をご提案しています。
▲お好みに応じて、さまざまな作品を制作できます。写真は焼成前の完成品です
これまでに、洗面鉢やランプシェード、表札、手形プレート、愛犬の足形箸置き、愛猫の食器、愛トカゲのシェルターなど、ユニークな作品も多く生まれています。「これを作ってみたい!」という特別な一品があれば、遠慮なくご相談ください。
編集部
陶芸体験に参加する時期によって、体験内容に違いはありますか?
森さん
参加時期による陶芸体験の基本的な内容に変更はありません。ですが、暑い季節にはビアマグや風鈴、寒い季節にはスープカップや鍋物の取り皿(とんすい)など、季節感のある作品作りが人気になる傾向があります。
また、期間限定の特別イベントを開催することもあるので、公式サイトを定期的にチェックしていただくとよいでしょう。例えば、昨年(2022年)は2日間限定で、備前焼の器に絵付けをする「備前焼ポーセラーツ体験」を実施しました。
▲備前焼の器に絵付けをする「備前焼ポーセラーツ体験」。期間限定の特別体験です
プレゼントの作品制作もOK!電動ろくろを使った作陶は一番人気
編集部
陶芸体験のワークショップで、特に人気の体験内容を教えてください。やはり、電動ろくろを使った制作でしょうか?
森さん
はい、その通りです。制作体験では、参加者の皆さんの作りたいものに合わせて、電動ろくろ・手びねり・板づくりという、基本3つの方法から提案を行っています。その中で一番人気は、断トツで電動ろくろを使っての作陶です。
電動ろくろを使うと、きれいな円形の器を効率的に作ることができます。ご自分の日常使いの器としてだけでなく、プレゼント用に制作しても喜ばれているようです。初めて参加される方でも、指導員のサポートがあるので、素敵な作品を作ることができますよ。
体験の流れをチェック!時間内ならいくつ作品を制作しても大丈夫
編集部
ここで、陶芸体験の具体的な流れをご紹介いただけますか?
森さん
はい、もちろんです。陶芸体験の流れは、大きく7つの工程からなります。
- 作業前の簡単な説明
- 使用する土を練る「菊練り」体験
- 作陶のデモンストレーション見学
- 実際の作品制作
- 焼成する作品の選択と3色から焼き色の選択
- 焼成作品へのサイン(マーク)入れと作品シートの記入
- 窯場見学
▲使用する土を練る「菊練り」。このプロセスも体験できる陶芸体験は、実は意外と貴重!
▲電動ろくろを使って作品を制作する様子。土をろくろの中央に据えるのが意外と難しいそう
お客様の作りたい作品をお聞きしますので、遠慮なくお伝えください。制作時は慎重に、腕をしっかりと固定することがコツです。時間内であれば、複数の作品を制作していただけます。
作品の焼成は、主に薪窯で行うため、完成までに最長で半年ほどかかる場合があります。お待たせしてしまいますが、その分思い出深い作品になると思います。どうぞ楽しみにお待ちください。
作陶未経験のカップルも大歓迎!デート中でも手ぶら参加できる
編集部
興味深い陶芸体験だと感じましたが、完全な作陶未経験者でも、ワークショップに参加できるでしょうか?上手く作業できないような場合は、森さんのサポートをいただけますか?
森さん
陶芸体験にお越しになる皆さんは、8割以上の方が未経験者なんですよ。未経験者でも、その点は気にされることなく、存分に作陶を楽しんでいただけます。
▲ろくろでの整形が終わった後に、名入れの作業中。参加者の8割以上が陶芸未経験者とのこと
失敗するようなことがあっても、時間内であれば、何度でも粘土を準備しますし、何より失敗しないように、私も全力でサポートしますから、ご心配には及びません。ご自分がイメージした作品を時間いっぱい、ご満足いくまで制作いただければと思います。
編集部
陶芸体験に必要な持ち物などはありますか?また、服装についてアドバイスがあればお願いします。
森さん
陶芸の道具やエプロンは準備しておりますので、ご参加にあたって特に必要な持ち物はありません。デート中のカップルでも、お気軽に手ぶらで参加いただけますよ。
▲陶芸体験で使用する道具類。道具類やエプロンは、宝山窯さんで用意してくれている
ただ、作りたいもののイメージ(写真・イラストなど)や、模様を付けるための小道具(スタンプ・クッキー型など)をご持参いただければ、制作の幅が広がって、より作陶を楽しんでいただけるでしょう。
服装に指定はありませんが、作業中に泥が飛び散る可能性が高いです。汚れても差し支えない服装でお越しいただくことをおすすめします。
また、爪が長いと作業に支障が出ますから、可能ならば、あらかじめ短く切り揃えてお越しいただくのがよいでしょう。
備前焼の伝統と自由な創造性が魅力の「宝山窯」体験
▲焼成前の完成品。「何でも作りたいものを制作できる」ことが宝山窯の最大の魅力!
編集部
「備前焼窯元 宝山窯」ならではの陶芸体験の魅力や特徴について教えてください。
森さん
初心者の方からベテランの方まで、「何でも作りたいものを制作できる」ことが一番の魅力です。作品の仕上げだけでなく、取っ手の取り付けや組み立てなど、後日必要となる作業もサービスで行っていますので、遠慮なく希望をお伝えください。
また、作品の「焼き色を選べる」というオプションも大好評です。制作時だけでなく焼き色を決める際にも、カップルで盛り上がれると思います。
さらに、宝山窯は「備前焼のふるさと」である備前市の伊部地区を拠点とする、古(いにしえ)より続く「備前焼窯元六姓」直系の窯元です。現在使用している扇形の陶印(マーク)は、備前焼の中でも最古のものと言われており、室町末期の大甕(おおがめ)にも刻まれています。これまで数多くの茶器や酒器、細工物などの名品を世に送り出してきました。
▲宝山窯の歴史を未来に伝える登り窯。数多くの備前焼の名品を生み出している
編集部
宝山窯のロケーションや周囲の環境の魅力について教えてください。
森さん
岡山県備前市の伊部地区は、焼き物の街として長く栄え、現在も多くの備前焼工房やギャラリーが立ち並んでいます。街を散策すると見かける赤い煙突は、すべて窯元のものです。
800年以上の歴史を持つ備前焼の各時代の窯跡も点在しており、窯跡巡りも興味深い体験になるでしょう。
また、豊かな自然環境も魅力的です。備前焼の工房やギャラリーを訪れながら、四季折々の景色を楽しむことができます。カップルでゆったりと散策するのに、実はぴったりの場所なのです。
カップルで楽しむ陶芸体験の魅力
▲焼成前の完成品。体験参加者が作成したユニークな作品で、トカゲ用のシェルターだそうです
ここまでは、一般的な参加者の視点から、「備前焼窯元 宝山窯」での陶芸体験について伺ってきました。これからは、カップルがデートで参加する場合に焦点を当てて、お話を聞いていきましょう。
思い出の品をプレゼント!カップルでの作品交換がおすすめ
編集部
カップルがデートの一環で陶芸体験に参加する際、森さんおすすめの楽しみ方などがありましたら、ご紹介いただけますか?
森さん
それぞれ自分が欲しいものを作ったり、お揃いのものを作ったりするのも素敵ですが、お互いの欲しいものを聞いて、作り合って交換することもおすすめします。例えば、「もう少し大きめにして」とか「丸みを帯びた感じにして」など、制作時の会話が弾むこと間違いありません。
完成した作品は、長く大切に使えば使うほど、味わいも愛着も増していきます。使う度に楽しい思い出がよみがえるので、カップルにとって特別な体験になること間違いありませんよ。
SNS投稿も問題なし!体験参加中の写真撮影・動画撮影もOK
編集部
最近では、お気に入りの写真をSNSに投稿して楽しむカップルも増えてきました。
陶芸体験中に、写真撮影などを行っても問題ないでしょうか?
森さん
全く問題ありません。写真撮影はもちろん、動画撮影も自由に行っていただけます。SNS投稿についても、ぜひ楽しんでいただければと思います。
▲電動ろくろを使っての作陶作業の様子。電動ろくろを使う非日常的なシーンも撮影ポイントになりそうです
撮影ポイントとしては、電動ろくろを使っている非日常的なシーンはもちろんですが、制作終了後にご案内する窯場で、登り窯(※3)の中に入っていただいた時もおすすめです。どこか異空間を感じさせる一枚を撮影できるので、きっと面白い記念写真になりますよ。
(※3)登り窯とは、陶磁器焼成用の薪窯の一種です。傾斜面に造られた連房式の窯で、最下部に焚き口を、最上部に煙出し口を設けています。その間に複数の焼成用の室があり、上の室ほど余熱の効果で早く焼成できる特徴があります。
▲登り窯の内部と焼成後の作品。陶芸体験終了後には、窯の中を見学することもでき、絶好の撮影スポットにもなります!
記念にプロの作品を!併設ギャラリーで購入可能
編集部
窯元での陶芸体験デートの記念に、お土産を購入したいと考えるカップルもいるかと思います。
宝山窯では、備前焼作家である森さんが制作された作品を購入することはできますか?
森さん
はい、購入していただけます。ギャラリーを併設していますので、ぜひ作品をゆっくりとご覧ください。
人気の作品には、底が丸くて、ゆらゆらと揺れ動く「揺れるぐい呑」があります。コロっとした可愛らしいデザインと、豊富な焼き色のバリエーションが人気の理由です。数個をセットで購入される方も多いんですよ。
▲附属ギャラリーで展示・販売される「揺れるぐい呑」は、宝山窯を代表する作品。お土産としても大変人気があります
雑誌などのメディアでもしばしば取り上げられており、今や宝山窯を代表する作品の一つとなっています。
ランチも散策もOK!「備前焼窯元 宝山窯」周辺のデートスポット
▲「天津神社」の宮山展望台からの眺望。散策コースにもちょうどいい!
編集部
「備前焼窯元 宝山窯」での陶芸体験に合わせて、周辺でランチやお茶を楽しみたいと考えるカップルもいると思います。ご近所に、おすすめの食事処やカフェなどはありますでしょうか?
森さん
こちらの界隈は、ランチやお茶を楽しむスポットに恵まれています。
宝山窯から徒歩3分ほど、JR伊部駅の改札口横にあるカフェ「UDO」では、備前焼の器で提供されるランチやスイーツを楽しめます。ナポリタンの玉子の位置を選べるのも面白いですね。淹れたての美味しいコーヒーも、備前焼のカップでいただけます。
お肉好きのカップルには、徒歩約7分の距離にある「ビストロMeat Up備前」がおすすめです。ご当地牛・備前牛を使ったローストビーフやステーキ、ハンバーグ、カレーなど、様々な料理が楽しめます。ランチタイムのみの営業で、毎週日曜日・水曜日が定休日です。
宝山窯から徒歩4分ほどの大衆食堂「双葉食堂」も人気です(毎週月曜日定休)。そばモダン(お好み焼き)やホルモン(鉄板焼)、カキ焼きそば(焼麺)など、関西の庶民派メニューが充実しています。味もボリュームも満点で、食欲旺盛な方も満足できるでしょう。
宝山窯から徒歩1分の場所にある備前焼ギャラリーに併設されたカフェ「里房 (りほう)」も素敵です(毎週木曜日定休)。備前焼の作品に囲まれながら、洗練されたスイーツやこだわりのオリジナルコーヒーを楽しむことができます。
編集部
陶芸体験に参加する前後で立ち寄れそうな、森さんおすすめの周辺デートスポットがありましたら、いくつかご紹介ください。備前焼にちなむスポットも多そうなので、期待しています。
森さん
備前焼について深く知りたい方には、JR伊部駅前の「備前市立備前焼ミュージアム」がおすすめです(毎週月曜日定休)。宝山窯から徒歩約3分で、備前焼の歴史や特徴について学べ、多くの陶芸作家の作品を鑑賞できます。
▲「備前市立備前焼ミュージアム」の正面外観。駅前にあり、宝山窯から徒歩3分程度で着ける
同じく徒歩3分ほどの場所にある隠れたパワースポット「天津(あまつ)神社」も魅力的です。参道や屋根瓦、境内のいたるところに備前焼が使われています。特に備前焼の神門と狛犬が印象的で、写真映えするスポットです。
天津神社の宮山には展望台があり、近くには窯跡もあるので、散策コースとしても楽しめます。備前焼の絵馬も魅力的です。
▲「天津(あまつ)神社」の参道と鳥居。そこかしこに備前焼が使われ、インスタ映えする神社!
宝山窯とその徒歩圏内だけで、1日デートができます。のんびりとお散歩がてら、文化の香り豊かな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
「備前焼窯元 宝山窯」からのメッセージ
▲日本陶芸美術協会が主催する全国公募の展覧会「第10回 陶美展」において、森敏彰氏の作品「備前窯変壷」が入選。備前焼らしい、味わい深い作品
編集部
これから「備前焼窯元 宝山窯」で陶芸体験のワークショップに参加するカップルへのメッセージや、今回のインタビュー取材で伝えきれなかった想いなどがありましたら、ぜひお話しください。
森さん
陶芸体験は、思い出がカタチとして残る最高のアクティビティです。その特別な時間を最大限に楽しんでいただけるよう、私たちも最高のサポートを致します。お二人で協力して作品を作り上げる過程を通じて、絆を深めていただければと思います。
また、後日お届けする作品を日常生活で使用していただくことで、この特別な体験を思い出していただければ嬉しいですね。作品を通じて、お二人の思い出が長く続くことを願っています。
編集部
備前焼のメッカである伊部地区の伝統を受け継いできた窯元で、世界でもオンリーワンのオリジナル作品を制作すれば、きっと二人のかけがえのない思い出になりますね。
森さん、本日はいろいろなお話を聞かせていただき、大変ありがとうございました。
「備前焼窯元 宝山窯」の口コミ・感想をチェック!
デートの参考になるよう、「備前焼窯元 宝山窯」で実際に陶芸体験のワークショップに参加された方々の口コミや感想をいくつかご紹介します。
- 失敗しても、良い部分を引き出してくれる先生です。完全初心者でも、とてもやる気が出ます!
- 登り窯の見学もさせていただき、いろいろなお話も聞けて、とても充実した時間でした。
- 敷居が高く感じていた備前焼の陶芸の世界でしたが、一気に身近になりました。リピート確定です!
- ろくろ体験に彼氏と参加しました。陶芸の面白さに完全にはまってしまいました。
カップルで陶芸体験に参加される方も多いようです。未経験者でも森さんが上手にサポートして楽しませてくれること、そして陶芸の魅力に気付いてリピートしたくなることについては、多くの方が触れていました。
名門窯元の備前焼作家である講師・森さんの気さくな人柄と、豊富な知識・話題が、高評価の最大の理由だと感じられます。
陶芸体験の料金・予約・服装・持ち物
料金 | 【備前焼・電動ろくろ体験(2時間)】 一人4,000円~(税・材料費込) ※時間内であれば、制作点数に制限なし ※現地での現金払いまたはじゃらんnetでのクレジットカード決済が可能 |
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予約 | 【Webからの事前予約が必須】 |
服装 | 汚れても構わない服装を推奨 ※作陶中に泥が飛び散る可能性があるため |
持ち物 | なし(手ぶらで参加可能) ※道具類やエプロンは、宝山窯で用意あり ※作りたい作品のイメージ(写真・イラストなど)や、生地に模様を付けるための小道具(スタンプ・クッキー型など)の持参も可能 |
※表示されている金額は、すべて税込です
「備前焼窯元 宝山窯」の基本情報(アクセス・営業時間)
住所 | 〒705-0001 岡山県備前市伊部710 |
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連絡先 | ・Web:公式サイト「CONTACT」ページ ・メール:bizen-hozangama@outlook.jp ・電話:0869-64-2497 |
アクセス | 【公共交通機関】 ・JR赤穂線:伊部駅下車で徒歩約3分 【車】 ・山陽自動車道:和気ICから約10分 ・岡山ブルーライン(県道397号線):備前ICから約15分 |
駐車場 | 無料駐車場あり ※宝山窯前の駐車スペースは、普通車1台分 ※JR伊部駅(徒歩約3分)・備前市立備前焼ミュージアム(徒歩約3分)・伊部つながり西休憩所(徒歩約1分)の無料駐車場を利用可 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://hozangama.official.ec/ |
公式SNS |
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※記事中の金額は、すべて税込表示です