八戸酒造の銘酒「陸奥八仙」と美味しいおつまみで楽しむおうち居酒屋デートプラン

本記事では、青森県の「八戸酒造」の銘酒「陸奥八仙」を中心に、日本酒とともに楽しむおうち居酒屋デートをご紹介します。

八戸酒造のブランド「陸奥八仙」は青森県の日本酒ランキングにも名を連ねる銘酒で、スッキリとした辛口からフルーティーな香りの甘口まで、豊富な味わいが揃っています。美味しくいただけるペアリングも併せてご紹介しますので、料理好きのカップルはぜひ一緒に料理を作りながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

東北のお酒が好みの方はもちろん、日本酒が苦手という方にも、きっとお気に入りの銘柄が見つかると思います。2人のおうちディナーの参考にしてみてください。

飲酒は二十歳になってから

飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や乳児期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル。

八戸酒造が誇る240年の歴史と地域に根差した酒造り

八戸酒造の外観
▲八戸酒造の正面外観

八戸酒造は青森県八戸市にある酒造メーカーです。酒造りに適した自然環境の中で、240年以上の歴史を持ち、「陸奥男山」と「陸奥八仙」という2大ブランドを中心に、日本酒ファンを魅了し続けています。

「陸奥八仙」というブランド名は中国の故事「酔八仙」に由来し、酒仙の境地でお酒を楽しんでもらいたいという蔵元の思いが込められています。銘柄誕生後も、より良い味わいを追求し続けています。

さらに、八戸酒造では会員制のオリジナル酒を造る活動も展開しており、田植えから収穫、ラベル貼り、瓶詰めまでの酒造りプロセスを地域で共有する取り組みも行っています。

伝統的な造りの蔵は文化財としても高い価値があり、地域の交流の場として開放されており、社会貢献活動の役割も果たしています。

八戸酒造では日本酒だけでなく、様々な味わいのお酒が揃っています。これらのお酒に合わせた料理も幅広く楽しめるため、おうち居酒屋デートのメニューを考えるのも楽しいでしょう。日本酒好きのカップルは飲み比べを楽しめ、日本酒デビューをしたい2人にも楽しめるお酒がきっと見つかるはずです。

今回は、八戸酒造の専務取締役・駒井さんに酒蔵の歴史や主要ブランドの魅力についてお話を伺いました。ぜひ、お気に入りの銘柄を見つけて、おうち居酒屋デートの参考にしてみてください。

八戸酒造の西蔵外観
▲大正8年ごろ竣工の西蔵は置き屋根構造で、貯蔵用の蔵として使用されてきた

八戸酒造の煉瓦蔵
▲煉瓦蔵の酒蔵はスコットランド製の鉄骨梁が掛けられた珍しい構造

八戸酒造の蔵の内部
▲北蔵2階のギャラリー

木造母屋の正面
▲伝統的な工法を用いた木造の主屋は文化財としての価値も高い

八戸酒造の主屋入口
▲木造主屋の入口

青森県産の米と水にこだわった八戸酒造の地酒

編集部

八戸酒造の歴史について、教えてください。

駒井さん

当蔵は元文年間(1736~1740年)に、初代・駒井庄三郎が大志を抱いて近江の国を出て、陸奥の地にて酒造りの道に入ったのが始まりです。安永4年(1775年)から酒造業を開始して以来、蔵元が代々酒を造り続けてきました。

現在、8代目庄三郎は青森県の地酒として県産の米と酵母にこだわり、仕込み水には八戸・蟹沢地区の名水を使用しています。時代が求める環境と健康に配慮した安全で美味しい酒造りに挑戦しています。

編集部

近江というと今の滋賀県ですね。故郷を後にして、遠い地で成し遂げた初代の志というものが、伝わってくるようなお話です。酒蔵の長い歴史にも重さなり、重みを感じます。

地元産のお米や仕込み水にこだわったお酒造りは、「陸奥」という土地の名が付いたブランド名からも思いが伝わってきますね。

青森というと東北の厳しい自然がイメージされますが、だからこそ自然の恵みを受けた水やお米の力が、お酒造りに大きく影響しているのではないかと思われます。

こだわりの仕込み水について、お話を聞かせていただけますか?

駒井さん

自社田のある八戸蟹沢地区の蟹沢水源の伏流水を使用しております。

中硬水でミネラル分が豊富な水質からは、やわらかくまろやかさも感じながら、輪郭のはっきりした、キレのあるお酒ができあがります。

編集部

ホームページを拝見して、絵に描いたような美しい自然が残る蟹沢地区の様子がわかりました。そこに古くから湧き出ている水は地元の水源でもあり、「がんじゃの水」として親しまれているそうですね。

自社の畑では、お米作りから始めオリジナル酒を造る「がんじゃ自然酒倶楽部」という活動もされていることを知りました。お酒造りに一から携われるということは、日本酒ファンにとっては貴重な機会ですね。

多くの人の手でお酒を造るという取り組みは、地元の活気にもつながると思います。

「がんじゃ自然酒倶楽部」のお田植祭
▲がんじゃ自然酒倶楽部のお田植祭

「がんじゃ自然酒倶楽部」の草取り
▲がんじゃ自然酒倶楽部の草取り

「がんじゃ自然酒倶楽部」のお田植祭2
▲参加者が田植をする様子

「がんじゃ自然酒倶楽部」の収穫祭
▲がんじゃ自然酒倶楽部の収穫祭

「がんじゃ自然酒倶楽部」の瓶詰ラベル貼り体験
▲瓶詰ラベル貼り体験の様子

「がんじゃ自然酒倶楽部」の瓶詰ラベル貼り体験2
▲田植えから収穫まで携わったお米でできたお酒のラベル貼りは感慨無量

編集部

原料米へのこだわりも大きいと思います。仕込みに使われるお米についても教えてください。

駒井さん

原料米は青森県産米を100%使用しています。そのうち約9割が契約栽培で、八戸を中心とする、八戸、三戸、南部町、十和田の県南エリアの契約農家さんとタッグを組み、テロワールを実現しています。

米の品種は、酒造好適米である「華吹雪」「華想い」「吟烏帽子」を中心に、「レイメイ」「まっしぐら」を使用。また昨年から三ツ友恵プロジェクトにて、「古城錦」「豊盃」も使用しています。

編集部

テロワールというのはワイン造りなどにも使われる概念で、土壌や気候の特徴を活かした「産地特製」という考え方ですね。こんなにもたくさんの酒造好適米から作り出された銘柄がどのような特性を持っているのか、これは味わうのが楽しみですね。

三ツ友恵プロジェクトというのは青森県を代表する酒造メーカー3社の合同企画で、それぞれが契約栽培する酒米をアレンジして独自の純米吟醸酒を作り上げたと聞きました。

これは、日本酒ファンを楽しませてくれる取り組みだと思います。ぜひ飲み比べてみたい逸品に仕上がったのではないでしょうか。そうした取り組みには、お酒づくりへの挑戦も感じられますね。

八戸酒造の仕込み蔵のタンク内
▲仕込み蔵のタンク内、もろみの様子

八戸酒造の麹造り
▲酒造りの工程、麹造りの様子

若き蔵人が挑戦する「フレッシュフルーティー」な味わい

編集部

どのようなお酒を目指して造られているのでしょうか?何か特別な取り組みがありましたら、聞かせていただけますか?

駒井さん

当蔵は、杜氏はじめ7名の蔵人で製造しております。蔵人の平均年齢は30歳です。

私どもが目指す酒質は、フレッシュフルーティーで雑味がなく、透明感のあるきれいな味わいです。

それには衛生管理が重要で、蔵内に雑菌が入らないよう衛生管理の徹底を行っております。また、手作業で行う部分と機械化を分け、酒質の安定性と再現性を目指しております。

八戸酒造の酒造り
▲蔵人が作業する様子

八戸酒造の駒井専務と常務兄弟
▲蔵を牽引する兄弟、駒井専務(左・兄)と駒井常務/杜氏((右・弟)

編集部

「若き蔵人の挑戦」ということで、職人さん達がプロデュースする食前、食中、食後酒の発売もされているようですね。まさに、"透明感のある味わい”が期待できるフレッシュな取り組みには、蔵元の限りない挑戦が感じられます。

お酒づくりに対し、どのような思いがありますか?

駒井さん

240年の歴史と地元地域の方々に愛され、支えられて今があります。これからも地元地域に感謝し「地域に根差した酒造り」を目指して日々精進しております。

編集部

毎年夏には地元神社のお祭りや、蔵祭りも開催されているようですね。蔵元を中心に地元に活気があふれるのが想像できます。

この土地だからこそできるお酒造りで、これからも日本酒ファンを驚かせてくれるのでないかと楽しみです。

大祐神社の『風鎮祭
▲毎年7月に開催される大祐神社の「風鎮祭」の様子

「八仙夏の蔵祭り」の様子
▲海の日に開催される「八仙夏の蔵まつり」の様子

「八仙夏の蔵まつり」の八仙タワー
▲海の日に開催される『八仙夏の蔵まつり』八仙タワー

八戸酒造が誇る2大ブランド「陸奥男山」と「陸奥八仙」

八戸酒造の男山看板
▲創業ブランド「陸奥男山」の看板

編集部

看板商品となる銘柄の特徴について教えてください。

駒井さん

創業ブランドは『陸奥男山』で、スッキリとした辛口酒です。定番のクラシックと、超辛純米の2種類があります。

メインブランドは1998年に立ち上げた『陸奥八仙』です。こちらは香り華やかでお米の旨味を特徴とした芳醇旨口タイプです。フレッシュでフルーティーな味わいで、全体的にきれいな酒質に仕上げています。

ラインナップは、定番、季節限定、スパークリングや貴醸酒、ビール酵母などを使用した新ジャンル系、さらにプレミアム系の4タイプがあり、全20種類以上の銘柄を取り揃えています。

八戸酒造は『世界酒蔵ランキング2021年』で1位を受賞しました。2019年は3位、2020年は2位の成績を収めています。

編集部

幅広いラインナップで、お酒の新しい楽しみ方が発見できそうですね。日本酒愛好家はもちろん、日本酒に馴染みのないカップルも楽しめそうです。

スパークリング系をワイン感覚で楽しんだり、特別な日にプレミアム系を開けたりと、様々な楽しみ方ができるのが八戸酒造の魅力だと感じました。

カップルで一緒に、シチュエーションに合わせたお酒選びや、合わせる料理を考える時間も、素敵な思い出になりそうですね。

八戸酒造の八仙男山シリーズ
▲2大銘柄・八仙男山シリーズ

八戸酒造の人気銘柄ラインナップ

ここからは、八戸酒造の人気銘柄から主なラインナップをご紹介していきます。こだわりの飲み口が幅広く揃っているので、きっとあなた好みのお酒が見つかるはずです。

八戸酒造の八仙シリーズ
▲主要銘柄の八仙シリーズ

八戸酒造の一番人気は『陸奥八仙 赤ラベル特別純米』

八仙シリーズで一番人気の赤ラベルです。香り豊かで華やかな味わいが特徴で、お米の旨味と甘みを生かした芳醇な旨口酒です。冷やして白ワイン用グラスに注いで楽しむのがおすすめの1本です。

「KURA MASTER」の2017年、2019年、2021年の純米酒部門でプラチナ賞を受賞し、2019年には上位14銘柄にも選ばれています。さらに、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」のプレミアム純米部門でも「金賞」を獲得しています。

八戸酒造の「陸奥八仙 赤ラベル特別純米」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛60%
日本酒度 やや辛口
アルコール度数 16度
金額 720ml 1,980円
1,800ml 3,520円

冷やでも燗でも美味しい『陸奥八仙 特別純米』

こちらは八仙立ち上げ当初から八戸で最も愛飲されている一品です。やや辛口で冷酒・常温・お燗と様々な温度帯で楽しめる versatile なお酒です。

「全国燗酒コンテスト2021」プレミアム燗酒部門で最高金賞を受賞し、同部門で3年連続の受賞を果たしました。さらに、「KURA MASTER2021」純米酒部門でもプラチナ賞を獲得しています。これらの受賞歴が、その品質の高さを証明しています。

八戸酒造の「陸奥八仙 特別純米」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛60%
日本酒度 やや辛口
アルコール度数 15度
金額 720ml 1,650円
1,800ml 3,300円

芳醇な香りと味わいの『陸奥八仙 華想い40純米大吟醸』

香りの華やかさと芳醇な味わいが一口目から十分に楽しめる1本です。純米大吟醸クラスのお酒らしい深みと、高度に精米されたことによる爽やかさがあり、甘口主体でありながら重すぎない印象です。

大ぶりのワイングラスで、時間をかけてゆっくりと味わっていただけるお酒です。

「KURA MASTER2021」純米大吟醸酒部門でプラチナ賞、「KURA MASTER2020」純米大吟醸酒部門で金賞を受賞しており、その品質の高さが認められています。

八戸酒造の「陸奥八仙 華想い40純米大吟醸」 原料米 「華想い」
精米歩合 40%
日本酒度 甘口
アルコール度数 16度
金額 720ml 3,960円

辛口派にはコレ!漁師の食中酒『陸奥八仙 いさり火特別純米』

辛口タイプで人気のお酒は2つあります。

蔵のある八戸市は漁業から栄えた漁師町で、イカの水揚げが日本一です。この地域の特徴を活かし、イカ釣り漁船の集魚灯を表す「いさり火」という名前をつけた辛口タイプのお酒が人気を集めています。

このお酒は、地元で水揚げされるイカを中心とした魚介料理に合わせて楽しむ食中酒をコンセプトとしています。香りが穏やかで、お米の旨味が特徴的な味わいです。

冷酒から常温、さらには燗酒まで、幅広い温度帯で楽しめる万能なお酒です。

その品質の高さは、「KURA MASTER2017」純米部門で金賞を受賞していることからも伺えます。

八戸酒造の「陸奥八仙 いさり火特別純米」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛60%
日本酒度 辛口
アルコール度数 15度
金額 720ml 1,760円
1,800ml 3,300円

超辛口好みには創業ブランド『陸奥男山 超辛純米』

もう一つの辛口は、当蔵の創業ブランド『陸奥男山』の超辛タイプです。地元漁師が長年愛飲しているというスッキリした辛口で、魚介系からジューシーなお肉、中華料理等々、幅広い食事と合わせて楽しめる飲み飽きしない1本です。

八戸酒造の「陸奥男山 超辛純米」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛65%
日本酒度 超辛口
アルコール度数 16度
金額 300ml 770円
720ml 1,650円
1,800ml 3,300円

甘口派・女性に人気の『陸奥八仙 ピンクラベル吟醸』

甘口でご紹介したいのは、八仙の『ピンクラベル』です。

香りが華やかで、日本酒にまだ馴染みのない若い方々や女性にも人気です。フレッシュでフルーティーな香りとスッキリとした味わいが特徴で、ワイングラスで楽しむのがおすすめの1本です。

八戸酒造の「陸奥八仙 ピンクラベル吟醸」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛60%
日本酒度 甘口
アルコール度数 16度
金額 720ml 1,980円
1,800ml 3,520円

ワイン感覚で楽しむ『陸奥八仙 貴醸酒』

こちらはデザートワインを意識して醸造したお酒です。南国のトロピカル系の果物の甘い香りが特徴で、ジューシーな味わいでありながらスッキリとした飲み口が楽しめます。

ティラミスやバニラアイスと一緒に楽しむという、おしゃれな飲み方もおすすめです。甘いデザートとの相性が抜群です。

八戸酒造の「陸奥八仙 貴醸酒」 原料米 青森県産米
精米歩合 麹55%、掛60%
日本酒度 甘口
アルコール度数 13度
金額 720ml 2,750円

駒井さんからのコメント

当社の大吟醸の酒粕とクリームチーズをコーティングした焼きドーナツ『八仙酒粕ドーナツ』と一緒に楽しむのもおすすめです。ワイングラスに注いだ貴醸酒を片手に、貴醸酒が浸み込んだドーナツとペアリングすると最高に美味しい組み合わせになります。

八戸酒造の酒粕ドーナツ
▲貴醸酒とペアリングで美味しい八仙酒粕ドーナツ

日本酒以外の楽しみ方!八戸酒造の梅酒『八梅』

こちらは八仙の梅酒です。

青森県八戸市の隣町である南部町で栽培された豊後梅を、日本酒「八仙」に漬け込んで作られた梅酒です。甘くないスッキリとした味わいが特徴で、冷やしてストレートで楽しむのはもちろん、ロックやソーダ割りにしても美味しくお召し上がりいただけます。

八戸酒造の「八梅」 原料 日本酒、豊後梅
アルコール度数 10度
価格 720ml 1,980円

日本酒通にピッタリの八戸酒造3銘柄

ここからは、日本酒愛好家の皆様に特におすすめしたい銘柄をランキング形式でご紹介します。すっきりとした辛口から、贅沢な味わいを楽しめる逸品まで、幅広い種類の日本酒を取り揃えています。それぞれの特徴や魅力をお伝えしますので、ぜひお気に入りの一本を見つけてください。

1位『Hassenblage』は4種配合の贅沢さ 

2020年10月にリリースされた Premium Hassenシリーズの第一弾をご紹介します。

4種の青森県産米を40%まで磨き上げ、贅沢に調合した日本酒です。2020年に特Aを取得した「まっしぐら」、八戸地区のみで栽培される希少米「レイメイ」、青森県の代表的酒米「華想い」、県南地方唯一の酒米「吟烏帽子」を使用しています。それぞれの米の個性が絶妙なバランスで引き立て合い、八仙の特徴的な味わいを堪能できる1本となっています。

冷やして飲むと、より一層美味しさを感じられます。

八戸酒造の「Hassenblage」 原料米 青森県産米4種
精米歩合 40%
日本酒度 やや甘口
アルコール度数 16度
金額 720ml 11,000円

『Hassenblage』と楽しむ贅沢ディナーのペアリング

贅沢な味わいのお酒ですから、ペアリングもおしゃれな一皿で楽しみましょう。殻付き帆立焼き、ヒラメの昆布締め、エビの天ぷら、ハモン・イベリコ(スペイン産の高級生ハム)、フレッシュチーズのブリアサヴァランなど、個性的な味わいの料理との相性が抜群です。これらの料理は、お酒の風味を引き立て、特別な食事体験を演出します。

おしゃれなディナーを楽しみたいカップルにはぴったりのお酒です。特別な日や記念日に開けたい一本で、大切な人と過ごす時間をより思い出深いものにしてくれるでしょう。

2位は大人の味わい『陸奥八仙 黒ラベル純米吟醸』

旨味と酸がバランスよく調和し、複雑な味わいを持つ1本です。口当たりが柔らかく、口に含んだ後も香りが長く広がります。冷酒から常温まで幅広い温度帯で美味しく楽しめます。

「KURA MASTER」の2017年、2020年、2021年の純米酒部門で金賞を受賞しています。さらに、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」のプレミアム純米部門でも金賞を獲得しており、その品質の高さが認められています。

八戸酒造の「陸奥八仙 黒ラベル純米吟醸 原料米 青森県産米
精米歩合 55%
日本酒度 やや辛口
アルコール度数 16度
金額 720ml 2,200円
1,800ml 3,960円

『陸奥八仙 黒ラベル純米吟醸』と相性抜群の肉料理

おすすめの料理には、スモークサーモン、いぶりがっこクリームチーズのせ、タン塩レモン、ぬか漬け、炙り鯖、チキンソテー粒マスタード添えなどがあります。これらはお酒との相性が抜群です。

料理の腕前を披露したいカップルは、お酒に合わせて少し手の込んだ料理に挑戦してみるのもおすすめです。大きめのワイングラスに注いだお酒と自慢の料理を味わいながら、ゆったりと2人の時間を過ごすことができます。お互いの好みや感想を話し合いながら、より親密な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

3位は旨味が際立つ『陸奥八仙 華想い50純米大吟醸』

華想いを50%磨き上げ、非常に華やかで旨味のある1本に仕上がっています。日本酒そのものの味わいを十分に楽しむことができ、冷酒から常温まで幅広い温度帯で美味しくいただけます。

八戸酒造の「陸奥八仙 華想い50純米大吟醸 原料米 「華想い」
精米歩合 50%
日本酒度 普通
アルコール度数 16度
金額 720ml 2,310円
1,800ml 4,400円

パーティースタイルでおしゃれなおつまみに合わせて

相性の良いおつまみは、ブルスケッタ、ピクルス、チーズとベーコンのキッシュ、鴨肉のグリル、青森の郷土料理「そばかっけ」などがあります。これらは、お酒の風味を引き立てる味わいが特徴です。

この味わい深いお酒は、少量のおつまみを楽しみながらゆっくりと味わうのがおすすめです。ゆったりとした時間を過ごしながら、お酒とおつまみの組み合わせを楽しんでみてください。

日本酒初心者におすすめ!八戸酒造の入門編3銘柄

普段、日本酒に馴染みのない方や、少し苦手と感じている方にも美味しく味わっていただける3品をご紹介します。

日本酒は、初めて飲む際に辛めのお酒を口にして、苦手意識を持ってしまう方もいらっしゃいます。しかし、八戸酒造にはマイルドな味わいのお酒も数多く揃っています。ぜひ、自分に合った飲みやすい銘柄を見つけて、日本酒の奥深い美味しさに触れるきっかけにしていただければと思います。

1位は微発泡の新感覚『八仙prototype2021』

こちらは程よく米の甘みと旨味が感じられ、柔らかくきめ細かい泡が特徴の日本酒です。普段日本酒を飲まない方にも楽しんでいただける1本となっています。

アルコール度数が低めで、乾杯酒としてもおすすめです。カップルの食前酒としても楽しめるでしょう。

シャンパングラスや白ワイングラスで、冷やして飲むと美味しさが引き立ちます。

八戸酒造の「八仙prototype2021 日本酒度 やや甘口
アルコール度数 7度
金額 500ml 1,870円

『八仙prototype2021』と楽しむさっぱりマリネ料理

一緒にいただくと美味しい料理は、タコとキウイのマリネ、リンゴとチーズサンド、ウニのオムレツ、白子の天ぷら、サバと玉ねぎのマリネなどです。

2位はスパークリング日本酒の『8000DRYSAPRKLING2021』

こちらは、シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)を用いた辛口のスパークリング日本酒です。

動瓶や澱引きなど全ての工程を一貫して手作業で行っており、泡立ちはきめ細やかで、キレイな酸と米の旨味が感じられます。食前酒から食事中まで長く楽しめる1本です。

こちらも、シャンパングラスや白ワイングラスで、冷やして美味しくいただけます。

「KURA MASTER2019」スパークリングスタンダード部門で金賞を受賞しています。

八戸酒造の「8000DRYSAPRKLING2019 日本酒度 辛口
アルコール度数 12度
金額 750ml 6,600円

『8000DRYSAPRKLING2021』と合わせるこってりおつまみ

相性のよいペアリングは、トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ、エビのフリッター、イカのゴロ焼き、生うにのクリームパスタなど、いずれもおしゃれな一皿に合いますね。

おしゃれな料理を揃えて乾杯するのにぴったりなお酒ですよ。

3位はコク深い『陸奥八仙 吟烏帽子40純米大吟醸』

「吟烏帽子」は2019年に登録された青森県南エリアの新種の酒米です。柔らかい甘味と特徴的な酸を感じられるお酒で、透明感溢れるとてもキレイなまとまりのある味わいに仕上がっています。

大ぶりなグラスに入れて、冷酒だけではなく室温も試してみてください。

「KURA MASTER2019」「KURA MASTER2020」純米大吟醸酒部門で金賞を受賞しています。

八戸酒造の「陸奥八仙 吟烏帽子40純米大吟醸 原料米 「吟烏帽子」
精米歩合 40%
日本酒度 普通
アルコール度数 16度
金額 720ml 3,960円

『陸奥八仙 吟烏帽子40純米大吟醸』とクリーミーおつまみの相性

合わせて美味しい料理は、塩辛とクリームチーズの酒盗和え、クリームシチュー、チキンの照り焼き、ウォッシュ系チーズ(マンステール、エポワス等)、アンチョビのアヒージョ、レーズンバターサンドなどです。

洋食系の料理でおしゃれなディナーを楽しみたいカップルは、少し甘みのあるこちらのお酒をお供に、ゆっくりと味わってみてくださいね。

八戸酒造のお酒の購入方法

八戸酒造のお酒は、青森県内外の八戸酒造特約店にてご購入いただけますが、オンラインショップが便利です。日本酒の他にも、「酒粕バスボム美人の湯」「八仙酒粕ドーナツ」「酒粕クーベル等」など、酒粕を使った女性に人気の製品も取り扱っていますよ。

>>八戸酒造特約店
>>八戸酒造オンラインショップ
>>女性に人気の製品酒粕バスボム 八仙美人の湯

八戸酒造の酒粕バスボム八仙美人の湯
▲酒粕バスボム「八仙美人の湯」

八戸酒造の八仙酒粕クーベル
▲八仙酒粕クーベル

また、八戸酒造では、蔵見学やオリジナルの酒造り体験なども行っていますので、以下の情報もご参照ください。

>>蔵見学の申し込み
>>米作りから瓶詰ラベル貼り体験に参加しオリジナルのお酒を作れる『がんじゃ自然酒倶楽部』会員募集中

まとめ:八戸酒造の「八仙」シリーズで楽しむおうち居酒屋デート

八戸酒造の駒井さんからメッセージをいただきました。

駒井さんからのコメント

お酒単品で楽しむのもよし、ちょっとしたおつまみやお料理と合わせてご一緒に楽しむのもよし。また、ワイングラス系、磁器、陶器等々、酒器やグラスの形状によっても香りの立ち方や味わいの感じ方が異なりますので、酒器をいくつか用意して楽しまれてはいかがでしょうか。

八戸酒造公式Instagram、Facebook、公式LINEで情報発信をしておりますので、ぜひご登録をお願いします。

今回ご紹介した八戸酒造には、日本酒好きのカップルには満足できる逸品が、そして日本酒デビューを考えているカップルにも気になる銘柄が揃っていたのではないでしょうか。美味しそうな料理とのペアリングもおすすめです。

好みによって少しずつ試してみたいお酒が揃っていると思いますから、飲み比べをしながら、料理と一緒にじっくり味わうこともできますよ。

気になるお酒が見つかったら、2人の素敵なおうち居酒屋のひと時に八戸酒造のラインナップを加えてみてくださいね。

八戸酒造の基本情報

住所 〒031-0812
青森県八戸市大字湊町字本町9番地
お問合せ TEL:0178-33-1171
営業時間 9:00~17:00
公式サイト 公式ホームページ:https://mutsu8000.com/
公式インスタグラム
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