【茨城】鹿嶋市どきどきセンターで歴史ロマンを体感!埋蔵文化財に触れる知的デートプラン

本記事では、茨城県鹿嶋市粟生の「鹿嶋市どきどきセンター」で、市内の遺跡から出土した貴重な埋蔵文化財を見学し、地元の魅力を体感できるスポットも巡るデートプランを紹介します。

鹿嶋市どきどきセンターは、誰でも入館無料で、鹿嶋市に特化した考古学的遺物を間近で眺められる展示施設です。鹿嶋市の歴史・文化に興味があるカップルにとって、必見のスポットといえるでしょう。

周辺には、「鹿島アントラーズ クラブハウス」や「鹿島神宮」など、地元の魅力にあふれたデートスポットも豊富です。鹿嶋市出身の方なら、お相手に地元の魅力を紹介する絶好の機会となるでしょう。

知的で新鮮なデートを楽しみたいカップルにも、このコースはぴったりです。鹿嶋市内でのデートを検討中の皆さまは、ぜひ参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:18歳〜49歳
おすすめカップル:歴史に興味がある、サッカーが好き、神社仏閣巡りが好き
どんなデート?:展示施設、考古学、クラブハウス、神社、海水浴場、シーフード

概要:鹿嶋市どきどきセンターで郷土の歴史と文化に触れるデートプラン

今回のデートプランでは、「鹿嶋市どきどきセンター」で市内の遺跡から発掘された埋蔵文化財を見学した後、鹿嶋市ならではの人気スポットを訪れて、二人で地元の魅力を満喫する流れを考えました。

今回のデートのメイン
鹿嶋市どきどきセンター(埋蔵文化財整理事務所)
周辺のデートスポット
・鹿島アントラーズ クラブハウス
・平井海水浴場
・鹿島神宮
ランチにおすすめのお店
・浜焼き 漁師小屋
・ESPRESSO D'WORKS(エスプレッソディーワークス)

鹿嶋市どきどきセンターでは、氷河時代から古墳時代、奈良・平安時代、そして近世に至るまで、市内の古墳群を含む遺跡から出土した土器や石器、木製品、鉄製品などを幅広く展示しています。

土偶や岩偶(がんぐう)(※1)のユーモラスな表情を眺めていると、現代人の感覚とも通じ合う先人たちのセンスに、思わず笑みがこぼれます。数千年前の人々と現代の私たちの感性が似ているのは、とても興味深い発見ですね。

(※1)縄文時代後期に作成された石製の人形。国内では、東北地方での出土が多い。

鹿嶋市の歴史にあまり詳しくないカップルでも、郷土の歴史・文化の豊かさに改めて驚いて、充実したひと時を過ごせると思います。

ランチタイムには、アントラーズ通り(県道255号線)沿いの「浜焼き 漁師小屋」で、新鮮な海の幸を使った漁師料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。食後は、近くの「平井海水浴場」に出て、二人で波打ち際を散歩したり、水遊びをしたりするのもおすすめです。

ここからは、今回のデートのメインとなる「鹿嶋市どきどきセンター」について、具体的に見ていきます。

鹿嶋市どきどきセンター:市内出土の埋蔵文化財を展示する特色ある施設

「鹿嶋市どきどきセンター」の正面外観

「鹿嶋市どきどきセンター」は、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団が運営する埋蔵文化財の展示施設です。市内で出土した土器や石器、木製品、鉄器などを収蔵・展示しており、鹿嶋市の豊かな歴史を学ぶことができます。

鹿嶋市は古代から水が豊かで温暖な土地として知られていました。大和朝廷の東国戦略の拠点として重要な役割を担い、常陸国一の宮である鹿島神宮を中心に栄えてきました。

そのため、市内では古墳群を含む多くの遺跡が発見されています。身近な場所で歴史的な遺構が見つかることも珍しくありません。まさに歴史のロマンを身近に感じられる街と言えるでしょう。

今回は、「鹿嶋市どきどきセンター」で主事を務める立原さんにインタビュー取材を行い、この展示施設の特徴や魅力について詳しく伺いました。

氷河期から江戸期まで!鹿嶋市どきどきセンターの豊富な展示内容

「鹿嶋市どきどきセンター」の第一展示室内部の様子(その1)
▲第一展示室内部の様子。左側ケース内には、氷河時代のナウマンゾウの牙が展示されている

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」は「鹿島神宮」からも車でアクセスしやすい立地ですね。まず、センターの概要についてお聞かせください。

立原さん

当センターは、埋蔵文化財の収蔵施設として、平成15(2003)年に開館しました。鹿嶋市内の発掘調査で出土した考古資料(埋蔵文化財)を展示しています。

鹿嶋市内には多くの遺跡が存在しており、旧石器時代から近世に至るまで、人々の生活の痕跡が多数出土しています。

氷河時代のナウマンゾウ(※2)の牙をはじめ、縄文土器や土偶、古墳から出土した太刀(たち)や装飾品など、鹿嶋市の歴史を知る上で重要な考古学的資料を展示しています。

(※2)かつて日本列島に生息していたゾウの一種。約65万~42万年前に誕生し、約1万5,000年前まで生息していたと考えられる。長い牙と豊富な体毛が特徴で、狩猟の対象であったと推測される。現生のアジアゾウと近縁種。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示されている厨台遺跡群出土の人面墨書土器
▲展示されている厨台遺跡群出土の人面墨書土器。表情が何ともユーモラスだ

編集部

鹿嶋市では、様々な時代の埋蔵文化財が出土するのですね。首都圏から近い場所にこれほど豊かな歴史遺産が埋もれていることは、あまり知られていません。デートで訪れたカップルが鹿嶋市どきどきセンターを見学する際、どのような体験ができるでしょうか?

立原さん

鹿嶋市内で出土した実際の歴史資料を間近で観察いただけます。例えば、縄文土器は、1つ1つが独特のフォルムや文様を持っています。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示されている厨台遺跡群出土の縄文土器
▲市内の厨台遺跡群から発掘された縄文土器。それぞれが唯一無二の存在だ

また、土偶や岩偶など、視覚的に楽しめる資料も多数展示しています。

編集部

先ほど、第一展示室で土偶をいくつか拝見しました。それぞれ表情が豊かで印象的でしたね。表情にユーモアのセンスがあり、先人たちの感性と現代に生きる私たちの感覚が意外と通じ合っていると感じました。時代を超えて人間同士が分かり合える可能性を感じ、少し嬉しくなりました。

鹿嶋市どきどきセンターの企画展とイベント情報:カップルで楽しむ発掘体験

「鹿嶋市どきどきセンター」の第一展示室内部の様子(その2)

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」では、企画展も開催されていると伺っています。今後予定されているものがありましたら、ぜひご紹介ください。

立原さん

毎年夏(8月)に企画展を開催しており、過去には縄文時代の生活や鹿嶋市内の古墳について取り上げてきました。

令和4(2022)年度は、「飛鳥時代の香島ー鎌足が生きた時代ー」と題した企画展を開催中です。この企画展では、古墳時代から律令時代への移行期である飛鳥時代の鹿嶋市に焦点を当てています。

「鹿嶋市どきどきセンター」で2022年8月に開催される企画展のポスター
▲今年(2022年)8月に開催中の企画展のポスター

編集部

中臣鎌足が生きた時代で、彼は鹿嶋市内の出身とも伝わっていますね。

「飛鳥時代の香島ー鎌足が生きた時代ー」は、現在(2022年8月)こちらで開催されている企画展で、8月いっぱいの開催とのことです。詳細は、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団の公式サイトのトップページでご確認いただけます。

>>「公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団」公式サイトトップページ

鹿嶋市どきどきセンターでは、イベントやワークショップも企画されているのでしょうか?

立原さん

令和4(2022)年度は、8月中の毎週日曜日(4回)に発掘体験を開催しています。予約不要で参加費も無料です。参加される方は、汚れても大丈夫な服装でご来館ください。

編集部

歴史や考古学に興味があるカップルにとって、発掘体験は忘れられない思い出になりそうですね。埋蔵文化財の発掘に実際に参加できるのは、とても貴重な体験だと思います。

発掘体験の集合場所や時間などの詳細は、公式Twitterでご確認いただけます。

>>「鹿嶋市どきどきセンター」公式Twitter

愛嬌ある土偶「くりやっほー」に会える!鹿嶋市どきどきセンターの見どころ

「鹿嶋市どきどきセンター」の第三展示室内部の様子(その1)

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」が他の類似施設と最も差別化できる部分があるとすれば、どこだと思われますか?

立原さん

歴史を紹介する展示施設は、全国に多数存在しています。鹿嶋市に特化して歴史を紹介し、実際の資料(埋蔵文化財)を提示している施設は、全国で当センターだけです。

市内在住の方は、ご自分が住む場所の来歴を知るために来ていただくのもよいでしょうし、市外の方であれば、ユニークな歴史を持っている鹿嶋市を知るきっかけにしていただけると思います。

編集部

立原さんが思われる、鹿嶋市どきどきセンターの最大の魅力は、どこになりますでしょうか?

立原さん

教科書では習っても、実際に発掘された土器や石器を目の前で見ることは、人生で滅多にないでしょう。日常では見ることができないものに触れられることが、当センター最大の魅力だと思います。

古代の鹿嶋がいかに豊かであったのか、ぜひ体感してみてください。

「鹿嶋市どきどきセンター」に展示中の厨台遺跡群出土の八稜鏡
▲展示されている厨台遺跡群出土の八稜鏡

編集部

立原さんが個人的にお好きな館内の展示品がありましたら、ぜひ教えてください。

立原さん

私のお気に入りは、第一展示室にある厨台(くりやだい)遺跡群から出土した岩偶(がんぐう)です。多くの方は土偶については聞いていても、石で作られた岩偶はご存知ないようで、驚きの声を上げられます。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の厨台遺跡群出土の岩偶
▲厨台遺跡群から出土した岩偶「くりやっほー」。何とも愛嬌のある表情

令和4(2022)年7月にはニックネームを募集し、「くりやっほー」という愛称が決定しました。丸いフォルムと顔の表情から、何とも言えぬ愛らしさを感じます。

名前の通り、「やっほー!」と叫んでいるような雰囲気です。ぜひ岩偶にも会いに来ていただければと思います。

四季折々の魅力:鹿嶋市どきどきセンターで地元の歴史を学ぶ最適シーズン

「鹿嶋市どきどきセンター」の第三展示室内部の様子(その2)

編集部

デートの一環で「鹿嶋市どきどきセンター」に来館するカップルには、どんなことを知り、感じて欲しいでしょうか?

立原さん

何より、鹿嶋市内には、多くの歴史遺産が存在することを知っていただきたいですね。現在でも、鹿島神宮に代表されるように、市内には長い歴史を有した神社が残っています。

同様に、地中にも過去に鹿嶋市で生活していた人々の痕跡が残っているんです。市内を見て歩くだけでは分からない歴史を知ることができることが、当センターの存在意義だと考えています。

ご来館いただけば、現在道路が通り、建物が建っている場所が、実は遺跡だったことを知ることができます。身近に歴史が埋もれている鹿嶋市を知っていただく貴重な機会となるでしょう。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の中山遺跡出土の緑釉陶器華瓶
▲市内の中山遺跡から出土した緑釉陶器華瓶

編集部

来館する時期や季節によって、それぞれの楽しみ方があれば教えてください。

立原さん

毎年夏(8月)には企画展を開催しており、テーマを決めてオリジナルの展示を行っています。8月の来館がおすすめです。

また、当センターの敷地には、四季折々の植物も植えられています。特に2月の梅や、3月末~4月初めの桜の時期は、それは綺麗な光景です。

編集部

桜の季節は、とりわけ美しいと耳にしています。それぞれの季節で来館の楽しみがありそうですね。新たな展示品も時折加わるとお聞きしているので、デートで複数回見学するのもよいかもしれません。

鹿嶋市どきどきセンターでの思い出作り:撮影スポットとオリジナルグッズ

「鹿嶋市どきどきセンター」の第二展示室内部の様子

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」内で、デート中の記念撮影におすすめのスポットはありますか?

立原さん

当センターで収蔵している資料(埋蔵文化財)は、基本的に写真撮影が可能です。土器や石器などと一緒に、記念写真を撮っていく方も多くいらっしゃいます。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の神野遺跡出土の陶磁器と今戸人形
▲展示される神野遺跡出土の陶磁器と今戸人形(土人形)。館内では、お気に入りの埋蔵文化財と記念写真を撮影できます。

編集部

収蔵品・展示品の写真撮影が原則OKというのは、デートで来館するカップルにはとてもありがたいですね。展示ケース越しにお気に入りの土器や石器と撮影すれば、思い出に残る1枚が撮れそうです。

館内にミュージアムショップはありますか?また、鹿嶋市どきどきセンターのオリジナルグッズは作成されていますか?

立原さん

館内に専用のショップはありませんが、カウンターで当センター作成のオリジナルグッズや書籍を販売しています。以下のような商品をご用意しています。

  • 缶バッジ:100円
  • クリアファイル:200円
  • トートバッグ(A4サイズ対応・マチ付):500円
  • マンガかしまの歴史(書籍):500円

鹿嶋市内で出土した縄文土器の文様をもとにデザインしたトートバッグや、「マンガかしまの歴史」という鹿嶋市の歴史を漫画で説明した本などがあります。見本もご用意していますので、ぜひご覧ください。

編集部

先ほど見せていただいたトートバッグの見本は、ナチュラルホワイトベースで、大人でも使いやすいお洒落なデザインでしたね。サブバッグとしても活用できそうで、購入を検討しています。オリジナルトートバッグの詳細は、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団の公式サイトでも紹介されていましたね。

>>「公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団」公式サイト「トートバック好評発売中!」

来館者の声:鹿嶋市どきどきセンターの口コミと評価

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の木滝横穴周辺で出土した須恵器
▲市内の木滝横穴周辺で出土した須恵器

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」に来館される方から、よく聞かれる感想などがありましたら、ぜひご紹介ください。

立原さん

ご来館された方々からは、「鹿嶋市の歴史について、よく知ることができた!」というお声が一番多いです。「鹿嶋市について、新しい発見ができる施設!」というお言葉もいただきますね。

何より、「鹿嶋市内でこんなに多くの土器が出土していたのか!」と驚きの反応も多いです。特に、展示されている須恵器や土師器などの古代の土器に興味を持たれる方が多いようです。

編集部

鹿嶋市どきどきセンターを見学すると、皆さん何か新しい知識を得て帰られるようですね。鹿嶋市の歴史に詳しくない方でも、来館して良かったと感じられる施設なのですね。

「毎回発見がある!」「歴史のロマンを感じる!」との声も多数

今回インタビュー取材をお願いするに先立ち、編集部でも鹿嶋市どきどきセンターについてリサーチしました。その際、デート中のカップルにも役立つと思われる口コミ・評価を複数確認しました。

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すぐ近くに歴史的な遺物が埋まっていることを知った。悠久のロマンを感じる。
アイコン
新たな発掘品が時々展示に加わります。毎回新しい発見がある施設。
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来てよかった!スタッフの皆さんが実際に発掘作業をしていることに感動。

主な口コミを要約して紹介しましたが、地元の皆さんから親しまれている展示施設であることがわかりました。多くの方が知的好奇心を刺激され、訪れて良かったと感じているようです。

「鹿嶋市どきどきセンター」からカップルへのメッセージ

「鹿嶋市どきどきセンター」のエントランス外観

編集部

最後になりますが、今後デートの一環で「鹿嶋市どきどきセンター」に来館することを検討しているカップルに向けて、メッセージをお願いします。

立原さん

鹿島神宮への参拝や、鹿島アントラーズの試合観戦などで、多くの方が鹿嶋市を訪れています。

しかし、鹿嶋市がどんなところなのか、どんな歴史を持っている地域なのかを体系的に知ることができる施設は、なかなかありません。

デートで鹿島神宮や鹿島アントラーズの試合などにいらした際、少し足を延ばして鹿嶋市どきどきセンターにご来館いただければと思います。当センターでは、鹿嶋市の歴史や文化を楽しみながら学ぶことができます。

※鹿嶋市どきどきセンターは土日祝日は休館日ですが、8月の日曜日など臨時開館している場合もあるので、事前にお問い合わせください。

編集部

鹿嶋市どきどきセンターは、鹿嶋市を理解する上でのキーになる施設だと今回感じました。都内からのアクセス性も良好ですし、カップルで見学すると、来てよかったと思えるでしょう。

立原さん、本日はお忙しい中お時間を割いていただき、大変ありがとうございました。

鹿嶋市どきどきセンターの基本情報:アクセス・開館時間・入館料など

住所 〒314-0021
茨城県鹿嶋市粟生字十二神2242-1
電話 0299-84-0778
アクセス 【車】
・潮来ICから約35分
※水戸市内からは約120分
【公共交通機関】
・JR鹿島神宮駅下車、タクシー利用で約15分(路線バス利用で約30分)
※東京駅から関東鉄道バス・カシマサッカースタジアム行き利用、鹿島宇宙センターバス停下車、徒歩でも到着可能
駐車場 無料駐車場あり
※普通車10台分程度
開館時間 9:00~16:30
※最終入館は16:00
休館日 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)
※令和4(2022)年度の8月は、日曜日(7・14・21・28日)も特別開館
入館料 無料
予約 不要
混雑する曜日・時間帯 特になし
平均滞在時間 60~120分程度
飲食施設・売店 なし
※受付カウンターで、オリジナルグッズを販売中
公式サイト https://cs-kashima.jp/maibun/sub010
公式SNS Twitter
Facebook
Instagram
・LINE公式アカウント(@510uwfio)

※最新の情報は公式サイト等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

鹿嶋市どきどきセンター周辺のおすすめデートスポット

ここからは、「鹿嶋市どきどきセンター」を見学する前後に訪れたいデートスポットを紹介します。ランチにぴったりのお店や、鹿嶋市の魅力あふれる場所も豊富にあります。カップルで楽しめる素敵なスポットばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのデートスポット

サッカーファン必見!鹿島アントラーズクラブハウスでデート

「鹿島アントラーズ クラブハウス」は、「鹿嶋市どきどきセンター」から車で数分、徒歩でも20分ほどの場所にあります。多くのファンと練習する選手たちで賑わう、明るく活気のあるクラブハウスです。

施設内には、チームとの交流の場となるアントラーズカフェ(注)やショップが併設されています。食事やお茶を楽しんだり、オリジナルグッズを購入したりできるため、アントラーズファン以外にも人気のスポットとなっています。

専用の見学席からは、チームの練習風景を間近で見ることができます。サッカー好きのカップルにとっては、特に魅力的な場所でしょう。練習後には、監督や選手たちが気さくに記念撮影に応じてくれることもあります。

(注)2022年8月現在、アントラーズカフェは臨時閉鎖中です。

公式URL:株式会社鹿島アントラーズFC「クラブ」

絶景スポット:平井海水浴場で風車を眺めながらビーチデート

鹿島灘に面した「平井海水浴場」は、サーファーに人気の高いスポットです。広い砂浜と透明度の高い海水が特徴の遠浅のビーチで、近くには海風を利用した風力発電用の風車があり、迫力ある景観を楽しめます。

夏季は比較的波が穏やかで、サーフィンエリアと一般エリアが分けられているため、カップルの軽い水遊びにも適しています。平日は比較的空いていることが多く、ゆったりと過ごせます。

ビーチから少し離れた場所に無料のシャワーとトイレが整備されていることも、利用者から高く評価されています。駐車場は夏の海水浴場設置期間中のみ有料で、それ以外の時期は無料で利用できます。

参考URL:茨城県鹿嶋市経済振興部商工観光課「平井海水浴場」

地元グルメを堪能:「浜焼き 漁師小屋」で新鮮魚介を味わうランチデート

「浜焼き 漁師小屋」は、船宿「幸栄丸」が経営する漁師料理のお店です。「鹿嶋市どきどきセンター」から車で数分、「平井海水浴場」からは内陸に向かってすぐの場所にあります。

看板メニューの浜焼きをはじめ、丼ものや定食の種類も豊富で、ランチ利用も可能です。地元の常連客は、ボリューム満点の定食と単品の焼き物を注文する方が多く、コストパフォーマンスに優れています。

新鮮な魚介類を使ったメニューは、どれも量が多めです。座席数が多く、スタッフの対応も明るく丁寧なので、快適に食事を楽しめます。満足度の高いランチデートにもおすすめです。

公式URL:幸栄丸「浜焼き 漁師小屋」

鹿嶋市周辺のデートスポットをもっと探索:おすすめ観光地紹介

  • 鹿島神宮(関東屈指の古社で、全国的に名高いパワースポット。サッカーチーム・鹿島アントラーズも必勝祈願のため、毎年欠かさずに参拝している)
  • ESPRESSO D'WORKS(エスプレッソディーワークス)(天井が高く、開放的で落ち着いた雰囲気のお洒落なカフェ。本格的な洋風ランチを楽しみたい時におすすめ

まとめ:鹿嶋市どきどきセンターで歴史を学び、周辺の魅力を楽しむ充実デート

「鹿嶋市どきどきセンター」の花壇に咲く花

この記事では、茨城県鹿嶋市の歴史展示施設「鹿嶋市どきどきセンター」をご紹介しました。ここでは、地元で出土した埋蔵文化財を間近に見ることができ、鹿嶋市ならではの魅力にあふれたスポットを巡るデートプランを提案しています。

鹿嶋市には、身近な場所に歴史的遺構が眠っているため、カップルのどちらかが地元に縁がある場合には、特に楽しめるデートになるでしょう。また、知的好奇心を刺激するデートを楽しみたい時にもおすすめです。

歴史にあまり詳しくないカップルでも、愛嬌ある土偶や岩偶の表情を見ていると、自然と笑顔になれるかもしれません。鹿嶋市周辺でデートを計画しているカップルの皆さまにとって、この情報が参考になれば幸いです。