鹿嶋市どきどきセンターから歴史のロマンと郷土の魅力に浸るデート|茨城県の展示施設

本記事では、茨城県鹿嶋市粟生の「鹿嶋市どきどきセンター」で、市内の遺跡から出土した貴重な埋蔵文化財を見学し、地元の魅力を体感できるスポットも巡るデートプランを紹介します。

鹿嶋市どきどきセンターは、誰でも入館無料で、鹿嶋市に特化した考古学的遺物を間近で眺められる展示施設。鹿嶋市の歴史・文化に興味があるカップルなら、ぜひ一度は訪れてみてほしいスポットです。

周辺には、「鹿島アントラーズ クラブハウス」や「鹿島神宮」など、地元らしい魅力にあふれたデートスポットも豊富。一方が鹿嶋市出身のカップルならば、お相手にちょっと自慢したくなりますよ。

気分を変えて知的なデートもしてみたいな、と考えている二人にも、ぴったりのデートコースになると思います。鹿嶋市内でのデートを検討中のカップルは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
おすすめ年代:10代~40代
おすすめカップル:歴史に興味がある、サッカーが好き、神社仏閣巡りが好き
どんなデート?:展示施設、考古学、クラブハウス、神社、海水浴場、シーフード

概要:豊かな歴史と地元の魅力を体感するデートプラン

今回のデートプランでは、「鹿嶋市どきどきセンター」で市内の遺跡から発掘された埋蔵文化財を見学した後、鹿嶋市ならではの人気スポットを訪れて、二人で地元の魅力を満喫する流れを考えました。

今回のデートのメイン
鹿嶋市どきどきセンター(埋蔵文化財整理事務所)
周辺のデートスポット
・鹿島アントラーズ クラブハウス
・平井海水浴場
・鹿島神宮
ランチにおすすめのお店
・浜焼き 漁師小屋
・ESPRESSO D'WORKS(エスプレッソディーワークス)

鹿嶋市どきどきセンターでは、氷河時代から古墳時代、奈良・平安時代、そして近世に至るまで、市内の古墳群を含む遺跡から出土した土器や石器、木製品、鉄製品などを幅広く展示中です。

土偶や岩偶(がんぐう)(※1)のユーモラスな表情を眺めていると、現代人の感覚とも通じ合う先人たちのセンスに、思わず笑みがこぼれます。数千年前と現代とで感覚が同じなんて、不思議な感じですね。

(※1)縄文時代後期に作成された石製の人形。国内では、東北地方での出土が多い。

鹿嶋市の歴史にあまり詳しくないカップルが見学しても、郷土の歴史・文化の豊かさに改めて驚いて、充実したひと時を過ごせると思いますよ。

ランチタイムには、アントラーズ通り(県道255号線)沿いの「浜焼き 漁師小屋」で、漁師料理に舌鼓を打ってはいかがでしょうか。食後は、近くの「平井海水浴場」に出て、二人で水遊びもいいですね。

ここからは、今回のデートのメインとなる「鹿嶋市どきどきセンター」について、具体的に見ていきます。

全国で唯一の鹿嶋市に特化した埋蔵文化財の展示施設

「鹿嶋市どきどきセンター」の正面外観

「鹿嶋市どきどきセンター」は、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団が運営する埋蔵文化財の展示施設市内で出土した土器や石器、木製品、鉄器などを収蔵・展示していますよ。

そもそも鹿嶋市は、古代から水が豊かで温暖な土地でした。大和朝廷の東国戦略の拠点としても重要な役割を担い、常陸国一の宮・鹿島神宮を中心に栄えて今に至っています。

このため、市内では古墳群を含む遺跡が数多く発見されていて、近所の建設現場が実は歴史的な遺構だったなどというのは、よくあるお話しなんです。まさに歴史のロマンを身近に感じる街ですね。

今回は、「鹿嶋市どきどきセンター」で主事を務められる立原さんにインタビュー取材を行い、同展示施設の特徴や魅力について語っていただきました。

氷河期~江戸期まで!鹿嶋市オリジナルの埋蔵文化財を豊富に展示

「鹿嶋市どきどきセンター」の第一展示室内部の様子(その1)
▲第一展示室内部の様子。左側ケース内には、氷河時代のナウマンゾウの牙が見える

編集部

初めてお邪魔しましたが、「鹿島神宮」からも車でアクセスしやすい立地ですね。最初に、「鹿嶋市どきどきセンター」の概要について、お話しください。

立原さん

当センターは、埋蔵文化財の収蔵施設として、平成15(2003)年に開館しました。鹿嶋市内の発掘調査で出土した考古資料(埋蔵文化財)を展示しています。

鹿嶋市内には多くの遺跡が存在しており、旧石器時代から近世に至るまで、人間が暮らしていた痕跡が多数出土しているんですよ。

氷河時代のナウマンゾウ(※2)の牙から始まり、縄文土器や土偶、古墳から出土した太刀(たち)や装飾品など、鹿嶋市の歴史を知る上で重要な考古学的資料を展示しています。

(※2)かつて日本列島に生息していたゾウの一種。すでに65万~42万年ほど前には誕生していたと考えられ、約1万5,000年前まで生息。長い牙と豊富な体毛が特徴で、狩猟の対象であったと考えられる。現生のアジアゾウとは近縁。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示されている厨台遺跡群出土の人面墨書土器
▲展示されている厨台遺跡群出土の人面墨書土器。表情が何ともユーモラス!

編集部

鹿嶋市では、あらゆる年代の埋蔵文化財が出土するのですね。首都圏から近いところに、こんなにも豊かな歴史遺産が埋もれていることは、東京の人間も意外と意識していません。鹿島神宮にはお参りするのですが。

デートの一環で訪れたカップルが鹿嶋市どきどきセンターを見学する際、どんなことを体感できるでしょうか?

立原さん

鹿嶋市内で出土した実際の歴史資料を間近で観察いただけますよ。例えば、縄文土器ですが、2つと同じものがありません。それぞれが特徴的なフォルムや文様を持っています。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示されている厨台遺跡群出土の縄文土器
▲市内の厨台遺跡群から発掘された縄文土器。唯一無二の存在で、2つと同じものはない

また、土偶や岩偶など目で見て楽しめる資料も多数展示中です。

編集部

先ほど、第一展示室で土偶をいくつか拝見してきました。それぞれ表情が豊かなんですね。

表情にユーモアのセンスがあり、先人たちの感覚と現在に生きる私たちの感覚は、意外と通じ合っているとも感じました。人間同士は時代を大きく越えても分かり合えるのかな、と少々嬉しくなります。

毎年8月には企画展を開催!カップルで「発掘体験」にも参加可能

「鹿嶋市どきどきセンター」の第一展示室内部の様子(その2)

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」では、企画展も開催されてきたと伺っています。今後予定されるものがありましたら、ぜひご紹介ください。

立原さん

毎年夏(8月)に企画展を行っており、過去には縄文時代の生活についてや、鹿嶋市内の古墳についてを採り上げてきました。

令和4(2022)年度は、「飛鳥時代の香島ー鎌足が生きた時代ー」と題した企画展を開催中です。古墳時代から律令時代への移行期・飛鳥時代の鹿嶋市に焦点を当てた企画展となります。

「鹿嶋市どきどきセンター」で2022年8月に開催される企画展のポスター
▲今年(2022年)8月に開催中の企画展のポスター

編集部

まさに中臣鎌足が生きた時代で、彼は鹿嶋市内の出生とも伝わっていますからね。

「飛鳥時代の香島ー鎌足が生きた時代ー」は、現在(2022年8月)こちらで行われている企画展で、8月いっぱいの開催だとのことでした。詳しくは、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団の公式サイト・トップページを参照すればよろしいですね。

>>「公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団」公式サイトトップページ

あと、鹿嶋市どきどきセンターでは、イベントやワークショップの企画もあるのでしょうか?

立原さん

令和4(2022)年度は、8月中の毎週日曜日(4回)に発掘体験を開催しています。予約不要で、参加費も無料です。参加当日は、汚れても大丈夫な服装でご来館ください。

編集部

歴史や考古学に興味があるカップルならば、デートで発掘体験なんて忘れられない思い出になりそうです。お宝掘りではないですが、埋蔵文化財の発掘に実際に参加できるのは、相当貴重な体験だと思います。

集合場所や時間など発掘体験の詳細は、公式Twitterを確認させていただけばよろしいですね(公式サイトには掲載なし)。

>>「鹿嶋市どきどきセンター」公式Twitter

「くりやっほー」にも会える!鹿嶋市の古代からの豊かさを実感

「鹿嶋市どきどきセンター」の第三展示室内部の様子(その1)

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」が他の類似施設と最も差別化できる部分があるとすれば、どこだと思われますか?

立原さん

歴史を紹介する展示施設は、全国に多数存在しています。鹿嶋市に特化して歴史を紹介し、実際の資料(埋蔵文化財)を提示している施設は、全国で当センターだけです。

市内在住の方は、ご自分が住む場所の来歴を知るために来ていただくのもよいでしょうし、市外の方であれば、ユニークな歴史を持っている鹿嶋市を知るきっかけにしていただけると思います。

編集部

確かに、日本全国の歴史を総論で聞いても、個々人には実感が湧かないですよね。自分が住まう場所だからこそ、もしくは今お付き合いしている相手が生まれ育った場所だからこそ、愛着も感じますし、来歴も知りたいと思えるのだと感じます。

立原さんが思われる、鹿嶋市どきどきセンターの最大の魅力は、どこになりますでしょうか?

立原さん

教科書では習っても、実際に掘り出された土器や石器を眼の前で見ることは、人生で滅多にないでしょう。日常では見ることができないものに触れられることが、当センター最大の魅力だと思いますよ。

古代の鹿嶋がいかに豊かであったのか、ぜひ体感してみてください。

「鹿嶋市どきどきセンター」に展示中の厨台遺跡群出土の八稜鏡
▲展示されている厨台遺跡群出土の八稜鏡

編集部

初めて鹿嶋市どきどきセンターに来館すると、市内の歴史的遺構が多いこと、そして出土する埋蔵文化遺産が豊富なことに、歴史に詳しくない方でも例外なくびっくりすると思います。

都から遥かに遠い東国の地なのになぜだろう、もしや鹿嶋市は古代の東日本の中心だったのではないか、そんなことも頭をよぎるでしょう。歴史好きなカップルならば、ワクワクするひと時ですね。

立原さんが個人的にお好きな館内の展示品がありましたら、ぜひ教えてください。

立原さん

私のお気に入りは、第一展示室にある厨台(くりやだい)遺跡群から出土した岩偶(がんぐう)です。多くの方は土偶については聞いていても、石で作られた岩偶はご存知ないようで、驚きの声を上げられます。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の厨台遺跡群出土の岩偶
▲厨台遺跡群から出土した岩偶「くりやっほー」。何とも愛嬌のある表情

令和4(2022)年7月にはニックネームを募集し、「くりやっほー」という愛称が決定しました。丸いフォルムと顔の表情から、何とも言えぬ愛らしさを感じますよ。

名前の通り、「やっほー!」と叫んでいるような雰囲気です。ぜひ岩偶にも会いに来ていただければと思います。

編集部

岩偶については、私も今日初めて知りました。先ほど土偶と一緒に拝見しましたら、実に愛嬌がある表情なんですね。デート中のカップルも、ほっこり気分でニッコリできそうな雰囲気でした。

もしかすると、海外にも浸透し始めている日本人独特の「KAWAII(カワイイ)」という感覚・感性は、すでに古代にもあったのかも知れませんね。

梅や桜の季節もおすすめ!普段気付かない地元の歴史を学べる施設

「鹿嶋市どきどきセンター」の第三展示室内部の様子(その2)

編集部

デートの一環で「鹿嶋市どきどきセンター」に来館するカップルには、どんなことを知り、感じて欲しいでしょうか?

立原さん

何より、鹿嶋市内には、多くの歴史遺産が存在することを知っていただきたいですね。現在でも、鹿島神宮に代表されるように、市内には長い歴史を有した神社が残っています。

同様に、地中にも過去に鹿嶋市で生活していた人々の痕跡が残っているんですよ。このように、現在の市内を見て歩くだけでは分からない歴史を知ることができることが、当センターの存在意義であると思います。

ご来館いただけば、現在道路が通り、建物が建っているあの場所が、実は遺跡だったんだと知ることができますよ。身近に歴史が埋もれている鹿嶋市を知っていただく機会となれば幸いです。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の中山遺跡出土の緑釉陶器華瓶
▲市内の中山遺跡から出土した緑釉陶器華瓶

編集部

確かに、鹿嶋市は、歴史的な遺構が日常生活の中に存在している感じですね。市内や近隣で暮らしているカップルは、鹿嶋市どきどきセンターに来館することで、地元に一層の愛着が湧くと思いました。

来館する時期や季節が違うことにより、それぞれの楽しみ方があれば教えてください。

立原さん

先に話題になりましたが、毎年夏(8月)には企画展を開催しており、テーマを決めてオリジナルの展示を行っています。可能ならば、8月に来館いただくのもいいですね。

また、当センターの敷地には、四季折々の植物も植えられています。特に2月の梅や、3月末~4月初めの桜の時期は、それは綺麗な光景ですよ。

編集部

桜の季節は、とりわけ美しいと耳にしています。それぞれの季節で来館の楽しみがありそうですね。新たな展示品も時折加わるとお聞きしているので、デートで複数回見学するのもアリかと感じました。

館内は原則撮影自由!実用的でセンスあるオリジナルグッズに注目

「鹿嶋市どきどきセンター」の第二展示室内部の様子

編集部

ちなみに、「鹿嶋市どきどきセンター」内で、デート中の記念撮影におすすめのスポットなどはありますか?

立原さん

当センターで収蔵している資料(埋蔵文化財)については、基本的に写真撮影が可能です。このため、土器や石器などと一緒に、記念の写真を撮っていかれる方もいますよ。

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の神野遺跡出土の陶磁器と今戸人形
▲展示される神野遺跡出土の陶磁器と今戸人形(土人形)。館内では、気に入った埋蔵文化財と記念写真をどうぞ!

編集部

収蔵品・展示品の写真撮影が原則OKというのは、とりわけデートで来館するカップルにはありがたいお話しですね。展示ケース越しにお気に入りの土器や石器と撮影できれば、インスタ映えする1枚を狙えるでしょう。

館内に、ミュージアムショップなどはあるでしょうか?また、鹿嶋市どきどきセンターのオリジナルグッズなどは作成されていますか?

立原さん

館内にショップなどはありませんが、カウンターでは、以下のような当センター作成のオリジナルグッズや、書籍などを販売中ですよ。

  • 缶バッジ:100円
  • クリアファイル:200円
  • トートバッグ(A4サイズ対応・マチ付):500円
  • マンガかしまの歴史(書籍):500円

鹿嶋市内で出土した縄文土器の文様を元にデザインしたトートバッグや、「マンガかしまの歴史」という鹿嶋市の歴史を漫画で説明した本などをご用意しています。見本もありますので、ぜひご検討ください。

編集部

トートバッグの見本を先ほど見せていただきました。ナチュラルホワイトベースの、大人でも好き嫌いなく使えそうなお洒落なデザインですね。

サブのバッグにもよさそうで、ぜひ買って帰りたいと思っています。オリジナルトートバッグの詳細は、公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団の公式サイトでも採り上げられていましたね。

>>「公益財団法人鹿嶋市文化スポーツ振興事業団」公式サイト「トートバック好評発売中!」

「鹿嶋市どきどきセンター」の口コミ・評価をチェック!

「鹿嶋市どきどきセンター」で展示中の木滝横穴周辺で出土した須恵器
▲市内の木滝横穴周辺で出土した須恵器

編集部

「鹿嶋市どきどきセンター」に来館される者さんから、しばしばお耳にされる声などがありましたら、ぜひご紹介ください。

立原さん

ご来館された方々からは、「鹿嶋市の歴史について、よく知ることができた!」というお声が一番多いです。「鹿嶋市について、新しい発見ができる施設!」というお言葉も頂戴しますね。

何より、「鹿嶋市内でこんなに多くの土器が出土していたのか!」と驚きの反応も多いですよ。

編集部

鹿嶋市どきどきセンターを見学すると、皆さん何かを掴んで帰られるようですね。デートの一環で訪れたカップルも、仮に鹿嶋市の歴史に明るくなかったとしても、来てよかったと感じることでしょう。

「毎回発見がある!」「歴史のロマンを感じる!」との声も多数

今回インタビュー取材をお願いするに先立ち、編集部でも鹿嶋市どきどきセンターについてリサーチしています。その折、デート中のカップルにも役立つと思われる口コミ・評価も複数目にしました。

アイコン
すぐ近くに歴史的な遺物が埋まっていることを知った。悠久のロマンを感じる。
アイコン
新たな発掘品が時々加わります。毎回発見がある施設。
アイコン
来てよかった!スタッフの皆さんが発掘作業をしていることに感動。

主なものを要約しての紹介ですが、地元の皆さんから親しまれている展示施設のようでした。知的好奇心が刺激され、来てよかったと感じている方が大半の印象です。

「鹿嶋市どきどきセンター」からカップルへのメッセージ

「鹿嶋市どきどきセンター」のエントランス外観

編集部

最後になりますが、今後デートの一環で「鹿嶋市どきどきセンター」に来館することを検討しているカップルに向けて、メッセージをお願いします。

立原さん

鹿島神宮への参拝や、鹿島アントラーズの試合観戦などで、多くの方が鹿嶋市を訪れています。

しかし、そもそも鹿嶋市はどんなところなのか、鹿嶋市はどんな歴史を持っている地域なのか、これらを体系的に知ることができる施設は、なかなかありません。

デートで鹿島神宮や鹿島アントラーズの試合などにいらした折、少し足を延ばして鹿嶋市どきどきセンターにご来館いただければと思います。

※鹿嶋市どきどきセンターは土日祝日は休館日ですが、8月の日曜日など臨時開館している場合もあるので、事前にお問い合わせください。

編集部

鹿嶋市どきどきセンターは、鹿嶋市を理解する上でのキーになる施設だと今回感じました。都内からのアクセス性も良好ですし、カップルで見学してみると、来てよかったと思うでしょう。

立原さん、本日はお忙しい最中にお時間を割いていただき、大変ありがとうございました。

「鹿嶋市どきどきセンター」の基本情報

住所 〒314-0021
茨城県鹿嶋市粟生字十二神2242-1
電話 0299-84-0778
アクセス 【車】
・潮来ICから約35分
※水戸市内からは約120分
【公共交通機関】
・JR鹿島神宮駅で下車・タクシー利用で約15分(路線バス利用なら約30分)
※東京駅から関東鉄道バス・カシマサッカースタジアム行き利用で、鹿島宇宙センターバス停で下車・徒歩も可能
駐車場 無料駐車場あり
※普通車10台分程度
開館時間 9:00~16:30
※最終入館は16:00
休館日 土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月28日~1月4日)
※令和4(2022)年度の8月は、日曜日(7・14・21・28日)も特別開館
入館料 無料
予約 不要
混雑する曜日・時間帯 特になし
平均滞在時間 60~120分程度
飲食施設・売店  なし
※受付カウンターで、オリジナルグッズを販売中
公式サイト http://cs-kashima.jp/maibun/sub010
公式SNS Twitter
Facebook
Instagram
・LINE公式アカウント(@510uwfio)

※最新の情報は公式サイト等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

「鹿嶋市どきどきセンター」周辺のデートスポット

ここからは、「鹿嶋市どきどきセンター」を見学する前後に訪れたいデートスポットを紹介します。ランチにぴったりのお店や、鹿嶋市の魅力にあふれる場所も豊富なので、要チェックですよ。

おすすめのデートスポット

練習見学やお買い物もできる「鹿島アントラーズ クラブハウス」

「鹿島アントラーズ クラブハウス」は、「鹿嶋市どきどきセンター」から車で数分、徒歩でも20分ほどのところにあります。集う多くのファンと練習する選手たちで、明るく活気のあるクラブハウスです。

チームとの交流の場にもなるアントラーズカフェ(注)やショップも併設され、食事やお茶を楽しんだり、オリジナルグッズをお買い物したりと、アントラーズファン以外にも人気のスポットなんですよ。

専用の見学席からは、チームの練習風景を眺めることもできて、サッカー好きのカップルならば、思わず興奮してしまうでしょう。練習後には、監督や選手たちが快く記念の一枚に収まってくれますよ。

(注)2022年8月現在、アントラーズカフェは臨時で閉鎖中。

公式URL:株式会社鹿島アントラーズFC「クラブ」

迫力ある風車が目印!遠浅のビーチで水も綺麗な「平井海水浴場」

鹿島灘に面した「平井海水浴場」は、元々サーファーからは人気でした。広い砂浜と、透明度の高い海水が特徴の遠浅のビーチです。海風を利用した風力発電用の風車も間近に眺められ、迫力も満点。

夏は比較的波が穏やかで、サーフィンと一般のエリアが分けられているため、デート中のカップルが軽く水遊びをしたい時にもぴったりのビーチだと思います。平日は、比較的空いている日が多いですよ。

少しビーチから離れますが、無料のシャワーとトイレが整備されていることも、評価が高い理由。駐車場は、夏の海水浴場設置期間中が有料で、それ以外の時期には無料となっています。

参考URL:茨城県鹿嶋市経済振興部商工観光課「平井海水浴場」

新鮮な魚介類がたっぷり!地元の食通も通う「浜焼き 漁師小屋」

「浜焼き 漁師小屋」は、船宿「幸栄丸」が経営する漁師料理のお店。「鹿嶋市どきどきセンター」からは車で数分、上で触れた「平井海水浴場」からなら、内陸に向かってすぐのところですよ。

浜焼きが看板メニューですが、丼ものや定食の種類も豊富にそろい、ランチ利用もできます。地元の常連さんは、ボリューム満点の定食と単品の焼き物をオーダーする方が多く、コスパは優秀です。

新鮮な魚介類を使ったメニューは、どれもボリュームたっぷり。席数が多く、スタッフさんも明るく気遣いしてくれるので、そこもおすすめのポイントです。満足度の高いランチデートになりますよ。

公式URL:幸栄丸「浜焼き 漁師小屋」

その他のおすすめデートスポット

まとめ:鹿嶋市の知られざる歴史を身近に体感する一日

「鹿嶋市どきどきセンター」の花壇に咲く花

この記事では、茨城県鹿嶋市の歴史展示施設「鹿嶋市どきどきセンター」で、地元で出土した埋蔵文化財を間近に眺め、鹿嶋市ならではの魅力にあふれたスポットを巡るデートプランを紹介しました。

近所にさり気なく歴史的遺構が眠っている鹿嶋市ですから、カップルのどちらかが地元に縁がある場合には、大いに盛り上がるデートになるでしょう。ちょっと知的なデートをしたい時にもぴったりです。

仮に歴史にあまり詳しくない二人でも、愛嬌ある土偶や岩偶の表情に接していると、自然と笑みがこぼれてくるかもしれませんね。鹿嶋市界隈でのデートを計画しているカップルの参考になれば幸いです。