下妻市デートで巡る絶景スポット!筑波山×花畑・砂沼で思い出の1枚を

この記事では、下妻市観光協会事務局の大久保さんにお聞きした情報をもとに作成した、下妻市の"映え"スポットを巡るデートプランをご紹介します。

映画『下妻物語』の舞台になったことでも知られる下妻市は、自然と農産物に恵まれた田園都市です。市の東に流れる小貝川、西に流れる鬼怒川、そして中心市街地に広がる茨城百景の砂沼(さぬま)は、下妻の農業を支えるだけでなく、訪れる人々の憩いの場でもあります。

また、市内各地で季節の花々を鑑賞できる「花のまち」としての一面もあり、散策をしながら優美な景色を堪能できますよ。景勝地を巡りながらフォトジェニックな写真を撮影したいカップルは、ぜひ下妻市を訪れてみてはいかがでしょうか。

今回は、下妻市内で特に人気の"映え"スポットを回るデートコースを考えました。ぜひ次回のデートの参考にしてみてくださいね。

下妻市の絶景スポットを巡るおすすめデートコース

下妻市における"映え"スポット巡りは、「小貝川(こかいがわ)ふれあい公園」からスタートです。園内に花畑があり、筑波山×四季折々の花々の美しい写真を撮影できますよ。

次に訪れたい場所は、小貝川ふれあい公園から車で約5分、国道294号線沿いにある「道の駅しもつま」です。地場産の農産物が豊富に揃う直売所や納豆工場があるほか、3階にある展望台からは広大な田園風景の中にそびえる筑波山の絶景を眺められます。

続いては、道の駅しもつまから車で約5分のところに位置する「大宝(だいほう)八幡宮」へ。関東最古の八幡宮として有名な神社で、季節によって異なる風情を楽しめる"映え"スポットとしても大変人気があります。

そのあとは、ぜひ大宝八幡宮より車で10分ほどのところにある「下妻市観光交流センターさん歩の駅サン・SUNさぬま」を訪れてみてください。『恋人の聖地サテライト』に選定された人気のデートスポットで、2階のテラスデッキから望む「砂沼」の景観は心に残る絶景です。

館内には彩り豊かなスイーツやドリンクを味わえる「8代葵カフェ」もあり、SNS映えする写真をたくさん撮影できますよ。

ちなみに上記ルートは車で巡ることをおすすめしますが、関東鉄道常総線「下妻駅」を起点とする場合はコミュニティバスやコミュニティサイクルも利用可能です。ぜひご都合に合わせたアクセスでの周遊を楽しんでくださいね。

おすすめ“映え”スポット1:「小貝川ふれあい公園」

小貝川ふれあい公園のポピー

小貝川ふれあい公園は、一級河川の小貝川河川敷に位置する広大な公園です。園内にはネイチャーセンターやスポーツ施設、バーベキュー場、花畑などがあり、自然あふれる空間のなかで多彩な過ごし方ができます。

女性スタッフのアイコン
大久保さん

ネイチャーセンターでは、360度の大パノラマを一望できる展望デッキや、小貝川に生息する魚たちを集めたミニミニ水族館などをお楽しみいただけますよ。

小貝川ふれあい公園のネイチャーセンター
▲ネイチャーセンターは、国蝶オオムラサキをかたどったユニークな建物が目印です

筑波山を背景に季節の花々が織りなす絶景フォトスポット

インスタグラムに投稿されている小貝川ふれあい公園の写真
▲筑波山を背景に、色鮮やかな花畑がよく映えます(引用:インスタグラム

インスタグラムで「小貝川ふれあい公園」と検索してみると、東にそびえる筑波山をバックにした花畑の写真が数多くアップされていました。3月下旬には桜や菜の花、5月中旬~下旬にはポピー、9月下旬~10月中旬にはコスモスが咲き誇り、訪れる季節によって異なる表情の景色を堪能できますよ。(開花状況の詳細は下妻市観光協会までお問い合わせください)

小貝川ふれあい公園のコスモス
▲秋には白や紫、ピンク色をした約300万本のコスモスが色鮮やかに咲き誇ります

小貝川ふれあい公園へのアクセスと基本情報

住所 〒304-0033
茨城県下妻市堀篭1650-1
問い合わせ先 0296-45-0200(小貝川ふれあい公園ネイチャーセンター)
アクセス 関東鉄道常総線「下妻駅」より下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」で約20分
営業時間 【ネイチャーセンター開館時間】
4月~10月→9:00~16:30
11月~3月→9:00~16:00
※ネイチャーセンターを除く公園内は終日入園可能
休館日 【ネイチャーセンター休館日】
毎週月曜日(国民の祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
公式サイト https://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page000198.html

おすすめ“映え”スポット2:「道の駅しもつま」

道の駅しもつまの外観

道の駅しもつまは、農産物直売所や食事処、お土産品売り場をはじめ、全国の道の駅でも珍しい納豆工場を併設している道の駅です。

直売所には地元の特産品であるお米や味噌、漬物、梨などが販売されており、地場産の旬の農産物をリーズナブルに手に入れられます。また、食事処としては茨城銘柄豚霜ふりハ-ブ豚を使用したメニュが大人気の「お食事処しもん亭」や、下妻産「常陸秋そば」を使用した本格手打ちそばを味わえる「そば打ちめいじん亭」、朝7:00からの朝定食や、お昼時にはラーメン、ソフトクリーム等を提供している「下妻食堂陽陽」があるので、ぜひランチも兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか

女性スタッフのアイコン
大久保さん

毎週月・水・金の午前中はガラス越しに納豆工場を見学できますので、道の駅で納豆を購入される前にぜひお立ち寄りください。

道の駅しもつまの納豆工場
▲納豆が製造される様子をガラス越しに見学できます

道の駅しもつまので販売されている納豆
▲下妻産大豆を使用したしもつま納豆「福よ来い」は下妻観光のお土産にぴったり!

地元グルメと筑波山の絶景:道の駅しもつまの人気撮影スポット

インスタグラムに投稿されている道の駅しもつまの写真
▲美味しそうな下妻グルメの写真がたくさん!(引用:インスタグラム

道の駅しもつまにおけるおすすめ撮影スポットは、茨城の名山「筑波山」を一望できる展望台です。展望台までは63段の階段があり、ちょっとしたミニ登山も楽しめますよ。

また、3か所ある食事処には魅力的なメニューが多く、インスタグラムにお気に入りグルメのアップ写真を掲載する方も多くみられます。「BAKERYしもんぱん」のパンやサンドイッチ、スイーツも種類が豊富なので、ぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。

風情ある景色や下妻ならではの味覚を堪能しながら、思い思いのショットで撮影を楽しんでくださいね。

道の駅しもつまへのアクセスと基本情報

住所 〒304-0016
茨城県下妻市数須140
問い合わせ先 0296-30-5294
アクセス 圏央道「常総IC」より国道294号を約25分
営業時間

9:00~18:00

【お食事処しもん亭】
10:30~16:30(平日は10:30~15:00)
【そば打ちめいじん亭】
10:30~17:00(平日は10:30~15:00)
【下妻食堂陽陽】
7:00~20:00(※麺類の提供は11:00~)
【BAKERYしもんぱん】
9:00~16:30(商品がなくなり次第終了)

定休日 年中無休(元日を除く)
公式サイト https://www.michinoeki-shimotsuma.jp/

おすすめ“映え”スポット3:「大宝八幡宮」

大宝八幡宮の本殿

大宝八幡宮は、大宝元年(701年)に創建されたと伝わる関東最古の八幡神社です。古くは平将門や源義家、源頼朝といった名だたる戦国武将が参拝したといわれており、現代においては縁結びや財運招福、交通安全、家内安全などのご利益があるとされています。

境内には重要文化財に指定されている「大宝八幡宮本殿」をはじめ、例年6月中旬に高砂部屋と錦戸部屋が稽古合宿を行う「相撲場」、参拝の前後で重さが違って感じられる「重軽石」など見どころ豊富です。また、以下のように催事も多く開催されているので、ぜひタイミングを合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 6月中旬~7月上旬:あじさい祭り
  • 8月:風鈴まつり
  • 9月第1土曜:松明祭(タバンカ祭)
  • 11月1日~25日:菊まつり

大宝八幡宮のあじさい
▲大宝八幡宮のあじさい祭りでは、約300種もの多彩なあじさいを鑑賞できます

大宝八幡宮の風鈴まつり
▲風鈴まつりでは拝殿前の石畳に約1,000個の風鈴が並び、何とも涼し気な雰囲気です

大宝八幡宮の松明祭
松明祭(タバンカ祭)は、下妻の地に600年以上も伝わる伝統的なお祭りです

大宝八幡宮の菊まつり
▲菊まつりは菊の展覧会で、富士山や五重塔、日本庭園をイメージした作品などがずらりと並びます

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大久保さん

大宝八幡宮鳥居内にある「ゑびすや」にもぜひお立ち寄りください。明治元年創業の名物店舗で、「厄除けだんご」やお食事メニューのほか、地元のお土産品なども販売されていますよ。

公式:ゑびすや

風格ある大鳥居と四季折々の美しさを楽しむ撮影スポット

インスタグラムに投稿されている大宝八幡宮の写真
▲境内には"映え"スポットが充実!御朱印も大人気(引用:インスタグラム

大宝八幡宮の境内には自然や風情ある建物が多く、どこで撮影しても「映える!」と話題です。

なかでも人気を集めているのが、境内入口にある大鳥居での撮影。斜め下からのアングルで撮影すると、迫力ある写真に仕上がりますよ。

大宝八幡宮の大鳥居
▲青銅製の大鳥居はかなり大きく、風格たっぷりです

また、梅雨はあじさい、夏は風鈴、秋は菊といった季節ごとの映えスポットもあるので、ぜひ時期を変えて訪れてみてはいかがでしょうか。

大宝八幡宮へのアクセスと基本情報

住所 〒304-0022
茨城県下妻市大宝667
問い合わせ先 0296-44-3756
アクセス 関東鉄道常総線「大宝駅」より徒歩約3分
営業時間 【社務所開所時間】8:30~17:00
【祈祷奉仕時間】9:00~16:30
定休日 無休
公式サイト https://www.daiho.or.jp/index.html

おすすめ“映え”スポット4:「下妻市観光交流センターさん歩の駅サン・SUNさぬま」

下妻市観光交流センターさん歩の駅サン・SUNさぬまの外観

下妻市観光交流センターさん歩の駅サン・SUNさぬまは、下妻の魅力を発信する場、観光交流の場として設けられた複合施設です。1階には地元の物産品が種類豊富に揃う観光物産販売所、2階には観光案内所のほか、『茨城百景』に選ばれた「砂沼」の景色を堪能できるカフェレストランも備えており、連日多くの地元客・観光客で賑わっています。

砂沼の風景
▲砂沼は徳川幕府前期の享保時代に農業用の水源として造られたと伝わる、周囲6kmの農業用ため池です

また、砂沼の周囲には1時間ほどのウォーキングで1周できる約6kmの遊歩道が整備されているので、ぜひ沼の景色を眺めながら散策を楽しむとよいでしょう。

女性スタッフのアイコン
大久保さん

遊歩道沿いには3月下旬~4月上旬には約1,000本の桜が、初夏には西岸約3kmにかけてアジサイが咲き誇り、何とも優美な景色が広がります。冬には砂沼に白鳥が訪れることもしばしばあるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

砂沼の遊歩道沿いの桜
▲砂沼×桜の絶景を眺めながらの散策は格別です!

砂沼に飛来した白鳥たち
▲運が良ければ、白鳥が砂沼でくつろぐ様子を観察できるかも!

砂沼の絶景を背景にロマンチックな記念撮影

インスタグラムに投稿されているさん歩の駅サン・SUNさぬまの写真
▲砂沼をバックに季節の花々やグルメを撮影する方が多数!(引用:インスタグラム

インスタグラムで「さん歩の駅サン・SUNさぬま」と検索すると、やはり砂沼の写真が多く挙がっていました。砂沼を背景に、カフェグルメやワンちゃんの写真を撮影するケースが大人気です。

女性スタッフのアイコン
大久保さん

カップルへのおすすめ撮影スポットは、砂沼を一望できるテラスデッキに設置されているハートのモニュメント前です。また、砂沼中央に架かる砂沼大橋に佇むブロンズ像も記念撮影にぴったりなので、ぜひ注目してみてくださいね。

さん歩の駅サン・SUNさぬまのテラスデッキ
▲砂沼に隣接!さん歩の駅サン・SUNさぬまのテラスデッキ

さん歩の駅サン・SUNさぬまのテラスデッキにあるハートのモニュメント
▲赤い♡のモニュメントは、カップルでのツーショット撮影にぴったり

砂沼大橋に佇むブロンズ像
▲ブロンズ像は筑波山をバックに撮影するのがおすすめです!

8代葵カフェのインスタ映えスイーツと砂沼の絶景

さん歩の駅サン・SUNさぬまの2Fにある「8代葵カフェ」でも、"映え"写真の撮影を楽しめますよ。ピザやパスタ、サンドイッチなどの洋食メニューを取り揃えたカフェレストランで、お天気の良い日にはテラス席にて砂沼を眺めながら食事を満喫できます。

数あるメニューのなかで特に「映える!」と話題を呼んでいるのが、季節限定で登場する「そのまんまメロン」。メロンを半玉以上使用し、丸くくり抜いたメロン果肉とともにゼリーやソフトクリームを詰め込んだデザートで、インパクト抜群の写真を撮影できます。

8代葵カフェのそのまんまメロン
▲甘くてみずみずしい旬のメロンを贅沢に味わえる大人気メニュー!

また、8代葵カフェ名物のふわふわパンケーキに生クリームやナッツが添えられた「葵パンケーキ」もおすすめです。シンプルな美味しさがやみつきになりますよ。ボリュームがあるので、カップルでシェアして食べるのもいいですね。

さらに昨今流行りの”昭和レトロ”感あふれる「クリームソーダ」も大人気。ぜひ砂沼を眺めながら、ノスタルジックな雰囲気のなかでゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。

8代葵カフェのクリームソーダ
▲メロンソーダにフルーツとソフトクリームが添えられ、映え度120%の「クリームソーダ」

下妻市観光交流センターさん歩の駅サン・SUNさぬまの基本情報(アクセス)

住所 〒304-0055
下妻市砂沼新田32-11
問い合わせ先 0296-45-6262(観光情報案内所)
アクセス 下妻駅から下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」で約5分
営業時間 【平日】9:00~18:30
【土日祝日】9:00~20:00
定休日 無休
公式サイト https://www.city.shimotsuma.lg.jp/page/page001902.html

取材協力:下妻市観光協会(https://www.shimotsuma-kankou.jp/