養老町の映えスポットに浸る！迫力の滝とアート空間に驚くデートプラン｜岐阜県

今回ご紹介するのは、岐阜県養老町（ようろうちょう）の映えスポットを訪ねるデートプランです。養老町観光協会の担当者さんにお伺いした見どころをもとに、ご紹介していきます。

養老町には山麓に広がる広大な地に、自然の地形を生かした観光スポット「養老公園」があります。公園内では日本の滝百選に選ばれた「養老の滝」や体験型アート施設など、印象に残る景色が見られますよ。

四季の風景にうっとりしながら静かに散策できる小径もあるので、大人のデートにおすすめです。ぜひデートプランの参考にしてみてくださいね。

養老町の映えスポット巡りおすすめルート

養老町は岐阜県の南西部に位置し、自然に囲まれた緑あふれる町です。養老公園は岐阜県を代表する公園で、140年の歴史とともに地元の人に親しまれてきました。今回は、養老公園内の映えスポットをめぐるルートをご案内していきましょう。

養老公園は広大なエリアに駐車場が点在しているので、目的地に合わせて駐車場を選ぶのがおすすめです。

＞＞養老公園の駐車場について（公式サイト）

まずは養老の滝を目指してウォーキングを楽しみましょう。養老山麓の美しい景色に浸りながら30分ほど歩くと、養老の滝に到着します。高さ約30ｍから水が流れ落ちる滝場は清々しい空間に満ちあふれ、訪れる人を魅了します。

養老の滝からほど近い養老神社は、高い杉の木と社殿までの長い階段が神聖な雰囲気を醸し出している映えスポット。境内には今も湧き出ている名水「菊水霊泉」があり、写真に収めたいポイントにもなっています。

園内には食事処が点々とありますので、お蕎麦やラーメン、お団子を食べて一息つくのもいいですね。そのあとは、体験型施設「養老天命反転地」を訪れて不思議なアート体験をしてみましょう。

養老公園は、養老の滝から流れる小川を中心に、表情豊かな山麓の風景が大きな魅力です。1年を通して飽きることのない美しい景色は、訪れた人を虜にします。

▲養老公園内、渡月橋付近の春の風景。起伏のある景色が魅力的です。（引用：養老町観光協会公式サイト）

▲目を奪われるような景色が広がる秋の散策路。カップルでうっとりした気分に浸れます。

また養老公園の周辺では、養老町おすすめグルメの焼肉を楽しんだり、養老温泉でくつろぐこともできます。映えスポット巡りとあわせて、ぜひ養老町の魅力を堪能してください。

おすすめ"映え"スポット1：清々しい景観「養老の滝」

▲階段下から見た養老の滝。鮮やかな緑に滝の水しぶきが映えるフォトスポットです。

養老の滝は養老公園の奥地にあり、日本の滝百選にも選ばれています。日本昔話にも登場した、親孝行の「養老孝子伝説」が残る養老町のシンボルでもあります。迫力のある滝場は季節ごとの景色に良く映え、自然の魅力にあふれた写真が撮れますよ。

養老の滝に1番近づける滝つぼ付近では、水しぶきを浴びて心地よさを体感することができます。夏は納涼スポットとしておすすめです。

どの季節も楽しんでいただけますが、特におすすめなのは夏と秋！夏場の緑に囲まれながら滝のミストを浴びると、至福のひと時が過ごせます。秋は幾重にも折り重なる紅葉に心を奪われることでしょう。

▲紅葉と緑のコントラストが見事な秋の養老の滝。

低い位置から滝を見上げての撮影がおすすめ！

 

▲迫力のある滝をメインに撮影するのがおすすめ（引用：インスタグラム）

養老の滝を中心に、四季折々の風景をとらえた写真が多くアップされています。水しぶきを活かして幻想的なショットも期待できそうです。

養老の滝周辺のおすすめスポット

園内では、養老の滝から流れ出た小川「滝谷」が起伏のある風景を形作っています。小川の両サイドには散策路が広がり、道沿いにはたくさんの商店が並んでいますよ。

季節限定の食べ物もあるので、散策の合間に養老町の特産品をチェックしてみてください。

養老の滝の基本情報（アクセス）

住所	〒503-1254 岐阜県養老郡養老町高林1298-2（養老公園内）
電話番号	0584-32-1108（養老町役場産業観光課）
アクセス	【公共交通機関」 ・養老鉄道「養老駅」から徒歩約50分 【車】 ・東海環状自動車道「養老IC」～養老公園まで10分 ※園内駐車場から滝場まで徒歩30～40分
駐車場	・養老公園内「養老の滝入口駐車場」（無料、休園日でも利用可能） ・養老の滝駐車場（市営、有料）
公式サイト	https://www.yoro-park.com/facility-map/yoro-falls/

おすすめ"映え"スポット2：伝説の泉が残る「養老神社」

「菊水泉」と名付けられたこの湧き水はミネラルを含み、元正天皇が浴された美泉としても知られています。

湧き水が流れるスポットは美しい緑に囲まれて、神聖な雰囲気が感じられますよ。スギの大木とうっそうとした木々に囲まれた社殿も印象的です。

大木を入れたショットで荘厳な風景に

▲神社正面からと階段下からのアングルがおすすめ（引用：インスタグラム）

SNSでは、長い階段下から角度を活かした風景が印象に残ります。社殿の正面からのショットも風情のある1枚になりますよ。

養老神社周辺のおすすめスポット

養老神社から次のスポットに向かう際のおすすめのルートをご紹介しておきます。

紅葉の隠れスポット「養老せせらぎ街道」

▲秋には一帯が多彩な色に紅葉する「養老せせらぎ街道」（引用：養老町観光協会公式サイト）。

園内を流れる小川の南側、メインロードの脇には「養老せせらぎ街道」と呼ばれる小径が延びています。ここは人通りも少なく、紅葉の穴場スポットと言えますよ。カップルのデートにふさわしく、映える写真撮影を存分に楽しめます。

養老神社の基本情報（アクセス）

住所	〒503-1254 岐阜県養老郡養老町養老公園1288番地の1
電話番号	0584-32-1108（養老町役場産業観光課）
アクセス	養老鉄道「養老駅」から徒歩約30分
参考サイト	http://www.kanko-yoro.jp/docs/2015091500238/

おすすめ"映え"スポット3：不思議な景色「養老天命反転地」

© 1997 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins
▲養老公園内の養老天命反転地（引用：養老町観光協会公式サイト）

「養老天命反転地」は、養老公園内にあるアート体験ができるテーマパークです。「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つのパビリオンから成り、人間の平衡感覚や遠近感を混乱させる仕掛けがいっぱいあります。

大自然のなかに浮かび上がるような空間は空が近くに感じ、実に開放的ですよ。不思議な建造物は、どの角度から撮影しても映えショットになりそう。

不思議な空間の中に自分を入れたショットがおもしろい

▲ピンク色の迷路空間でぜひ撮影を！（引用：インスタグラム）

SNSでは、天地が逆さになったような空間の写真が多く投稿されています。天井と床が合わせ鏡のように造られたスペースでは、おもしろい写真がたくさん撮れますよ。

養老天命反転地周辺のおすすめスポット

養老公園での散策が終わったあとに、カップルが立ち寄れるスポットをご紹介しておきます。

和牛がお手頃に味わえる「養老焼肉街道」

養老町は食肉業が盛んで焼肉店や精肉店が多く、質の良いお肉がお手頃に楽しめます。県道56号線、通称「焼肉街道」と呼ばれるエリアには、焼き肉店が立ち並んでいます。映えスポットを堪能したあとは、養老町の焼肉で締めくくるのがおすすめですよ。

＞＞養老焼肉街道について（食べログ岐阜県観光連盟公式サイト）

養老天命反転地の基本情報（アクセス）

住所	〒503-1267 岐阜県養老郡養老町高林1298-2（養老公園内）
電話番号	0584-32-0501（養老公園事務所）
営業時間・定休日	9:00～17:00（最終入場16:30） 定休日：毎週火曜日（火曜日が祝日の場合は翌日）、年末年始
アクセス	養老駅から徒歩約10分
駐車場	最寄りは養老公園内「第2駐車場」
入園料	・大人：770円 ・高校生：510円 ・小中学生：310円
公式サイト	https://www.yoro-park.com/facility-map/hantenchi/

グルメの"映え"スポット4：復刻版「養老サイダー」

日本最初のサイダーともいわれる養老サイダーは、1900年に誕生しました。2000年に一度製造中止となりましたが、2017年に観光協会の有志により復刻した人気商品です。

菊水泉から湧き出る泉と当時のレシピを用いることで、甘い香りとすっきりとした味わいを再現しています。

王冠や当時のラベルも踏襲したデザインは、昨今のレトロブームにぴったりです。滝谷沿いのレトロな雰囲気にあわせて一緒に撮影すると、SNS映えする写真が撮れますよ。

養老町内の観光協会加盟店で購入することができるので、ぜひお試しください。

＞＞養老サイダーについて（公式サイト）

取材協力：養老町観光協会（http://www.kanko-yoro.jp/）