【福岡県】「直方谷尾美術館」をメインに芸術や歴史に触れる大人リラックスデート

今回ご提案するデートプランは、福岡県直方市の美術館・博物館をめぐる大人デートです。

メインとしてご紹介するのは、JR直方駅から徒歩15分ほどのところに位置する「直方谷尾美術館」。直方市にゆかりのある作家の作品が数多く展示されています

なかには一世を風靡した有名な作品も!展示室の奥には庭や茶室もあり、日々の忙しさを忘れてゆったりと過ごしたいカップルにおすすめの施設です。

そんな直方谷尾美術館のスタッフさんに詳しくお話を伺い、見どころやデートでの記念撮影にぴったりな場所などをまとめました。周辺のおすすめスポットもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

このデートプランの特徴
おすすめ年代:すべての年代
おすすめカップル:美術館・博物館好きのカップル
どんなデート?:芸術や歴史に触れられる、ゆったりとした時間を過ごせる
目安時間:全体で5~6時間程度
目安予算:トータル1,500円以内(ショッピング予算は別)

概要:直方の芸術に触れる!買い物楽しめる大人デート

福岡県直方市にある「直方谷尾美術館」の外観▲「直方谷尾美術館」の外観

JR直方駅から徒歩15分圏内で回れる日帰りデートプランをご紹介します。

10時 JR直方駅に集合
10時半~11時半 「直方谷尾美術館」を見学
11時半〜13時半 別館「アートスペース谷尾」にてランチ
13時半~14時半 「直方市石炭記念館」を見学
15時~16時 「ギャラリーのぐち」でショッピング

「直方谷尾美術館」の入館料が100円(特別展によっては別途料金が必要)。「直方市石炭記念館」の入館料も100円なので、リーズナブルに楽しめる分ランチに予算を回したり、「ギャラリーのぐち」でガラス製品や有名窯の陶磁器、輸入雑貨といったショッピングを満喫したり。

直方の芸術や歴史に触れながら、のんびりとお買い物も楽しむリラックスデートを計画してみてはいかがでしょうか。

それでは、まずはメインとなる「直方谷尾美術館」の魅力をチェックしていきましょう。

著名な作品とレトロモダンな館内が見どころ

今回は直方谷尾美術館のスタッフ・谷﨑美桜子さんにインタビューし、施設のおすすめポイントをお伺いしました!

編集部

直方谷尾美術館の特徴や展示内容について教えてください。

谷﨑さん

当館は、もともとは1992年に明治屋産業創業者である故・谷尾欽也氏が開設した美術館です。その後2000年3月にご遺族から美術館と作品の寄贈を受け、翌2001年に「直方谷尾美術館(直方市美術館)」としてオープンいたしました。

直方谷尾美術館に展示されている絵画▲カラフルな絵画

収蔵品としては、私設美術館であったころの故・谷尾欽也氏が収集していた作品はもちろん、市立美術館となってから新たに追加されたものを合わせると2,000点以上あります。

なかには青木繁(1882-1911)の「天平婦人」といった有名な作品も多く、青木繁氏については「見覚えがある!」と驚かれる方もいるかもしれません。ちなみに「天平婦人」は天平風の衣装をまとって腰かける女性を描いた作品で、やわらかな色合いが印象的な水彩画です。

編集部

2,000点以上!それは見応えがありそうですね。

ご紹介いただいたような有名な作品も数多く展示されていますが、谷﨑さんから見て特におすすめしたい展示はありますか?

谷﨑さん

私のお気に入りは、常設展に飾られている片山博詞さん作の「魁皇(かいおう)像」です。魁皇は直方出身の元大相撲力士で、直方市の誇り。

市役所に大きな写真が飾られているほか、直方駅前にも魁皇の全身像があります。駅前の全身像は台座が低くなっており、近付いて触ることができます。美術館にある魁皇像は触ることはできませんが、首から上の大変リアルな作品となっておりますので、近寄ってじっくりと表情を鑑賞できますよ。片山博詞さんの卓越した技術に大変驚かされます。

編集部

魁皇といえば、現在は浅香山部屋の師匠として活躍している元大関ですよね!

現役当時に魁皇が勝利すると、直方市内で花火が打ち上げられていたと聞いたことがあります。そんな地元の英雄が彫刻家・片山博詞さんの手によってどのように表現されているのか、ぜひ実物を鑑賞してみたいです!

ちなみに、魁皇像が飾られている常設展示室はレトロな内装ですが、新館の企画展示室はモダンな雰囲気ですよね。テイストの異なる内装には何かこだわりがあるのでしょうか?

谷﨑さん

当館が建てられたのは昭和初期なのですが、実は当初は皮膚科の病院でした。その後美術館を開設する際に洋館造りの医院部分は残しつつ内部を改装し、さらに1998年に新館を増設することでレトロ&モダンな雰囲気の施設に仕上がっています。なお、敷地中央から奥側の部分は当時住居として作られたため和風建築で、茶室も併設されています。

直方谷尾美術館の茶室▲茶室

館内には当時の趣を残したレトロな装飾やステンドグラスなどが点在しているので、ぜひそちらにも注目してみてください。まるで昭和の時代で時間が止まっているかのような感覚が漂う空間のなか、美術品のひとつひとつに込められた「想い」を感じ取ってみてはいかがでしょうか。

編集部

レトロとモダンの融合、とても素敵ですね。おしゃれな外観や内装を目当てに来られるお客様が多いことにもうなずけます。

私が特に気になったスポットは、本館にある電話室です。病院だった頃に使われていた設備をそのまま活用されていて、しかも中には小さな展示スペースがあるんですね!当時にタイムスリップしたような不思議な気分を味わえそうです。

直方谷尾美術館の電話室▲本館にある電話室

常設展は年4回入れ替え、企画展は年3回開催し、何度訪れても飽きない

編集部

直方谷尾美術館には「常設展」と「企画展」がありますよね。それぞれどのような作品が展示されているのでしょうか?

谷﨑さん

はい。常設展は年に4回作品の入れ替えを行い、企画展は年に3回開催しております。常設展では季節を感じられる作品を中心に展示しているので、来館される時期によってさまざまな作品をお楽しみいただけます。

直方谷尾美術館で催されている常設展▲常設展の様子

企画展においては、過去には直方出身の写真家・鋤田正義氏の写真展 『鋤田正義写真展 IN NOGATA 2018「ただいま。」』や、筑豊在住の作家8人による猫をモチーフにした展覧会など、福岡県にゆかりのある作家の作品を中心に開催しております。

2022年には、中島千波氏など収蔵作家の作品を中心とした日本画展や、筑豊を取り上げた作品で有名な土門拳氏の展示などを予定しておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

また、秋には貸館として個展やグループ展を開催し、冬には「子どもスタッフ」による展覧会も行っております。

直方谷尾美術館の企画展▲企画展の様子

編集部

有名作家からアマチュアの作家、子どもスタッフによる作品まで、直方谷尾美術館ならではの多彩な展示を楽しめそうですね。子どもスタッフの作品作りや展覧会の会場設営といった教育普及活動にも尽力されていらっしゃるようですが、たとえばデートで気軽に楽しめるワークショップのようなイベントはありますか?

谷﨑さん

当館では年に数回「工作教室」を開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。美術館スタッフや作家の方々が講師を務める人気のワークショップですが、参加される日程によって内容が異なります。ご興味のある方はチラシやホームページをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

直方谷尾美術館の工作教室▲工作教室の様子

編集部

工作教室の日程は、デート前に要チェックですね!プロの方から作品の作り方を教わるチャンスはなかなかありませんし、デートの思い出作りにもぴったりです。どちらのほうがセンスがあるか、完成後に講師の方にジャッジしてもらうのも面白いかもしれません。

ステンドグラスやガネーシャ像など作品以外の装飾は写真撮影OK

編集部

デートの際は、思い出作りとして「写真を撮りたい」とお考えのカップルも多いと思います。館内での写真撮影は可能ですか?

谷﨑さん

作品の撮影は原則禁止ですが、建物のステンドグラスや装飾は撮影していただいて構いません。

また、応接室には昭和初期に院長先生が留学先のドイツから帰る際に購入した「ベヒシュタイン製のピアノ」が置いてありますので、よろしければぜひ記念撮影や演奏をお楽しみください。

縁起担ぎができるインドの神様・ガネーシャ像もおすすめですよ。

直方谷尾美術館の応接室▲応接室

直方谷尾美術館のガネーシャ像▲ガネーシャ像

写真撮影の思い出作りもいいですが、デートの記念品をお考えなら入口の物販コーナーにお立ち寄りください。直方ゆかりの品や収蔵作家の一筆箋、ポストカード、図録など種類が豊富で、なかにはここでした手に入らない希少な品もございます。

直方谷尾美術館の物販コーナー▲物販コーナー

編集部

ガネーシャ像といえば、商売繁盛や学業成就の神様ですよね!ぜひご利益にあずかりたいです。

写真撮影の思い出作りもできそうですし、デートの記念にお土産も購入するのもよさそうですね。それぞれのお気に入りの品を購入し、プレゼントし合うと盛り上がるかもしれません。

展示品に満足する口コミや館内のレトロな雰囲気への評価も高い

編集部

来館者さんからよく聞く感想があれば教えてください。

谷﨑さん

商店街を抜けた先の少し奥まった所にあるので、「こんなところに美術館があるとは知りませんでした!」と驚かれます。また、「レトロで落ち着きのある雰囲気が心地良く、長く滞在したくなる」といったうれしいお声をいただくことも多く、大人も子どももリラックスして楽しんでいただけているようです。

編集部

私も口コミを調べてみたところ、以下のような意見が多く寄せられていました。

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展示はとても見応えがあり、外観も内装も素晴らしかった
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昭和レトロな建築が素敵だった
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古い医院を活用した施設だが、古臭さはなく大変綺麗で居心地が良かった
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スタッフが丁寧に説明してくれて、大人も子どもも楽しめた

子どもから中高年の年代まで、幅広い世代から愛されていることがわかりました。なかには「ステンドグラスは必見」という口コミもあり、絵画や彫刻といった作品だけでなく、内装や装飾品も含めて満喫できそうです。

直方谷尾美術館からカップルへのメッセージ

直方谷尾美術館の谷﨑さん横顔

編集部

最後に、デートでの来館を検討しているカップルへのメッセージがあればお願いします。

谷﨑さん

「美術館=敷居が高い」と感じる方もいるかもしれませんが、ぜひ散歩がてらふらっと立ち寄る気持ちでお越しいただければと思います。平日はどの時間も比較的空いておりますので、「静かな空間でゆっくりとデートを楽しみたい」というカップルにもおすすめです!

編集部

ありがとうございました!

直方谷尾美術館の基本情報

直方谷尾美術館の受付

住所 〒822-0017 
福岡県直方市殿町10-35
アクセス 【車】
<九州自動車道>
八幡インターチェンジ下車→国道200号線バイパス→直方市街地
【電車】
JR直方駅から徒歩15分
営業時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日 ・毎週月曜日(祝日の場合は開館)
・年末年始(12月29日~翌年1月3日)
料金 一般:100円
高校生・大学生:50円
中学生以下:無料
※特別展によっては別途料金が必要
電話番号 0949-22-0038
予約 不要
駐車場 あり(7台/無料)
公式ページ http://yumenity.jp/tanio/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

直方谷尾美術館のあとにおすすめしたいスポット一覧

直方谷尾美術館での滞在時間は1時間程度なので、そのあとのプランも事前に考えておきましょう。ここでは特におすすめしたいランチスポット・デートスポットを2ヶ所ずつご紹介します。

おすすめスポット

ランチスポット ギャラリーレストラン「Buono」
満月
デートスポット 直方市石炭記念館
ギャラリーのぐち

ランチに向いている近隣のレストラン

直方谷尾美術館見学後には、以下のレストランがおすすめです。カップルで事前に相談するのもいいですが、その日の気分で決めても◎。どちらも地元住民に愛される大人気のお店です!

「アートスペース谷尾」内にある「ギャラリーレストランBuono」

アートスペース谷尾の外観
出典:福岡県観光連盟

直方谷尾美術館から徒歩5分ほどのところにある別館「アートスペース谷尾」は、ガラス工芸品をメインに取り扱う展示館です。なかには「ギャラリーレストラン Buono(ボーノ)」が併設されており、ステーキやハンバーグ、スペアリブなど上質な佐賀牛ランチを楽しめます。

直方谷尾美術館の谷﨑さんもおすすめされていたレストランです。

住所 〒822-0027
福岡県直方市古町10-20
電話番号 0949-23-1999
営業時間 ■ランチ
11:30~14:00

■喫茶
14:00~17:00

■ディナー
17:30~21:00(L.O.20:30)

満月

満月は、夜は居酒屋、お昼はラーメンを楽しめるお店です。こちらも直方谷尾美術館から徒歩5分ほどのところにあって立ち寄りやすいので、サクッとランチを済ませたいカップルはぜひ訪れてみては?

住所 〒822-0000
福岡県直方市古町15-28
電話番号 0949-22-4111
営業時間 12:00~24:00

直方市石炭記念館

直方市石炭記念館
出典:福岡県観光連盟

かつて国内トップクラスの石炭産出量を誇っていた「筑豊炭田」。直方市石炭記念館は、その歴史を後世に伝えることを目的として開設された資料館です。入館料100円なので気軽に見学できます。

ここでしか見ることのできない貴重な資料が豊富に展示されており、なかには日本最大の石炭や巨大な炭鉱模型も。屋外では蒸気機関車や採炭機械、メタセコイヤ(石炭の木)も見学できます。

館長さんをはじめスタッフの方がガイドしてくれるので、石炭に馴染みのない方にもおすすめです。

住所 〒822-0016
福岡県直方市大字直方692-4
電話番号 0949-25-2243
開館時間 9:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日 ・月曜日(祝日以外)
・12/29~1/3は休館
駐車場 若干あり(無料)
入館料 一般:100円
高大生:50円
中学生以下:無料

※毎週土曜日は高校生の入館無料
公式ページ http://yumenity.jp/sekitan/

ギャラリーのぐち

ギャラリーのぐちの店先
出典:福岡県観光連盟

ギャラリーのぐちは旧長崎街道沿いにあるギャラリーで、骨董店や焼物店、ガラス製品店、家具店など8店舗が軒を連ねています。全体で約30万点のバリエーション豊かな商品が並び、見ているだけでも飽きません。宝探しをする感覚でお気に入りを探してみては?

住所 〒822-0017
福岡県直方市殿町15-16
電話番号 0949-25-0091
開館時間 10:00~18:00
駐車場 あり(30台)
公式ページ http://www.gallerynoguchi.co.jp/

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