埼玉県皆野町へ移住!伝統と自然が調和する理想の田舎暮らし

埼玉県皆野町へ移住を考えている人に向けて、まちの特徴・支援制度などの情報をまとめています。

皆野町は埼玉県の北西に位置し、豊かな緑と荒川の清流などがある自然に恵まれた町。自然に囲まれた場所ですが、都心へのアクセスが良く、日々の買い物も町内で済むといった利便性の高さもポイントです。

そんな、皆野町の大きな特徴は次の3つが挙げられます。

  • 秩父音頭まつり:200年以上の歴史ある民謡「秩父音頭」を披露する盛大な夏祭り。
  • 豊富な自然:四季に応じて様々な花が咲き、特に「天空のポピー」が有名。
  • 手厚い子育て支援:助成金や子育て用品の給付など

今回は皆野町役場の林さんと柳さんに伺った町の魅力をたっぷりと紹介していきます。

本日お話を伺った方
男性のアイコン

皆野町役場 産業観光課
移住定住促進担当 主事

林 祐介さん

男性のアイコン

皆野町役場 産業観光課
移住定住促進担当 主任

柳 雅之さん

埼玉県皆野町の魅力:移住前に知っておきたい3つの特徴

埼玉県皆野町の暮らしの特徴

まずは埼玉県皆野町の特徴をご紹介します。

  • 特徴1:200年の歴史を誇る伝統文化「秩父音頭まつり」
  • 特徴2:充実した子育て支援と町独自の教育プログラム
  • 特徴3:四季折々の花が咲き誇る町!自然を身近に感じながら穏やかに暮らせる

今回は文化、子育て、自然環境を写真と一緒にわかりやすくまとめました。

特徴1:200年の歴史を誇る伝統文化「秩父音頭まつり」

皆野町の「秩父音頭まつり」
▲有名な「秩父音頭まつり」の流し踊りコンクールの様子

皆野町は伝統文化を大切に受け継いできた場所です。中でも、夏に行われる「秩父音頭まつり」は皆野町を代表する伝統行事です。毎年開催される流し踊りコンクールには約1,000人が参加し、見る人を魅了します。

【秩父音頭とは?】
  • 約200年の歴史がある伝統舞踊
  • 関東三大民謡の1つ(他:群馬県の八木節、栃木県の日光和楽踊り)
  • 発祥地は皆野町

お祭りには地元の人だけでなく、多くの観光客も訪れます。移住を機に新しい事業や起業を考えている方にとって、観光客向けのサービスを始める良い機会となるでしょう。

また、お祭りの際には花火も打ち上げられます。夜空に咲く大輪の花は会場の雰囲気をより一層盛り上げます。

秩父音頭まつり「櫓」と「花火」
▲秩父音頭まつり「櫓(やぐら)」と「花火」

秩父音頭まつりは毎年大盛況で、皆野町が誇る伝統文化の一つです。他にも季節ごとに伝統的な行事が行われているため、皆野町を訪れる際にはイベントに合わせて行くと、より町の魅力を感じられるでしょう。

文化を大切に受け継ぐ皆野町は、伝統文化と活気あるお祭りが好きな人、また移住を機に新しく事業を始めたい人にとって魅力的な移住先となる町です。

特徴2:充実した子育て支援と町独自の教育プログラム

皆野町にある「みなの親鼻河原」
▲皆野町のみなの親鼻河原。夏季にはライン下りや川遊び、バーベキューなどで賑わう。蒸気機関車(SL)も見える

皆野町の魅力は、子育て世帯にとって生活しやすい環境が整えられていることです。

町が子育て世帯を積極的に応援しており、以下のような環境が整備されています。それぞれの内容について詳しく説明していきます。

  • 手厚い子育て支援制度:各種助成金、子育て用品の給付など
  • 貴重な体験ができる教育:田植え体験、郷土芸能を学べる授業
  • 親子で楽しめるスポット:遊具が豊富な公園、最新テクノロジーを体験できる施設

子育て支援:助成金や用品給付など充実のサポート体制

まずは子育て支援の情報からです。

皆野町の主な子育て支援制度を以下にまとめました。

  • 出産・子育て応援助成金
  • 保育料無償化
  • こども医療費18歳まで無料
  • チャイルドシート費用助成
  • ファミリーサポート(子どもの一時預かりサービス)

さらに、副食費免除、紙おむつまたは粉ミルクの給付、紙おむつ用ゴミ袋の支給(3歳の誕生月まで)などの支援もあります。

特に多子世帯の子育て世代の方には「保育料の無償化」と「副食費の免除」が好評です。

皆野町のより詳細な子育て支援の情報は、以下の公式サイトをご参照ください。

公式:皆野町公式サイト(子育て・教育)

教育:自然と文化を活かした皆野町独自の学びプログラム

皆野町の小学校総合学習「みなの学」の授業内で行われる田植えの場面
▲皆野町では小学校の総合学習「みなの学」の授業内で田植えが行われます。

皆野町では、都市部の学校ではあまり経験できない、自然豊かな環境を活かした独自の教育を受けられます。

例えば、田植え体験では種まきから収穫までの一連の過程を学ぶことができます。また、郷土芸能の体験では、秩父音頭の踊り、太鼓や獅子舞など、地域の伝統文化に直接触れる機会があります。

町内の小学校では、"ふるさと教育「みなの学」(総合学習)"を通じて、こうしたさまざまな体験ができます。さらに、キャリア教育として職場体験を行ったり、SDGs教育を推進したりするなど、現代社会に適応した教育にも力を入れています。

また、学校給食を通じて地産地消を学ぶ仕組みも整っています。献立には、皆野町産のぶどうや地域のB級グルメ「みそポテト」などが提供され、食育にも注力しています。

子どもの遊び場:充実した公園とテクノロジー体験施設

皆野町運動公園(み~な公園)
▲皆野町運動公園「み~な公園」

皆野町には、子どもから大人まで楽しめる人気の遊び場があります。その中でも特におすすめの2か所を紹介します。

1.運動公園「み~な公園」

「み~な公園」は、大型アスレチックや健康器具が充実した公園で、子どもの遊び場としてだけでなく、地域住民の憩いの場としても親しまれています。併設されたグラウンドでは、サッカーやソフトボール、グラウンドゴルフなどの様々なスポーツを楽しむことができます。また、定期的に子ども向けの大会が開催され、地域の活性化にも貢献しています。

2.「働Co-factoryみなのLABO」

「働Co-factoryみなのLABO」は、最新技術を体験できる施設です。3Dプリンターやレーザー加工機などの先端設備を使用したテクノロジー体験や、ジオラマ作りなどのクリエイティブな活動ができます。特に夏休み期間中に開催されるイベントは、町の子どもたちにとって楽しみな恒例行事となっています。

このように、子育て支援と充実した遊び場を備えた皆野町は、自然豊かな環境でのびのびと子育てをしたい人や、手厚い子育て支援のある町への移住を考えている人にとって、理想的な居住地となっています。

特徴3:四季の花々が咲き誇る!都心へのアクセスの良さと両立

秩父高原牧場に咲く一面の「天空のポピー」
▲秩父高原牧場に咲く「天空のポピー」

皆野町は四季折々の花が咲く自然豊かな場所でありながら、都心へのアクセスも良い、田舎過ぎず都会過ぎないまちです。

東京へのアクセスは、車で約90分、電車で約120分と、都内で仕事がある方も移住しやすいエリアです。

また、数ある自然の中でも特に秩父高原牧場の「天空のポピー」は皆野町が誇る絶景!標高500mの場所に植えられた約1,200万本のポピーが咲き誇る姿は圧巻です。見頃は5月下旬〜6月上旬で、毎年多くの観光客が訪れます。

美の山公園の桜
▲春:美の山公園の桜

美の山公園では、桜をはじめ四季折々の花を楽しむことができます。

秩父華厳の滝
▲夏:秩父華厳の滝

ホタルの時期には滝がライトアップされ、闇夜に浮かぶ様子は幻想的で見る人を魅了します。

秋の紅葉シーズンの秩父華厳の滝
▲秋:秩父華厳の滝

紅葉の時期にもライトアップされ、色づいた葉を背景に流れる滝は観光客の心を惹きつけます。

埼玉県皆野町を一望する女性
▲冬:皆野町には複数のハイキングコースがあり手軽にハイキングができる。

皆野町には身近にハイキングができる山があります。季節ごとに異なる表情が見られるため、いつ山を登っても楽しめます。

例えば、初夏には美の山のアジサイが見事に咲き誇ります。

美の山のアジサイ
▲美の山のアジサイ

一人でリラックスしてゆっくり歩くのも、家族と一緒にいろんな話をしながら楽しく歩くのも良いでしょう。

また、自然は見るだけではありません。皆野町では新鮮な野菜・果物を味わえます!特に特産品の「山ルビー(ぶどう)」は必食です。

皆野町の特産品のぶどう「山ルビー」
▲皆野町の特産品のぶどう「山ルビー」

山ルビーの主な特徴は次の2つです。

【山ルビーの主な特徴】
  • タネがなく皮ごと食べられる
  • 糖度は17以上(目安:りんご 12.0~17.0度ほど)
  • →食べやすくて、甘い!!

食べごろは8月中旬~下旬頃です。皆野町を訪れた際はぜひ味わってみてください。

都市部に比べて自然と触れ合える時間が多いため、自然に癒されながら心穏やかに暮らすことができます。緑豊かな皆野町は、自然に囲まれた環境でのんびり暮らしたい人に最適な場所です。

皆野町での暮らし:移住に役立つ生活情報まとめ

皆野町の航空写真
▲皆野町の航空写真

皆野町の気候、人口、医療施設、教育機関、交通手段、特産品など、暮らしに関わる重要な情報をまとめました。

▼表でわかる!皆野町の暮らしに関する情報

気候 <平均気温>
1月:3.1℃
8月:26.0℃
※参考:気象庁(観測地点は寄居)
人口 人口:約9,000人
世帯:約4,000世帯
(令和5年7月1日時点)
医療施設 病院・クリニック:9件
歯科医院:6件
教育機関 保育園・幼稚園:3園
小学校:3校
中学校:1校
高等学校:1校
交通 鉄道:秩父鉄道秩父本線
路線バス:西武観光バス、皆野町営バス
名物・特産品 ぶどう、秩父みそ、うなぎ、そば

※2023年7月時点

交通事情:車が便利、公共交通機関も利用可能

皆野町での暮らしには車があると便利です。

交通面では路線バスや秩父鉄道が通っているため、自動車免許がない方でも日常生活を送ることができます。ただし、公共交通機関の本数が少ないなど、多少の不便さはあります。しかし、買い物や通院などの基本的な生活には大きな支障はありません。

日常生活:町内で完結する買い物環境

日々の買い物は町内で済ませることができます。

皆野町の中でも、特に皆野駅近辺には多くの店舗があります。具体的には以下の通りです。

この地図から確認できる主な店舗は次の通りです:

  • スーパー:2件
  • ドラッグストア:3件
  • コンビニ:5件

これらの店舗で、食材や日用品など日常生活に必要なものはほぼ揃います。さらに、大型商業施設へのアクセスも可能で、例えば深谷市にある「深谷花園アウトレット」までは車で約30分の距離です。

このように、皆野町へ移住した後も買物は不便なく行えます。日々の買い物は町内で、より大きな買い物も近隣の商業施設で可能です。

仕事情報:町内の製造業求人と近隣エリアへの通勤を検討

皆野町の仕事情報をまとめました。まず皆野町の求人情報から紹介します。

▼皆野町の求人情報(2023年7月時点)

求人の特徴 製造業が多い
正社員の求人数
(町内)
約740件
正社員の求人数
(25km以内)
約29,000件

※参考:正社員の求人情報の一例(皆野町内)
※参考:正社員求人情報の一例(皆野町から25km圏内)

町内の求人は製造業が中心です。また、移住者の中には農業を始める人も多いようです。

対象地域を広げると求人数は大幅に増加します。皆野町を居住地とし、近隣の「秩父市」「寄居町」「深谷市」などで働く人も少なくありません。

皆野町の平均世帯年収は以下の通りです。仕事を探す際の参考にしてください。

皆野町の平均世帯年収 459万円

※縁結び大学独自調べ

起業支援:充実した補助金とサポート体制

皆野町には移住を機に起業を考えている方向けの充実したサポート体制があります。その一例として、新規事業者を支援する「皆野町リノベーション創業支援事業補助金」制度が設けられています。

▼「皆野町リノベーション創業支援事業補助金」の詳細

対象者 次の条件をすべて満たす方
  • 皆野町内で新規に事業を開始する方
  • 「ちちぶ地域創業支援等事業計画」に規定する特定創業支援等事業による支援を受け、それについての証明を受けた方
  • 2年以上継続して事業を実施することが見込まれる方
  • 町税を滞納していない方
対象事業 次の条件をすべて満たすもの
  • 皆野町内において創業者が行う店舗、または事業所に対する新築/増築/改修工事
  • 秩父郡市1市4町に事業所を有し、かつ1市4町の建設工事等入札参加資格登録または小規模事業者登録制度に登録している施工業者により施工される工事
助成金額 対象経費[税抜]の1/3(補助上限額:30万円)
※対象経費は、対象事業に要する経費(備品購入に要する経費を除く)とする。
問い合わせ 皆野町役場 産業観光課
電話番号:0494-62-1462

※参考:皆野町公式サイト(皆野町リノベーション創業支援事業補助金

皆野町では、若い世代や起業を志す方へのサポート体制が整っています。移住を機に起業を考えている方は、以下のサポート窓口も積極的に活用することをおすすめします。

【ちちぶ地域創業サポート窓口】
皆野町産業観光課 ・商工観光担当
TEL:0494-62-1462

住まい情報:住宅補助金と賃貸・空き家バンクの活用

皆野町の賃貸物件や空き家バンクの情報、そして住宅に関する支援制度をわかりやすくまとめました。町への移住や定住を考えている方にとって役立つ情報をご紹介します。

賃貸物件:都市部より家賃を抑えられる物件情報

大手の住まい情報サイトで皆野町の賃貸情報を調査しました。

賃貸の物件数 17件(2023年7月時点)

※参考:賃貸の物件数

調査の結果、物件は存在しますが、数は限られていることがわかりました。しかし、現在都市部に住んでいる方にとっては、家賃を大幅に抑えられる可能性があります。

物件数は少なめですが、都市部と比べて家賃が抑えられるため、より広い部屋や設備の整った物件など、条件を上げて探すことができるかもしれません。予算に余裕ができるので、自分の希望に合った物件を見つけやすくなるでしょう。

空き家バンク:すぐに住める物件や土地の情報

皆野町には空き家バンクと、移住者向けの補助金制度があります。

空き家バンクの物件数 9件(2023年7月時点)

※参考:空き家バンクの物件数

調査時点では、「土地+建物」と「土地のみ」の2種類の物件が登録されています。中には、すぐに入居可能な物件もあるため、移住を検討している方にとって魅力的な選択肢となっています。

住宅補助金制度:子育て世帯向けと住宅リフォーム補助金

皆野町には住宅に関する補助金が2つあります。

■1.子育て世帯等定住促進事業住宅取得奨励補助金

子育て世帯や新婚世帯、転入者を対象とした住宅取得の補助金制度です。詳しい内容を表にまとめました。

▼「子育て世帯等定住促進事業住宅取得奨励補助金」の詳細

対象世帯
子育て世帯 中学生以下の子どもを扶養している世帯
新婚世帯 申請日現在、夫婦のいずれか一方が40歳未満で、婚姻後5年を経過していない世帯
転入者 3年以上皆野町外に居住し、平成30年4月1日以降に転入した方
対象住宅
新築住宅 平成30年4月1日以降に完成したもの。ただし、建て替えと見なされる場合は対象外。
(※完成日は、登記における新築年月日)
中古住宅 平成30年4月1日以降に所有権移転登記が完了したもの。
補助金額
基本 1.新築住宅取得の場合:50万円
2.中古住宅取得の場合:25万円
ただし、取得価格が補助金額に満たない場合はその額。
(※「子育て世帯」「新婚世帯」「転入者」共通)
加算 1.子育て世帯・新婚世帯の場合:30万円加算
2.町内建築業者により建築された新築住宅の場合:20万円加算
3.子育て世帯の場合、子ども1人につき:10万円加算
(※町内建築業者…建設工事等入札参加資格者名簿登載業者または小規模契約希望者登録業者)

※参考:皆野町公式サイト(子育て世帯等定住促進事業住宅取得奨励補助金について)

以下が制度を利用した場合の一例です。(※補助金の額は、条件の組み合わせによって変動します。)

【補助金110万円の場合(内訳)】
50万円:新築住宅取得の場合
30万円:子育て世帯、新婚世帯の場合
10万円:子育て世帯の場合、子ども1人あたり
20万円:町内建築業者により建築された新築住宅の場合

自身が受けられる補助金額や制度の詳細については、町の公式サイトでご確認ください。

公式:皆野町公式サイト(子育て世帯等定住促進事業住宅取得奨励補助金について)

■2.住宅リフォーム補助金

20万円以上の住宅リフォームを行った際に助成が受けられる制度です。詳しい内容を表にまとめました。

▼「住宅リフォーム補助金」の詳細

対象者
  • 皆野町民であり、町税に滞納がないこと
  • 申請者の居住用住宅であること(土工・門扉・塀・水道改修・下水道工事・車庫は除く)
  • 対象となるリフォーム工事について、町で実施している他の助成制度を受けていないこと
  • 過去に住宅リフォーム資金助成を受けて実施した工事以外の住宅リフォーム工事であること
対象工事
  • 業者は町内に住所を有し、町に小規模業者登録していること
  • 工事費は、20万円以上であること(消費税を除く)
  • 住宅環境の改善に関するリフォーム(改修)工事であること(耐震補強のための工事を含む)
※ただし、上下水道接続工事に伴う屋外の工事及び土工・門扉・塀・車庫等の工事、単に設備を交換するだけの工事は対象外。
※申請日の属する年度内に完了する工事となります。
助成金額
一律5万円
申請方法
申請は随時受け付けています。申請書に工事見積書の写しと工事着工前の写真を添付し、産業観光課へ提出してください。
※予算の範囲内での助成となるため、途中で受付を終了する場合があります。
※申請は、必ず着工前にしてください。着工後は受付できませんのでご注意ください。
問い合わせ
産業観光課
電話番号:0494-62-1462

※参考:皆野町公式サイト(住宅リフォーム補助金)

以上が皆野町の住宅に関する補助制度です。移住を機にマイホームの購入を考えている方や、家族とゆっくり過ごせる住まいを希望される方は、これらの補助制度の活用をご検討ください。

お試し移住:無料の短期滞在施設「来てみ~な」の活用法

皆野町のお試し居住用住宅「来てみ~な」の外観
▲皆野町のお試し居住用住宅「来てみ~な」

皆野町には、無料でお試し移住できる住宅があります。移住する前に、その土地で数日間過ごしてみるメリットは多いです。

具体的には、以下のようなことが体験できます:

  • 町の雰囲気をじっくり見て回れる
  • 朝昼晩のそれぞれの様子がわかる
  • ゆっくりと町民の方とコミュニケーションが取れる

さらに、移住後の日常生活をシミュレーションできる貴重な機会にもなります。

お試し移住用の宿泊施設「来てみ~な」の詳細情報を以下の表にまとめました。

お試し居住用住宅「来てみ~な」の詳細
住所 〒369-1412
埼玉県秩父郡皆野町皆野1643-5
料金 無料
(飲食費・備付けの物品以外の使用は利用者負担)
間取り キッチン:4.5畳
居室:4.5畳、6畳×2
浴室
(定員:5名程度)
設備・備品 エアコン
テレビ
洗濯機
冷凍冷蔵庫
寝具
ドライヤー
掃除機
電子レンジ
電気ポット
炊飯器
調理器具
(※食器類、タオル・寝間着、シャンプー等の消耗品類はなし)
使用期間 原則:1回当たり2日~7日(年20日まで)
※12/27〜1/5までの使用は不可
使用時間 開始:14:00
終了:11:00
申し込み方法 電話のみ
皆野町産業観光課
0494-62-1462

※参考:皆野町公式サイト(お試し居住用住宅)

ただし、お試し移住をするには、いくつかの条件を満たす必要があります。

【来てみ~なの使用条件】
  • 以下のすべてに該当する方
  • お試し居住用住宅利用申し込み時点で、秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町以外に住所があり、皆野町への移住を検討している方及びそのご家族
  • 移住相談センターでの面談などにご協力いただける方
  • お試し居住用住宅の使用・移住に関するアンケートにご協力いただける方
  • 暴力団員でない方
※参考:皆野町公式サイト(お試し居住用住宅)

観光目的での利用やペットの同伴はできません。最大で1週間ほど滞在できるため、移住後の暮らしを具体的に体験したい方にとって、貴重な機会となります。

皆野町移住者の声:自然豊かな環境での暮らしの感想

埼玉県皆野町に移住した人の声・感想

実際に皆野町へ移住した方々のリアルな声をご紹介します。

  • 山に囲まれた立地を活かし、手軽にハイキングが楽しめます!
  • 自然豊かな環境で、のびのびと子育てができます。山や川が身近にあるため、子どもたちが日常的に自然と触れ合える機会が多いです。
  • 豊かな自然が身近にあるので、季節を問わずアウトドア活動が楽しめます!

「身近にある自然を感じながら、のびのび暮らせる」という声が多く聞かれました。

皆野町は都市部と比べて人工的な構造物が少なく、山や川などの自然が身近に存在します。そのため、日常的に自然と触れ合う機会が多くあります。四季の移ろいを肌で感じながら、心にゆとりを持ってゆっくりと過ごしたい方にとって理想的な環境といえるでしょう。

皆野町への移住サポート:相談窓口と支援制度の活用法

皆野町にある移住相談センター「寄ってんべえ みなのんち」
▲皆野町にある移住相談センター「寄ってんべえ みなのんち」

皆野町への移住に関するお問い合わせは「皆野町役場 産業観光課」で受け付けています。

移住相談センター「寄ってんべえ みなのんち」へ相談に行く場合は、事前に連絡することをおすすめします。スタッフが外出業務を行なっている日もあるため、電話もしくは公式サイトのお問い合わせ欄から予約すると確実です。

公式:皆野町公式サイト(移住相談)

また、皆野町を訪れる際はイベントが開催される時期に合わせると、町の魅力をより深く知ることができます。

【皆野町の主なイベント】
  • 「天空のポピー」:5月下旬〜6月上旬が見頃
  • 「秩父音頭まつり」:8月

自然に囲まれながらも、生活の利便性を保ちつつ、ちょうど良いバランスの暮らしができる皆野町。都心よりもゆとりのある生活を求める方は、ぜひ移住先の候補として検討してみてください。

担当課 皆野町役場 産業観光課
住所 〒369-1492
埼玉県秩父郡皆野町大字皆野1420-1
電話番号 Tel:0494-62-1462
Fax:0494-62-2791
対応時間 8:30~17:15
※閉庁日:土日祝、年末年始12/29~1/3
公式サイト https://www.town.minano.saitama.jp/section/kankou/