岩国市ミクロ生物館で科学デート!顕微鏡体験と美しいビーチを楽しむカップルプラン

今回の記事でご紹介するのは、山口県の「岩国市ミクロ生物館」を中心に過ごすデートプランです。

ミクロ生物館は、ミドリムシやゾウリムシなど原生生物たちの世界を紹介している博物館です。その生態をいつでも顕微鏡で観察できることが大きな魅力となっています。

施設内にはレストランや販売コーナーがあり、目の前のビーチや遊歩道ではロマンチックな時間を過ごすこともできます。

さらに、足を延ばせば高台から眺望が広がる観光スポットもあります。さまざまな景色を楽しみたいカップルに特におすすめのデートコースです。ぜひデートプランの参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:海が好き、ミクロ生物に興味がある、昔の建造物好き
どんなデート?:海の生物を学び海を楽しむデート

ミクロ生物の世界へようこそ!岩国市ミクロ生物館でのデートプラン

今回は「岩国市ミクロ生物館」を中心に過ごすデートプランをご紹介します。

今回のデートのメイン
岩国市ミクロ生物館
周辺のデートスポット
・岩国城
・錦帯橋
ランチにおすすめのお店
・レストラン潮風(潮風公園交流館内)
・うみの見えるおうちcafe Kurumi

ミクロ生物館では、海や川の中にいる原生生物の生態を観察できます。顕微鏡を使ったり展示物や映像で学ぶ時間は、子供のころの理科の授業を思い出させ、懐かしさを感じることもあるでしょう。

珍しいミクロの世界を垣間見ることで、普段とは一味違う特別なデートになると思います。

ミクロの世界を堪能したあとは、施設の目の前にある美しいビーチでゆっくりと語り合うのもおすすめです。眺めていると時間を忘れてしまうような青い海が、2人の素敵な思い出を彩ってくれることでしょう。

施設内の売店で地元のお土産をチェックしたら、隣接するレストランでランチを楽しむのはいかがでしょうか。

気分転換したい場合は、海沿いを南下すると見晴らしの良いカフェがあります。また岩国市の代表的な観光スポットである岩国城や錦帯橋を見学すると、歴史的な雰囲気でデートを締めくくることができます。

ここからは、メインとなる「岩国市ミクロ生物館」について詳しくご紹介していきます。

海の不思議を探求!岩国市ミクロ生物館の魅力

岩国市ミクロ生物館の内部の様子

「岩国市ミクロ生物館」は、山口県岩国市南部の由宇港海岸にある「潮風公園みなとオアシスゆう」内に設置された小規模な博物館です。

「潮風公園みなとオアシスゆう」は、高潮対策として整備された全長450mの人工ビーチを中心とする複合施設で、2005年にオープンしました。

「海をあそぶ、海に学ぶ、海でふれあう」をテーマとし、地域交流や憩いの場、またドライバーの休憩所として多くの方に利用されています。

施設内の交流館には、ミクロ生物館、ふれあい交流・体験学習施設に加え、地元特産品の販売コーナーやレストランも併設されており、地域の「YOU・遊・ゾーン」として親しまれています。

その中でも「岩国市ミクロ生物館」は、海に生息する微生物について学べる世界初のミクロ生物専門の科学館です。子供から大人まで楽しめる空間となっています。

日常生活では触れる機会の少ないミクロの世界を観察し、生命の力強さや不思議さを体感できる貴重な施設です。顕微鏡をのぞきながら、懐かしい子供時代の思い出話に花を咲かせるのもおすすめです。

今回は、「岩国市ミクロ生物館」のスタッフ・佐々木さんに、ミクロ生物館の魅力や見どころについてお話をうかがいました。

顕微鏡で覗く驚きの世界:ミクロ生物の生命

編集部

ミクロ生物館では、どのようなものが展示されているのですか?

佐々木さん

ミドリムシやゾウリムシなどの小さな生物について学べる展示物があります。教科書にも登場する生物なので、子どものころ顕微鏡で見たことがある方も多いのではないでしょうか。

その顕微鏡で、微生物の生きているすがたをいつでも観察することができるんですよ。実際に動いている様子を見ることで、より深く理解できると思います。

岩国市ミクロ生物館の顕微鏡装置
▲館内で培養している多種多様なミクロ生物や、近くで採集した小さな生物を、顕微鏡で観察できます。

編集部

ミクロ生物館を訪れる方に「こんなことを考えながら見てほしい」ということがありましたら、教えていただけますか?

佐々木さん

テーマとしては3つあります。1つめは「ミクロ生物から生命を感じ取ろう!」です。

ミクロ生物のすがた・形はとても個性豊かです。その小さな体の中には、私たちも持っていないような驚くべきしくみがたくさん備わっているんですよ。ミクロ生物は、生命がいかに不思議で尊く、そして奥深い存在であるかを私たちに気付かせてくれます。

2つめは「ミクロ生物から環境問題を考えよう!」です。

ミクロ生物は他の生き物の食糧となったり、汚れた水をきれいにしたりするなど、人間を含む多くの生命を支えています。一方で漁業に問題を引き起こす赤潮などの原因生物にもなり、私たちの暮らしに大きな影響を与える存在でもあるのです。

そして3つめは「ミクロ生物から科学を好きになろう!」です。ミクロ生物を知ることは科学の魅力や奥深さを知ることそのものなんです。これらの生物を観察することで、科学への興味が深まることを期待しています。

岩国市ミクロ生物館の展示コーナー
▲ミクロ生物の知られざる生態を映像で楽しく紹介しています。

企画展やワークショップで学ぶミクロ生物の奥深さ

岩国市ミクロ生物館のミクロ生物シアター

編集部

これまでミクロ生物館で開催されてきた企画展などがあればご紹介ください。

佐々木さん

「ミクロ生物でつくる小さな小さなバネ」「牛や羊のおなかで活躍するミクロ生物たち」というミニ企画展を行っております。また、不定期に「クリオネ展」などの特別展示も実施しています。

編集部

興味深いテーマですね。これらの企画展は専門家の監修によるもので、内容の正確さと面白さが保証されていると伺いました。ミニ企画展とはいえ、充実した情報が得られそうです。

展示物のほかに、ミクロ生物館で体験できることがありましたら、ご紹介いただけますか?

佐々木さん

次のような体験ができます。すべて予約制です。

  • 海の生き物採集観察体験
  • ミクロ生物模型作り体験
  • ネイチャーラボ(実験室利用)

「海の生き物採集観察体験」では、目の前の海から特別なアミを使ってミクロ生物を採集し、顕微鏡で観察します。ミクロ生物の写真撮影をしてデータのお持ち帰りが可能です。参加費は1人150円です。

「ミクロ生物模型作り体験」は、クリオネやヤコウチュウ、ミカヅキモなど、透明粘土を使ってミクロ生物の模型作りが行えます。こちらは1個150円です。

岩国市ミクロ生物館の模型作り
▲ミドリミシ(右下)、ミカヅキモ(右上)、ヤコウチュウ(真中上の丸ピンク)、クリオネ(右サイドのピンク)などの模型が並んでいます。

「ネイチャーラボ」は、実験室を使って自由研究などに活用いただいています。使用料金は1日100円です。

編集部

これらは子どもも楽しめる体験イベントだと思いますが、ほかにもワークショップのようなものは行っていますか?

佐々木さん

年に2回、青少年が科学の面白さや奥深さを体験的に学べる青少年サイエンスセミナーを開催しています。参加者は、大学や企業の研究者が行う講義や科学工作、実験を通して科学の楽しさを学ぶことができます。

またこれまでに、オリジナルキャラクター「みくろん」の光るフィギュア作り、自由研究サポート、プラ板で作ったミクロ生物がコロコロと動き光る万華鏡作り、ゾウリムシの不思議についての科学講座など、さまざまなワークショップも行ってきました。

岩国市ミクロ生物館のイベントお知らせ
▲2018年度開催の「暗やみで光るスーパーボール!?ヤコウチュウ模型を作ろう」のお知らせ画像。

さらには「宮島水族館」の協力による海の生き物ふれあい講座、ペンギンなでなで講座、「なぎさ水族館」協力によるクラゲ講座なども行い、好評でしたよ。

>>宮島水族館について(公式サイト)
>>なぎさ水族館について(公式サイト)

編集部

充実した内容ですね。海沿いのロケーションを活かした体験や、近隣の水族館との連携など、「海に学ぶ、ふれあう」というテーマを存分に楽しめそうです。

見つけよう!数百種類のミクロ生物たち

岩国市ミクロ生物館の内部

編集部

佐々木さんがお考えになるミクロ生物館の見どころとは、どういうところにありますか?

佐々木さん

ミクロ生物館は、ミクロ生物の知られざる生態と役割について楽しく学べる、世界でもめずらしい科学館です。ミクロ生物が動いているすがたを顕微鏡で間近に見られるというのが、最大の見どころです。

ミクロ生物は、食物連鎖の底辺として私たちを含む多くの生命を支えています。また、彼らがいなければ豊かな自然環境が成り立たないことなど、ミクロ生物の重要性を面白く学んでいただけます。

編集部

佐々木さんが特に気に入っている展示はありますか?

佐々木さん

毎日採水する海のミクロ生物の展示ですね。夏場は動物性のミクロ生物が多く、冬場は植物性のミクロ生物が多いんです。

季節やその日の天気によって見つかるミクロ生物が異なるところが、非常に面白いと感じています。年間を通じて採取するミクロ生物は、数百種類にのぼることもあるんですよ。

>>海の中にいるミクロ生物について

編集部

ミクロ生物館だからこそという、何か自慢できることはありますか?

佐々木さん

肉眼ではよくわからないミクロの世界を観察するなかで、運がいいと、微生物が分裂して仲間を増やす瞬間に遭遇できるかもしれません。そういった驚きに出会えるというのが自慢ですね。

編集部

いろいろな面白さが体験できるミクロ生物館は、デートをするカップルにも刺激を与えてくれそうですね。

カップルで楽しむ!モニター鑑賞とオリジナルグッズ

編集部

ミクロ生物館内でカップルがゆっくりできる場所はありますか?

佐々木さん

館内にはイスが設置されていますので、カップルで座ってじっくりモニター鑑賞をお楽しみいただけます。また、顕微鏡を交互に覗きながら、教科書だけでは得られない新たな発見を共有できるかもしれませんよ。

>>ふしぎなミクロ生物シアター上映プログラムについて

編集部

ミクロ生物館では、お土産を購入できるコーナーはありますか?

佐々木さん

はい、ミクロ生物を採集できるプランクトン濃縮セットや、ミクロ生物の模型作りキットを販売しております。

岩国市ミクロ生物館のオリジナルグッズコーナー
▲オリジナルグッズコーナーではストラップのサンプルが並んでいます。

また潮風公園の売店では、原生生物カードゲーム「マイクロ王」や原生生物のストラップ、トランプ、岩国市ミクロ生物館監修の「日本の海産プランクトン図鑑」なども用意しています。

編集部

公式サイトによると、原生生物のストラップは5種類あるようですね。ミクロ生物の姿を忠実に再現しており、実際に手に取ってみたくなります。

また、「プロチストランプ」という商品も興味深いですね。トランプをしながらミクロ生物たちの多様な魅力を学べるそうです。丸型のデザインも魅力的で、お土産に適していそうです。

顕微鏡で観察したミクロ生物の思い出を形に残せる品があるのは素晴らしいですね。お話を伺って、ミクロ生物への親しみがさらに深まりました。

ロマンチックな時間を!美しいビーチと海沿いの遊歩道

潮風公園みなとオアシスゆうの海岸

編集部

ここからは、ミクロ生物館が入る「潮風公園みなとオアシスゆう」の施設全体についてお聞きしていきたいと思います。

まずは、潮風公園の海のエリアについて、どのような特徴があるのか教えてください。

佐々木さん

海を目の前に広がる全長450mの潮風ビーチは、上空から見ると「C」の形をしているため「カープビーチ」の名称で親しまれています。

潮風公園みなとオアシスゆうのビーチ
▲カーブがきれいな潮風ビーチは美しい光景が広がっています。

瀬戸内海の穏やかで透明度も高いブルーの海と、砂浜の形がきれいなビーチを眺めてのんびりするだけでも癒やされますよ。

「さざなみフィッシングワーフ」から約1,200mの遊歩道が続き、美しい海と山に囲まれたこの一帯は、カップルのデートにぴったりの場所だと思います。

編集部

潮風ビーチや散策道では、みなさんどのように過ごされているのでしょうか?

佐々木さん

海ではスタンドアップパドルボートをされている方が多い印象ですね。7月中旬~8月中旬の夏の時期は、サメよけネットを設置しスタッフも常駐していますので、安心して海水浴も楽しめます。夏が一番おすすめの時期ですね。

遊歩道ではウォーキングを楽しんでいる方の姿も見られます。また、お弁当を持参して海ピクニックでくつろいでいるカップルやファミリーもいらっしゃいますね。

編集部

潮風ビーチに設置されている施設には、どのようなものが備わっていますか?

佐々木さん

海浜棟には男女別のコイン式温水シャワーやトイレ、更衣室をはじめ、管理室や救護室も完備されています。フロアー式の多目的スペースもありますよ。

編集部

シャワーや更衣室も完備されていたら、安心して海遊びができますね。管理室や救護室があるのも心強いです。ミクロの生物を学んだあと、あらためて海を身近に感じるのもいいですね。

インスタ映えスポット!向かい合うスワンボート

編集部

海でSNS映えしそうな撮影スポットがあれば教えてください。

佐々木さん

どこで撮影されても素敵な写真が撮れると思いますが、特に人気の撮影場所は突堤、芝生の広場、そして砂浜などです。

特にカップルに人気なのが、砂浜にある赤と白のスワンボートが向き合ってハートを作っている場所です。この場所は絶好の撮影スポットで、多くの方に利用されています。

潮風公園みなとオアシスゆうの撮影スポット
▲SNS映えするスポット。海をバックに向き合うスワンボート。

編集部

素晴らしい場所ですね。夏のビーチデートも魅力的ですが、閑散期に静かなビーチを2人で独占するのも素敵な体験になりそうです。

地元グルメを堪能!新鮮魚介と由宇町特産品

編集部

潮風公園みなとオアシスゆうには、海浜棟のほかに、売店やレストランの入った建物もあるようですね。ご紹介いただけますか?

佐々木さん

ミクロ生物館も入っている交流館では、物産販売コーナーとレストランがあります。

販売コーナーでは地元の特産品、各種海産物、野菜などが並んでいます。由宇町特産品には、由宇みそ、ぜにつぼ漬け、トマトジュース、苺ジェラートなどがあります。

また新鮮な魚介類やお刺身、巻き寿司、にぎり寿司なども購入できます。

潮風公園みなとオアシスゆうの販売コーナー
▲物産販売コーナーでは、海産物をはじめ地元の直売品などが並んでいます。

地元である由宇町(ゆうちょう)には広島東洋カープ由宇練習場があり、カープオリジナルグッズも販売しています。

潮風公園みなとオアシスゆうのカープオリジナルグッズ
▲カープオリジナルグッズが並ぶコーナー。

>>物品販売コーナーの詳細

編集部

販売コーナーでは、どのような品がよく売れますか?

佐々木さん

春から夏にかけては、由宇町特産の由宇とまとや、TARO苺ジェラート、大栗饅頭、山口大島みかん缶詰、切り花などが人気です。

秋から冬になると、さつま芋、フルティカ、寒ひじき、切り花などがよく売れます。

編集部

この一帯は温暖な気候だということですから、特産品からは地域色が感じられますね。TARO苺は由宇町の農家さんがつくる品種だとわかりました。ジェラートはぜひ賞味したいです。

地元産のものが手に入る販売コーナーがあると、ゆっくりと見てまわりたくなりますね。道の駅のような感覚も味わえるのが魅力的です。

人気メニュー!「冷やし担々麺」と「由宇トマトのソフトクリーム」

潮風公園みなとオアシスゆうのレストラン

編集部

レストランではどのようなメニューが楽しめるのでしょうか?

佐々木さん

交流館にある「レストラン潮風」では、人気のスープカレーや夏季限定の冷やし担々麺などが美味しいと評判です。和定食、洋食、丼もの、麺類、デザートなど、多彩なメニューを提供しています。

レストラン潮風の入口
▲交流館では、販売コーナーに隣接してレストランがあります

>>レストラン潮風

編集部

デート中のランチとして食べるなら、おすすめのメニューは何でしょうか?

佐々木さん

夏季には、レストランの限定メニュー「冷やし担々麺」がおすすめです。さっぱりとした味わいで、暑い季節にぴったりです。

潮風公園みなとオアシスゆうの「冷やし坦々麺」
▲おすすめの夏季限定「冷やし担々麺」900円。さっぱりして美味しそうです

編集部

「これだけは絶対に食べておきたい」という食べ物や飲み物があれば教えてください。

佐々木さん

物品販売コーナーの「由宇トマトのソフトクリーム」はここでしか食べられません。トマトの酸味とアイスの甘さのバランスが絶妙です。「由宇トマトのスムージー」も同様におすすめです。

編集部

由宇町のご当地ソフトとスムージーですね。トマトのソフトクリームは珍しく、トマトの鮮やかな色彩で元気をもらえそうです。カップルでぜひ味わって、思い出作りの話題にしていただきたいですね。

来館者の声:岩国市ミクロ生物館の魅力

編集部

「岩国市ミクロ生物館」を訪れた方からは、どのような感想が寄せられますか?

佐々木さん

いろいろな感想が寄せられますが、喜びのお声をいただくことが多いです。例えば、こんな感想があります。

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いつも泳いでいる海や川の中にこんな生物がいるのかと驚いた
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久しぶりに顕微鏡をのぞき懐かしく楽しかった

小さなお子さんがお父さん、お母さんに抱っこされて顕微鏡を必死でのぞく姿を見ると、嬉しくなりますね。ミドリムシが群れで動く様子に「たくさんいる―!見てー!」と驚いている声がよく聞こえてきます。

来館者の多くは小中学生を連れたご家族ですが、カップルの方も2割ほどいらっしゃいます。このように、大人から子供まで幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけているようです。

予想以上に楽しい!童心に帰る時間

編集部でも、岩国市ミクロ生物館の口コミを確認しました。多くの方が楽しんでいる様子が伺えました。特に参考になりそうな感想をいくつかご紹介します。

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小さな世界を覗けて予想以上に楽しかった
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ミクロの生物にテンションが上がる驚きの世界
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童心に帰ってワクワクできた、珍しい体験ができる施設
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海を見ながらくつろげる、こじんまりとした雰囲気が魅力的

これらの口コミからも、顕微鏡を使った体験が人気であることがわかります。ミクロの世界に触れるドキドキワクワクする時間は、カップルにとって互いの新たな一面を発見するチャンスにもなります。普段見られない表情や反応を見ることで、パートナーへの理解を深められるかもしれません。

「岩国市ミクロ生物館」からカップルへのメッセージ

編集部

これから「岩国市ミクロ生物館」を訪れるカップルへメッセージをお願いします。

佐々木さん

美しい海や山、そしてミクロ生物たちに癒やされに来てください。肉眼では見えない小さな生き物たちの不思議な世界を一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。ご来館をお待ちしています。

編集部

貴重なお話をうかがい、ありがとうございました。ミクロの世界のロマンと周りの素晴らしい自然環境に、多くの方が魅了されることでしょう。

アクセス・営業時間:岩国市ミクロ生物館の基本情報

住所 〒740-1488
山口県岩国市由宇町8500-6
潮風公園みなとオアシスゆう交流館内
アクセス ■自動車
山陽自動車道「玖珂インターチェンジ」より約40分
■町営バス
JR由宇駅より「相地行き」にて「有家」下車
■市営バス
JR神代駅より「笠塚カープ練習場前行き」にて「有家」下車
JR由宇駅より「潮風公園行き」にて「潮風公園」下車
■いわくにバス
JR岩国駅より「潮風公園行き」→「岩国医療センター」→「潮風公園」下車
駐車場 あり
営業時間 ■岩国市ミクロ生物館:9:30~16:30
■潮風公園:6:00~22:00
休館日 ■岩国市ミクロ生物館
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
■潮風公園
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
利用料金 ■岩国市ミクロ生物館
入場無料(各種イベントは100円~500円程度)
■海浜棟
温水シャワー・コインロッカーは有料(海水浴期間中の9:00~18:00に利用可能)
飲食施設 あり(潮風公園みなとオアシスゆう内)
空いている日 平日の終日
滞在時間 平均1時間~2時間程度
公式サイト https://micro.shiokaze-kouen.net/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

ミクロ生物館周辺で楽しむ!おすすめデートスポット

岩国市ミクロ生物館を見学したあとは、目の前のビーチでゆったりと2人の時間を過ごすのがおすすめです。美しい青い海を眺めながら、静かな波の音に耳を傾けると、自然とロマンティックな気分になれるでしょう。

少し気分を変えたくなったら、海沿いにあるカフェに移動するのもいいですね。また、さらに足を延ばすと趣の異なる観光スポットもありますので、あわせてご紹介します。

周辺のおすすめデートスポット

海を眺めながらくつろぐ「うみの見えるおうちcafe Kurumi」

「うみの見えるおうちcafe Kurumi」は、海が一望できる高台に位置するカフェです。おしゃれな一軒家の2階に上がると、大きな窓から広がる海の絶景が訪れる人を魅了します。

まるで自宅にいるかのようにくつろげる空間で、隠れ家的な雰囲気がデートにぴったりです。美しい緑に囲まれたガーデンやテラスも併設されており、カップルの心が弾むロマンチックな雰囲気を演出しています。営業は平日のみで、事前予約が必要となっています。

公式SNS:うみの見えるおうちcafe Kurumi

日本三大奇橋「錦帯橋」の絶景と技術に感動

錦帯橋(きんたいきょう)は、山口県岩国市にある日本を代表する木造橋です。錦川に架かる全長約200mの橋で、1673年(延宝元年)に岩国藩主によって建造されました。

その特徴的な5連のアーチ橋は日本三大奇橋にも数えられ、1922年(大正11年)には国の名勝に指定されています。日本三大奇橋の他の2つは、山口県の岩国の錦帯橋と長崎県の眼鏡橋です。

錦帯橋の構造は、頑丈な組木の技法によって強度を持たせた反り橋になっています。橋の下から見上げると、その迫力ある姿に圧倒されます。土台を使わずに木材だけで川を渡す高度な技術は、現代でも大変驚かされる建造物です。また、周囲の自然と調和した美しい姿は、四季を通じて絶景を楽しめる人気の撮影スポットとなっています。

入場料:大人310円(往復のみ)
セット券(※錦帯橋入橋券、ロープウェー(往復)、岩国城):970円

参考URL:岩国市公式サイト(錦帯橋)

岩国城展望台から眺める絶景パノラマ

岩国城は1608年(慶長13年)、初代岩国領主・吉川広家(きっかわひろいえ)によって築城された山城です。標高200mの高台に位置し、眼下には天然の外堀として錦川が流れています。

1962年(昭和37年)に再建された天守閣の展望台からは、岩国市街から海岸線まで広範囲を見渡すことができます。また、有名な錦帯橋の全景を上から眺めることもできる絶好のビューポイントです。

天守閣内の博物館では、錦帯橋の精密模型や歴史的な写真、武士の鎧兜(よろいかぶと)など、岩国の歴史を物語る貴重な展示物を見学できます。

岩国城へのアクセスは、錦帯橋を渡ってロープウェイを利用するのが一般的です。冒険心のある方には、登山道を使って山頂まで徒歩で向かうコースもおすすめです。

ロープウェイを利用する場合、錦帯橋、ロープウェイ、岩国城の見学がセットになったお得なチケットがあります。このセット券は大人970円で、ロープウェイ乗り場や錦帯橋料金所などで購入できます。

見学にかかる時間は全体で1時間半から2時間程度を目安にしてください。
*設備の点検や整備のため、運休や休館になる場合があります。事前に営業状況を確認することをおすすめします。

参考URL:岩国市公式観光サイト(岩国城)

まとめ:ミクロと絶景の出会い、思い出に残る岩国デート

今回ご紹介した「岩国市ミクロ生物館」では、ミクロ生物の不思議な世界に出会えることがわかりました。顕微鏡を覗くワクワク感をカップルで共有することで、相手の新たな一面も発見できるかもしれません。

施設の周辺には美しいビーチや整備された遊歩道があり、デートに最適な環境が整っています。さらに足を伸ばせば、有名な観光スポットである錦帯橋や岩国城を見学するコースも楽しめます。

岩国市の海沿いエリアでデートをお考えの方は、ぜひ「岩国市ミクロ生物館」を訪れて、生命の神秘に触れる特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。