
北海道「サケのふるさと千歳水族館」のデートの見どころと楽しみ方をレポート
「今年の春は水族館デートを楽しもう♪」第2弾でご紹介するのは、北海道千歳市にある「サケのふるさと千歳水族館」さんです。
サケのふるさと千歳水族館は、サケなどの淡水魚を中心としながらもその他多数の魚や水鳥が観察でき、エサやり体験や各種イベントも豊富な水族館です。
なかでも、千歳川がそのまま展示物の一部になっている「水中観察窓」は、本物の川と野生の魚が観察できる貴重な展示がたくさんの人に喜ばれています。
水族館がお好きな方はぜひ読んでみてくださいね!
※記事中の金額はすべて税込表示です
サケのふるさと千歳水族館とは千歳川に暮らす生き物のリアルな姿を見られる水族館
サケのふるさと千歳水族館はサケの仲間をメインとした約100種の生き物たちに出会える水族館です。中には珍しいカメレオンやカエルなどの爬虫類、カイツブリという水鳥なども展示されています。他にも、千歳川の一部が展示されている「水中観察ゾーン」では、川に生息する生き物のリアルな姿を見ることもできます。
体験ゾーンでは、水族館の定番ドクターフィッシュやナマズ・ニシキゴイへのエサやり、チョウザメの赤ちゃんやウグイがいるタッチングプールなどが楽しめます。他にもGWや夏休みなどの期間には、その時のテーマに沿った生き物たちの企画展示、3〜5月には「サケ稚魚の放流体験」などのイベントもあります。
今回はサケのふるさと千歳水族館の館長でいらっしゃる菊池基弘さんに、水族館の見どころやデートにおすすめのイベントなどをお聞きしました!
世界各地に暮らす100種の生き物に出会える
インタビュアー
どんな生き物がいますか?
菊池さん
館名から「サケしかいないんじゃないか?」と思っている方もいらっしゃるようなのですが、そんなことはありません。
サケの仲間を中心に、世界各地の淡水の水辺にすむ生き物たちがおよそ100種類、7千匹ほどをご覧いただけます。
カメなどのは虫類や、カエルやサンショウウオはもちろん、中には小型の水鳥やカメレオンなどもいて、実はサケとは関係ない生き物の方が、種類としてはむしろ多いくらいです。
インタビュアー
7千匹もの水辺の生き物が観察できる水族館なんですね!
「サケのふるさと」ではありますが、サーモンゾーンや支笏湖ゾーンなどにエリア分けされていて、サケ以外にもたくさんの生き物を観察できました。
水鳥やカメレオンまで観察できる水族館はとても珍しいですよね!
水中観察ゾーンで川の様子が実際に見られる
インタビュアー
サケのふるさと千歳水族館ならではのメリットを教えてください。
菊池さん
一番の特徴は、水族館の横を流れる清流・千歳川の水中を、そのままご覧いただける「水中観察ゾーン」があることです。
海の中がのぞける海中展望塔や、人工河川や魚道を覗けるところはいくつかあります。
ところが自然のまま川の中を観察できる施設は、当館が1994年に日本初としてオープンしたあと、未だ2番目はないようなので、日本初であり恐らく日本唯一でもあります。
春は数千万匹のサケ稚魚が桜吹雪とともに海へ下り、夏は赤い婚姻色に染まったウグイたちが川底を埋め尽くして産卵します。
また、秋には遠く北洋で大きく成長したサケの親たちが大群をなして川を遡り、冬はサケの産卵の瞬間とその卵を狙って渡り鳥たちが潜水します。
そんな川にすむ様々な生き物たちが、四季折々に繰り広げる野生の営みを目の前で観察することができます。
これらは人の手による展示では作り出すことが困難な、まさに川の生き物たちによる一大イベントともいえます。
新千歳空港からお車で15分ほどの千歳の市街地にこんなにも豊かな自然が残っていて、その自然を活かした展示をご覧いただけることが当館の最大のウリであり、他にはないメリットでもあります。
とはいえ、自然の中で生き物任せのことなので、「絶対に」というお約束ができないというデメリットもあるということは、ご了承いただけるとありがたいです。
インタビュアー
自然の川で季節ごとの生態をそのまま観察できるなんて、これ以上ない展示物ですね!
色々な季節に伺って、その時々の魚たちの姿を見てみたいです。
どんな姿が見られるかは生き物たちの気まぐれだという点にも、なんだか愛おしさを感じますね。
サケのふるさと千歳水族館の施設・サービスについて
インタビュアー
人気の生き物や魚を教えてください。
菊池さん
サケが大人気、と言いたいところですが、やはりサケは見るより食べる方が人気のようで、みなさん水槽をご覧になりながら「美味しそう」のお声も聞こえてきたりします。
見て人気のトップは、恐らく水鳥の「カイツブリ」でしょうか。当館で飼育する生き物のほとんどがウロコ系またはヌルヌル系の中で、羽毛ですが「毛」が生えた唯一の生き物ということもあるかもしれません。
ウズラぐらいの小さな水鳥で、水中に巧みに潜って魚などを捕まえる様子が大人気です。
またカイツブリは体に対して羽が小さめで、助走しないと飛び立つことができないため、展示水槽は囲いで覆っていません。
オープンエアでその可愛らしい姿を間近にご覧いただけるのも好評です。
インタビュアー
展示の魚を見て「おいしそう」はクスっとしちゃいますね!確かに、サケはとても美味しいので気持ちはわかります(笑)
皆様に人気のカイツブリは、水面にぷかぷか浮かんでいる姿がとっても可愛かったです!飛び立つ姿を見るまで待ちたくなりますね♪
季節限定ではあるが「イクラのグラスツリー」がオススメ
インタビュアー
カップルにおすすめのコーナーはありますか?
菊池さん
季節限定ではありますが、12~1月にイルミネーションが美しいグラスツリーに、生きたイクラ(サケの卵)を入れて、タイミングが合えばふ化の瞬間などもご覧いただける「イクラのグラスツリー」が行われます。
また、2~3月のバレンタインからホワイトデーにかけて、あま~い雰囲気たっぷりの、フォトスポットを兼ねた「スイート水槽」が設置されたりと、ムードを盛り上げてくれる展示やイベントが登場します。
インタビュアー
イクラのグラスツリーは先ほどお写真を拝見しましたが、とても幻想的で美しかったです。イクラのふ化の瞬間はなかなか見られないので、お目にかかれたらラッキーですね!
スイート水槽はまさにカップルにぴったりなイベントでした!ノリノリで撮影していたり、照れながら撮影しているカップルが微笑ましかったです。
サケに合わせて常設展示も季節ごとに変化する
インタビュアー
おすすめの楽しみ方や見どころがあれば教えてください
菊池さん
当館はサケをテーマとした水族館でもあるので、サケに合わせて常設展示も季節毎に変化するという特徴があります。
秋、サケの親が産卵のため川に戻ってきている季節は、迫力ある大きなサケの親たちを中心とした展示です。
その後冬になると、秋に遡上したサケから生まれた卵と、その卵から新しい命が生まれる瞬間やふ化したばかりのかわいいサケの子どもたちへと変わります。
そして春には海へ旅立つ小さくても力強いサケ稚魚が、数千匹の群れで水槽に展示されます。
サケの生態に合わせて季節毎に変わる展示を「前とココが違う!」と、間違いさがし的にいくつ見つけられるかという、かなりマニアックな楽しみ方もあります。
一方、来館されるたびに成長する魚たちの姿に注目していただくというのも、楽しみの一つといえるのではないでしょうか。
インタビュアー
サケに合わせて常設展示が変化していくということで、一年を通して何度も楽しめるところもサケのふるさと千歳水族館ならではの楽しみ方ですね。
「この間赤ちゃんだった子がもう卵を産んでるんだね!」などと、サケの成長を見守ることができるので、親になったような気分になりそうです。
ちなみに珍しい生き物や魚はいますか?
菊池さん
当館にしかいない、というような生き物はいませんが、常設の水槽では、サケの仲間の代表とも言える、幻の魚と称される「イトウ」がいます。
最近はゲームの影響で知名度もすっかり上がり、『本物が見られた!』と興奮気味のお子さんもいたりと、人気の魚でもあります。
かなり珍しいところでは、9~10月にかけて登場するベニザケです。
産卵期を迎えて海から川を遡上し、成熟した大人の証である「婚姻色」に身を包んだベニザケは、ご覧になった方から「ここまで紅いとは思わなかった」とか、「まさにベニザケ!」といった驚きの声が上がるほどです。
国内では北海道の一部の水族館でしかご覧いただけない、美しくも貴重な姿は一見の価値ありです。
あと、生き物自体は珍しいわけではないのですが、「中川水族館」というコーナーがあります。こちらには、しょこたんこと中川翔子さんが飼われていたカメたちが展示されています。
当館の横を流れる千歳川で、日本初の官営のふ化事業を始めた北海道初代水産課長「伊藤一隆(いとうかずたか)」さんが、なんとしょこたんのひいひいおじいさんに当たり、そんなご縁で展示が実現しました。
しょこたんとのエピソードなどもご覧いただける、千歳水族館特別のコーナーとなっていて、特にファンの方には嬉しい展示なのではないでしょうか。
インタビュアー
幻の魚「イトウ」、ゲームでもなかなか釣れないんですよね…!(笑)本物のイトウが見られたお子様たちはとっても嬉しいと思います!
ベニザケはお写真で見せていただきましたが、まるで絵の具で塗ったかのような鮮やかな紅色が本当に美しかったです。いつか実物を見てみたいですね。
それから、中川翔子さんが飼われていたカメたちの展示にはびっくりしました!
中川さんご自身生き物がお好きですし、ファンの方も動物がお好きな方が多いと思います。中川さんのカメを目当てに来館される人も多いのではないでしょうか。
コイの仲間やチョウザメの子どもと触れ合うこともできる
インタビュアー
ふれあいコーナーなどはありますか?
菊池さん
1階にある体験ゾーンには、コイの仲間やチョウザメの子どもと触れ合うことができるタッチプールがあります。
どちらの魚も大きめで、触るのには少し勇気が要るかもしれませんが、噛み付かれて怪我をするようなことはありませんので、安心して触れ合ってみて下さい。
とはいえ、触れるのにはちょっとしたコツがあります。
決して追い回したりせず、「ずいずいずっころばし」の茶壺の要領で手を筒状に丸めて、魚に向けてそっと水中に沈めると、魚たちの方から手をつつきにやってきてくれます。
手の中にエサがあるかもと、期待しているんですね。
ただし、少しつついてエサがないとバレるとすぐ離れていってしまいますし、たくさんの方が同時に手を入れたりすると警戒して逃げてしまうこともあります。
状況によっては寄ってきてくれないこともありますので、ご了承下さい。
ほぼ確実に魚とふれ合えるのは、ドクターフィッシュの異名を持つ「ガラ・ルファ」たちの水槽です。
こちらはパーに開いた手を水槽に入れると、手に付いた古い角質を食べようとワラワラと集まってきます。
とても「こそばゆい」感じですが、カップルで一緒に手を入れて楽しんでいただき、どちらの手にいっぱい集まるか、なんて楽しみ方もあるかもしれません。
インタビュアー
チョウザメと触れ合うのはちょっぴり緊張してしまいますが、噛みつかれることはないんですね。せっかく訪れたなら、お魚と仲良くなって帰りたいです!
警戒させないように手を丸めて、穴に入ってきてもらえたら嬉しいでしょうね♪
ドクターフィッシュも人気の体験ですよね。カップルでどちらの手に集まるかの勝負は負けたくない気もしますが、たくさん集まると古い角質が多いということにもなり得ますので、ドキドキしちゃいます(笑)
平日限定でコイやナマズにエサをあげることができる
インタビュアー
餌やりができる生き物はいますか?
菊池さん
先のドクターフィッシュも、広い意味では自分の身を削ってのエサやり?かも知れませんが、きちんとしたところでは、平日限定で大きなコイやナマズにエサをやっていただく体験ができます。
当館Webサイトからご予約いただいて、1回200円でご参加いただけます。コイはいつもお腹を空かしていますので、水しぶきをあげながらものすごい勢いでエサを食べる様子は大迫力です。
時にはエサをやっている皆さまに水がかかることもありますので、ご注意ください。
例外としては売店でのお買い物、2千円以上でエサやり体験のサービスがついてくる、というのもあります。こちらは平日に限らず実施しています。
日にちが限定されますが、毎月行っている「飼育係ちょこっと体験」では、参加者のみの特典として、普段は皆さまの目に触れないバックヤードの生き物などにもご自身の手でエサやりをすることができます。
こちらはピンセットで口元にエサを持っていかないと食べてくれないワガママさんなどもいて、少し手がかかるし手強くもありますが、その分食べてくれたときは嬉しいものです。
インタビュアー
エサやり体験はとてもお手頃なお値段なんですね。エサが撒かれた場所に一斉にコイが寄ってくる様子は迫力がありました!
日にち限定では、バックヤードの生き物にエサがあげられるんですね。ピンセットでエサをあげないといけないわがままさん、とっても可愛いんでしょうね!
身を削ってのエサやりも合わせて、体験したいです♪
館内は基本的に写真撮影可能!
インタビュアー
写真撮影はできますか?
菊池さん
記念写真など個人のご利用であれば、館内では基本的に自由に写真撮影していただけます。ただし三脚やフラッシュの使用を含め、見学をされている他のお客様に、ご迷惑とならないようお気遣いをお願いいたします。
また、先にご紹介したコイのエサやり水槽には、ニシキゴイを妖怪のアマビエに見立てて写真が撮れる「アマビエチャレンジ」などもお楽しみいただけます。
インスタグラムをご利用の方は、「#サケふるフォト」を付けて投稿していただくと、当館公式HPにもアップされますので、ご来館の記念にぜひご利用ください。
開館当時に新婚旅行でご来館なさったご夫婦が、再訪の記念にアップしてくださった投稿なども拝見し、とても嬉しく思っております。
また、千歳水族館オリジナルの背景をいっぱい集めたプリクラもご用意しておりますので、併せてぜひご利用ください。
インタビュアー
自由に撮影できるのは嬉しいですね!幻想的な展示やかわいい生き物をたくさん写真に収めて帰りたいです。
アマビエチャレンジはとっても難しそうでしたが、みなさん楽しそうに撮影されていましたね。綺麗に顔がハマると楽しいでしょうね♪
撮影した写真はぜひ「#サケふるフォト」でみなさんと共有し合いたいです!
17時閉館なので夜間の開館は行っていないので注意
インタビュアー
夜まで遊べますか?
菊池さん
以前は夏場だけ開館時間の延長をしてはおりましたが、今は17時閉館で夜間の開館は行っていません。
ただ、北海道の冬は夜が早い!
16時には既に暗くなっていますので、クリスマスなどのイルミネーションを夜の雰囲気で楽しんでいただける時間はありますが・・・。ちょっと、強引でしょうか。
インタビュアー
17時に閉館されるのですね。16時以降、イルミネーションが楽しめるのは冬だけの特典ですね♪
インタビュアー
水族館の生き物以外で楽しめるものはなにかありますか?
菊池さん
千歳水族館は2015年7月にリニューアルしたのですが、その時にできた支笏湖水槽はとても美しく、いつまでも見ていられると評判です。支笏湖は国立公園にあり、近年では10年以上連続水質日本一に輝いたこともある湖です。
その美しい水の青さは「支笏湖ブルー」とも称されています。この水槽ではその青さを忠実に再現するため、実際に潜水して撮影した水中映像を水槽の背景に投映し、本物の支笏湖の水中にいるような雰囲気を楽しむことができます。
また、水中観察ゾーンへと通じる長さ約30メートルの通路には、床面に3面のフロアマッピングが上映されています。床に現れる光のリングの上に立つと、床面に様々な映像が映し出されます。
通路に敷いているタイルカーペットがパタパタとめくれるプロジェクションマッピングや、通路一杯の大きなクジラが現れたりヒグマがサケを追いかけて捕まえたり、数十パターンの映像がランダムに上映されています。
なかなか出現しないレア映像などもあり、いつまでもそこから動かないお好きな方がいらっしゃったりもします。
知的好奇心旺盛なカップルには、サケに関する様々な解説展示がある当館2階「なるほど!?サーモンルーム」もおすすめです。
特にサケの料理レシピが100種類以上紹介されていて、3枚まで印刷してお持ち帰りいただけるサケ料理コーナーや、リニューアルしたばかりの千歳に息づくアイヌ文化とサケの関わりを紹介するコーナーも人気です。
新千歳空港ができたのも実はサケのおかげ、なんてちょっと気になる雑学なども紹介していますので、二人の会話に困ったときなどにもご利用いただけると思います。
インタビュアー
支笏湖水槽は、すっと引き込まれるような非現実的な水槽でとても印象に残っています。あの綺麗な青は実際に支笏湖水槽に潜水して撮影されたものだったんですね!
透き通る青い背景に小魚や岩、もぐさがキラキラ輝いて本当に美しかったです。
プロジェクションマッピングも、ずっと見ていられるようなストーリー性やバリエーションがありますよね。
「なるほど!?サーモンルーム」では楽しくサケの知識が得られますし、サケのふるさと千歳水族館は水辺の生き物以外の展示も大変楽しめるところがとても魅力的だと感じます。
「サケ稚魚の放流体験」などさまざまなイベントが開催される
インタビュアー
ショーやイベントや催しなどの開催はありますか?
菊池さん
ゴールデンウイークや夏休み期間などには、毎年テーマを変えて企画展示を実施しています。
この時ばかりは淡水魚に限らず、普段の展示ではご覧いただけないテーマに沿った変わった生き物たちが登場しますので、楽しみにしている方も多いようです。
また、ちょうど3~5月にかけて開催している「サケ稚魚の放流体験」も人気メニューの一つです。期間中は毎日11時と14時の二回実施していて、ご入館くださった方はどなたでも、入館料のみでご参加いただけます。
この先に待つ何万kmもの旅へと向かう、コップの中の小さなサケ稚魚の力強さに勇気と元気をもらえる、そんな体験となっています。
放流したサケたちは3年後の秋に、またこの生まれ故郷の千歳川に大きくなって帰ってきます。その時にもまた一緒に・・・・というのもアリでしょうか。
また、バックヤードツアーや飼育係ちょこっと体験など、水族館の裏側を探検しながらエサやりも体験できるプログラムも人気です。
参加はかなり少数(最大3組・1組5名まで)に制限していますが、それがカップルの方などには気兼ねなく参加できて人気のようです。
また秋限定の体験メニューとして、サケの人工授精体験があります。実際にサケのお腹から卵をとって受精させる体験なのですが、毎回定員一杯になる人気のプログラムです。
皆さまの手で新しい命を吹き込まれた卵は、そのまま水槽に展示され、泳ぎ出すまでのおよそ4ヶ月間にわたり、ご来館のたびにその成長の様子をご覧いただくことができるのも、皆さまに喜ばれているポイントの一つです。
インタビュアー
サケの稚魚放流体験、サケの人工授精体験は、サケの生命に直接影響のある体験なのでとても元気がもらえそうですね。
放流したサケが帰ってくる姿や、受精卵がふ化し、だんだん大きくなっていく姿はしっかり見守りたくなります。
特に人工授精後4ヶ月間展示される卵は、何度も訪れて成長する姿をたくさん見ておきたいですね!
バックヤードツアーや飼育係ちょこっと体験も、普段なら体験できないような生き物に触れ合えたり水族館の裏側が覗けたり忘れられない思い出になりますね。
アクアショップCHUM(チャム)でグッズの購入もできる
インタビュアー
グッズやお土産を購入できるショップはありますか?
菊池さん
あまり大きな売店ではありませんが、エントランス付近に「アクアショップCHUM(チャム)」があります。チャムとは、サケの英語名からとっています。
実は売店には一般的な水族館には良くいる「イルカ」や「ペンギン」などのグッズが多く、『この水族館にいないじゃないか』と言われてしまうことも良くあります。
当館はサケを中心に川や湖など淡水の生き物の水族館なので、そうしたグッズは世の中になかなか出回っていないようなのです。
でも、よーく探していただくと、苦労して取りそろえたサケや淡水魚をモチーフとした他の水族館ではちょっと見かけない商品も「それなりに」充実しております。
店内はとてもコンパクトで、入るのには勇気がいるかもしれませんが、ご来館の記念にぜひお立ち寄り下さい!
インタビュアー
確かに、イルカやペンギンのグッズが多かったです。「この水族館にいないじゃないか!」とは、痛いツッコミですね(笑)
苦労して取り寄せられたとのことなので、ぜひ貴重な淡水魚グッズをお持ち帰りいただきたいですね!
ちなみに施設内に食事ができるところはありますか?
菊池さん
残念ながら、お飲み物の自動販売機はございますが、飲食ができるカフェなどは館内にはございません。
そちらは隣接された道の駅のセンターハウスでお楽しみいただくか、歩いても行けるすぐ近くに、人気のラーメン屋さんやスープカレー屋さん、回転寿司屋さんなどもありますので、そちらをぜひご利用下さい。
インタビュアー
自動販売機はあるとのことなので、じっくり観察する中で喉が渇いた時も安心ですね。
お食事は、水族館の観覧前後に道の駅のセンターハウスやお近くの飲食店を利用できるよう来館時間を調整すると良さそうです。
フォトウエディングなら撮影できる可能性もアリ!ただし要相談
インタビュアー
結婚式やフォトウェディングの撮影で使用することはできますか?
菊池さん
大変申し訳ありませんが、残念ながらそうしたプランへのご対応は、今のところ難しい状況です。
結婚式は少々ハードルが高いですが、フォトウェデイングの対応でしたら、季節や時間は限定されるかもしれませんが、検討することも可能かと思います。
もしご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせいただきたいと思います。
インタビュアー
フォトウェディングであればご検討いただけるんですね。美しい水槽の前で撮影するウェディングフォトは大変美しいと思います…!
生き物がお好きな方にとっては最高のウェディングフォトになると思います。
普段行なっていないことでもできるだけ検討したいと、ご協力いただけるスタッフさんのお気持ちもとても嬉しいですね。
サケのふるさと 千歳水族館のおすすめのプランや料金について
インタビュアー
入館料などの料金やその他に必要な費用を教えてください。
菊池さん
入館料は大人800円、高校生500円、小中学生300円で、就学前のお子様は無料です。体験プログラムなどへのご参加以外には、館内で他に必要となる費用はありません。
駐車場は道の駅を兼用しておりますので、駐車料金はかかりません。
インタビュアー
これだけ充実した施設が800円なんて、とてもリーズナブルに感じます。
周辺でのお食事代も含め2,000円ほどで充実した一日が過ごせちゃいますね!
JAFカードやクーポンを利用すれば割引利用も可能
インタビュアー
安く利用できる方法はありますか?
菊池さん
10名様以上で約2割の団体割引料金となります。またJAFカードや、各種企業様と連携したクーポンなどによる割引もございます。
道の駅にありますので、道の駅のスタンプラリー帳をお持ちいただいても、割引料金でご入館いただけます。
お得なWebチケットには、割引料金が設定されたものもありますし、一部ポイントのご利用が可能なものもございます。
また、2021年3月25日スタート予定ですが、お手持ちのスマートフォンで専用のアプリをご購入いただき、サケのお話や魚たちのことを、詳しい音声ガイド付きでご見学いただくこともできます。
アプリ単体でもご利用いただけますが、入館券とセットのお得なプランもございますので、そちらもぜひご利用ください。
音声ガイドのナレーションは、千歳市出身でアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」や「邪神ちゃんドロップキック」などの声優をつとめる、鈴木愛奈さんが担当してくれています。
インタビュアー
お得に利用する方法がたくさんあるんですね!伺う前には、使えるものがないかチェックしておくとよさそうです。
また、大人気声優の鈴木愛奈さんが音声ガイドを行ってくれるスペシャルなアプリもリリース予定なんですね。
彼女の明るい美声で魚たちの説明が聞けるなんて嬉しいです。さらにお得なプランもあるとのことで、見逃せませんね!
年間パスポートもあるので有効活用しよう!
インタビュアー
年間パスポートはありますか?
菊池さん
年間パスポートもございます。
かなりお得な設定になっていて、大人の方は通常料金800円のところ1,500円で、1年間何度でもご入館いただけるのでおすすめです。
さかなクンデザインの3種を含め、色々なデザインの年パスをご用意しておりますので、カップルで同じ柄をお持ちになったり、それぞれにお好きなデザインを楽しんでいただくのも良いかもしれません。
迷ったときは館内一通りご覧いただいた後でも、通常チケット発券当日であれば、不足分だけで年間パスポートへの切り替えが可能です。
気に入っていただけたら「また一緒に来よう」という意味も込めて、お二人で切り替えていただくのも良いのではないでしょうか。
この年間パスポートは、当館含め北海道内8つの園館で、相互に入館割引が受けられるという嬉しい特典も付いています。
当館の年パスであさひやま動物園さんに割引入館できたり、逆もまた可能です。次の動物園・水族館デートを考える上でも、なかなか便利なアイテムともいえます。
インタビュアー
2回分にも満たないお値段で、1年間利用し放題は破格すぎます…!
それに、当日気に入ったらその場で年間パスポートに変更できるのも嬉しいですね。
あさひやま動物園など他の施設も割引入場できるなんて、買わない手はないんじゃないでしょうか。
ぜひカップルでお好きなデザインを購入し、1年間使い倒してもらいたいですね♪
水族館デートの持ち物・服装について
インタビュアー
水族館デートにあたって、あると便利なものを教えてください。
菊池さん
特に思い当たるものはありませんが、強いていうのでしたら、駐車場の位置によっては外を少し歩きますので、車から水族館までの移動にあたり、気温や天候などに配慮した準備は必要かと思います。
インタビュアー
天候に合わせて傘や上着があれば、基本的にはなんでもよさそうですね!
ちなみに避けたほうがいい服装はありますか?
菊池さん
館内はほぼ全館スロープで移動できますが、上り下りもあり意外に歩く距離がありますので、歩きやすい靴がおすすめです。
とはいえ、バックヤードツアーなどの体験プログラムに参加されるのでなければ、おしゃれに気を遣っていただいても大きな問題にはならないと思います。
インタビュアー
水族館内を無理せず歩ける服装であれば、幅広くおしゃれができそうですね。
体験プログラムに参加する場合は袖がスッキリした服などを来ていくと存分に楽しめそうです。
サケのふるさと千歳水族館付近の観光スポットについて
インタビュアー
水族館と併せて楽しめる施設はありますか?
菊池さん
一番人気は、秋になるとすぐ隣の千歳川に設置され、サケを捕獲する「インディアン水車」です。直径3mの大きな水車でハネの代わりに3つのカゴが付いていて、遡上してきたサケをグルグル回りながら次々捕獲します。
多い日には1日で1万匹を超えるサケが捕獲されることもある全国的にも珍しい施設で、季節には皆さん当館と合わせて必ずと言っていいほど見学される、千歳の秋の風物詩ともいえる施設です。
道の駅のセンターハウスも魅力的ですが、こちらも水族館と同じ敷地内にありますので、インディアン水車同様にほぼ水族館と一体の施設になってしまうでしょうか。
インタビュアー
直径3mの水車で1日1万匹ものサケが獲れるなんて大迫力でしょうね!秋はほとんどのみなさんが見学に向かわれるとのことで、とても見応えがありそうです。
道の駅センターハウスも、せっかく水族館と同じ敷地内にあるのなら寄って帰りたいですね!
水族館を訪れた人が立ち寄れる人気の観光スポットはありますか?
菊池さん
新千歳空港自体が、お車で15分ほど、JRでも2駅しか離れていない、人気の観光スポットになっています。また、お買い物にはアウトレットモール・レラさんも人気のスポットですね。
ご予約が必要だったりはしますが、キリンのビール工場さんなど、近郊には工場見学などができるスポットもございます。
北海道らしい自然を楽しむのでしたら、少し距離がありますが、国立公園である支笏湖もヒメマスというオイシイサケの仲間で有名な素晴らしい観光スポットです。
夏はカヌーやダイビングなど、様々なアウトドアのアクティビティも楽しめますし、冬は氷濤(ひょうとう)まつりという、支笏湖の水で造った美しい氷の造形を楽しむイベントなどもあります。
キャンプ場や温泉などの宿泊施設も充実していますので、千歳でゆったりとした時間を過ごすにはお勧めです。
先にご紹介した音声ガイドアプリには、水族館近郊の施設でお得にご利用いただけるクーポンも付いていますので、ぜひご利用をお勧めします。
インタビュアー
詳しく教えていただきありがとうございます!サケのふるさと千歳水族館の周辺は見どころが盛りだくさんですね。
お酒が好きなカップルはキリンのビール工場、とことん自然を満喫したいなら支笏湖など、趣味嗜好によって行き先のバリエーションがあるのも嬉しいです。
音声ガイドアプリはインストール必須ですね!
水族館を見学した後は、市内のスイーツを堪能することがオススメ
インタビュアー
カップルにおすすめのデートプランなどあれば教えてください
菊池さん
私も甘いものが大好きなのですが、実は千歳には美味しいスイーツのお店がたくさんあります。
千歳発祥の「もりもと」さんや小樽で有名なルタオさんの「ドレモルタオ」さん、クレープが美味しいヴァーチュさん、また新千歳空港の中などにも探せばいっぱい見つかります。
道の駅や周辺でランチをとったあと、ゆっくりと水族館のご見学、その後市内のスイーツを堪能、というコースも良いかも知れません。
またその後は、支笏湖で温泉にゆったりして湖の幸に舌鼓でも良いですね。
市街地でお食事を楽しまれた後、ANAクラウンプラザホテルさんの11階・バーラウンジ「アストラル」で千歳市街を一望できる素晴らしい夜景をご覧いただくというのもお勧めです。
インタビュアー
千歳には美味しいスイーツのお店がたくさんあるんですね。わたしも甘いものに目がないので、あれもこれも食べたくなっちゃいます。
現地でケーキ類をいただいて、焼き菓子等を買って帰るとおうちでも余韻に浸れて楽しそうですね♪
スイーツだけではなく美味しいお食事や、夜景の見えるバーもとても素敵な時間が過ごせますね!
サケのふるさと千歳水族館の安全対策について
インタビュアー
トラブルや事故防止のための安全対策などはありますか?
菊池さん
館内には各所に監視カメラが設置されています。また、ボランティアガイドの皆さんや、飼育員がエサやりを兼ねて館内を見回ったりもしていますので、安心してご見学ください。
インタビュアー
みなさまが安全に観覧できるよう、安全対策を徹底されているんですね。
ボランティアガイドのみなさままで見回りがあるとのことで、安心できます。
サケのふるさと千歳水族館の利用者について
インタビュアー
どのような利用者が多いでしょうか?
菊池さん
道内はもとより、道外からも一般でのツアーや学校団体でご利用いただくことも多いです。
個人の利用では家族連れの方だけでなく、最近では若い方から年配のご夫婦まで、カップルでのご利用もとても増えています。
館内のちょっとムードある雰囲気が受け入れられているのでしょうか。
今の時期は学生さんの卒業旅行でもよく利用されていて、様々な旅行形態や年齢層の皆さまそれぞれに、楽しみをご提供できているのではないかと思っています。
インタビュアー
サケのふるさと千歳水族館は全国各地から幅広いお客様がいらしているのですね。
本日お伺いして、子供から大人まで誰もが楽しめる素敵な水族館だと感じました。雰囲気もロマンチックなので、デートにもぴったりですよね♪
利用者からは「本物の川が良かった!」という声も
菊池さん
どんなに展示を頑張っても、最後はやっぱり「本物の川が良かった!」というお声が多いです。
自然の川の中がのぞけるというのはそれほどにインパクトがありますし、何が起きるかわからないドキドキ感がたまらないのだと思います。
かく言う私も、水中観察窓はもう四半世紀にわたり毎日のように見続けてきましたが、未だに飽きが来ない、そんなすごい施設でもあります。
あと大変嬉しいことに、当館は割と口コミの評価が高いことが多いです。
ただ、「面白かった」「すごかった」という感想の前に、皆さんが枕詞として使う常套句があります。そのTOP3が「意外に」「思ったより」「期待してなかったけど」です。
サケしかいないような淡水の地味な水族館、外見も小さいしたかが知れているなどと思ってご入館いただくと意外や意外、それなりに良いではないか、というところのようです。
低い期待値でご入館いただくことで、見学後の好感度をよりアップさせる効果があるのかもしれません。
ご入館前に「800円なんて入館料が高すぎる」とクレームを入れていたようなお客様が、ご見学後に「1,000円でも安いくらいだった」とお詫びも兼ねて年パスに切り替えて下さった、なんていうこともあります。
インタビュアー
サケのふるさと千歳水族館の展示物は大変素晴らしいものばかりで、それぞれ楽しませていただきましたが、水中観察窓は何時間でも見ていられそうでした。
生き物は思うままに生活しているので、毎回「どんなお魚に出会えるかな」と楽しみになりますし、偶然珍しいお魚に出会えたらラッキーな気分になりますね♪
初めて見る人はもちろん楽しめますが、菊池さんのように毎日見ている方でも飽きがこないなんて、さすが自然のパワーだなと感じます。
口コミの「意外に」「思ったより」「期待してなかったけど」、面白いですね(笑)
確かに、「サケだけの水族館」の印象があると小規模そうなイメージを持たれる方もいるため、思ったより充実していたと感じるのでしょうね。
水族館デートを考えているカップルへのメッセージ
インタビュアー
最後に水族館デートを考えているカップルに向けて一言メッセージをお願いします。
菊池さん
千歳水族館はサケや淡水魚中心の水族館のように思われがちです。
しかし一歩展示空間に足を踏み入れると、暗い室内に幻想的な照明とともに浮かび上がる美しい水槽と、そこに群れ泳ぐ魚たちに非日常空間へと誘われる、デートにもピッタリの水族館です。
ムードたっぷりの館内で、ご見学だけでなく様々な生き物とのふれ合い体験などを通して、お二人の距離感がぐっと縮まる、水族館がそんなきっかけになれればと考えています。
そしてまた、サケのようにそろって千歳水族館に戻ってきていただけたなら、とても嬉しく思います。
インタビュアー
サケのふるさと千歳水族館は、薄暗い室内で照らされるクリアな水槽とお魚がとっても綺麗で吸い込まれるように見入ってしまいますよね。
本日お伺いさせていただき、付き合いたてのカップルにも長年お付き合いしているカップルにもデートにぴったりな施設だと感じました。
“サケのようにそろって戻る”とても面白い表現ですね!サケのふるさと千歳水族館は生き物や展示も魅力的ですが、スタッフさんの気配りもとても温かいと感じました。
訪れた人は生き物だけではなく、スタッフさんにも元気をもらって帰ると思うので、サケのように戻るカップルが今後も増えていくでしょうね!
本日は、大変貴重なお時間をいただきありがとうございました!
サケのふるさと千歳水族館が実施している新型コロナウイルス感染症予防対策
新型コロナウイルス感染症予防対策
- マスクの着用および手指消毒のお願い
- 職員のマスクやフェイスシールドの着用・手指消毒
- ソーシャルディスタンスのフロアマーク設置
- 館内の人数制限
- イベントの人数制限
比較的混みにくい曜日や時間
- 平日午前10時前や午後4時以降
- 土日の朝早めの時間帯
サケのふるさと千歳水族館の基本情報
住所 | 〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目312 |
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電話番号 | 0123-42-3001 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | <年末年始休館> 2021年12月29日~2022年1月1日 <メンテナンス休館> 2022年1月11日~31日 |
公式 |
サケのふるさと千歳水族館の後におすすめのデートスポット
サケのふるさと千歳水族館の菊池さんが教えてくださった、近隣のおすすめデートスポットを紹介します
インディアン水車
インディアン水車は、サケのふるさと千歳水族館からすぐの千歳川に設置させるサケの捕獲用水車です。この水車を使ったサケの捕獲は、秋の一時期のみ行われるため、多くの人が一目見ようと訪れるスポットです。サケを捕獲する大きな水車に加え、遡上するために力強く泳ぐサケの姿は、迫力満点で見応えがあります。
インディアン水車:https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/tourism/9195.html
道の駅サーモンパーク千歳
サケのふるさと千歳水族館から徒歩1分の場所にある「道の駅サーモンパーク千歳」は、飲食店やコンビニなどが集まった施設です。飲食店ではラーメンやピザ、スープカレーなど様々な種類のお店が並び、デザートには、地元の牧場で取れた生乳を使ったソフトクリームも味わえます。水族館の後のランチにピッタリな場所です。
道の駅サーモンパーク千歳:http://salmonpark.com/
その他のおすすめスポット
・新千歳空港:https://www.new-chitose-airport.jp/ja/
・キリンビール北海道千歳工場:https://www.kirin.co.jp/experience/factory/chitose/
・支笏湖:https://www.welcome-to-chitose.jp/attractive/shikotsu.html
・千歳アウトレットモール・レラ:https://www.outlet-rera.com/
・morimoto:https://www.haskapp.co.jp/
・ドレモルタオ:https://www.letao.jp/shop/doremo.php
・ヴァーチュ:https://www.virtue-chitose.com/
・ANAクラウンプラザホテル・バーラウンジ「アストラル」:http://www.anacrowneplaza-chitose.jp/restaurant/astral/