【埼玉デート】gotica陶芸工房で2人の「明かりの家」作り!秩父の自然と陶芸体験

今回ご紹介する埼玉県秩父市のgotica陶芸工房は「明かりの家」を作る工房です。「明かりの家」とは、作品の中にランプを灯せるようになっている陶器の家のことです。

gotica陶芸工房のワークショップは初心者が多く参加しますが、ひとりひとりの個性を大切に考え、自由な作品づくりをプロの陶芸家がサポートしてくれます。

秩父の山あいで楽しむ作陶体験に、工房周辺の観光スポットやグルメめぐりを組み合わせて、自然豊かな秩父エリアを満喫するデートプランを紹介します。

こんなカップルにおすすめ!
向いている年代:20歳〜59歳
おすすめカップル:ものづくりに興味がある、好奇心旺盛、食べることが好き
どんなデート?:体験、ものづくり、グルメ

概要:陶芸体験と観光スポットをまわるデートプラン

今回は埼玉県秩父市のgotica陶芸工房で、心温まる家をつくる陶芸体験と、周辺のグルメスポット、観光名所を巡るデートプランをご紹介します。

舞台は秩父の中でも市街地から離れた自然豊かなエリアです。静かな環境で作陶に集中できます。完成した作品は、きっと素敵な思い出になることでしょう。

このエリアには、こだわりのグルメスポットや、鍾乳洞、浦山ダム、神社仏閣など、魅力的な観光地が豊富にあります秩父の魅力を凝縮し、車で巡るデートプランを作成しました。

9:30~10:30 橋立鍾乳洞で鍾乳洞探検
10:30~11:15 橋立鍾乳洞の隣の「ジュリンズジオ」で本格的コーヒーを味わいひと休み
11:30~12:30 「たぬ金亭」で名物の豚玉丼、もしくは「そば処 和味」で打ち立ての蕎麦を味わう
13:00~16:00 gotica陶芸工房で「明かりの家」ワークショップに参加
16:00~17:30 ディナーまで浦山ダムを見学したり、秩父の寺社を散策
18:00~19:30 古民家レストラン「シャンドフルール」でディナー

※空いている時間は移動時間です

今回ご紹介する秩父エリアのグルメスポットには、予約が必要なレストランや1日限定49食のお蕎麦屋さんも含まれています。

gotica陶芸工房で二人で作陶体験を楽しむ際は、グルメスポットの予約も忘れずに行いましょう。それでは秩父のgotica陶芸工房をご紹介します。

gotica陶芸工房の「明かりの家」作り体験:カップルで楽しむ陶芸ワークショップ

ワークショップで作った粘土の作品
▲粘土で形を作るところまでがワークショップの工程です。その後、工房が預かって乾燥、着色、焼成を行い、完成させます。

gotica陶芸工房は、電球をセットする陶器のランプ「明かりの家」を作ることができる陶芸工房です。秩父市街から離れた自然豊かな場所にあり、静かな環境のため、陶芸に集中するのに最適な場所といえます。

3時間かけて作る自分だけの「明かりの家」。完成までの残りの工程は工房が担当します。仕上がりまでは2~3か月かかりますが、丁寧に仕上げられた完成品を手にしたときの喜びは格別です。

個性あふれる明かりの家の完成形
▲かわいい明かりの家ができました!家といっても、作り手によって様々な形があります。

小さな陶器の家の窓から漏れる優しい光を見ると、幸せな気持ちになれます。カップルにとっては、将来共に暮らすかもしれない温かい家をイメージさせてくれる素敵な作品になるでしょう。

今回は、工房スタッフの青柳朝香さんに、gotica陶芸工房で体験できる「明かりの家」のワークショップについてお話を伺いました。

作陶から完成品到着まで2人で楽しめる「明かりの家」作り

編集部

gotica陶芸工房で体験できるワークショップについて教えてください。

青柳さん

提供しているワークショップのメニューは1つだけで、陶器のランプを作っていただきます。思い思いの家を作り上げていく作陶体験ですから、カップルで参加されると「そんなデザインあり?!」とお互いの家を見て盛り上がると思います。

編集部

陶芸の世界で自分ならではの家が作れるというのは夢がありますね。カップルで行くとお互いの発想力に刺激を受けてさらによい作品が作れそうです。

クマがいる明かりの家
▲クマが家の中を覗いているユニークな作品

思い思いに作る「明かりの家」とはどんな作品なのか、詳しく教えてください。

青柳さん

家の形のランプを作るのですが、まず数種類の家の形のサンプルからお好みの型を選んでいただきます。そのあと、粘土を板状に伸ばしたタタラから屋根や壁を切り出して家を建ち上げます。窓や扉を開けたり模様を彫ったり、煙突をつけたりと、自由な発想を形にしていきます。

参加者が家づくりをしている画像
▲家が思い思いに形になっていきます。

ワークショップの後半は台座となる庭作りで、夢中になれる楽しい時間です。バルコニーやベンチ、犬や猫、樹木などのアイテムを心の赴くままに配置します。

窓や煙突を付けたり、お庭にお気に入りのアイテムを配置したりと、同じ型でも全く異なる印象の個性あふれる家ができるのが不思議です。

タタラを切り出している手元
▲タタラを家の形に切り出していきます。慎重に作業を進めている様子が見てとれます。

切り出したタタラを家の形に組み立てている様子
▲切り出したタタラを丁寧に組み立てていきます。壁を立てているところですね。

女性がタタラを組み合わせながら屋根を取り付けている様子
▲彼女のほうが彼より一足お先に屋根を取り付けたようです。お互い自分の手元に夢中になって製作していますね、楽しそう!

粘土作品が完成したら、作品は工房で大切にお預かりして乾燥〜素焼き〜色つけ〜本焼きなどの工程を経て、2〜3か月後に作品が完成します。宅配便で送るか、再訪により直接のお渡しとなります。

編集部

庭造りはとても楽しそうですね!カップルで行ったら、相手が考える理想の家が手に取るようにわかってしまうでしょうね。将来の新居に求めるものにも気づかされそうです。

作品ができてから完成までに2~3か月かかるというのは驚きました。この大変な工程を工房で引き受けて完成させてくれるのはとてもありがたいですね。

プロの陶芸家が指導:自由な発想を大切にする温かいサポート体制

編集部

陶芸を教えてくださる講師の先生はどんな方なのでしょうか。

青柳さん

陶芸教室の先生ではなく、陶芸家のミカミヒロシが講師を務めています。陶芸家というと気難しそうに思うかもしれませんが、とても気さくで穏やかな人柄で、参加者一人一人の個性をうまく引き出してくれます。

gotica陶芸工房のワークショップ講師、陶芸家のミカミさんの画像
▲講師であり陶芸家のミカミさん

作りたいイメージを形にするために優しく丁寧に指導してくれます。逆に参加者の自由な発想から生まれる作品を通じて、ミカミ自身も多くの制作のヒントを得ているようです。

必要なところはきっちり手助けしつつ、余計な口出しや手出しは控える絶妙なサポートも好評です。時折席を外しますが、これは参加者にリラックスして楽しんでいただくための工夫なんです。

青柳さん

そうですね、陶芸というと多くの人はろくろや手びねりで作る器を連想すると思います。講師のミカミは陶器も作りますが、代表作が「明かりの家」という名前の家型のランプなんです。

粘土を板状にスライスした「タタラ」は、数種類の土のブレンドを試行錯誤して完成させました。何度も失敗を重ねながら、現在の土の配合にたどり着き、作家としての作風も確立しました。

作品を購入していただくのも嬉しいことですが、せっかく見つけたレシピや作り方をひとりじめにするのはもったいないと感じ、一般の方にもこの焼き物を体験していただけるワークショップを始めたんです。

初心者でも安心:リラックスして楽しむ「明かりの家」作り体験

編集部

まったくの初心者でも、ワークショップに参加して楽しむことはできるのでしょうか?

青柳さん

もちろん大丈夫です。ここにいらっしゃるお客さんは「陶芸は初めて」という方がほとんどです。最初は戸惑うかもしれませんが、何度失敗してもやり直せるのが粘土の良いところです。

途中で確認をさせていただきながら、完成までサポートします。わからないことや、こんなものを作りたい、という希望があったらいつでもなんでもお伝えください。

編集部

訪れるカップルの中には不器用な人もいるかと思うのですが、それでも大丈夫でしょうか?

作品を作っているカップル

青柳さん

小学3年生から、ご年配の方まで幅広い年齢層の方が参加されますし、人によって手先の器用さは様々です。

失敗を恐れずに積極的に手が動く人、慎重派で自信のなさそうな人、作りたいイメージがしっかりある人、イメージはあるけれど思うように手が動かない人…いろいろな方がいらっしゃるのを講師もよく理解しています。

そのため、どのような方でもリラックスして取り組んでいただけるよう、気持ちをフラットにしてお客さんをお迎えすることを心がけています。

講師がしっかりと教える時間も必要ですが、席を外して肩の力を抜く時間もとても大切だと感じています。同じ素材と向き合いながら、たわいのないおしゃべりをしていると、みなさん気持ちよく創作が進むようです。

ちょっと目を離した間にとても素敵な作品になっていることがあり、毎回教える側も楽しませていただいています。

家づくりに夢中になっているカップルの画像
▲みなさん自分の家づくりにすっかり夢中のようです!

ワークショップの明かりの家づくりが完成に近づく様子
▲ 家が立ち上がったら、煙突をつけたり窓を開けたり自分の好きなデザインをほどこします。光の漏れる穴がキレイにできてきましたね。

ワークショップで製作した粘土の状態の家の画像

ワークショップで製作した粘土の状態の家の画像
▲ワークショップでお客様が作った粘土の作品です。ワークショップの作業はここまで。ここから先は、工房が大切に預かり、寝かせながら乾燥させてくれます。

お客様の作品を素焼きにする画像
▲粘土作品が十分に乾燥するのを待ってから、最初の工程「素焼き」をします。乾燥が終わった段階の作品はとてももろく、窯詰めはとても緊張する作業です。

素焼きをした粘土の作品に色付けをしている画像
▲お客様の粘土作品の乾燥、素焼きを終え、色付けをしているところです。

粘土作品を本焼きしている画像
▲乾燥〜素焼き〜釉薬掛けを経て、最後は本焼き。17時間かけて徐々に温度を上げ1225°cに到達したら火を落とします。

本焼き後の窯と作品の画像
▲窯の火を落として丸一日、窯が冷めるのを待って窯を開けました。いよいよ完成ですね!

完成した作品の画像
▲こちらも完成した作品です。玄関にハートと黒猫が見えます。屋根にはしごがかかっていますね。

完成した作品の画像
▲こちらのお客様は、手紙がほしいからとお庭にポストを配置されました。畑のようなものも見えますね!

完成した作品の画像
▲玄関にあるのは木でしょうか?こうして見てみると、みなさんいろんな思いを込めて家を作っているのがわかります。

編集部

2人で仲良くおしゃべりすることが、作品づくりにもプラスに働くなら、素晴らしいですね。

普通のお皿や器を作るのとはまた違った「デザインする楽しみ」がありますし、それぞれの家づくりのこだわりを話しているうちに、どんどんいろんなアイディアが湧いてきそうです。

ちなみに、カップルでgotica陶芸工房のワークショップに参加される方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

青柳さん

gotica陶芸工房のお客様は、カップルやご夫婦が半数以上を占めています

ワークショップで新婚のカップルが作った作品
▲こちらは新婚の記念に訪れたお客さんの作品です。申し合わせたわけでもなくふたりともお庭に小鳥を配置されていたそうですよ!

カップルで作った作品
▲こちらもカップルのお客様が作った作品です。彼の家のお庭にはサーフボードと亀が見えます。かわいいですね。

編集部

カップルやご夫婦がそんなに多いとは、みなさん好きな人と一緒に取り組める作陶体験を楽しみにされているんですね。

秩父の自然に囲まれた古民家工房:落ち着いた雰囲気で楽しむ陶芸体験

編集部

工房はどんな感じの建物なのでしょうか。

青柳さん

教室は戦後すぐに建てられた古民家です。とても古かったのですが、漆喰を塗り直したり床を断熱したり自分で直せるところを少しずつ修繕して、どうしてもできないところは大工さんにお願いして、お客さんが快適に過ごせるように整えてきました。

gotica陶芸工房の教室の外観写真 ▲教室外観。築70年ほどの古い民家を利用しています。

「かわいい〜!」「なんだか落ち着く」「なんか懐かしい」「田舎のおばあちゃんちみたい」と言っていただけるのが嬉しいです。

gotica陶芸工房の教室からの眺め
▲教室から武甲山を望む風景です。里山の風景が懐かしさを誘いますね。机の上にあるのはタタラです。この一枚の粘土の板から作品を作っていきます。

教室は作品展示室も兼ねていて、制作のヒントがたくさんありますのでぜひ参考にしてください。

gotica陶芸工房の教室内の作品展示

gotica陶芸工房の教室内の作品展示
▲ 教室は工房の展示室も兼ねています。ここからいろいろなアイディアやヒントをもらえます。

編集部

田舎のおばあちゃんちのように、優しく懐かしい雰囲気なんですね。温かい雰囲気の中で創作できるのは素晴らしいと思います。

せっかくのワークショップなので、きっとみなさん体験中に写真を撮りたいと思うのですが、撮影は可能ですか?

青柳さん

写真撮影、動画撮影はご自由にどうぞ。タイムラプスで撮影されるお客さんもいらっしゃいます。

バッテリーが足りなくなったら教室のコンセントで充電できますよ。制作過程を残しておくのもよし、粘土作品と一緒に記念写真もよし、シャッターを押しますのでお気軽にお声掛けください。

製作中のカップルの画像
▲仲良く製作している姿を見ると、こちらも好きな人と一緒にやってみたくなりますね!幸せそうなカップルばかりです。

編集部

工房があるあたりは自然がいっぱいとのこと。近くに川もあるそうですね。

青柳さん

そうなんです。工房は秩父市街からはずれた自然が豊かな場所にあります。

目の前には秩父の象徴でもある武甲山。すぐそばに荒川が流れていて、夏には知る人ぞ知る川遊びのスポットとなっています。

スリル満点の飛び石を渡って向こう岸に行ったり、河原で小石を拾って水切りしたり、裸足になって川底の小石を踏んで歩くのも気持ちいいですよ。

教室から歩いて1分ほどですので、製作に集中したあとはここで体をほぐすのもオススメです。

工房の近くにある荒川と武甲山の画像
▲工房から歩いてすぐのところには荒川が流れています。向こうにみえるのは秩父のシンボル武甲山です。

工房の近くにある荒川の画像
▲荒川は工房から歩いて1分のところにあります。豊かな自然と川のせせらぎに、心が洗われますよ。製作の合間に2人でリフレッシュしましょう!

利用者の声:gotica陶芸工房の「明かりの家」作り体験の評判

製作中のカップル
▲みなさん夢中になって作陶しています!

編集部

gotica陶芸工房にいらしたお客様からの感想はどんなものがありますでしょうか。

青柳さん

みなさん満足して帰られます。よく聞かれる感想をいくつか紹介しますね。

アイコン
最初は上手くできるか心配でしたが、途中からとても集中して、あっという間の3時間でした。
アイコン
こんなに夢中になったのは、子どもの時以来かもしれません。
アイコン
自由に作らせてもらって楽しかったです。

このような感想をいただいています。また、完成作品が届いてからも喜びの声が届きます。

アイコン
想像以上のできあがりでとても嬉しいです。
アイコン
スイッチを入れて明かりを灯したらとても癒されます。

編集部

作品から漏れるやわらかな明かりを見ていると、好きな人と一緒に住む将来をしみじみと思い描いてしまいそうですね。

一緒に「明かりの家」を作った体験から、将来の温かな家庭生活への夢がつながっていくような、カップルにとって思い出に残るワークショップになりそうです。

カップルへのメッセージ

gotica陶芸工房のスタッフ・青柳さん
▲今回、インタビューに答えてくださった青柳さんです。かわいい猫ちゃんにじっと見つめられてしまいました!

編集部

gotica陶芸工房に来ようと思っているカップルの方にメッセージをいただけますか?

青柳さん

気心の知れたカップルやご夫婦で同じ素材と向き合い、たわいもないおしゃべりをしながら手を動かすのは至福の時間になると思います。

結婚の記念に、それぞれのご両親へのプレゼントとして明かりの家をお作りいただく方もいらっしゃいますよ。

2回目以降は、少し難易度の高いメニューもご用意しています。タタラの扱いに慣れた方向けに、時計や宝箱などもお作りいただけます。

形に残る思い出を作るのも楽しいですよ。完成作品が届いた時には旅の思い出が甦ります。秩父の豊かな自然が作陶に力を与えてくれます。心の中にある家を作りに、ぜひ遊びに来てください。

編集部

ご両親へのプレゼントの家をカップルで作るなんて素敵なアイディアですね!きっとご両親も喜ばれることと思います。

カップルで参加されているお客様の画像
▲カップルで参加しているお客様の様子です。彼の作業を見ながら、彼女も作業を進めていきます。

青柳さん

実は最近では定員を減らし、1日1組限定で開催するようにしているんです。でも1日1組になってから、講師自身も楽しんで教えられているようです。

講師がリラックスするとお客さんもリラックスできるようで、お客さんが作る作品がどんどん素敵になっています。今後も1日1組限定のシステムは変更せずに、今まで以上に質の高いワークショップを提供していく予定です。

編集部

1日1組限定なら、じっくりとミカミさんに教えていただけそうです。行きたい日には前もって予約を取るのが良さそうですね。デートの予定は早めに立てたほうがいいなと思いました。

青柳さん、本日はどうもありがとうございました。

※予約は90日前から3日前までに公式サイトからお申込みが必要です。直前の予約は電話でお問い合わせください。

アクセス・予約方法・料金等の基本情報

住所 〒369-1802
埼玉県秩父市荒川上田野210
(秩父市荒川運動公園隣接)
アクセス 【車】関越自動車道 花園インターチェンジから国道140号線を秩父方面へ約30km
営業時間 13:00〜16:00
定休日 オンライン予約ページのカレンダーをご確認ください
ワークショップ ・土日祝日を中心に平日も開催

・所要時間:3時間(教室には正午から入室可)

・料金:9,000円(電球、スイッチ付きソケット代込み)
(高校生以下8,000円)

※完成作品の宅配便発送の場合、別途配送料800〜1,400円が必要
電話番号 0494-54-2401
予約 要予約。3日前までに公式サイトからお申し込みください。

3日前を過ぎた場合は、お電話でお問い合わせください。
駐車場 無料(予約不要)
公式ページ https://www.gotica-jp.com/
Instagram:こちら
Facebook:こちら

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

gotica陶芸工房周辺のおすすめデートスポット

gotica陶芸工房のワークショップは午後に開催されています。秩父の観光スポットを午前中から巡り、このエリアを散策してランチを楽しんだ後、午後に作陶体験を予約すれば、充実したデートを楽しむことができます。

gotica陶芸工房は市街地から少し離れた場所にありますが、その周辺には話題の飲食店や、自然の驚異を体感できる鍾乳洞など、様々な観光スポットが点在しています。

また、gotica陶芸工房の近くには小さなお寺が3つあります。大切な人と一緒に散策すれば、心が落ち着き、幸せなひとときを過ごせるでしょう。

おすすめのデートスポット

秩父ジオパークの見どころ:15分で楽しめる橋立鍾乳洞

工房から2.3km離れた場所にある橋立鍾乳洞は、石灰岩でできています。ジオパーク秩父の一部として、豊かな自然を体感できる魅力的な観光スポットとなっています。ただし、冬季は休業しているので注意が必要です。

洞穴は15分程度で見学できる小規模なものですが、入洞料は大人200円と手頃な価格です。しかし、内部の高低差が30m以上あり、かなり起伏のある地形を歩くことになるため、体力を要します。

体力に自信のあるカップルにおすすめです。2人で協力しながら探索することで、ささやかな冒険を楽しむことができます。

秩父観光協会HP「橋立鍾乳洞」:http://www.chichibuji.gr.jp/spot/spot-syousai80/

迫力満点の浦山ダム:全国2位の高さを誇る重力式コンクリートダム

巨大で迫力のある浦山ダム
▲緑豊かな自然に囲まれた浦山ダムの姿。左側に見える階段は実際に上ることができます。

浦山ダムは重力式コンクリートダムで、その圧倒的な存在感が特徴です。ダム本体だけでなく、防災資料館「うららぴあ」も併設されており、防災について学ぶことができます。

ダムには498段の階段があり、上り下りすることが可能です。体力に自信のあるカップルにとっては、良い運動になるでしょう。

青柳さんのコメント

堰堤上は広く開放されており、上流側にはさくら湖、下流側には秩父市街地やミューズパークの山並みを眺めることができます。また、堤体内部の見学や「うららぴあ」という展示施設の訪問も可能です。

公式サイト:https://www.water.go.jp/kanto/arakawa/urayama/kengaku.html

秩父の歴史と自然を感じる:札所巡りとしだれ桜の名所

秩父・清雲寺のしだれ桜
▲秩父には多くの神社仏閣があります。そのひとつ、清雲寺は樹齢600年の木もあるというしだれ桜の名所になっています。(出典:秩父観光なび

秩父盆地の山村には小さな寺社が点在しており、この寺社群は「秩父札所」と呼ばれています。gotica陶芸工房の周辺にも、秩父札所25番の久昌寺、26番の圓融寺、27番の大淵寺があります。各寺院では御朱印もいただけるので、デートの素敵な記念になるでしょう。

工房のあるエリアには、秩父札所以外にも有名な寺社があります。

秩父清雲寺の枝垂れ桜は樹齢600年ともいわれ、桜が満開になる春には多くの観光客が訪れる名所です。また若御子神社(わかみこじんじゃ)は、西暦730年ころからの歴史ある古社として知られています。

恋人と一緒の寺社めぐりは、日ごろの疲れやストレスを癒す良い機会になるでしょう。

青柳さんのコメント

工房から2〜3kmの距離に清雲寺、若御子神社、久昌寺などがあります。清雲寺は枝垂れ桜で有名です。すぐ隣の若御子神社ではかわいいオオカミの狛犬が迎えてくれます。

若御子山遊歩道では森林浴を楽しめますが、クマの出没情報もあるため十分注意が必要です。

久昌寺の弁天池には古代ハスが約2,500株も植えられています。さらに、サクラやカタクリ、アジサイなど季節ごとに様々な花を鑑賞することができ、年間を通して自然の美しさを楽しめます。

コーヒー好き必見:受賞豆を味わえるカフェ「ジュリンズジオ」

ジュリンズジオの外観
▲ジュリンズジオの店内は自然光が差し込む開放的な空間です。心地よい風を感じながら、ゆったりとコーヒーを楽しむことができます。(出典:ジュリンズジオ公式HP)

ジュリンズジオは橋立鍾乳洞のすぐそばにある、こだわりのコーヒーショップです。

このお店の最大の魅力は、国際的な品評会「カップオブエクセレンス」で受賞した豆のみを使用していることです。世界各国のコーヒー生産者が毎年競い合うこの大会で選ばれた、最高品質の豆を味わえます。

多くのメディアで紹介されている秩父の人気店で、鍾乳洞観光の後にゆっくりと休憩するのにぴったりです。

青柳さんのコメント

本格的なコーヒーが味わえるおしゃれなカフェです。開放的な空間で、心地よい風を感じながらくつろげますよ!

公式サイト:https://jurinsgeo.jimdofree.com/

秩父グルメの代表格:金賞受賞の豚玉丼「たぬ金亭」

たぬ金亭の豚玉丼
▲とっても美味しそうな豚玉丼。全国丼グランプリを9年連続金賞受賞と聞けば、立ち寄らないわけにはいきませんよね。(出典:たぬ金亭公式HP)

全国丼グランプリの豚丼部門で9年連続金賞受賞という快挙をなしとげた、たぬ金亭の豚玉丼。

秩父の新鮮な食材を活かして作られたこの豚玉丼は、ジューシーな豚肉と玉子、サクサクのたぬき(天かす)、そして香り高い白飯の組み合わせが絶妙なマッチングを生み出しています。多くの人々を魅了する秩父の名物として知られています。

青柳さんのコメント

このお店は知る人ぞ知る秩父の名物です。丼のサイズも小さめから大盛りまで細かく選べる点も、女性やお子様連れの方に嬉しい配慮なんですよね。夜は営業していないので、ワークショップ前のランチにぜひどうぞ!

公式サイト:https://www.tanukin-tei.jp/

地元産蕎麦粉使用:1日49食限定の絶品「そば処 和味」

そば処和味の蕎麦
▲素朴な中にも、素材の良さが感じられる蕎麦の雰囲気です。蕎麦好きカップルにはぜひおすすめしたい一品です。(出典:そば処 和味公式HP)

秩父荒川の自家製農園で栽培した蕎麦粉を使って作った蕎麦は、1日限定49食となっています。

秩父の蕎麦粉を使用するため1日50食が限界のところ、毎日味を確認するために店主が1食分味見をするため49食限定になるという、店主のこだわりが感じられます。

当日に挽き、打ちたて茹でたての和味の蕎麦は、ネットでは「のど越しもよく、本当においしい蕎麦」と高く評価されています。

青柳さんのコメント

秩父のお蕎麦はどこも美味しいですが、特におすすめなのがここです!売り切れ次第終了となりますので、早めの来店をおすすめします。

公式サイト:https://sobanagomi.com/

古民家の風情を楽しむ:フレンチレストラン「シャンドフルール」

古民家レストラン「シャンドフルール」の内観
▲落ち着いた店内で楽しむ美味しいお食事。大切な人との特別な時間にぴったりです。

約100年前の古民家を改装したレストラン「シャンド フルール」。

風情ある店内でいただくランチは1,760〜3,000円、ディナーは4,400~6,600円です。完全予約制のため、必ず事前に予約をお願いします。

丁寧な仕事と心のこもった料理で多くのファンを獲得し、遠方からも足を運ぶお客様がいるほどの人気店です。特別な日のデートにも最適な、魅力的なレストランといえるでしょう。

青柳さんのコメント

リーズナブルな価格で本格的なフレンチが楽しめます。趣のある建物と美しいお庭が、食事の雰囲気をさらに引き立てています。

公式サイト:https://champdefleur.1web.jp/

まとめ:他にない陶芸体験を通して、秩父の新たな魅力を発見しよう!

今回は秩父の山あいにある、gotica陶芸工房での「明かりの家づくり」体験を取材しました。大切な人と一緒に、夢中になって自分だけの理想の家を作り上げる陶芸体験は、とても刺激的で心に残る思い出になります。工房のすぐ近くを流れる荒川の水音を聞くだけでリフレッシュでき、自然と一体となった創作活動を楽しめます。

また、周辺には美味しいレストランやそば処、魅力的な観光スポットが点在しており、陶芸体験と合わせて秩父の魅力を存分に楽しむことができます。

この体験は素敵な思い出づくりになるだけでなく、数か月後に完成した作品が手元に届くのも大きな楽しみの一つです。次のデートプランとして、秩父でのこの陶芸ワークショップをぜひ検討してみてください。きっと、地元秩父の新たな魅力を再発見する素晴らしい機会となるでしょう。