
温泉&自然の最強コンビ!陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場で癒しデート|宮城県加美郡
宮城県加美郡加美町にある「陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場」で、日頃の疲れを芯からリセットするデートプランを紹介します。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は、まさに癒しが欲しい二人にぴったり!キャンプサイトから歩いてすぐの場所には、体がポカポカ温まると評判の温泉施設があり、ゆっくり湯浴みできます。
さらにキャンプ場は山間にあり、整備しすぎないのがモットー。豊かな自然が広がっているので、夜に聞こえるのは川のせせらぎと虫や鳥の声だけなんです。帰路に着く頃には、「自然のヒーリング効果って偉大!」と言いたくなるほどの安らぎを感じられるでしょう。
今回は、「陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場」の支配人・岡崎さんに詳しくお話をうかがいました。
川の音が心地良く響く!陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は、川のそばにあるキャンプ場です。キャンプ用具のレンタルがあるので、キャンプ初心者にもぴったり。またドッグラン付きのコテージもあり、ワンちゃんと一緒でものびのび過ごせます。
では、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場の魅力を詳しく聞いていきましょう。
野鳥や野生のカモシカも生息!山間にある自然豊かなキャンプ場
編集部
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は、来訪者の満足度が高いのだと聞きました。どんな点が魅力的なのか、詳しくうかがうのが楽しみです。まず、施設の特徴について教えてください。
岡崎さん
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は、山間の日帰り温泉施設に併設された施設です。キャンプ場に沿うように流れる澄川では川遊びができますし、近くの施設では手作り陶芸もできます。
春夏は緑がまぶしく、秋は山粧(よそお)う加美町の自然に囲まれ静かなので、落ち着いた時間を過ごしたい方にぴったりです。整備しすぎないことをモットーとしていて、野鳥はもちろん運が良ければカモシカが草を食んでいる姿も見られます。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は、まだまだ穴場のキャンプ場です。大型連休を除けば、ソロキャンパーの利用がメインで混み合うことはほとんどありません。また、混雑状況は予約の際などでもお伝えできますので、気になる方は気軽にお尋ねください。
車を乗り入れられる!オートサイトは川沿いに位置
編集部
静かな場所だと、カップルもゆったりできて仲を深めやすそうです。陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場には、どのようなサイトがありますか?
岡崎さん
メインのサイトは、フリーサイトです。フリーサイトは、木々に囲まれた山間のエリアAと、日帰り温泉施設の表にある利便性の高いB・Cエリアの3エリアに別れています。
どちらが良いかは二人で相談していただければと思いますが、全エリア自然を間近に感じられる作りになっているので、どこを選んでもリラックスできるはずです。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場には、オートサイトもあります。オートサイトは8サイトで、小川に沿って作られているのが特徴です。川のせせらぎを聞きながらゆったりしたい方は、オートサイトも良いでしょう。
一番人気は温泉施設の正面にあるフリーサイトBエリア
編集部
それぞれに良い点があり、どれを選ぼうか迷ってしまうカップルもいそうです。参考まで、人気のサイトを教えていただけますか?
岡崎さん
一番人気があるのは、フリーサイトのBエリアです。日帰り温泉施設のすぐ正面にあり、アウトドア初心者の方を始め皆さんに好評いただいています。
Bエリアは、コテージとの距離が近いのもポイントです。グループデートでキャンプとコテージを両方利用する場合は、Bエリアを選ぶと行き来しやすく一体感が生まれやすいでしょう。
清潔感あり!コテージは2階建てのゆったりした造り
編集部
より自然を体感しやすいテント泊も魅力的でありながら、快適かつ便利に過ごせるコテージも気になります。陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場にあるのは、どのようなタイプのコテージですか?
岡崎さん
コテージは木造造りの2階建てです。寝室が畳敷きの和風棟とフローリングの洋風棟の2タイプあり、洋風棟はワンちゃんと一緒に泊まってもOKとしています。人工芝のドッグランが併設されているので、ワンちゃんものびのびできるでしょう。
▲ワンちゃんものびのび過ごせる
なお、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場のキャンプサイトはペット不可ですので、ワンちゃん連れの方はコテージをご利用ください。
温泉が自慢!陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場の魅力
編集部
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場には多彩な魅力があるように感じますが、岡崎さんは一番の強みはどのような点だとお考えですか?
岡崎さん
なんといっても、最大のウリはキャンプとともに天然温泉を満喫できる点でしょう。温泉施設はどのエリアからも歩いてすぐの場所にありますので、温泉に入った後もポカポカのままテントやコテージに戻れます。
夜に温泉に入り、帰り道でポカポカの喜びを実感しながらまばゆく輝く星を眺めると幸せな気分でいっぱいになるんです。心満たされた状態で眠りにつくのは、なかなか日常ではできない贅沢な体験だと思います。
ナトリウム泉で体の芯から温まれる!温泉は地元民にも人気
編集部
心も体も芯からほぐれて、その晩はぐっすり眠れるでしょうね。ちなみに温泉は、どのような泉質ですか?
岡崎さん
陶芸の里ゆ~らんどはナトリウム泉の温泉で、源泉の温度が高いのが特徴です。
小さな日帰り温泉施設で、大浴場は内湯のみですが、ずっと長いこと地元の方々に愛されていています。
虫が少なく過ごしやすい!初心者は4月or10月〜11月に訪れよう
編集部
キャンプは用具も要りますし、火起こしを始めコツを知っていないと困るようなシーンもあるのではないかと思います。キャンプにそこまで慣れていない二人でも、大丈夫でしょうか?
岡崎さん
キャンプ初心者でも、お気軽にいらしてください。テントを始めキャンプグッズをレンタルできますので、用具を持っていない方でも問題ありません。
二人ともキャンプが初めてということでしたら、コテージを利用するという手もあります。テント泊ほどではないものの、コテージでもキャンプならではの雰囲気を味わえますし、夜はしっかりとプライベートな空間が確保される中リラックスして休めるはずです。
陶芸の里ゆ~らんどは自然豊かなキャンプ場ですので、初心者ですと虫が気になるかもしれません。虫が少なく過ごしやすいのは、4月や10月~11月です。
キャンプ上級者には焚き火+コーヒーのまったり時間がおすすめ
編集部
時期を選べば、初心者でも快適に過ごせそうで安心しました。キャンプの経験値を積みたい方にはぴったりですね。一方、上級者へのアドバイスはありますか?
岡崎さん
上級者の方は、スペースをうまく使って自分たちの好きなもので過ごしやすい空間を作ってください。直火でなければ焚き火もできます。夜に焚き火を眺めながらまったりコーヒーを飲むのも良いですよ。
静けさに包まれるので、聞こえるのは野鳥の声など自然の音と焚き火の爆ぜる音だけ。ゆっくり時が進んでいくような感じがして、心がどんどんほぐれていきます。
いち押しの季節は紅葉の時期!お花見キャンプもおすすめ
編集部
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場は自然が豊かなので、季節によって雰囲気がガラリと変わるのではないかと思います。岡崎さんのおすすめの季節はいつですか?
岡崎さん
私のおすすめは秋です。例年ですと10月下旬~11月上旬に紅葉が見ごろになります。紅葉と夜空を両方満喫するのは、贅沢そのものです。秋は雪が降りませんので、防寒対策をしっかりすれば虫が少ないですし快適に過ごせます。
シーズンオープン直後の4月下旬も良いですよ。桜並木を眺めながらキャンプできます。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場の設備
ここからは、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場のレンタルサービスや、炊事場・トイレなどについて聞いていきましょう。
バーベキューと一緒に味わいたい!加美町の地ビールで乾杯しよう
編集部
キャンプ飯という言葉も、昨今は普通に使われるようになりましたね。キャンプでのごはんは楽しみのひとつだと思いますが、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場ではどこでバーベキューするのが良いですか?
岡崎さん
当施設にはバーベキュー場がありませんので、バーベキューは各サイトまたはコテージで行ってください。夕方に見回りをすると、場内の至るところからお肉の焼ける素敵なにおいが漂ってきます。
食材は持ち込み自由です。キャンプ料理が得意な方は、自慢の味を披露するとパートナーに喜んでもらえるでしょうね。
温泉施設では「やくらい地ビール」を買えます。やくらい地ビールは、加美町の天然水で造ったクラフトビールです。ドイツ人の醸造技師から受け継いだ技を駆使した本格派なので、ぜひ一度味わってみてください。ビール単体でも飲みごたえがありますし、バーベキュー料理との相性も良いですよ。
公式サイト:やくらい地ビール
事前予約がおすすめ!基本的なキャンプ用品はレンタルできる
編集部
続いて、レンタル品について教えてください。陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場ではどのようなアイテムを借りられますか?
岡崎さん
レンタルできるものは次の通りです。基本的なグッズはひと通りありますので、用具がまだ全部揃っていなくても問題ありません。
- テントセット(6名用):4,500円
- LEDランタン:800円
- LEDランタン・スタンドセット:1,500円
- アウトドアチェア:800円
- 焚火台兼用焼き台セット:3,000円
- トライポット(鍋なし):1,500円
- アルパインクッカーセット:1,500円
- シュラフ(春秋用):1,500円
加美町の間伐材で作った薪や炭の販売もあります。
夜も快適で嬉しい!トイレと炊事場は24時間使える
編集部
必要な用具を一式借りても1万円台でおさまりそうですし、お手頃な価格設定でありがたいです。トイレや炊事場は、どのような特徴がありますか?
岡崎さん
トイレ・炊事場は表エリアと裏エリアの2箇所です。ともに24時間利用OKで、夜間は防犯を兼ねて外灯を常に明るくしています。
ただ、日帰り温泉施設は21:00で閉館となりますのでご注意ください。温泉施設にはボディーソープとリンスinシャンプーを備え付けていますが、お気に入りのものを持ち込んでも大丈夫です。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場のデートでの楽しみ方
編集部
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場をデートで利用する方に、特におすすめのサイトはどちらですか?
岡崎さん
カップルには、Cサイトがおすすめです。天気に恵まれれば小川のすぐそばにテントを張れるので、せせらぎを聞きながらまったりできます。
Cサイトは受け入れ数が少なく競争率が高いので、日程が決まり次第すぐに予約するのが良いでしょう。
フラワーガーデンに屋内プール!周辺のおすすめデートスポット
編集部
キャンプの他に、カップルへのおすすめはありますか?陶芸体験についても詳しく教えてください。
岡崎さん
陶芸体験では、なんでも好きなものを自由に作れます。二人でお揃いのカップを作るのも良いでしょうね。自分たちで作ったカップでコーヒーや紅茶を飲むと、陶芸の里ゆ~らんどの豊かな自然が思い浮かびリラックスできると思います。
陶芸体験施設があるのは、キャンプ場の道路を挟んだ向かい側です。
車で15分ほど走ると、広大なフラワーガーデン「やくらいガーデン」へ行けます。やくらいガーデンの植物の数は、なんと400種!季節を問わず美しい花を眺められますし、ハーブショップやカフェもありゆっくりできます。
公式サイト:やくらいガーデン
アクティブに過ごしたければ、「やくらいウォーターパーク」がぴったりでしょう。スタンダードな25mプールのほか、流水プールやウォータースライダーもあります。屋内施設がメインで、季節を問わず人気です。
参考サイト:やくらいウォーターパーク(kami-tabi)
加美町には、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場以外にも個性的なキャンプ場やアクティビティ施設、体験施設などさまざまなデートスポットがあります。1日では遊びきれないほどですので、二度、三度とお越しいただけたら嬉しいです。
編集部
自然の豊かな施設でありながら、温泉に浸かったり陶芸を体験したりと、これだけ多彩な過ごし方をできるキャンプ場はなかなかないと思います。近隣にもカップル向けの施設がたくさんあり、翌日のデートプランを組みやすいでしょう。
たっぷり遊び、好きなだけのんびりすると、心が満たされる大充実のキャンプデートになりそうです。本日はどうもありがとうございました。
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場の口コミ・評判
ここからは、陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場を訪れた方の口コミを紹介します。
- 静かで良いキャンプ場。温泉があるのも嬉しい!
- 川の音にセミの鳴き声。自然を大満喫できた
- 空気が綺麗で気持ち良い!また行きたい
- 小川と森があり自然がいっぱい。車の音などもなく夜は静寂そのもので最高だった
- 自然が多く大満足!アブが多いと聞いていたが、線香とスプレーをしたらほとんど来なかった
特に目立っていたのが、豊かな自然に対する高評です。また行きたいという声も散見されました。人によっては虫が気になるかもしれませんが、線香やスプレーなど身近なアイテムで対策できるようなので、そこまで心配しなくていいでしょう。
自然に囲まれてのびのびしたい、癒されたいカップルにはいち押しのキャンプ場です。ぜひデートで利用してみてください。
料金・予約・混雑しやすい時期
料金 | 【フリーサイト】 ・宿泊(テント1張):1,300円 ・日帰り(5名まで):600円 ・日帰り1名追加につき:120円 【オートサイト・AC電源なし】 ・宿泊(1区画):2,500円 ・日帰り(1区画):1,300円 【オートサイト・AC電源あり】 ・宿泊(1区画):3,500円 ・日帰り(1区画):2,400円 |
---|---|
予約 | 必要 予約ページはこちら |
混雑しやすい時期 | 大型連休 |
陶芸の里ゆ~らんどキャンプ場の基本情報(アクセス)
住所 | 〒981-4401 宮城県加美郡加美町宮崎切込2-70 |
---|---|
電話番号 | 0229-69-6600 |
アクセス | ・大崎市古川駅より車で約50分 ・大和I.C.より車で約1時間 ※公共の交通機関は無いに等しい。 |
定休日 | 第2・4月曜(祝日の場合は翌休) |
チェックイン チェックアウト |
チェックイン:14:00〜 チェックアウト:〜11:00 |
日帰り利用 (デイキャンプ) |
可能 チェックイン:11:00〜 チェックアウト:〜17:00 |
ペットの宿泊 | コテージ洋風タイプの棟のみ可 ※フリーサイト・オートサイトは不可。 |
駐車場 | 無料・100台(ゆ~らんど駐車場) |
車の乗り入れ | オートサイトのみ可(各1台) ※フリーサイト内は乗り入れ不可。そばにある駐車場を使うこと。 |
備考 | 両方の料金を支払えば、宿泊にデイキャンプをプラスすることも可能 ※空きがある場合のみ。 |
予約サイト | https://www.tabino-camp.jp/pages/48/ |
公式サイト | https://kami-tabi.com/facility/283/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。