
道の駅はが&ロマンの湯でにっこり温まるデートプラン|栃木県芳賀町の道の駅
今回は、栃木県芳賀町にある「道の駅はが」を中心に、グルメや温泉、地元ゆかりのアーティスト作品に触れるデートプランをご紹介します。
「道の駅はが」では芳賀町特産の梨「にっこり」をはじめ、お米や新鮮な野菜が並ぶ直売所があり、地元の人も愛用しています。商品豊富な物産館では贈り物にもできるお土産品もたくさん揃っていますよ。2つの源泉を持つ温泉「ロマンの湯」でリラックスできるのも、とても魅力的な道の駅です。
季節のライトアップをはじめ、さまざまなイベントも行われているので、カップルが笑顔で過ごせる要素がぎゅっと詰まっていますよ。周辺のデートスポットも合わせてご紹介しますので、ぜひデートプランの参考にしてみてくださいね。
おすすめカップル:温泉好き、食べるのが好きなカップル
どんなデート?:物産館でお土産をチェック、芳賀町を散策、温泉で疲れをほぐす
概要:道の駅から始める芳賀町の魅力満喫デート
今回は、「道の駅はが」を中心に芳賀町を思う存分楽しむデートプランをご紹介します。「道の駅はが」では、芳賀町の農産物が並ぶ「直売所」と「ロマンの湯」を中心に、お土産を選んだり美味しいものを食べて温泉で温まるデートができます。
今回のデートのメイン |
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道の駅はが |
周辺のデートスポット |
・芳賀町総合情報館 ・ロマンの碑河川公園 ・祖母井神社 |
ランチにおすすめのお店 |
・レストラン「キッチン和京(なごみ)」 ・ロマンの湯レストラン |
直売所では、季節になると栃木県特産の梨やいちごが何種類も並び、色とりどりの野菜や果物を買うことができますよ。芳賀町産自慢の美味しいお米を使ったレストランには、ボリュームのあるメニューが揃っています。
どれにしようか迷うほど種類の多い「はがジェラート」や焼き立てパンも見逃せません。食べ歩きが好きなカップルは、見た目もお腹も大満足できると思います。
周辺には芳賀町の文化に触れるデートコースがあるので、2人で仲良く、景観を堪能しながらレンタサイクルで回ると楽しいですよ。ご紹介するコースでは、芳賀町ゆかりの画家・青木繁の作品にもふれ、芳賀町のロマンの秘密にも迫ります。
散策を満喫したら、お肌がスベスベになると評判の芳賀温泉でゆっくりと温まります。
季節によっては温泉周りがライトアップされるので、夜に浮かび上がるイルミネーションの幻想的な風景を眺めながら2人の思い出を締めくくると、素敵なデートになると思いますよ。
ここからは、デートのメインとなる「道の駅はが」について詳しくご紹介していきます。
梨と笑顔で日本一をめざす「道の駅はが」
▲「道の駅はが」は三角帽子のようなとんがり屋根が特徴です(引用:公式Twitter)
「道の駅はが」は、栃木県の芳賀町にある道の駅です。田園風景の真ん中にどんと構えた立地ですが、温泉施設「ロマンの湯」では癒され、地元の人の交流の場としても賑わう「直売所」では活気が感じられます。
目玉となる「ロマンの湯」は、道の駅にある温泉としては2つの源泉をもつ珍しい温泉施設で、肌がツルツルになったり保湿されると評判です。お風呂だけでなく、どろんこ美容や足つぼ療法、リフレッシュルームなどのリラクゼーション機能も充実しています。
もう一つの看板である「直売所」では、はりがあって元気いっぱいの農産物の数々が色鮮やかに並びます。さらに「物産館」では、いろいろな食材やご当地土産、工芸品などが満載で、まるで宝箱から飛び出したような魅力いっぱいの商品であふれていますよ。
何度も訪れて全種類を制覇したくなる「はがジェラート」や、カップルがロマンティックな気分に浸れるイルミネーションも必見です。
そんな「道の駅はが」は、訪れた人がにっこり笑顔になれるような拠点を目指して、全力投球の取り組みで情報発信に磨きをかけています。次世代路面電車LRTの導入も間近に控え、盛り上がりを見せる芳賀町の見どころも合わせてお伝えしますよ。
今回は「道の駅はが」の代表・大関さんに、施設の見どころについてたっぷりお話をうかがいました。
「にっこり」をコンセプトにした道の駅
編集部
「道の駅はが」は、どのようなコンセプトをもった施設ですか?
大関さん
コンセプトは「にっこりできるアイテムが詰まった道の駅」です。
自然豊かな田園風景が広がる芳賀町は、「幸水」「豊水」「にっこり」などの特産の梨やお米、そして新鮮野菜が自慢の町です。
「道の駅はが」では、そうした特産品の生産者と消費者の交流拠点となる野菜直売所と、2種類の源泉が特徴の芳賀温泉「ロマンの湯」を中心に、物産館、手作りアイス工房、レストランなどを揃えています。
編集部
栃木県は梨の産地として知られていますが、「にっこり」という品種があるのですね。調べてみましたら、素敵なネーミングは観光地の「日光」と梨の中国語読みの「リー」を組み合わせものだとわかりました。「新高」と「豊水」を掛け合わせた品種で、ジューシーさと甘みが特徴だそうですね。
芳賀町は、県内でも「にっこり」が多く栽培されている場所だそうですが、その印象的な品種名をコンセプトに展開されている道の駅ということですね。「にっこり」「温泉」と聞くと、それだけで温かいイメージが湧いてきます。
周りの田園風景にも癒されますね。1年を通してすばらしい景観も見どころではないでしょうか。
大関さん
そうですね。春には桜や梨の花、夏には花火、秋には梨、冬にはイルミネーションと、四季折々の見どころがたくさんあります。
温泉を持つ道の駅、新鮮野菜を扱う道の駅、手作りジェラートを提供する道の駅などとして、求められるサービスをいかに提供していくかを考え、日々取り組んでいます。
「道の駅はが」は東京から100kmと、日帰りで気軽に立ち寄れるロケーションにありますが、令和5年3月には次世代型路面電車LRTが宇都宮駅から芳賀町まで開通する予定です。
都心からのアクセスもますます良好になるので、多くの方に来ていただけるよう、魅力を高めて発信していくことをテーマにしています。
編集部
「にっこり」できる秘密が満載の道の駅なのですね。季節を感じられる風景も素敵なので、デートコースに考えるカップルも多いと思います。どのような時間が過ごせるのか、ワクワクしてきました。
地元産野菜が生産者と消費者をつなぐ「友遊直売所」
▲道の駅はがの見どころのひとつ「友遊直売所」には地元の農産物がずらりと並び、新鮮な農産物が手に入ると大好評です
編集部
「道の駅はが」は、もともとあった温泉施設と野菜直売所を併せて誕生したそうですね。作り手と買い手の交流の場にもなるという直売所について、まずは聞かせていただけますか?
大関さん
芳賀町の、新鮮で美味しい農産物を販売しているのが「友遊直売所」です。友遊直売所では、その日の朝収穫した野菜や、いちご、メロン、ブドウ、梨などの季節のフルーツ、そして黄身が自慢の卵などが人気です。
多くの生産者の方々は「美味しくて安全な野菜を届けたい」という思いを持っています。そのために手のかかる無農薬や有機栽培で野菜を生産し、それを出来るだけ美味しい状態で消費者に届けるために、毎朝早くから収穫をして直売所まで運んでくれます。
そんな思いが少しでもみなさんに届くと嬉しいですね。
▲直売所では新鮮な農産物が勢揃い。手をかけて大切に収穫された農産物からは生産者の思いが伝わってきます
▲名産の梨は「豊水」「幸水」「秋月」「新高」「にっこり」と種類も豊富、8月中旬から11月上旬まで食べられます
▲12月上旬から4月にかけて、鮮やかな真っ赤ないちごが直売所を彩ります。
編集部
地元野菜の直売所というと、作り手の顔が見えて安心できるという利点もあると思いますが、同時に、生産者の方の思いが届けられる直売所は地元の活気が伝わってくる場でもありますよね。
野菜コーナーでは農産物に作り手からのメッセージが添えられていたり、料理レシピも掲示されているようで、工夫や思いが伝わってきます。
▲手書きのメッセージが添えられている農産物からは作り手の思いが伝わります。(引用:公式Twitter)
名産の梨をはじめ、果物も充実していて、色とりどりの野菜や果物が並んでいるのを見るだけでも元気がでてきますね。いちごは、「とちおとめ」「とちあいか」「スカイベリー」など、いろいろな品種が扱われているとのことで、どのいちごが好みか比べてみるのも良さそうです!
2つの源泉で温まる贅沢な「ロマンの湯」
▲芳賀温泉「ロマンの湯」は2つの源泉があり、地元の人にも愛される温泉です
編集部
もうひとつの特徴でもある、温泉施設についてもご紹介いただけますか?
大関さん
「芳賀温泉ロマンの湯」は2種類の源泉に浸かれる日帰り温泉です。入ったあとはお肌がツルツルすると言われている「美人の湯」と、保温を促して冷え性によい「あたたまりの湯」があります。ゆったりとしたスペースで食事や宴会もできますよ。
▲「美人の湯」ともいわれる第1源泉が楽しめる大浴場。炭酸水素イオン濃度が高い泉質で、肌がすべすべになると評判です
▲第2源泉に入れる露天風呂。泉質は塩化イオン濃度が高く保湿感を感じる方も多い
編集部
栃木県には温泉郷がたくさんありますが、芳賀町にも温泉があったのですね。2つの源泉を持つ温泉がある道の駅は、全国でも珍しいのではないでしょうか。温泉好きなカップルだったら、ぜひ泉質を確かめたくなると思います。
2つの温泉に入ってみると泉質の違いが実感できて、肌がツルツルになると人気だそうですね。大浴場、気泡湯、露天風呂、流水浴などお風呂の種類も充実していて、とくに露天風呂からは田園風景や日光連山などが望めるということで、満足感の高い温泉施設ではないでしょうか。
景色を見ながら昼間に入る温泉も気持ちの良いものですから、「道の駅はが」の大きな魅力の一つと言えますね。
芳賀町特産品が豊富にそろう「物産館」
編集部
他にもワクワクするような施設がたくさんありそうですね。見どころを紹介してください。
大関さん
芳賀町や栃木県の特産品を豊富に揃えている「物産館」があります。
物産館には、芳賀町特産の梨を使ったジュースやサイダー、芳賀の名酒「惣誉(そうほまれ)」や焼酎「芳賀の大地」、黄身が自慢の「君嶋さんちの卵」を使った「ごほうびカステラ」など、多数の商品を取り揃えています。
▲(左)芳賀町特産梨の完熟ジュース(中)純米大吟醸「惣誉」(右)「芳賀の香り」
▲君嶋養鶏園の黄身じまんの「たまご」を使った「ごほうびカステラ」をはじめ、地元でないと買えない限定品も揃っています
編集部
梨の完熟ジュースは産地ならではのもので、とても贅沢なジュースですね。果樹園の果汁100%で「幸あり」のネーミングが目に入ったら、これは手に取らずにはいられません。梨サイダーというのも珍しく、気になります。
地元の銘酒やこだわりの卵を使ったカステラも、お土産としてつい手が伸びそうですね。他にも地元ゆかりの作家が手掛けた芳賀町を紹介する絵本や、ご当地マスコット「はがまるくん」のグッズなどがあり、お土産探しには困りません。
気になるアイテムがずらりと並んだ物産館をまわるだけでも、「にっこり」度はかなりアップしそうです。
カップルにおすすめしたいお土産は銘酒と昆布の組み合わせ
編集部
直売所や物産館では、どのような商品が人気ですか?
大関さん
野菜直売所のいちご、メロン、ブドウ、梨など、果物は人気ですね。物産館では那須高原「キングハム」のビアフランクや「庄屋の昆布」が売れ筋です。
編集部
特産の梨やいちごがずらりと並ぶ直売所は圧巻ですよね。メロンやブドウもあって、1年を通して果物が豊富に揃う直売所の魅力は大きいと思います。
キングハムは手作りハムで人気の那須高原のブランドですね。大人気商品ですから、物産館で見つけたら即買いする方も多いと思います。
カップルのお土産として大関さんの一押しの品がありましたら教えてください。
大関さん
芳賀の名酒「惣誉」と「庄屋さんの昆布」がおすすめです。「庄屋さんの昆布」はおつまみにしても美味しいので、芳賀町産のお米を使った日本酒と合わせて、旅の思い出に十分浸ってもらえると思いますよ。
編集部
「庄屋さんの昆布」も、ピリ辛がクセになる人気の佃煮ですね。料理にアレンジしたり、ラーメンのトッピングにしたりしても病みつきになると聞きますが、お酒のあてにもピッタリですね。日本酒好きなカップルであれば、銘酒と合わせてマストのお買い物になりそうです。
「これがうちの自慢!」と言える商品は何でしょうか?
大関さん
特A評価をとったこともある芳賀町産コシヒカリ「芳賀のめぐみ」です。野菜直売所に精米機があり、常に精米したてのお米を販売しています。
温泉のレストランでも、このお米を使って食事を提供しています。特に毎月実施している「うなぎ祭り」では、お米が美味しいと評判になっていますよ。
▲芳賀町産の自慢のお米「芳賀のめぐみ」。施設内のレストランで美味しいご飯が味わえます。
編集部
精米したてのお米は美味しいですよね・・!栃木は有数のお米の産地ですから、お米をお土産にするのもいいですね。家に帰ってからも、芳賀町の美味しいごはんをじっくり味わうことができると思います。
焼きたてパンや種類豊富なジェラートは外せない
編集部
施設内でいただける食事やスイーツなどについてもご紹介ください。
大関さん
地元の食材を使った焼きたてパン工房「M's Bakery」があります。こちらの焼きたてパンも「道の駅はが」の人気商品です。
▲M’sベーカリーは地元の食材を使った焼きたてパンが大人気、約30種類の手作りパンが揃っています
▲M’sベーカリーでは、大きな焼きたてパンが並んでいます。夕方のタイムサービスなら、お得に購入することもできるかも
また自慢のあんこをたっぷり使った、たい焼き・たこ焼き「富次郎」も人気です。
アイス工房「はがジェラート」では、季節の果物をたっぷり使ったジェラートを約20種類用意しています。「梨ミルク」や「おとめジェラート」、季節の果物を使ったパルフェが楽しめます。味にこだわったコーヒーもご用意していますよ。
▲アイス工房「はがジェラート」で満喫できる味はなんと20種類!どれも美味しそうで迷ってしまいます
▲人気商品「梨ミルク」は梨の産地ならではのジェラートです。シングル370円、ダブル420円
▲期間限定の「おとめジェラート」420円。生の完熟いちご&自家製ミルクジェラートでダブルの美味しさです
▲梨を贅沢に使った「ポワールパルフェ」650円。濃厚なジェラートと梨のシャキシャキ感は暑い時期にぴったりです
編集部
焼きたてパンやたい焼き、たこ焼きはどれも美味しそうで気になりますね。全部味見したくなったらテイクアウトするのもいいですね。後でゆっくり味わうのもいいなと思いました。
多種多様なジェラートには驚きました。どれにしようかと見ているだけでもワクワクしてきます。道の駅では必ずジェラート系スイーツをチェックするという方も多いと思いますが、20種類からの選択は大いに悩みそうですね。
こちらのジェラートは地方発送もできると聞きましたから、気になる味はまとめて購入して、後日自宅でゆっくりと味わうこともできますね。贈り物にしてもいいなと思いました。
カップルであれこれと悩む時間もにっこりとした表情で、幸せなひと時になりそうですね。
美味しく食べる姿が魅力的に映る「ジャンボエビフライ定食」
▲ボリュームのあるメニューが豊富なレストラン「キッチン和京」。外のテラスでも食事ができます。
編集部
ここまでご紹介いただいたパンやスイーツの魅力だけでも、かなり気分は満たされてきましたが、施設内にはまだまだ美味しい食事がいただけるレストランがありましたね。
施設内のレストランについてご紹介いただけますか?
大関さん
道の駅のレストラン「キッチン和京(なごみ)」があります。地元の食材を活かしたボリューム満点の定食が人気で、「とんかつカレー」や「ジャンボエビフライ」が人気のメニューです。自家製ドレッシングも好評ですよ。
▲キッチン和京「豚カツカレー」はボリューム満点!コロッケやメンチなど、揚げ物はテイクアウトもできます。
また「ロマンの湯」内のレストランでは、安心安全な料理を召し上がっていただけます。手間暇かけた料理が自慢で、芳賀町産コシヒカリ「芳賀のめぐみ」や栃木県産豚肉を使用した定食をはじめ、手作りの食事を提供しています。「手作りロマン唐揚げ」や「もつ焼定食」「ラーメン」などが人気です。
▲ロマンの湯レストランの「手作りロマン唐揚げ」定食は850円
▲ロマンの湯レストランの「もつ焼き」定食は950円
▲ロマンの湯レストランの「ラーメン」600円
※値段は、2022年2月時点での金額になります。
編集部
ボリューム満点の料理ですが、道の駅に並んでいる商品を端から端まで見て回ったら、お腹も空いてきてペロッと食べられそうですね。
カップルがランチでいただくとしたら、大関さんのおすすめのメニューは何でしょうか?
大関さん
デートのランチなら「ジャンボエビフライ定食」がいいですね。ボリューム満点なのでガッツリ食べたい彼氏も大満足できると思います。こだわりのドレッシングは野菜たっぷりなので、ヘルシー志向の彼女も食べやすいと思いますよ。
美味しく食べる姿は男性も女性も魅力的に見えますよね。ジャンボエビフライの迫力で、互いを元気で素敵な姿に映してくれると思います。
編集部
カップルでジャンボエビフライをパクっといけたら、元気をチャージできそうですね。にっこりがたくさん詰まった「道の駅はが」で、元気いっぱいに過ごすデートがイメージできてきました。
「ココに来たら絶対に食べておきたい」という商品はありますか?
大関さん
ジェラートですね。「ポワールパルフェ」や「とちあいかパルフェ」、「メロンパルフェ」などは、この道の駅でしか味わえません。
コーヒーとジェラートのマリアージュが楽しめる「珈琲ジェラートエキストラクト」もおすすめですよ。
▲梨を贅沢に使った「ポワールパルフェ」650円。濃厚なジェラートと梨のシャキシャキ感は暑い時期にぴったりです
▲「珈琲ジェラートエキストラクト」はバニラとフレッシュミルクの二段重ね、濃厚に抽出したコーヒーを注いでいただきます。コーヒー10ccで450円、20ccで500円
※値段は、2022年2月時点での金額になります。
編集部
とても贅沢なジェラートは、カップルでシェアしてもいいですね。SNS映えしそうなスイーツを目の前にしたらカップルでにっこり、幸せムードが高まりそうです。
レンタサイクルにグルミネーション!カップルが喜ぶ工夫がいっぱい
編集部
道の駅で体験できるアクティビティなどはありますか?
大関さん
道の駅はがではレンタサイクルを行っています。電動アシスト自転車など2時間無料でお貸ししています。周りは平坦な田園風景が広がっていますから、スイスイとサイクリングでめぐることができますよ。
デートなら、レンタサイクルで周辺の神社や公園、文化施設などを回るのもおすすめです。
編集部
レンタサイクルは「ロマンの湯」のフロントで受け付けているそうですね。
周辺にはサイクリングで回るのにちょうど良い文化施設などもあって、自然景観を眺めながらポタリングするデートプランもいいと思います。田園風景のなか、風を切って走るのは気持ちよさそうですよね。
イベントもよく開催されているようですが、どのようなイベントがあるのですか?
大関さん
道の駅全体のイベントとして、いちごフェスタ(2月3月)、花火(8月)、梨まつり(8月9月)、収穫祭(11月)、グルミネーション(12月)などがあり、年間を通じて喜んでもらえるイベントをご用意しています。
イベントでは季節の果物や季節のジェラート、キッチンカーやマルシェの出店もあり、いろいろな楽しみ方ができます。
また「芳賀温泉ロマンの湯」では、すぐ脇をながれる五行川で季節ごとの散策ができるように演出しています。4月には「ぼたん桜ライトアップ」、12月~2月にはライトアップやイルミネーションなどを行い、夏の花火や秋の彼岸花など、季節ごとの景色に浸っていただけますよ。
▲五行川の「ぼたん桜のライトアップ」。大きなピンクの桜が闇夜に浮かび上がってきれいです。
▲ロマンの湯を背景にした桜のライトアップ。川の水面にもほんのりと桜色が映ります。
編集部
農産物がたくさんある芳賀町だからこそ、収穫にあわせたいろいろなイベントができるのですね。「いちごフェスタ」や「梨まつり」は大きな強みだと思います。季節のジェラートを楽しみに訪れる方も多いのではないでしょうか。
Twitterで、お雛様の時期に手作りの吊るし雛が飾られている様子を拝見し、温かみを感じました。撮影スポットの顔出しパネルもイベントごとに工夫されているようで、来た人の心をつかむ要素がいっぱいですね。
ぼたん桜のライトアップもとてもきれいです。ライトアップはカップルにとってはお約束ともいえるアイテムですから、素敵な思い出が残せるのではないでしょうか。
大関さん
そうですね。特にカップルには「ロマンの湯」を中心に12月上旬に行われるグルミネーションがおすすめですよ。
その日から約3か月、五行川にかかる「ロマン夢の吊り橋」にイルミネーションが点灯します。ハート形のイルミネーションやLRTの模型に電飾したLRT銀河など、SNS映えするスポットも満載です。
▲「ロマン夢の吊り橋」のライトアップは盛大に行われ、遠くからもきれいな光景です
▲電飾したLRT銀河は、車体の黄色がイルミネーションで表現されています
▲道の駅はがの冬のイベント「グルミネーション」(2021年度版)のチラシ。この時期に訪れるならライトアップは見逃せません
編集部
グルミネーションというのは、グルメとイルミネーションと音楽で盛り上げるイベントなのですね。寒い時期に身も心も温かく満たされる素敵な取り組みだと思います。
とても色鮮やかなイルミネーションにもびっくりです。何万球という単位の電飾が使われているそうですね。カップルにとっては記念に残るような撮影スポットになりますね。ここで撮ると素敵なショットになるよ、というスポットはありますか?
大関さん
「ロマンの湯」にあるハート型のイルミネーションの前での撮影がおすすめです。イルミネーションに包まれた「ロマン夢の吊り橋」を渡りながらの撮影もとても感動的ですよ。
また、ロマン夢の吊り橋からの夕日もとってもきれいです。
▲ロマンの湯にあるハート型のイルミネーションの前が撮影の映えスポットです
▲「ロマン夢の吊り橋」から眺める夕日はロマンティックです
編集部
これだけ色とりどりの電飾に包まれたら、ウキウキと気分も上がってきますね。訪れた人に幸せな気分になってもらいたいという、主催者側の思いがライトアップから伝わってきます。夕日をバックにしたつり橋のシルエットもきれいですね。
イルミネーションが見られる季節に訪れたら、カップルで夕暮れ時までゆったりと過ごして、ロマンティックな気分でデートを締めくくれたら素敵だと思いました。
路面電車LRTの開通でさらに活気づく
編集部
来る人を喜ばせようとする試みがあちらこちらに感じられる「道の駅はが」ですが、今後あらたに計画されていることはありますか?
大関さん
令和5年3月に、宇都宮市と芳賀町が進めるLRTが開通します。芳賀町の西部に位置する芳賀工業団地までLRTに乗って来ることができるようになるので、LRTを使って「道の駅はが」に来ていただけるよう、いろいろなサービスを進める予定です。
物産館ではLRTのグッズなども販売していますよ。
編集部
LRTは「ライトレールトランジット」の略で、次世代型の路面電車ですね。バリアフリーで乗降しやすく騒音や振動が少ない快適さが特徴で、人と環境に優しい交通手段として注目され、富山市で導入に成功したことでも話題になったとのこと。
芳賀町では開通に向けて車体のデザインや名前も決まり、盛り上がりを見せているようですね。雷を模した黄色いデザインが洗練されたイメージでかっこいいです。
新しいLRTの魅力も後押しとなり、「道の駅はが」を訪れる方も増えそうで今から楽しみですね。
「道の駅はが」を訪れた人の感想やクチコミ
編集部
「道の駅はが」を訪れた方からはどのような声が聞かれますか?
大関さん
いろいろな感想が寄せられますが、なかでもジェラートは評判で「梨やいちごのパルフェは、果物の味をたっぷり楽しめる」などの声をいただいています。
カップルやご家族が、手作りのジェラートを仲良く美味しそうに召し上がっている姿がよく見られ、口に入れた瞬間に「美味しい」と言ってくださるのがとても嬉しいです。
- 温泉の泉質がいい
- 温泉レストランの食事が美味しい
- 農産物が新鮮で安い
- ジェラートが美味しい
編集部
人気のジェラートを嬉しそうに味わうカップルの様子がうかがえますね。ジェラートを目当てに訪れる方もいるのではないでしょうか。他にはないテイストを迷いながら選ぶ時間も、2人の幸せなひと時になると思います。
地元の人も大満足の「道の駅はが」
編集部でも「道の駅はが」を利用した方のクチコミをたくさん見つけましたので、ご紹介します。
- 手作りのパンやどら焼き、美味しくてついつい買い過ぎてしまう
- 広い敷地で見て歩くだけでも楽しい
- フォトスポットの顔出しパネルが季節ごとに変わって面白い
- イルミネーションがすごくきれい、ゆっくり散策しながら眺められた
- イベントでは特色あるキッチンカーがたくさん出て嬉しい
感想からは、訪れた方が満足してにっこりと過ごしている様子が想像できますね。イベントを楽しむ方の声も多かったです。
また、仕事前に立ち寄り外のベンチで気持ちのいい朝を過ごす方がいたり、オープン前から並んで待つ人もいるなど、地元の人にも愛されている様子がわかりました。
泉質の良い「ロマンの湯」は地元の方にも人気なようなので、カップルが利用するなら明るい時間帯の方がゆったりと過ごせるかもしれません。デートプランをうまく組み合わせながら温泉にも浸かれたら、心も体も温まるデートになると思いました。
「道の駅はが」からカップルへのメッセージ
編集部
最後に、デートで訪れるカップルへメッセージをいただけますか?
大関さん
道の駅はがは、梨の「にっこり」と、笑顔の「にっこり」で日本一をめざしています。皆様に喜んでいただき、「にっこり」していただけるような商品、サービスをご用意しています。
温泉に浸かり身も心もスッキリして地産地消の食事にも満足!そしてイルミネーションが何とも言えないノスタルジックな雰囲気でデートにぴったりのスポットですよ。ぜひ、お立ち寄りください。
編集部
お話を聞いていて、訪れる方達の「にっこり」笑顔が浮かぶようでした。多くの人が行き交い、さまざまな情報発信の拠点として活気づく「道の駅はが」で元気をもらえそうですね。
今回は、「道の駅はが」の魅力をお話しいただき、ありがとうございました。
「道の駅はが」の基本情報
住所 | 〒321-3304 栃木県芳賀郡芳賀町大字祖母井842-1 |
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アクセス | 【車】 ・北関東自動車道「真岡IC」から約30分 ・JR宇都宮駅東口から約30分 |
駐車場 | あり(合計421台) ・大型車:13台 ・小型(普通)車:399台 ・軽自動車:5台 ・身障者:4台 |
営業時間 |
道の駅はが:9:00~17:00 |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は営業) 年始(ロマンの湯は営業) |
車中泊の可否 | 可(長期滞在や他のお客様に迷惑をかける場合は不可) |
公式サイト | http://www.michinoeki-haga.gr.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。
「道の駅はが」を拠点にめぐるデートスポット
「道の駅はが」の周りには、カップルが散策を満喫できるデートスポットがたくさんあります。芳賀町ゆかりのアーティストの作品鑑賞や、自然景観をゆっくりと見て回れる公園や神社仏閣、眺めの良いつり橋などもあるので、2人でのんびりと散歩するのもいいですね。
歩いて回れるポイントもたくさんありますが、レンタサイクルを利用するとアクセスしやすいのでおすすめですよ。
周辺のおすすめデートスポット
アーティスト作品の展示が目を引く「芳賀町総合情報館」
「道の駅はが」から徒歩8分の「芳賀町総合情報館(知恵の環館)」は、図書館や博物館、町の交流拠点である施設です。芳賀町ゆかりのアーティストの展覧会が行われたり作品鑑賞ができるので、文化を感じるデートがしたいカップルは有意義な時間を過ごせると思います。
見ておきたいのは、青木繁の名画「わだつみのいろこの宮(※1)」を模したステンドグラスの展示です。
青木繁は明治時代の洋画家で、近代日本美術史上最も著名な洋画家の一人です。28歳という短い生涯で描かれた作品はそれほど多くありませんが、作品の多くは芳賀町出身の恋人の女流画家・福田たねとのロマンスから誕生しています。
『わだつみのいろこの宮』は青木の最後の公開作で、ステンドグラス作家・菊池健一がこの名画を模して制作したものです。
栃木県の陶芸家・林香君氏の陶板もありますので、チェックしてみてください。
(※1)青木繁「わだつみのいろこの宮」についてはこちらを参照:アーティゾン美術館
参考サイト:はがまち観光協会
感傷的な気分に浸れる「ロマンの碑」河川公園
「ロマンの碑」は、ハンガリー出身で益子町に在住していた、哲学者・彫刻家のワグナー・ナンドールの作品です。青木繁と福田たね、その子である幸彦(後の福田蘭童)の3人をモデルにしたもので、芳賀町東高橋の五行川のほとりに小さな公園と碑が建てられました。
芳賀町出身の福田たねとのロマンスから青木の名作が誕生していることを記念して建てられたもので、28歳の若さで亡くなった青木が、恋人・たねと息子と最後の別れをした場所でもあります。
五行川の対岸には、青木の代表作「海の幸(※2)」を模したタイル画を見ることができるので、散策の休憩ポイントとしてもおすすめの場所です。小さな庭園ですが、駐車場とトイレがあります。「道の駅はが」からは自転車で20分程度。
名画に隠れた画家のロマンスや哀愁を感じて、2人でセンチメンタルな気分に浸るのもいいですね。「海の幸」は「道の駅はが」の物産館にもレプリカが展示されています。
(※2)青木繁「海の幸」についてはこちらを参照:アーティゾン美術館
参考サイト:はがまち観光協会
カラフルな御朱印が人気の「祖母井神社」
「道の駅はが」から徒歩10分のところには、縁結びの神様が祭られている「祖母井神社(うばがいじんじゃ)」があります。久安元年(1145年)創建、火災による焼失や合祀を経て明治6年(1873年)に祖母井神社と改称しました。
芳賀町の社寺建築の中では唯一県の文化財に指定され、色鮮やかな本殿の彫刻が目を引きます。翼を持つ竜の妻飾りは必見ですよ。
季節に合わせたカラフルな御朱印も人気があるので、カップルで訪れた記念に頂いて帰ると思い出になると思います。
公式サイト:祖母井神社
その他のおすすめ寺社
芳賀町には祖母井神社の他にも魅力的な寺社があります。
「延生地蔵尊 延生山城興寺」では地元のニラを使い、さらに隠し味に梨の果汁が入った餃子が販売されており、縁起の良い食べ物として人気です。芳賀天満宮は学問の神様として地元民から親しまれています。試験を控えているカップルは一緒に参拝するとご利益があるかもしれませんね。
もっと自然を味わうコースがいっぱい
周辺には季節の花々が見られるポイントが点在していますので、ご紹介します。デートプランの参考にしてみてください。
まとめ:芳賀町のロマンを感じて郷愁に浸るデート
今回は、「道の駅はが」を存分に楽しんで、周辺のおすすめスポットをめぐるデートコースをご紹介しました。「道の駅はが」には特産梨をはじめ、種類豊富なジェラートなど、気になるグルメ情報が満載でしたね。
特徴のあるロマンの湯やライトアップされた撮影スポットも印象に残り、カップルで訪れたときのイメージが浮かんだのではないでしょうか。
道の駅を拠点に、文化的な施設や豊かな自然景観を見て回れる芳賀町の魅力も伝わってきました。まだ芳賀町を訪れたことのない方もぜひ、デートプランの参考にしてみてくださいね。