出雲崎町で”映え”スポット巡り!日本海×夕陽の絶景を堪能するデート|新潟県|縁結び大学

この記事では、新潟県出雲崎町観光協会の事務局員・坂爪さんにお聞きした情報をもとに作成した、出雲崎町(いずもざきまち)の"映え"スポットを巡るデートプランをご紹介します。

出雲崎町は新潟県のほぼ中央に位置する、海あり・山ありの風光明媚なまちです。海岸線沿いには、通りに面して大棟が直角になっている「妻入り」の街並みが約4kmにわたって続いており、出雲崎町ならではの情緒あふれる風景が広がっています。

豊かな自然に恵まれた土地であることから、海の幸・山の幸グルメも充実。また、松尾芭蕉詠嘆の地、さらには僧侶であり歌人・書家としても活躍した良寛の生誕地としても名高く、芸術や文化、歴史においても多彩な特色を持つ土地です。

今回は、出雲崎町で特に人気の"映え"スポットを巡るデートコースを考えました。ロマンチックな景色を楽しみたいカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

出雲崎町の"映え"スポット巡りおすすめコース

日本海を望む絶景が広がる出雲崎町での"映え"スポット巡りは、まずは恋愛成就のスポットとして人気の「夕凪の橋」からスタートです。同じ敷地内に道の駅「越後出雲崎 天領の里」があり、地場産の海の幸グルメやお土産品、歴史に関するレジャー施設などもあわせて楽しめますよ。

続いて訪れたいのが、かつて『にいがた景勝百選』の第1位に選定されたことでも知られる景勝地、「良寛と夕日の丘公園」。日本海×佐渡の絶景を堪能できるほか、併設の「良寛記念館」では良寛作の名品をじっくりと鑑賞できます。

今回は車で周るルートをご紹介しましたが、徒歩でのんびりと巡るプランもおすすめです。周囲の雄大な自然を感じながらの散策は、身も心もリフレッシュさせてくれるでしょう。

おすすめ"映え"スポット1:「夕凪の橋」

出雲崎町にある夕凪の橋の幻想的な風景

夕凪の橋は、道の駅「越後出雲崎 天領の里」の敷地内にある日本海夕日公園のイベント広場から日本海に突き出た、全長102mの木製ブリッジです。『橋の欄干に鎖を結び、鍵を掛けると恋が叶う』とされることから、恋愛成就のパワースポットとして人気を集めています。

この場所で"映える"と称されているのが、日本海に沈む夕陽の光景。運が良ければ、夕陽が完全に沈む直前に緑色の閃光が輝く「グリーンフラッシュ」が見えることもあるそうですよ。

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坂爪さん

特におすすめのシーズンは春~夏です。夕方には「世界一大きく見える」といわれている美しい夕陽を眺めて、永遠の愛を誓いながら、橋の欄干に鍵をかけてみてはいかがでしょうか。

夕凪の橋から見る夕陽の絶景
▲夕陽が水面に吸い込まれていくひとときは、息をのむ絶景です

橋の上に立ち、日本海をバックに撮影するショットがおすすめ!

インスタグラムに投稿されている夕凪の橋の写真
▲木製の橋×日本海の趣たっぷりな写真を撮影できます!(引用:インスタグラム

インスタグラムで「夕凪の橋」と検索してみると、木製の橋の上に立ち、綺麗な海と空をバックに撮影した写真が数多くアップされています。夕暮れ時には海と夕陽が織りなすロマンチックな光景を撮影できるので、ぜひじっくりと眺めながら撮影も楽しんではいかがでしょうか。

夕凪の橋付近で夕陽をバックに撮影した写真
▲夕陽をバックに、このようなおしゃれな構図で写真を撮影するのも素敵です!

また、夕凪の橋の敷地内にある道の駅「越後出雲崎 天領の里」の物産館で大人気のオリジナルスイーツ「La Clef de Mariage(ラ・クレ・ド・マリアージュ)~幸せのプリン~」を、夕凪の橋をバックに撮影する写真もたくさんアップされていました。ラ・クレ・ド・マリアージュはフランス語で「結び(結婚)の鍵」を意味しているそうで、カップルで味わったらさらに深い絆で結ばれそうですね。

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坂爪さん

こちらのプリンは、刻々と変わりゆく夕空をイメージして三層で構成されています。上層部から下層部へ、恋模様のように苦みや甘みなどの異なる味わいをお楽しみいただけますよ。

道の駅「越後出雲崎天領の里」のオリジナルスイーツ「La Clef de Mariage」
▲上層部は滑らかなミルク味、中層部はコーヒーの香りと苦みがほんのり感じられる味、下層部はコーヒーベースのキャラメル味で、移りゆく恋愛模様が表現されています

周辺のおすすめレストラン:道の駅「越後出雲崎 天領の里」の「陣や」

夕凪の橋の周辺で食事を楽しみたいカップルには、同じ敷地内にある道の駅「越後出雲崎 天領の里」の2階にあるレストラン「陣や」がおすすめです。夕凪の橋と日本海の絶景を眺めながら、ゆったりと海の幸グルメを堪能できます。

なかでもおすすめのメニューは、出雲崎の名物・サザエを使用した絶品炊き込みご飯を味わえる「陣や御膳」。数量限定なので、ご希望の方は早めの時間帯(11:30オープン)に来店されるといいですよ。

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坂爪さん

14:30からはカフェタイムとなり、北前寄港地繋がりの土地から取り寄せた旬のフルーツもお楽しみいただけます。

公式:陣や

「夕凪の橋」の基本情報(アクセス)

住所 〒949-4308
新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬6-57
問合わせ先 0258-78-4000
アクセス 出雲崎駅から車で約10分(約5km)
公式サイト http://tenryo.pinoko.jp/yunagi.html

おすすめ"映え"スポット2:「良寛と夕日の丘公園」

良寛と夕日の丘公園は、江戸時代の後期に越後出雲崎に生まれた禅僧・良寛の作品を数多く展示する「良寛記念館」脇の高台にある公園です。向かいに佐渡、右手に弥彦山、眼下には良寛の生家跡である「良寛堂」や出雲崎漁港、さらには日本海に沿って帯のように連なる「妻入りの街並み(※1)を一望できます。

ちなみに「妻入り」とは、通りに面して大棟が直角になっており、間口が狭く奥行きの長い建築形式のこと。江戸時代の出雲崎町は、人口密度が越後一と云われ、当時は間口の広さにより税金が課されていたので、多くの人が居住できるように妻入りの形式がとられていたのだとか。国でも珍しい貴重な光景なので、出雲崎町を訪れた際はぜひチェックしてみてくださいね。

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坂爪さん

良寛と夕日の丘公園も、おすすめのシーズンは春~夏です。こちらから眺める夕陽も素敵なので、ぜひ「夕凪の橋」とともに夕暮れ時の絶景巡りをお楽しみください。

佐渡や弥彦山を望む絶景とともに、思い思いのショットを

インスタグラムに投稿されている良寛と夕日の丘公園の写真
▲角度によって異なる風景を撮影できるので、お気に入りのポジションを見つけてみては?(引用:インスタグラム

良寛記念館の前にある駐車場の右端から階段を登ると、良寛と夕日の丘公園に到着!見晴らしの良い絶景が360度広がります。出雲崎の街並み・佐渡・弥彦山の3つが入るアングルでの撮影が人気で、お天気が良ければ海と空の美しい青色によってさらに素敵な写真に仕上がりますよ。

ほかにも、良寛と子どもたちの語らいの像や「にいがた景勝百選一位の碑」とともに絶景を撮影する方も多くみられます。公園内には東屋やベンチもあるので、のんびりと休憩しながら撮影を楽しむのもいいですね。

周辺のおすすめレストラン:休憩所 心月輪内にある「お食事処 夕日庵」

良寛と夕日の丘公園の周辺で食事をするなら、良寛記念館の前に位置する「休憩所 心月輪」を訪れてはいかがでしょうか。その中にある「お食事処 夕日庵」には海鮮を使用したメニューが充実しており、エビ・カニ・イカ・アサリなどがトッピングされた「海鮮麺」などを味わえますよ。

出雲崎の特産品・お土産品も販売しているので、食事の後はお土産選びも楽しんでくださいね。ちなみに休憩所は16:00まで営業していますが、お食事は14:00までとなっています。

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坂爪さん

「お食事処 夕日庵」では、雄大な日本海を眺めながら海鮮グルメを味わえます。和のデザートメニューも人気なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

参考:出雲崎町観光協会公式サイト「出雲崎食事処一覧」

「良寛と夕日の丘公園」の基本情報(アクセス)

住所 〒949-4342
新潟県三島郡出雲崎町大字米田1
問い合わせ先 0258-78-2291(出雲崎町産業観光課)
アクセス ・JR越後線「出雲崎駅」からバスに乗り「良寛記念館前」下車、徒歩で約5分
・北陸自動車道「西山IC」より車で約15分
公式サイト https://www.town.izumozaki.niigata.jp/kanko/spot/yuhinooka.html

取材協力:出雲崎町観光協会(https://www.izumozaki.net/