あわら市の温泉と自然を満喫する“映え”スポット巡りデート|福井県

今回ご紹介するのは、福井県あわら市の撮影スポットをめぐる“映え”デートプランです。

あわら市は田園風景の広がる温泉地です。源泉が74本もあり、それぞれ泉質が少しずつ異なるため、温泉が好きな人なら何度も訪れたくなるエリアです。

また温泉街の周りには丘陵地が広がっており、イチゴ、ブドウ、メロンなどのフルーツが一年を通して収穫されています。新鮮な果物を使ったスイーツは見た目も可愛いですよ。

今回は、あわら市観光協会の津田さんにお尋ねした情報を元に、あわら市のおすすめスポットを巡るプランを考えました。

あわら市の映えスポット巡りおすすめルート

今回は車を使って、あわら市の撮影スポットを巡るプランを考えました。電車で訪れる場合は、バスやタクシーを利用できます。

まずは、赤いアイリスブリッジが印象的な「北潟湖畔公園」を訪れましょう。レンタサイクルやボートなどのアクティビティを楽しむこともできます。

あわら市にある北潟湖畔公園
▲春の北潟湖畔公園では満開の桜も見どころ

次に森のエリアを進んで「宮谷石切場跡」に向かいましょう。静かな石の空間に光が差し込む光景はとても神秘的ですよ

あわら市にある宮谷石切場跡
▲神秘的な雰囲気を味わえる宮谷石切場跡

お昼は「あわら湯のまち駅」周辺でランチにするのがおすすめです。なかでも「芦湯」はカラフルなベトナム提灯が人気の撮影スポットで、夜にはきれいな写真を撮ることができます。

あわら市にある芦湯の夜の様子
▲夜の芦湯ではベトナム提灯やステンドグラスが光り、人気の撮影スポットになる

このほか、フルーツが好きな人は「あわらフルーツランド」を訪れて、フルーツ狩りや季節のフルーツを使ったソフトクリームを楽しむのもおすすめですよ

それでは各スポットについて詳しく見ていきましょう。

おすすめ“映え”スポット1「芦湯」

あわら市にある源泉かけ流しの芦湯

芦湯はあわら温泉「湯のまち広場」内にある、源泉かけ流しの上質な足湯です。2種類の源泉を使用し、3種類のお湯を5つの浴槽で楽しめます。

芦湯で人気なのがベトナム提灯です。足湯につかりながら、カラフルなベトナム提灯と一緒に撮影してみてはいかがでしょうか。

芦湯で人気のカラフルなベトナム提灯
▲夜の芦湯を彩るベトナム提灯

また夜になると芦湯全体がライトアップされ、ステンドグラスが幻想的に輝きます。同じ広場内には、恐竜ベンチや期間限定のレインボーのドアなど、人気のフォトスポットも設置されています。

女性スタッフのアイコン
津田さん

芦湯はどの季節でも楽しんでいただけますが、個人的には冬がおすすめです。夜のライトアップが一段と素敵ですよ。

カラフルなベトナム提灯と撮影してみよう

芦湯のインスタキャプチャ
▲夜に輝くステンドグラスや、カラフルなベトナム提灯が人気(引用:インスタグラム

SNSでは、ベトナム提灯やレインボードアを撮影している人が多いようでした。どちらもカラフルなので、見た目にインパクトのある写真に仕上がっています。

芦湯周辺の観光スポット

芦湯の周辺をじっくり散策してみたいという場合は、以下の観光スポットや飲食店も候補に入れてみてください。

和傘や刀剣を持ってレトロな撮影ができる「あわらロマン館」

芦湯から徒歩約1分のところにある「あわらロマン館」は、和傘や刀剣、お面などを使ってレトロ感のある撮影ができるフォトスポットです。

三脚が備えつけられているので、一人でも大人数でも撮影可能ですよ。

参考:あわら市観光協会(あわらロマン館)

インスタ映えする「ゆけむり珈琲店」やおすすめランチのお店も充実

芦湯の近くには、老舗の洋食屋「源の屋」や、老舗の蕎麦屋「日の出屋」などランチにおすすめのスポットが充実しています。

あわら市にある老舗の洋食屋「源の屋」のソースカツ丼
▲老舗の洋食屋「源の屋」の人気メニュー「ソースカツ丼」

あわら市にある老舗の蕎麦屋「日の出屋」のそばと天ぷら
▲「日の出屋」のそばと天ぷら

参考:あわら市観光協会(老舗の洋食屋 源の屋)
参考:あわら市観光協会(そば処日の出屋)

また食事の後には、どちらの店舗からも近いコーヒー専門店「ゆけむり珈琲」に立ち寄ってみるのがおすすめです。

大きなパンダの絵が描かれたショップの前で、こだわりの珈琲を片手に撮影してみてはいかがでしょうか。

あわら市にある「ゆけむり珈琲店」
▲大きなパンダが目をひく「ゆけむり珈琲店」

公式:ゆけむり珈琲店

芦湯の基本情報(アクセス)

住所 〒910-4104
福井県あわら市温泉1丁目203(あわら温泉湯のまち広場内)
電話番号 0776-78-6767(あわら市観光協会:土日祝は休み)
アクセス ・えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」より徒歩約2分
・北陸自動車道「金津IC」より車で約15分
営業時間 7:00〜23:00(年中無休)
公式サイト あらわ市観光協会HP「あわら温泉『芦湯』」

おすすめ“映え”スポット2「北潟湖畔公園」

あわら市にある北潟湖畔公園

北潟湖畔公園は、北潟湖の豊かな自然を体験できる公園です。赤いアイリスブリッジが印象的なエリアで、季節ごとの植物を鑑賞することができるグラスハウスもあります。

サイクリングロードやボート乗り場があり、乗り物を貸し出しているので、アクティビティを楽しむこともできますよ。

女性スタッフのアイコン
津田さん

湖に沿って桜の木が並んでおり、春は満開の桜の下をサイクリングできます。また初夏に湖上ボートで涼みながら見る新緑も良いですよ。

赤いアイリスブリッジを中心に3色を意識して撮影しよう

北潟湖畔公園のインスタキャプチャ
▲アイリスブリッジを中心に自然の風景を撮ってみよう(引用:インスタグラム

撮影では、青い湖と赤いアイリスブリッジの組み合わせが人気のようです。そこに春なら満開の桜、夏なら新緑を合わせて3色の彩りを撮るのがおすすめです。

遠くに見える風車も印象的で、のどかな雰囲気を演出してくれます。

北潟湖畔公園周辺の観光スポット

今回は北潟湖畔公園をメインに観光したいという方は、次に紹介する周辺スポットもおすすめです。

自然の中でアートを体験できる「金津創作の森」

あわら市にある金津創作の森

北潟湖畔公園から車で約10分のところにある「金津創作の森」では、森そのものが美術館となっており、広大な自然の中で美術作品を見ながら散策できます。

メイン施設の美術館「アートコア」では季節ごとに多彩な企画展が行われています。ガラス工房、陶芸・竹細工などの創作工房などもあり、自然の中でアート体験を楽しむこともできますよ。

公式:金津創作の森

風車やヒマワリが特徴の「あわら夢ぐるま公園」

あわら市にあるあわら夢ぐるま公園

北潟湖畔公園から車で約5分のところにある「あわら夢ぐるま公園」は、風車やヒマワリが特徴的な公園です。

少し高い位置にある公園からは北潟湖を一望することができて、天気が良ければ白山まで見渡せます。夏には一面のヒマワリ畑が人気の撮影スポットになりますよ。

また隣接する「風羽里」では、ソフトクリームなどを販売しています。

公式:あわら夢ぐるま公園

北潟湖畔公園の基本情報(アクセス)

住所 〒910-4272
福井県あわら市北潟第153号137番地
電話番号 0776-79-0008
アクセス JR「芦原温泉駅」から車で約15分
営業時間 9:00~15:30
(11月20日~3月19日は冬季休業)
公式サイト あらわ市観光協会HP「北潟湖畔公園・サイクリングパーク」

おすすめ“映え”スポット3「宮谷石切場跡」

あわら市にある宮谷石切場跡

宮谷石切場跡は、林道を歩いた先にある、秘境のような雰囲気のあるスポットです。岩場の隙間から光が差し込む光景は、とても神秘的ですよ。

静かなエリアなので、森林浴と合わせて心をリセットするような体験ができます。

なお私有地のため、見学したい場合はガイドの申し込みが必須です。

光が差し込むような撮影がおすすめ!

宮谷石切場跡のインスタキャプチャ
▲石切り場の静寂な空間に、神秘的な光が差し込む(引用:インスタグラム

宮谷石切場跡をSNSで検索すると、神秘的な雰囲気の写真がたくさん見つかりました。

石の並びや緑の植物、差し込む光など、さまざまな要素を考えながら、ぜひ素敵な写真を撮ってみてください。

宮谷石切場跡の基本情報(アクセス)

住所 福井県あわら市宮谷
電話番号 0776-97-5130
090-4069-0126(担当:酒井)
アクセス 北陸自動車道「金津IC」より車で5分
営業時間 【体験時間】
14:00~16:00
(12/1〜2/28は降雪のため、冬季休業)
・完全予約制
(木~日曜日のみ受け付け)
※団体申込み(10名以上)は火、水曜日も可
・月曜定休
公式サイト https://www.hosorogi.com/experience/50/

食べる“映え”スポット4「グランディア芳泉」

あわら市のグランディア芳泉のメニューの一例

グランディア芳泉は「極上ディナービュッフェ」が人気の温泉付き宿泊施設です。ビュッフェは日帰りでも利用することができます。

季節によって変わるメニューは、キャビア、若狭牛、カニ、イベリコ豚など、どれも豪華なものばかりです。目の前で調理してくれる、ライブ感のある演出もありますよ。

見た目も美しい「極上ディナービュッフェ」


▲ビュッフェをきれいに盛り付けて撮影しよう(引用:インスタグラム

「極上ディナービュッフェ」では、高級感のある美しい料理が並んでおり、とてもきれいな写真を撮ることができます。スイーツも種類豊富で可愛く並べられています。

カップルでどちらがきれいに盛り付けできるか、勝負してみるのもいいかもしれません。

グランディア芳泉の基本情報(アクセス)

住所 〒910-4193
福井県あわら市舟津43-26
電話番号 0776-77-2555
アクセス えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」から徒歩15分
営業時間 ビュッフェ
18:00~21:00(不定休)
公式サイト https://www.g-housen.co.jp/

食べる“映え”スポット5「あわらフルーツランド」

あわら市にあるあわらフルーツランド

あわらフルーツランドは、果物本来の美味しさを味わえるように自然栽培を取り入れている農園です。

フルーツ狩りを体験できるほか、ブルーベリー、ブラックベリー、熟柿、イチジク、すだちなどを使った季節のソフトクリームが人気です。

おすすめ映えメニューは「黒いちじくソフト」

あわらフルーツランドで人気の黒いちじくソフト
▲生の黒いちじくをたっぷり盛り付けた「黒いちじくソフト」

写真を撮るのにおすすめなのは、黒いちじくをふんだんに使った「黒いちじくソフト」です。

「幻の黒いちじく」とも評されるほど希少ないちじくで、蜜が溢れるほどの濃厚な甘さが魅力です。

普通のいちじくソフトと食べ比べてみるのもおすすめです。

あわらフルーツランドの基本情報(アクセス)

住所 〒919-0814
あわら市青ノ木43-35-1 
電話番号 090-2839-1152
(ショートメール可)
アクセス JR「芦原温泉駅」から車で約10分
営業時間 【営業時期】3月下旬~11月末
【営業時間】10:30~16:00
【定休日】火・水・木曜日
公式サイト https://www.awarafruitland.com/home

食べる“映え”スポット6「あわら温泉フルーツパークOKAYU」

あわら市にある「あわら温泉フルーツパークOKAYU」

「あわら温泉フルーツパークOKAYU」は、ブドウ狩りを中心とするフルーツ狩りを楽しめる施設です。

シャインマスカットやブラックオリンピアなど、約20種類ものブドウを栽培しています。

おすすめ映えメニューは「すっごい葡萄パフェ」

あわら温泉フルーツパークOKAYUで提供しているすっごい葡萄パフェ
▲栽培ハウスを背景に、フレームいっぱいにパフェを写す

「すっごい葡萄パフェ」は、あわら温泉フルーツパークOKAYUで味わえる人気メニューです。時期ごとに旬のブドウを使用しています。

20種類ものブドウをこだわって栽培しているOKAYUが提供するパフェは、ブドウの一粒一粒がまるで宝石のように輝いています。訪れた際はぜひ食べてみてください。

「あわら温泉フルーツパークOKAYU」の基本情報(アクセス)

住所 〒919-0816
福井県あわら市山十楽58-27
電話番号 050-1807-3047
アクセス JR「芦原温泉駅」から車で約10分
営業時間 【7月中旬〜10月中旬頃のみ営業】
9:00〜16:00
土・日・祝日限定
公式サイト https://oka-yu.com/

まだまだある!あわら市おすすめ観光スポット

あわら市にあるあわら温泉

特に初めてあわら市を訪れる場合は、芦湯の周辺を中心に観光するのがおすすめです。ここからはもう一つ、モデルとなるルートをご紹介します。

まずはJR芦原温泉駅に到着したら、2023年3月に新設されたAFLARE(アフレア)を訪れて、観光案内所(おしえる座ぁ)で観光情報を手に入れましょう。

アフレアには福井県内の観光情報を遊びながら知ることができる「ふくいミゅ~ジアム」なども入っています。

あわら市にあるAFLARE(アフレア)
▲観光案内所などが入っているAFLARE(アフレア)

次にバスに乗って、あわら湯のまち駅へ向かいましょう。駅前には老舗の洋食屋や福井名物のおろしそばのお店があるので、ランチにおすすめです。

午後の散策では「湯~わくDori」に向かいます。老舗旅館が立ち並び、老舗の和菓子屋さんもあるので、食べ歩きにぴったりですよ。

特に温泉施設「セントピアあわら」での、オリジナルの絵を描ける温泉たまご作り体験がおすすめです。

あわら市での温泉たまご作り体験の様子
▲可愛い絵を描いた温泉たまごを作ることができる

温泉たまごができ上がるまで40分ほどかかるので、その間に「地酒蔵近藤」の地酒ラベル作り体験をしてみるのも良いでしょう。お土産にもぴったりです。

最後は芦湯を訪れて、歩きまわって疲れた足を癒しましょう。特に夜はベトナム提灯やステンドグラスがきれいなので、締めくくりにぴったりですよ。

また、芦湯の隣には色々なお店が立ち並ぶ屋台村「湯けむり横丁」もあります。夜遅くまで楽しめるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

公式:AFLARE(アフレア)
公式:セントピアあわら
参考:あわら市観光協会(地酒蔵近藤)
公式:湯けむり横丁

取材協力:あわら市観光協会(https://awara.info/