【南知多町デートプラン】絶景と海の幸を満喫!インスタ映えスポット&パワースポット巡り

今回ご紹介するデートプランは、南知多町観光協会のスタッフさんにお尋ねした情報を元に作成した、愛知県南知多町の"映え"スポットと"パワースポット"をめぐる2つのデートプランです。

南知多町は愛知県知多半島の南端、三河湾と伊勢湾に囲まれた場所に位置しています。昔から漁業が盛んに行われており、一年を通して豊富な海の幸を堪能することができる地域です。東海地区最大級の内海海水浴場があり、国道247号線沿いや島には約130件の宿泊施設が集まるリゾート地としても親しまれています。

今回は知多半島の沖合に浮かぶ2つの島、「日間賀島」に立ち寄る"映え"デートコースと、「篠島」に立ち寄る"パワースポット"デートコースの2つのデートプランを考えました。それぞれの島の特徴を活かしたコースとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

日間賀島を巡る絶景&インスタ映えスポットコース

「日間賀島」を訪れる魅力的なデートコースは、「師崎漁港朝市」からスタートします。新鮮な魚介類や地元の特産品が並ぶ活気ある朝市の雰囲気を楽しんでから、「日間賀島」へ向かいましょう。

師崎港から高速船で約10分で「日間賀島」に到着します。島では、レンタサイクルを借りて効率よく島巡りをしながら、インスタ映えするスポットを探索できます。美しい海岸線や歴史ある神社など、島の魅力を存分に味わえます。

島内か知多半島に戻ってきてランチを楽しんだら、次は「観光農園花ひろば」へ向かいましょう。広大な敷地に季節ごとのさまざまな花が咲き乱れ、絶景が広がっています。近くにはカフェやガラス工房もあるので、お土産を買うこともできます。

新鮮な海の幸、島の美しい景色、色とりどりの花々を楽しめる充実したデートコースで、素敵な思い出を作りましょう。

朝市の活気を体感!「師崎漁港朝市」で新鮮な海の幸を堪能

師崎漁港朝市の様子
▲魚介類から青果まで幅広く取り扱う市場は朝から活気に満ちている

知多半島の先端に位置する師崎(もろざき)は、伊勢湾と三河湾が交差する場所にあり、古くから漁業が盛んな地域として知られています。毎朝8時から営業を開始する「師崎漁港朝市」では、地元で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を購入することができます。

師崎漁港朝市のお店の様子
▲仕入れに来た業者に混じって、観光客の姿も見られる

朝市の場内には13の店舗が並び、新鮮な魚介類はもちろん、干物や惣菜、海産珍味、青果なども取り扱っています。お土産から今日の晩御飯のおかずまで、幅広いニーズに対応した品物を選ぶことができます。

場内に食事処はありませんが、購入した魚を煮付け用や焼き魚用に下処理してくれる店舗もあります。そのため、南知多町の新鮮な魚介類を手軽に堪能したい方にとっても魅力的な場所となっています。

迫力満点の魚介類と活気ある場内の様子を撮ってみよう!

Instagramの「師崎漁港朝市」に投稿された写真
▲写真からも賑わいや、魚介類の新鮮さが伝わってくる(引用:インスタグラム

朝市の雰囲気を撮影するのに適しているのはポートレートモードです。魚介類を手前に配置してフォーカスを合わせ、背景に活気ある人々の様子を入れると、市場の臨場感が伝わる写真が撮れます。また、市場内の光源にフォーカスを合わせると、ノスタルジックな雰囲気の写真も撮影できます。

写真撮影の際は、買い物客や店員さんの邪魔にならないよう、周囲に配慮しましょう。また、撮影許可が必要な場合は、事前に確認することをおすすめします。

「師崎漁港朝市」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3503
愛知県知多郡南知多町師崎林崎地先
師崎漁業協同組合魚市場
電話番号 0569-63-0349(師崎商工会 ※平日8:30~17:15)
アクセス 【車】
国道247号線を南へ進み、「マル伊商店」の正面左側の道へ入って師崎漁港へ。朝市の看板に従い漁港内を右折。
営業時間 8:00~12:00
定休日 毎週水曜日(※祝日と毎年12月の最終水曜日は営業)
※悪天候の場合、予告なく休業する場合あり
公式サイト https://www.morozaki.jp/asaichi/

タコの島・日間賀島で絶景スポットと名物グルメを満喫

空から見た日間賀島
▲日間賀島では約1,700人の島民が暮らしている

師崎港から高速船に乗って約10分で気軽に行くことのできる島が、日間賀島です。高速船は時間帯にもよりますが、30分間隔で出航しています。車で来る場合は、師崎港の駐車場に停めてから船に乗りましょう。

日間賀島は一周5.5kmほどの小さな島で、高速船が発着する港は西と東の二か所にあります。島内を効率よく巡るには、レンタサイクルがおすすめです。西港では「いこい」、東港では「吉翔水産店」で自転車を借りることができます。

参考:いこい
参考:Instagram(吉翔水産店)

日間賀島には魅力的な撮影スポットがたくさんあります。別名「多幸(タコ)の島」と呼ばれており、島のあちこちにタコのイラストやオブジェがあるので探してみてください

また、何もないところにドアだけがぽつりと佇む不思議なオブジェ「島でもドア」や、巨木から垂れ下がる「恋人ブランコ」も、見逃せない人気の撮影スポットです。

日間賀島の島でもドア
▲島内にはピンク色とブルー色の2つのドアがある

この「島でもドア」は実際に扉を開閉することもできます。ドアを開けた先の景色が海というのも、絵になる光景です。

日間賀島の恋人ブランコ
▲日間賀島の東端にある「恋人ブランコ」は、海と空を眺めることのできる絶景スポットでもある

「恋人ブランコ」は時間帯によっては長蛇の列ができるほどの人気のスポットです。訪問の際は、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

女性スタッフのアイコン
スタッフさん

日間賀島には5月下旬〜9月下旬まで、イルカと触れ合える「ドルフィンビーチ」があります。イルカへのタッチや餌やり、一緒に泳げるプランなどもあるので、ぜひ楽しんでください。

タコを見つけたら必ず写真を撮ろう!

Instagramの「日間賀島」に投稿された写真
▲タコをテーマにした写真が多いのも日間賀島の特徴と言える(引用:インスタグラム

島内でタコのオブジェやイラストを見つけたら、ぜひ写真を撮ってみてください。島のあちこちに配置されているので、注意深く探してみるのも楽しいですよ。

「島でもドア」という島内の人気フォトスポットでは、ドアの向こうを覗くような構図で撮影すると可愛らしい写真が撮れます。また、ドアの向こう側に誰かが立っていると、素敵なツーショット写真になりますので、ぜひ試してみてください。

「日間賀島」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3504
愛知県知多郡南知多町日間賀島
アクセス 師崎港から高速船で約10分
公式サイト https://www.himaka.net/

「日間賀島」を楽しんだ後のおすすめランチスポット2選

「師崎漁港朝市」から「日間賀島」を満喫したころには、お昼時になっていることでしょう。ここでは、日間賀島にあるランチスポットと、師崎漁港近くにある飲食店をいくつかご紹介します。新鮮な海の幸を楽しめる地元のおすすめ店が多くありますので、ぜひ参考にしてみてください。

たこ飯と海老フライが人気な「たいかいろう東店」

たいかいろう東店のたこ飯と刺身
▲名物のたこを使った炊き込みご飯と、新鮮なお刺身のセット

日間賀島内で新鮮な魚介類が楽しめるお食事処「たいかいろう東店」は、東港のすぐ近くに位置しています。名物のたこ飯や旬の魚を使った刺身を味わうことができます。また、人気メニューの「海老フライ」は、大きさと量ともに満足度の高い一品です。

公式:たいかいろう東店

かき揚げタワーが食べられる「かねだい」

かねだいのかきあげ丼定食
▲迫力満点の「かきあげ丼定食」と豪華な「大皿海鮮丼」

師崎港のフェリー乗り場から車で5分足らずの場所にある「かねだい」は、地元の新鮮な海の幸を楽しめる人気店です。

ランチメニューで一押しなのは、圧倒的な存在感を放つ「かきあげ丼定食」です。地元産のアカシャエビとしらすをふんだんに使用し、濃厚な味わいが特徴です。

野菜の切り方にもこだわりが光ります。特に人参は、かき揚げに最適な歯ごたえと甘みを引き出すよう工夫を重ねたそうです。

女性スタッフのアイコン
スタッフさん

カップルにお勧めの魚料理は「白身魚のカラフルカルパッチョ」です。南知多産のエディブルフラワーとマイクロリーフを使用し、白身魚の繊細な味わいを引き立てています。橙のドレッシングで仕上げ、さっぱりとした美味しさが楽しめます。

肉料理なら「崎っぽローストビーフ」がおすすめです。知多半島のブランド牛「響」のモモ肉を使用し、低温真空調理でしっとりと仕上げています。

公式:かねだい

四季折々の花畑が広がる「観光農園花ひろば」でフォトジェニックな思い出作り

観光農園花ひろばのひまわり
▲観光農園花ひろばの圧巻のひまわり畑

「観光農園花ひろば」は、1年を通じて温暖な南知多町の気候を生かした観光農園です。広大な敷地には四季折々のさまざまな花が咲き乱れています。入場料は800円で、花ひろば内のお花を摘んで持ち帰ることができます。ただし、花の種類によっては持ち帰れる本数に制限があるのでご注意ください。

特におすすめは7月から11月下旬に咲き誇るひまわりです。黄色の絨毯を敷き詰めたような広大なひまわり畑の中を散策すれば、心が癒されること間違いありません。ぜひ、この素晴らしい景色を体験してみてください。

花畑の中や、花束を持って撮影してみよう!

Instagramの「観光農園花ひろば」に投稿された写真
▲このような撮影方法がおすすめです!(引用:インスタグラム

花を背景に写真を撮る際は、スマートフォンのポートレートモードを活用すると、人物にフォーカスを合わせた美しい写真が撮影できます。また、手前に花を配置してぼかすテクニックも魅力的な仕上がりになります。さらに、摘んだお花で小さな花束を作り、花畑の中央で撮影すると、とても可愛らしい写真が撮れるでしょう。

「観光農園花ひろば」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3411
愛知県知多郡南知多町豊丘高見台48
電話番号 0569-65-2432
アクセス 【バス】
河和駅より海っ子バスで約20分、「花ひろば・総合体育館前」下車後、徒歩約5分
営業時間 8:00~17:00
休園日 1月1日~3日
※天候不順により臨時休園となる場合があります
公式サイト https://www.hana-hiroba.net/

「観光農園花ひろば」を楽しんだ後のおすすめスポット

たくさん歩いて飲み物やちょっとしたスイーツが食べたくなったら、「観光農園花ひろば」から車で7~8分のところにあるポン菓子専門店「ぽんかふぇ」に行きましょう。

民家を改装した店内には、ぽん菓子を使ったお菓子やお土産が常時30種類以上も取りそろえられています。海を眺められるカフェコーナーでは、コーヒーや知多みかんジュース、ぽん菓子を使用したスイーツを楽しむことができます。

ぽんかふぇのお土産とスイーツ
▲見た目にも鮮やかなパッケージで、お土産にもおすすめ

通年楽しめる雑穀ぽんアイスは、トッピングされたポン菓子のさくさくとした食感が特徴的な一品です。季節限定フレーバーもあるので、2人で別々の味を試してみるのもおすすめです。カフェメニューはテイクアウトも可能です。

ぽんかふぇのコーヒー、ジュースとぽんアイス
▲ポン菓子が乗ったアイスは見た目もユニークで美味しい一品

お土産には直売所限定のお得な大袋や、さまざまな味わいのポン菓子を詰め合わせたぽんポンカップのほか、ギフトセットもおすすめです。

公式:ポン菓子専門店「ぽんかふぇ」

女性スタッフのアイコン
スタッフさん

時間に余裕があれば「ぽんかふぇ」から徒歩圏内にある「ガラス工房グラスバレー」にも立ち寄ってみてください。ガラス制作体験やガラス細工のお土産を楽しむことができます。

公式:ガラス工房グラスバレー

縁結び大学では「ガラス工房グラスバレー」へのインタビューも実施しました。南知多町で手作り体験デートを楽しみたいカップルはぜひ参考にしてください。

篠島と知多半島のパワースポットを巡る絶景コース

「篠島」から始まる"パワースポット"デートコースをご紹介します。高速船の時間次第では、「羽豆岬」に先に立ち寄り、豊かな原生林の景色を楽しむのもおすすめです。

「篠島」の観光にはレンタサイクルが便利です。史跡巡りの後は、島内のランチスポットで早めの昼食を取るか、知多半島に戻って「豊浜魚ひろば」付近で食事を楽しむのもよいでしょう。

「豊浜魚ひろば」は夕方まで営業している魚市場ですので、ゆっくり楽しむことができます。

国道247号線を通って「荒熊神社」でお参りした後、最後の目的地「つぶてヶ浦」へ向かいます。途中にはカフェやスイーツ店も点在しています。

自然、史跡、神社を満喫できるこのデートコースで、素敵な時間をお過ごしください。

歴史と絶景が融合する篠島で心身をリフレッシュ

空から見た篠島
▲篠島に暮らす島民数は約1,500人。「とらふぐ」の名産地としても知られている

日間賀島同様、師崎港から高速船に乗って約10分で気軽に行くことのできるもう一つの島が、篠島(しのじま)です。昔から「東海の松島」と呼ばれるほど、渥美半島と志摩半島を望む景観が風光明媚な場所です。

篠島は、海上に浮かぶ松島を背景にして沈む夕日が絶景で、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。特に秋から冬にかけて美しい夕日が見られるため、島を最終目的地にして一泊するのもおすすめです。

松島の背後に沈む夕日
▲夕日の色に染まった空と、黒く影になった松島のコントラストが美しい風景

景色の美しさだけでなく、篠島には古くから伝わる歴史的な史跡が数多く現存しています。

その一つである「神明神社(しんめいじんじゃ)」は、交通安全・海上安全を司る女神として島民から厚く信仰されています。

神明神社の外観
▲神明神社は二十年ごとに新しい姿へと生まれ変わる

伊勢神宮が二十年に一度ご遷宮する際には、神明神社でも同じように遷宮が行われます。また、島で1,000年以上続いていると言われる「おんべ鯛奉納祭」では、塩漬けにした「おんべ鯛」を毎年決まった数だけ伊勢神宮に奉納します。篠島全体が伊勢神宮との所縁が深いことがわかります。

公式:神明神社

伊勢神宮遥拝所である太一岬は「キラキラ展望台」の名前で親しまれており、鳥居を真正面に海を向いた方向に伊勢神宮があります。平成29年には「恋人の聖地」にも認定されました。

太一岬「きらきら展望台」に佇む鳥居
▲プロポーズにもふさわしいロマンティックなスポットです

晴れた日には、空と海の青さを望むことができ、爽快な気分を味わえます。

女性スタッフのアイコン
スタッフさん

加藤清正の枕石や、後村上天皇ゆかりの井戸である帝井など、島内には多くの史跡が残っているので、ぜひぐるっと巡ってみて下さい。レンタサイクルがおすすめです。

自分だけのお気に入りスポットを見つけよう!

Instagramの「篠島」に投稿された写真
▲海と空の美しいコントラストが魅力的(引用:インスタグラム

広大な空と海に囲まれた篠島では、日常の風景さえも絵画のような美しさを感じさせます。二人だけの特別なスポットを見つけて、思い出の写真を撮影するのはいかがでしょうか

小さな路地でさえ、懐かしさを感じさせる独特の雰囲気があります。また、日中に訪れた際には、透き通るような青い海の写真も忘れずに撮影しましょう。島の魅力を存分に記録することができます。

「篠島」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3505
愛知県知多郡南知多町篠島
電話番号 篠島観光協会
0569-67-3700(受付時間:9:00~16:00、年中無休)
アクセス 師崎港から高速船で約10分
公式サイト http://www.shinojima-aichi.com/

時間があれば立ち寄りたい「篠島」の食べる"映え"スポット2選

篠島を探索した後、知多半島に戻ってからランチを楽しむのもおすすめですが、時間に余裕があれば、ぜひ訪れていただきたい"映え"るランチスポットを2つご紹介します。これらの場所では、美味しい食事と共に素敵な写真も撮影できますよ。

がっつりお肉が食べたい時は「篠島デューテラス」

篠島デューテラスのおもてなしBBQコース
▲「おもてなしBBQコース」は事前予約制です(写真のメニューは一例です)

港の近く、篠島の玄関口とも言える位置にある「篠島デューテラス」では、地元の漁師とステーキコンテストのチャンピオンがコラボレーションした料理を楽しむことができます

旬の海鮮を使ったパエリアと、ボリューム満点のチャンピオンステーキが魅力です。海を眺めながら、豪快に食事を楽しみたい方におすすめの施設です。

公式:篠島デューテラス

しらすを満喫できるダイニングカフェ「OHANA」

ダイニングカフェ「OHANA」のしらすたっぷりの料理

篠島港から南に自転車で約6分ほどのところにあるダイニングカフェ「OHANA」では、篠島で獲れた新鮮な「しらす」を存分に味わうことができます

人気メニューの「しらすざんまい」は、生しらす、釜あげしらす、しらすの天ぷらなど、さまざまな調理法で提供されるしらす料理を一度に楽しめるので、しらす好きの方に特におすすめです。また、店内からは美しい海の景色も一望できるため、料理と共に絶景も楽しめます。

公式:OHANA

原生林に囲まれた「羽豆岬」で大自然のエネルギーを感じる

暖地性常緑樹が生い茂る羽豆岬の遊歩道
▲草木が生い茂る遊歩道は独特の雰囲気を醸し出している

羽豆岬(はずみさき)は知多半島の最南端に位置する岬です。

暖地性常緑樹が生い茂る全長約800mの遊歩道には、羽豆神社と羽豆岬展望台があります。師崎港から徒歩わずか5分ほどでアクセスできます。国の天然記念物に指定されているウバメガシなどの原生林が織りなす風景は、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

羽豆岬の眺望
▲青い空の下に海と島々が広がる羽豆岬展望台からの絶景

羽豆岬展望台からは、日間賀島、篠島、三河湾、伊勢湾などの景色を一望できます。知多半島の最南端という地理的特性を活かした壮大な眺望を楽しむことができます

遊歩道散歩を楽しみながら、雰囲気ある写真を撮ってみよう!

Instagramの「羽豆岬」に投稿された写真
▲原生林の中にある神社は荘厳な雰囲気(引用:インスタグラム

羽豆神社は森の中にあり、厳かな雰囲気の写真を撮影できます。一方、展望台からは空と海の青さが際立つ開放的な景色を写真に収めることができます。

自然豊かな散歩道を歩きながら、趣のある写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「羽豆岬」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3503
愛知県知多郡南知多町大字師崎字明神山
電話番号 0569-62-3100(南知多町観光協会)
アクセス 【車】
南知多道路「豊丘IC」から約10分
【公共交通機関】
名鉄河和線「河和駅」からバスで約40分

活気あふれる「豊浜魚ひろば」で新鮮な海の幸を満喫

豊浜魚ひろばの場内の活気ある様子
▲ずらりと並んだ魚介類の品定めをする観光客

このデートコースで欠かせないのが「魚市」です。「豊浜魚ひろば」がある南知多豊浜漁港は、愛知県内で最大の水揚げ量を誇る漁船漁業の盛んな港です。

伊勢湾を中心に、渥美外海と三河湾で獲れた新鮮な魚介類を、卸売市場のような活気あふれる雰囲気の中で販売しています。朝8時から夕方16時(土日祝日は17時)まで営業しているので、ゆっくりと見て回ることができます

豊浜魚ひろばの場内に店が立ち並んでいる様子
▲場内では鮮魚、干物、えびせんべいを取り扱っている

場内の左右に並ぶ多彩なお店を見て回るだけでも楽しい体験になります。生鮮品の持ち帰りが難しい場合は、お土産として干物や地元の名産品「えびせんべい」がおすすめです。また、施設内の食事処では新鮮な魚介類を使った料理を楽しむこともできます。

大量に陳列された魚介類にフォーカスした写真が撮れる!

Instagramの「豊浜魚ひろば」に投稿された写真
▲豊富な種類の魚介類が所狭しと並ぶ光景に圧倒される(引用:インスタグラム

一般的なスーパーマーケットでは見られないほど豊富に陳列された魚介類を撮影すると、迫力ある生命力溢れる写真を収めることができます

ただし、撮影の際には必ずお店の方に許可を取るようにしましょう。

縁結び大学では「豊浜 魚ひろば」への取材も実施しています。南知多町でのデートプランを考える際に役立つ情報が満載ですので、ぜひご覧ください。

「豊浜魚ひろば」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3412
愛知県知多郡南知多町大字豊浜字相筆33番地
電話番号 0569-65-0483
アクセス 【車】
・南知多道路「豊丘IC」から約10分
【公共交通機関】
・内海駅または河和駅から海っ子バス(師崎港行き)で約20~35分、「豊浜港・魚ひろば」バス停下車
営業時間 平日:8:00~16:00
土日祝:8:00~17:00
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は営業)
公式サイト http://sakanahiroba.net/

「豊浜魚ひろば」周辺のおすすめ周辺スポット3選

「豊浜魚ひろば」の周辺には魅力的なスポットがいくつかあります。ここでは、新鮮な海の幸を楽しめるランチ処や、疲れを癒やせる温泉施設など、訪れる価値のある場所をご紹介します。豊浜魚ひろばでの買い物と合わせて、これらのスポットも訪れることで、より充実した日帰り旅行を楽しむことができるでしょう。

エビを堪能するなら「田中屋旅館」

田中屋旅館の釜揚げしらす丼定食
▲釜揚げしらす丼定食は1日10食の数量限定メニュー

地魚料理が自慢の「田中屋旅館」では、宿泊客以外の方も利用できるランチ営業を行っています。人気メニューには、釜揚げしらす丼定食、お刺身定食、お魚定食などがあり、これらにはサラダ、酢の物、小鉢、みそ汁が付いた充実した内容となっています。

特におすすめなのは「特大えびフライ定食」です。サクサクの衣の中にぷりぷりとした身が詰まった大きなエビフライが3本も付いており、ボリュームも味も満足できる、お値打ちな定食となっています。

田中屋旅館の大えびフライ定食
▲大きなエビが3本もついたボリューム満点の「特大えびフライ定食」

また、一品料理のメニューも用意されているので、定食を二人前注文すると多すぎると感じる方は、定食と一品料理を組み合わせて二人でシェアするのもおすすめです。これにより、様々な料理を楽しむことができます。

公式:田中屋旅館

食事をゆったりと楽しむなら「シーサイドカプリ」

シーサイドカプリのペスカトーレ
▲海の幸をたっぷりと使用したペスカトーレスパゲッティ

海を眺めながら、ゆったりと食事と会話を楽しみたい方におすすめなのが「シーサイドカプリ」です。店内はクラシカルな欧風レストランの雰囲気が漂い、メインフロアからは美しい海の景色が一望できます。

シーサイドカプリのティラミスとコーヒー
▲カフェタイム(13:00〜16:30)のケーキセット

ランチメニューはAスタイル、Bスタイル、スペシャルCの3種類があり、ピザやパスタ、肉料理を選んで2人以上でシェアできるようなメニューとなっています。混雑時を避けるため、事前に予約をしておくとスムーズに利用できます。

公式:シーサイドカプリ

ランチも日帰り入浴も楽しめる「源氏香」

源氏香の日帰り入浴
▲最上階の露天風呂からは伊勢湾が一望できる

旅館「源氏香」では、ランチと日帰り入浴をセットで楽しむことができるプランを用意しています。温泉で日頃の疲れを癒しつつ、美味しい食事を楽しみたい方におすすめです。海を眺めながらの入浴と、地元の食材を使用した料理が魅力です。

利用には事前予約が必要です。詳細なプラン内容や料金、予約方法については、公式サイトでご確認ください。

公式:源氏香

赤い鳥居が連なる「荒熊神社」でパワースポット巡り

空から見た荒熊神社
▲小高い丘の山頂に鎮座する荒熊大神を祀る荒熊神社

国道247号線沿いの山海地区にある小高い丘の山頂に位置するのが「荒熊神社」です。祭神である荒熊大神は、商売繁盛・事業繁栄・縁結びの神として地域の人々に親しまれています。境内には真っ赤な鳥居と灯篭が連なるように奉納されており、荘厳な雰囲気を醸し出しています

荒熊神社の参道連なる赤い鳥居
▲真っ赤な鳥居が連なる参道はどこか神聖な雰囲気

連なる真っ赤な鳥居は国道247号線からも見ることができるほど印象的です。山頂に到着すると、鳥居の下から伊勢湾の雄大な景色を楽しむことができます。この絶景と神社の荘厳な雰囲気が、訪れる人々を魅了しています。

鳥居の赤と空の青のコントラストを活かそう!

Instagramの「荒熊神社」に投稿された写真
▲赤い鳥居と青い空のコントラストが美しい(引用:インスタグラム

山頂にある鳥居と、その向こうに広がる海と空を入れた構図は外せません。特に晴れた日には、山の鮮やかな緑と鳥居の朱色が美しく映えます。これらの色彩のコントラストを意識して、印象的な写真を撮影してみましょう。自然の景色と人工物のバランスが絶妙な、思い出に残る一枚が撮れるはずです。

「荒熊神社」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3322
愛知県知多郡南知多町山海字高座10番地
電話番号 0569-64-1828(受付時間 9:00〜17:00)
アクセス 【バス】
名鉄内海駅より海っ子バス(師崎港行き)で約9分、「山海」バス停下車後、徒歩約5分
公式サイト http://www.arakumajinja.or.jp/

「荒熊神社」周辺のおすすめカフェ&スイーツスポット2選

「荒熊神社」から最後の目的地である「つぶてヶ浦」を結ぶ国道247号線には、魅力的なスイーツ店やカフェが点在しています。ドライブの途中で立ち寄るのにぴったりな、おすすめの2つのお店をご紹介します。

プリンの専門店「チータープリン」

チータープリンソフト
▲チーターのロゴマークが可愛いチータープリンソフト

「知多半島」の「ちた」から名付けられた「チータープリン」は、チーターがプリンを抱えたユニークなデザインが特徴的な、材料にこだわった一品です。

知多半島の素材を贅沢に使用しており、プリンの基本となる牛乳には地元の常滑牛乳を、キャラメル味のプリンには美浜の塩を使用。さらに、フルーツを使ったプリンには知多半島で季節ごとに収穫される新鮮な果物を取り入れています。

テイクアウトが可能なほか、店内にはゆっくりと味わえるイートインスペースも用意されています。

公式:まるごと知多 チータープリン

海までの距離0mの解放感あるオーシャンテラスが魅力の「37cafe」

リゾート地のような雰囲気の37cafe
▲黄色いバスが目印の37cafe

オーシャンテラスが人気の「37cafe」では、オリジナルブレンドのコーヒーやドリンク、こだわりの各種プレート料理や軽食、パンケーキなどのデザートを楽しむことができます。

室内席やペット同伴可能なスペースも完備されており、海を眺めながら快適に過ごせる空間が用意されています。

37カフェのオリジナルドリンク
▲オリジナルブレンドコーヒーと、見た目にも涼し気なドリンク

フィッシュ&チップスやエビフライを使用した名物シャチホコDOG、ロコモコプレート、ジンジャーモヒートなど、リゾート気分を味わえるメニューが豊富に揃っているので、絶景と共に食事を楽しめます。

お肉料理を楽しみたい方には、知多牛ステーキを使用したBEEFプレートがおすすめです。

37cafeのBEEFプレート
▲ワンプレートながらお肉のボリューム満点

2人でシェアしても十分な量があるので、他の料理と組み合わせて楽しむのもよいでしょう。

公式:DRIVE IN ROUTE 37

夕陽に染まる「つぶてヶ浦」で絶景サンセットを楽しむ

夕日が沈むつぶてヶ浦
▲鳥居の向こうに水平線が見え、荘厳な雰囲気を醸し出している

夕日の時間に訪れていただきたいのが「つぶてヶ浦」です。海のほとりに佇む現在の鳥居は3代目で、伊勢神宮の御遷宮の際に出る古材を利用して建てられました。

鳥居の付近には岩が転がっています。これについては、昔むかし、つぶてヶ浦の対岸にある伊勢で神様たちが石の遠投げで競い合った際に、投げた石がつぶてヶ浦に落ちた、という民話が伝えられています。

沈みゆく夕日とつぶてヶ浦の鳥居
▲夕日が沈むまで、ゆったりとした時間を過ごしたくなる美しい景色

一方で、この海岸は約1,500万年前の地層であり、火山活動や海底地震が引き起こした大津波のエネルギーによって、海底にあった大きな岩がここまで運ばれてきたのではないかとも言われています。

神様が投げた岩なのか、巨大な自然のエネルギーによるものなのかは定かではありませんが、いずれにせよ、この場所には神秘的な魅力があります。

刻一刻と変わる、景色を激写しよう!

Instagramの「つぶてヶ浦」に投稿された写真▲夕刻以外の時間帯も美しい景色を楽しめる(引用:インスタグラム

夕日が沈むまでの時間、空は刻一刻とその表情を変化させます。空の青さが残る午後の早い時間から、夕日で赤く染まる黄昏時、そして太陽が水平線に沈む瞬間まで、時間の経過とともに変化する空の様子を写真に収めてみてください。その美しい景色の移り変わりは、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

「つぶてヶ浦」の基本情報(アクセス)

住所 〒470-3321
愛知県知多郡南知多町内海小桝地先
電話番号 0569-62-3100(南知多町観光協会)
アクセス 【バス】
・内海駅より海っ子バス(師崎港行き)で約6分、「つぶてヶ浦」バス停下車後、徒歩約1分
【車】
・南知多道路「南知多IC」から約10分
公式サイト https://aichinavi.jp/spots/detail/3536

南知多町の魅力を深掘り!特別情報

ここからは、さらに南知多の魅力を堪能するための「食」と地域の取り組みである「プロジェクト」についてご紹介します。南知多ならではの味覚と、地域の活性化に向けた取り組みをお伝えします。

南知多町の冬の味覚!絶品ふぐ料理を堪能

南知多町の特産であるふぐ料理
▲さまざまな調理方法でふぐを堪能できる贅沢なコース

南知多のご当地料理と言えば、「ふぐ料理」です。10月から3月までの期間限定で提供されますが、町内にはふぐ調理師免許を持つ料理人が100人以上いるほど、ふぐ料理が盛んな地域です。

南知多は愛知県でも一、二を争うほど「天然とらふぐ」の水揚げ量が多い地域です。ふぐを傷つけないように配慮し、「延縄漁」で一匹一匹丁寧に釣り上げている漁船もあります。

南知多では、刺身(てっさ)や鍋料理(てっちり)はもちろん、唐揚げや焼ふぐなど、様々な調理方法でふぐを楽しむことができます。このような多彩なふぐ料理を味わえるのは、南知多ならではの魅力です。

アニメとコラボ!「温泉むすめ」で南知多の温泉を巡る

南知多町の温泉むすめ「南知多まゆの」
▲湯めぐりスタンプラリーに参加するとステッカーがもらえる

南知多町観光協会は、全国的な取り組みである「温泉むすめ」プロジェクトに参加しています。

「温泉むすめ」プロジェクトは、アニメや漫画、キャラクター、声優などのコンテンツを通じて、日本全国の温泉地や地方都市の魅力を国内外に発信する「地域活性化プロジェクト」です。

南知多町観光協会では、南知多町のキャラクターである「南知多まゆの」を活用し、湯めぐりスタンプラリーなどのイベントを実施しています。

湯めぐりスタンプラリーでは、町内にある14の温泉宿で日帰り入浴または宿泊することでスタンプがもらえます。1か所のスタンプにつき1枚のステッカーを獲得できるため、最大14枚のステッカーを集めることができます。

イベントの期間は2023年7月1日から12月10日までです。南知多町の温泉を巡りながら、ステッカーコレクションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

公式:温泉むすめ

取材協力:南知多町観光協会(http://minamichita-kk.com/