別小江神社で楽しむフォトジェニックな和風デート|名古屋の歴史と伝統を満喫

この記事では、愛知県名古屋市にある「別小江神社(わけおえじんじゃ)」を中心に、和の伝統と郷土の歴史を二人で堪能できるデートプランを紹介します。

名古屋市の中心部・北区の住宅街にたたずむ別小江神社は、平安時代の「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」(※1)にも記載される由緒正しい神社です。近年では、カップルのデートスポットとしても人気が高まっています。

(※1)延長5(927)年にまとめられた「延喜式」の巻九と巻十を指し、当時「官社」に指定されていた全国神社一覧のこと。

フォトジェニックな古社で境内の撮影スポットが多く、御朱印もとてもアーティスティックでカラフルなことが人気の理由です。和の伝統を身近に感じ親しめる、貴重なデートスポットとなっています。

近隣には、御三家筆頭・尾張徳川家の居城で、金の鯱(しゃちほこ)で有名な「名古屋城」もあり、郷土の豊かな歴史を感じられるエリアです。

名古屋市中心部でのデートを検討しているカップルは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:神社参拝に興味がある、お洒落な御朱印が欲しい、日本の歴史が好き、和の伝統に惹かれる、一方が外国人の国際カップル
どんなデート?:神社参拝で心もスッキリ、郷土の豊かな歴史を満喫

別小江神社を中心に名古屋の歴史と伝統を体験するデートプラン概要

デートのメインスポットである「別小江神社」は、1100年以上の歴史を誇る古社です。四季折々の趣向を凝らした手水舎や正面入口の飾りつけは、写真映えする華やかさと和の伝統が調和しており、訪れる人々を魅了します。

今回のデートのメイン
別小江(わけおえ)神社
周辺のデートスポット
名古屋城
名城公園
ランチにおすすめのお店
CAFÉ TANAKA(カフェタナカ)本店

別小江神社の参拝後は、近くの「CAFÉ TANAKA(カフェタナカ)本店」でランチを楽しみましょう。パリのカフェラウンジを思わせるクラシカルな店内は、カップルでゆったりと過ごすのに最適です。

洗練された雰囲気のカフェでありながら、ご当地パスタメニューがあるのも魅力的です。また、ブルターニュ産の蕎麦粉100%を使用した本格的なガレットも人気メニューとなっています。

ランチの後は、十分な時間をかけて「名古屋城」を見学することをおすすめします。見どころの一つである本丸御殿では、豪華な武家風書院造りの各部屋と精緻な装飾に、二人で感動を共有できるでしょう。

それでは、今回のデートでメインスポットとなる別小江神社について詳しく見ていきます。

四季折々のフォトスポットが魅力の別小江神社|アクセス良好な名古屋市内の隠れ名所

1月の「別小江神社」正面入口の装飾・夜間
▲四季折々でさまざまな表情を見せてくれる正面入口のお飾り(1月・夜間)

名古屋市中心部にある「別小江神社」は、公共交通機関でも簡単にアクセスでき、車を持たないカップルも訪れやすいデートスポットです。地元では繁栄祈願の願いを聞いてもらえるとされており、織田家や豊臣家、徳川家からも深い崇敬を受けていた由緒ある神社です。

季節に合わせたフォトジェニックな境内の飾り付けや、毎月デザインが変わるアート感覚にあふれたカラフルな御朱印でも注目を集めています。近年はカップルでの参拝も増加傾向にあります。

また、かわいらしい「鯉みくじ」や、手のぬくもりでハート型の恋占いが浮かび上がる「恋みくじ」などもあり、デートで訪れても楽しく過ごせる工夫が施されています。

ここからは、「別小江神社」で禰宜(ねぎ)(※2)を務められる兼子さんにご登場いただき、同神社の特徴や魅力などについて、詳しくお話を伺っていきます。

(※2)神社における神職の職位の一つ。一般的な神社では、上から宮司、禰宜、権禰宜(ごんねぎ)の序列となる。禰宜は、宮司を補佐する役割の職位。

名古屋の由緒ある古社・別小江神社|織田・豊臣・徳川家も崇敬した歴史

「別小江神社」境内の末社・金刀比羅社の絵馬掛け
▲境内の末社・金刀比羅社の絵馬掛け

編集部

「別小江神社」は、名古屋市中心部の落ち着いた雰囲気の住宅地に鎮座されていますね。まずロケーションや周辺環境の魅力などについて、思うところをお話しください。

兼子さん

別小江神社は、名古屋市の中心地北部の閑静な住宅地にあり、名古屋市営地下鉄上飯田線・名鉄小牧線の上飯田駅から徒歩約15分となります。

バス利用の場合、名古屋駅から名古屋市営バス上飯田行きで金田町5丁目下車、または栄駅から名古屋市営バス安井町西行きで安井町東下車、いずれも徒歩5分ほどです。

名古屋市の中心地からもアクセスしやすく、境内に車15台分の駐車場も完備しています。

編集部

神社の歴史・由緒やご利益などについても教えてください。

兼子さん

当社の創建年月は不詳ですが、古伝によれば、神功皇后が応神天皇をお産みになる際の安産の石を、尾張国造稲植が千本杉と称する場所に埋めて、八幡社として祀ったのが始まりとされています。

927(延長5)年編纂の延喜式神名帳には、尾張國山田郡式内従三位別小江天神と記されており、織田家・豊臣家・徳川家からの崇敬も篤かった由緒ある神社です。1584(天正12)年に織田信雄の命で、現在の地に鎮座しました。

三葉松や龍神松など繁栄を象徴する松が自生することから、特別な霊力が宿る神社として、「事業繁栄」や「一族繁栄」祈願で参拝される方が多いです。

また境内に鎮座する末社の「八幡社」は、安産の神と称されており、「安井の里(現在の鎮座地)でできた藁を敷くと安産疑いなし!」とも伝わっています。

編集部

別小江神社は、少なくとも1100年を優に超える歴史を持つ古社ということになりますね。

御祭神は六柱で、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)、天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読尊(ツキヨミノミコト)、素盞嗚尊(スサノオノミコト)、蛭児尊(ヒルコノミコト)でしたね。

名古屋市の中心部で、このような由緒ある神社にデートで立ち寄れることは、大変貴重な機会だと感じました。

別小江神社の見どころ|清正の石橋と夫婦杉が語る長い歴史

「別小江神社」正面入口の装飾

編集部

「別小江神社」は由緒ある古社ですが、境内の主な見どころはどちらになりますか?

兼子さん

まず、龍神池にかかる「清正の石橋」は、ぜひ見ていただきたいです。名古屋城築城の際、加藤清正公の命により架けられたとされる「清正橋」の一部が、こちらに移築されたものです。

石橋の表面をよく見ると、四角い凹凸があることに気づくでしょう。これは石を割る時の矢穴(やあな)跡です。この凹凸が付いた石は元々大きな石で、穴を穿っていくつかに砕かれました。その穴の跡が今でも残っているのです。

ほかにも境内には、繁栄の松と崇められる「三葉松(さんようのまつ)」や龍の姿に似た「龍神松」もあります。

編集部

境内で参拝する順序についても、ぜひ教えてください。

兼子さん

最初に正面ご本殿をご参拝いただき、境内にある末社の「金刀比羅社」と「蛭子社」、「三葉松」、「夫婦杉」、「龍神松の池」へと回っていただくとよいでしょう。

また池のそばには、休憩できる長椅子を設けてあります。お二人で池を眺めながら、ゆったりとお過ごしください。

編集部

カップルで参拝する際に、「ぜひやってほしい!」という兼子さんのおすすめは何でしょうか?

兼子さん

境内にある名古屋市の天然記念物になっている「夫婦杉」は、ぜひご覧いただきたいですね。この地にずっとあり、良縁の守り神のような存在です。手を合わせれば、パワーをいただけるとも言われています。

またカラフルな「鯉みくじ」や、手で温めるとハート型に恋占いが浮かんで出る「恋みくじ」などを引いていただき、お二人で運試しをするのもおすすめですよ。

「別小江神社」の鯛みくじ
▲手作り感たっぷりでカラフルな「鯛みくじ」。和のテイストにあふれて可愛らしい

「別小江神社」の恋みくじ
▲手で温めるとハート型の中に文字が浮き出る「恋みくじ」。カップルにおすすめ

編集部

鯉みくじは、可愛らしい鯛の手作りマスコットのようになっていますね。恋みくじは、まさにデート中のカップルにぴったりで、女性に人気がありそうです。

デートで訪れたカップルも、楽しみながらおみくじを引けそうです。国際カップルなら、おみくじの内容を翻訳して説明し合うのも楽しい時間になりそうですね。

10月の例大祭は別小江神社の人気イベント|お祭りデートを楽しもう

「別小江神社」の流し雛

編集部

長い歴史を誇る「別小江神社」ならではの、毎年開催されるお祭りについてご紹介をお願いします。

兼子さん

当神社では、年間を通じてさまざまなお祭りを開催しています。主なものは以下のとおりです。詳細は公式サイトでご確認いただけます。

  • 1月:初詣
  • 2月:節分(豆撒き)
  • 3月:雛祭り(流し雛)
  • 6月:茅の輪くぐり
  • 7月:天王祭(縁日あり)
  • 10月:例大祭(神輿と山車、獅子、縁日あり)
  • 11月:七五三

>>別小江神社公式サイト「祭事」

編集部

ちなみに一般の方に特に人気が高いお祭りはどちらになりますか?

兼子さん

毎年10月の「秋の例大祭」には地元からだけではなく、遠方からも多くの方々が訪れて人気です。地元有志による屋台が出店し、限定の特別な御朱印も頒布されます。

豪華な装飾のお神輿が担がれ、地元の子供たちによるお囃子(はやし)も魅力的です。日本の伝統文化を体験できる貴重な機会となっています。

編集部

まさに古きよき日本の伝統を感じる、懐かしい雰囲気のお祭りなのですね。外国人の方と一緒に訪れても、日本文化の魅力を存分に楽しめそうです。

インスタ映えする別小江神社の撮影スポット|手水舎と正面入口は必見

「別小江神社」の手水舎(11月)
▲11月の手水舎。美しい花々が浮かべられ、何ともフォトジェニックな光景!

編集部

「別小江神社」の境内は、写真映えするスポットも多いですよね。カップルで散策する際に、特におすすめのスポットなどがあれば教えてください。

兼子さん

毎月様相が変わります手水舎は、花手水であったり、季節のものが入れられていたりと、境内の見どころの一つになっています。

「別小江神社」の手水舎(2月)
▲2月の手水舎。節分をイメージして飾り付けられている

「別小江神社」の手水舎(6月)
▲6月の手水舎。色とりどりのアジサイが浮かべられ、とてもフォトジェニック!

「別小江神社」の手水舎(9月)
▲9月の手水舎。重陽節をイメージしており、神社とは思えぬビジュアル感!

それに境内正面入口のお飾りを、季節に合わせて毎月作り変えていますので、合わせてご覧いただきたいですね。

1月の「別小江神社」正面入口の装飾・昼間
▲正面入口のお飾り(1月・昼間)。和傘を組み合わせてアレンジしたもの

2月の「別小江神社」正面入口の装飾・昼間
▲正面入口のお飾り(2月・昼間)。大きなお多福の顔をアレンジしたもの

編集部

手水舎は現代風の演出がされていながらも、しっかり和の伝統も感じられますね。神社には多くお邪魔してきましたが、このようなまさにフォトジェニックな手水舎は初めて見ました。

正面入口のお飾りには、誰もが目を奪われると思います。とてもフォトジェニックでSNS映えしますから、今日も撮影しているカップルを見かけました。5月は藤の花なのですね。

兼子さん

はい、正面入口のお飾りのテーマは、年間を通して以下のような感じです。

  • 1月:和傘
  • 2月:大きなお多福
  • 3~4月:桃の花・桜の花
  • 5月:藤の花
  • 6~7月:茅の輪
  • 8~9月:風鈴
  • 10月:紅葉
  • 11~12月:和傘

四季によって異なった雰囲気を楽しめるでしょう。それに撮影用に和傘の貸し出しも行っておりますよ。

編集部

和傘をお借りして、カップルで手水舎や正面入口で記念撮影すれば、長くデート記念に残せる一枚を写せると思いました。思わずSNSにも投稿したくなってしまいそうですね。

別小江神社の人気授与品|厄割玉とアーティスティックな御朱印

「別小江神社」の御朱印帳裏表紙に描かれた龍神様の墨絵

編集部

「別小江神社」では、カラフルでお洒落な御朱印を受けられると伺っています。関心を持つカップルも多いと思うので、どのような御朱印なのか教えてください。

兼子さん

当神社では、季節ごとのカラフルな御朱印を毎月お受けいただくことが可能です。

2022年3月の御朱印

2022年4月の御朱印

2021年7月の御朱印

2020年8月の御朱印

2019年9月の御朱印

2021年10月の御朱印

→横スライドで月替りの御朱印の例を参照できます

さらにクリア(透明)タイプの御朱印や、切り絵タイプの御朱印など、当神社ならではの珍しいタイプも毎月頒布しています。

2022年4月のクリアタイプ御朱印

2021年6月のクリアタイプ御朱印

2021年8月のクリアタイプ御朱印

2022年1月の切り絵タイプ御朱印

2021年9月の切り絵タイプ御朱印

→横スライドで月替りのクリアタイプ御朱印や、切り絵タイプ御朱印の例を参照できます

別小江神社は、全国御朱印人気ランキングで1位(※3)を獲得しており、御朱印を集めている方々が全国から参拝にお越しになっています。

(※3)参考URL:Omairi公式サイト「別小江神社」

編集部

とてもアーティスティックで、カラフルな御朱印ですね。オリジナル御朱印帳3種のデザインも実にお洒落で、洗練されていると感じました。

「別小江神社」のオリジナル御朱印帳・神功皇后伝説
▲オリジナル御朱印帳の一つ。「別小江神社」創建の神功皇后伝説をイメージした絵柄

今まで御朱印を集めていなかったカップルでも、別小江神社に参拝したことがきっかけとなって、御朱印集めを始めたくなる可能性は高そうです。カップルがデートで参拝した場合、おすすめの授与品などはあるでしょうか?

兼子さん

レースで作られた可愛い「幸守り」などは、特に女性にはおすすめです。また投げて厄除けしていただく「厄割玉」や、池に流して厄除けしていただく「形代流し(かたしろながし)」なども人気があります。

「別小江神社」の授与品・幸守り
▲人気の授与品の一つ「幸守り」。レース製のフェミニンなデザインで、女性の持ち物にマッチしそう

編集部

レースで制作された幸守りは、他の神社やお寺では見かけない珍しいタイプですね。フェミニンな雰囲気で、日常で持ち歩きやすいデザインだと感じました。厄割玉は、自身の厄を陶製の玉に込めてから、境内の石に叩きつけて割って厄除けをするものです。運気が今一つ落ちていると感じるカップルには、手軽に受けられる厄割玉がおすすめかもしれません。

別小江神社の口コミ・感想|参拝者の声をチェック

編集部

「別小江神社」を参拝された方々から、よく耳にする感想などがありましたら、ぜひお聞かせください。

兼子さん

参拝される皆さんからは、以下のようなお声を多くいただいています。

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華やかで可愛らしい御朱印が印象的です!
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写真映えする雰囲気で、従来の神社とは一味違います。
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神社がより身近に感じられました!
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毎月変わる境内の雰囲気が楽しみで、何度も参拝したくなります。

編集部

従来の神社のイメージを良い意味で超えた神社という印象がありますね。若い世代やカップルが多く参拝する理由も理解できました。

参拝者の声|お洒落で落ち着く雰囲気とインスタ映えする別小江神社

編集部で、「別小江神社」に参拝された方々のGoogleやSNS上の口コミ・感想を独自に調査しました。主な意見を要約して紹介します。

アイコン
個性的で可愛らしい神社。女性に人気がありそうです。
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別小江神社で御朱印をいただいたことがきっかけで、御朱印集めを始めました。
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参拝すると運気が上がる感覚があり、頻繁に訪れています。
アイコン
手水舎も評判通りの洗練されたデザインで感動しました。写真映えする場所です。

特に女性からの評価が高い傾向が見られました。美しい正面入口や手水舎は、多くの参拝者に人気があるようです。

神社参拝に抵抗を感じていたカップルでも、デートの一環として気軽に訪れやすい雰囲気の神社だと言えるでしょう。

別小江神社からカップルへ|参拝のおすすめポイント

「別小江神社」のオリジナル御朱印帳・ベッキー
▲別小江神社のゆるキャラ「ベッキーちゃん」がデザインされた可愛らしい御朱印帳。

編集部

最後になりますが、今後デートの一環として「別小江神社」を参拝しようと考えるカップルに向けて、一言メッセージをお願いします。

兼子さん

繁栄の神様と崇められている神社です。お二人のご繁栄をご祈念くださいませ。境内は四季折々で飾りも施されますし、明るい雰囲気が魅力の神社だと思います。

編集部

由緒ある古社でありながら、カップルでの参拝者を多く見かけ、女性比率も高いと感じました。デートで訪れれば、神社を身近に感じるきっかけにもなりそうですね。

兼子さん、本日はお忙しいところにお時間を割いていただき、どうもありがとうございました。

別小江神社の基本情報|アクセス・営業時間・駐車場など

住所 〒462-0023
愛知県名古屋市北区安井4-14-14
電話番号 052-912-5974
アクセス ・名古屋市営地下鉄上飯田線・名鉄小牧線:上飯田駅下車、徒歩約15分
・名古屋駅から名古屋市営バス上飯田行き:金田町5丁目バス停下車、徒歩約5分
・栄駅から名古屋市営バス安井町西行き:安井町東バス停下車、徒歩約5分
営業時間 9:00~17:00
定休日 不定休
※参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください
駐車場 あり
※普通車15台分
飲食施設 なし
公式サイト https://wakeoe.com/
公式SNS 公式Twitter
公式Facebook

※最新の情報は公式サイトまたはSNSでご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

別小江神社周辺のおすすめデートスポット

名古屋市中心部の閑静な住宅街にたたずむ「別小江神社」。近隣には郷土の長く豊かな歴史・伝統を感じ取れるデートスポットが豊富にあります。カップルでランチを楽しみながら、ぜひ訪れてみてください。

周辺のおすすめデートスポット

尾張徳川家の栄華を今に伝える名古屋城|別小江神社から近い歴史スポット

天守閣の屋根に乗る金の鯱(しゃちほこ)で有名な「名古屋城」は、御三家筆頭・尾張徳川家の居城でした。1615(慶長20)年に徳川家康公の命で築城され、城郭として国宝第一号に指定された名城です。

史上最大級の延床面積を誇る天守閣や、美術工芸品のように精緻な装飾が散りばめられた本丸御殿など、見どころはたっぷり。カップルで、ぜひ十分な時間を確保して訪れてみてくださいね。

敷地内には、お食事処やお土産品を扱う売店なども整備されていて、「別小江神社」を参拝した後は、こちらだけで過ごしてもいいほど。四季折々の花の名所としても、地元では有名なんですよ。

公式URL:特別史跡名古屋城

名古屋城を一望できる名城公園|広大な芝生広場でピクニックデート

名古屋市の中心部にありながら静寂に包まれ、緑豊かな「名城公園」は、絶好のデートスポットです。広大な敷地内には、手入れの行き届いた花壇や開放的な芝生広場、野鳥観察ができる「おふけ池」などがあります。

都会とは思えない、ゆったりとした時間の流れを二人で楽しめる公園です。敷地内にはドリンクやランチをリーズナブルな価格で提供する「花カフェ」や、アトリウム・サニールームなども完備されています。

晴れた日には、フードやドリンクをテイクアウトして、芝生広場で名古屋城を眺めながら、ゆっくりとランチを楽しむことができます。都会の中心で、ピクニック気分のデートを満喫できる魅力的なスポットです。

公式URL:名城公園・名城公園フラワープラザ

名古屋の喫茶文化を体験|CAFÉ TANAKA 本店でゆったりランチタイム

「CAFÉ TANAKA(カフェタナカ)本店」は、名古屋の喫茶店文化とフランスのカフェ文化が融合したお店です。上質感・高級感を感じる外観に違わず、内装もパリのクラシカルなカフェラウンジのよう。

創業50年を超える老舗で、当初から人気のご当地パスタメニューやブルターニュ式の本格ガレット、女性シェフ・パティシエのスイーツなどを楽しめ、ランチにもアフタヌーンティーにも使えますよ。

シックで落ち着いた雰囲気の中、毎週末にはピアノの生演奏も行われますから、カップルでゆったりとしたひと時を堪能できるでしょう。地元でも人気店なので、なるべく予約をおすすめします。

公式URL:CAFÉ TANAKA 本店

まとめ:別小江神社で和の伝統を満喫|名古屋の歴史と文化を感じるデートプラン

この記事では、名古屋市北区にあるフォトジェニックな「別小江神社」を中心に、郷土の長く豊かな歴史・伝統を感じられるデートスポットを紹介しました。

尾張徳川家の本拠地であったこともあり、この地域には奥深い歴史と絢爛豪華な文化が花開いています。ゆっくりと巡るのに適した場所が多く、十分な時間を確保して訪れたいスポットが豊富なエリアだと言えるでしょう。

名古屋市中心部でのデートを検討しているカップルは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。洗練された日本の伝統文化の奥深さや素晴らしさを、二人で一緒に再発見できるかもしれません。