「俵屋吉富」の京菓子資料館と茶房「茶ろんたわらや」をメインに五感で楽しむ文化デートを|京都

今回は京都の京菓子司「俵屋吉富」に隣接し、京菓子文化について幅広く学べる「京菓子資料館」と、実際に繊細な京菓子をいただける茶房「茶ろんたわらや」を周り、伝統文化にどっぷり浸かれるデートプランをご紹介します。

俵屋吉富は、宝暦5年創業の老舗和菓子店です。本店、烏丸店、小川店の3店舗が上京区にあり、代表銘菓は「雲龍(うんりゅう)」で、小倉餡をしっとりとした村雨餡で巻き、名前の通り雲に乗る龍の姿を表現しています。

さらに周辺には、他にもおすすめのデートスポットがたくさんあります。徒歩圏内のランチも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
おすすめ年代:10代~50代
おすすめカップル:和菓子が好き、京都の歴史や文化に関心がある
どんなデート?:伝統文化を体感するデート

概要:古都の魅力を再発見!京菓子を五感で味わうデート

今回ご紹介するのは、俵屋吉富とその近くの京菓子資料館、茶ろんたわらやを中心としたデートプランです。

今回のデートのメイン
京菓子司俵屋吉富、京菓子資料館、茶ろんたわらや
周辺のデートスポット
・相国寺、承天閣美術館
・京都御苑
・孝太郎の酢「MYぽん酢体験」
ランチにおすすめのお店
・喫茶「ゾウ」
・和食「鞍馬口寿星」
・イタリアン「カーサビアンカ」

まずは京菓子資料館の貴重な展示物を鑑賞し、和菓子がどんな歴史を歩み、職人の技術がどのように現代まで受け継がれてきたかを、総合的に学びましょう。そのはるかな歴史に思いを馳せたら、茶ろんたわらやで実際にいただく菓子は、ますます味わい深いものになることでしょう。

俵屋吉富の店舗では、お気に入りの菓子を2人で相談しながら買い求めましょう。おうちに戻りデートの思い出に浸りながら一緒に和菓子を食べることで、2度楽しめますよね。

また、その近くには京都御苑、京都御所のほか、荘厳な相国寺などがあるため、徒歩でゆっくりと京都の風情を堪能できるはずです。

ランチができるお店も、和食はもちろん、イタリアン、中華など、目移りしてしまいそうなほど多くあります。まずは京菓子をじっくり味わってから、お腹と相談するのもいいかもしれませんね。

ここからは、今回のデートスポットのメインである俵屋吉富の京菓子資料館、茶ろんたわらやについて詳しくご紹介します。

あらゆる面から京菓子を堪能!「俵屋吉富」の京菓子資料館&茶ろんたわらや

俵屋吉富は、京都府京都市上京区の今出川駅から徒歩すぐ、宝暦5年(1755年)創業の和菓子店です。宝暦5年と言えば、江戸時代中期にあたり、それから260年以上も京都民に愛され続けた歴史ある老舗です。

人気の伝統和菓子は、俵屋吉富の代表銘菓「雲龍」のほか、白小豆を使った「白雲龍」、八重菊や八重桜に見立てた京のおまんじゅう「八重」、上品な甘さの「俵屋もなか」などです。

京菓子資料館は、昭和53年、烏丸店とともにオープンした京菓子文化の資料館「ギルドハウス京菓子」が元になりました。平成13年に、烏丸店に隣接した「龍宝館」内に移転増床され、現在の形になっています。

もうひとつのメインスポットである茶房、茶ろんたわらやは、烏丸店から徒歩10分。茶道発祥の地にもほど近く、主に茶菓子を扱う小川店に併設されています。落ち着いた空間で、あんみつや生菓子などの上質な甘味、抹茶などがいただけますよ。

そんな俵屋吉冨と京菓子資料館、茶ろんたわらやの魅力について、広報担当の辻さんにお伺いしました。

京菓子資料館は「和菓子という観点」から京都の歴史を感じられる

京菓子資料館の外観の写真
▲京菓子資料館の厳かな佇まいからも趣が感じられます

編集部

「京菓子資料館」は老舗「俵屋吉富」に隣接しているそうですが、和菓子屋さんの隣にお菓子に関する資料館があるというのは面白いですね。老舗なだけに、その歴史や伝統に深く関わってきたであろうことも想像できます。

「京菓子資料館」は京菓子の文化を技を伝承するための総合的な資料館としてオープンしたそうですが、どのようなものが展示されているのでしょうか?

辻さん

企画展の期間以外は常設展「和菓子のあゆみ」を開催し、古代からの日本の菓子の歴史を紹介しています。

日本人が古来から食べている餅菓子をはじめ、中国や南蛮文化の影響を受け、茶の湯と共に洗練されていった日本独自の京菓子の歴史を学ぶことができます。

また、京菓子作りに欠かせない菓子木型、菓子屋に伝わる菓子の図案帳、観賞用菓子などを展示しています。普段目にすることのない道具や、職人の技術の結晶である糖芸菓子を間近でご覧になり、京菓子の魅力に触れていただきたいと思っています。

京菓子資料館の展示物のひとつである「図案帳」の写真
▲展示物の1つ「図案帳」。お菓子のデザインや製法が記された図案帳は、可愛らしくて絵本のようです。

ちなみに過去には、「世界の菓子展」「諸国菓子めぐり展」「明治・大正期の菓子展」といった企画展などを開催いたしました。

編集部

お菓子の歴史、貴重な道具などが拝見できるのは興味深いですね。和菓子を見たり、食べたりするのが好きな人は多いですが、その歩みまで知っている人は少ないでしょうから、とても勉強になります。

ちなみに糖芸菓子というのは、砂糖や寒梅粉(もち米粉)などで、四季の花鳥風月を模した装飾的なお菓子のことですよね。巨大で鮮やかな生け花や、鉢植えなどが形作られたものをさきほど拝見しましたが、本物にしか見えませんでした。

辻さん

これほどの大きな糖芸菓子を、数多く目の前で見られるのは、おそらく当館だけだと思います。資料館に入館されてまず目に飛び込んでくる糖芸菓子に、多くの喜びの声を頂いています。

編集部

糖芸菓子は、まさに職人の技術が集約された芸術品なんですね。資料館で最大の糖芸菓子は、1992年に制作された「華燭(かしょく)」という作品だそうですが、大きな松の前に牡丹が咲き誇るその迫力と精巧さに、圧倒されてしまいそうです。

他にも先ほど拝見した、今でいうカタログのような役割を果たした「図案帳」や、そこから実際に制作された「再現菓子」など、好奇心をくすぐられる展示物が多くありますが、辻さんが特に好きな展示はどんなものですか?

辻さん

江戸後期に刊行された「都名所図会」に描かれた、方広寺前の大仏餅屋です。大仏餅の始まりが太閤秀吉の時代までさかのぼるところに、歴史の深さを感じます。

編集部

大仏が安置されている方広寺の前で販売された餅が、大仏餅の始まりだと聞きました。1500年代からこれまで500年以上ですから、それだけの長い間、和菓子はずっと日本人の身近なところにあったのですね。そう思うと、実際に手に取って口に入れるときには、なんだかしみじみとした気持ちになります。

和菓子の成り立ちから、こんなにも考えが広がるとは思いませんでした。こういう観点で学ぶ歴史も面白いですね。

見て学び、食べて楽しめるのが京菓子資料館の魅力

床の解説をする辻さんの写真
▲京菓子資料館では解説にもじっくり聞き入ってしまいます。

編集部

辻さんの考える京菓子資料館の魅力を教えていただけますか?

辻さん

京菓子の歴史を学んだ後に、資料館1階にある立礼式の茶室「祥雲軒」で、四季折々の出来たての上生菓子と宇治抹茶をご賞味いただけるところです。

京菓子資料館の「祥雲軒」で味わえる夏の生菓子と抹茶の写真
▲夏の生菓子とお抹茶のセット。季節の味を感じられそうです。

事前予約・別途料金が必要ですが、着物を着たスタッフが目の前でお点前をし、呈茶を楽しめますよ(参加費:呈茶代とは別に3,000円/会)。

また、ご自身でお抹茶を点て(たて)、上生菓子と召し上がっていただくこともできます(参加費:1,000円)。7~20名ほどの団体様での利用であれば、京菓子作り体験も可能です(参加費:2,000円)。

※参加費は2022年5月現在の金額です。最新情報は公式サイトよりご確認ください。

京菓子資料館1階の「祥雲軒」呈茶席の写真
▲出来立てのお茶とお菓子が食べられる「祥雲軒」。座敷ではなく椅子席なのもありがたいです。

資料や展示物を見て学んだ後で、その伝統を受け継ぐ菓子を実際に手に取って味わえるのは、京菓子資料館ならではだと思います。

ちなみに半生菓子「琥珀」とお抹茶セットもあり(500円)、月毎に琥珀の味が変わります。季節の室礼の中での一服は、格別に感じられるのではないでしょうか。

編集部

室礼というのは、季節を取り入れた飾りや調度をしつらえることを言うんですよね。厳かな茶室で、お軸、お花、お道具を眺めて季節を感じる、有意義な時間が目に浮かぶようです。

辻さん

隣の坪庭では柄杓を使って、水琴窟の音色を楽しめます。さらにお庭では、菓子の起源と言われている「橘」の木を実際に見て香ることもできますよ。

坪庭の水琴窟と辻さんの写真
▲坪庭の水琴窟と辻さん。涼しく妙なる音を奏でます。

辻さん

京菓子資料館はまさに、京菓子を「見て・食べて・感じる」ことのできる施設です。資料館観覧のあとは、坪庭の水琴窟で、京菓子にとってとても重要な”水”の美しい音色を聴いていただき、隣接のお店で種類豊富な京菓子のお買い物をお楽しみください。

お店では直営店限定の丹波産大納言小豆を使った「復刻雲龍」がお買い求めいただけます。美しい「創作羊羹」、様々な種類の干菓子が入った「おくちどり」、食感が楽しい「琥珀」や「糖蜜ボンボン」「久寿湯」、季節の「葛」「ゼリー」など、品ぞろえも豊富です。

直営店限定の「復刻雲龍」の写真
▲上品な甘さ「復刻雲龍」。雲龍は俵屋吉富の代表的なお菓子です。

編集部

お菓子の名前もひとつひとつ素敵ですね。聞いているだけで、美しいイメージが浮かびます。

また、さきほど伺った水琴窟は、水滴が甕などに落下して、琴に似た音を響かせる日本庭園の代表的な装飾ですよね。味覚で抹茶と生菓子を堪能し、耳と心で水琴窟の心地よい音色を聞き、さらに深く橘を香れば、京菓子の世界に全身で浸れそうです。

京菓子資料館の魅力について教えていただきましたが、デートとして訪れた際にちょっとゆっくり一息つけるような場所があれば教えてください。

辻さん

2階展示室の脇にベンチがございます。お疲れになりましたら、おかけになってお休みください。凛としたお茶席や、坪庭は、写真スポットにもなっております。

編集部

どこから写真を撮っても、絵になりそうですね。帰宅した後に写真を見返しても、そこから目や耳や舌など、五感で味わった様々な体験を鮮明に思い出せそうな気がします。

京菓子資料館の口コミ・評判

編集部

京菓子資料館の来館者は、実際にどのように楽しまれているのでしょうか。辻さんがよく耳にする感想や声には、どんなものがありますか?

辻さん

展示室で糖芸菓子を見たときに、感動の声を多く耳にします。その後に、お茶室に生けてあるお花を見て、「これも糖芸菓子ですか?」と聞かれることがあります。

また、銘菓「雲龍」ファンのお客様から、思い出話を聞かせていただくことが多いですね。古くから愛されるお菓子を誇らしく思います。

編集部

あれほど立派で本物の生け花さながらの糖芸菓子を見たら、お菓子でできていない花と区別がつかなくなるのも無理はないですよね。

思い出話のエピソードからも、俵屋吉富が長く愛されてきたことが伝わってきました。

「茶ろんたわらや」は喧騒から離れて素材の味を楽しめる隠れ家茶房

「茶ろんたわらや」外観の写真
▲茶ろんたわらやの佇まいも風情たっぷりです。

編集部

京菓子資料館から徒歩10分ほどの寺之内通りに、俵屋吉冨小川店に併設された「茶ろんたわらや」という茶房があるそうですね。京菓子資料館のあとに訪れると良いと耳にしたのですが、どのようなお店なのか教えていただけますか?

辻さん

「茶ろんたわらや」は、茶道御家元に近在する閑静で京都らしい町並みに店舗を構えています。素材にこだわってお作りした自家製の期間限定メニューに、季節の上生菓子や干菓子など、京菓子司ならではのさまざまな甘味を、隠れ家的な雰囲気の中でお召し上がりいただけます。

上生菓子だけではなく、お干菓子(3種)とのお抹茶セットもあります。干菓子3種を食べられるお店はなかなかありません。可愛らしい干菓子の魅力もお楽しみください。

茶ろんたわらや内観の写真
▲茶ろんたわらやの中はあたたかみがあり、ほっと落ち着ける雰囲気です。

編集部

「茶ろんたわらや」は、全8席の落ち着いた雰囲気の茶房だそうですね。隠れ家のようなあたたかみのある「茶ろんたわらや」なら、カップルで訪れても素敵な時間が過ごせそうです。

可愛らしいお菓子を目で楽しみながら、ほかでは感じられない趣についての話に、花を咲かせられると思います。京菓子資料館でいただくお菓子とは、また違う味わいがありそうですね。

辻さん

「茶ろんたわらや」に隣接している俵屋吉富小川店では、茶道に欠かすことのできない季節を彩る様々なお干菓子をお好みに合わせてお選びいただけます。自由に詰め合わせ頂くこともできますよ。

編集部

烏丸店とはまた違うコンセプトなんですね。あちらでお買い物をした後に訪れても、新たな発見がありそうです。季節ごとの品揃えをじっくりと眺めながら、一服のお供を探してみたいですね。

「茶ろんたわらや」でカップルに人気のスイーツ&ドリンク

ここからは、辻さんに教えていただいた人気のスイーツメニューとドリンクTOP3をご紹介します。

人気スイーツTOP3!

1.かき氷(夏限定):990円
2.栗善哉(冬限定):880円
3.クリームあんみつ:880円

茶ろんたわらやで人気No1の夏季限定かき氷
▲左が白玉宇治金時、右が白玉黒糖金時。どちらも美味しそうです。

「茶ろんたわらや」でもっとも人気が高いのはかき氷!かき氷の氷は、地下水を用いて作られているので、雑味がなく宇治や黒糖のシロップがいっそう美味しく楽しめます。

ちなみにかき氷は男女ともに人気No1で、男性においては2〜3割がかき氷をチョイスされるとか。甘味が苦手な方でも食べやすいという側面もあるのかもしれません。夏にデートで訪れる際はぜひ一度食べてみたいですよね。

茶ろんたわらやで人気No2の栗善哉
▲茶ろんたわらやの栗善哉。素材を活かした深みのある味わいです。

反対に2位の栗善哉は冬限定のスイーツです。夏に訪れても冬に訪れても、人気のスイーツを食べられるのは嬉しいですね。小豆いっぱいのぜんざいに入った大きな白玉と栗の存在感たるや。

白玉に焼き目がつき、口に入れた瞬間に広がる香ばしさもまた美味しさの秘密です。箸休めがよくあるたくあんではなく、塩昆布という点もニクイですね。

茶ろんたわらやで人気No3のクリームあんみつ
▲茶ろんたわらやのクリームあんみつ。バニラアイスとあんこがたっぷりのっているのが嬉しいですね。

人気No3は「クリームあんみつ」は年間通して食べられます。その人気の理由は、見た目の可愛さ・美しさにもあるのだとか。

一般的なあんみつと違い、大きな寒天のうえに小さな2色の白玉がのり、隣にバニラアイスとあんこが添えられた、その整然とした見た目は確かに「美しい」と感じてしまいます。もちろん美味しさだって見た目に負けてはいませんよ。

人気のドリンクTOP3!

1.ホットコーヒー:550円/アイスコーヒー:605円
2.抹茶:550円
3.アイス抹茶オーレ:660円

ちなみに、辻さんのおすすめはアイス抹茶オーレなのだとか。確かにアイス抹茶オーレなら、ドリンクだけでも楽しめそうですね。

カップルにおすすめなのはテラス席

編集部

カップルのデートで茶ろんたわらやを訪問する場合に、おすすめの席や訪問時間はありますか?

辻さん

テラス席が一つございます。招き猫を探しながら、外の清々しい空気をお楽しみください。平日の10時~14時頃が空いているので、ご訪問におすすめですよ。

茶ろんたわらやのテラス席の写真
▲開放的なテラス席。カップルで過ごす時間をさらに贅沢なものにしてくれます。

編集部

テラス席には、招き猫が隠れている遊び心まであるんですね。外の空気の温度や湿度、植物の様子などで季節を感じながらいただくお菓子は、ますます味わい深いものになるでしょうね。

京菓子資料館からカップルへのメッセージ

京菓子資料館の入口の辻さんの写真

編集部

辻さんから、デートでの来館を検討しているカップルやご夫婦へ向けて、メッセージをお願いします。

辻さん

京菓子資料館は、京菓子や歴史、美しい物、美味しい物が好きな方、茶道をされている方やご興味がある方など、多くの方に楽しんでいただけます。展示で分からないことや、疑問に持たれたことがありましたら、お気軽にご質問ください。

本施設は、京菓子は勿論のこと、京都の風物詩に関する、様々なお話を楽しめる場でもあります。門構えから、少し入りづらい雰囲気があるようですが、どうぞお気楽にお立ち寄りいただき、素敵な時をお過ごしください。

編集部

本日はたくさんの話を聞かせていただき、ありがとうございました。

京菓子資料館と茶ろんたわらやの口コミ

編集部でもインターネット上で、京菓子資料館と茶ろんたわらやの口コミを多く見つけましたので、一部をご紹介します。

京菓子資料館の口コミ

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スタッフの方々が丁寧でゆったり過ごせます
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菓子見本帳の絵心と美的感覚にびっくり
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京菓子の歴史を学び、職人の思いを味わいました

茶ろんたわらやの口コミ

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抹茶は素材と味にこだわった一杯でした
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これぞ京都、という贅沢な時間を過ごせました

今回ご紹介したものは一部を抜粋・要約したものですが、インターネット上では訪れた感想をじっくりと丁寧に綴っている方が多い印象でした。みなさん素敵な時間を過ごされているようですね。

京菓子資料館の基本情報

住所 〒602-0021
京都市上京区烏丸通上立売上ル(俵屋吉富 烏丸店北隣)
アクセス 地下鉄「今出川駅」
②出口より烏丸通りを北へ約200メートル(西側)
営業時間 AM10:00~PM5:00
(最終入館PM4:00、呈茶席ラストオーダー4:00)
休館日 毎週 水曜日・木曜日
※年末年始や、展示替えなど、臨時休館する場合がございます。 
駐車場 資料館前(2台まで) 
入館料 有料(企画展により異なります)
空いている時間帯 月・火曜日、10~14時頃
平均滞在時間 20分
公式サイト https://kyogashi.co.jp/shiryoukan/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

京菓子資料館周辺のデートスポットとランチ

京菓子資料館の徒歩圏内には、「これぞ京都デート」と思えるデートスポットがたくさんあります。

相国寺を特別拝観できるほかにも、京都御苑、京都御所散策などができるので、街歩きをしながら歴史に思いをはせる、文化的なデートになりそうですよね。

また、ランチで訪れてほしいお店もたくさん。写真映えする喫茶「ゾウ」をはじめとして、「鞍馬口寿星」では割烹料理が、「カーサビアンカ」では本格イタリアンが堪能できます。伝統的な木造建築の街で、イタリアンに舌鼓を打つのも乙なものかもしれませんね。

目にも楽しい文化遺産をゆっくり見て回りながら、なにを食べるかカップルで相談してみてください。ここからは、その中でもイチオシのスポットに絞ってご紹介します。

周辺のおすすめデートスポット

国宝と重要文化財を鑑賞できる相国寺・承天閣美術館

京菓子資料館から徒歩10分、今出川駅から徒歩15分ほどのところに、1382年に創建された臨済宗相国寺派の大本山である相国寺があります。デートとして訪れても、なんだかスッと背筋が伸びる荘厳な雰囲気ですよ。

特別拝観の期間なら、法堂や開山堂の重要文化財や庭園を目にすることができます。法堂の「蟠龍図」は狩野永徳の長男・狩野光信が描いたもので、「鳴き龍」として有名ですね。中央で手を叩くと、その音が反響してカラカラと鳴ります。

承天閣美術館は、相国寺の境内にあり、国宝5点、重要文化財145点。京都の600年以上の歴史が息づく貴重な品が多数収蔵・展示されています。日本の伝統文化に関心の深いカップルなら、きっと話が尽きないのではないでしょうか。

公式URL:臨済宗相国寺派「相国寺」

オリジナルのぽん酢が作れる!孝太郎の酢「MYぽん酢体験」

今出川駅から徒歩約10分の場所にあるのは、180年あまりの歴史を持つ老舗造酢「孝太郎の酢」。京都の名水と国産米を熟成させてできるお酢は、添加物や化学調味料を一切使われていないまろやかな味です。

そして予約をすれば、自分で出汁と果汁を調合して「MYぽん酢」が作れちゃうんですよ。事前に丁寧に引いてくださる出汁と、ゆずやすだちなどの香り高い果汁を、お好みで混ぜた一瓶(360ml)は新鮮な味わいで、料理を引き立ててくれるでしょう。

公式URL:京・西陣「孝太郎の酢」

レトロでかわいいクリームソーダが映える!喫茶「ゾウ」

今出川駅から徒歩約10分の喫茶店「ゾウ」では、また個性的で素敵な時間が過ごせそうですよ。京都御苑のすぐ近くにあり、茶色いレンガ造りの昭和レトロな外観が目を惹きます。

愛知県の味噌屋「今井醸造」がプロデュースしたお店でもあり、あんバターサンド、卵サンド、オムライスなど昔ながらのメニューが豊富ですが、なんといってもクリームソーダが人気です。

ころんとしたグラスに、鮮やかなブルーハワイ、イチゴ、メロンのいずれかのソーダが注がれ、その上にアイスクリームとさくらんぼと、ゾウの形のしたクッキーが乗っています。どこか懐かしい、喫茶店らしいこのクリームソーダ。あまりの可愛さに写真を撮りたくなってしまうこと請け合いです。

公式インスタグラム:喫茶ゾウ

その他のデートスポット一覧

まとめ:「俵屋吉富」の京菓子資料館・茶ろんたわらをメインにお菓子から辿る京都の文化デート

今回は、京都の老舗和菓子店、俵屋吉富の京菓子資料館、茶ろんたわらやを中心とした、京都の風情にどっぷり浸かるデートプランをご紹介しました。

歴史や文化などの京都の「味」を、まさに舌で味わい、さらに五感で受け取るデート体験は、長く思い出に残るものになるはずです。お菓子という切り口から、古都の魅力をぜひ再発見してくださいね。