鳥取県米子の神前結婚式|米子という地名発祥の神社である「賀茂神社天満宮」とは?

今回は、鳥取県米子市に鎮座する「賀茂神社天満宮(かもじんじゃてんまんぐう)」をご紹介します。

賀茂神社天満宮は米子駅の近くにあり、素朴で趣のある社殿や厳かな雰囲気漂う境内が魅力的な神社です。こちらの神社では、神前結婚式を挙げることができます。

賀茂神社天満宮の権禰宜である足賀 司朗さんのご厚意に預かり、神前結婚式の流れや賀茂神社天満宮の歴史について話を伺うことができました。

神前挙式を挙げようと思っている方はもちろん、どんな結婚式を挙げればよいか悩んでいる方もぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

賀茂神社天満宮の神前式について

賀茂神社天満宮の神前結婚式について

神前式を行うようになった時期について教えてください

権禰宜

昭和36年(1961年)に大規模な遷座祭を行っており、現在の神社御社殿の外観は概ねこの時にできあがったようです。本格的に始まったのはこの時以降かと思われます

インタビュアー

昭和の半ば頃から神前結婚式を執り行うようになったのですね。境内は清々しい空気に満ちていて、社殿の落ち着いた雰囲気が素敵です。

賀茂神社天満ならではのメリットなどはありますか

賀茂神社天満宮の神前結婚式ならではのメリットを教えてください

権禰宜

当社の社頭における神前結婚式は、ご神前にお供え頂く御初穂料により4通りのタイプをご用意しております。

形式 料金 内容
35,000円 奉告祭・二人だけの挙式
50,000円 スタンダードタイプ
80,000円 奉幣行事あり
寿 100,000円 奉幣、雅楽生演奏あり

この内、「結」「寿」の種目にある「奉幣行事(ほうへいぎょうじ)」というのが、あまり他の神前結婚式では見られない行事ではないかと思います。

これは新郎新婦お二人で一緒に、御幣(ごへい)をご祭神に対しお供えして頂くという内容です。別に難しいものではありませんが、これには伊弉諾神・伊弉冉神がご夫婦として初めて国を生み、多くの神々を生み出されたという故事に因み、挙式の場で夫婦として初めて共同で作業をして頂くという意味がございます

こうした行事を経ることで、新たに夫婦となられるお二人の和合と、ご両家様の益々のご発展をお祈りいたします。

インタビュアー

こちらの神社では「奉幣行事」を取り入れていらっしゃるのですね。「初めての夫婦の共同作業」という意味でも、気持ちも引き締まる行事だと思います。

賀茂神社天満宮における神前式の流れを教えてください

賀茂神社天満宮における神前結婚式の流れを教えてください

権禰宜

  • 着席  …新郎新婦は先に、次いでご両家親族
  • 修祓  …お清めのお祓い(一同ご低頭願います)
  • 祝詞奏上 …此の間一同ご低頭願います
  • 夫婦盃の儀 …三三九度の盃
  • 指輪交換の儀 …新郎・新婦指輪の交換
  • 誓詞奏上 …新郎・新婦神前に誓いの言葉を奏上
  • 玉串奉奠 …新郎・新婦、次いで媒酌人玉串奉奠
  • 親族盃の儀 …一同起立の上乾杯
  • 祝辞 …一言お祝いの言葉を申し上げます
  • 退席 …順次ご退席

挙式所要時間は約30分になります。

以上のような流れになりますが、先程触れましたように「結」「寿」をお選び頂いた場合、「奉幣行事」が追加されます。次第としましては「修祓」の後になります。

また、雅楽は「着席」「夫婦盃の儀」「指輪交換の儀」「玉串奉奠」「退席」の場面で演奏されます。

親族紹介をされる場合は「祝辞」の後で行われます。

インタビュアー

お清めのお祓いからはじまり、神社ならではの儀式が続きますね。静謐な雰囲気の中で挙げるお式は、きっと一生の思い出になることでしょう。

神前結婚式にまつわる印象深いエピソードはありますか

権禰宜

人生の新しい門出を迎えられた喜びと、神前結婚式ならではの厳かな雰囲気に感動されたからでしょうか、式の最中、新婦さんとそのご親族の方々が揃って号泣されたことがございました。

結婚式の主人公は、勿論新しく夫婦になられるお二人であるわけですが、その新たな門出を祝福し、司式させて頂く立場としても、お慶び頂くことが大きな励みとなります。

この神社で結婚式をしてお祝いをした、という慶びを夫婦となられてからもずっと人生の記念として覚えておいて頂けると有難いですね。

インタビュアー

感極まっての涙でしょうか。新郎新婦だけでなく、参列されている方々にとっても感慨深いお式になったことが伝わってくるエピソードですね。

神前結婚式の申込予約や料金について

賀茂神社天満宮の神前結婚式の予約申し込みや費用

神前結婚式の予約申し込みはいつ頃から可能ですか

権禰宜

早い場合ですと1年も前から予約される方もいらっしゃいますが、大体半年から3カ月前までといった方が多いのではないでしょうか。

時季的にはゴールデンウィーク頃に集中することが多いように思いますが、ご検討の場合、早めにご連絡を頂けましたら仮予約という形でご希望の日にちを押さえておくことも可能です。

なお、先程ご紹介した4通りのタイプの内、「寿」は雅楽の生演奏がつきますので、楽の奏者の手配の関係上、遅くとも必ず1か月前までには予約の確定をお願いしております。 

インタビュアー

ゴールデンウィーク頃が人気なんですね。希望の日時を押さえるためにも、なるべく早めに予約の申し込みをしておいたほうがよさそうですね。

毎年、何組ほど挙式が行われますか

権禰宜

社頭でされる方は年間を通してそれ程多くはありません。10組程でしょうか。

インタビュアー

そうなんですね。雨天の場合いかがでしょう。挙式することは可能ですか?

権禰宜

はい、可能です。

インタビュアー

当日の天気を気にされる方も多いでしょうから、雨天でもご対応頂けるのは有難いですね。

挙式申し込みまでの流れを教えてください

賀茂神社天満宮の神前結婚式の申し込みについて教えてください

権禰宜

ご予定の日が決まりましたら、先ずご連絡下さい。祭事や祈願の予約等も入って参りますので、できる限り早めのご連絡・ご相談を頂ければと思います。日程の調整を致します。

日時が決定しましたら、新郎新婦ご両家様のそれぞれの参列者数を決めて頂きます。社頭結婚式の場合、神社の拝殿が式場になりますが、収容人数が限られております。ご両家合わせて40名以内なら問題ないですが、この人数を超えますと全員の着席が厳しいですので、そうした場合はご相談頂きたいと思います。

披露宴会場については、ご指定がなければ当社でご紹介もできますが、別途ご自由に手配頂いております。そして披露宴会場の手配と並行して、衣装合わせ等の準備を進めて頂ければと思います。

また、挙式1カ月前までには一度当社へ足を運んで頂きまして、実際に会場をご覧頂く等しての最終打ち合わせを行います。

インタビュアー

親族と友人あわせて約20名ほど声をかけられると考えると、呼びたい人には声をかけられてアットホームな挙式が行えそうです!

いずれにせよ、挙式の時期を決めたら早めに予約しておいたほうが安心ですね。

賀茂神社天満宮の神前結婚式における予約について

神前結婚式に関する問い合わせ・予約は以下の電話またはホームページから行ってください。

電話番号 0859-22-5780
FAX 0859-22-5799
公式サイト http://www.kamoten.org/

貸衣装、着付け、ヘアメイク、写真などはお願いできますか

権禰宜

ご希望がございましたら、神社の方で手配を致します。着付け等はご希望があれば、神社の和室をお貸しすることが可能ですので、打ち合わせの折にでもご相談下さい。

インタビュアー

お仕度の手配もお任せできるのはうれしいです!お式を挙げる会場の傍でお仕度ができるので、スムーズにお式に臨めそうですね。

ご夫婦、または参列者の方からの感想について教えてください

賀茂神社天満宮で神前結婚式を挙げたご夫婦や参列者からの口コミ

権禰宜

「式自体が大変厳かで、すがすがしい気持ちで人生の新たな門出を迎えられた」
「雅楽の生演奏に感動した」
「自分達だけでなく、参列した親族皆の記念になった」
「新しい命を授かったら初宮詣での祈願で、またお参りしたい」

等のお慶びの声をお寄せ頂いております。

インタビュアー

神前結婚式でないと味わえない、厳かな雰囲気や雅楽の生演奏などに感動される方が多いようですね。また、お式の後も神社とのご縁が途切れず続いていくのも素敵です。

賀茂神社天満宮について

賀茂神社天満宮について

賀茂神社天満宮はどのような神社か教えてください

権禰宜

当社の創建年代は不詳ですが、おおよそ室町時代には現在の地に鎮座していたと考えられます。米子市内の観光スポットの一つ、米子城跡の山を「賀茂三笠山」といい、神様がお鎮まりになる神体山として、京都の上賀茂神社よりご祭神を勧請して創建されたようです。

米子最古の神社といわれ、米子鎮守の神様として代々の米子城主からも崇敬され、社殿の建立や修復等の寄進があり、祈願所として保護を受けて参りました。

昭和36年(1961年)に市内にあった稲荷神社天満宮を合祀し、社名を「賀茂神社天満宮」と改めました。米子市内で菅原道真公(天神様)をお祀りする神社は多数ありますが、現在神社名として天満宮を名乗っているのは当社のみとなっております。そのためか、学問の神様としての御神徳を慕って特に受験シーズンになりますと、合格祈願のため多数の受験生の方のお参りを頂いております。

また、当社は「米子(よなご)」という地名が発祥した縁ある神社と言い伝えられております。戦国時代頃まで、当社の周辺は「賀茂の浦」と呼ばれていました。

その頃、野田翁次郎という人が老年になっても子宝に恵まれず、当社の境内にある井戸水で身を清め、ご祭神に祈願した所、88歳で子供に恵まれたといいます。このことが稀代の霊験として評判になり、「八十八の子」にちなんで米子という地名が誕生したということです。

以上のような由緒で、京都の上賀茂神社(賀茂別雷神社)・稲荷神社・天満宮を主祭神としてお祀りする関係上、商売繁盛、試験合格、学業成就、開運厄除、電気等の生活守護等が主なご神徳ですが、米子の地名発祥の伝説の話から夫婦円満や安産の信仰も篤く、お子様の健やかな成長を祈願しての初宮詣でや七五三の祈願でお参りになる方も大勢いらっしゃいます。

結婚式は新たな家庭を築かれる第一歩となるのかと思いますが、こうした由緒から、これから夫婦となられる一組でも多くのカップルの方々に、当社での結婚式をきっかけとしてご縁を結んで頂きたいと考えております。

インタビュアー

「米子」という地名ができたエピソードは面白いですね。安産や夫婦円満の御利益を求めて参拝される方が多いのも頷けます。そのほかにも、さまざまな御利益があるのもうれしいですね。

賀茂神社天満宮を訪れた場合の見どころなどはありますか

権禰宜

境内の“米子名水「宮水」”ですね。米子の地名発祥の所でご紹介した境内の井戸水というのがこれに当たります。米子と称されるまでの呼び名であった賀茂の浦という地名から、昔はこの辺りは海辺であったと考えられます。

実際、あまり目にはつきませんが、境内の一部に岩盤が剥き出しになっている場所もあります。このような岩盤が重なり合ってできた地層に、神体山として崇拝されてきた賀茂三笠山等に浸透した水が浄化され、境内地に湧き出したのではないでしょうか。

「いにしえゆ 岩間くぐりて湧く水の 千代にたやさぬ 賀茂の宮水」という古歌からも、往古より当社境内地にこの宮水が湧き出ていたことが窺われます。昔に比べますと湧き水の量は減っているようですが、上水道が普及するまでは飲料水として町の方々にも親しまれていました。

現在でも、神社参拝の折にお手持ちの容器に宮水を汲んで行かれる方がいらっしゃいます。宮水への信仰は未だにずっと生き続けているといえるでしょう。

なお、米子という地名発祥の伝説に因んで、毎年八月十八日に「宮水祭」という神事を執り行っております。

インタビュアー

この辺りは海辺だったんですか!びっくりです。こちらの神社は、雄大な自然の悠久さを感じる場所でもあるのですね。

水というのは生きるために欠かせないものでもありますから、宮水への信仰が今でも続いているというのは感慨深いものがありますね。私もぜひ宮水を頂いてみたいと思います!

結婚が決まったカップルへメッセージ

結婚が決まったカップルへメッセージ

権禰宜

当社は、米子という地名発祥ゆかりの神社です。そこから「物事の始め」ゆえに「新しい人生のスタート」を歩み始める結婚式を挙げられるのには最適ではないかと考えております。

JR米子駅からも比較的近く、交通の便も良いことから、年間を通して県内外からも多くの参拝者がお見えになります。県内在住の方に限らず、「新しい人生の出発」を「事の始まり神社」の神様の大前で、御神威のまにまに「固く結ぶ」ご祈念をお考えのカップルの皆さんには、是非当社での神前結婚式についてご一考頂ければと思います。

インタビュアー

本日はお忙しい中、貴重な話を伺うことができました。ありがとうございました。

賀茂神社天満宮の基本情報

住所 〒683-0823
鳥取県米子市加茂町2-212
電話番号 0859-22-5780
FAX 0859-22-5799
公式サイト http://www.kamoten.org/

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