あまごの里で釣りと本格派の川魚料理を堪能するデート|愛媛県大洲市の釣り堀

本記事では、愛媛県大洲市河辺町にある「釣り堀 あまごの里」で釣りを楽しみ、新鮮な川魚料理に舌鼓を打ってから、近隣の魅力あるスポットも巡るデートプランを紹介します。

あまごの里では、水と空気の綺麗な里山の環境の中、釣り堀でイワナやアマゴ(アメノウオ)、ニジマスといった渓流魚を釣ることが可能。釣り上げた魚はすぐに調理してもらえ、本格派の川魚料理も楽しめます。

まったくの釣り初心者カップルが手ぶらで訪れても、釣りと川魚料理を満喫できる施設なんですよ。本格的な渓流釣りを体験する前に、ターゲットの魚について学ぶチャンスにもなりますね。

また、あまごの里周辺には、美肌の湯として名高い天然温泉や、地元名産品やお土産がそろう道の駅もあって、デート中のカップルが釣り堀とあわせて楽しめるスポットも豊富です。

仕事や雑事に追われ、日々忙しい思いをしている二人には、リフレッシュして生き返るような一日になると思います。大洲市界隈でのデートを計画中のカップルは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:全て
おすすめカップル:釣りに興味がある、自然が好き、魚料理が好き
どんなデート?:釣り堀、渓流魚、川魚料理、温泉、道の駅、産直野菜、美術館、浮世絵

概要:釣り堀と新鮮な川魚料理を満喫するデートプラン

今回のデートプランでは、愛媛県大洲市の山間部にある「釣り堀 あまごの里」で釣りと、本格的な川魚料理を味わった後、地元の人気スポットを訪れて、二人でリラックスする流れを考えてみました。

今回訪れるデートスポット
釣り堀 あまごの里
周辺のデートスポット

・小薮(おやぶ)温泉
・道の駅 清流の里ひじかわ
・大洲市立肱川(ひじかわ) 歌麿館

ランチにおすすめのお店
(釣り堀 あまごの里で本格川魚料理を賞味)

大洲市河辺町に位置するあまごの里は、創業から40年ほどを経た老舗の釣り堀。イワナ・アマゴ・ニジマスの養殖場も兼ねていて、本格的な川魚料理を堪能できるスポットとしても人気があるんですよ。

竿と餌も用意されているので、釣り初心者のカップルが手ぶらで訪れても、手軽に釣り堀でのレジャーを楽しめます。二人でお喋りしながら魚を釣り上げたり、針から外したりするのも楽しいひと時です。

何より、釣れたての魚は、刺し身やフライ、塩焼きなど本格的な川魚料理に調理してもらえ、すぐそばでいただけます。自然の中で、自分たちで釣った新鮮な魚をプロの技で味わえるなんて、とっても贅沢ですよね。

ランチに川魚料理を満喫したら、県道55号線(小田河辺大洲線)を30分ほど下り、「道の駅 清流の里ひじかわ」を訪ねてみましょう。地場の新鮮野菜や名産品がそろい、おうちデートの買い出しもできますよ。

道の駅界隈には、大正期の木造建築が美しいレトロな「小薮(おやぶ)温泉」もあり、日帰り入浴も可能。デートの〆を山深い天然温泉にしてみれば、非日常感たっぷりの素敵なエンディングになります。

ここからは、今回のデートのメインとなる「釣り堀 あまごの里」について、詳しく見ていきましょう。

本格川魚料理も宿泊も楽しめる「釣り堀 あまごの里」

「釣り堀あまごの里」の養殖池(釣り堀)で釣りを楽しむ様子(その1)

「釣り堀 あまごの里」は、松山自動車道の内子五十崎ICから1時間ほど走った山間部にあります。立地している愛媛県大洲市河辺町は、水と空気がとても綺麗で、里山の雰囲気が濃厚な土地です。

あまごの里の養殖池(釣り堀)では、イワナとアマゴ、ニジマスを釣ることができますよ。養殖場を兼ねているので、初めて訪れた方は、魚影がとても濃いことに驚くことでしょう。

ニジマス、とりわけ小さめの魚体ならば、用意された竿と練り餌で、未経験者も容易に釣り上げられますよ。あまごの里で育った渓流魚は、独特の臭み・クセがまったくないことが特徴です。

今回は、そんな「釣り堀 あまごの里」の代表を務められる梅木さんにインタビュー取材を行い、同施設の特徴や魅力について、お話しを伺いました。

綺麗な水と空気が自慢の山間部!誰もが楽しめる老舗の釣り堀

編集部

今回初めて伺いましたが、目の前を通る県道55号線(小田河辺大洲線)が予想以上に本格的な山道の雰囲気でした。最初に「釣り堀 あまごの里」の概要・あらましについて、お話しください。

梅木さん

あまごの里は、松山自動車道の内子五十崎ICから車で約1時間の山間部に位置します。40年ほど前に先々代が、「過疎の進む町に一人でも多くの方が訪れてくれるように!」と願い、開業しました。

釣り堀は3×8m程度の池が7つありまして、イワナとアマゴ、ニジマスを釣ることができます。養殖施設を兼ねているため、10cmほどの小さな魚から40cmを越える大きな魚まで、いろいろなサイズの魚がいるんですよ。

「釣り堀あまごの里」の養殖池(釣り堀)(その1)
▲養殖施設を兼ねている釣り堀。水の透明度が高く、魚影が濃い

編集部

梅木さんが3代目ということで、老舗の釣り堀なんですね。養殖池の水の透明度が高いこと、魚影が濃いことに感心します。目の前を流れる綺麗な渓流の水をそのまま引き込んでいると伺いました。

あまごの里で心掛けていることや、モットーは何でしょうか?

梅木さん

子供さんや親子連れの方、釣りをするのが初めての方にも楽しんでいただけるよう心掛けています。

あまごの里では、釣り堀で魚釣りをして、釣った魚をフライや塩焼きで召し上がることが可能です。獲れたての魚の美味しさと、自分で釣った魚を食べる充実感、食育にも適した経験ができますよ。

「釣り堀あまごの里」で提供される定食の一例(その1)
▲釣り上げた魚は、その場で本格派の川魚料理に調理してもらえる。定食の一例

編集部

小学生のころ、釣りが趣味だった父にニジマスがいる釣り堀に時折連れて行ってもらいました。釣り上げた魚を針から外す時、水を張ったバケツに移す時、手を通して魚の確かな生命力を感じたことを覚えています。

自分たちで捌いて内蔵を処理し、塩焼きにしてその場で食べましたが、新鮮な魚の美味しさに感動すると同時に、さっきまで命あったものをいただいているんだな、という感慨を毎回覚えていました。

デートの一環で訪れて、初めて釣りを経験するカップルも、あまごの里では同じような感覚を覚えるのだろうなと思います。

50cm超えの大物も生育!イワナ・アマゴ・ニジマスが釣れる

編集部

先に少し触れられましたが、「釣り堀 あまごの里」で釣れる魚は、イワナとアマゴ、ニジマスの3種類で、いずれもサケ科の魚ですよね?それぞれの魚について、簡単にご紹介をお願いします。

梅木さん

あまごの里では、清流の女王とも呼ばれるアマゴ(アメノウオ)を始め、ニジマス、そして四国では珍しいイワナを釣ることができます。50cmを越えるような大きなイワナもいるんですよ。

アマゴはヤマメに近い魚で、身は鮭に近いサーモンピンクをしています。川魚が苦手な方でも食べられると言われるほどあっさりとしていて、癖のない旨みが特徴です。

「釣り堀あまごの里」で釣れるアマゴ(アメノウオ)
▲清流の女王とも呼ばれるアマゴ(アメノウオ)

ニジマスは本来外来魚であり、太平洋東岸とカムチャッカ半島辺りが原産となります。エラから尾びれにかけての体側部にある、赤~赤紫色の模様が特徴ですね。3種の中では、最もポピュラーでしょう。

「釣り堀あまごの里」で釣れるニジマス
▲初心者にも釣りやすいニジマス

イワナは背部から側面にかけて、多数の白い斑点が散らばります。夏でも水温が15℃以下の冷たい水を好み、渓流でも最上流に生息する魚です。淡白な味の白身は、ヤマメと並び賞されていますよ。

「釣り堀あまごの里」で釣れるイワナ
▲渓流でも最上流に生息するイワナ

公式サイトにも、釣れる3種類の魚について、整理して解説しておきましたので、ぜひご一読ください。

>>「釣り堀 あまごの里」公式サイト「魚の紹介」

編集部

50cm越えのイワナを釣ったら、デート中のカップルも感動モノでしょうね。とりわけイワナは警戒心が強い魚だそうで、渓流釣りでは難易度が高いと耳にしたことがあります。

手ぶらデートでも気軽に楽しめる!釣り初心者はニジマスから狙う

編集部

「釣り堀 あまごの里」では、釣り初体験の方でも楽しめるよう心掛けられているとお話しがありました。実際に未経験者や女性のお客さまの場合、多少ハードルが高いことはありませんか?

梅木さん

大丈夫ですよ。初心者の方も手軽に釣り体験ができるので、手ぶらでお越しください。竿は竹竿を、餌は練り餌を無料でご用意しています。魚を持ち帰る際は、氷や袋は無料ですが、保冷バックのみ有料です。

大きな魚は釣り上げるのに力が要るため、お客さまによっては多少難しいかもしれません。小さな魚であれば、3歳くらいの子供さんでも釣り上げることができますよ。

編集部

それならば、釣り初心者カップルも、本当に手ぶらでお邪魔できます。確かに、大きな魚は引きも強いですから、デート中の二人が協力して釣り上げるチャンスですよね。

梅木さん

釣った魚を針から上手く外せない時など、お声掛けいただければ、スタッフがお手伝いも可能ですよ。

魚が釣り針を喉の奥まで飲み込んだ場合、どうしても血が流れ、服が汚れる場合があります。念のため、汚れても大丈夫な服装でお越しになると、より気軽に楽しめるでしょう。

「釣り堀あまごの里」の養殖池(釣り堀)で釣りを楽しむ様子(その2)
▲念のため、汚れても大丈夫な服装にしておけば、よりリラックスして釣りを楽しめる

編集部

魚が餌に食い付いているのに、釣り初心者が魚の捕食に気付くのが遅れてしまうと、魚が釣り針を喉の奥まで飲み込むリスクが高まります。初心者ほど、汚れても大丈夫な格好で来た方がいいですね。

あと、大きく成長した魚は、天敵からも長く逃れてきたわけで、小さな魚より警戒心が強いのかも知れません。

梅木さん

そうですね。大きな魚は、長年釣られなかったからこそ大きくなっているわけで、小さな魚よりは釣り難いと考えていいでしょう。ニジマスは釣りやすいですが、アマゴやイワナは警戒心が強いですよ。

編集部

なるほど、釣り初心者カップルの場合、まずは小ぶりなニジマスを狙っていくのがよさそうですね。

料理代のみで釣り代なし!豊富なメニューの本格川魚料理を堪能

編集部

「釣り堀 あまごの里」で釣り上げた3種類の渓流魚は、その場でいただくことができるのですよね?おもなメニュー(調理法)について教えてください。

梅木さん

釣った魚は、どれもすぐそばで食べることができます。大きな魚はお刺身やフライに、小さめの魚は塩焼きや唐揚げで召し上がれます。あまごの里の塩焼きは、すべて炭火で焼いているんですよ。

一般的な釣り堀では、釣れた魚は塩焼きや唐揚げで供されることが多いでしょう。私どもではそれらに加えて、刺身やフライ、南蛮漬け、バター焼き、骨酒、川魚のイクラ丼などもお出しできます。

「釣り堀あまごの里」で提供される定食の一例(その2)
▲定食であれば、一通りの人気メニューをいただける

公式サイトにメニューや料金を掲載していますので、ぜひご覧くださいね。

>>「釣り堀 あまごの里」公式サイト「料理」

編集部

プロの本格的な川魚料理を堪能できるわけですね。料理目当てに訪れるお客さまも多いようですが、頷けます。特に人気のメニューはありますか?

梅木さん

一番人気は、甘酸っぱいタレをかけたフライになります。お客さまの中には、これを目当てにリピーターになられている方も多く、フライだけをお皿いっぱいに注文される方もいらっしゃるんです。

また、産卵期の10~2月ころですと、釣った魚に卵が入っていることもあります。その時は、川魚のイクラ丼にして召し上がってみてくださいね。

「釣り堀あまごの里」で提供される「川魚のイクラ丼」
▲10~2月ころに訪れたら、ぜひ「川魚のイクラ丼」をいただいてみたい

編集部

シーズンにはぜひいただいてみたいです。もう美味しいに決まってますから。貴重な川魚の卵を使ったイクラ丼を賞味したいカップルは、産卵期の晩秋~冬にいらっしゃい、という感じですね。

梅木さん

そして、あまごの里でお食事をされる場合、「料理に使う魚はスタッフが網で捕まえても、お客さまが釣り上げても同じ」と考えていますから、料理代のみを頂戴して釣り代はいただきません。

その場合、釣っていただく魚は料理に使用する分だけですので、釣る魚の種類や匹数については、あらかじめご確認くださいね。

編集部

ランチデートで本格派の川魚料理をいただきに来たら、サービスで渓流魚の釣りも楽しめる、そんなイメージなんですね。デート中のカップルにも、ありがたいお話しだと思います。

あまごの里はデート向き!吊り橋効果やギャップ萌えに期待しよう

編集部

カップルがデートで「釣り堀 あまごの里」を訪れる際、梅木さんが魅力だと感じることは何でしょうか?ぜひ個人的な感覚でお聞かせください。

梅木さん

圧倒的に男子目線になりますが、気になる女子を誘って、あまごの里でデートすべき5つの理由を挙げてみますね。

  • 市街地から離れているので、ドライブ中に話しがたくさんできること
  • 本物の自然に触れることができること
  • 費用負担は釣れた魚の代金だけなので、経済的に楽しめること
  • 狭い曲がりくねった山道を通って来るので、道中不安を感じ、吊り橋効果(※1)を期待できること
  • 魚が釣れた瞬間には素の性格が出やすいため、 ギャップ萌え(※2)を期待できること

(※1)恐怖や緊張からくるドキドキ感を、一緒にいる異性への恋と勘違いするという心理効果のこと
(※2)相手が自分が思っていたのと違うタイプだったり、普段見られない一面を見て、その差(ギャップ)にときめきを感じること

編集部

男子としては、すごく共感できる理由ばかりです。特にギャップ萌えは、ありがちだと思います。普段クールな雰囲気を漂わせている女子が、釣れた途端に興奮してヒャーヒャー騒ぎ出したり(笑)。

反対に、いつもは目立たない男子が、釣った魚が針を深く飲み込んだのをテキパキ処理してあげたりすると、女子の目線が俄然変わるかも知れませんね。

ちなみに、あまごの里の近所にも、デート中のカップルが訪ねておくとよい場所がありましたら、ご紹介をお願いします。

梅木さん

すぐ前を綺麗な渓流が流れていますから、釣った魚を召し上がった後、散策してみるといいでしょう。

「釣り堀 あまごの里」のすぐ前を流れる渓流
▲「釣り堀 あまごの里」のすぐ前には、澄んだ渓流が流れる。池の水が綺麗なのは、こちらの水を引き込んでいるから

また、近くの川沿いには、古い屋根付き橋がいくつかあり、そちらでたたずむのも風情がありますよ。

「釣り堀 あまごの里」近くに架かる屋根付き橋(紅葉時期の帯江橋)
▲美しい渓流に架かる屋根付き橋(帯江橋)。まるで「マディソン郡の橋」のよう

編集部

水と空気が綺麗な里山の雰囲気ですね。大洲市内には屋根付橋が8つ現存していて、「浪漫八橋」として知られていると聞きました。小説「マディソン郡の橋」が発表されてから、密かな人気になったとか。

先に古い屋根付き橋を1つ見てきましたが、欧州や北米の田舎にありそうな、雰囲気のある橋でした。

一日一組限定!宿泊して満天の星と薪で焚くお風呂も満喫しよう

編集部

「釣り堀 あまごの里」は、実は宿泊もできる施設だと耳にしています。実際に可能なのでしょうか?

梅木さん

可能です。民宿も同じ場所で営んでいます。小さな民宿なので、一日一組さま限定です。薪で焚くお風呂が好評で、田舎の実家に戻ったような、のんびりとした時間を感じていただけますよ。

編集部

一日一組限定ならば、しっかり予約をしてから訪れねばなりませんね。1泊2食付きで一人6,000円と伺いましたが、とっても良心的な価格設定だと感じます。これはお泊りデートの計画もアリでしょう。

【宿泊について】
・料金:1泊2食付き 6,000円
・予約:電話(0893-39-2915)、Web(楽天トラベル「あまごの里」

宿泊するからこそ楽しめるポイントなどがあれば、ぜひ教えてください。

梅木さん

あまごの里は山間部にあるので、夜は真っ暗な世界です。山々に囲まれて、空は少し狭いですが、満天の星を眺めることができますよ。

あと、車で10分ほど走ったところがホタルの群生地です。例年6月になると、屋根付き橋の上から無数の蛍の乱舞を観賞できます。

「釣り堀 あまごの里」近くに架かる屋根付き橋(初夏~晩夏)
▲雰囲気満点の屋根付き橋から、幻想的なホタルの乱舞を眺める。映画の一コマになりそう

編集部

ホタルが生息する里山なんですね。6月にお泊りデートを設定するのもいいかも知れません。まさに幻想的な、初夏の里山の夜をカップルで堪能できますね。

「釣り堀 あまごの里」の口コミ・評価をチェック!

編集部

「釣り堀 あまごの里」を訪れた皆さんから、しばしばお耳にされる感想などがありましたら、教えていただけますか?

梅木さん

釣り堀を楽しまれた方からは、「簡単なので、誰にでも釣れます」「アマゴのフライが最高」「川魚の刺身は、甘みがあって美味しいです」などのお声をよくお聞きします。

宿泊された方からは、「部屋は渓流の音が心地よく聞こえ、雰囲気がいいです」「薪で焚いたお風呂が珍しく、芯までポカポカに温まれます」「食事は美味しい川魚料理で、塩焼きや甘露煮が絶品」などのお声が多いです。

「釣り堀あまごの里」のお土産として人気の「アマゴ(アメノウオ)の甘露煮」
▲ファンが多い「アマゴ(アメノウオ)の甘露煮」は、お土産として買って帰ることもできる

編集部

皆さん、釣りと川魚料理を堪能されている印象ですね。ますます一度宿泊したくなりました。

余談ですが、人気の「アマゴ(アメノウオ)の甘露煮」とシェリー酒は、絶妙にマッチするとお聞きしています。お土産として売っているアマゴの甘露煮は、おうちデートのお供にもぴったりだと思いました。

「料理目当てで来たくなる!」「コスパ抜群!」の声も多数

GoogleやSNS上に残されていた、あまごの里についての口コミ・評価を編集部でも見かけました。デートの参考になりそうなものもあったので、いくつか要約して紹介します。

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川魚料理が大変美味しい!料理目的で来たくなる釣り堀。
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釣り堀も料理もコスパが素晴らしい!山間部だけど、ぜひまた来たい。
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初訪問でニジマスとイワナが釣れて、とっても感動した!

全般的に高評価の釣り堀です。本格的な川魚料理と初心者でも楽しめる釣りには、果たして多くのお客さまが喜んでいました。リピートして訪れたいという方も目立ちます。

カップルがデートで初めてあまごの里を訪れたとしたら、自然が豊富なことに驚き、もっと早く来ておけばよかった、と感じることも多いだろうなと思いました。

「釣り堀 あまごの里」からカップルへのメッセージ

編集部

「釣り堀 あまごの里」を長年営まれてきたわけですが、梅木さんの記憶に残るエピソードなどはありますか?もしありましたら、ぜひお聞かせください。

梅木さん

長年来てくださっているお客さまのお話しです。お二人で付き合っているころから、年に何度か来ていただいてました。その後、ご結婚されて子供さんができ、子供さんも一緒に来られるようになったんです。

そして、子供さんも成長され、今では子供さんのご結婚相手も一緒に来られるようになりました。あまごの里には、こんなお客さまが何組もいらっしゃいます。

別々に年賀状を差し上げていたお客さまが、いつの間にか結婚されて同じ宛先にお送りするようになった、ということもあるんですよ。

山間に建つ「釣り堀あまごの里」の建物外観と渓流
▲まるで田舎の実家のような雰囲気が漂う

編集部

カップルやご家族で、長年のリピーターさんになっている方々も多いようですね。田舎のおばあちゃんの家に戻って来たような、安心感と非日常感を味わえることも魅力なのではないでしょうか。

最後になりますが、これからデートの一環であまごの里を訪れることを検討しているカップルに向けて、メッセージをお願いします。

梅木さん

自然の中で魚を釣るという体験は、普段の街中のデートでは見られない相手の姿を見る機会にもなると思います。

道中の狭い山道を不安になりながら車を走らせる時間も、魚がなかなか釣れない時間も、釣った魚が元気過ぎてなかなか掴めずアタフタしている時間も、お二人の相性を測るいい時間になるでしょう。

普段と違う場所で、普段とは違う時間を、ぜひ楽しんでください。

編集部

カップルへの心強い励ましのお言葉、どうもありがとうございます(笑)。確かに、非日常の時間・空間であればこそ、素の相手を見られることが多いと感じますね。

梅木さん、本日は楽しいお話しをたくさん聞かせていただき、大変ありがとうございました。

「釣り堀 あまごの里」の基本情報



住所 〒797-1608
愛媛県大洲市河辺町北平4293
電話 0893-39-2915
アクセス 【車】
(松山自動車道)内子五十崎ICから約60分

【公共交通機関】
(JR予讃線・JR内子線)伊予大洲駅で下車して宇和島バスを利用・鹿野川まで約45分・鹿野川から大洲市営バスを利用して約20分
※バスは運行本数が非常に少ないため、車の利用を推奨
駐車場 無料駐車場あり
※普通車10台分。先着順
営業時間 10:00~17:00
※変更になる場合あり
定休日 年末年始(12/31~1/2)
※臨時休業の場合があるので、公式サイトで都度確認のこと
予約 (釣り堀・食事)必要
※昨今の社会情勢を考慮して、暫定で電話予約制としている
※電話:0893-39-2915


(宿泊)必要
※電話:0893-39-2915 / Web:楽天トラベル「あまごの里」
料金 (釣り堀)釣り上げた魚はすべて1,500円/kgで買い取り
※釣り竿レンタルと餌は無料
※つり上げた魚を三枚下ろしにするサービスや、持ち帰り用の氷・袋は無料
※釣り上げた魚をその場で食べる場合、料理代金の負担のみで可(買い取り代金不要)


(食事)コース料理:一人1,700~2,000円、単品料理:150~500円程度・時価

(宿泊)1泊2食付き:一人6,000円
公式サイト http://www17.plala.or.jp/amagonosato/
公式SNS なし

※最新の情報は公式サイト等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

「釣り堀 あまごの里」と一緒に訪れるデートスポット

ここからは、「釣り堀 あまごの里」を訪ねる前後に訪れたい、周辺のデートスポットを紹介します。せっかく自然豊かな大洲市河辺町に足を運ぶので、非日常の時間・空間でリラックスしましょう。

おすすめのデートスポット

美肌の湯が人気!インスタ映えするノスタルジックな「小薮温泉」

「小薮(おやぶ)温泉」は、「釣り堀 あまごの里」から山道を車で30分強行った場所にあります。山間の渓流のほとりに建つ、美肌の湯で人気の家庭的な雰囲気の温泉旅館で、日帰り入浴も可能ですよ。

大正期に建てられた木造本館は、国の有形文化財にも登録されていて、インスタ映えする一枚が撮れそう。レトロな調度をあつらえた館内も、ノスタルジックで魅力的な空間となっています。

あまごの里で釣りとランチを満喫した後、デートの〆に訪れるのもおすすめです。桧風呂(男湯)と岩風呂(女湯)があり、大きな窓から四季折々の自然を楽しめ、露天風呂気分を味わえますよ。

公式URL:小薮温泉

おうちデートの買い出しにも使える「道の駅 清流の里ひじかわ」

「道の駅 清流の里ひじかわ」は、この地域では貴重な複合商業施設。「釣り堀 あまごの里」から向かうと、「小薮温泉」の手前です。スーパーマーケットや地元産品の販売所、食事処などからなります。

採れたての地場野菜や地元名産品などをリーズナブルな価格で入手できて、おうちデートの買い出しにも便利。地元産のトマトや原木シイタケ、イチゴ(紅ほっぺ)、八女茶などが特に人気なんですよ。

道の駅の建物は、ウッディで温かみがあり、開放的な造りになっています。ゆったりくつろげる雰囲気で、お手洗いも広くて清潔ですから、ドライブデートの休憩ポイントとしてもぴったりでしょう。

公式URL:道の駅 清流の里ひじかわ

世界で4枚だけ現存する版木が2枚ある「大洲市立肱川 歌麿館」

「小薮温泉」や「道の駅 清流の里ひじかわ」から数kmの位置にある「大洲市立肱川(ひじかわ) 歌麿館」は、江戸期の浮世絵の巨匠・喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の貴重な版木が所蔵されているという美術館。

現存が確認されている歌麿の版木(浮世絵を刷るための原版)は、世界中でわずか4枚だけ。内2枚が大洲市肱川町で発見されており、こちら歌麿館で保管・展示されているんですよ。

歌麿館では、浮世絵の発達・歴史がパネルで紹介され、歌麿をプロデュースした蔦屋(つたや)重三郎の店「蔦屋耕書堂」が復元されています。歴史や美術に興味があるカップルは、ぜひ立ち寄ってみてください。

公式URL:大洲市立肱川 歌麿館

まとめ:山間の里で釣りと本格川魚料理を満喫する一日

「釣り堀あまごの里」の養殖池(釣り堀)(その2)

この記事では、愛媛県大洲市河辺町にある「釣り堀 あまごの里」で釣りを体験し、新鮮な川魚料理に舌鼓を打ってから、魅力あふれる周辺のスポットにも立ち寄るデートプランを紹介しました。

あまごの里は、デート中の釣り初心者カップルが手ぶらで訪れても、イワナやアマゴ、ニジマス釣りを楽しめます。採り上げた魚は、本格派の川魚料理に調理してもらえ、その美味しさに誰もがびっくり。

自然あふれる山間の釣り堀には、田舎のおばあちゃんの家に遊びに行った時のような、温かみと懐かしさがいっぱいです。日々忙しい二人には、ホッと生き返るような一日になると思いますよ。