帯広市で”映え”スポット巡りデート。十勝エリアも楽しめるおすすめルート|北海道

今回ご紹介するデートプランは、帯広観光コンベンション協会の職員である山口さんにお尋ねした情報を元に作成した、北海道帯広市の撮影スポットをめぐる、"映え"デートプランです。

1市16町2村を総称した「十勝エリア」の中でも、中心となっているのが帯広市です。農業が盛んで、市内には広大な田畑が広がっていますが、中心部では商業施設や飲食店も充実しており、自然と都市のバランスが良い地域です。

地元産の食材にこだわった飲食店やお菓子屋も多く、北海道のグルメも楽しめます。今回はそんな帯広市の"映え"スポットを巡りながら、周辺の十勝エリアも楽しめるデートコースを考えました。ぜひ、参考にしてください。

帯広市の"映え"スポット巡りおすすめルート

今回ご紹介するのは、車で周るルートです。出発地となる帯広駅の周辺にはいくつかレンタカー屋もあるので活用すると良いでしょう。とかち帯広空港から帯広駅までは、帯広市内連絡バスで約40分で行くことができます。

おすすめ"映え"スポット1「愛国駅」

愛国駅の駅舎
▲駅舎は「交通記念館」になっており、国鉄時代の駅員の制服や列車の部品などが展示されている

「愛国駅」はかつて廃線になった旧国鉄広尾線の駅として使われていました。現在は「交通記念館」として生まれ変わり、館内には当時の切符や駅員の制服、列車の部品のパネルなどが展示されています。

駅舎の隣には、「愛国から幸福ゆき」の切符の形をかたどったモニュメントや、ハート形の噴水もあるので、撮影スポットとしても人気があります。二人の旅の記念撮影をするのにもぴったりです。

愛国駅にあるSLの写真
▲駅舎の前にはSLが展示されている。冬季はブルーシートで覆われ見学ができないので注意を

冬季はSLが見学できなかったり、交通記念館の開館も日曜日のみに限られてしまったりする点には留意してください。

「愛国駅」周辺の観光スポット

愛国駅周辺には「愛国」の名にちなんだ神社や、季節ごとの花々が楽しめるガーデン「十勝ヒルズ」があります。

縁結びの神様に二人の仲を願おう「愛国神社」

愛国駅から車で2分のところに「愛国神社」があります。縁結びの神様が祀られているとあってか、愛国駅に立ち寄ったカップルが必ず訪れるスポットです。

恋みくじや絵馬があるほか、記帳所の参拝者名簿に願いごとを記入すると、御神前に所願成就を祈念して奉納してもらうこともできます。

公式:大正神社(愛国神社ホームページ)

丘の上の色鮮やかなガーデン「十勝ヒルズ」

愛国駅から車で10分ほど走ると、隣町である幕別町(まくべつちょう)の「十勝ヒルズ」に行くことができます。季節ごとに表情を変えるガーデンは、例年4月下旬から10月までの期間限定での開園です。

開園期間中は毎週末にイベントなども行われているほか、過去には「アンブレラスカイ」や、ひまわり畑の黄色と青色のコントラストが美しい"映え"スポット、「どこかにいけるかもしれないドア」などが登場しました。

公式:十勝ヒルズ

「愛国駅」の基本情報(アクセス)

住所 〒089-1181
北海道帯広市愛国町基線39-40
電話番号 0155-22-8600(一般社団法人帯広観光コンベンション協会)
最寄り駅
アクセス
・車:帯広裕自動車道「帯広川西IC」より3分
・バス:十勝バス60広尾線「愛国」下車後、徒歩2分
営業時間 ・駅舎外観:通年24時間見学が可能
・駅舎内(交通記念館):9:00~17:00見学が可能
定休日 ・3月~11月:無休
・12月~2月:日曜日のみ開館
・SL車:冬期間(12月~3月)は、見学不可
参考サイト https://obikan.jp/post_spot/1490/

おすすめ"映え"スポット2「幸福駅」

帯広市にある幸福駅舎の外観

愛国駅から次のスポットである「幸福駅」に向かいましょう。現在は「鉄道公園」として、廃線まで活躍していたディーゼルカーが2両とプラットホーム、駅舎が保存されています。

廃線になる前、愛国駅と幸福駅は旧国鉄広尾線で結ばれており、「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズで有名になりました。幸せを願うカップルで賑わう人気の観光スポットです。通年、日没から20時まではライトアップされた駅舎を見ることもできます。

鳴らすと幸せが訪れるという「幸せの鐘」をふたりで鳴らしたり、駅舎の中に願いごとを記した「幸福ゆき」の切符や絵馬を貼ったりするのが定番です。

各地から訪れた人々の願いごとで駅舎内が一面ピンクに染まっている光景はなかなか圧巻です。ぜひ、駅舎の中でも二人で写真を撮るようにしましょう。

幸福駅の幸せの鐘
▲鳴らせば幸せが訪れるといわれている幸せの鐘は、人気の撮影スポット

カップルにおすすめなのは、模擬結婚式が体験できる「幸福駅ハッピーセレモニー」です。衣装のレンタルのみのセルフプランの場合は、当日でもお申し込みが可能です(12月~3月は完全予約制)

公式:幸福駅ハッピーセレモニー

幸福駅ハッピーセレモニーの様子
▲衣装はレンタルすることができるので旅先での思い出作りにもおすすめ

「幸福駅」周辺の観光スポット

幸福駅周辺には「幸福」の名がついたカフェや神社、またロケーションが自慢のレストランなどがあります。

幸福駅と同じ敷地内にある「カフェ幸福村」

「カフェ幸福村」は、幸福駅の敷地内にあるカフェです。ソフトクリームやドリンクなどの軽食を提供しています。自家焙煎のコーヒーは豆にもこだわった一品なので、ほっと一息ついていくのも良いでしょう。

参考:帯広観光コンベンション協会(カフェ幸福村)

幸せを求めて全国から人々が訪れる「幸福神社」

名前からして訪れると幸せが訪れそうな「幸福神社」は、幸福駅から車で1分、徒歩で15分ほどのところにあります。幸せを求め、幸福駅と一緒に訪れる方が多い人気のスポットです。

大きな神社ではないので、見逃さないようにしっかりお参りして下さい。

参考:帯広観光コンベンション協会(幸福神社)

畑に囲まれたグルメスポット「カフェ イタイラウインズ」

周りが見渡す限り畑ばかりというロケーションの中に佇むのが、「カフェ イタイラウインズ」です。幸福駅からは車で10分ほどの距離にあり、スイーツの盛り合わせなどを食べることができます。

のどかな田園風景を見ながら食事ができるロケーションが自慢のグルメスポットです。グルメと景色を両方収めるような写真が撮れますよ。

参考:食べログ(カフェ イタイラウインズ)

「幸福駅」の基本情報(アクセス)

住所 〒089-1246
北海道帯広市幸福町東1線
電話番号 ・幸福駅について:0155-22-8600(一般社団法人帯広観光コンベンション協会)
・売店について:0155-64-4407(杵淵商店)
最寄り駅
アクセス
・車:帯広広尾自動車道「幸福IC」より1分
・バス:十勝バス60広尾線「幸福」下車後徒歩5分、または空港連絡バス「幸福駅」から徒歩すぐ(※帯広空港行は乗車のみ、帯広空港発は降車のみ)
営業時間 ・駅舎見学:24時間可能
・ライトアップ:日没から20時まで
・売店:9:00~17:30(夏季)、9:30~15:00(冬季)
定休日

・駅舎:定休日なし
・売店:不定休 
※売店は悪天候の場合、休業や営業時間の変更の可能性あり。事前に営業確認の連絡をするのが望ましい

参考サイト https://obikan.jp/post_spot/1491/

おすすめ"映え"スポット3「岩内仙峡」

夏の岩内仙峡
▲夏の時期の「岩内仙峡」。濃い緑と仙峡橋、青い空のコントラストが美しい

「愛の国から幸福」を訪れた後は、季節によってさまざまな色合いの渓流風景が見られる「岩内仙峡(いわないせんきょう)」へ行きましょう。

春は桜やツツジなどの花々、夏は青々とした緑、秋は紅葉と、いつ訪れても朱色のつり橋との対比が美しい景色が楽しめます。つり橋の真ん中で、渓流風景を背景にした写真を撮るのも良いでしょう。

10月上旬の紅葉が見ごろを迎えるころに開かれる「岩内仙峡もみじまつり」では、美しい紅葉と秋の味覚が味わえるほか、歌謡ショーやのど自慢大会なども行われます。見て・食べて・参加できるお祭りなので、タイミングを合わせて訪れるのもいいですね。

参考:帯広市(岩内仙峡もみじまつり)

紅葉の季節の岩内仙峡
▲曇りの日でも紅葉の季節は、赤や黄、緑など様々に色づく木々が美しい景色を見せてくれる

「岩内仙峡」周辺の観光スポット

幸福駅から車で20分ほどのところにある「岩内仙峡」まで足を延ばしたならば、その周辺のスポットにも立ち寄りましょう。

約2,500種の花々や北海道の木々を鑑賞できる「紫竹ガーデン」

岩内仙峡から車で20分ほどのところにある「紫竹ガーデン」では、約2,500種の花々やシラカンバ、ホオノキなどの北海道の木々が生育されています。

例年4月の第3土曜から10月下旬まで開園していますが、特におすすめなのが約120万本のチューリップが咲き誇る5月下旬ごろです。"映え"写真も撮れますよ。

約15,000坪のガーデンを歩き回った後は、園内のレストランで十勝の食材を使用したお料理や、手作りのシフォンケーキやスコーンとお飲み物のセットを楽しんでください。

公式:紫竹ガーデン

冬の季節はサウナと雪へのダイブも楽しめる「カンノンサウナ」

「カンノンサウナ」は「十勝とやま農場」にある、1棟貸し切りタイプのプライベートサウナで、岩内仙峡からは車で20分ほどで行くことができます。広大な畑の中に位置しており、日高山脈を眺めながら外気浴をすると抜群の解放感も味わえます

冬の季節には雪にダイブすることも可能で、北海道ならではの体験ができます。サウナを利用する際には水着の着用が必須なので、忘れずに持っていきましょう。

公式:十勝とやま農場

十勝産の食材にこだわったパンを提供する「ベーカリーシュマン」

「カンノンサウナ」と同じく、十勝とやま農場の敷地内にあるコンテナパン屋が「ベーカリーシュマン」です。2023年12月にオープンしたばかりで、パンには十勝産の小麦を100%使用したり、十勝産の食材をふんだんに使用したりと、生産者に寄り添ったパン作りを行っています。

公式:Instagram(ベーカリーシュマン)

「岩内仙峡」の基本情報(アクセス)

住所 〒080-2121
北海道帯広市岩内町
電話番号 ・0155-65-4169(帯広市観光課)
・0155-22-8600(一般社団法人帯広観光コンベンション協会)
最寄り駅
アクセス
・車:帯広駅から約50分
※公共交通機関でのアクセスは不可
営業時間 24時間利用可能
定休日 なし
参考サイト https://obikan.jp/post_spot/1485/

食べる"映え"スポット1「十勝トテッポ工房」

十勝トテッポ工房のシマエナガケーキ
▲かわいすぎるシマエナガケーキは、味も抜群(引用:十勝トテッポ工房公式Instagram

畑作や酪農など、農業が盛んな帯広市までやってきたなら、地元産の食材を使ったものを食べたいところです。「十勝トテッポ工房」は、食材にこだわったスイーツの専門店です。店内にはショップだけでなくカフェも併設されており、ここだけの限定メニューも楽しめます。

おすすめは、つぶらな瞳と白くてふわふわな可愛らしい姿が人気の鳥、シマエナガをモチーフにした「シマエナガケーキ」や「シマエナガパフェ」です。食べてしまうのがもったいないくらい、可愛い見た目で、"映え"間違いなしの一品です。

十勝トテッポ工房のシマエナガパフェ
▲季節のフルーツたっぷりのシマエナガパフェ(引用:十勝トテッポ工房公式Instagram

また、ナチュラルチーズケーキ「北海道フロマージュ」も、ぜひ味わって欲しい人気ナンバーワンの商品です。北海道産のチーズ3種を独自にブレンドし、牛乳、卵、砂糖、生クリーム、小麦粉などの原材料は全て道産のものに徹底的にこだわって作ったチーズケーキです。

濃厚なのに、さっぱりとしたくちどけがクセになりますよ。

十勝トテッポ工房のチーズケーキ
▲十勝の素材にこだわり、十勝のナチュラルチーズを使ったチーズケーキ(引用:帯広観光コンベンション協会

「十勝トテッポ工房」の基本情報(アクセス)

住所 〒080-0016
北海道帯広市西6条南17丁目3-1
電話番号 0155-21-0101
最寄り駅
アクセス
・車:帯広駅から4分
・徒歩:帯広駅から10分
・バス:十勝バスの21南商あかしや線、72大空団地線などに乗り、「西5条17丁目」下車後、徒歩2分
営業時間 ・ショップ:10:00~18:00
・カフェ:10:00~17:00(Lo.16:30)※11:00まではドリンクのみの提供
定休日 不定休
公式サイト https://www.toteppo-factory.com/

食べる"映え"スポット2「ますやパン麦音」

ますやパン麦音の外観とテラス
▲「ますやパン麦音」では、十勝産の小麦を100%使ったパンを約100種類用意している(引用:帯広観光コンベンション協会

「ますやパン麦音」は地域の食材にこだわり、「地産地消」をテーマにして日々パン作りを行っているベーカリーです。オープンキッチンなので、パンを製造している様子を見ることもできます。

1950年に創業し、敷地面積が日本一のお店としても知られている老舗のパン屋です。テラス席もあるので、十勝産の小麦を100%使用した焼きたてのパンを眺めと共に味わうことができます。

天気のいい日には貸し出しのレジャーシートを活用して、芝生でピクニック気分を味わうのもいいですね。パンだけでなく、敷地内の散策と写真撮影も楽しんでみて下さい。

女性スタッフのアイコン
山口さん

帯広駅前にある「ますやパン 満寿屋本店」で限定販売されている、自家製小倉あんと厚切りバターをホットケーキのような甘いブリオッシュで挟んで焼き上げた「ますやき」もおすすめです。

「ますやパン麦音」の基本情報(アクセス)

住所 〒080-0831
北海道帯広市稲田町南8線西16-43
電話番号 0155-67-4659
最寄り駅
アクセス
・車:帯広駅から10分
・バス:十勝バスの72大空団地線「稲田橋」下車後、徒歩1分
営業時間 6:55~18:00
定休日 年末年始
公式サイト https://www.masuyapan.com/shop/

まだまだあります!十勝エリアのおすすめスポット

帯広市までやってきたなら、同じ十勝エリアの観光スポットにも立ち寄りましょう。ここでは、「ナイタイ高原牧場」と「広尾サンタランド」の2ヶ所と共に、近隣のスポットについてもご紹介します。

日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」

ナイタイ高原牧場の展望台からの景色
▲「ナイタイ高原牧場」のナイタイテラスから十勝平野が見渡せる

帯広駅から車で約1時間弱北に行くと、約1,700haもの広大な面積を持つ「ナイタイ高原牧場」に辿りつけます。公共牧場としては日本一の広さを誇り、標高800mの高原の頂上付近にある展望テラス「ナイタイテラス」からは、牧場全体と十勝平野のパッチワークの畑や、天気の良い日には阿寒の山並みが一望できます

高原に位置することから霧が立ち込めることも多く、幻想的な風景が見られるのも魅力の一つです。

ナイタイテラスからの眺め
▲椅子に座ってぼーっと外を眺めることもできる「ナイタイテラス」

ナイタイテラスでは、ナイタイ和牛を使用したナイタイバーガーやカレー、ソフトクリームなども頂けます。牧場内で放牧されのびのびとした様子で草を食べている牛の姿や、ときどき現れる野生の鹿などを観察しながら、のんびりとした一時を過ごしましょう。

「ナイタイ高原牧場」の周辺スポット

ナイタイ高原牧場の付近にもいくつか立ち寄るべきスポットがあります。

素材の美味しさを活かしたスイーツが味わえる「Dream Dolce ドリームドルチェ」

ナイタイ高原牧場から町中へ車で走ること25分、牧場の素材をふんだんに利用したアイスクリームなどが楽しめる「Dream Dolce ドリームドルチェ」にたどり着けます。

牧場で搾乳後24時間以内の生乳を利用したフレッシュなアイスクリームは、空気をふんだんに含ませているため、なめらかな口当たりであり、生乳本来の口に広がる濃厚な味わいと、優しい甘さが特徴です。

また、ジェラートやドルチェも、十勝産の食材や牧場での畜産バイオマス余剰熱を利用したハウス栽培の果物を使用するなど、こだわって作っています。こだわりと美味しさの両方を味わってください

公式:Dream Dolce ドリームドルチェ

食事からおみやげ探しまで可能な「道の駅かみしほろ」

ナイタイ高原牧場から車で30分ほどのところにあるのが、「道の駅かみしほろ」です。パンやスイーツにお土産などが取り揃えられていることはもちろん、レストランやテイクアウトショップもあるので、ちょっとした食事に立ち寄るのも良いでしょう。

公式:道の駅かみしほろ

季節によっては湖中に沈んでしまう「タウシュベツ川橋梁」

「タウシュベツ川橋梁」は、ナイタイ高原牧場から車で約1時間15分のところに位置する幻の橋です。幻の橋と言われる所以は、季節によって湖面の水位が上がり水没してしまうことにあります。

参考:上士幌町(タウシュベツ川橋梁)

旧国鉄士幌線アーチ橋の見所を、地元の専門ガイドと一緒にまわることができるツアーなども開催されています。雄大な自然と歴史のロマンに触れる、ここでしか体験できないツアーに参加してみるのも良いでしょう。

豊かな自然の中で源泉かけ流しの温泉が楽しめる「ぬかびら温泉郷」

ナイタイ高原牧場から車で約50分の温泉郷が「ぬかびら温泉郷」です。大雪山国立公園と糠平湖に囲まれ、源泉掛け流しの温泉を楽しめる温泉地として人気のスポットです。

飲用することで胃腸病にも効くといわれており、散策で疲れた体を安らげるのにぴったりの温泉郷です。

参考:上士幌町観光協会(ぬかびら源泉郷旅館組合)

「ナイタイ高原牧場」の基本情報(アクセス)

住所 〒080-1407
北海道河東郡上士幌町上音更128-5
電話番号 01564-7-7272(上士幌町観光協会)
最寄り駅
アクセス
・車:帯広駅から1時間30分ほど
営業期間・時間 ・期間:4月下旬から10月末ごろまで
・時間:9:00~17:00
定休日 営業期間中は無休
参考サイト https://www.kamishihoro.jp/sp/naitai

1年中クリスマス気分「広尾サンタランド」

広尾サンタランドのメインツリー・サンタの家
▲広尾サンタランドのメインツリー・サンタの家

「広尾サンタランド」は、サンタクロースの故郷であるノルウェーのオスロ市が認めた、国外初かつ日本で唯一のサンタランドです。広尾町では「広尾サンタランド」をまちづくりの柱としており、地域の活性化に向けたさまざまな活動も行っています。

春から秋まではエゾヤマツツジやクリスマスローズなど様々な花が咲き、散策しているだけでも楽しめます。夏は野外でのバーベキューと蛍の放虫、冬にはイルミネーションの点灯が行われ、1年を通じて賑わいを見せる観光スポットです。

広尾サンタランドのウッドランタントンネル
▲珍しいウッドランタントンネルのイルミネーション

カップルにおすすめなのは、園内にある「サンタの鐘」や、ふたりの永遠の愛を誓いあう「愛の鍵モニュメント」です。願い事をしながら、二人で鐘を鳴らしてみてはいかがでしょう。記念写真も忘れずに撮ってくださいね。

「サンタの家」ではここでしか手に入らないサンタグッズも販売しているので、お土産を探すのもおすすめです。

「広尾サンタランド」の周辺スポット

帯広駅から「広尾サンタランド」は、車で南下すること約1時間20分の距離です。せっかくなので周辺の観光スポットにも立ち寄ってみて下さい。

新鮮な魚料理をリーズナブルに楽しむなら「Bay Lounge coffee」

広尾サンタランドから車で約5分の町中にあるのがカフェ「Bay Lounge coffee」です。

ここではコーヒーやデザートのほか、地元の水産業者が運営しているため、広尾町で獲れた新鮮な魚介を使用した日替わりメニューが食べられます。新鮮な魚料理がリーズナブルな価格で楽しめるとあって人気ですが、サウナが併設されているユニークさも魅力なようです。

公式:Instagram(Bay Lounge coffee)

ハート形の森の中の小さな湖「豊似湖」

「広尾サンタランド」からさらに車で1時間ほど南に下った、えりも町の山中にあるハート形の小さな湖が「豊似湖(とよにこ)」です。湖畔からは湖のハート形を見ることは叶いませんが、晴れた日は湖の周りの森の緑と空の青を映し、湖面がエメラルドブルーに輝く様子を見ることができます

豊似湖湖畔までは一部未舗装の砂利道で、冬期間は通行止めになるので注意しましょう。

参考:じゃらんnet(豊似湖)

「広尾サンタランド」の基本情報(アクセス)

住所 〒089-2600
北海道広尾郡広尾町広尾689
電話番号 01558-2-0177
最寄り駅
アクセス
・車:帯広駅から1時間30分
・バス:十勝バス60広尾線「広尾小学校前」下車後、徒歩5分
営業期間・時間 ・4月下旬~10月(点灯式前日まで):10:00~18:00
・10月第4土曜日(点灯式)~12月:10:00~20:00
・1月~4月下旬:10:00~16:00
定休日 年末年始
公式サイト https://www.santaland.or.jp/

取材協力:帯広観光コンベンション協会(https://obikan.jp/