福岡県みやこ町で暮らす良さとは?移住のための仕事・住居・支援情報
この記事では、地方への移住を検討している方に向けて福岡県みやこ町の特徴や魅力についてご紹介します。
みやこ町は、福岡県の北東部に位置する自然豊かなまちです。行橋市、北九州市、大分県と隣接しており、北九州市の玄関口である北九州空港までは、車でおよそ30分でアクセスできます。
若い世代の定住促進のため、結婚や出産祝い金のほか、子育てにまつわるサポート、教育環境が充実しています。家族で楽しめる人気のアウトドア施設もあるため、ファミリー世帯の移住希望者からも注目されています。
それでは早速みやこ町についてご紹介していきましょう。
みやこ町での暮らし:3つの特徴
みやこ町は、自然と歴史、そして伝統文化が共存するまちです。「住めばみやこ。」のキャッチコピーを掲げ、若い世代の定住者を呼び込んでいます。
水や空気がきれいなみやこ町には、新鮮でおいしい食材がたくさん!
▲直売所「国府の郷」には、みやこ町の農家さんの採れたて野菜がずらりと並ぶ
また、移住の先輩からは「まちの人があたたかい」という声が多数あがっています。外で遊ぶ子どもたちへの挨拶や声かけは日常で、地域の交流も盛んです。
そんなみやこ町への移住は下記のような方におすすめです。
- 豊かな自然に囲まれて生活したい
- 歴史や伝統文化が好き
- 新婚生活をはじめる場所を探している
- 子どもたちがのびのびと暮らせるまちに住みたい
なぜ上記のような方の移住におすすめなのか、みやこ町の特徴を交えながらご紹介します。
特徴1:四季折々の豊かな自然が楽しめるまち
▲崎山農業研修センター周辺のひまわり畑。10月上旬には「ひまわり祭り」が開催され多くの人々でにぎわう
比較的温暖な気候に恵まれたみやこ町には、豊かな自然とのどかな田園風景が広がっています。ローカル線の平成筑豊鉄道に乗れば、季節ごとに変わる車窓の風景が楽しめます。
とくに、春の桜や花しょうぶ、冬の山に積もる雪はぜひ見てほしい美しい景観だとか。
▲3月から4月にかけて桜のトンネルが見られる「仲哀公園」
みやこ町に移住すれば、季節の移り変わりを思う存分感じられることでしょう。
特徴2:歴史と伝統芸能が残るまち
みやこ町は古くからの歴史や伝統文化が大切に残っているまちです。豊作祈願や無病息災、雨乞いといった願いを叶えるための鎮魂舞踊が上記写真の「京築神楽」です。
みやこ町では、4月末から5月初旬に「神楽の奉納」を開催します。みやこ町の子どもたちが神楽を演じる姿に感動する方も多いそう。
また、奈良時代に建てられた「豊前国分寺三重塔」も必見です。みやこ町のマスコットキャラクター「みやっこくん」の頭にも乗っているので確認してみてください。
▲塔の高さが23.5mにもおよぶ「豊前国分寺三重塔」
みやこ町の歴史に興味がある方は「みやこ町歴史民俗博物館」へ行くのがおすすめです。
夏目漱石の門下生で、みやこ町出身のドイツ文学者・小宮豊隆の資料も多数展示されており、漱石からの手紙など貴重な資料を見ることができます。
▲平成27年にリニューアル。150インチの巨大スクリーンで昔話なども楽しめる
みやこ町は、自然だけでなく歴史や伝統芸能とバリエーション豊かなまちなため、移住後もたくさんの発見がありそうです。
特徴3:新婚&ファミリー世帯に嬉しい補助金があるまち
みやこ町は、お子さんが高校に入るまで医療費を助成するなどファミリー世帯へのサポートが手厚いです。結婚祝金をはじめ、妊娠期から子育て期において途切れのない支援を実施しています。
みやこ町定住促進結婚祝金 | みやこ町に1年以上居住している新婚夫婦に10万円を交付 |
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みやこ町出産祝金 | 第一子:10万円 第二子:10万円 第三子:10万円 第四子以降:20万円 |
出産・子育て応援支援金 | ●出産応援金 妊娠届を提出した妊婦さんに5万円を支給 ●子育て応援金 出産後「こんにちは赤ちゃん訪問」などを受けアンケートに回答した方に5万円を支給 |
チャイルドシート購入補助金 | 6歳未満の乳幼児にチャイルドシートを購入する方 1台につき購入額の2分の1以内を補助(上限20,000円) |
また、ふるさとへの愛着を重視してほしいとの想いから、地域の偉人・先人について学ぶ授業があるほか、学校給食では地産地消(地域でできたものを地域で食べる)に取り組み、安心・安全な食育を推進しています。
自然環境を生かした遊び場も豊富で、アウトドアスポット「じゃぶち森のビレッジ」では、デイキャンプやBBQが楽しめると家族連れに人気です。
▲山間部にあるため涼しく、快適に過ごせる「じゃぶち森のビレッジ」
▲じゃぶち森のビレッジへ向かう途中にある「伊良原ダム」展望台
▲「ほたるの里公園」夏場には川遊びやウォータースライダーが楽しめると人気のスポット
子育て支援センターや図書館もみやこ町内の各エリアに設置されているため、移住先に親戚や友達がいなくて不安を感じている方も、知り合いや仲間を作りやすい環境といえます。
みやこ町の子育てや教育に関しての詳細は下記URLをご覧ください。
※参照:子育て・教育
みやこ町での暮らしの情報
▲「生立八幡神社山笠」緋色の織が特徴的な山笠。活気あふれる掛け声が響き渡る
ここからはみやこ町の移住後の暮らしの情報についてご紹介します。
人口 | 人口:17,742人 世帯:8,391世帯 (令和6年10月末時点) |
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教育 | 保育園・認定こども園:9 小学校:6 中学校:5 (令和6年11月末時点) |
医療 | 病院:1 診療所:6 歯科:5 |
交通 | 【飛行機:北九州空港】 東京(羽田空港)から約90分 北九州空港まで車で約30分 【自動車】 福岡ICから約60分 大分ICから約80分 【JRとバス】 小倉駅から行橋駅まで電車で約40分(特急:約15分) バスで約23分 |
みやこ町での暮らしは、車が必須となります。町内に大型商業施設はありませんが、車があれば高速道路で30〜40分ほどで主要都市の北九州市までアクセスできるので、思い立った時に気軽に出かけられる距離感ではないでしょうか。
都会からの移住で「ペーパードライバー」だという方は、予約をすれば施設を回ってくれる相乗りタクシーの利用がおすすめ。車に慣れるまで利用するのもひとつの手段です。
また、町内にはスーパーもあるため日常生活に必要なものは手に入ります。物産直売所が3ヶ所あり、新鮮なお野菜がお安く買えます!新鮮な食材がたくさん食べられるのは、地方移住の醍醐味といえるでしょう。
【仕事】自動車産業が盛ん!就農&起業支援もあり
大手求人情報サイトでみやこ町の働き口を調べたところ、約1,400件がヒットしました。みやこ町をはじめ、隣接している苅田町では自動車産業が盛んだそうです。※2023年6月時点
※求人情報の一例
車で30分圏内まで広げて求人を探すと約27,000件と求人数が大幅に増えました。30分の通勤距離が苦にならない方にとっては、働き口に困ることはなさそうです。
また、みやこ町では新規就農希望者への手厚いサポートをおこなっています。新規就農研修生は随時募集を行っており、野菜やいちごなどを栽培する基本的な技術を習得できます。詳細は下記URLをご確認ください。
※参照:新規就農研修生募集
みやこ町で起業してみたい!という方は、創業支援事業や空き家等活用型起業支援事業を検討してみてください。実際にこの支援を利用してカフェをオープンした移住者もいるそうです。
※参照:創業支援等事業
※参照:みやこ町空き家等活用型起業支援事業補助金について
【住まい】空き家バンクが低価格でおすすめ!住宅購入の際の助成金あり
みやこ町では空き家バンクを実施しています。お庭付きの2階建てが200万円という驚きの低価格物件もあります。数は多くありませんが随時更新されているそうです。頻繁にチェックすることで理想のマイホームに出会える確率が上がります。
みやこ町で新築住宅または中古住宅を購入した方には、助成金が支給される「みやこ町定住促進住宅購入助成金」制度も実施しています。
住宅購入助成金 | (1)~(3)までの合計金額(上限10万円) (1)住宅助成金 新築住宅:5万円/中古住宅:3万円 (2)子育て加算金 高校生世代以下の世帯員1人につき1万円 (3)町内業者加算金 新築で主工事を町内業者と請負契約した場合:3万円 |
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助成金をうまく活用して、お得にマイホームを手に入れてください。
みやこ町の移住者の声
ここでは、みやこ町に移住した先輩たちの声をご紹介します。
- 自然豊かで人がやさしい
- 子育てしやすい
- 敷地が広くてペットものびのびと生活できる
- 都会とはちがい、ゆったりとした時間の中で過ごせる
先輩移住者の声を見ると、みやこ町への移住後は、都会のあわただしさがなく、ゆったりとした気持ちで穏やかな暮らしをおくれることが期待できます。
自然の中でのびのびと子育てをするのにもぴったりなまちです。
みやこ町の移住に関するお問い合わせ
すこしでもみやこ町への移住に興味がある方は、下記へお問い合わせください。
担当課 | 行政経営課・地域経営係 |
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住所 | 〒824-0892 福岡県京都郡みやこ町勝山上田960番地 |
電話 | 0930-32-2511 |
公式サイト | みやこ町に住んでみませんか? |