【新潟】道の駅「クロステン十日町」で魅力再発見!地元名物と温泉を満喫するカップルデート
今回の記事では、新潟県十日町市内で週末におすすめのデートプランをご紹介します。
今回のデートコースのメインは道の駅「クロステン十日町」です。2人で一緒に地元の名産品や名物を見て回り、ショッピングを楽しむことができます。
道の駅でたっぷりショッピングしたあとは、温泉に浸かって身体を癒し、博物館で国宝を鑑賞しましょう。地元の魅力を感じながらも、ちょっぴり旅行気分も味わえる小旅行を満喫できるデートです。
普段とは少し違った雰囲気でデートを楽しみたいカップルは、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめカップル:週末に市内でちょっとした旅行気分を満喫したいカップル
どんなデート?:インドア、温泉、グルメ
目安時間:半日~1日
目安予算:2人で1万円
概要:週末の旅行気分を味わう道の駅クロステン周遊デート
今回のデートプランは、道の駅クロステンを起点とします。クロステンで地元産のお土産を見た後は、同館内にある食堂にて十日町の名物料理を堪能。お腹を満たしたら、隣接している温泉施設で身体を癒し、その後は美術館と博物館を巡ります。
ちなみに今回紹介するデートプランは、すべて徒歩で移動できます。温泉施設と美術館は同じ区画内にあり、博物館も徒歩10分圏内の距離です。
車を使わずに道の駅へ行き、温泉や美術館・博物館などを巡って手軽に旅行気分を味わえます。そのため、車を持たないカップルにもおすすめのデートプランとなっています。
10:50 | 十日町駅で待ち合わせ |
---|---|
11:00 | 道の駅クロステン十日町到着 |
11:00~12:00 | クロステンでお土産や物産店を見て回る |
12:00~13:00 | クロステン内「つまり食堂」でランチ |
13:10~13:45 | 明石の湯でリラックス |
14:00~15:30 | 「越後妻有里山現代美術館MonET」の作品を鑑賞 |
15:45~17:30 | 十日町市博物館を見学 |
※空いている時間は移動時間です
道の駅「クロステン十日町」で堪能する十日町の名物と特産品
▲道の駅クロステンの外観
今回ご紹介する新潟県十日町市にある道の駅「クロステン十日町」は、1983年に創立された施設です。道の駅に指定される以前から、地域内外の交流や地域振興を目的とした施設として利用されてきました。
現在では十日町市内の地域住民に親しまれているだけでなく、市外からの観光客も多く訪れる人気の観光スポットとして知られています。
フロア内には、新潟の名物料理を堪能できる食事処「つまり食堂」や、お土産に最適な新潟の名産品を販売する「おみやげ館」のほか、着物や工芸品、和雑貨を販売する計7つのお店が集まっています。
フロア内で鑑賞できる12,088個のつるし雛「幸せを呼ぶ 傘つるし雛」は総重量350kgにもなり、ギネス世界記録に登録されています。この圧巻の展示は、道の駅クロステンのシンボルとなっています。
道の駅クロステンでは、十日町市の名物を堪能したり、地元産のお土産を購入したりすることができます。お買い物の合間に昼食をゆっくりと楽しむと、所要時間は約2時間です。
今回は、そんな道の駅クロステンの営業企画開発課長の庭野さんに、施設の魅力や見どころをお伺いしました。
新潟と十日町・津南町の特産品の宝庫
▲地元名物を使った売店は道の駅の醍醐味
編集部
道の駅クロステンの概要や特徴を教えてください。
庭野さん
道の駅クロステンでは、越後妻有(十日町市・津南町の妻有郷)の特産品を主に取り揃えております。十日町市産の魚沼コシヒカリや地酒はもちろん、新潟名物「へぎそば」に至っては地域内のほぼ全種類を網羅しております。
また、館内でご鑑賞いただける「幸せを呼ぶ 傘つるし雛」は必見です。この「幸せを呼ぶ 傘つるし雛」は、平成24年3月30日に「世界最多の手作り詰め物人形展示物」として11,655個の記録でギネス世界記録に認定されました。
直径2.8mの傘に、全長10mの雛が吊るされています。その数は12,088個、総重量は350㎏にもおよびます。おみやげ館開館時間内なら、いつでもご覧いただけます。2階へとのぼる階段の中二階が最適な撮影スポットです。
▲直径2.8mの傘に、全長10mの巨大な傘つるし雛
▲一つ一つ色形と見た目が異なるのも見どころ
▲つるし雛「這い子」
▲つるし雛「へぎそば」
道の駅クロステンの「幸せを呼ぶ 傘つるし雛」、ニューグリンピア津南の「幸せを呼ぶつるし雛 鶴の恩返し」、JR越後湯沢駅の越織(EORI)の「幸せを呼ぶつるし雛 雪うさぎの旅立ち」を合わせて「雪国越後三大つるし雛」と呼ばれております。
震災の多かった中越地域で、一人でも多くの方が癒され、幸せになることを願っております。
また、通年でスタンプラリーを行っております。これらの3か所を巡ると、和雑貨をプレゼントしております。ぜひご参加ください。
>>スタンプラリー情報を見る
「クロステン」の由来:十日町市の特徴が詰まった名前
編集部
ちなみに、道の駅の名前にもなっている「クロステン」とは、どういった意味合いがあるのでしょうか。
庭野さん
十日町市はきものを基幹産業として栄えた町です。そのため、まずはきもの=布(クロス)という言葉の掛け合わせが1つの由来です。また、十日町市の「十」がクロスしており、人や物が交流(クロス)する場として開館したのが、もう1つの由来です。
「テン」は十日町市の「十」を英語で"ten(テン)"と表現したものです。また、クロステンを設立した当時(平成の合併前)の構成市町村が10市町村であったことも、「テン=10」の由来となっています。
編集部
基幹産業や町名などさまざまな由来が重なっているんですね。クロスに「着物」という意味と人や物の「交流」の意味が込められているのは素敵だなと感じました。まさにクロステンの魅力を表した名前と言えますね。
庭野さん
実は「外観が道の駅らしくない!」とお客様によく言われるのですが、それはクロステンが後付けで「道の駅」に認定された施設であるためです。他の道の駅と比べて、農産物の取り扱いはやや少ないのですが、その分さまざまな特色ある企画を実施しております。
十日町市・津南町エリア内でデート先など行きたい場所を決めたあと、「どの順番で回ろうか?」とコースを決めるのに迷ったときなどは、遠慮なくスタッフにお問い合わせください。
編集部
そう言っていただけると、とてもありがたいです。旅の途中で迷った際など、本当は道の駅などで聞きたい場合もあるのですが、「忙しいのかな」と思って尋ねるのをためらうこともありました。このようにおっしゃっていただけると、気軽に相談できそうですね。
自信を持って薦める!クロステン十日町の厳選商品
▲種類豊富な地酒を取り揃えている
編集部
道の駅といえば特産品やその土地でとれたものの直売が楽しみですが、クロステンではどのような品をお土産に買うことができますか?
庭野さん
十日町市は魚沼地域の中心に位置しています。おすすめの特産品としては、「十日町産魚沼コシヒカリ」、すっきりとした端麗辛口の地酒、そして新潟の名物「へぎそば」があります。
また、道の駅クロステンでは周辺地域のメーカーが製造しているへぎそばをほぼ全て取り揃えています。十日町地域へぎそば組合の事務局を担当しているスタッフの、へぎそばへの深い愛情が感じられます。
編集部
ほとんどのメーカーのへぎそばが揃っているのは素晴らしいですね。食べ比べをしたい方にはぴったりです。ぜひ様々なメーカーの商品を購入して、おうちデートなどで試してみたいです。
ちなみにお土産品のなかで、「これがうちの自慢!」といった商品はありますか?
庭野さん
実はお客様からの質問で最も多いのは「美味しいへぎそば屋さんを教えて」というものです。その人の好みに合わせて、へぎそば店を紹介できるスタッフがいることが自慢です。
また、魚沼地域の豊かな食材に恵まれているので、「何を買っても外れはない」という自信を持ってお土産品を取り揃えています。お米と水が美味しいので、お酒ももちろん絶品ですよ!
編集部
旅行中に郷土料理を楽しみたいものの、どのお店がよいのかわからないことが多いですよね。地元の方におすすめいただけるのはとても心強いです!
また、全ての商品に自信を持って販売されているのが伝わり、購入する側としても安心できます。ところで、直売品の生産者はどのような方々でしょうか?
庭野さん
生産者の皆さんは優しくて、気のよい人たちばかりです。道の駅に野菜を納品に来て、ソフトクリームを食べて帰られるので、「利益は大丈夫かな?」とこちらが心配になるほどです。
珍しい野菜を作っても自分で値段をつけられず、お客様に「いくらなら買いますか?」と尋ねる光景も見られます。お金を稼ぐためというより、「本当に美味しいものを食べてほしい」という思いが強いのだと感じています。
編集部
まるで田舎のおばあちゃんやおじいちゃんを思い出させるようなエピソードですね。優しい方々が生産されていると聞き、ますます直売品の野菜を食べてみたくなりました。
庭野さん
また十日町市は織物文化が古くから根付いており、クロステンには着物や和装小物を扱う民芸品のセレクトショップが多く入っています。
1階の和装工芸館には複数のお店があり、地場メーカーの着物や手作りパッチワーク、編み物を販売するなど、いずれも気軽に和の文化を体験できるのでおすすめです。
編集部
総合お土産店だけでなく、地元で有名なメーカーの着物や織物が購入できるのは、市外からの観光客だけでなく、地元住民にとっても魅力的ですね。
クロステン十日町おすすめお土産ランキングTOP3
▲へぎそばの豊富な種類が並んでいます
編集部
庭野さんが考える、道の駅クロステンの直売品やお土産でおすすめのものベスト3をご紹介してください!
庭野さん
順位をつけるのは難しいですが、あえて選ぶなら次の3つです。
- へぎそば
- 魚沼産コシヒカリ
- 地酒
これらはすべて十日町市および魚沼地域の名物です。
それ以外にも、アスパラや地元でも珍しいスイートコーンが非常に人気があります。新米の季節には、ドライブついでに立ち寄ってお米を買う地元のお客様も多いです。意外にもお餅も人気があるんですよ。
十日町市の名物には煮ても崩れない、強いコシのあるお餅があります。これはあまり他の場所では売られていないようで、わざわざクロステンまで買いに来てくださるお客様もいます。
編集部
やはりへぎそばが一番のおすすめなのですね。ぜひ味わってみたいです!
お米の産地ならではの豊富な地酒も、お酒好きには魅力的ですね。煮ても崩れないお餅は珍しいですね。通常のお餅と食感が違うので、独特の食感を楽しみたい方にはぜひおすすめです。
カップルにぴったり!「へぎそば」でおうちデートを楽しもう
編集部
カップルが自分たち用に買って楽しめるお土産を教えてください。
庭野さん
やはり「へぎそば」が一番おすすめです。
▲地元の人はもちろん市外の観光客にも絶賛のお土産
「へぎそば」は、カップルの関係性を垣間見ることができる面白い食べ物です。最後の一つを譲り合う姿に謙虚さを、遠慮なく食べ切る態度に男気を感じることができます。これらの行動を通じて、お互いの性格を知るきっかけになるかもしれません。また、「あなたの『そば』に」シリーズなど、メーカーが時々面白い商品名を考案して発売することもあります。
珍しいお土産としては、ホーリーバジルのお茶もおすすめです。香りを嗅ぐだけでリラックス効果があり、とても癒されますよ。
編集部
へぎそばは、食べ方によってお互いの性格を知ることができる面白いお土産ですね。十日町市の地酒と一緒に購入すれば、おうちデートも盛り上がりそうです。
ホーリーバジルのお茶は、体に良いハーブティーとして知られていますね。手軽に楽しめるので、カップルのリラックスタイムにぴったりだと思います。
クロステン内「つまり食堂」の人気メニュー紹介
編集部
道の駅クロステンで食べられる食事を紹介してください。
庭野さん
クロステンにはレストラン「つまり食堂」が営業しています。そこで提供している「妻有ポーク」のとんかつは抜群です。またへぎそばも美味しいのですが、私のおすすめは「ふのりうどん」です。ふのりは海藻の一種で、独特の食感と風味が楽しめます。
現在はフルーツトマトを使ったオリジナルソースの「ナポリうどん」を開発中で、試食したスタッフが大絶賛するほどの美味しさです。提供開始したらぜひ試してみてほしいですね。
編集部
美味しいものはたくさんあると思いますが、特に、デートで訪れたカップルにおすすめしたい料理はありますか?
庭野さん
さきほどお伝えした「へぎそば」はやはりおすすめです。
妻有ポークのカツ丼とそばセットを食べていただけると、この地域の3大美味しいもの、「妻有ポーク」「魚沼産コシヒカリ」「へぎそば」をすべて堪能することができます。
▲食堂で食べられる「妻有ポークのかつ丼そばセット」
編集部
デザートも食べたい場合、クロステンおすすめのスイーツはありますか?
庭野さん
やはりソフトクリームです。食べた瞬間、「えっ、美味しい!」とビックリされるお客様も多いですよ。店構えからは想像できない美味しさなんでしょうね。
編集部
思わず声が漏れるほど美味しいソフトクリームとは、こちらも外せませんね。デート中に2人でソフトクリームを食べながら、笑顔で会話を楽しむ姿が目に浮かびます。
イベント情報:「地そばまつり」と「大地の芸術祭」で十日町を満喫
編集部
道の駅クロステンで開催されているイベントを教えてください。
庭野さん
クロステン単独のイベントではありませんが、地元のへぎそば店の食べ比べができる「地そばまつり」は大人気のイベントです。
約2か月間で15店舗ほどのへぎそば店を巡るスタンプラリーを開催しています。5店舗以上回った参加者全員に景品がプレゼントされます。
さらに抽選で地酒や乾麺が当たるチャンスもあります。イベントの詳細はホームページでご確認いただけます。
>>地そばまつりの情報はこちらから
編集部
へぎそばの食べ比べイベントは楽しそうですね。5店舗なら、「毎週デートはへぎそば!」と決めて回ることもできますね。
他にもカップルデートにおすすめのイベントがあれば教えてください。
庭野さん
クロステンのイベントではありませんが、大地の芸術祭はデートにピッタリだと思います。
大地の芸術祭は季節ごとに企画展を開催しており、越後妻有の6つのエリアにある美術館や古民家、飲食店などに、様々な作品が展示されています。
>>大地の芸術祭についてはこちら
ホームページを見ながら一緒に見たい作品を選んで、そこまでドライブするのがおすすめです。特に3年に一度の本祭アートトリエンナーレは必見ですよ。
クロステンに隣接する「里山現代美術館MonET」でも作品を鑑賞できます。
作品と一緒に写真を撮れるので、素敵な記念写真になります。現代美術の作品を見学することで知的な雰囲気が醸し出され、好感度も上がるかもしれませんね。
編集部
芸術作品を巡りながらドライブなんて素敵ですね。もしそんなデートを相手に提案されたら、確かに知的な感じがして好感度がアップすること間違いなしだと思います。
利用者の声:クロステン十日町の口コミ・評判
編集部
お客様からよく聞く感想を教えていただけますか?
庭野さん
圧倒的に、ギネスブックにも登録された巨大なつるし雛に関する感想が多いです。多くのお客様から「すごい!」と驚きの声をいただいています。
※現在は島根県出雲市の「ねがい雛ミュージアム」が記録を更新
日本三大つるし雛の「静岡県東伊豆町稲取の雛のつるし飾り」「山形県酒田市の傘福」「福岡県柳川市のさげもん」を見て回ったお客様からも、高い評価をいただいています。
また、ソフトクリームについての感想も多いです。市販のソフトクリームミックスを使用していますが、前課長の秘密のこだわりが加わっています。「今まで食べたソフトクリームで2番目に美味しい!」という高評価や、「オリジナルですか?」「特製ですか?」といった驚きの声もよく聞かれます。
十日町市の高温多湿な気候が、美味しさを引き立てているのかもしれません。とてもなめらかで、すぐ溶けてしまうのも特徴です。その場限りの美味しさを是非ご堪能ください!
編集部
編集部でも、事前に道の駅クロステンの口コミをインターネットで拝見しました。口コミの一部をご紹介します。
- 日本三大つるし雛をすべて見たことがありますが、クロステンの傘の大きさは驚きです
- フロア内で食べたソフトクリームが絶品!お土産もおそばやお酒類が充実している
- 地元民だけじゃなく市外の人もおすすめです。十日町のお土産の類はほとんどここで揃います。また地元の雪下人参や山菜といった季節ものの野菜もあります!
- おいしいへぎそば屋を知りたくてスタッフさんに訊ねてみたら、すごく丁寧に教えてくれました!スタッフさんの知識にも驚きです
多くの方がつるし雛の素晴らしさを感想として挙げていました。直売所では季節の野菜が豊富で、時期によって品揃えが変わるようです。道の駅としてだけでなく、観光スポットとして十分楽しめる場所であることが口コミから伝わってきました。
クロステン十日町からカップルへ:思い出に残るデートを
編集部
最後に道の駅クロステンから、ここへ訪れるカップルのみなさんにメッセージをお願いします。
庭野さん
道の駅クロステンでは様々な観光やイベント情報を網羅しております。十日町市・津南町エリアにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
また、非公式ではございますが、クロステンの職員は多くが市内のへぎそば店の事情に精通しており、おいしいへぎそば店を熟知しています。お客様の好みに合わせたお店をご紹介しますので、ぜひお薦め店をお聞きください。
月によってはスタンプラリーを実施しており、非常に人気の企画となっております。「目指せ!コンプリート!」です。
編集部
本日はたくさんの貴重なお話をありがとうございました!
アクセス・営業時間:「道の駅 クロステン 十日町」の基本情報
住所 | 〒948-0003 新潟県十日町市本町六の一丁目71-26 |
---|---|
アクセス | 【車】 ・東京方面から:六日町ICから国道253で30分 ・新潟方面から:越後川口ICから国道117で30分 【電車】 JR「十日町駅」から徒歩10分 |
駐車場 | あり(乗用車362台) |
電話番号 | 025-757-2323 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休館日 | 館内施設によって異なる。詳しくは公式サイト参照 |
飲食施設 | 11:00~17:00(お食事は11:00~15:00) ※定休(水曜日)祝日の場合は営業します 【17:00以降は貸切営業】 |
食事の有無 | 有 |
車中泊の可否 | 可 |
公式サイト | https://cross10.or.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。
クロステン十日町周辺のおすすめデートスポット
道の駅クロステンでお土産や食事を楽しんだ後は、徒歩で日帰り温泉施設と美術館、そして博物館を巡ります。
これらの施設は地元の人でも案外行ったことがない人もいるかもしれません。市外から訪れる観光客にとっては、十日町市の歴史や芸術に触れることができる貴重なスポットとなります。カップルでゆっくりとした時間を過ごしながら、十日町市の魅力を存分に味わってください。
おすすめのデートスポット
リラックスタイムに最適!温泉施設「明石の湯」
クロステンに隣接している「明石の湯」は、浴場「ちぢみ」と「かすり」を備えています。また、スチームサウナとドライサウナも完備しており、偶数日と奇数日で男女が楽しめるお風呂とサウナが入れ替わります。季節ごとに変わる特別な湯も魅力で、春にはローズマリー湯、夏にはしょうぶ湯、秋にはどくだみ湯などを楽しむことができます。
公式サイト:https://www.tokamachishikankou.jp/spot/akashinoyu/
現代アートの魅力:「越後妻有里山現代美術館 MonET」
「越後妻有里山現代美術館 MonET」は、世界初の連結超高層ビルとして有名な梅田スカイビルや札幌ドームを手がけた著名建築家・原広司氏の設計で話題を呼びました。
この美術館は、世界各国の芸術家の作品を展示しているだけでなく、建物自体も芸術作品のような斬新な設計が特徴です。中庭には透明な水が張られた池があり、よく観察すると特別な仕掛けが施されています。その仕掛けに気づいた瞬間、訪れる人々に感動を与えています。
さらに、MonETは3年に1度開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の主要会場の一つです。この芸術祭は世界最大規模を誇り、美術や芸術に詳しくない方でも、訪れることで新たな視点や感性を得られる可能性があります。
国宝火焔型土器を鑑賞!「十日町市博物館」の見どころ
十日町市博物館は、3つの常設展エリアで構成されています。「雪と信濃川」エリアでは十日町市の歴史と人々の生活を、「織物の歴史」エリアでは地域の名産品である織物の歴史を学べます。そして「縄文時代と火焔型土器のクニ」エリアでは、国宝の火焔型土器を含む縄文時代の出土品が展示されています。特に国宝の土器が展示されている会場は、厳かな雰囲気に包まれ、歴史の重みを感じられる空間となっています。
公式サイト:https://www.tokamachi-museum.jp/
その他のおすすめスポット
庭野さんからのコメント
十日町市には、映画「図書館戦争」のロケ地として使用された十日町情報館があります。この場所で、榮倉奈々さん演じる笠原郁と岡田准一さん演じる堂上篤のシーンを再現するようなロケ地デートはいかがでしょうか。映画の世界観を楽しみながら、カップルで素敵な時間を過ごせるでしょう。
クロステン十日町発!カップルで楽しむ癒しのデートプラン
クロステンは道の駅ですが、お土産店や地元の農産物を扱う直売所、食事処などお店が充実しています。ゆっくりと時間をかけて散策してみてください。また、ここで紹介した名所は、いずれも徒歩10分圏内の距離にあるので、天気が良ければ徒歩で回るのもおすすめです。
いずれの名所もカップル二人きりでゆっくりと話しながら見て歩くことができるので、普段忙しくてなかなか会話の時間が取れていないカップルの方々は、ぜひ今回ご案内したデートプランを実行してみてください。ゆったりとした雰囲気の中で、お互いの絆を深める良い機会になるでしょう。