あらかじめ知っておきたい、同棲の初期費用を解説

同棲にかかる初期費用の相場は?引越し・家具家電・生活費など項目別に解説

彼と同棲をする際に「費用はいくらかかるんだろうか…」と不安になっていませんか?

私も今まさに同棲中なのですが、いざ始めるとなると

  • 引越しにかかる初期費用
  • 家具家電代
  • 生活費

などが必要で、意外とお金がかかります。

ちなみに、同棲中のカップルに「同棲にかかった初期費用は総額いくらでしたか?」と聞いたところ、次のような結果になりました。

同棲にかかった初期費用は総額いくらでしたか?
カップルによってさまざまですが、20万〜40万円かかるという回答が約6割をしめています。

ただ、この記事をご覧の方の中には、「できれば同棲にかかる費用を節約したい!」と思う方もいますよね。

そこでこの記事は、同棲中のカップル100組の経験を参考に

  • 同棲にかかる初期費用の相場
  • 同棲にかかる家具・家電代の相場
  • 同棲にかかる生活費の相場
  • これら同棲にかかる費用を抑える方法

を紹介します!

今「同棲する上でお金に不安がある」方こそ、是非参考にしてみてください。

【初期費用の相場】家賃の4〜5ヶ月分と言われているものの、工夫次第で抑えられる

初期費用は工夫次第で抑えられる

同棲で最もお金がかかるのが、引越しの初期費用です。

住宅情報サイトやネットの情報によると、一般的には以下のような内訳で初期費用がかかると言われています。

項目 かかる費用
前家賃 家賃1ヶ月分
敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 家賃1ヶ月分
日割り家賃 入居日による
保証会社利用料 家賃の50%〜100%
火災保険料 5000円〜10,000円
鍵交換代 約15,000円
引越し業者代 約50,000円

ちなみに、家賃が10万円だとすると、かかる初期費用は約50万円!家賃のおよそ5ヶ月分が必要な計算です。

ただ、工夫次第では引越しの初期費用を家賃の1〜3ヶ月分に抑えることもできるんです。

ちなみに同棲経験があるカップル100組にも「同棲するのに必要な初期費用は、家賃の何ヶ月分でしたか?」と聞いてみたところ、次のような結果になりました。
同棲するのに必要な初期費用は、家賃の何ヶ月分でしたか?

初期費用を家賃の1〜3ヶ月分に抑えているカップルが約9割もいるようです。

ちなみに、私もある工夫をして、初期費用を家賃の2ヶ月分におさえることができました!

そこでここからは、同棲中の私の経験も踏まえて、初期費用を抑えるコツを紹介します!

【体験談】3つのコツで大幅節約!私は初期費用を家賃の2ヶ月分で済ませました

初期費用は家賃の2ヶ月分で抑えられる

ちなみに私は、同棲時の引越しの初期費用を家賃の約2ヶ月分で済ますことができました。

項目 かかった費用
前家賃 1ヶ月分
敷金 家賃の50%
礼金 なし
仲介手数料 家賃の40%
日割り家賃 なし
火災保険料 15,000
鍵交換代 新築のためなし
引越し業者代 25,000

そこでここからは、私が実践した初期費用を抑える3つのコツを紹介します。

 同棲の引越し初期費用を抑えるコツ①敷金・礼金が0円、または半額の物件を選ぶ

引越しの初期費用を抑えるためには、敷金・礼金が0円、または半額の物件を選ぶのがポイントです。

敷金・礼金が0円、または半額の物件の見つけ方は

  • 住宅情報サイトで「敷金・礼金0円」の条件に絞って検索する
  • 住宅情報サイトの「敷金・礼金0円特集!」などのコラムから見つける

という方法があります。

ただ、敷金・礼金を0円と設定すると、なかなか理想的な家が見つからない場合もあります。その場合は、家賃の半額までを許容範囲として物件を探してみましょう!

同棲の引越し初期費用を抑えるコツ②フリーレントできるか交渉する

フリーレント交渉

フリーレントできる物件を探すのも、初期費用を抑えるポイントです。フリーレントとは入居初月の一定期間分の家賃を無料にしてくれる契約のことをいいます。

フリーレントができれば、初期費用にかかる日割り家賃料を無料まで抑えることができます。

ただ、物件によって

  • 入居日から2週間無料
  • 入居日から1ヶ月無料
  • 日割り家賃分無料

など条件が異なります。

フリーレント物件を見つけたら、まずはフリーレントの期間を確認しておきましょう!

ただしフリーレントできる物件の中には、一定期間内に引越しする場合に違約金が必要な「短期違約金」を設定している物件もあります。

なので、短期違約金を設定しているかどうかもあわせて確認しておきましょう。

同棲の引越し初期費用を抑えるコツ③仲介手数料がかからない不動産を探す

仲介手数料は、一般的に家賃の1ヶ月分かかると言われています。ただ、不動産会社によって仲介手数料は異なります。

なので、できるだけ仲介手数料がかからない不動産会社を見つけるのがおすすめです。

仲介手数料がかからない不動産を見つけるには

    ①良さそうな物件を見つけたら、仲介手数料をチェック
    ②同じ物件を取り扱っている不動産会社を探す
    ③それぞれの不動産会社の仲介手数料を比較する

この3点を試してみてください。

実際、私が同棲する時も4社くらい不動産会社を比較しました。

その中で1社だけ仲介手数料が家賃の40%で済む不動産会社があったので、迷わずそこに決めました!

【家具家電の相場】意外と費用がかかるので注意

同棲の準備をする際に意外と費用がかかるのが、家具・家電です。

実際に、同棲経験があるカップルに「同棲するのに必要な家具家電にかかったお金はいくらでしたか?」と聞いたところ、次のような結果になりました。
同棲するのに必要な家具家電にかかったお金はいくらでしたか?

10万円以下のカップルが約4割と最も多いですね。

ただ、家具は家になくてはならないものなので、節約の仕方が難しいこともあります。

あれも!これも!と家具や家電を買ってしまうと、あっという間に10万円以上かかってしまうこともあるんです。

一方、私の場合はある2つのコツを使うことで、家具・家電の費用を総額4万円に抑えることができました。

ここからはそのコツを紹介します。

家具・家電の費用を抑えるコツ①使えそうな家具はそのまま同棲生活に活用しよう!

使える家具家電はそのまま使おう

まず、同棲前に使っていた家具の中で使えそうなモノがあれば、引っ越し先に持っていきましょう。

特にお金のかかる

  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 洗濯機
  • ソファ

などは、新しく買い揃えるとなると軽く10万円以上はかかってしまいます。

なので、どの家具・家電を引越し先に持っていくか、彼と相談しておくと良いですよ!

私たちも、古いものや2人で使えないもの以外は、同棲先に持っていって費用を抑えました!

家具・家電の費用を抑えるコツ②古い家具家電を売って資金にしよう!

同棲先では使わない家具や家電を、ネットや店舗で売るのもおすすめです。私は、ソファや服などを売って5万円の臨時収入を得ることができました。

特に早く売れたのは”ソファ”、”テレビ”、”シーズンものの服”でした!

ちなみに、買取店舗によっては買取額アップ期間もあります。近くに買取店舗がある場合は、買取額が上がる期間を調べて売りに行くのもおすすめですよ!

【生活費の相場】同棲にかかる生活費は工夫次第で節約できる

同棲前に”どれくらいかかるのかイメージしづらい”のが生活費です。

そこでまずは、同棲経験のあるカップルの生活費の相場を知っておきましょう。

同棲経験があるカップルに「同棲にかかる生活費はいくらですか?」と聞いたところ次のような結果になりました。

同棲にかかる生活費はいくらですか?

10〜15万円が約半数と最も多い結果になりました。

生活費は

  • 家賃
  • 食費
  • 通信費(スマホ・インターネット)
  • 交際費/娯楽費
  • 日用品

など、毎月発生する費用です。

だからこそ、それぞれの項目で費用を抑えることができれば、それだけ生活に余裕が生まれます。

そこで、ここからは生活費を抑える方法をご紹介します。

生活費を抑える方法とは?

生活費のルールを決めておこう

生活費を抑えるには、家計簿をつけたりお互いの収入を上げるなどの工夫が必要です。

ですがその前に、

  • 生活費がどれくらいかかりそうなのか
  • どうやって分担するのか

などを話し合っておく必要があります。

というのも、お互いに「もっとお金を支払って欲しい」「自分に使えるお金がないのはおかしい」などの不満が生まれてしまうからです。

そこで、こちらの記事では同棲にかかる生活費の相場や分担方法、節約方法をまとめています。是非参考にしてみてください。

>>同棲にかかる生活費の記事はこちら

同棲費用を折半・分担する場合は事前にルールを決めておこう

おそらくこの記事をご覧の方のほとんどが、同棲にかかる費用を折半・分担しようと考えているのではないでしょうか。

同棲の費用を2人で支払う場合は

  • どちらがどれくらい支払うのか
  • 臨時で出費がでた場合は、どうするのか

など事前にルールを決めておくのがおすすめです。

というのも、費用の分担ルールを曖昧にしたままにしておくと、お互いに不満が生まれる可能性があるからです。

同棲をするということは、経済的にも2人で支え合うということですよね。だからこそ彼とお金の問題でトラブルになりたくないというのが本音だと思います。

なので、同棲費用をどのように分担するかどうかは事前に話し合っておきましょう。

同棲資金を極限まで抑えるなら、どちらかの家に住むのもあり!

ちなみに、同棲にかかる費用を大幅に抑える方法の1つに「今どちらかが住んでいる家で同棲する」という方法があります。

すでにどちらかが住んでいる家で同棲を始めるため、引越しにかかる初期費用をまるまる抑えることができるのが最大のメリットです。

ただし、契約違反になる場合があるので事前に契約内容の確認が必要

ただ、物件によっては2人で住むことを禁止している物件もあるため注意が必要です。

契約に違反していると気付かずに同棲を始めてしまった場合、罰金や追加の共益費などを請求されてしまう場合もあります。

ですので、どちらかが今住んでいる家で同棲を検討している場合は、2人で住んでも問題ない物件か確かめておきましょう。

同棲費用で彼と揉めないためにも2人で協力して準備しよう

同棲には話し合いと協力が不可欠

同棲をするには、

  • 引越しの初期費用
  • 家具・家電代
  • 生活費

大きくわけてこの3つの費用が必要です。

住む場所の物価や、家具を新調するかしないかなどによって金額は変わりますが、少なくとも数十万円はかかります。

ただこの記事でも紹介したように、同棲費用はちょっとしたコツを使うだけで抑えることができます。

少しでも費用を浮かせれば、生活費に回せたり貯金できたりするので引越し後もすぐに生活が安定します!是非試してみてください。

そして何より、同棲費用は彼と「どのように分担するか」「どのように節約するか」を話し合うことも重要です。

同棲をするということは”結婚への準備”をするということですよね。彼とお金の面でも協力できれば、より2人の関係性を深めることもできます。

ぜひこの記事を参考に、彼と同棲への準備を進めていってください。