同棲する人のための、賃貸物件の探し方

賃貸で同棲するために必要な3ステップ!理想の家に住むための物件探しのコツも紹介

恋人と同棲したいと思ったら、「賃貸物件を借りよう!」と考える方が多いと思います。

ただ、「どんな部屋がいいんだろう」「どうやって賃貸物件を探せばいいんだろう」など、わからないことがたくさんありますよね。

結論から言ってしまうと、賃貸物件は相手と話し合って見つけるのが重要!

というのも、お互いに

  • 家賃の上限
  • 間取りの数
  • 駅からの距離
  • 絶対に譲れない条件

など、こだわりが違う場合があるからです。

なのでこの記事は、賃貸物件をスムーズに見つけるために必要な準備を”3ステップ”で紹介しています。

先輩カップルや、同棲中の私の経験を元に解説していますので、是非参考にしてみてくださいね。

同棲する賃貸物件を探す前に「必須条件の確認」が重要!

同棲する賃貸物件を探すには彼との協力が必須!

冒頭でも触れましたが、賃貸物件を探すには彼との話し合いが必須です。

なぜなら、男女によって部屋探しにおける譲れないポイントが違う場合があるからです。

例えば、女性が

  • セキュリティ
  • 洗面台の広さ
  • キッチンの使いやすさ

など、「生活のしやすさを優先したい」と考えている一方で、

男性側は、

  • 金額面で節約できるかどうか
  • 1人の時間を作れる間取りかどうか
  • できれば駅から徒歩5分がいい

など、「快適さ・便利さを優先したい」と思っているかもしれません。

このように、賃貸物件に対して譲れないポイントがずれていると、部屋探しが難航する場合があるんです。

同棲のために賃貸物件を探すからには、彼と円満に話を進めたいですよね。

なので、ここからは「彼と賃貸物件を協力して探すための準備」を3ステップで紹介します。

賃貸物件で同棲するための3ステップ

ここからは具体的に同棲するための3ステップを紹介していきます。

ステップ-1:同棲の目的を彼と話し合う

彼と同棲するのに理想的な間取りを話し合おう

賃貸物件で同棲をする前に重要なのが、彼と同棲の目的を話し合うことです。

  • なぜ同棲をするのか(目的)
  • いつまで同棲するのか(期間)
  • 同棲した後はどうするか(計画)

最低でもこれらについて話し合っておきましょう。

というのも、同棲は結婚に向けて”お互いを知るために”するものです。

同棲の目的を確認しておかないと、「こんなはずじゃなかった」と相手に失望してしまうこともあります。

最悪の事態を避けるためにも、賃貸物件を探す時点からお互いに同じ目的を持って協力し合うことが重要です。

ステップ-2:条件を話し合う

賃貸物件で同棲するために必要なステップ②条件を話し合う

彼と同棲の目的を確認したら、次は賃貸物件の条件を書き出してみましょう。

特にお互いに

  • 間取り
  • 家賃
  • 勤務地までの所要時間
  • 譲れない条件

を話し合っておくのがポイントです。

それぞれ詳しく説明しますね。

彼と同棲するのに理想的な間取りを話し合おう

同棲に最適な間取りはカップルによって違います。

例えば、十分な収入があるカップルでも、「常に一緒にいたいから1LDKで十分」なカップルもいれば、「1人の時間が欲しいから2LDKは欲しい」というカップルもいます。

このように住みやすい賃貸物件の条件は

  • 収入
  • お互いの関係性
  • 生活動線

などによって、変わるんです。

ちなみに同棲に理想的な間取りについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>同棲するのに理想的な間取りは?

家賃の上限と、分担方法を確認しよう

家賃の上限と、分担方法を確認しよう

家賃の上限もカップル同士で話し合っておきましょう。

というのも、家賃によって選べる賃貸物件の種類が大幅に変わる場合があるからです。

例えば、家賃8万円では理想の間取りの賃貸物件がないものの、8万5千円なら住みたい賃貸物件が見つかる場合があります。

なので、具体的な金額を設定するというよりも、上限金額を決めておくのがおすすめです。

また、家賃の分担方法についても先に話し合っておきましょう。

  • 家賃は折半する
  • 家賃は彼が払ってそのほかの費用は彼女が払う
  • 収入の割合に応じてお互いに負担する

など、収入や考え方によって、お互いが納得できる分担方法は違います。

先に家賃の分担の仕方も話し合っておけば、お金が原因でケンカになることも防げますよ。

ちなみに、同棲に理想的な家賃の決め方や分担の仕方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

>>同棲の家賃の決め方と分担方法

駅まで徒歩何分までならOKかも話し合っておこう

家から駅まで、どれくらいの距離なら問題ないかも話し合っておきましょう

例えば、駅近の賃貸物件だと通勤・通学には便利ですが家賃が高い場合が多いです。

逆に家賃が低い賃貸物件は駅から遠い場合があります。

家賃と同様、駅からの距離によって選べる賃貸物件の種類が変わってきます。

参考までに、同棲経験のあるカップルに「駅から徒歩何分の賃貸物件に住んでいますか?」と聞いてみたところ次のような結果になりました。

駅から徒歩何分の賃貸物件に住んでいますか

徒歩10分以内の賃貸物件に住んでいるカップルが約4割と最も多いようです。

家賃との兼ね合いもありますが、ぜひ彼との話し合いの際の参考にしてみてください。

譲れない条件も共有しておこう

家賃、間取り、駅からの距離に加えて、どうしても譲れない条件も共有しておきましょう。

実際に賃貸物件を探してみると、”妥協しなければならないこと”が必ず1つは出てきます。

お互いのこだわりを把握していないと、「なんでそんなことも妥協できないの?」と相手のことを非難してしまう原因になりかねません。

譲れない条件の例としては

  • お風呂とトイレは別がいい
  • キッチンコンロは3口がいい
  • 2階以上がいい
  • オートロックは必須
  • 最寄駅はターミナル駅がいい

などがあります。

なので自分自身の中で「これは絶対に譲れない!」という条件があれば、理由を添えて彼に話しておきましょう。

賃貸物件を探す前にこだわりを共有しておければ、よりスムーズに部屋探しができますよ。

ステップ-3:部屋探しのサイトで検索!コツも紹介

賃貸物件で同棲するために必要なステップ③実際に部屋探しのサイトで検索してみる

最後に、下記のような住宅情報サイトで希望の賃貸物件を検索してみましょう。

住宅情報サイトでは

  • 条件検索を活用する
  • 「同棲におすすめの家特集!」などのコラムを参考にする


などの方法で賃貸物件を探すことができます。

ただ、どうせなら確実に良い賃貸物件を探したいと思いますよね。そこで、ここからは希望通りの賃貸物件を見つけるコツを紹介します!

コツ-1:賃貸物件は引越しの約2ヶ月前に探し始めよう

賃貸物件は引越しの約2ヶ月前に探し始めよう

賃貸物件は、引越しする2ヶ月前に探し始めましょう。

引越し直前に賃貸物件を探すと、複数の物件を比較する時間がありません。反対に、引越しまで時期がありすぎても、他の人に先に契約されてしまう可能性があります。

そこで、引越しの2ヶ月前に賃貸物件を探し始めることで

  • 複数の賃貸物件に内覧に行く
  • 他の賃貸物件と比較する
  • 彼と話し合う


など、じっくり賃貸物件を選びつつ、他の人に契約を先越される可能性も減らすことができます。

私も2ヶ月前から探し始めたことで、より納得できる賃貸物件を選べたと思います!

コツ-2:「2人以上」住める賃貸物件に絞って探す

同棲する賃貸物件を探す際は、2人以上で住める部屋を探しましょう。

というのも、賃貸物件の中には単身限定の物件があるからです。せっかく良い賃貸物件があっても2人で住めなければ検討もできません。

下の画像のように、2人以上住める賃貸物件を掲載しているページから賃貸物件を探しましょう。
部屋探しのコツ②「2人以上」住める賃貸物件に絞って探す

コツ-3:引越しピークの時期をずらすのもおすすめ

引越しは新生活が始まる前の2〜4月がピークです。

なので、2〜4月に探しても良い賃貸物件が空いていない場合がほとんどです。

そこで、引越し時期のピークをずらして賃貸物件を探してみるのがおすすめです。最もおすすめな時期は9〜10月!

9〜10月は会社の人事異動などに伴って、空き部屋が多くなります。そのため、賃貸物件の数が豊富にある時期だと言われているんです。

私も、引越しのピーク時を避けて探しました。閑散期は希望条件に合う賃貸物件が見つけやすかったです!

同棲する賃貸物件を契約する手続きに必要な書類一覧

賃貸物件を契約する手続きに必要な書類一覧

同棲するのに理想的な賃貸物件が見つかったら、手続きの準備もしておきましょう。

スムーズに契約を進めるためにも事前に用意しておくと良い書類を紹介しますね。

  • 住民票(彼と彼女2人分)
  • 銀行口座の通帳
  • 本人確認書類(免許証・パスポートなど)
  • 源泉徴収票 / 確定申告書
  • 連帯保証人の住民票や印鑑証明書(連帯保証人が必要な場合)
  • 連帯保証人の承諾書(連帯保証人が必要な場合)

ちなみに、住民票は3ヶ月以内に発行したものを有効とする場合が多いので注意しておきましょう。

契約者はどちらにするかも決めておこう

賃貸物件を契約する際は、契約者をどちらにするか決めておきましょう。

事前に決めておくことで、よりスムーズに手続きを済ませられます。

ちなみに、同棲経験のあるカップルに「契約者はどちらにしましたか?」と聞いたところ、次のような結果になりました。

契約者はどちらにしましたか?
約8割が男性側を契約者にしていたようです。

ただ賃貸物件の場合、契約者の収入を審査することで契約の可否を決めることが多いです。

なので、それぞれの収入を考えた上で契約者を決めると良いですよ。

【注意】今住んでいる家に同棲する場合は契約内容を確認しましょう

【注意】今住んでいる家に同棲する場合は契約内容を確認しましょう

ちなみに、今どちらかが住んでいる賃貸物件で同棲をしようと考えている方もいると思います。

その場合は、2人で住んで問題がない賃貸物件かどうか、契約内容を確認しておきましょう。

単身限定の賃貸物件の場合、同棲して2人で住むことはできません。最悪の場合、追加の共益費用の請求や大家さんとのトラブルに発展する可能性があります。

せっかく彼と同棲を始めたのに、トラブルに遭ってしまっては同棲生活が台無しですよね。

なので、どちらかが住んでいる賃貸物件で同棲したい場合は、「単身物件」ではないことを事前に確かめておくのがおすすめです。

同棲前に2人で賃貸物件を探して、結婚への準備をしよう

実際に賃貸物件を探してみると、「彼と一緒に住む家だからこそ慎重に検討したい!」という気持ちが強くなると思います。

そうなると、なかなか良い賃貸物件が見つからずに焦ってしまうこともあるかもしれません。焦った結果、妥協を重ねて部屋を決めてしまうのは避けたいですよね。

だからこそ、彼と協力して「2人が納得できる賃貸物件を探す準備」をしておきましょう。

そのためには

  • ①同棲の目的を彼と話し合う
  • ②賃貸物件の条件を話し合う
  • ③実際に住宅情報サイトで検索してみる


この3ステップを実践することが重要です。

賃貸物件を探す時点から、2人で同じ目的に向かって協力し合える準備ができます。

そのため、賃貸物件をスムーズに見つけられるだけでなく、その後の充実した同棲生活にもつながりますよ。