両親と円満にいく同棲報告

これさえ見れば完璧!同棲経験者の私が両親への挨拶のポイントを解説します

彼と同棲をする前に気になるのが、親への挨拶ですよね。

今まさに「いつ、どんな服装で、どんな挨拶をすれば良いかわからない」と不安を感じているのではないでしょうか。

結婚を考えている相手との同棲だからこそ、親に理解・納得してもらえるように挨拶がしたいですよね。

結論からいうと、同棲を報告する挨拶の方法はカップルの数だけ正解があります。

というのも、「同棲の報告自体必要がない」という親もいれば、「挨拶しに来るならスーツで来るべきだ!」という親の意見もあり、各家庭によって同棲する時の挨拶に対する価値観が違うからです。

つまり、同棲を親に認めてもらうためには、お互いの親が納得するような挨拶の準備が必要です。

そこでこの記事では、同棲の挨拶をする際に知っておくべきマナーや常識、準備しておくべきことを紹介します。

同棲中の私の経験や先輩カップルの意見を元に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

同棲の挨拶に行く前に確認しておくべきこと

同棲の挨拶に行く前に確認しておくべきこと

お互いの親に同棲の挨拶をしに行くのは緊張しますよね。

「もし許してもらえなかったらどうしよう。」とか「服装はどんなのがいいのかな?」など、今まさに不安なことがたくさんあると思います。

そこで、まずは先輩カップルが同棲の挨拶をするとき何に気をつけたのか、どうやって話を切り出したのかなどを知っておきましょう!

同棲の挨拶に向けてやるべきことがわかれば、不安もなくなっていきますよ。

そもそも同棲前に両親への挨拶は必要?

そもそも同棲前に両親への挨拶は必要?

そもそも、「同棲の挨拶をした方がいいのかわからない」という方もいると思います。

最近では、親への挨拶なしで同棲をしているカップルもいます。そのため、「本気で付き合っているからこそ挨拶はなくてもいい」と思う方もいるかもしれません。

ただ、結婚を前提に考えているのであれば同棲の挨拶はした方が良いと言えます。ここからはその理由を紹介しますね。

【体験談】挨拶に行ったからこそ、両親が応援してくれた

実は私の親は「同棲前の挨拶なんてしてもしなくてもいいよ」というタイプでした。なので、私も同棲前に挨拶に行く必要はないのかな?と悩んでいた1人です。

私のように、両親に「挨拶はいらない」や「同棲したいなら好きにしていいよ」と言われてしまうと、挨拶しない方が親のためなのかな?と思ってしまうこともありますよね。

ただ私は、彼と結婚を考えているからこそ、ちゃんと認めてもらうために挨拶をしにいきました。

その結果、私が思っていた以上に親が同棲を喜んでくれて、応援までしてくれるようになったんです。

このように、たとえ同棲の挨拶がいらなそうな両親でも、挨拶することで彼との同棲だけでなく、結婚も後押ししてくれることがあります。

なので、挨拶がいらなそうだと思っても同棲前には挨拶をしておくと良いですよ!

後日両親から聞いた話では、挨拶はいらないと思っていたものの、”報告があった方が安心する”と感じたそうです。

【アンケート】同棲前挨拶に行ったカップルは約5割

ちなみに、同棲経験があるカップル100組に「同棲前、いづれかの両親に挨拶に行きましたか?」と聞いたところ、次のような結果になりました。

同棲前、いづれかの両親に挨拶に行きましたか?

同棲経験のあるカップル100組のうち51%が同棲前の挨拶に行ったと答えています。

この結果を見ると、「やっぱり行かなくてもいいのかな?」と思う方もいるかもしれません。

ですが、親に同棲の報告をしに行くということは、真剣にお付き合いをしているという決意を知らせるという行為でもあります。

彼と結婚を見据えている方ほど、両親を安心させるためにも、事前に同棲の挨拶をしておくと良いですよ。

同棲前の挨拶に行く服装はどうすればいい?

同棲前の挨拶に行く服装はどうすればいい?

同棲の挨拶に行くことを決めたは良いものの、「挨拶する際の服装をどうしたら良いかわからない」という方もいますよね。

そこでここでは、実際に同棲中の私と同棲経験のあるカップルが、どんな服装で同棲前の挨拶に行ったのかを紹介します。

【体験談】お互いの両親の性格を考えていつも通りの服にした

私は同棲の挨拶に行く前に、彼とお互いの両親の性格や考え方について話し合いました。

彼の両親も私の両親も、かしこまった場が苦手だったため、普段着で挨拶にいくことにしました。

挨拶に行く前に彼と話し合っていたので、普段の服装で行くことに不安はなかったです。

なので、今服装に悩んでいる方は、お互いの両親の性格を話し合った上で決めるのが良いですよ。

【アンケート】同棲前の挨拶の服装は「普段着」が約6割と多い傾向

ちなみに、同棲前に両親に挨拶をしたカップルに「同棲前の挨拶はどんな服装で行きましたか?」と聞いたところ、次のようになりました。

同棲前の挨拶はどんな服装で行きましたか?

普段着で挨拶に行ったカップルが約6割と最も多いようですね。

また、もしも彼と話し合ってもどんな服装で挨拶に行けばよいかわからない場合は、場所や関係性に合わせて服を選ぶのがおすすめです。

レストランなどのお店で挨拶する場合:

スーツまたはセミフォーマル

初対面で挨拶する場合:

スーツまたはセミフォーマル

すでに面識がある場合や、彼の家に行く場合:

セミフォーマルまたは普段着

このように、シーンに合わせて両親に真摯な態度を示せる服装を選ぶと良いですよ。

同棲前の挨拶にお土産は必要?

同棲前の挨拶にお土産は必要?

同棲の挨拶をする際には、お土産を持って行こうと考えている方もいますよね。

でも、「実際本当にお土産は必要なのか」「何を持って行けば良いのか」など、わからないことも多いと思います。

そこでここでは、

  • 同棲前にお土産を持って行く必要性
  • お土産の選び方

などを、私の経験や同棲経験のある先輩カップルの意見を参考に紹介します。

【体験談】事前に両親が好きなものを彼に話して用意しました

私個人的には、お土産は持って行くことをおすすめします。

というのも、お土産を持って行くことで、私たちも両親も緊張がほぐれて会話を切り出しやすくなったからです。

ちなみにお土産は、事前に私の両親の好みを話し合った上で用意していきました。

両親が好きなものを買ったので喜ばれたのはもちろん、彼にも気さくに話しかけるきっかけを作れたように思います。

実際に場が和んだことで、私も彼も同棲の報告がしやすい空気を作れたのは良かったです!

なので、お土産を持って行く際は、お互いの両親の好みを話し合った上で用意すると良いですよ!

【アンケート】同棲挨拶にお土産を持って行ったカップルは約9割

ちなみに、同棲経験のあるカップルに「同棲の挨拶にお土産を持っていきましたか?」と聞いたところ次のような結果になりました。

同棲の挨拶にお土産を持っていきましたか?

約9割とほとんどのカップルが、同棲前の挨拶にはお土産を持っていったようですね。

お土産は持っていくのが義務というわけではありません。ただ、お土産を持っていくことで「マナーがちゃんとなっている人」だと思ってもらえる可能性が高いです。

なので、お土産を持って行くか迷っているなら、お土産を用意して挨拶に行くのがおすすめですよ。

挨拶の順番は彼女の家、彼の家どちらから?

挨拶の順番は彼女の家、彼の家どちらから?

ここでは、同棲の挨拶をする順番について紹介します。

同棲の挨拶に行くことは決めたものの、「彼の家と自分の家、どちらから先に挨拶すれば良いのかわからない」という方もいますよね。

実際に同棲の挨拶をした私たちカップルと、同棲経験のあるカップル51組の意見をもとに解説しますので、是非参考にしてみてください。

【体験談】私の家から挨拶に行きました。

私たちカップルは、私(彼女)の家から先に挨拶に行きました。

私(彼女)の家は特別マナーに厳しいわけではありませんでしたが、一般的に女性の家の方が「娘がお嫁に行ってしまう」という感覚が強いと言われているからです。

実際に私の両親も、私の家から先に報告したことで彼に対して誠実さを感じたようです。

【アンケート】彼女の家から挨拶したのは約8割

ちなみに、同棲前に両親に挨拶に行ったカップルに「彼女の家と彼の家どちらから先に行きましたか?」と聞いたところ次のような結果になりました。

彼女の家と彼の家どちらから先に行きましたか?

やはり、彼女の家から挨拶する割合が約8割と多いようですね。

ただ、

  • 彼の親が反対している
  • 彼女の実家が遠い

などの理由がある場合は、臨機応変に順番を変える必要もあります。

なので、挨拶する順番に迷ったら、

①お互いの家庭が同棲や結婚についてどう考えているのかを共有する

②その上で挨拶する順番を決める

という順序を踏まえると良いですよ。

同棲前の挨拶の切り出し方は?

同棲前の挨拶の切り出し方は?

同棲の報告をする際に「どうやって同棲の挨拶を切り出したら良いかわからない」という方もいますよね。

お互いの親と何度か会っているカップルでさえ、同棲前の挨拶は緊張するものです。

そこでここでは、同棲の挨拶をスムーズに切り出す方法をいくつか紹介します。

【体験談】まずは実家側の私(彼女)から切り出しました。

私が彼と同棲の挨拶をしに実家に行った時は、まずは私が簡単に彼を紹介してから「今日は大事な話がある」と切り出しました。

その後、彼から

  • 自己紹介
  • 交際期間
  • 同棲したい理由

を話してもらう流れになりました。彼としては、本題の前に私からの紹介があって話しやすかったようです。

ちなみに、彼の家に挨拶に行く際は彼から私を紹介してもらいました。

また、その場で「先日は私の両親にも挨拶をしてもらい、許可も頂いてます」とも伝えました。

彼の両親に同棲を納得してもらうためにも、すでに自分自身(彼女)の家には許可をもらっていることも伝えるとより安心してもらえると思います!

ポイント!

彼女の実家に行く場合→彼女が切り出す

彼の実家に行く場合→彼が切り出す

【アンケート】切り出し方に大きな差は無し。両親との関係性に応じて対応を考えよう

ちなみに、同棲前の挨拶をしに行った先輩カップルに「同棲することをどのように切り出しましたか?」と聞いたところ次のようになりました。

同棲することをどのように切り出しましたか?

それぞれ、割合にほとんど差がありませんでした。

実際、カップルによって

  • 両親と初対面
  • 両親が同棲について寛容的なことがわかっている
  • すでに、両親と親しい

など、関係性は違います。

なので、次の表のように

関係性 切り出し方
両親と初対面の場合 実家の彼女(彼)から切り出す
同棲について”否定的”な親の場合 実家の彼女(彼)から切り出す
同棲について”寛容的”な親の場合 何気ない話をして、緊張をほぐしてから切り出す
すでに両親と親しい場合 自分から切り出す

カップルと挨拶をしに行く両親がどんな関係性なのかを確認した上で、切り出し方を決めましょう。

より同棲の話がしやすくなるはずです。

同棲前の挨拶に行く際のマナー・注意点

同棲前の挨拶に行く際のマナー・注意点

同棲の挨拶をするにはマナーや注意点があります。

最低限のマナーを知らずに挨拶に行って「常識がなってない」と思われないためにも、次に紹介するポイントを押さえておきましょう。

あらかじめアポを取って行く

同棲の挨拶をする日はお互いの実家に

  • 挨拶に行く日にち
  • 時間帯

を伝えておくのがマナーです。

お互いの両親の都合がつくように、少なくとも1ヶ月以上前には連絡をしておきましょう。

敬語を使う

敬語を正しく使うのも重要です。

特に同棲の挨拶をする日が初対面の場合は、言葉遣いがなっていないと悪い印象を与えてしまいます。お互いの両親に対して、同棲することに不安を感じさせてしまうかもしれません。

特にお互いの呼び方や両親の呼び方には注意が必要です。

相手(彼、彼女)のこと:

〜さん

相手の母、父のこと:

お二人、または〜さんのご両親

と丁寧な言葉遣いを意識しましょう。

想定できる質問への対処法を紹介

想定できる質問への対処法を紹介

同棲の挨拶をしたものの、中には同棲に反対されたり、色々な質問を受ける可能性もあります。

両親からの質問に答える際に重要なのが「結婚を前提に考えている」「真剣にお付き合いしている」と伝えることです。

ただ、挨拶の場でとっさに言葉が出てこないこともあるかもしれません。

そこでここからは、同棲の挨拶をした際に想定される質問と解答例を紹介します。

事前に何を聞かれるのか想定しておくと、挨拶当日に緊張せず冷静に会話することができますよ!

結婚前に同棲するのは順番が違う!と言われたら

なかには「一緒に住むのは結婚してから!」という意見の親世代もいます。

もしも、結婚前の同棲は順番が違うのではないか?と聞かれたら次のように答えるのが良いですよ。

「本気で結婚を考えているからこそ、結婚後も安定して夫婦でいられるように、まずは2人で同棲して結婚への基盤を作って行きたいと考えています。また、一緒に住むことで精神的にも経済的にも〇〇さんにより安心してもらいたいという気持ちから、同棲を始めようと考えました。」

反対する親としては、結婚の意思の強さを聞きたいはずです。なので、結婚を前提に同棲を決めたことを伝え、同棲に納得してもらいましょう。

生活していけるの?と言われたら

同棲そのものに対して、生活していけるのか聞かれる可能性もあります。そんな時は次のように答えてみてください。

「経済面には不安はありません。共働きということもあり、育児やマイホームを買うために貯金できる余裕もあります。ですので、〇〇さんが働けなくなっても不便するようなことはありません。」

生活面に不安はないことを断言してから、その理由と将来のための経済的な基盤作りをしていくことも伝えてみましょう。

経済的な不安がないことをわかってもらえれば、より同棲に納得してもらえる可能性が上がりますよ。

ちなみにどんな質問でも、

  • 結婚のために同棲すること
  • 同棲をする用意があるからこそ挨拶に来ていること
  • 相手のことをより大事にする気があること

これらを伝えましょう。両親が感じている同棲に対する不安を軽減できれば、同棲を前向きに捉えてもらうことができます。

そのためにも、カップル同士で”同棲する意味”を共有しあっておきましょう!

彼が同棲前の挨拶に乗り気ではない時の対処法

彼が同棲前の挨拶に乗り気ではない時の対処法

この記事を読んでいる方の中には、「彼が同棲の挨拶に乗り気じゃなくて困っている」方もいるかも知れません。

そんな場合はまず、結婚を考えていることを真剣に伝えるべきです。

「結婚を前提に同棲がしたくて、そのためにも両親に認めてもらいたいから挨拶に行って欲しい。」と素直に伝えてみましょう。

それでも分かってもらえない場合は、彼と同棲をする目的をもう一度話し合った方が良いです。

同棲期間中は恋人同士とはいえ、お金の管理や家事分担など共同作業が重要です。時にはお互いに違った考え方をしてぶつかり合うこともあります。

ただ、同棲中に価値観が違ってもお互いに協力し合えるのは、お互いが結婚を考えているからこそです。

逆に、同棲の目的が一致していない場合、あらゆる場面ですれ違いが起きてしまう可能性が高いです。

彼に結婚の意思があるのかどうか確かめるためにも、彼が同棲の挨拶に乗り気ではない場合は、同棲する目的を2人で話し合いましょう。

同棲の挨拶は納得してもらえる準備をしてから

同棲の挨拶はお互いの親に同棲を納得してもらうためにするものです。

なので、お互いの親が

  • 結婚や同棲に対してどんな価値観を持っているのか
  • そもそも結婚に対して前向きなのか否か
  • 結婚相手に何を期待しているのか

など2人で共有した上で、どんな挨拶をすべきか2人で準備しましょう。

お互いの親の考え方にできるだけ合わせて挨拶をすることで、より同棲に納得してもらえる可能性が高くなります。

そして何より重要なのが、同棲をする意味をカップル同士で共有しておくこと。

同棲の挨拶をした際は、お互いの両親から質問や心配をされることも考えられます。

その時に「なぜ同棲するのか」「同棲した先いつ頃に結婚を見据えているのか」も話し合いできていれば、より納得してもらえるような回答ができるはずです。

両親に同棲を納得してもらうためにも、この記事を参考に挨拶の準備を進めていってくださいね。