マッチングアプリの危険性と安全なアプリの見極めポイント9つ徹底解説

マッチングアプリマニア、婚活中のアラサー女性マミです!
マッチングアプリや婚活サイトなど、ネットで婚活をしていると「危険じゃないの?」「大丈夫なの?」と心配されることがあります。
実際に100種類以上もの出会いサイト&アプリ(マッチングアプリ、婚活サイト、恋活アプリなどなど)をインストールして利用している私が出した結論は、安全なアプリを選べば全く問題はありません。
この記事では、そもそもマッチングアプリでの「危険」とは何か?から始まり、安全にまつわる2つのポイントを解説していきます。
- 危険人物を見分けるコツ
- 危険なマッチングアプリを見分けるコツ
もし、「安全=真剣で真面目な人と出会い」と言う意味なのであれば、真面目さや真剣さの切り口から各マッチングアプリを比較・検証した記事がありますので、そちらをおすすめします。
調査結果:安全だと判定したマッチングアプリリスト
まず初めに、結果から解説していきます。
私が検証のために実際に行ったこと
- 利用規約を隅々まで読んだ
- 運営会社について調べた
- 実際に登録してユーザーの質を確認した
- 実際に課金してシステムの確認を行なった
結果、特に安全性が高いと判定したマッチングアプリは以下の通りです。
アプリ名 | 安全対策 | 参考リンク |
---|---|---|
![]() ペアーズ |
・年齢確認が必須 ・パトロールで違反者の退会対応 ・サポート格付けで高ランク獲得 ・メッセージなどの監視 |
公式へ |
![]() Omiai |
・年齢確認が必須 ・不正ユーザーの強制退会対応 ・かなり細かな通報システムを完備 ・写真やメッセージなどの監視 ・プロフィールの非公開モードが無料で使える |
公式へ |
![]() with |
・年齢確認が必須 ・不正ユーザーの強制退会対応 ・かなり細かな通報システムを完備 ・写真やメッセージなどの監視 |
公式へ |
![]() match |
・年齢確認が必須 ・パトロールや不正ユーザーの対処 ・独身証明や収入証明の提出可 ・プロフィール審査が2段階 |
公式へ |
![]() タップル |
・年齢確認が必須 ・画像やメッセージ内容の監視 ・不快ユーザーの報告機能 |
公式へ |
![]() マリッシュ |
・年齢確認が必須 |
公式へ |
アプリ名 | アプリの特徴・真剣度 | 参考リンク |
---|---|---|
![]() ペアーズ |
■20〜30代の恋愛向き 会員数は1,000万人で、恋愛目的の20代~40代が幅広く登録 。出会いのチャンスは多いが、迷惑ユーザーにあたる可能性も高くなる |
公式へ |
![]() Omiai |
■20〜30代の結婚向き 累計会員数は500万人(※2019年12月時点)で、結婚を見据えたアラサーの登録が多い 。真剣度の高いユーザーが多いので、体目的の人は少ない。 |
公式へ |
![]() with |
■20代の恋愛向き 20代の恋愛目的の人と出会いたい人向け。趣味や相性重視で出会えるシステムなので、中身重視したい人にも! |
公式へ |
![]() match |
■40代〜の結婚向き 会員数は187万人で、30代から40代の登録の多い婚活アプリ。メッセージ機能を使うのに男女とも課金が必要なので勧誘業者は少ない。 |
公式へ |
![]() タップル |
■食事・デートから始めたい人 会員数は600万人で、学生から20代の登録の多いアプリ。年齢層が低いため、結婚を意識するユーザーは少ない。 |
公式へ |
![]() マリッシュ |
■40代〜の恋愛向き |
公式へ |
上記で紹介しているアプリはニックネームで登録可能です。
メッセージのやりとりをする前に、年齢確認のために書類の提出が必要ですが、アプリ上では氏名や住所など個人情報は表示されません。
さらに、上記のアプリは全て大手のマッチングアプリで、プライバシーマークも取得していて安全です。
安全対策に力を入れているマッチングアプリの特徴と登録ユーザーの真剣度
企業側が安全対策に力を入れても、迷惑ユーザーの登録をゼロにはできません。通報システムで迷惑ユーザーが除外されるまでに、自分が当たってしまう可能性もありえます。
迷惑ユーザーを見極める力があればブロックして対応もできますが、できれば最初から迷惑ユーザーにあたる可能性の低い、ユーザーの真剣度の高いアプリを選びたいですよね。
そこで、私が利用して感じたアプリの特徴とユーザーの真剣度から、男女別のおすすめベスト1を解説します。
女性ならヤリモクの少ないOmiaiがおすすめ
Omiaiは結婚を意識した男女の登録が多く、婚活目的で利用している人が7割以上です。
さらに、利用規約でヤリモクや彼女がいる人の利用を禁止しています。
そういった人は見つかり次第、凍結などでアプリから消えていく仕組みが整っています。そのため、体目的の男性は他のアプリと比べると少ないです。
また、Omiaiは女性無料で利用できるので、「お金を払ったのに、こんな人にあたるなんて…」と損をすることもありません。

おすすめの理由
- 利用規約でヤリモクNGとしている
- 年齢だけでなく名前や性別まで本人確認をしている
- 通報システムが優秀(後述)
- 運営企業は上場しているため安全性に力を入れている
通報システムとは違反やトラブルにあった際に運営側に報告ができる機能のことです。
通報機能はどのマッチングアプリにもついています。しかし、通報できる内容はビジネス勧誘や写真盗用での肖像権侵害など、アプリ側が不利益になる内容が多いです。
一方でOmiaiは連絡無視やドタキャンと行った個人間のトラブルにも対応しています。
体目的、ドタキャン、暴言、連絡無視、嘘をつかれたなどは退会対応や注意対象となり、迷惑ユーザーと認定されると、警告や強制退会などの対応をしっかり取ってもらえます。
各アプリでどの内容まで対応しているかは利用規約の禁止行為を見ればわかります。
「ユーザーが出会いたくない相手」をきちんと排除しているから、真面目に恋活・婚活している人のみが残る仕組みになっています。
男性は男女ともに有料のmatchがおすすめ
男性が遭遇する迷惑ユーザーで多いのが、投資などのビジネスの勧誘です。
女性無料のマッチングアプリだと業者はコスト無しで活動できるので、勧誘目的のユーザーが入り込む確率が上がります。
ですが、matchは女性も男性と同額の利用料がかかるため、女性業者の参入が少ないのです。

理由は以下の通り。
- 女性も有料のため、女性の業者が少ない
- 婚活目的で利用している人が8割以上で真剣度が高い
- 会員数は中規模のため、業者・勧誘の遭遇率は低め
会員登録は無料で、検索機能は利用できるので、課金前にどんなユーザーが登録しているか事前確認も可能です。
ペアーズやタップルは恋活目的が過半数に対し、Omiaiは婚活目的が7割、matchは9割が婚活目的と、利用者の真剣ども違います。
ペアーズは真剣どは少し落ちますが、会員数は多めの傾向にあるので、迷惑ユーザーの見分け方が分かる人なら利用を検討してみても良いと思います。
詳しい判定結果は記事後半でデータを公開し、解説していきます。
ここから、細かい説明が増えるので、目次を活用してください。
マッチングアプリで起こりうる危険とは
そもそも、マッチングアプリでの「危険」とはどのようなことか?2カテゴリ全7パターンに分けました。
- 本当は既婚者、恋人がいる人だった
- 体の関係を目的としていて、まじめに恋愛する気のない人
- 何かしらのお客を探している人(業者など)
- 課金へ誘導される(サクラなど)
- 課金レートが超高額
- 別のサイトやアプリへインストールを誘導される
- 個人情報が流出する
大枠を解説した後に、詳細な対策方法を解説していきます!
1:利用者自体が悪意を持っている危険人物のパターン
マッチングアプリの利用目的は「恋人を探すこと」です。それに反する人物は出会いたくない人=危険人物と判断します。
具体的には、以下のパターンは危険人物と言えるでしょう。
- 本当は既婚者、恋人がいる人だった
- 体の関係を目的としていて、まじめに恋愛する気のない人
- 何かしらのお客を探している人(業者など)
対策としては、上記のような目的での利用を禁止としているアプリを選ぶこと、そしてマッチングした相手を見極めることのダブルチェックをしていくことで、危険を回避できます。
2:アプリ自体が危険なパターン
使ってはいけない危険なアプリについてです。起こりうる危険としては4つ。
- 課金へ誘導される(サクラなど)
- 課金レートが超高額
- 別のサイトやアプリへインストールを誘導される
- 個人情報が流出する
上記の危険については、この後紹介していく安全なマッチングアプリの見分け方で回避することができます。
迷惑ユーザーとのトラブルに巻き込まれないために注意すべき事
いくつかのポイントを押さえれば、迷惑ユーザーとのトラブルに会う確率は確実に減ります。しっかりチェックしてトラブルを回避しましょう。
初めて会うときは必ず昼間・カフェ・駅チカで
お互いの素性もよくわからないまま会うときに、必ず守ってほしいこと。
- 必ず昼間に会うこと
- カフェやレストランなど人が多いエリアで会うこと
- 車に乗らないよう駅チカにすること
- 時間をはじめから決めてきちんと解散すること
一番危険なのは二人きりの密室になることです。昼間、人が多い、車に乗らない。この3つを守ることができれば、密室に二人という状況は避けられるはずです。
メッセージから相手の目的を予測すべし
実際に会う前のメッセージで相手を見極める方法も伝授します。
要注意なのはこの3パターン。
体だけが目的の男性に要注意
- やたらと飲みにこだわる
- 絶対に夜に会いたがる
- すぐに会おうとしてくる
この3点に違和感を感じたら注意。
一度食事に行きましょう!お酒は好きですか?平日の夜でしたらいつが都合よいでしょうか?
是非、よろしくお願いします!お酒はあまり飲まないんです><平日の夜は終わり時間がバラバラなので、出来れば土日の昼間がいいのですが…
だったら、金曜の夜とか遅めでもOKですし、土曜日の夜でもいいですよ!渋谷に美味しいディナーの店があるので一緒に行きたいです!
初めてお会いするのでまずはカフェで1~2時間お話しできればと思っていますが、ダメですか…?
奢るので、ディナー行きましょう!
本気で恋愛したいならば相手の希望を聞いてくれるはず。自分の意見を通そうとしてくる人は自分にメリットのある目的を持っているからです。きっぱりお断りを!
ビジネス勧誘される注意したい手口
ビジネス勧誘やマルチネットワークを行っている人も特徴があるので注意してください。
- ご飯やデートなど特に目的無くただカフェでお話し
- カフェを指定してくる
- 特定のカフェで待ち合わせなど相手がグイグイ決める
- それとなく副業や仕事について聞いてくる
- 相手の知り合いや友人を巻き込もうとしてきたときは要注意
趣味も会うし、一度会ってお話ししてみたいです~(*^-^*)
僕もお会いしたいです、いつ頃あいていますか?
行きつけのカフェが渋谷にあるのですが、どうですか?今週の15時ごろってどうですか?
いいですね!楽しみにしています、待ち合わせは渋谷駅ですか?
お店の地図を送るので、お店の前で待ち合わせにしましょう!
わかりました!楽しみです
やたらと積極的でサクサクと話が進み、店や時間を指定してくる。このパターンは何かしらの勧誘の可能性があります。
勧誘する人たちは、お金をかけずにたくさんの人と会って話をしようとします。さらに話の中に夢、自由、ライフワークバランスなどの言葉が出てきたら注意。
また、「友達を連れてきた」「合わせたい人がいる」「一緒にセミナーに行かないか」など、普通の恋愛やデートとしてはおかしいなと思うようなことがあれば、身を引くのがベストです。
今日・明日いきなりこれから会おうと誘われたら注意
マッチングアプリで「今日・明日会おう」というケースは稀です。ほとんどはメッセージで相手のことを理解し、お互いに会ってみたいと思ってから会う流れが一般的です。
こんな流れに注意。
今日、会えませんか?
えっ、今日…?!夜だったら会えますけど?!
寂しくて…大人の関係が希望です。相性が合えば定期的に会える関係になりたいです
どこに行けばいいですか?
渋谷でいいですか?こういう出会いってあまり信用できなくて…。今日だけ2万でお願いできますか?次回からはお金は要りません。
継続的な関係を匂わせながら初回だけお金を要求してくる女性には要注意です。業者である可能性が高いです。男性は旨い話には十分に注意が必要ですよ。
迷惑ユーザーによるトラブルに引っ掛かりににくいアプリを選ぶ
迷惑ユーザーとのトラブルを避けたい場合、以下のようなアプリを選ぶことをおすすめします。
- メッセージ機能が有料のアプリを選ぶ
- 会員登録に必要な書類の多いアプリを選ぶ
- コンシェルジュが仲介してくれる婚活アプリを選ぶ
まず、メッセージ機能が有料のアプリを選ぶと良いです。メッセージまで無料のアプリは、業者もアカウントを増産しやすいので、業者が増える傾向にあります。
次に、会員登録に必要な書類の多いアプリを選べば、迷惑ユーザーが混じる可能性が下がります。本人確認書類が必要なだけで業者は数を増やすことができなくなります。
最後に、コンシェルジュが仲介してくれる婚活アプリを選ぶ手段もあります。コンシェルジュが仲介に入るので、業者や勧誘に当たる可能性はなくなるほか、結婚目的の真剣なユーザーが多いので遊び感覚でアプリをしている人とも当たりにくいです。
迷惑ユーザーによるトラブルに引っ掛かりにくいアプリ
アプリ名 | 安全対策 | 参考リンク |
---|---|---|
![]() Omiai |
結婚を前提にした真剣な恋愛をしたいアラサーの多いマッチングアプリ。 男性は課金が必要なので、遊び目的の男性に当たる可能性を減らせる。 | 公式 詳細 |
![]() タップル |
悪質なユーザーのなりすましを防ぐため、身分証明書の顔写真とタップルアプリ内の自撮り写真をプロフィール写真と照合する本人認証がある。 | 公式 詳細 |
安全性が高いアプリを利用し、自分自身も相手をきちんと見極めるという使い方をしていけば、真面目に恋愛をしたい男女と出会えるはずですよ。
サクラや業者の見極めについては別の記事でさらに細かい解説をしています。そちらも合わせて読んでみてください。
安全なマッチングアプリを見分ける方法
では、さらに深掘りして、私が実際に行った安全に関するチェックの内容を解説していきます。
ポイント7まではインストール前のチェック項目です。7までクリアしていればまずは安全なアプリです。8番以降はインストール後にチェックするポイントで、より安全か見極めていくポイントです。
チェック項目は以下の9つ
チェック項目が多くて、これだけ調べるのは面倒ですよね。
大丈夫です。当編集部が有名なアプリ全て調べました。その結果がこちら!
安全ポイント1:事業届を出しているか
マッチングアプリを運営するためには、警察へ「インターネット異性紹介事業届出」の申請をし、受理されなくてはいけません。
そして、受理番号を掲載する必要があります。この番号がない時点で「マッチングアプリ」ではないため、条約的に出会いを探してはいけないアプリです。
アプリストアの説明内や公式サイトに明記してあるかチェックしてください。
※OKの例(ペアーズ)
安全ポイント2:国内の企業が運営しているのか?
アプリストアでデベロッパ(運営者)をチェックしましょう。少なくとも企業が運営しているのが最低ラインです。
アプリストアの「情報」をみてみると、開発元や公式WEBサイトが確認できます。言語が日本語のみになっていれば、国内企業ですが、他の言語もある場合は海外企業の可能性があるため、企業のコーポレートサイトもチェックしました。
※OKの例(ペアーズ)
ペアーズは株式会社エウレカが開発し、公式WEBサイトもきちんと存在しています。言語は日本語以外にもありましたが、コーポレートサイトを見ると国内にオフィスがある企業でした。
ここをチェックする理由は2つ。
まず、個人運営の場合、数万人の会員のサポートや問い合わせ対応、違反者の監視や対応が難しく、トラブル対応をしていない可能性があるからです。
そして、海外企業の場合、何かトラブルが起きたときの対応で日本語が通じない、サポートしてもらえないと言った可能性があるからです。
例として、Tinderは海外製のアプリですが、利用規約を見るとトラブルなどは「自己責任」とあります。また、問い合わせフォームも普通にはたどり着けないような作りになっています。
このような理由から、国内の企業がきちんと運営しているかどうかは重要なポイントです。さらに、上場企業だと尚良いです。
マッチングアプリ業界の中でも、大手企業が運営しているアプリは以下の通り。
大手企業運営でおすすめの安全性が高いマッチングアプリ
大手企業が運営・管理しているアプリです。聞いたことのある馴染みのある企業ばかりだと思います。
アプリ名 | 運営会社 | アプリの特徴 |
---|---|---|
エウレカ (米国上場Matchグループ傘下) |
幅広い年齢層の利用する恋活アプリ。 検索機能が便利で会員数も多く初心者向け。 | |
ネットマーケティング (国内上場) |
結婚を意識したアラサー登録の多いアプリ。 真剣度の高いユーザーの登録が多い。 | |
Match.com (米国上場) |
30~40代メインの婚活アプリ。 男女とも課金が必要なので本気度の高い女性に出会いたい男性におすすめ。 | |
![]() タップル |
マッチングエージェント (国内上場企業の子会社) |
学生から20代に人気の恋活アプリ。 恋愛目的の人が多いので、同世代で恋愛から始めたい人向け。 |
株式会社with |
20台の登録の多い恋活アプリ。 相性診断で性格がマッチした人を探しやすい。 | |
![]() ゼクシィ縁結び |
リクルートマーケティング パートナーズ (国内上場企業) |
アラサー向けの婚活アプリ。 婚活アプリの中では20代後半の登録が多いので、早めの婚活向け。 |
![]() ブライダルネット |
株式会社IBJ (国内上場企業) |
30代~40代の登録が多い婚活サイト。 専任の担当がつくので、迷惑ユーザーを紹介される可能性は低い。 |
![]() ユーブライド |
株式会社ダイバース (国内上場企業の子会社) |
30代~40代がズバ抜けて多い。 大きな特徴はなく、ごく普通の使いやすい婚活サイト。 |
![]() マリッシュ |
株式会社マリッシュ (国内企業) |
40代以上の登録が多い恋活アプリ。 シンママ、シンパパ支援プログラムがあり |
安全ポイント3:会社情報がきちんと掲載されているか
企業が運営しているとわかれば、その企業名で検索しコーポレートサイトを確認します。
最低限、必要な情報が乗っているかを確認し、国内で実体のある企業かどうかをチェックします。
さらに、Googleで会社名を調べたときにナレッジパネル(Googleが実在している企業と判定しているか)が出るかも見るとなお良いです。
※ナレッジパネルの例

安全ポイント4:プライバシーマークは取得できているか
マッチングアプリを使う際に、身分証明書の写真を送らなくてはいけません。この情報が流出してしまわないか、不安に思う方もいると思います。
プライバシーマーク(TRUSTeなど)があり、個人情報の保護に関して気をつけている企業なのか、合わせて確認しましょう。
このプライバシーマークの取得には条件があり、さらに高額な費用もかかるため、個人運営のマッチングアプリでは取得が難しいものです。マッチングアプリの安全性にコストをかけている点から、安全の指標の一つとしました。

安全ポイント5:利用規約で恋人のいない独身のみとしているか
ここまでクリアできたら、次はアプリの内容についてチェックしていきます。
アプリの利用規約をチェックし、利用できる条件を確認します。
ここでの安全性は3段階に分けてチェックしていきます。
利用できる人の確認
- 安全レベル1:18歳以上のみ
- 安全レベル2:18歳以上かつ独身
- 安全レベル3:18歳以上かつ、恋人やパートナーのいない独身
一番安全なのは、既婚者だけでなく、恋人がいる人も利用禁止としているアプリです。
この場合、相手に恋人がいると分かった時点で通報することができ、警告や凍結などの対応をしてもらうことができるからです。
アプリ名 | 18歳以上 | かつ独身 | かつ恋人なし |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | |
○ | ○ | ○ | |
○ | ○ | ||
![]() タップル |
○ | ○ | |
○ |
○ | ○ | |
![]() ゼクシィ縁結び |
○ | ○ | |
![]() ブライダルネット |
○ | ○ | ○ |
![]() ユーブライド |
○ | ○ | ○ |
![]() マリッシュ |
○ | ○ | ○ |
安全ポイント6:利用規約で恋人探し以外の利用をNGとしているか
さらに、利用規約にアプリの利用目的が記載されているかチェックします。
チェックポイント
- 安全レベル1:男女の出会い目的
- 安全レベル2:結婚前提の出会いを支援
- 安全レベル3:ヤリモクなども禁止
一番安全なのは、体目的や勧誘、迷惑行為など具体的に禁止項目を明記しているところです。
こちらも確認しました。
安全ポイント7:有料プランの料金が明確かつ、定額制か
次は、料金が明確でわかりやすく定額かをチェックします。
安全な出会いのためには、運営側のパトロールや取り締まりが必須です。どの世界にも悪用するユーザーは存在します。それをいかに排除できるかがカギです。
しかし、悪質ユーザーを排除するためには資金も必要です。
有料プランがきちんと整っていて課金するユーザーが多くなれば、それだけパトロールを強化する資金が生まれるわけです。
そのため、完全無料となっているアプリは避ける方が安全です。
出会いに関するアプリの料金形態にはいくつか種類があります。
避けるべき危険なアプリの料金形態はこの2つ。
避けた方が良い料金プラン
- 危険:完全無料のアプリ
- 危険:メール1通あたりのポイント課金のアプリ
完全無料のものは、連絡を取ろうとすると別の有料アプリをダウンロードするような案内が出るものも存在します。
また、メール1通あたりのポイント課金制は、1通5円程度のものから1通150円と超高額なものまで様々でした。
都度課金タイプのアプリは避ける方が良いでしょう。
明瞭で安心な料金プラン
- 基本無料で、便利になる機能が月額制のもの
- 登録時は無料、異性と連絡を取る場合は男性のみ月額制
- 登録時は無料、異性と連絡を取る場合は男女ともに月額制
- 上記にプラスして、便利機能が月額プランで購入可能なもの
安全なアプリリストは以下の通りです。
安全ポイント8:年齢確認ではなく本人確認になっているか
ここからは、実際に登録した後のお話です。
マッチングアプリでは年齢確認が義務付けられており、どのアプリでも年齢がわかる証明書の写真を提出する必要があります。
年齢確認と本人確認ってどう違うの?と思う人もいるかと思いますか、全然違います!
- 年齢確認→18歳(20歳)以上か確認をする、基本的には機械が生まれ年を自動でチェック
- 本人確認→申請と生年月日、氏名、性別があっているかを人の目で確認する
正直なところ、年齢確認は18歳以上であれば問題ないので、年齢や性別を偽っても問題なく審査を通過してしまいます。
これは実際に登録して実証済み。年齢確認しか実施していないアプリで、29歳女性の私のアカウントと23歳男性の偽アカウント、同じ証明書ですんなりと審査が通ってしまいました。
「年齢と証明書の発行元以外は隠してOK」というアプリの場合、性別や年齢を偽って登録している人が紛れている可能性があることを頭に入れておきましょう。
こちらもレベルを3つに分けてチェックしましょう。
本人確認の安全ポイント
- 安全レベル1:年齢さえわかればOK、他は隠しても良い
- 安全レベル2:年齢や性別、氏名などを提示、隠してはいけない
- 安全レベル3:身分証明書の他に、顔写真の照合や、独身証明や年収証明の提出が必要
安全ポイント9:通報機能や運営のパトロールがされているか
最後に、運営のパトロールや通報への対処です。
迷惑ユーザーとして報告する機能はどこのマッチングアプリにもついているのですが、実際にアカウント停止などの処置をしているかが問題。
通報機能のチェックポイント
- 安全レベル1:違反と思われる人を通報できる
- 安全レベル2:実際にイエローカードや強制退会などをしている
利用規約の厳しさはここに関わってきていて、利用規約でヤリモクや恋人がいる人は使ってはダメですと記載があれば、利用規約違反を理由にアカウント凍結ができます。
そのため、利用規約がきちんと書いてあるかが重要ということです。
私が40個近くのマッチングアプリを使っていた中で、実際に違反ユーザーの表記を見つけたのは以下の4つです。
- Omiai
- ペアーズ
- with
- タップル
まとめ マッチングアプリは気を付ければ安全に出会えるツール
マッチングアプリを安全に活用するためのコツを紹介してきました。
個人でもアプリやサイトを簡単に作れる時代になった今、まさにマッチングアプリ戦国時代。沢山の種類があり、その数は100、200と毎日増え続けています。
その中でも大手で安全対策がバッチリされているマッチングアプリがこちらです。
アプリ名 | 安全対策 | 参考リンク |
---|---|---|
![]() ペアーズ |
・会員数は 2000万人 で、恋愛目的の20代~40代が幅広く登録 ・出会いのチャンスは多いが、迷惑ユーザーにあたる可能性も高くなる | 公式 解説 |
![]() Omiai |
・累計会員数は 800万人 (※2019年12月時点)で、結婚を見据えたアラサーの登録が多い ・真剣度の高いユーザーが多いので、体目的の人は少ない | 公式 解説 |
![]() match |
・会員数は 200万人 で、30代から40代の登録の多い婚活アプリ ・メッセージ機能を使うのに男女とも課金が必要なので勧誘業者は少ない | 公式 解説 |
![]() タップル |
・会員数は 1700万人 で、学生から20代の登録の多いアプリ ・年齢層が低いため、結婚を意識するユーザーは少ない | 公式 解説ページへ |
![]() マリッシュ |
・会員数は100万人で、恋愛や再婚目的の40代が登録 ・恋愛目的のユーザーが多いので真剣度は婚活アプリよりは低い |
公式 解説 |
安全性が高いアプリを利用し、自分自身も相手をきちんと見極めるという使い方をしていけば、真面目に恋愛をしたい男女と出会えるはずです。
上記以外にもまだまだマッチングアプリ沢山あります!私が実際に使ったり、アンケート結果をまとめたりして出したマッチングアプリランキングも参考に合わせて読んでみてください。