マッチングアプリに潜む、サクラや業者の見分け方【男性向け】
マッチングアプリや婚活サイトには、恋活や婚活以外の目的で男性を物色するアヤシイ女性会員が存在します。
中でもサクラは有名ですよね。しかし、それ以上にやっかいなのがアプリを悪用して誘い出す悪徳業者たち。
そんな相手だとは気付かずに会ってしまい、「トラブルに巻き込まれた」なんて事例もよく耳にします。
本来なら絶対に遭遇したくない迷惑な相手。でも実際は普通の女性会員と見分けがつきにくく、判別の難しさに悩んでいる人も多いことでしょう。
今回は元出会い系運営者で彼女たちの生態をよく知る筆者が、それら『迷惑ユーザー』の見極め方や対処法など、プロならではのテクニックをご紹介してまいります。
※この記事は男性向けに書かれています、女性向けの迷惑ユーザーの見極め方はコチラ↓
サクラとは違う『迷惑ユーザー』って?
迷惑ユーザーとは、ターゲットとなる男性に近づいて特殊な目的を達成しようと待ち構えている人のこと。
彼女たちの登録理由は彼氏探しではありません。マッチングアプリを安心・安全に利用するためには、そんな相手を上手に避ける必要があるんですよね。
主な迷惑ユーザーをリストアップし、分類してみました。
会いたい系
会わない系
会いたい系の迷惑ユーザーは少々面倒。何度かデートしてから真の目的を切り出す女性もいて、それが判断を難しくさせています。
連日やたらと「いいね」してくる女性なんかも、上記いずれかの可能性が高いかと。
実は女性って、あまり積極的にいいねしないんですよね。マッチングアプリで女性の動向を調査すると、必ずデータに表れる傾向でもあります。
そんな行動に出なくても男性側がいいねしてくれますからね。それだけに、いいね爆撃をしまくる女性は怪しい目的を持っているとの認識で間違いなさそう。
さっそく種類別に目的や手口を紹介しつつ、見極め方や対処のコツを詳しく解説してまいりましょう。
デート商法は「惚れさせ度」で見極め
デート商法とは、異性とデートしながら高額商品を売りつける商法です。恋愛感情を利用するため、男性側は被害を自覚しにくいんですよね。
彼女たちのビジネスモデルは、ターゲットに直接売りつける(契約させる)スタイル。なので、まずは会おうとするのが特徴。
たいてい、直接デートしてから商品の話題を切り出します。売りつける商材は多岐にわたり、その種類は「壺」「絵画」「宝飾品」「洋服」「教材DVD」「不動産」「何かの権利」などなど。
メッセージでこんな言動を見かけたら要注意です。
- わずか数回のコンタクトで連絡先交換したがる
- あなたとの恋愛(もしくは結婚)に積極的
- 職業や生活水準について、探りを入れようとする
- まあまあ早い段階で「会おう」と切り出す。
彼女らがアプリの外で連絡を取りたがる理由は、勧誘の証拠を残したくないからです。
サイト上に証拠を残すことで、彼女らにとって都合の悪いことが起こります。たとえば、騙されたユーザーのクレームで運営からペナルティを受けたり。警察へ証拠として提出されてしまう恐れだってあります。
ローンを組めるかどうかの探りを入れられる事例も見られます。とはいえ、収入に関わらず限界までローンを組ませようとする手口のせいか、切り出してこないケースも。
とにかく、男性をソノ気にさせるのが彼女たちのノウハウ。相手が「惚れさせ屋」だと感じたら、まずは疑ってかかるべきでしょう。
デート商法・霊感商法の対処法
対処法は、前述のような言動を見せ始めたら会う前にスパッと切ること。たとえ相手があなたとの恋愛・結婚願望をアピールしても、感情に流されず距離を置くべきです。
会ってしまった場合、営業所や販売所に連れ込まれることも。判を押すまで帰してもらえないので、絶対について行かないようにして下さいね!
マルチ・ねずみ・ネットワークビジネスは「盛り」で見極め
マルチ・ねずみ講・ネットワークビジネス勧誘も、会いたい系迷惑ユーザーの代表格。
基本的に彼女たちはおとり役。デートに連れ出してセミナーに勧誘したり、「友人を紹介するね」と言ってクローザー(契約を強要する役)に会わせる役割を担っています。
ですので、連絡先交換のタイミングや誘導手法は、デート商法・霊感商法に酷似。ただ、こちらの場合はプロフィールで見極められるケースも少なくありません。
彼女たちの特徴は、自分が成功者だという「盛り」をしたがる点。メッセージやプロフィールでアピールする例もよく見られます。
- 「意識高い系」の発言がチラホラ
- 夢を語り出す
- リッチ生活や人生の充実ぶりをアピール
- イベントなど華やかなパーティの写真が目立つ。
中には、ご丁寧に「投資してます」「副業やってます」「ネットビジネスやってます」と書く女性もいます。
待ち合わせ場所に、落ち着いて話し込めるカフェを指定するのも特徴。「食事しよう」「飲みに行こう」とウソ約束して、そのようなカフェに誘導する例も多発中です。
マルチ・ねずみ・ネットワークビジネス目的の対処法
もし会ってしまったら、長時間拘束されて逃がしてもらえません。
「あれ?この人って妙に華やかじゃない?」と思ったら要警戒!すぐにやりとりを中止して、相手の出方をうかがいましょう。
夢や希望を叶えたい的な話を続けてくる場合もありますが、無視が無難。ブロックしてもいいでしょうけど、「他に気になる女性ができた」と告げるのも悪くありません。
自己啓発・宗教勧誘系は「カマかけ」で見極め
自己啓発セミナーや宗教の勧誘も前述の2例にかなり近いですね。連絡先交換を切り出す早さも共通しています。
他人がどの宗教を信じようが勝手ですが、しつこい勧誘だけは困りもの。こちらもまた、事前に見極めたいですよね。
困ったモノで、最近は会うまでスピリチュアルな話題を出してくれません。メールではチラリとも正体を見せず、会ってから核心を切り出す例が多いようです。
正直、迷惑ユーザーの中で最も見極めにくい部類。ただし、会う前後にこんな言動があったら要注意!
- 落ち着いて話せる場所で待ち合わせ
- ボランティア・サークル活動を勧められる
- 第三者に会わせようとする
- セミナーの話をチラつかせる
どれかひとつでも該当したらアウト。彼女たちは集客ノルマを課せられている場合もあり、積極的に会いたがります。
会う前にハッキリと目的を尋ねてもいいですね。なんだか怪しいな~と思う言動があったら、ズバリ「宗教系の人?」「セミナー方面の人?」なんてね。カマをかけて反応を見るのがオススメです。
自己啓発・宗教勧誘系の対処法
会ったが最後!断れない相手をいつまでも説得しようとします。もしそうなったら、弱気を見せずに毅然と対応しましょう。
「自分には必要ありません」と席を立ったり、過度にしつこいなら「警察へ行く」と明言して帰ろうとするのもアリです。
業者・割り切り女性は「キーワード」で見極め
いわゆる『デリヘル業者』や『個人営業の女性』ですね。マッチングアプリなどに潜り込んで、客を物色する人たちを指します。
両者の違いは営業形態だけ。目的は性的サービスの対価に金銭を求めることなので、共通点の多さが特徴です。
ただし、個人営業の女性は美人局である可能性も捨て切れません。ある意味、業者以上の警戒が必要かと。
見極めのカギは、メッセージやプロフィールで目にする謎キーワード。
- 割り切り
- 援助
- 円(または縁)
- ¥(記号の円マーク)
- 1.5や2などの数字
彼ら(彼女ら)は面倒が嫌いなので、かなり早い段階で要求を切り出します。だらだらメッセージを重ねたりもしません。「話の早い人」を求めるのも典型的な特徴です。
他にも、こんなプロフィールなら業者確率がハネ上がります。
- スリーサイズがやたらグラマー
- エロい情報を書く
性的な誘惑を強調する傾向にあるので、かなり分かりやすいと思いますよ。今回挙げた迷惑ユーザーの中でも、一番見分けやすいのではないでしょうか。
業者・割り切り女性の対処法
個人だろうが業者だろうが、公序良俗に反する利用目的。トラブルになりがちな相手なので、前述のキーワードを見かけたら近づかないこと。
会ってすぐホテルに行く話を切り出されたら、「そういう目的じゃないから」とハッキリ告げてその場を離れて下さい。
別サイト誘導は「携帯が」発言で見極め
ここからは「会わない系」の迷惑ユーザーをご紹介しましょう。
報告例が多いのは、別サイトへの誘導を目的とした迷惑ユーザー。マッチングアプリや婚活サイトは、そんな業者の狩場となっている感さえあります。
何パターンかありますが、よく見る事例がこの3つ。自社(もしくは関連会社)で構築した詐欺サイトへ誘導し、執拗にむしり取るのが定番です。
- 悪徳アダルトサイト
- ワンクリ詐欺サイト
- 悪徳出会い系
そして、誘導のセリフで多いのがこちら。
- 「携帯が壊れたから」
- 「機種変更して操作がよく分からないから」
- 「海外の携帯で不便だから」
上記発言の後、「だからこっちのサイトで連絡を取り合おう」と言い出すのです。
仕掛けてくるタイミングは連絡先を交換した後。アプリ内でやると証拠を残してしまうため、必ずLINEやメールに移動してから誘導を切り出します。
連絡先交換後に突然URLを紹介するような女性は、誘導目的で間違いありません。
別サイト誘導の対処法は
唯一の対処法は、外部サイトに誘導された時点でスッパリと縁を切ること。URLを踏むのだけは絶対にいけません。
アプリ運営会社に悪質ユーザー報告するのも忘れずに。この手の業者は一旦退会した後に別名義で再登録するので、基本はエンドレス。
常に遭遇の危険があると思っておくべきでしょう。
キャッシュバック嬢はサクラと同類
あえて迷惑ユーザーに分類しましたが実質的なサクラです。キャッシュバック嬢とは、獲得ポイントを現金や金品に還元できる出会いサイトで活動する人たちのこと。
男性がポイント消費行動をした際、女性側にもポイントが付与されます。それが溜まれば一定の金額と交換できるのです。
結果、それが彼女たちのお小遣い稼ぎに。楽してお金を稼げてしまうため、サクラと同じ行動パターンを取るようになってしまうんですね。
不幸中の幸いは、あまりにもサクラと似過ぎている点。すなわち、同じ方法で見極め可能なのです。
キャッシュバック嬢の対処法は
当然ながら会う気はありません。やたらと写メや不毛なメールを続けてポイントを消費させたがります。
キャッシュバック制度がなく、ポイント制ではない、月額制のマッチングアプリや婚活サイトでは活動できませんので、なるべく早く退会して、他のアプリを探すのが最も有効な対処法でしょうね。
ネカマは「メッセージ」で見極め
ネカマとは女性会員を装った男性のこと。一種の愉快犯で、悪質なイタズラユーザーでもあります。
ネカマの目的は『ポイント消費』ではありません。それでもムダにメールしようとするし、ウソのアポを入れたりもします。
男性の目的や欲求をピンポイントで突いてくるのが特徴です。アダルト系の話題を仕掛けて面白がるのも彼ら特有の心理。
だとしても、メッセージ内容に注意してさえいれば難しい相手ではありません。
- エロい画像(拾い画像)を送りつける
- 思わせぶりな発言が多い
- アダルトな会話をしたがる
- 簡単に会おうとする
もし画像が送られて来たら、Googleで画像検索してみましょう。きっと、同じ画像が見つかりますよ。(笑)
ネカマの対処法
ネカマの正体は、あまり女性に縁の無い男性だったりします。女性の生態に関する正しい知識を持っていない人間が多いようです。
方法としては、カマをかけるのがいいでしょう。たとえば、男性は知らないけど女性なら誰でもカンタンに答えられる質問をしてみるとか。
アクセサリー・香水・ファッションブランドなんていいですね。服のサイズも良し。「11号」とか「Mサイズ」と言われても、ネカマはピンと来ません。
相手はググってから回答すると思いますが、これを繰り返すことでボディーブローのように効いてきます。そのうち、あなたの相手をしたがらなくなりますよ。
迷惑ユーザーの少ないアプリを使おう
代表的な迷惑ユーザーをご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
彼女たちの絶対数を甘く見てはいけません。それでいて何度でも目的を遂行しようとするため、しっかり見極めてもゾンビのように続々と登場します。(苦笑)
そんな相手をひとりずつ選別する苦労をするぐらいなら、最初から迷惑ユーザーの少ないアプリに登録したい・・・とは思いませんか?
そこで!最後に元出会い運営者の私がオススメしたい優良アプリをご紹介しましょう。
どれも迷惑ユーザーを排除しやすい態勢を整えていて、彼氏希望の女性がたくさん登録しています。ぜひ一度ためしてみるといいですよ。
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