【体験談】マッチングアプリで写真詐欺をしていた女性と会ってきた

アラフォー男の最悪だったデート体験

マコト

恋活中のマコトです。

約2年マッチングアプリや婚活サイトを使っていると良いことも悪いこともあります。

美味しい思いをした出会いと、最悪だった出会い、どちらも赤裸々に語っています。

マコトが出会った女性たち

今回は、全くの別人の写真を登録していた、写真詐欺をしていた女性とデートしてきたお話です。

この事件についてはいまだにハッキリと覚えています。今回はその衝撃的な出来事の一部始終をご紹介していきます。

▼マッチングアプリでよくある危険性やトラブルについてはこちらの記事で解説中。写真詐欺については男性の18%が遭遇と、なかなかに多い様子。

出会いはPairs、芸能人のような素敵な女性

マッチングアプリを始めて数ヶ月のある日。

その日もいつも通りに「いい子いないかな~♪」と、Pairsの女性会員達を眺めていました。すると突然、スマホの画面に「『いいね!』が届きました」と表示されたのです。

マッチングアプリを使ったことがある男性なら分かると思いますが、女性から「いいね!」が届く場合、あまり好みじゃない方である方が多いですよね^^;

なので私は「どうせまた…」と独り言を言いながら、一応届いた「いいね!」を確認してみた訳ですが…

プロフィールを見ると、そこには目を見張るような素敵な女性の写真がありました

綺麗なストレートロングヘアーで、小顔ながらもキリっとした顔立ちをしています。例えるなら女優の北川景子さん似、といったところでしょうか。

Pairsでいいね!をくれたのは北川景子似の女性だった

この女性、名前をM子さんといいます。年齢26歳。都内在住で美容関連の仕事をしていると書かれていました。(背が高くてすらっとしているところがまさに私の好みです♪)

自己紹介文には、「職場が女性ばかりなのでなかなかいい出会いがなく、思い切って登録してみました」と書かれているのですが、気になったのはそれに続く一文です。

「気になった方には私から『いいね!』したいと思います。マッチングできたら良いのですが…」と書いてあります。

(おぉ!その”気になった方”というのは、俺のことじゃないのか?

これだけの人から「いいね!」をもらい、しかも”気になった方”とまで言われれば、もはや断る理由はないですよね^^

当然、すぐに「いいね!返し」をし、マッチング成立。私の方から挨拶すると、数分後にはM子さんから返事がありました。

こうして私とM子さんのやり取りが始まったのです。

サブ写真も加工の様子がなく詐欺には見えなかった

PairsでマッチングしたM子さんの容姿は完璧

M子さんはまだPairsに登録したばかりでした。なので、私とマッチングした後に数枚のサブ写真を追加していたのですが、そのどれを見てもとにかく美しいんです^^

目、鼻、口、肌質、メイクなど、どれをとっても完璧で、文句のつけようがないルックスをしています。その写真はとても自然で、プリクラに代表されるような修正・加工の痕跡はみられません

女性会員の多くが”奇跡の一枚”といえるほど、とても写りの良い写真をプロフィールに使っていることは私も承知しています。

とはいえ、複数の写真のどれもが美しく、どのアングルからみても自然な感じで写っているとなると、実物にかなり近いことが想像できます。

「これは間違いなく大物だ!」

そう感じた私は慎重かつ大胆にやり取りをし、マッチングから10日目でデートの約束を取り付けました。

そこに至るまでにかなり口説いていたので、M子さんもすっかりその気になってくれており…

「実際に会って私のことを気に入ってくれたら、私の方としてはマコトさんを断る理由はないです

とのメッセージまで貰っていました。(気に入るに決まっているじゃないですか!だって北川景子似だし^^)

デートで現れたのは写真とは全くの別人

Pairsで知り合ったM子さんと初デート

デート当日、待ち合わせ場所はとあるビルの前でした。最上階には眺めの良いオシャレなレストランがあり、そこで食事をすることになっていたのです。

私が到着したのは約束の20分前でした。当然まだM子さんは来ていないのですが、スタイルの良い美形風の女性が通り過ぎる度に「M子さんかな?」と、目で追ってしまいます。

分かっております、過度な期待は禁物ですよね。

どんな女性であれ、写真の方が良いのは当たり前であり、実物の110〜120%の写真写りというのが相場です。人によっては130〜140%ということもあります。

それは十分に分かっているのですが、それでもなお期待せずにはいられません。なぜなら130〜140%でもおつりがくるほど、M子さんは美しかったからです。

複数の写真を確認し、大幅な加工・修正がないことも分かっています。つまり、M子さんの美しさを疑う要素は何もないのです^^v

そんなことを自問自答しながら待っていると、M子さんから電話がかかってきました。

M子「マコトさん、もう着いてますか?」

私  「はい、予定通りの場所にいますよ。目印に青いバックを持っています」

M子「分かりました。私は今、道路を渡ったところで信号待ちをしています」

そう言われて信号の方に目をやると、たしかに信号待ちしている女性が何人かいます。遠くて顔までは確認できませんが、165㎝の細身という条件に合う女性が2~3人いそうです。

毎度のことですが、この待ち合わせの瞬間というのはちょっと緊張しますよね(笑)。この時私はあえてクールを装い、下を向いて携帯を操作するふりをしていました。

その内に信号が青に変わったようで、人が往来し始めました(いよいよ、北川景子とご対面だ!)

すると、私の右側から「お待たせしました」との声が。「大丈夫ですよ」と笑顔で返しながら振り返ったその先にいたのは、

北川景子!…ではない?!

そこにはプロフィール写真とは似ても似つかない女性が立っていたのです!!

M子:マコトさんですよね?

私  :は、はい。いや、あなたはどちら様ですか?

M子:M子です。初めまして~

私  :は、はじめまして…(いや、本当にあのM子さんですか?)

いやはや、この時はビックリしましたねぇ。約40年の人生において1、2を争うほどの衝撃でした^^;なんでこの女性があの写真になるのでしょうか?(そもそも本当に26歳なのかも疑わしくて...)

なんと、美人の友達の写真を勝手に使っていたことが判明

Pairs写メ事件の真相とは?

人間、あまりにもビックリすると思考回路が停止するようで、私はしばらく何も考えられませんでした。

そして気が付いた時には、予約していたレストランの中でファーストドリンクを注文し終えたところでした。(どうやらM子さんに連れられて、フラフラ~っとレストランに入ってしまったようです)

M子:でも、良かったぁ

私  :何がですか?

M子:マコトさんが優しい人で

私  :はい?

M子:だって私、写真と全然違うでしょ。でもマコトさんはそれを全然怒らないから、優しい人だなぁって思って

私  :は、はぁ…(いや、驚きすぎて怒るどころではないんですけど…)

M子:やっぱり、写真と全然違うでしょ?

私  :ま、まぁ、そのぉー、最近の技術は凄いですからねぇ。写真を色々と加工できたりするみたいだし

M子:いや、あの写真には加工とかしてないですよ

私  :はい?

M子:あの写真は、私の高校時代からの友達なんです。きれいでしょ?(笑)

私  :(それはやったらアカンやつやろーーーー><)

こうして手口はあっさりと本人の口から明かされました。なんと、写真そのものが別人だったのです!

大胆な手口ですよねぇ。そして非常にレアな手口ですよねぇ。加工・修正の痕跡があるかどうかをしっかりと確認していた私ですが、そんなことは最初から無意味だった訳です^^;

M子:私、外見で判断されたくなくて。だから友達の写真を載せてたんです。

私  :そ、そうですか

M子:マコトさんはやっぱり大人ですね。写真なんて全然気にしないところに器の大きさを感じます♡

私  :いや、あのぉ…

私に謝罪する訳でもなく、反省の様子もないM子さん。そんな彼女を見ているうちに、だんだん腹が立ってきました

私  :外見で判断されたくないなら、プロフィールに写真を載せなければ良かったのでは?

M子:え?

私  :要するに、僕に嘘をついていた訳でしょ?そのあざとさは見過ごせませんね。

M子:はぁ?(怒)

私  :僕に謝る様子もないところをみると、M子さんとは性格が合わないんだと思います。

そう言い放つと、私は1,000円だけ置いて席を立ちました。テーブルにはムッとした表情でM子さんが座っていましたが、そんなことはお構いなしに私は一人で店を出たのです。

そもそも友達に許可は取っていたのでしょうか。友達から「マッチングアプリで私として顔写真をのっけていい?」と言われてイエスと答える人、おそらくいないと思いますが。

別人の写真詐欺を見抜くには「ビデオ通話」しかない

マッチングアプリのプロフィール写真には要注意

結局デートしていた時間は15分ほどで、そのままブロックをして連絡を絶ちました。

せめて最初に「写真が違ってごめんなさい」と謝ってくれれば、和解して食事くらいはご一緒しても良かったのですが…

肖像権の侵害をしておいて、まるで「何も悪いことはしていない」とばかりにあっけらかんとしているあの態度には、どうしても我慢ができませんでした。

マッチングアプリにおける写真詐欺は過度な加工など、自分を可愛く見せるものだと思っていました。ですが、そもそも別人を勝手に使う写真詐欺のパターンもあるんだなと今回勉強になりました。

この件をマッチングアプリを使っている友人に相談したところ、一言「会う前にビデオ通話しろよ〜」と。その手があったか!

確かに、リアルタイムでカメラに映るのであれば別人かどうかの判断がつく…。次回からは活用しなくてはと思ったのでした。

この記事を書いた人
マコト(42歳)

年下の女性とお付き合い希望で、さまざまな方法で出会いを探している。現在3アプリ目。