幻想的な風景が満載!鹿追町の映えスポットを巡るデートプラン|北海道

この記事では、北海道の十勝平野を一望できる町・鹿追(しかおい)町の撮影スポットをめぐる“映え”デートプランを紹介します。

鹿追町は、北部に自然豊かな大雪山国立公園があり、南部には市街地や農村地域が広がっている町で、町全域がジオパークに認定されています。季節ごとに様相が変わる景色を眺められるので、美しい写真が撮れますよ。

夏季には乗馬やカヌーなどのアクティビティを楽しめ、市街地には美術館が2ヵ所あり、また農村レストランや牧場直営のカフェなどで食を堪能することができるので、撮影以外にも楽しめるスポットが満載です。

今回は、鹿追町観光協会の事務局員・白石さんにお話を伺い、鹿追町の特徴や魅力について教えていただきました。ぜひデートプランの参考にしてくださいね。

鹿追町の映えスポット巡りおすすめルート

鹿追町は、観光スポットが町全体に点在しています。移動については、バスの本数が少ないためレンタカーを借りるなど自動車を利用するのがおすすめです。

まず大雪山国立公園にある然別湖へ訪れ、湖畔を散策してみたり、足湯でくつろいだり、興味があればアクティビティに挑戦してみましょう。

天気が良ければ湖近くにある湖底線路で思い出の写真を撮るのもよいですね。ランチは農村レストランやカフェ、市街地の飲食店も色々あります。

男性スタッフのアイコン
白石さん

ランチ後は、美術館や「道の駅しかおい」でショッピング、国内でも珍しい乗馬体験のできる「道の駅うりまく」で楽しんでみてはいかがでしょうか。

公式:道の駅しかおい
公式:道の駅うりまく

おすすめ“映え”スポット1「湖底線路(然別湖)」

鹿追町の然別湖にある湖底線路の風景
▲線路が湖の中へ…まるでアニメの世界のよう

湖底線路は、湖の底へ続いているかのようなレールがあり、非日常的で幻想的な写真を撮ることができる、と近年人気の撮影スポットです。

遊覧船の運航が始まる5月末頃から10月末までの期間のみになり、夜は真っ暗なので、日が落ちる前に訪れるのがベストです。その時期、周辺は混雑することが多いので気を付けましょう。

男性スタッフのアイコン
白石さん

無風で天気のいい日がベストです。ただ、撮影場所周辺が狭いので駐車場所等が埋まってしまうことがよくあります。

鹿追町の然別湖園地遊覧船
▲然別湖園地遊覧船に乗って湖上の旅を楽しむのも素敵♪

然別湖の湖畔でアクティビティや散策がおすすめ

湖底線路から車で数分で湖畔に着くので、シーズン中であればカヌーなどのアクティビティを体験できます。

鹿追町の然別湖園地のカヌー
▲静かな湖上でゆったりとカヌーも楽しめる

然別湖では、湖畔を散策したり足湯でくつろいだりすることもできますよ。また、帰る道中に扇ヶ原展望台があるので、豊かな自然が広がる町の全景を望んでゆったりくつろぐのもいいですね。秋なら福原山荘という紅葉の名所を訪れることもできます。

鹿追町の然別湖園地の景色
▲然別湖の湖畔には湖畔園地が整備され、休憩スペースもある

然別湖の基本情報(アクセス)

住所 鹿追町然別湖
電話番号 0156-66-1135(観光インフォメーションデスク)
最寄り駅
アクセス
最寄り駅:新得駅、十勝清水駅(いずれもバスで1時間20分ほど)
バス停:然別湖湖畔(市街地から50分ほど)
IC:十勝清水(車で1時間ほど)
営業時間 通年(湖底線路は5月末~10月末まで)
公式サイト https://www.shikaoi.net/

おすすめ“映え”スポット2「しかりべつ湖コタン」

鹿追町のしかりべつ湖コタンの景色
▲絵本の中の世界が一面に広がる「しかりべつ湖コタン」

「しかりべつ湖コタン」は、冬季の1月末頃から3月上旬まで行われるイベントで、然別湖上に雪と氷のみで建設されたドーム状の家・イグルーやアイスロッジ、アイスバーなどが建ち並びます。

男性スタッフのアイコン
白石さん

カップルは主にセレモニーイグルーやアイスバーの氷のオブジェの前で撮影することが多いですよ。セレモニーイグルーの完成が2月中旬以降なので、それ以降が特におすすめです。

10時から16時頃の明るい時間帯も全景が見られて良いですが、日が落ちた後の18時から20時のライトアップされた雰囲気も幻想的で格別です。

「しかりべつ湖コタン」の基本情報(アクセス)

住所 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
電話番号 0156-69-8181(然別湖ネイチャーセンター)
最寄り駅
アクセス
最寄り駅:新得駅、十勝清水駅(いずれもバスで1時間20分ほど)
バス停:然別湖湖畔(市街地から50分ほど)
IC:十勝清水(車で1時間ほど)
営業時間 1月末頃~3月上旬
9時~20時
公式サイト https://kotan.jp/

食べる“映え”スポット1「Cafe mubanchi(カフェムバンチ)」

鹿追町の然別湖湖畔にあるカフェムバンチの店内
▲明るく広々としたカフェムバンチの店内

然別湖畔にはカフェムバンチがあり、湖畔の景色を見ながら食事を楽しむことができます。

料理のほとんどがスキレットを使っており、温かい状態で食べることができるのも魅力ですよ。

湖畔の飲食店はここのみ、不定休なので訪れる際は必ず事前に確認するようにしましょう。

公式Instagram:https://www.instagram.com/cafemubanchi/

スキレットで焼いたベーグルのフレンチトーストが人気!

カフェムバンチの料理は、盛り付けや見た目も可愛らしく、スキレットを使っているので「普通の料理写真と違った写真が撮れる!」と人気です。

どの料理もおいしいですが、特にベーグルを使ったフレンチトーストは人気があります。

鹿追町にあるカフェムバンチのフレンチトースト
▲アツアツのフレンチトーストに冷たいソフトクリームが合う!

スキレットで焼かれているため、外はカリカリで中はふわふわしており、ミニソフトクリームもついていて写真映えもバッチリです。

「Cafe mubanchi(カフェムバンチ)」の基本情報(アクセス)

住所 河東郡鹿追町北瓜幕無番地「然別湖ネイチャーセンター」2F
電話番号 0156-67-2992
最寄り駅
アクセス
最寄り駅:新得駅、十勝清水駅(いずれもバスで約1時間20分)
バス停:然別湖湖畔(市街地から約50分)
IC:十勝清水(車で約1時間)
営業時間 10時~16時
定休日 不定休・冬季休業あり
公式サイト https://www.nature-center.jp/cafe-mubanchi/

食べる“映え”スポット2「カントリーパパ」

鹿追町にあるカントリーパパの外観
▲農園らしい外観の「カントリーパパ」

「カントリーパパ」は、多種の野菜を使用した料理が評判のレストランです。

おすすめは、ワンプレートに様々な料理が盛り付けられていて、彩り鮮やか、栄養バランスも良く女性にも人気の「農園セット」です。

カントリーパパの農園セット
▲ちょっとずつ色々食べたい女性に好評の「農園セット」

写真映えメニューなら「オムライス」!

写真映えメニューとしてぜひおすすめしたいのがオムライスです。鹿追産の卵をたっぷりと使用し、絶妙なとろとろ加減がたまらない半熟卵で包まれた、カントリーパパ特製の一品です。

デミグラスソースとの相性もばっちりなので、ぜひカップルで注文して味わってくださいね。

「カントリーパパ」の基本情報(アクセス)

住所 北海道河東郡鹿追町鹿追北5線11-1
電話番号 0156-66-2888
最寄り駅
アクセス
最寄り駅:JR新得駅から車で30分・JR十勝清水駅から車で35分
バス停:市街地からバスで3分ほど
IC:十勝清水(車で40分ほど)
営業時間 10時~18時(ラストオーダー17時)
※月曜日は14:00まで
定休日 火曜日※その他休業日あり
公式サイト https://www.countrypapa.com/

食べる“映え”スポット3「カントリーホーム風景」

鹿追町にある「カントリーホーム風景」の外観
▲山小屋風のおしゃれな外観「カントリーホーム風景」

牧場直営のカフェ「カントリーホーム風景」は、ゆったりくつろげるソファにカントリー調の建物、オープンテラスもあるおしゃれな造りが特徴です。

おすすめはソフトクリームなどの乳製品!新鮮な牛乳を使用した牧場ならではのおいしさを追求した乳製品は癖がなく、無駄なものを使わない、素材を最大限に生かした今までにない味わいです。

シェイクや飲むヨーグルトなどドリンク類も充実しているので、おやつや小腹がすいたときなどに訪れるのも良いですね。

パフェもあるので、カップルでシェアして食べるのにもぴったりです!

おすすめ映えメニューはコレ

映えるメニューは「風景のスロウバーガー」で、鮮やかな野菜に手作りハンバーガー、鹿追産のモッツァレラチーズに特製ソーセージなど、こだわりがギュッと詰まっています。

カントリーホーム風景のスロウバーガー
▲見て・食べて美味しい「風景のスロウバーガー」

「カントリーホーム風景」の基本情報(アクセス)

住所 北海道河東郡鹿追町東瓜幕西18線28-26
電話番号 0156-67-2385(営業時間内に限ります)
最寄り駅
アクセス
最寄り駅:JR新得駅から車で50分・JR十勝清水駅から車で55分
IC:十勝清水(車で1時間ほど)
営業時間 4月末〜11月末
11時〜17時(ラストオーダー16時30分)
定休日 毎週月曜日・第2火曜日(月曜祝日の場合は翌火曜休)
公式サイト http://www.countryhomefukei.jp/cafe/

取材協力:鹿追町観光協会(https://www.shikaoi.net/