【山形】道の駅あさひまちで50種類以上のりんごを楽しむ絶品フルーツデート
この記事では、山形県西村山郡朝日町にある「道の駅あさひまち りんごの森」をメインにした、一日楽しめるデートプランをご紹介しています。
朝日町は、りんご「ふじ」の無袋(むたい)栽培の発祥地として知られる名産地です。産直コーナーには、季節に応じて50種類以上ものりんごが並び、豊富な品揃えを楽しむことができます。
併設された喫茶・軽食コーナーでは、地元食材にこだわったオリジナルメニューを味わえます。観光案内所も設置されており、デートや観光の拠点として便利に利用できる魅力的なスポットです。
今回は、「道の駅あさひまち りんごの森」の産直マネージャー・高村さんに詳しいお話を伺いました。
四季折々のりんごが楽しめる「道の駅あさひまち りんごの森」
▲清潔で、明るい雰囲気の道の駅
編集部
今回初めて、「道の駅あさひまち りんごの森」にお邪魔しています。まずは、ロケーションや周囲の環境の魅力について、お話しください。
高村さん
「道の駅あさひまち りんごの森」は、山形県のちょうど中央部、朝日連峰の主峰・大朝日岳の東縁山麓に位置しています。最上川の河岸段丘には、果樹や作物の栽培に適した肥沃な大地が広がっているんです。
そのため、当駅のメインは、産直コーナーとなっています。春の山菜から始まり、冬のりんごに至るまで、四季を通じて旬の野菜や果物が豊富に並び、大変好評です。
また、当駅は国道287号沿いに位置しているため、車でのアクセスが良好で、隣接する新潟県や宮城県からも多くのお客様にご来店いただいています。
編集部
道の駅としてのテーマ・コンセプトについても、教えていただけますか。
高村さん
当駅の愛称が「りんごの森」であるように、朝日町の特産品・りんごがメインテーマです。上空から建物を見下ろすと、店舗施設がりんごの実、隣接するトイレ棟がりんごの葉の色・形になっているんですよ。
▲上空から見下ろすと、店舗施設がりんごの実、トイレ棟がりんごの葉の色・形になっている!
例年8月から順次、その時期の旬のりんごが出回り始め、11~12月にかけては、朝日町の象徴とも言えるりんご「無袋ふじ」が店頭に並びます。
▲朝日町が発祥のりんご「無袋ふじ」は、鉄板の人気商品!
生食用の各種りんご以外にも、りんごを使った加工品も生産しており、一年を通じて販売しています。
カップルにおすすめ!「桃色ウサヒ」の撮影スポット
編集部
特産品のりんごをテーマにした道の駅ということですが、敷地内には、カップルの記念撮影におすすめのスポットもあるでしょうか。
高村さん
はい、実は朝日町のPRキャラクター「桃色ウサヒ」が最近人気を集めており、当駅の敷地内にもいくつか撮影ポイントがあります。
例えば、店舗入り口には「桃色ウサヒ」の手指消毒の装飾台があり、こちらで記念撮影をされるカップルも多いですね。
▲駐車場にある「桃色ウサヒ」のイラスト入り特製ラッピングポスト
さらに、駐車場には「桃色ウサヒ」のイラスト入り特製ラッピングポストも設置されています。このポストは独特な雰囲気があるので、カップルの方々に人気の撮影スポットになっています。
りんごづくしのお土産とご当地グルメが魅力の道の駅
▲思わず目移りしてしまう!産直コーナーには、さまざまなりんご加工品が並んでいます
それでは、「道の駅あさひまち りんごの森」で人気のお土産やおすすめのグルメについて、高村さんにお話を伺いましょう。
50品種以上のりんごに加え、地元ワインやダチョウ肉製品も販売
編集部
産直コーナーでは、どのような商品を扱っていらっしゃいますか。特産品のりんごがメインだと思いますが、それ以外にも気になる商品があれば教えてください。
高村さん
はい、産直コーナーでは何と言っても地元特産品のりんごがメインです。例年8月から最長4月頃まで、さまざまな品種のりんごを販売しています。年間50品種以上のりんごを扱っており、10月から12月がハイシーズンとなります。
▲産直コーナーにて販売中のりんご各種。訪れる時期によって、様々な品種のりんごを楽しめます
りんご以外にも、季節ごとに多彩な商品を取り揃えています。春には山菜(タラの芽、ワラビ、タケノコなど)、夏にはさくらんぼや桃、秋には梨やぶどう、ラ・フランスなどの洋梨、あけび、なめこ、お米などを販売しています。
▲産直コーナーで販売される朝日町産の新鮮な桃やぶどう。フルーツ好きカップルにはたまらない魅力です
また、りんごの加工品も充実しており、ジュース、ゼリー、ジャム、アップルパイなどを販売しています。地元特産品の「朝日町ワイン」も人気商品です。
珍しい商品としては、ダチョウ肉を使用したフランクフルトなどの加工品や、昔ながらのおやつである凍み餅(しみもち)なども取り扱っています。多様な商品ラインナップで、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力の一つです。
人気のお土産は?リンゴ以外の手作りアップルパイやキムチにも注目
編集部
取り扱いアイテムの中で、特に人気のお土産はどちらになりますか?
高村さん
圧倒的に人気なのは、やはり特産品のりんごです。りんごの収穫期は例年8~12月ですが、販売量では11~12月に出回る「無袋ふじ」が断トツです。次いで、10月に出回る「シナノスイート」という品種が人気です。
りんご以外では、朝日町の女性団体「母ちゃん工房」が製造・販売する、アップルパイがよく売れています。小さな三角形のアップルパイで、おいしさと食べやすさが人気の秘密です。
▲人気のアップルパイは、コーヒーのお供や、小腹が空いた時のおやつにもぴったり
このアップルパイは、毎週水・土・日曜日のみの製造で、数量限定です。時には行列ができることもあり、入手できればラッキーかもしれません。
また、韓国出身の方が出品しているキムチも人気です。辛さだけでなく、日本人の味覚にマッチする旨味が特徴で、リピーターも多いです。
食べ物以外では、朝日町のPRキャラクター、「桃色ウサヒ」のグッズも大変人気です。手作り感あふれるアイテムが多く、温かみや懐かしさを感じていただけると思います。
▲「桃色ウサヒ」のグッズ各種も大いに人気!少しシュールな雰囲気も◎
おうちデートにおすすめのお土産は「ピンクレディー®」
編集部
カップルがおうちデート用に買って帰って楽しめる、高村さんおすすめのお土産品を教えてください。
高村さん
おすすめは、朝日町でも珍しいりんごで、例年1~3月ころに出回る豪州の品種です。許可を受けた農家さんしか栽培できない甘酸っぱさが特徴の「ピンクレディー®」という品種です。
▲「恋人たちのりんご」とも呼ばれる「ピンクレディー®」。赤色が何とも美しい!
鮮やかできれいな赤色は、従来のりんごとは少し違う印象を与えます。海外では、「恋人たちのりんご」とも呼ばれており、バレンタインデーのプレゼントとしても時期的におすすめです。
「ピンクレディー®」は、秋に収穫後、冬まで冷蔵庫で保管し、酸味が落ち着くのを待ちます。厳冬から早春の時期に冷蔵庫から出して店頭に並べるので、この時期にしか味わえない特別なりんごなんです。
朝日町自慢のりんごとダチョウ肉を使ったご当地グルメランチ
編集部
駅内の喫茶・軽食コーナーでいただけるお食事やスイーツなど、代表的なものをご紹介ください。
高村さん
併設の喫茶・軽食コーナーでは、朝日町ならではの食材を活かした、様々なメニューをお楽しみいただけます。
特におすすめなのが、ご当地グルメです。例えば、りんご果汁を練り込んだ特製麺を使った「りんご冷麺」や、特産のダチョウ肉を用いた「ダチョウフランク」などがあります。
▲ご当地グルメの一つ、りんご果汁を練り込んだ特製麺が自慢の「りんご冷麺」
▲「ダチョウフランク」は、ヘルシー・淡白なダチョウ肉とポークの合い挽き。ジューシー感も秀逸!
ダチョウ肉は、他の食肉に比べて低カロリー、低脂肪、低コレステロールが特徴です。非常にヘルシーですが、淡白な味わいのため、豚肉との合い挽きにしてジューシーさを出す工夫をしています。
外売店の「アップルマルシェ」も是非お立ち寄りください。人気の「生乳ソフト」や「すりおろしりんごソフト」は、食後のデザートやおやつにぴったりです。
さらに、朝日町産りんごのコンポートがたっぷり入ったサンデー「どっさりんご」や、りんご入りパテにりんごのコンポートを挟んだオリジナルバーガー「引力バーガー」も人気です。これらは軽めのランチにもおすすめのメニューです。
▲地元産りんごのコンポートがたっぷりのサンデー「どっさりんご」。おやつにもいい!
▲実はかなりヘルシーな「引力バーガー」。小腹が空いた時のおやつにもおすすめ
ランチデートにはビッグ?!なメニューがおすすめ
編集部
ちなみに、ランチデート中のカップルには、高村さんならどのメニューをおすすめされますか。
高村さん
喫茶・軽食コーナーの「ビッグラーメン」をおすすめします。通常の3杯分が一杯になった大迫力のラーメンで、醤油味と味噌味があります。お二人でシェアしながら楽しむこともでき、インパクトのある見た目はSNS映えも抜群です。
▲通常の3倍のボリュームが圧倒的な「ビッグラーメン(味噌味)」。見た目のインパクトに加え、味も確か!
お肉好きのカップルには、「進撃のBIGフランク」もおすすめです。長さ30cmほどの巨大フランクフルトで、インパクト抜群です。
▲「進撃のBIGフランク」は、長さ30cmの巨大フランクフルト。ネーミングセンスも◎
デートの締めくくりには、朝日町産のりんごを使った「すりおろしりんごソフト」を外売店「アップルマルシェ」で楽しむのもおすすめです。地元の味を堪能できる素敵な選択肢です。
「道の駅あさひまち りんごの森」周辺のおすすめ観光スポット
▲ワイン好きにはたまらない、ワイナリー「朝日町ワイン」内の売店
編集部
「道の駅あさひまち りんごの森」を利用する前提で、一緒に立ち寄れるおすすめデートスポットが周辺にありましたら、ご紹介をお願いします。
高村さん
当駅が面している国道287号を車で5分ほど南下すると、朝日町が営む日帰り温泉施設「りんご温泉」があります。りんごシーズンには、湯船にりんごが浮かんでおり、りんごの町らしい雰囲気を味わえる入浴施設です。
▲建物も雰囲気たっぷりの日帰り温泉施設「りんご温泉」
「モール泉」という大変珍しい泉質が特徴で、植物由来の成分が豊富に含まれています。肌がすべすべになる美肌の湯としても人気があり、特に女性の方におすすめです。芯まで温まり、眺望も抜群ですので、カップルでゆったりとくつろげる空間となっています。
もう一つのおすすめは、国道287号を北上した場所にあるワイナリー「朝日町ワイン」です。当駅から車で約5分の場所にあり、「ワイン城」の別名で親しまれています。
▲ワイン好きのカップルならば訪れたい、地元ワイナリーの「朝日町ワイン」
施設内では、ワインの瓶詰め工程の見学や数種類のワインの試飲ができ、ワイン愛好家に人気です。カップルでお気に入りの一本を見つけて、おうちデート用に購入するのも楽しい体験になるでしょう。運転される方は、ぶどうジュースの試飲も用意されているので安心です。
「道の駅あさひまち りんごの森」からのメッセージ
▲今回お話を伺った産直マネージャー・高村さん
編集部
「道の駅あさひまち りんごの森」に立ち寄ることを検討中のカップルへ向けて、何かメッセージがありましたら、ぜひお話しください。
高村さん
私ども「道の駅あさひまち りんごの森」では、毎年8~12月のりんごが出回るシーズンには、その時々で旬の品種が次から次へと登場してくるんですよ。
夏のりんご、秋のりんご、そして初冬のりんごと、立ち寄られる時期によって、さまざまな品種のりんごを楽しんでいただけます。お二人で、ぜひお気に入りのりんごを見付けてみてくださいね。
編集部
フルーツ好き、りんご好きのカップルには、とっておきのデートスポットになってくれると感じます。訪れる時期によって、いろいろな品種を楽しめることも魅力です。
高村さん、いろいろなお話を聞かせていただいて、本日はどうもありがとうございました。
「道の駅あさひまち りんごの森」の口コミ・感想
「道の駅あさひまち りんごの森」を訪れるカップルの参考になるよう、実際に利用した方々の口コミや感想をご紹介します。
- 一見コンパクトな直売所に見えますが、品揃えが豊富で驚きました。お手洗いも清潔で、快適に利用できました。
- 旬のりんごを目当てに、家族で定期的に訪れています。朝日町のりんごが一番おいしいと感じています。
- 県外から特産の「無袋ふじ(サンふじ)」を買いに毎年来ています。駐車場も利用しやすいです。
- 新鮮な地元の野菜は午前中に売り切れることが多いので、早めの来店がおすすめです。商品は全体的にコストパフォーマンスが良いと感じます。
新鮮な旬のりんごを目当てに訪れる方が多いようです。施設の規模に対して取り扱い商品が充実していることや、お手洗い・駐車場の使いやすさに言及するコメントが目立ちました。
食べることが好きなカップル、特にフルーツ好きな二人にとっては、外せないデートスポットになりそうです。
「道の駅あさひまち りんごの森」の基本情報(営業時間・アクセス)
住所 | 〒990-1411 山形県西村山郡朝日町大字和合字北又2724 |
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電話番号 | 0237-85-0623 |
最寄り駅・アクセス | 【車】 山形自動車道:寒河江(さがえ)ICから約20分 |
駐車場 | 無料駐車場あり ※普通車80台分の駐車スペースがあります |
営業時間 | 9:00~17:00 ※今後変更の可能性があるため、事前に確認することをおすすめします |
休業日 | 年始(毎年1月1日~3日) |
附帯飲食施設 | 喫茶・軽食コーナーあり ※営業時間は10:00~15:30(毎年1月~2月は11:00~15:00) |
車中泊の可否 | 可(車中泊が許可されています) |
公式URL | https://ringo-no-mori.jp/ |
※最新の情報は、公式サイトや電話で都度ご確認をお願いします。
※記事中の金額は、すべて税込の表示です。