【宮城県白石市】カップル必見!歴史的名所と絶景スポットを巡るデートプラン
この記事では、宮城県・白石市観光協会の髙橋さんに伺った情報を元に作成した、白石市の“映え”スポットを巡るデートプランをご紹介します。
白石市は、東京から東北新幹線で約2時間の距離にあり、四季折々の大自然に囲まれた宮城蔵王の玄関口になっています。
古くから人々の体を癒してきた温泉地や蔵王山麓が織りなす自然の美しさなど、様々な見どころがギュッと詰まったエリアですよ。
そこで今回は、白石市の美しい自然を背景に“映える”写真を撮りながら素敵なスポットを巡るデートプランを考えました。ぜひ次のデートの参考にしてくださいね。
白石市の絶景スポット巡り:カップルにおすすめのデートコース
白石城の城下町であった白石市街には、地面を掘って作った昔の水路や旧商家の蔵が点在し、当時の趣が感じられます。
歴史旅や温泉旅、週末アウトドアなど、目的に合った白石旅を楽しむことができますよ。
白石には「石」にまつわる縁結びスポットがあります。縁結びや良縁を祈願するところから旅をスタートさせましょう。
まずは、JR白石駅構内にある白石市観光案内所で「白石和紙のこより」を購入しましょう。1つ100円です。
▲ここで購入したこよりが重要アイテムになる!
こよりを購入したら「白石」の地名の由来となったといわれる石「神石白石(しんせきしろいし)」に向かいましょう。
神石白石は灰褐色の凝灰岩で、その深い根ははるか遠くの仙台市泉区根白石まで続いていると伝えられています。
▲ふたりを結び付けてくれるパワースポット「神石白石」
遠い2つの場所にある石が繋がっているように、神石白石で良縁を祈願すれば成就すると云われています。
大切な人を思い浮かべながら観光案内所で購入したこよりを結び、石の周りを2回時計回りにまわって祈願しましょう。
そのあとは、白石城に行って石垣にある「ハート型の石」を探してみてはいかがでしょうか。
▲ふたりで一緒にハート型の石垣を探してみて!
白石城のあとは、すぐ近くにある「神明社」にも立ち寄ってみましょう。境内には、大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りしている末社があります。大国主命は縁結びの神様として有名です。
そのあとは、幅100mもある国の天然記念物「材木岩」を眺めにいきましょう。見事な自然の造形美、雄大な風景を堪能できますよ。
時間があれば「みやぎ蔵王白石スキー場」方面に行って、ドライブや景色を楽しむのもよいでしょう。スキーシーズン以外でも、トレッキングやハイキングをすることもできますよ。
おすすめ“映え”スポット1「みやぎ蔵王白石スキー場」
白石スキー場は、太平洋を一望できる開放的なコースが魅力で、天気の良い日には太平洋をバックに綺麗な写真を撮ることができますよ。
初心者から上級者まで楽しめるコースがあり、カップルでスキーやスノーボードを楽しんでみてはいかがでしょうか。
▲雄大な景色を眺めながら気持ちよく滑走できる!
スキーシーズン中であればセンターハウス内レストランで食事をすることができます。太平洋を望みながら食事ができる席もあるのでおすすめです。
空と山のコントラストが美しい!フォトジェニックな撮影スポット
▲美しい山の稜線を撮影した画像がたくさん!(引用:インスタグラム)
スキーシーズンである冬が一番おすすめの時季ですが、夏は高山植物を観察しながらトレッキングをしたり、秋は紅葉を楽しんだりなど、季節ごとに違った魅力があります。
インスタグラムにも、新緑が美しい山や、黄色や赤に染まった山を撮影した画像がたくさんアップされていますよ。
みやぎ蔵王白石スキー場:アクセスと基本情報
住所 |
〒989-0733 |
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営業時間 | 8時30分~16時30分(12月中旬~3月下旬) |
アクセス | 白石ICから車で約40分 |
公式サイト | https://nposki.com/ |
おすすめ“映え”スポット2「材木岩公園」
▲切り立った巨大な岩壁は圧巻の眺め!
白石市小原の材木岩公園にある高さ65m、幅100mにも及ぶ大迫力の「材木岩」は、国の天然記念物に指定されています。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の自然を楽しみながら、雄大な材木岩を見ることができるスポットとして、県内外から多くの人が訪れる人気スポットです。
▲美しい眺めと水音に心から癒される
材木岩と自然が織りなす絶景を背景に写真を撮影するのがおすすめです。
春の絶景:鯉のぼりと材木岩のコラボレーション
▲色鮮やかな鯉のぼりが大自然に映える(引用:インスタグラム)
例年4月の下旬頃から5月の中旬頃まで「鯉のぼりの吹き流し」が行われており、材木岩を背景に約800匹の鯉が泳ぎます。
そのため、その時期にはたくさんの鯉のぼりの画像がインスタグラムに投稿されています。少し風のある日の方が元気に泳ぐ鯉のぼりが撮れますね。
材木岩公園周辺:小原渓谷と温泉で大自然を満喫
材木岩公園から車で5分ほどのところにも絶景スポット「小原渓谷」があります。
明治の文豪・徳富蘇峰(とくとみそほう)が詩に読んだ名勝でもあり、美しい碧色の白石川に新緑や紅葉が映る鮮やかな風景を楽しむことができますよ。
▲赤い橋をアクセントに撮るのがおすすめ
▲俳句や短歌を詠んでみたくなるような風景が広がっている
リラックスタイム:山間の温泉「かつらの湯」で癒しのひととき
近くには共同浴場である岩風呂の「かつらの湯」があり、秘湯感に満ちたロケーションとともに、肌を磨くような滑らかな湯を楽しめます。
休憩がてらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公式:白石市観光協会(かつらの湯について)
▲清流白石川沿いにある隠れ家のような温泉
▲かつらの湯の泉質は単純温泉で入りやすい
郷土の味:材木岩公園で「寒ざらしそば」を味わう
材木岩公園内には「そば処なごみ茶屋」があり、白石温麺やそばを堪能することができます。
おすすめは、そばの実を2週間ほど冬の冷たい沢の水に浸した「寒ざらしそば」です。甘みがあり、滑らかなのどごしを味わうことができますよ。
雄大な景色を堪能したあとに、ぜひ美味しい特産品を味わってみてください。
▲寒ざらしそばは3月中頃から提供されており、無くなり次第終了
≪そば処なごみ茶屋≫
営業時間/9:00~16:30 ※水曜定休、12月から2月までは休業
材木岩公園:アクセスと基本情報
住所 | 〒989-0233 宮城県白石市小原字上台地内 |
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アクセス | 白石ICから車で約30分 |
公式サイト | 白石市公式サイト(材木岩公園について) |
おすすめ“映え”スポット3「白石城」
白石城は、元は白石市の中心部にあった平山城で仙台藩の南の要塞であり、伊達家の重臣片倉氏の居城でした。
現在の天守は、平成7年に江戸時代の姿を忠実に復元した純木造の建築で、1階部分の「石落とし」、自然石を積み上げた天守台の石垣など見どころ満載ですよ。
高さ16.7mの天守閣から望む市内の景色が特におすすめです。
▲良質な国産の木材を使い、昔ながらの工法で丁寧に造られている
▲天守閣からは蔵王連峰や白石市を一望することができる
春には「白石城桜まつり」も開催しており、毎年多くの人にご来城いただいております!まつり当日はキッチンカーや露店も出店するので、食べ歩きをしながら白石の桜を見ることができますよ!また、夜にはぼんぼりのもと、幻想的な夜桜も楽しめます。
フォトスポット:白石城の荘厳な姿を撮影するテクニック
▲(引用:インスタグラム)
少し下からあおるように撮ると、お城の荘厳な感じが出るのでおすすめです。
お城に近寄ったり少し離れてみたりしながら、ベストなアングルを探してみてください。
白石城周辺:神明社参拝と白石名物「うーめん」を楽しむ
白石城の入り口に「神明社」という白石の鎮守の神社があります。縁結びのご利益があると云われ、多くの女性やカップルが良縁を願って訪れているスポットです。
▲荘厳で凛とした佇まいの神明社社殿
創建は807年で本来は別の場所に鎮座していましたが、大火で社殿を失い、明治33年に現在の場所に移転されました。
伊達政宗公と重臣片倉家ともゆかりのある神社として、地域の人々から親しまれ、長く信仰されてきた歴史があります。ぜひ立ち寄ってみてください。
公式:白石市観光協会(神明社について)
ご当地グルメ:白石城近くで絶品「うーめん」を堪能
白石城の本丸下にある歴史探訪ミュージアム内にレストランがあり、白石名物の「うーめん」を味わうことができます。
生うーめんを使用しているので、乾麺とは違う食感が楽しめます。他にも地元の白みそを使用した小十郎味噌ラーメンもおすすめですよ。
デザートには、白石城名物のソフトクリームはいかがでしょう。定番の「生イチゴソフト」や季節限定桃と紅茶のミックス「ももちゃソフト」が人気です。
白石城:アクセスと基本情報
住所 |
〒989-0251 |
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営業時間 |
【白石城】 |
アクセス | 白石ICから車で約10分 |
公式サイト | http://www.shiro-f.jp/shiroishijo/ |
食べる“映え”スポット1「Cafe&Shop粋SUI」
「Cafe&Shop粋SUI」は、白石市の食材を使ったカフェメニューが評判のお店で、名産品をお洒落なパッケージでアレンジした商品なども購入することができます。
濃厚なミルク味のソフトクリームを使ったパフェを目当てに来店する人が多く、数種類あるパフェはどれもきれいに盛り付けされ、SNS映えメニューとして大人気ですよ。
▲ミルクたっぷり濃厚な味わいのパフェ
その他メニューも映えるものがたくさんあるので、ぜひカップルで味わって写真もたくさん撮ってくださいね。
カップルにおすすめ:季節限定のフォトジェニックドリンク
今回ぜひカップルにおすすめしたいのが、季節限定の飲み物「黒蜜抹茶ラテ」と「アイスルビーチョコ」です。
どちらもお店自慢のソフトクリームを使用し、見た目もSNS映えばっちりですよ。2種類あるので、カップルでシェアして楽しむのもよいですね。
▲程よい甘さの黒蜜抹茶ラテとアイスルビーチョコ
Cafe&Shop粋SUI:アクセスと基本情報
住所 | 〒989-0231 宮城県白石市福岡蔵本字鎌先一番58-4 |
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営業時間 | 10時~17時/定休日:火・水・木 |
アクセス | 白石ICから車で約12分 |
公式サイト | https://www.sui2018.com/ |
食べる“映え”スポット2「みのりキッチン」
▲とろーり溶けたチーズがたまらない「Wチーズバーガー」
「みのりキッチン」は、白石の豊かな自然の恵みを使い、食を通して地域の発展や食文化の創造を目指す地産地消をテーマにしたレストランです。
オムライスやハンバーグも人気が高いですが、中でもハンバーグを2つ使った「Wチーズバーガー」は美味しさだけでなくボリュームもあり、SNS映えもします!
蔵王の牛肉と豚肉を使ったジューシーなハンバーグと蔵王のモッツァレラチーズの相性は最高ですよ。テイクアウトもできますので、ぜひ味わってみてください。
私のオススメは地元白石の竹鶏ファームのたまごを使用した「竹鶏たまごのおむらいす」です。熱々の鉄板に盛り付けられていて、SNS映えもします。たまごはふわふわとろとろで、みのり特製のケチャップが入ったデミグラスソースとの相性がとても良いですよ。
▲ふわふわ玉子が幸せ気分になれる「竹鶏たまごのおむらいす」
カップルシェアにぴったり:多彩な味が楽しめる「ジェラートのボウル」
みのりキッチンでお食事したあとにおすすめしたいのが、みのりキッチンに併設のテイクアウトジェラート専門店「FRUTTA GELATO」の「ジェラートのボウル」です。
1つのカップに6種類のジェラートをのせることもでき、量も多く様々な季節限定のフレーバーも味わえるので、ぜひカップルで仲良くシェアして食べてみてくださいね!
▲6つの味を一度に楽しめる夢のような「ジェラートのボウル」
みのりキッチン:アクセスと基本情報
住所 | 〒989-0232 宮城県白石市福岡長袋字八斗蒔20-1 |
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営業時間 | 平日:11:00~14:30(14:00ラストオーダー) 土日祝:11:00~15:00(14:30ラストオーダー) 定休日:毎週木曜 |
アクセス | 白石駅から車で10分、白石ICから車で5分 |
公式サイト | https://www.minori-kitchen.com/ |
取材協力:白石市観光協会(https://shiroishi.ne.jp/)