【実体験】シンママと同棲中の彼氏に「父親」になってもらう方法
こんにちは。3歳の男の子をもつ、シングルマザーのナギサです。
シンママって普通に生きているだけで、毎日の生活はいっぱいいっぱいです。私も3年前に離婚して以来、毎日仕事と子育てに追われた生活を送ってきました。(仕事が終わってご飯食べるもの、家事をしながら立って食べるくらいでした。)
生活費を稼ぐのも、子どものことで悩むのも離婚してしまってからは、すべて自分で抱えていかなくてはならないことです。頭ではわかっていても、やはり辛い!精神的にも経済的にも支え合っていけるような人がいたらなあ〜と思うことも多々ありました。
そんな私ですが、時間がない中でも諦めずに婚活&恋活を続けていた結果。少し前にやっと念願の彼氏ができました!いや〜。彼氏ができると本当に気持ちになぜか余裕ができます。だって辛い時に辛いと言える相手ができたのですから。
そうなればやはり再婚のことも考えるようになります。彼氏も私との再婚を望んでくれています。「じゃあ良かった!」とはなりませんよね。一番大事なのは私には子どもがいるということです。同時に不安が頭をよぎります。
- 彼氏は私の子どもを本当に愛せるようになるのか
- 父親になる覚悟は本当に持てるのか
- 子どもは父親として彼氏を受け入れることができるのか
- 再婚をすることは子どもにとっても彼氏にとっても本当にいいことなのか
シンママには次の幸せを手に入れるためには、大きな問題があります。少しでもクリアにできるように考えてみました。
再婚願望があるからこそ知りたい!彼氏は私の子どもを本当に愛せるのか
離婚で心が傷付いて男性不信になっているシングルマザーだからこそ、もう一度本当の幸せを再婚でつかめるのであれば、手に入れたいと思いますよね。でも、「この人となら再婚しても大丈夫」と思えるくらいに、本当に彼氏のことを心から信用できていますか?
私の彼氏はとても優しいし、私の子どもに対しても言動に思いやりがあります。交際して半年たち、最初はぎこちなかった子どもとの関係も落ち着きだしました。たまに意見は割れますが、子育てにも積極的になってきてくれました。それでも、たまに思ってしまうことがあります。
「私の子どもを叱るとき、ちょっと厳しすぎない?」
「私のことを愛してくれているのは実感しているけど、子どものことはどこまで?」
シンママが再婚を意識しだすと、次第にこのようなことも気になってくるのではないかと思います。
今、シンママである私にとっては子ども以外で一番近い存在である彼氏ですが、やはり心の中は読めません。ずっと一緒にいたいと思う存在だからこそ不安になるんですよね。
同棲中のシンママの彼氏には、いつ父親の意識が生まれるのか
1人暮らしが長かった彼氏ですから、小さな子どものいる家庭の騒がしさは大丈夫なのかな?と不安もありましたが、賑やかな生活を楽しんでくれているようです。
しかし、騒がしい生活が楽しいと感じていたのは最初のうちだけ?だんだん私と2人の時間があまりないことを不満として口に出すようにもなりました。子どもの方ばかり構ってないでたまには俺のことも構ってよ〜。なんていうこともあります。
私はちょっと神経質なタイプなので、毎回そのような発言がある度に彼氏の心理を探ってしまうこともあります。でも、仲のいい恋人同士のような夫婦はこのような会話をしていることもありますよね。
もちろん彼氏は子どものことは、大事にしてくれています。
お誕生日は何を買ってあげようかな。クリスマスには流行りのおもちゃにしようか。そんな夢にまでみた幸せな家庭の中の会話をできていることが、私にはやはり幸せです。
きっと同棲中のシンママの彼氏は、「彼氏」と「子どもの友達」と「父親代わり」の3つの意識の中で生活しているのかな?とも思います。
シンママと交際中の彼氏の本音は?子どもに対してどう思っている?
私の経験上ですが、自分にとても可愛がっている子どもがいる人なら、最初から理解をして貰えることは多いと思います。理想をいってしまえば、最大の理解者になり得る彼氏はシングルファーザーですよね。(自分の子どもが最優先になるので、交際が必ずしもうまくいくというわけではないですが。)
子どもの存在がどれだけ愛しいのかを理解できるのは、やはり同じように可愛がっている子どもがいる「父親になっている経験がある人」だと思います。
私自身も独身時代は、「自分に子どもがいない」から子どもの大切さを理解することは難しかったです。子どもがいないからこそ、頭では理解しているつもりでも、子持ちの気持ちを完全に理解することは、難しいと思います。
交際相手に子どもがいる場合、自分より大事にされている存在がいることで、何となく交際自体を不安に思うこともあるでしょう。
私の男友達で、子どもが4人いるというシンママと同棲していたという人がいました。交際中は、はたから見たらとても幸せそうでした。いつもみんな笑顔でいた気がします。しかし、彼女との別れが来た時に、「俺はいつも我慢していた」と言っていました。
その時は、「シンママと交際していたのだからそれくらい我慢しなよ」なんて他人事で言っていましたが、自分がその男友達の立場でいたら?と考えると複雑な心境にもなりますよね。
男友達は彼女の子どもたちについては「懐いている小さい子どもは可愛かった。思春期の大きな子どもにはかなり気を使ったし、子どもたちに気を使っている彼女にも自分は気を使っていてすごく疲れていた」と話していました。きっとこの言葉は、シンママと同棲している彼氏の本音でしょうね。
どのくらい一緒にいれば父親の意識を持ってくれる?
これは、子どもと彼氏との関係性や彼氏自身の性格にもよるかと思います。私個人的には、下記のようなタイプの男性は、比較的早い段階で子どもの父親になることを視野に入れてくれていると思います。(再婚や父親になるという話を直接口に出しているかどうかは別として。)
- 責任感が強いタイプ
- 父性が強いタイプ
- 男がリードしてかなくてはいけないと考えるタイプ
もちろん、どんなタイプの彼氏でもシンママとの交際を決断した時点で「彼女と子ども両方を受け止める(養える)覚悟」というのが無いわけではないはずです。しかし、実際に本当に父親としての意識をどこまで持てているのかとなると微妙なところですよね。
ただし「父親になってもいいかな・・・と感じるのは、子どもが自分に懐いたとき」というのは前提条件としてあるようです。これは私の男友達の場合も、私の彼氏の場合も同様の意味合いの言葉を口に出していました。
交際歴半年!同棲中の筆者の場合
私の彼氏のお話を少ししますね。はじめは彼氏も子どもに嫌われないように、とにかく必死だった気がします。しかし、いくら小さくても子どもも敏感です。
それを見透かすように、子どもも彼氏の前ではどんどんワガママになってしまっていました。例えば私がいる時は目の前で、子どもが彼氏を叩いたら私も叱ることができます。
でも、一緒にいる時間が増えれば、毎回私が見ている時だけに問題が起こるわけではありません。彼氏に子どもが調子に乗って悪いことをしたときくらいは「やめて!」と叱って欲しいと話しました。
「俺にはそんなことできない。君の子どもに嫌われたくないんだよ」と言いかえされて終わってしまいました。私は頼りないなあ~なんて感じていました。
交際期間も半年近くなれば、徐々に彼氏と子どもの仲が深まります。彼氏も子どもが悪いことをしたのを「いけないことだよ」と注意できるようになりました。
それをきっかけに子どもが、彼氏をパパにしたいと自分で言い出しました。子どもにとって遊び相手から親に変わったんだと思います。子どもは見ているんですよね。彼氏の心境の変化も。
私の子どもは、まだ幼いので深くは意味を理解していないけれど、今は彼氏を「僕とママの家族」というようになりました。
その言葉を聞いて彼氏も「自信を持って親になれるように成長したい」と言ってくれました。私の彼氏の場合は「父親になるという意識」を持つまでに同棲期間を含めて半年かかったようです。
でも正直いってまだまだ不安!安心できるまでにはあと2年は欲しいかも
私はすでにアラフォーです。もちろん2人目の子どもが欲しいなど考えることもあります。もっと若い頃であれば、子どもがいても今の彼氏とも勢いで再婚できたかも知れません。
でも、大人になった今は命の尊さや、母親であることの重大な使命を充分に知ってしまいました。それは子どもを最優先で守り続けていくということです。
彼氏に少し心境の変化が見られたものの、まだまだ不安要素は隠せません。「父親になる意識」は持てていると思いますが「父親になる覚悟」はできていないと思います。
まだ、彼氏がどこまで私の子どものことを受け入れているのかもわかりません。付き合いはじめのころよりは、私も子どもも彼氏もみんなが成長してきているとは思います。それでも、全てとはいえなくても7割型の不安要素を解消するにはあと2年程度はこのまま様子をみていきたいと考えています。
子どもは彼氏を父親として受け入れることができるのだろうか不安
ここまで、彼氏の心境について考察してみました。でもやはり子どもの気持ちも心配になりますよね。そして彼氏自身も子どもが「自分をどの程度受け入れてくれているのだろう」という不安もあると思います。
そう考えたら、子どもがどれだけ彼氏のことを受け入れているのかも重要です。今後再婚まで視野にいれたときに「子どもが彼氏に父親としての存在」を望むのかどうかも、彼氏の心境の変化の一因になると思います。
子どもの年齢や元旦那との関係性にもよる
子どもが彼氏をどこまで受け入れることができるのかはきっと、子どもの年齢が大きく関わってくると思います。そして子どもにとっての「父親」でもある元旦那と、子どもの現在の関係性もあるでしょうね。
もうすぐ5歳になる私の子どもは、物心付く前に離婚が成立していること(その前からほぼ別居に近い状態)だったため、父親というものがどういう存在かを理解していません。ただ、保育園のお友達のパパなどを目にすることはあるため「子どもとママと一緒に住んでいる自分を可愛がってくれる男性」が父親と考えていると思います。
元旦那のことは年に数回会いますが、「たまに自分にオモチャを買ってくれる人」だと思っています。すでに元旦那に対して、子どもが父親としての役目を求めることはない状態です。そのことを考えると今の私の彼氏の存在は「子どもにとって限りなく父親に近い存在、一緒に住んでいる家族」だと考えていると思います。
子どもがすでにある程度の年齢になっている場合
私の場合は子どもが、父親というものをあまり理解していないくらい幼いです。子どもの心理的な問題に関しては、彼氏と再婚するほうがメリットが大きいと感じます。でも、ある程度子どもの年齢が高い場合。私のママ友の例を出しますが、ママ友には現在子どもが2人います。ママ友の子どもたちの心境をさかのぼってみるとこんな感じです。
- 20代で離婚(子どもたち幼稚園児)→前のパパに会いたい
- ママ友に彼氏ができる(子どもたちが小学校低学年)→彼氏はママの友達と認識(数ヶ月で破局)
- ママ友に新しい2人目の彼氏ができる(子どもたちは小学校高学年)→彼氏はいつか自分達の父親になってくれると期待(4年で破局)
- ママ友に新しい3人目の彼氏ができる(子どもたちは中学生)→彼氏はママの彼氏。でも一緒にみんなで生活しようよ!と子ども達から提案あり。(現在同棲中で彼氏がお母さんのように子どもたちの食事づくりなどを担当)
ママ友は現在子どもたちと彼氏の関係性を非常にうまく保っていますが、ここまでの間に子どもたちはママ友の彼氏に対して年齢ごとに期待するいろいろな心境の変化があったのだと思います。
まとめ:ほんのちょっとでも不安があるうちは再婚は止めた方がいい
私は再婚願望がありました。だからこそ離婚後も前向きに婚活し続けてきました。でも、再婚のタイミングや彼氏を本当にどこまで信用できるのかというとまだ自信が持てません。ネットのシンママの掲示板や、同じような環境で子育てしているママ友たちに相談しても、やはりみんな同じように答えが出せないようです。
パートナーへの不安は自分への不安なのかもしれない
どこかのサイトでも見かけましたが、シンママが彼氏との再婚を考える時に相手に対して感じる不安は自分に対しての不安だといいます。
確かに、彼氏に対して思う不安の全ては、言い換えれば「私の見る目は大丈夫なのかな」という不安に置き換えることができますよね。
例えばこんなところです。
- 彼氏は子どもを可愛がってくれるだろうか
- 子どもが懐いて父親として慕ってくれるだろうか
- 今の彼氏と再婚して幸せになれるのだろうか
一度結婚に失敗している私たちシンママは、恋愛や結婚により慎重になるのは当たりまえです。「この人を人生のパートナーとして選んでも大丈夫なのだろうか?」という不安を「今の自分はこの人をパートナーに選べるだけの目を持っているのか?」と置き換えてみたほうがいいのかもしれません。
私は「まだ自信が持てない」という答えがでました。自分が自信を持てるようになるまでもう少し時間が必要だなと考えることにしました。
私は「彼氏が血の繋がらない子どもの父親になる自覚」を持てるようになったら再婚したいと考えていました。
しかし今の私のように、自分の見る目にほんのちょっとでも不安があるうちは再婚するタイミングではないと気がつきました。私が「この人なら大丈夫」と思えるようになったころには「彼氏の中の血の繋がらない子どもの父親になる自覚」も生まれるのではないかと思います。
シンママの最大の課題は「彼氏を父親に育て上げること」
今回の恋愛を通して、こんなことを言ったら彼氏に嫌われる?なんて恐れずに、子どもや自分自身と一緒に彼氏にも成長して貰えるように努力することが必要だと思いました。彼氏が父親の子どもになってくれるのを待つのではなく、子どもの父親になって貰えるように彼氏も育てていくことが大切なのでしょう。
偉そうなことを話してしまいましたが、私も日々試行錯誤しながら子どもと彼氏と一番良い形で生活して行けたらと考えています。「この人と出会えて良かった」と自分も彼氏も子どももお互いに思えるようにしていきたいですよね。お互いにがんばりましょう(^_^)
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