シングルマザーが彼氏と同棲後の手当(児童扶養手当、税金、保育料)はどうなる?同棲のメリットデメリットは?

シングルマザーと彼氏が同棲『何が変わる??』

子育てを一人で頑張ってきたシングルマザーにとって、「新しくパートナーと同棲を始める」ということは、さまざまな面で気になることがあると思います。

たとえば、「今までの母子手当(児童扶養手当)はどうなるの?」、「保育料ってどうなるの?」、「同棲するメリット、デメリットって??」などなど...

そんな、シングルマザーの疑問、不安点を徹底的に解決していきます!

 シングルマザーが彼氏と同棲したら手当はどうなる?

保育料、税金、養育費、児童扶養手当について考える女性

まずは、今まで受け取っていた手当に関することについて説明していきましょう。

特に、今まで手当・支援を受けているシングルマザーにとって、彼氏と同棲を始めるにあたり、「今まで受け取っていた手当はどうなる??」という疑問点、不安があるのではないでしょうか。

それでは、「年収別シングルマザーの手当て」表を元に以下の内容を解説していきます。

  • ひとり親家庭等医療費助成制度/国民年金保険料
  • 児童扶養手当
  • 保育料
  • 養育費

年収別シングルマザーの手当ての違いの表

(1)同棲をしたら税金関係はどうなる?

【ひとり親家庭等医療費助成制度】
(※ひとり親やその子ども、あるいは両親がいない子どもを養育している人が病院などで診察を受けた際に、健康保険の自己負担分の一部をお住まいの自治体が助成するという制度)

ひとり親家庭等医療費助成制度の資格損失条件の一つとして、「住民票上同一住所地になくとも実際に同居しているか、それに準ずる定期的な訪問があり、かつ、定期的に生計の補助を受けている場合」があります。

つまり、彼氏と同棲を始めるとひとり親家庭等医療費助成制度の受給資格がなくなってしまうということになります。
しかし、彼氏との同棲の状況(資金援助)は人によって違うと思うので、詳しくは市役所の窓口にて確認してみてください。

【国民年金保険料】

令和3年度分の個人住民税から「児童扶養手当を受給中で、前年の合計所得金額が135万円以下の未婚のひとり親」も非課税措置の対象になっています。

彼氏と同棲が受給資格損失になるかどうかについてですが、世帯を彼氏とあなたで分けて同棲した場合、且つ、あなたの所得金額が135万円以下の場合は免除を受けることができます。

(2)同棲したら母子手当(児童扶養手当)はもらえなくなる?

彼氏との同棲にするにあたって、「母子手当」(児童扶養手当)はもらえなくなるか?についてですが、結論として、「母子手当」(児童扶養手当)の受給資格がなくなります。

児童扶養手当を貰う資格損失条件として、離婚後に結婚をした場合、また、内縁関係・同棲・同居など婚姻の届けをしていないが事実上婚姻関係と同様の条件になった場合も含まれます。

しかし、こちらも他の手当の条件と同様に、彼氏との同棲の状況(資金援助)は人によって違うと思うので、詳しくは市役所の窓口や厚生労働省のホームページにて確認してみてください。

(3)同棲したら保育料負担はいくらになる?

保育料は「世帯主の所得」を基準に決定します。
そのため、一緒に住んだ場合でも「別々の姓で、別々の生活費」を証明すればあなたの年収を元に保育料が決まります。

しかし、同棲も事実上婚姻関係がある、と見なされると彼氏の年収を元に保育料が決まり、保育料免除を受けられないこともあり、管轄自治体によって異なるので、ご自身が減免にあてはまるかどうかは、お近くの市役所の窓口にて確認してください。

(4)同棲したら養育費はもらえなくなる?

彼氏と同棲をしたら、養育費かもらえなくなるかどうか、の答えとして、彼氏と同棲をしても養育費はもらえます。

さらに言えば、彼氏と再婚した場合でも、元夫には養育費の支払い義務があります。

参考:公益社団法人 家庭問題情報センター

 シングルマザーが彼氏と同棲するメリット・デメリット

シングルマザーが彼氏と同棲するメリット・デメリット

それでは、シングルマザーが彼氏と同棲する上での手当の違いが分かった上で、次は、「シングルマザーが彼氏と同棲するメリット・デメリット」について詳しく説明していきたいと思います。

結論として、彼氏と同棲するにあたり、メリットは沢山あります!しかし、同棲をする上で気を付けるべき部分もあるので、合わせて、しっかり見ていきましょう。

シングルマザーが彼氏と同棲するメリット・デメリットの表

 シングルマザーが彼氏と同棲するメリット

(1)生活費が楽になる

いくら、児童扶養手当などの支援があったとしても、やはり子育てをしながら生活費を一人で稼いでいくことは、金銭的にも精神的にもかなりの負担と限界があります。

そこで、やはりシングルマザーが同棲することで生活費に余裕ができることが、一番大きなメリットといっても過言ではありません。単純に、お金を稼ぐ能力のある大人がひとり加われば、経済的な負担が軽くなるだけでなく、精神的な余裕もでき、子供との時間を増やすことも可能になります。

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【彼氏と同棲を決めたタイミング】
なんとYさんの2人の子どもたちの勧めで彼氏と同棲スタート。

【Yさんコメント】
「元旦那が家族名義で残して行った借金の返済のために、昼も夜も仕事をしているシンママです。
子どもたちと彼氏はすぐに打ち解けて、すでに家族のような関係性が築かれています。
もうすぐ子どもたちは受験シーズンに入り、高校進学などで生活スタイルが変わっていくことや、これからさらに私にお金がかかるようになることを想定して、彼氏は私たち家族を経済的にも支える、と言ってくれているので安心です!」

(2)子育てや家事の負担が減る

仕事をして帰宅したら、さらに家事と育児もして...子供が小さければ急な病気やケガが多かったりと、一人で仕事、家事、育児をこなすことは本当に大変です。

きっと、何度も”いつも助けてくれる人がいたらな...”と思ったことでしょう。

そんなときに、彼氏と同棲をしていれば、子育てや家事を分担してもらえたり、自分が忙しいときに子供のお迎えを任せられたりと、かなり負担が減らすことができます。


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【彼氏と同棲を決めたタイミング】
離婚後は実家住みを始めたAさん。しかし、母親と子育ての仕方などで折り合いが合わないことや、職場でもトラブルが多かったことから、円形脱毛症に。
そんなAさんを見て、彼氏がAさんに同棲を提案。

【Aさんコメント】
「現在同棲生活は、4ヶ月くらいになります。彼氏は周りの想像以上に家事育児に積極的で、
私が忙しい時などは、子どもを連れて2人で公園やお出かけに行ったり、家での食事作りも3人で楽しみながらやっています。ストレスも減って、円形脱毛症も治ってきました!」

(3)子どもが賑やかな生活を喜んでくれる

子どもを持つシングルマザーは、パパのいない生活をさせることへ罪悪感を感じたり、寂しい思いをさせていないか心配になることが多々あると思います。

特に小さい子どもを持つシングルマザーは、子どもが、パパを持つ周りの友達と自分を比べてしまわないか不安になることも多いでしょう。

しかし、彼氏と一緒に同棲することで、子どもにパパがいる喜びや、パパがいるからこそできる経験をしてもらうことが可能になります。

また、第三者と一緒に生活をすることで、相手を気持ちを考えたり、思いやることができるようになります。

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【彼氏と同棲を決めたタイミング】
彼氏の不安症により同棲スタート。
女性との交際に慣れていない彼氏は、些細なことからも、離れていると不安が爆発するタイプで、そこから喧嘩に発展することが多くありました。
同様の件で揉めたのをきっかけに「もういい!鍵渡しておくから好きな時にうちにきていいから。それでもう不安にならないで!」とNさんが話したのをきっかけに、彼氏はNさんの家に住むように(笑)

【Nさんコメント】
「親子3人でとても仲が良いです。彼氏と私の息子は今や大親友!毎日一緒にお風呂に入り、テレビアニメをみてお菓子を食べ、くっついて寝ています。
『今日も3人でご飯たべよう!』と保育園にお迎えにいくと嬉しそうに話してくれたり、帰宅後も、『今日は、どっちとお風呂入ろうかな!』と悩んでみたりとても楽しそうです!」

(4)彼といる時間が確保できる

シングルマザーが、仕事、家事、育児の合間を縫って彼氏との時間を作ることは、本当に至難の業です。

彼氏と同棲する、ということは、無理に時間を作らなくても、彼氏と同じ空間・同じ時間を過ごすことができます。

一緒に育児、家事をしたり、共にする時間が多くなることによって、より良い関係を築くことができるでしょう。

 シングルマザーが彼氏と同棲するデメリット

(1)子どもと二人の時間が減る

子どもだけとの二人だけの生活から、彼氏と同棲をすることで、子どもと一緒に過ごす時間が減ってしまうこともあります。

子どもにとって、血の繋がらない人と同棲をするということは、ママと二人だけで暮らしていたときに比べ、気を使ったり、遠慮してしまう場面も多くあることでしょう。

そこで一番大切なことは、彼氏と同棲を理由に、子どもに寂しい思いをさせない、ということです。

子どもと二人でいられる時間は、今まで以上に愛情表現をしたり、どんなに短い時間でも子供との時間を作ってあげるようにしましょう。

(2)子どもが彼氏を嫌がる可能性がある

子どもが同棲に対して必ずしもプラスに捉えてくれるとは限りません。子どもの性格や年齢によって、彼氏を嫌がる可能性もあります。

もし子どもが彼氏を嫌がった場合は、無理に同棲を進めず、半同棲のような形から進める方が良いでしょう。

子どもが彼氏を嫌がる状態で同棲をしても、子どもと彼氏にとって辛い状態の同棲となり、そんな状態の子どもと彼氏を常に見ていなくてはいけないことになります。つまり、子どもにとっても、彼氏にとっても、そしてあなたにとってもプラスの状況にはなりません。

(3)彼氏が豹変する可能性も

今まで何の問題もなかった彼氏が、同棲を始めた瞬間に子どもへの態度が冷たくなったり、最悪の場合はDV気質が明らかになることもあります。

少しでも、子どもへ危害が加わったり、思っていた同棲と違うと感じた場合は、無理に同棲を続ける前に冷静に考えてみることも大切です。

(4)頑張りすぎて疲れてしまう可能性も

「同棲後も彼氏と上手くやっていけるように頑張らなきゃ」、「彼氏と子どもが仲良くなれるように、私がしっかりとフォローしなきゃ」、「この同棲が上手くいくように私が頑張らなきゃ」...

と、いつのまにか「自分が頑張らないと」の状況に陥りがちです。
自分だけが努力し、我慢し続けても、いくか燃料が尽きてしまいます。

どんなに小さいことでも、少しでも違和感や心のモヤモヤを感じたときは必ず・すぐに話し合いをしましょう。
それこそが、子どもと彼氏と仲良く暮らしていくための秘訣であり、話し合いをしないと、軌道修正できたであろう問題も修正できなくなってしまうこともあります。

彼氏と同棲するときのお金問題、どう解決する?!

  彼氏と同棲するときのお金問題について悩む女性

彼氏と同棲を始めるにあたって、やはり気になる問題は「お金」問題...

交際期間でのデート費用と同棲とでは状況は変わります。
これから先彼氏と同棲を考えているシングルマザーや、彼氏になかなか生活費の話を切り出せないシングルマザーのみなさんにも参考になるお話です。

世の中のシングルマザーたちは彼氏に生活費をいくらもらっている?

世の中のシングルマザーとその恋人が、交際中や同棲に至ることになった場合「お金の話」はどうしているのか気になっている方は多くいらっしゃると思います。

まずは、様々な掲示板や口コミサイトに書かれている内容をまとめてみました。

20代 シンママ 子ども1人
半同棲中の地方在住のカップルです!家賃と食費という名目で彼氏には月10万ほどいれてもらっています。実際にかかる家賃は県営住宅に住んでいるので数千円程度です。彼氏は家賃の金額を知りません。光熱費や食費などすべて合わせても10万以下で生活できています。余ったお金は二人の将来のためにためています。(20代 シンママ 子ども1人)
30代 シンママ 子ども2人
具体的な金額は決めておらず、私の家で同棲中です。家賃や光熱費や子どもの学費などは私が払っています。その他、食費や基本が車移動なのでガソリン代や遊びに行ったときにかかるお金などを彼氏が払っています。彼氏は私や子どもの洋服などを負担してくれているのであまり負担には感じていません。(30代 シンママ 子ども2人)
20代 シンママ 子ども1人
彼氏は月収50万程度あるので、生活費として月に20万程度もらっちゃってます。そこからうまくやりくりして、できるだけ貯金もして再婚する際の費用にしようと決めています。(20代 シンママ 子ども1人)
30代 シンママ 子ども一人
子どもは現在6歳です。収入は彼氏より私のほうが高いです。同棲にかかる生活費は完全に折半しています。子育てにかかるお金はすべて私が出しています。お互いに無理がないようにしたいので不満はありません。(30代 シンママ 子ども一人)
20代 シンママ 子ども一人
なんとなく彼に言い出しにくくて、生活費もらえていないです。食材とかたまに彼氏が差し入れてくれているのでそれで我慢していますが、やはり厳しいです。ちゃんと言えるようにしなくてはと考えています。(20代 シンママ 子ども一人)
30代 シンママ 子ども一人
再婚を前提に同棲をスタートしました。彼も離婚歴があり、子どもがいるので養育費を支払っている状況で金銭的には余裕があるわけではありませんが、基本的には彼氏の収入で生活をやりくりしています。自分で稼いだ分は自分の子どものために貯めています。(30代 シンママ 子ども一人)

などなど。

全体的に、多少は彼氏が多めに払ってくれていると答えているシンママのほうが、彼氏との同棲に満足をしているようです。そりゃそうですよね。

しかし、彼氏に言い出しにくくて悩んでいる人もチラホラいました。やはりお金のことって話にくいんですよね。

世の中のシングルマザーは彼氏と同棲する際に生活費はどうしている?

シングルマザーが彼氏と同棲すると、実際にいくら生活費がかかるのでしょうか?

もちろん、住んでいる地域によって家賃などの変動はありますが、大まかに支払いが必要な項目を出してみました。(※金額は実際のシングルマザーNさんの生活にかかっている金額を参照にしております。)

同棲中にかかるお金の項目 実際にかかっているお金 彼氏に負担してほしいお金
家賃 80,000円 半額は出してほしい 40,000円
食費(酒代含む) 40,000円 彼のほうが多くかかるのでできだけ出してほしい 30,000円
水道光熱費 15,000円 半額は出してほしい 7,500円
ネット代など 15,000円(我が家は固定電話やネット回線セットで結構高額) 半額は出してほしい 7,500円
保険料 20,000円 -
電話代 10,000円 -
洋服代や美容代 10,000円 たまに何か買ってくれたらうれしい
日用品(ティッシュや洗剤など) 5,000円~10,000円 彼氏個人にかかるものも購入していることが増えたので、できれば負担してほしい 10,000円
医療費 - -
保育料 10,000円 -
その他たまにかかるお金(大きな買い物・外食代) 20,000円 時と場合によってはお願いしたい
合計 230,000円 95,000円

ざっと計算してみると、かかる生活費は毎月230,000円前後です。

この中で、彼氏にも負担して欲しいと思う金額を出してらったところ、95,000円くらいは負担して欲しい額として出てきました。

シングルマザーのカップルが同棲中の生活費で起きがちな問題として、「いくらもらっていいかわからない」という考えが多いのではないでしょうか?

まずは、いくらかかっているかを自分で計算してみることが大切です。詳細な金額を出すことで、自分がいくら欲しいと思っているのかを知ることができます。

~シンママNさん36歳(子ども4歳、彼氏39歳)の生活費~

シンママNさん36歳(子ども4歳、彼氏39歳)の生活費

【彼氏とNさんの収入スペック】

  • 彼氏…月収50万円以上
  • Nさん…月収25万円~30万円程度

【Nさんコメント】

彼氏と生活費の支払いについてしっかり話合い、彼氏のほうが収入が倍程度あることを考えて、月に15万円を入れてもらうことにしました。イメージとして3:2程度にしたいなと私は考えています。

出費は全体的に増えましたが、出費の分は確実にお金をいれてくれるので今まで以上の負担はないです。しかし、今まではもらえていた母子手当もなくなるので、生活は多少楽になったかな?程度です。

それでも1人で2人分稼ぐよりは2人で3人分稼ぐというのは安心感がありますね。お金の面では生活は安定したといっても良いのではないでしょうか。

彼氏の収入からみた生活費の考え方(彼氏の収入が多い場合)

では、”いくら出してほしい”というイメージはついたものの、これは多いの?少ないの?などの判断に困ることがあると思います。

このあたりも色々とリサーチしてみました。

ネット上で悩み相談をしているシングルマザーや、私の周りの同棲中のカップルたちに聞いたお財布事情から、彼氏と彼女の収入によって変わる具体的な生活費の支払いの比率を出してみました。
※彼氏のが収入が多い場合(シンママ・子どものいないカップル含める)
彼氏の収入 彼女の収入 生活費を出している割合
月収15万以下 月収15万以下 彼氏5:彼女5
月収20万以下 月収15万以下

5.5:4.5
基本は折半だが気持ち彼氏が多く支払う
月収25万以下 月収20万以下

 

6:4 
少し彼氏が多く支払う
月収30万以下 月収25万以下 7:3
大まかな金額は彼氏で、
光熱費や食費を彼女が持つ
月収35万以下 月収30万以下 7:3
大まかな金額は彼氏で、
光熱費や食費を彼女が持つ
月収40万以上 月収30万以下 8:2
ほぼ彼氏が支払っているが、
子どものお金や細々した経費は彼女が支払う
月収60万以上 -(金額の基準なし) 10:0
全ての生活費は彼氏が支払う

だいたいではありますが、上記のような支払いの比率になっていることが多いようですね。

基本的に彼氏の収入が高ければ高いほど、多めに出してくれるパターンが多いようです。

~シンママAさん32歳(子ども4歳、彼氏41歳)の生活費~

シンママAさん32歳(子ども4歳、彼氏41歳)の生活費

【彼氏とAさんの収入スペック】

  • 彼氏…月収90万円以上(だいたいの場合は月に100万円を超えることの方が多いようです)
  • Aさん…月収10万円程度

【Aさんコメント】

自分の車のローンや子どもにかかるお金、保険料や携帯の通信料などを支払い、家賃などの生活費は全て彼氏もちです。

彼氏の収入がかなり高いことも、この割合にしている大きな要因だと思います。私が自営をスタートしたばかりである状況を彼氏が理解しているので、私に無理がないように気遣っているいいバランスだと思います。

シングルマザーの収入からみた生活費の考え方(自分の収入が多い場合)

世の中、仕事のできる女性は増えてきました。実は彼氏より収入が高いというシングルマザーカップルも多くいます。彼氏よりもシングルマザーである彼女の方が多い場合はどうやって生活費をやりくりしているのかも見てみましょう。
※彼女のが収入が多い場合(シンママ限定)

彼氏の収入 彼女の収入 生活費を出している割合
月収20万円以下 月収20万以上 5:5
月収20万円以下 月収30万以上 5:5
月収25万円以下 月収30万以上 5:5
月収26万円以上 月収40万以上 4:6

上記のように、彼氏のほうがシングルマザーの彼女よりも収入が少ない場合は5:5の折半にしているほうが多いようです。

月収が26万以上稼げている男性であれば、大多数が子育てと仕事に忙しいシングルマザーの家計を少しでも多く支えようとしてくれる傾向です。

ごく一部、「専業主夫希望」的な考えで収入が低くても生活を安定させているシングルマザーのところに転がり込もうとする男性もいるので、くれぐれも「私のほうが収入が多いから多く出すよ!」は口に出さないのが吉です。

~シンママYさん34歳(子ども14歳と15歳、彼氏32歳)の生活費~

シンママYさん34歳(子ども14歳と15歳、彼氏32歳)の生活費

【彼氏とYさんの収入スペック】

  • 彼氏…月収25万前後
  • Yさん…月収60万円程度(昼夜掛け持ちして働いています)

【Yさんコメント】

彼氏のお給料を全額預かり、そこから毎月5万円をお小遣いとして渡しています。自分のお給料と彼氏から預かったお給料を併せて全てのお金をやりくりしています。(ちなみにこれは彼氏の要望で決定しました!

これからは子ども達の進学にお金がかかります。

収入の差があるのは彼氏も自覚しているので、と生活の時間帯を合わせる目的も兼ねて、彼氏も昼夜掛け持ちで働き出してくれています。

彼氏に切り出しやすい話の振り方を紹介

とはいえ、生活費をちゃんと決めたほうがいいのは理解できたけれど、どうやって彼氏にお金の話を切り出して良いのかわからない!という声もきっとありますよね。気持ちはとてもよくわかります。

非常に切り出しにくいお金の話。彼氏にどうやってうまく切り出すのかを3パターンほど考えてみました。

その1!LINEなどで前フリしておいてから切り出す!

これは、実際にシングルマザーNさんが行ったパターンです。

実際にNさんが彼に送ったLINEの内容をコッソリお見せします。

こんな風にLINEで前フリしてみました

LINEの文面はこんな感じです。あくまで一緒に決めよう!というスタンスが大事みたいですね。

帰宅後、向こうから「生活費にいくら必要?」と切り出してくれたようです。Nさんも「少なくとも10万入れて欲しいと思ってる。でもできれば男の人は、今後多く払って欲しいから…むしろ15万円ください!」とストレートにぶつけたそうです。笑

その2!同棲の話が出た時点で「いくら出せるの?」

彼氏が一緒に住みたいなーと、言い始めたタイミングや、同棲する?という話が出たらすぐに切り出すことが大切。

「見ての通り私はシングルマザーだからお金キツイからね。甘えて転がり込むのは無しだよ。」

「同棲を始めるなら、始めにお金の話をしておこう。」など。

お金の話は誰でもしずらいもの。

同棲を始めてから言うタイミングを逃した...なんてことになる前に、
同棲の話が出たタイミングでしっかり相手に聞くことが大切です。

その3!さも友達の話のようにして振ってみる

「友達のシングルのカップルがね、同棲しだして生活費の話で揉めてるみたいよ。うちもそろそろ決めておきたくない?」

これは、かなり使いやすいフレーズです。勘のいい彼氏ならあなたがお金のことで不安に思っている事を察してくれます。

ようは、彼氏にも気がついて貰えればいいのです。必要な生活費の金額はカップルによってさまざまですが、きちんとお金の話をできているカップルや夫婦のほうが、あとあと金銭トラブルになりにくいそうですよ。

彼氏に生活費の話を言い出すまでは、どう思われるかなど不安になることもあると思います。しかし、ずっと不安や不満を溜め込むより、一度話してしまったほうがスッキリしますし、彼氏のほうも会話の切り出し方に迷っている場合もあります。

悩んでいる人は是非参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
ナギザ

3歳の息子を育てる元シングルマザー。バツイチ婚活の末、再婚。シンママ時代に活動していた恋活&婚活の体験談や失敗談など赤裸々に書いています。