【体験談】シングルマザーが語る、離婚後の後悔と心境

離婚を後悔することはある?

マッチングアプリ大学 ナギサ

3歳の息子と二人暮らしのシングルマザー、ナギサです。

すでに離婚されているシングルマザーのみなさん。離婚を後悔したことはありますか?

またはこれから離婚をして、シングルマザーとして生活を再スタートさせたいと考えている方のなかにも「離婚後は後悔するのだろうか」と色々と気になる人もいるでしょう。

今回は私の実体験をもとに、シングルマザーが離婚後に後悔する3つの瞬間をお話ししていきたいと思います。

この記事が「離婚後の後悔」に悩めるシングルマザーの問題解決のヒントになれば幸いです。

シングルマザーが離婚後に後悔した3つの瞬間

時間のない方のために後悔した瞬間をまとめました。大きく分けると以下の3つになります。

  • 経済的に辛くて後悔
  • ②一人きりの子育てが辛くて後悔
  • ③体調が悪くても休めないのが辛くて後悔

①生活が苦しい…経済的に辛い時に後悔

まず、離婚後に新生活をスタートするために、引越しなどで数十万かかりました。

母子手当は、月々フルでもらっても3~4万程度で、仕事をしているシングルマザーならば金額はもっと下がります。私も月に2万ももらえていません。

参考:母子家庭の児童扶養手当制度について

離婚後は金銭的に生活が落ち着くまでは、心身ともに不安な日々です。その度に、あの時、離婚さえしなければこんな不安な気持ちにはならずに済んだのだろうか?と思ってしまうことも多々ありました。

②一人きりの子育てが辛い時に後悔

仕事で疲れて帰宅しても、すぐに子供の食事の用意に取り掛かります。

どんなに忙しくても、栄養のある美味しい食事を用意してあげたいのに「ママ!ママ!」と甘えん坊でべったり張り付いてくる息子。

「離れてよ!ママに家事させてよ!」なんて怒鳴ってしまったことも多々あります。息子は「ママ。ごめんなさい。」と泣いていました。

ああ。こんな時、両親が揃っている家庭なら、息子にこんな思いをさせないで済んだのだろうか。

私さえ我慢していたのなら、息子はもっとたくさんの愛情の中で育ててあげることができたのだろうか。私の我慢が足りないから息子は今、こんなに泣いているのだろうか。

そんな風に自分を責めて後悔したこともあります。

③体調が悪くても休めないのが大変で後悔

風邪を引いて高熱で寝込みたい時でも、体が動く限りは無理してでも「育児」「仕事」は頑張ります。

子供をお風呂に入れ、食事の準備をして…。母親は基本的に育児を休むことはできません。

以前私も胃腸炎にかかり、高熱と嘔吐を繰り返しながらも元気が有り余る息子の世話を泣きながらしていたことがあります

仕事もそうです。育児都合なら仕方がないのでそちらを優先しますが、体調が悪い場合でも基本無理して仕事に行きます。①の経済的不安があるからです。

誰かサポートしてくれる人がいれば...と後悔したことがあります。

後悔を解消するための対処方法

①〜③の後悔から私はどうやって立ち直ったか?をお話ししようと思います。

結論から言うと、『①の経済的な不安』が解決していくと、全ての問題が解決していきました。

  • お金がない不安
  • →仕事しなければいけない!
  • →育児にも余裕がなくなる

この負のスパイラルなんですよね。

なので、経済面の負担が軽くなっていくにつれ、後悔も薄れていきました。

経済的な不安の解決

安心してください。私の経験上ですが離婚後の生活は、ちゃんと目標を決めて前向きに頑張っていれば「いつかちゃんとうまく回る」ようになります。もちろん他力本願ではいけません。

仕事も生半可な気持ちでは、うまくいくこともいかなくなるかも知れません。私の場合、離婚の原因の一つに金銭的な苦労があったので、普通に生活しているだけでも気がつけば借金はなくなりました。

また、今では少なからずまともに貯金もできるようになりましたよ。贅沢な生活はできませんが、旦那のギャンブルで作った借金の支払いに怯えることもなく、普通に暮らせるようになりました。

離婚したばかりの頃は、誰でもネガティブになりがちです。

やるべきことをクリアしていくうちに、ゆっくり離婚のショックからも立ち直ります。子供も成長しながら熱を出す回数も減り、仕事もまともに行けるようになり、金銭的な不安もグッと減りました。

離婚を前向きに考える

離婚を経験した人は、きっと誰もが「離婚を後悔」する瞬間があるんじゃないかな?と思います。

最悪な結婚生活から抜け出すために離婚したからといって、すぐに順風満帆に変われるとは限りません。誰だって新しい生活のすべてがうまくいくことは、なかなかないと思います。とくにシンママは子どもを抱えています。子どもの人生まで背負って、一から人生をスタートさせるのは想像以上に大変です。

まず、経済的な不安を解消するために、仕事をしたくても育児に邪魔されます。育児を精一杯してあげたくても、仕事があるから思い通りにできなくなってしまうこともあります。たまには友達と遊びたいと思っても、子どもがいるから自分だけ参加できないかもしれません。

それどころか、家で好きなテレビを見る暇も、ゆっくりご飯を食べたりお風呂に入る時間もないかもしれません。

我慢。我慢。この子のために我慢。シンママはそうやってストレスを溜め込んでいくんです。そして 『もし、この子がいなければ』『もし、あの時離婚していなければ』 今よりマシな生活だったんじゃないかと、考えてしまう自分が嫌になるときもあるんです。

でもね、大丈夫なんです。 なぜなら、きっとそれは絶対にみんなが通る道だから。 もし離婚して辛くなったら、今よりずっと辛かったはずの離婚前のことを思い出してみましょう。

筆者の場合も、不安やストレスで一杯一杯になってしまったときは、離婚前のことを書いていた日記を読み直してみました。

そしてよく考えてみたら、生活はそんなに酷くなっているわけじゃないことに気がつきます。離婚前から夫はお金を入れてくれないから、金銭的不安が大きかった。

育児もワンオペで、ずっと辛かった。今と何も変化無いことに気がつきました。むしろ、私に敵意をぶつけてくる夫がいないだけ、今のが幸せになっていると実感できました。 いま大変なのは、幸せになるためにスタートしたばかりだからなんだ! って思えるようになったら、次の幸せはもうすぐそこにあるんです。

できることからとりあえずやってみる

そんなこといわれても、すぐに気持ちが切り替えられないことを辛く感じるかもしれません。離婚後はさまざまな手続きや、仕事に子どもの世話にシンママたちは忙殺されてしまいます。自分の心に、向き合う時間すらとれないかもしれません。でも、本当はそれでいいのです。

離婚で深く傷付いたあなたの心は、時間だけが癒やしてくれます。 そのために今は、できることから1個ずつやってみましょう。筆者も余計なことを考えてしまうときは、とにかく目の前の問題を片付けていくことに集中しました。

  • 離婚に伴う氏名変更や、子どもの手当の手続きを終わらせる
  • 引っ越し荷物を片付ける
  • 新しい環境で、子どもと一緒におでかけしたりする場所を探す
  • どんなに忙しくても、たまには友達に会ったりしてストレスを発散させる
  • どんどん成長していく子どもの身の回りのものを揃える

こんなふうにリスト化して、それを淡々とこなして行くだけでいいんです。少しずつ目の前の問題がなくなっていくと、自分の心の中のモヤモヤが晴れていくはずです。

そして、今後どうやって人生を楽しんでいこうかな?なんていうポジティブな発想もできるようになります。 『止まない雨はない』 という言葉の通りだと思います。

後悔して元旦那と復縁したいと思ったら

ここまで色々お話してきましたが、離婚の原因はさまざまです。もし、あなたが離婚したことを後悔して元旦那との『復縁』を望むとしても、それもあなたの人生の大切な選択肢です。筆者はその気持ちを否定はしません。

しかし、子どものためにも、『復縁をしてもいい人』と『復縁をしない方がいい人』がいると思います。

なぜなら、復縁したところで離婚のきっかけになった原因は、絶対なくならないからです。筆者の経験上、これだけは自信を持っていえます。あなたがどんなに努力しても変わらなかったことが、もう一度やり直したからといって簡単に変わるはずはありません。 復縁するということは、前よりもさらにあなたが忍耐力をつけていかなくてはいけません。 離婚前と同じ状況を、今度は前回よりももっと耐えていけるかどうかだと思います。

個人的に復縁してもいいと思えるのは、ささいな意見の違いから発展した場合や、価値観の違いなどで離婚した夫婦です。お互いに復縁をする気があれば、もう一度子どものためにお互いが耐えていくこともできるでしょう。もしかしたら前回の結婚生活の反省をもとに、親として変わることもできるかもしれません。

そしてもし復縁を真剣に考えているのであれば、次のことを試してみてください。

復縁方法:定期的に子供に合わせる

いますぐでなくても、復縁を考えるのであれば、子どもを定期的に元旦那に会わせておきましょう。離婚したときもそうですが、復縁するときも親の事情に、子どもを巻き込むことに変わりはありません。

面会交流の日などを決めて、定期的に『パパに会える』ことでいずれ復縁したとしても、父親の存在をすんなり受け入れやすくなると思います。子どもを安心させてあげることができるはずです。

そして元旦那も、復縁するのなら定期的に我が子に会うことが必要です。顔をみておくことで、子どもの父親であるという自覚を失わずに済むという効果もあります。

復縁方法:気持ちを正直に伝える

もし復縁を本当に決意したのであれば、あなたの気持ちを正直に元旦那に伝えてみましょう。その際は、なぜ復縁したいと思うのかもきちんと話すことが大切です。子どものためだけではなく、あなた自身が元旦那というひとりの人間と、これからどうやっていきたいのかも話してみてくださいね。一度離れてしまった心は、お互いに歩み寄るための努力をしなくては通じることはありません。

そして、そもそも復縁するかどうかは、自分の意思だけでは決めることができません。元旦那の本音も、聞き出してみなくてはわからないのです。元旦那があなたや、子どもに対してどう思っているのかをしっかり聞いて受け止めてください。

復縁方法:きちんと謝罪する

お互いの本音をちゃんと話せるようになったら、一度きちんと謝罪することが必要です。離婚の直接的な原因はあなたになかったとしても、ふたりで決めた結婚も離婚も責任は両方にあるからです。一度、自分たちの決断した行動に謝罪をして区切りをつけることで、元旦那もあなたを素直に受け入れやすくなるでしょう。

そして注意して欲しいことが1点あります。もし話合いの際に過去の辛い思いが蘇ったとしても、「あのときあなたがこういったから!」なんて、決して相手を責めるような発言はしないように注意してくださいね。目的はケンカではなく、復縁なのですから。

離婚したのに復縁して後悔しない?

結論からいうと、後悔しないかどうかはあなた次第です。

あなたは、いろいろな思いを抱えて離婚したんだと思います。ずっと、我慢してきたこともあったでしょう。結婚生活で、苦しい思いを強いられてきたこともあるでしょう。それなのに復縁したら、後悔するんじゃないかと不安になりますよね。そのときと、同じ気持ちの日々を過ごすことになるんじゃないかと思うと、自分の決意も揺らぐでしょう。

しかし一度離婚をして、お互いに心身共に距離ができたことで自分を見直すことができたはずです。結婚生活中は、お互いの距離が近すぎて上手くいかなかったこともあるでしょう。離婚後に距離ができたことで元旦那の良いところも見えてきたと思います。

復縁後もお互いに依存しすぎずに、お互いに距離を保って生活することができれば、やり直すことは充分可能だと思います。

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シングルマザー3年目の私の事例

筆者は現在離婚して3年目です。ちなみに典型的な母子家庭で子供を育てているシングルマザーです。離婚後は今の落ち着いた生活を手に入れるまで、本当にいろいろなことがありました。

もちろんいいことばかりではありません。どちらかというと、大変なことの方が多かったような気がします。

私と同じように、離婚後の生活で苦労をしてきているシングルマザーも多いと思います。考えたくないけれど「離婚しないほうが楽だった?」なんて思ったことも一度や二度ではありません。

時には自分以外の「シングルマザーは離婚後、後悔していないのかな?こんなに辛いのは私だけ?」という疑問をもつこともありました。しかし、これは非常にデリケートな問題なのでなかなか他人に聞くことはできませんよね。

大きな決意と覚悟をもって離婚しているはずなのに、シングルマザーが離婚したことを後悔することはあるのでしょうか。あるとしたらそれは一体どんな時なのかについて、少し恥ずかしいですが今回は私も本音で、どっぷりお話ししていきます。

離婚して良かったかと言ったら…嘘になる時もある

正直に言うと離婚して3年少しの間に、一度でも離婚を後悔したことがないかといったら…私の場合は嘘になると思います。

でも、これって普段他人には(親しい人にも)絶対言えないことです。きっと口には出さないだけで、世の中の多くのシンママは同じ気持ちを抱えているのではないでしょうか。

例えばそれはどんな時に思ったのかと、「離婚後の後悔の気持ち」からどうやって私は立ち直ったのかを紹介していきます。

後悔①:生活が苦しい…辛い…と感じた時

経済面での苦労

元旦那の借金問題が苦で離婚をした私ですが、離婚後も生活が落ち着くまでは経済的に結構しんどいな~と思う時がありました。まず、離婚後に新生活をスタートし出すためには、まとまったお金が必要です。

子供と暮らせる部屋を借りて、普通の生活ができるようにしなくてはなりません。敷金・礼金・水道光熱費・保育園代・携帯料金などなど。離婚当初だけで50万~100万近くのお金がかかりました。

よく、「離婚したら母子手当がもらえるんでしょ?離婚した方がお金良さそう!」なんて言うママ友もいます。いやいや、甘くみてはいけません。母子手当は、月々フルでもらっても3~4万程度です。

実際には、仕事をしているシングルマザーならば金額はもっと下がりますよね。私も月に2万ももらえていませんよ。

普通に生活するためには、もっとお金はかかりますよね。私は東京に住んでいるのですが、毎月手取り12万程度のパート代が子育てをしながら稼ぐには精一杯でした。

それだけでは家賃8万を払ったらほとんど残りませんでした。毎月むしろマイナスになってしまうので、寝る間を惜しんで在宅でできる仕事を掛け持ちしていました。

それに子供もまだ小さいので、熱を出せば仕事を休まなくてはなりません。せっかく見つけた仕事もなかなかまともに行けず、職場でも肩身が狭い思いをすることもありました。

そして月末には毎回「今月はたくさん休んでしまったから、来月のお給料で生活費は足りるだろうか。」そんな悩みが毎月私を不安にさせました。

離婚後は金銭的に生活が落ち着くまでは、心身ともに不安な日々です。その度に、あの時、離婚さえしなければこんな不安な気持ちにはならずに済んだのだろうか?と思ってしまうことも多々ありました。

解決:経済的な面での後悔の解決方法

安心してください。私の経験上ですが離婚後の生活は、ちゃんと目標を決めて前向きに頑張っていれば「いつかちゃんとうまく回る」ようになります。もちろん他力本願ではいけません。

仕事も生半可な気持ちでは、うまくいくこともいかなくなるかも知れません。私の場合、離婚の原因の一つに金銭的な苦労があったので、普通に生活しているだけでも気がつけば借金はなくなりました。

また、今では少なからずまともに貯金もできるようになりましたよ。贅沢な生活はできませんが、旦那のギャンブルで作った借金の支払いに怯えることもなく、普通に暮らせるようになりました。

これはとても大きなプラスの変化です。離婚したばかりの頃は、誰でもネガティブになりがちです。

それに、心に余裕がなくなるくらいに忙しいことが多いです。(様々な手続きや名義変更などで仕事を抜け出してでも、こなさなくてはならない用事もあります。)落ち着くまでは親子共々、今思えば疲れ切っていて体調を崩しやすかったのかも知れません。

少しずつやるべきことをクリアしていくうちに、ゆっくり離婚のショックからも立ち直ります。子供も成長しながら熱を出す回数も減り、仕事もまともに行けるようになれば金銭的な不安もグッと減りましたよ。

後悔②:子育てを一人でする大変さを感じた時

子育ては片親では大変

シングルマザーは基本的にどんな時でも一人で二役を担います。

普段はお母さんのように優しく、時には父のように厳しく…いつもそうでありたいと思っていても、やはりそれを実践するのはしんどかったです。

仕事で疲れて帰宅してもすぐに子供の食事の用意に取り掛かります。どんなに忙しくても、栄養のある美味しい食事を用意してあげたいのに「ママ!ママ!」と騒ぐ息子。

息子にかまってあげたいけれど、四六時中甘えん坊でべったりの息子に張り付かれては、何もできなくなってしまいます。

「離れてよ!ママに家事させてよ!」なんて怒鳴ってしまったことも多々あります。その度に悲しそうな顔をして息子は「ママ。ごめんなさい。」と泣いていました。

ああ。こんな時、両親が揃っている家庭なら、息子にこんな思いをさせないで済んだのだろうか。

私さえ我慢していたのなら、息子はもっとたくさんの愛情の中で育ててあげることができたのだろうか。私の我慢が足りないから息子は今、こんなに泣いているのだろうか。そんな風に自分を責めて後悔したこともあります。

解決:子育ての後悔から乗り越えた方法

離婚後は誰でも、孤独を感じやすいものだと思うんです。だから、自分一人で頑張っているような気がして、ますます辛くなってしまうんだと思います。

もちろんシンママが、一人で子育てをしなくてはいけないのは紛れもない事実です。

しかしよく考えてみてください。普段一人きりで育児をしている家庭なんて、世の中たくさんあると思うのです。

例えば、単身赴任の家庭なども同様でしょうし、私も結婚生活中から、元旦那は滅多に家に帰って来ませんでした。むしろ幸せに暮らしている家庭の話よりも、そんな話は多く聞きますよね。

今思えばたまに旦那が帰ってきても、夫婦喧嘩の日々で怒鳴りあったり泣いている毎日でした。家に家族が揃ったところで、心休まらないことばかりでした。

それに比べたら、今の方が笑顔で息子と接していることができていると思うのです。毎回優しいママでいてあげることはできていないとしても。

こんな状況で辛いのは自分だけではないんだよな。

そう思うことで、立ち直ったことは多々あります。

後悔③:体調が悪くても育児や仕事を休めない時

体調が悪くても無理をしなくてはいけない

シングルマザーは…というより世間のママさんたちは皆、体調が悪くても仕事も子育ても簡単に休めないですよね。

風邪を引いて高熱で寝込みたい時でも、体が動く限りは無理してでも頑張ります。子供をお風呂に入れ、食事の準備をして…。母親は基本的に育児を休むことはできません。

以前私も胃腸炎にかかり、高熱と嘔吐を繰り返しながらも元気が有り余る息子の世話を泣きながらしていたことがあります。

また、私の場合は離婚後に、家族や兄弟に頼れるようになるまでにも、かなり時間がかかりました。(みんな生活があると思うと、自分の都合で離婚した立場なのに頼るなんて申し訳なくて。)

体だけでなく心が病んでしまう時もありますよね。職場の人間関係や、仕事でミスをしてしまった時などもあるでしょう。シンママは落ち込んでいても誰にも言えないで、抱え込んでしまうこともたくさんありますよね。

そんな時に、話せる人がいないことが辛いと感じたことがあります。反対に、せめて少しくらい一人でゆっくり頭の中を整理したいなと思ったときもあります。でも、そういう時間が全くなくなることを実感したときには、離婚を少し後悔しました。

解決:体力的な後悔から乗り越えた方法

もしかしたら、何かがうまくいかないことをとりあえず全て離婚のせいにしたかっただけなのかなと気がついたんです。

体調が悪い時だって、仕事がうまく行かない時だって、辛いことは人それぞれあります。そんな時は誰だってマイナス思考に陥りがちですよね。

心身の体調が元に戻って、健康になればそんな悩みなどどこかに吹き飛んでしまいます。時間がたてば、離婚への自分の中のモヤモヤや家族のわだかまりなども消えていくものです。

去年、私は腕を骨折してしまいました。育児や仕事も、片腕でこなさなくてはいけない状況になりました。

しかし、離婚後少し時間が経っていることで精神的にもだいぶ落ち着いて対処できました。少し前より家族や友人たちとの中が深まり、支えてくれる人たちもたくさんいました。

困難な状況でも、笑顔で生活することができました。こんな毎日を過ごすうちに、だんだんと離婚したことの後悔の気持ちは思い返すこともなくなりました。

離婚を後悔しているシンママに今、私が伝えたいこと

離婚後に後悔をしているのなら

どんな夫婦でもいろんな問題があって、離婚の道を選択せざるを得なかった人ばかりですよね。せっかく決意して、どんなに覚悟をして離婚をしたとしても「後悔する気持ち」というのは誰でも一瞬はでてくるものではないかと思うのです。その度に、

  • どうして自分は離婚をしたのか。
  • あのままの生活を続けていることで、本当に今より幸せだったのか。

など自分の離婚への決意と覚悟の原点に立ち返ることで、私は後悔の念を自己解決してきました。あなたも大丈夫です。離婚後の後悔の気持ちは「気の迷い」のようなものだと思うのです。

なぜなら、世の中のシンママは時間とともに後悔する気持ちを解決してきているからです。

もしかしたら、それでも離婚の後悔の念から抜けきれないシンママもいると思います。

例えば私の友人でも「価値観の違い」等で離婚したシンママなどは、もっと相手と話し合う余地があったのではないかと後悔している人もいました。そして、離婚した後も話し合いの末に、また同じ人と再婚している人もいます。

それもきっと間違いではないのでしょう。その夫婦にとっては「一度離婚すること」も必要なことだったのではないかとも思います。もちろん、世の中にはそれでもまた再婚と離婚を繰り返している夫婦もいますけどね。

離婚したら後悔するかもと悩んでいる人へ

離婚をすべきかどうか

この記事を読んでくださった方の中には、まだ離婚をしていない女性もいるのではないでしょうか?ここまで読んでみて、どう思われましたか?

私はシングルマザーになってから、離婚を考えているママ友たちから何度も「離婚後の生活の不安」について相談されてきました。

もし、今離婚を悩まれているのであれば、私に少しアドバイスをさせてください。この記事を読んで、もう一度、自分の心の整理をしていただけたらと思います。

離婚を決意されるには人それぞれたくさんの事情があると思います。でも万が一、後悔する事が怖いと思ったら…。もしかしたら離婚をする前に、まだ夫婦としてやれることがあるかもしれません。

後悔する人

離婚したら後悔するだろうか…そんなふうに、もし今のあなたが悩んでいるとしたら、多かれ少なかれきっと後悔すると思います。なぜなら、後悔すらできないほど話し合ったり、関係を改善しようと努力してきていれば、もう本当にやりきったと自分で思えるからです。 『離婚=別れる』 ではなく 『離婚=卒業』 くらいに思えるからです。

具体的にいうと

  • 夫婦のすれ違いで、普段から話合うこともなかった
  • 自分が我慢すればいいと思って、何もいわずに我慢し続けてきた
  • お互いの理想と違うという理由で離婚したいと思っている

筆者のまわりでも上記のような理由で離婚したパターンのカップルは、離婚後に 『もっと話し合ってみれば良かった』 と後悔することが多い気がします。どれも、もう少し話し合うことでお互いに改善できる可能性があったからだと思います。

後悔しない人

離婚をしたほうが幸せになれる可能性が高い人はたくさんいます。筆者自身も離婚して幸せだからこそ、離婚して後悔しない人もいると思います。例えば、

  • 生命の危険を感じて離婚を考えている
  • 借金問題などで離婚を考えている
  • 旦那の女性関係に悩まされている
  • 義家族と上手くいかず、旦那も味方してくれない
  • きちんと計画的に離婚準備を進めてきた

上記のような理由で離婚をした人は、離婚後に後悔することは少ないと思います。どの問題もあなたの努力では、もう改善することができないからです。そして一番最後にあるように、いままできちんと離婚計画を立てて準備してきたのであれば、次は幸せになる計画を立てていくだけです。後悔する隙もありません。

後悔しないようにできること

もしあなたの頭の中に思いつく「あの時、こうしておけば良かった」と思うようなことがあるのであれば、まだ間に合うかもしれません。全てをやり尽くしてからでも離婚は間に合います。それからでも遅くないのです。

あなたが離婚を決意する理由が、万が一にもDVなどの命の危険があるような関係でないのならもう一度考え直してみるという手もあるんです。

私は結果的に、それでも離婚してからの方が幸せに暮らしています。だからこそ離婚を悩んでいる方には、あえてそんなアドバイスをしたいと思いました。

あなたが今後どんな選択をされても、それが全て自分の人生です。あなたの選択した未来に間違いはなかったのだとこれからも自分を信じて生きましょう。

そしてお互いに今よりもっと笑って過ごせるようにがんばりましょうね。私も頑張ります(^_^)

再婚したいシンママ向けの参考ページ

↓バツイチの再婚活に↓

バツイチ向き!再婚サイト&再婚アプリランキング

この記事を書いた人
ナギザ

3歳の息子を育てる元シングルマザー。バツイチ婚活の末、再婚。シンママ時代に活動していた恋活&婚活の体験談や失敗談など赤裸々に書いています。