シングルマザーが夫との再婚を決めた理由。バツイチ女性の再婚率と付き合う期間・再婚のタイミングも紹介

マッチングアプリ大学 ナギサ

離婚して4年後、1年の交際を経て再婚できたナギサです。

再婚したい....けど、また失敗して子どもに悲しい思いをさせるかもしれない。そんな想いから、再婚に踏み切れないシングルマザーは多いと思います。

そこで今回、シンママで再婚できた私の経験を基に、再婚に成功する人の特徴や失敗しそうな人の考え方をお話していきます。

また、私が今の夫との再婚に踏み切れた理由や、再婚に良いタイミングも紹介するので、再婚に悩んでいる人のお役に立てれば幸いです。

バツイチ女性の再婚率は23%!シングルマザーも再婚できる

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そもそも再婚できるのか?!と思っているシンママのために、バツイチ女性の再婚率を調べてみました。

厚生労働省の調査によると、離婚した女性が5年以内に再婚する割合はおよそ23%。つまり、約4〜5人に1人が離婚後5年以内に再婚しています。

<離婚した女性が、離婚後5年以内に再婚する割合>

離婚した年 再婚した割合
2007年 24.2%
2008年 23.7%
2009年 22.8%
2010年 22.3%
2011年 26%
2012年 26%
2013年 26%
2014年 26%
2015年 27%

引用:平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況
参考:2020年 厚生労働省「人口動態調査」

上記の割合は全ての年代の女性を対象にしたものですが、離婚時の年齢が若いほど再婚率は上がります

2007年〜2011年の間に離婚し、5年以内に再婚した女性の割合を年代別に見ると次の通りです。

<離婚後5年以内の女性の再婚率>
  • 20歳代までに離婚した女性…30%以上
  • 30代前半までに離婚した女性…約30%
  • 30代後半までに離婚した女性…約20%

さらに、2011年に離婚した女性に絞ってデータを見ると次のようになります。

<2011年に離婚し、5年以内に再婚した女性の離婚時の年齢>

離婚時の年齢 再婚した割合
19歳以下 40.6%
20〜24歳 36.8%
25〜29歳 34.7%
30〜34歳 29.2%
35〜39歳 20.3%
40〜44歳 14.0%
45〜49歳 13.0%
50歳以上 10.8%

引用:平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況

上記の表を見ると、離婚当時の年齢が若いほど再婚率は高いことがわかりますね。離婚が19〜34歳までの女性は再婚する割合が約30%を超えています。

30〜34歳までに離婚した女性を見てみると、5年以内の再婚率は約30%です。つまり、30代前半で離婚した女性の約3人に1人は30代後半で再婚しているということになりますね。

当然ながら離婚後6年以上たって再婚する女性もいるはずですので、実際の再婚率はもっと上がるでしょう。

この調査で女性の子供の有無は問われていないので、再婚した女性の中にはシングルマザーの女性も含まれているはずです。

シングルマザーが再婚するまでに付き合う期間ってどのくらい?

シングルマザーで再婚する際に迷うのが、「再婚はまだ早すぎないか」「どれくらい相手とお付き合いすれば再婚を決めていいのか」という再婚までの期間だと思います。

自分だけではなく子供の人生も左右する決断になるので、慎重にならざるを得ませんよね。

厚生労働省の2018年の人口動態調査によると、女性の離婚から再婚までの期間は3年未満が36%、5年未満が53.3%約2人に1人が5年以内に再婚しています。

<女性の離婚から再婚までの期間>

割合
1年未満 13.1%
1〜2年未満 12.2%
2〜3年未満 10.7%
3~4年未満 9.6%
4~5年未満 7.7%
5~6年未満 6.7%
6~7年未満 5.4%
7~8年未満 4.6%
8~9年未満 4.0%
8~9年未満 3.3%
10年以上 22.8%

引用:人口動態調査 / 人口動態統計 確定数 婚姻

この調査には子連れの女性とそうではない女性が両方含まれていますので、子連れの女性に限定すると結果は変化します。

そこで子連れの女性に限定し、再婚までの期間をインターネットの質問掲示板やSNSなどで体験談を調査したところ、最短で9ヶ月、最長で10年でした。

子どもを連れての再婚となると、重要なのは再婚相手と子どもの関係。物心のつく年齢をすぎた子どもは特に、再婚相手と子どもの関係づくりを慎重におこなう必要がありますよね。

体験談によると、1〜3年ほど時間をかけて、徐々に子どもと再婚相手との関係を作りあげていく方が多いようです。


<質問>
子連れ再婚の経験がある方へお聞きします。お付き合いから結婚までどれくらい(期間)ありましたか?

<回答>

  • 付き合いから結婚までの期間は9ヶ月です。
  • 期間は1年半くらいです。

引用:YAHOO!知恵袋


<質問>
離婚→子連れ再婚した方。離婚~再婚の期間はどれくらいですか?

<回答>

  • 離婚~再婚期間は一年くらいです。
  • 離婚から約4年。
  • 離婚から再婚は10年ほど。
  • 離婚~子連れ再婚まで9年。
  • 離婚~再婚の期間は4年くらいでしょうか。

引用:YAHOO!知恵袋

早すぎても遅すぎても後悔!目標は2年以内

今思えば、もし私の状況がちがっていたとしたら、再婚までに2年くらいは交際期間を持ちたかったかな…と思っています。その期間に、もう少し夫とふたりで過ごす時間が欲しかったかなと。ただし、交際期間を長くしすぎるのも、シングルマザーの場合はあまり良くないかもしれません。

とくに再婚を渋っているうちに子どもの年齢が大きくなりすぎれば、思春期になり新しいパパを受け入れることができなくなることもあるでしょう。タイミングを逃せば、子どもが手を離れるまで再婚するのが難しくなることもあります。

反対に子どもがある程度大きい状態で出会っているのであれば、子どもが自立するのを待って再婚をするというカップルも多いようです。

目安としては、子どもが小学校の低学年(1~2年生)までであれば、交際期間2年以内で再婚をするのがスムーズだと思います。

【子連れ】シングルマザーが再婚を決めたきっかけ、理由

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シンママで再婚に踏み切れない人、悩んでいる人は多いと思います。

ここでは、私が再婚したいと決めた理由をお話します。

一度は子どもとふたりきりで人生を歩む覚悟をした私ですが、やはり再婚という道を選んだのには理由があります。

再婚を決めた理由

  • 子どもの父親を作ってあげたかった
  • 心身ともに支え合えるパートナーが欲しかった
  • 念願の兄弟を作ってあげたかった

それぞれお話していきます。

→子供がいないバツイチが再婚を決めたきっかけ、理由はこちら

子どもの父親を作ってあげたかったから

私は息子が1歳半くらいで離婚をしています。そのため、息子にはほとんど父親の記憶がありません。息子からしたら家族とは基本的に母親だけで、かなり寂しかったようです。私なりに、がんばって努力はしてみたつもりでしたが、息子のなかの寂しさを埋めることはできず、父親のいる家庭を非常にうらやましがっていました。

「いいな~。〇〇くんちはパパがいて!」なんて話をしょっちゅうしていたり、休日に公園にいけば知らない子のお父さんを捕まえては、遊んでもらおうとしたり。誰がどう見ても息子は父親を必要としていました。

そして今の夫と出会い、まだまだ手がかかる息子を連れてのデートを繰り返すうちに、気持ちが固まっていきました。私も必死だった子育てに、不器用ながらも一緒に試行錯誤してくれる夫の姿に嘘はないと思えました。そのタイミングでの息子からのプロポーズで、再婚を決めたのです。

心身ともに支え合えるパートナーが欲しかったから

ひとりで子育てをしながら生活を立て直していくのは、本当に大変でした。すべてのことが思うようにすすまなくて、心が折れる…というより、気がつけば大きな穴が空いたまま毎日をなんとか生きていたような気がします。

この先もこの苦労がいつまで続くのだろうか…と、不安で一杯の毎日でした。自分で選んだ離婚という選択肢が間違いだったんじゃないかと、何度も自問自答していました。人生ってきっとひとりで生きても大変だとは思います。でも、子どもの人生も背負いながら生きるのは重圧が違うんですよね。

本当に信頼できるパートナーと、人生の楽しみも苦痛も分かち合うことができたら、どんなに幸せだろうかと思うこともたくさんあって、再婚がしたいと思うようになった部分もあります。

念願の兄弟を作ってあげたかったから

息子はずっと寂しかったんじゃないかと思います。私がシングルマザーになってからは、まわりのたくさんの人に協力してもらって、なんとか生活を立て直していきました。息子も離婚前よりもたくさんの人から愛情をもらっていたと思います。

それでも、息子は自分だけの家族が欲しい!という強い思いをずっと口にしていました。パパが欲しい。兄弟が欲しい。みんなの家のように家族がたくさん欲しい。その気持ちも叶えてあげれたら…という気持ちもありました。今の夫も、自分の子どもを産んで欲しいという希望があったので、すべての条件が再婚をすることでクリアになると考えたんです。

シングルマザーが再婚するのに良いタイミング

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子どもが第一優先で大切にしたいので、再婚のタイミングに悩むのは当然です。

再婚に適したタイミングを紹介します。

シングルマザーが再婚するとなると、自分だけではなく子どもや、彼氏の周囲の人々も巻き込むことになります。だからこそ、再婚のタイミングは難しいんです。

シングルマザーの再婚のベストタイミングは、下記のふたつを参考にしてもらうといいかなと思います。

再婚に良いタイミング

  • 子どもの進学や成長に合わせて再婚計画を立てる
  • できちゃった婚、子供ができる

子どもの進学や成長に合せて再婚計画を立てる

再婚のタイミングで何より大事にしなくてはいけないのが、子どものことです。母親であるあなたが、再婚のタイミングを間違えば、本当だったら幸せにできるはずの子どもも、もしかしたら彼氏も不幸にしてしまうことがあるからです。

子どもが彼氏をパパとして受け入れることができないタイミングで、無理に家族にしてしまおうとすれば、絶対に波が立ちます。どんなに親身にあなたと子どもを受け入れようとしてくれている彼氏でも、あまりに自分を敵視する子どもに無償の愛を与えることはできなくなるでしょう。

再婚することで、あなたと彼氏、そして子どもの間に大きな溝ができる可能性もあります。
まずは、子どもの心境や本音に真剣に向き合うことが必要だと思います。そのうえで、彼氏としっかり再婚の時期を話合い、再婚計画を立てればいいのです。

子どもによっては、彼氏のことは受け入れていても苗字が変わることを嫌がる子もいます。それらを踏まえた上で、進学のタイミングに合わせるのか、それとも事実婚というカタチを選ぶのか。一緒に話し合えばいいのです。家族として一緒に生きていこうとしてくれている彼氏であれば、きっといい答えがだせるはずです。

それでもすぐに再婚したい!待てない!という彼氏であれば、再婚相手には不向きです。その彼氏の幼い判断で、まだまだ幼い子どもに取り返しのつかない心の傷を作ってしまうからです。

できちゃった婚で強行突破

見出しだけみると、上で書いた内容と矛盾してみえますが、そうじゃないんです。

シングルマザーが再婚をしようとすると、ハードルになるのは子どものことだけではありません。再婚するにあたって説得しなくてはいけない強敵が、両親や親族です。

私の場合も、再婚をするという話をしたら、両親に確実に反対されるとわかりきっていました。

なぜなら、前回の離婚時に「これからは子どものことだけを考えて、一生独身で暮らしなさい」と両親に言われていたからです。そして元夫が離婚後も勝手に私の両親に、電話していずれ復縁をするという話をでっちあげていたようで、円満に再婚の話をもちかけようとしても非常に状況が悪かったんです。

だからこそ、息子の問題もクリアになった時点で今の夫とも話合い「できちゃった婚」を前提に、両親とは再婚の話を進めることにしました。うちの両親も、もうひとり可愛い孫が産まれてくるとなれば、反対することができなくなるとわかっていたからです。

この方法はおすすめできるようなものではないですが、実際に子どもができたことをきっかけに再婚にいたるシングルマザーは多いんですよ。

【成功】再婚して幸せになれるカップルの特徴、考え方

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ここでは再婚することで幸せになる人の特徴をお話します。

ただ、再婚したからといって「今度は必ずうまくいく」なんていう確証はありません。今度こそ失敗しないように、努力する必要があります。

たとえ前回の離婚の原因は、あなたに非がなかったとしても、結婚に対する考え方をあらためておくほうが幸せになれます。

前回の反省点を必ず活かす

なぜ、前回の結婚が失敗に終わったのか。それを何回も考える機会があったほうがいいです。再婚後も、一緒に暮らし出せば小さなトラブルがおきることはあります。私はそのたびに、目先のことだけではなく、数年後、数十年後の家族のことを想定してトラブルを解決するようにしています。

一度離婚を経験しているからこそ、最悪の未来にならないように逆算して対処していくんです。私の場合、前回の離婚の原因は、元夫のギャンブルと借金、モラハラなどでした。一見して、私には非がないように見えますが、そうではありません。

私が前回の結婚生活で反省しなくてはいけないのは、嫌われるのが恐くてすべてを許してきてしまったこと。だから、元夫は甘えて、行動がエスカレートしていって最悪の終わりを迎えたんだと思います。今の結婚生活では、「本当に許せないこと・してほしくないこと」はきちんと夫に話すようにしています。

その場では口論になっても、数年後、数十年後も一緒にいたいから、「あなたとこうしていきたい」という気持ちと一緒に話すようにしています。繰り返しているうちに、夫も態度で理解を示してくれるようになりました。

感謝の気持ちとケンカしたらすぐに折れる柔軟さを持つ

ついつい忘れがちですが、「ありがとう」はどんな人間関係にも必要です。とくに家族のように付き合いが長くなったり、関係が近くなればなるほど、普段から感謝の気持ちを伝える必要があります。

どんなに口論しても、多忙で家の空気が悪くなってしまったときも、直接言えなくても「いつもありがとう」のひとことをLINEなどで入れたりするようにしています。

とくに何かしてもらったわけでなくても、どんどん言うようにしています。なぜなら今の夫は夫なりに、目に見えなくても私のためにと思って努力してくれていることがあるはずだから。

感謝の気持ちを伝える

  • 仕事頑張ってくれてありがとう
  • 家事を手伝ってくれてありがとう
  • 息子のことを気にかけてくれてありがとう
  • 優しくしてくれてありがとう
  • まっすぐ家に帰ってきてくれてありがとう

そして、もう一つはケンカしたときは、どんなに腹ただしくても毎回私から謝るようにしています。これは、私の仲のいい老夫婦の奥様から教わった夫婦円満のコツです。

今の夫はかなり口下手で、うまく自分の気持ちを言葉にできないタイプです。だからこそ、こちらも言わなくてはいけないことはしっかり言って、定期的に話合いをする必要があります。そこからケンカになったとしたら、時間を少しおいてから、「あの時はごめんね」ということだけを伝えています。

多分たくさん話すよりも、感謝と仲直りをしたい気持ちだけを伝えれば、お互いに一緒にいたい気持ちがあれば上手くいくのです。(相手がモラハラやDVの場合は別ですよ)

相手に依存しすぎない

再婚したカップルがいつまでも、フレッシュな気持ちを長続きさせるには「お互いに依存しすぎない」ことが重要だと思います。恋人から家族になり、関係がより近くなったとしても、私と夫は別の人生を歩んで生きてきたということを忘れないように心がけています。

最近ケンカが多くなったな…と感じるようなときは、たいていお互いが必要以上に干渉しすぎているときだと気がつきました。シングルマザーの習性なのか、どうしても子どもを育てている延長で、夫にたいしてもお母さんになりすぎて、口うるさくなってしまうことがあるんです。

これって言い方をかえたら、私が夫に依存しすぎているんだと思います。私がお母さんにならなくてはいけないのは、子どもたちの前だけです。夫の前では、一緒に生きることを選んだひとりの人間として接するようにしています。とはいえ、性格上ついつい色々言ってしまうんですけどね。

【失敗】再婚して幸せになれないカップルの特徴、考え方

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再婚しても失敗しそうな人はいます。特徴をお話しますね。

私の周りの再婚のケースでも、確実に失敗しているな…と思われるカップルもいます。やはりはたからみていても、コレが問題なんじゃないかなと思われる特徴があります。

前回の結婚と同じ失敗を繰り返す

ノリで結婚して、ノリで離婚を繰り返すようなカップルです。人生勢いやノリも必要だと思いますが、すべてがそれだけでは上手くいかないと思います。前回の結婚での反省点を自分で見いだせないと、確実に同じことが原因で離婚の危機が訪れます。

とくにシングルマザーになったら、恋愛と違って、再婚は今が良ければそれでいいというものではありません。将来的なことも考えて、慎重に再婚する必要があります。たとえば前回の離婚原因が、夫の浮気だとしても、なぜ浮気をされることになったのか?そんなことまで考えなくてはいけないと思うのです。

自分が前の夫を放置しすぎていたからであれば、再婚したら夫を放置しすぎないようにしなくてはいけません。前の夫が女好きで浮気をしていたのであれば、次は浮気症ではない男性と再婚する必要があるんです。

前回の離婚理由がどんなものであれ、自分の足りなかった部分を見つめ直していかない限り、同じような失敗を繰り返す気がします。

会話をする機会が少ない

シングルマザーが再婚すると、新婚でもふたりきりの時間がほとんどありません。私の場合もそうですが、つねに子どもが一緒にいます。子どもはまだ手がかかる年頃で、そこに夢中になっているうちに、気がつけば夫と会話をする機会がほとんどなくなっていました。

夫婦といえども他人です。会話をしなくなれば、相手が何を考えているか理解できなくなり、心も離れてしまうものです。意図的に会話をする機会を持つようにしていかないと、再婚後の結婚生活はうまくいかなくなるような気がします。

私の周りの不仲なカップルをみていると、たいてい一週間に一回でも会話をすればいいほうだというくらい会話をすることがなくなっているように感じます。酷い場合は、会話はすべてLINEで業務連絡のみなんていうパターンもよく聞きます。

金銭面の問題などを後回しにしている

お金の話っていいずらいですよね。でも、一緒に生活をしていく上では何より大切なことだと思っています。現にどんなトラブルもたいていのことはお金があれば、解決してしまうものですし。交際しだしてデート代、同棲しだしての生活費、再婚してからのやりくりなど一緒に考えていかなくてはいけないことは多いです。

なんとなく後回しにしてしまうと、再婚後に借金が発覚したり、金遣いの荒さで揉めたりと大きなトラブルに発展しかねません。できるだけ早い段階で、お互いの金銭感覚を知っておくことや、借金などの問題を解決しておかないと「金の切れ目は縁の切れ目」という結末になってしまう可能性は高くなります。

【コツ】子連れが幸せな再婚を掴むためのアドバイス

子連れ再婚をした私だからこそ、これから子連れ再婚をしようとしているシングルマザーのみなさんにアドバイスしておきたいことがあります。子連れ再婚は、普通の結婚とは違います。

再婚相手に父親の完璧を求めない(父親に育てていく)

私の場合は特に、「子どもの父親」を作ってあげたかったというのが、再婚理由にありました。そのため夫に求めるものが、無意識に大きくなっていた気がします。たとえば、初期の夫婦ゲンカで多かったのが、この2つでした。

ケンカの原因

  • 夫が子どもを叱るときの口調が強すぎる!
  • 再婚したとたん一緒に出かけてくれなくなった

「俺だって一生懸命やっている!」といわれて、ハッとしたんです。夫はわがままが増してきた息子に、男らしい厳しさを教えていきたいという気持ちから、甘やかしてばかりでなくたまには強く叱る必要があると思う部分もあったのでしょう。それを私は自分の息子が可愛いあまり、厳しすぎる!と否定してしまった。

夫は子どもの生態がわからないから、公園や体を動かす遊びをさせないといけないこともわからない。たまには付き合うけれど、仕事が激務で疲れ切っているときは付き合えない。でもそれをうまく私に言えない。だから、出かけるのを拒否するようになってしまった。

夫自身も、生活環境が変わって、いきなりお父さんの役割を求められても対応できなかったんだと思います。

私も色々思うこともあったし、今でも大変だけど、せっかく家族になったんだからうまくやっていきたい。そう思い、子どもと一緒に「夫のことも父親に育てる」という意識を持つようにしました。自分の意識を変えることで、夫に理想の父親像を押しつけることもなくなりました。
そのせいか、少しずつ夫の意識も変わり、いまではちゃんとお父さん2年生に成長してくれていると思います。

どんなに短時間でもふたりの時間を持つ

これがなかなか難しいのですが、できればどんなに短い時間でも夫婦ふたりの時間をもつことはとても大切なんだと思います。再婚して、なんだかんだうまくいっているカップルは定期的にふたりで食事にいったり、ちゃんとデートの時間を作っています。

ただ、我が家の場合は、新しく産まれた赤ちゃんもおり、手が離せないことが多くて実現できていません。それでも、数ヶ月に一度はふたりで食事にいったりするだけでお互いが優しい気持ちになれるので、意識してこれからも作って行きたいと思います。

家族円満を保つのは母親の仕事だと割り切る

子どもも夫も、褒めて感謝して育てて行くのが一番です。どんな家庭でも家族が仲良く円満に過ごすためには、母親の力量にかかっていると思います。とくにシングルマザーが再婚するのであれば、より意識して家族をまとめていくことが必要になるんじゃないかと思います。

ごくまれに、子煩悩で夫主体で円満に回る家庭もあると思います。でも、他の家庭と比べて、なんでうちの夫はこうしてくれないの?なんて考えてしまうのは良くないです。もう基本的には、家庭の空気を作るのは母親が頑張ることだと思っておけば、自然と自分もその方向に努力できます。夫にたいする不満も持たないですむので、精神的に楽になる気がします。

【子供なし】バツイチが再婚を決めたきっかけ、理由

シングルマザーとは違い、子どもがいないバツイチ女性の場合の再婚を決めるきっかけはどんな理由があるのでしょう。

恋愛から結婚をもう一度やり直せる

バツイチというとネガティブなイメージを持たれがちです。でも一度、結婚に失敗したからといって、人生が失敗したわけではありませんよね。人生はなんどでもやり直しがきくんです。前回の結婚で上手くいかなかったのは、お互いの未熟さだけでなくお相手選びからして、間違っていたのかもしれません。

子どもがいないからこそ、本当に自分が幸せになれるように、恋愛をすることからやり直しができるんです。離婚で傷ついた心を癒やしてくれるような男性と恋に落ちたら、素直にまた段階を踏んで、結婚生活をやり直していきたいという人が多いようです。

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パートナーと人生を再構築する

バツイチ女性は、さまざまな事情で離婚にいたった経緯をもっているでしょう。パートナーとの相性だけではなく、嫁姑や妊活問題など夫婦の間でしかわからない悩みがたくさんあって、選んだ別れだったはずです。一度はこの先ずっと添い遂げたいと思うような相手だったのに、いくら努力しても埋めることのできない、どうしようもない深い溝ができてしまったのだと思います。

離婚をして人生をリセットすることで、新しい人生をスタートできたんです。新しいパートナーと、今度こそは思い描いていたような未来を作り上げていきたい。人生計画をを再構築したいという思いから、再婚の道を選ぶのです。

子供がいないバツイチが再婚するのに良いタイミング

子どものいるシングルマザーと、子どものいないバツイチ女性では再婚のベストタイミングとされる時期は違うと思います。個人差があるので一概にいえませんが、個人的なアドバイスを参考までに紹介します。

離婚後に最低2~3年以上は期間をおく

子どもがいない状態のバツイチ女性が、再婚を考えるのであれば時期はあまり早まらないほうがいいと思います。しっかりじっくり付き合って、お互いのことをよく知ってから再婚したほうがいいと思うからです。再婚後に相手の男性に依存しすぎないためにも、離婚後は自分の人生の足固めをしておいたほうがいいです。

再婚を視野にいれていたとしても、この恋が破局してもひとりで強く生きていけるように、仕事や趣味など、自分の人生の道筋は立てておくべきです。弱ったときには、どうしようもない男を引き寄せてしまうものですから。

そして、周囲の誤解を招かないために、離婚後すぐに恋人ができたとしても、すぐに再婚することはおすすめできません。最低でも2~3年は交際してからでも、遅くないと思います。次は本当に幸せになれる相手かしっかり見極めてから再婚がベストでしょう。

義両親や自分の親が納得してから

子どもがいなくてもバツイチというだけで、彼氏の両親にはマイナスな印象を与えてしまうこともあります。それに「再婚してもまた失敗するのではないか」と両親に心配をかけてしまうこともあるでしょう。両親に急な再婚話を持ちかけるのは、あまりおすすめできません。

この人と一緒になりたいと思うような男性が現れたら、お互いの両親にも安心してもらえるようにゆっくり家族ぐるみで信頼関係を作っていけばいいのです。バツイチだから…なんていう偏見を取り払ってから再婚したほうが、今後の家族関係もスムーズにすすみやすいと思います。

【成功】バツイチが再婚して幸せになれるカップルの特徴・考え方

バツイチだから…なんて、気にしすぎる必要はありませんが、再婚して幸せになれる夫婦には努力している考え方や特徴があると思います。

金銭面や家事のことなどお互いにルールを決めておく

ひとりで悠々自適に暮らせる独身生活と、結婚生活は違います。一度、経験があるからこそ理解できると思いますが、楽しいこともあるけれど、他人と生活するのはストレスが必ずたまります。
せっかく再婚するのであれば、できるだけストレスを少なくしておきたいですよね。

そのためには、金銭面のお互いの負担についてや、家事の分担など細かくルールを作っておくことをオススメします。最初は面倒に感じるかもしれないですが、のちのちトラブルになることが経験上わかるのがバツイチのメリットです。

メリットは最大限に活かして、トラブルを回避しながら夫婦生活を楽しめるようにすればいいのです。また、円満なバツイチカップルはふたりの時間をたくさんとって、この先のながい未来を明るく作り上げていけるように努力しているという特徴があると思います。

【失敗】バツイチが再婚して幸せになれないカップルの特徴、考え方

せっかく最愛のパートナーと人生をやり直そうと再婚したのに、いつのまにかまた家庭が上手くいかずに悩んでいる夫婦もいます。そんな夫婦がやってしまいがちなNGな考え方や特徴をお話します。

いつまでも独身気分で相手を思いやれない

うまくいかない夫婦の一番の原因は、思いやりのなさだと思います。せっかく再婚したのにいつまでも独身気分で、自分勝手にお金や時間を使っていたら、不信感がうまれて当然です。
再婚してお互いが支え合うつもりでいたのに、片方の負担だけが増えていけば不満だって溜まっていきます。
子どもがいようといなかろうと、結婚するということは他人と信頼関係を築きながら生活して行くということです。どちらか、もしくはお互いが相手を思いやれない結婚生活はいずれ破綻します。

【コツ】子供がいないバツイチが再婚を成功させるために、気をつけること

子どもがいないバツイチだからこそ、再婚を成功させるために意識しておかなくてはいけないことがあります。

相手に依存や期待をしすぎないこと

離婚後はとくに寂しい気持ちが大きくなりがちです。どうしても、彼氏ができると相手に依存してしまうこともあると思います。でも、相手への依存は、過剰な期待や感情の押しつけをすることにもなります。最初はよくても、それはやがてお互いの精神的な負担になってしまう可能性があります。

相手は相手。自分は自分という気持ちだけは、つねにしっかり持ってください。どんなに大好きな相手でも、適度な距離感で一緒に人生を楽しめるようにすることで再婚してもラブラブでいられるはずです。

結婚を焦らないこと!

何度も口を酸っぱくしていいますが、再婚を焦る必要はありません。もちろん子どもが欲しいなど、女性には身体的な事情から焦る気持ちがでることもあります。でも、絶対にこの人だと確信が持てるような男性と出会うまでは、無理して再婚をしようとする必要はないと思います。

焦っても、また同じような失敗をする可能性が高くなるだけでしょう。いまお付き合いしている彼氏と将来的にも一緒に人生を再構築できるパートナーであるかどうかをしっかり見極めてください。

理由はなんでもいいんです。とにかくこちらから「ありがとう」がいえれば、夫は夫なりに頑張ってくれてる気持ちを理解して貰えていると思ってくれます。
そして「こちらこそありがとう」と返してくれるからです。子育てに仕事にお互い忙しい毎日ですが、お互いが感謝しあえる存在というのは、それだけで励みになるはずです。再婚当時、息子は4歳。私はお母さん4年生でした。
でも夫はいきなり4歳の子どもをもった、お父さん1年生だったんですよね。うまく対応できなくて当然だったんです。