オーネットで私がお断りされた理由。二人のエピソード公開
恋愛経験ゼロのOLが、理想の男性を探して、結婚相談所のオーネット(旧楽天オーネット)で婚活した体験談です。
【私のプロフィール】
- 当時:28歳のOL
- 恋愛経験:ゼロ
- 理想の男性:櫻井翔(ジャニーズ)
- 男性に求めるもの:年収700万以上、高学歴、ジャニーズ風
- オーネットであった男性:22人
- オーネットで結婚した男性:1人
今回は相手からお断りされたエピソード2つを紹介します。
正直、お断りをされて、かなり精神的に落ち込んだこともありました。最終的に素敵な結婚相手を見つけることができた今だから話せるエピソードでもあります...
婚活でのお断りに悩んでいる人の参考になれば幸いです。っと
私がオーネットで「お断り」された理由
では、まずお断りされた2人の男性をご紹介します。
【お断りされた二人の男性】
- 1人目:33歳、慶応卒の男性Tさん
- 2人目:31歳、慶應卒のイケメンOさん
一人づつなんで私がお断りされたのか!?をお話ししていきますね。
1人目:慶応卒のTさん
慶応卒で年収1000万!高学歴高収入の男性Tさん。
Tさんが私を気に入ってくれていたのと、慶応卒というのが気になり、複数回Tさんと会いました。
猛アピールを受けていたのですが、気に入ってくれている安心感から返事を先延ばしにしていたところ、逆に彼からお断りされてしまいました...
結婚できた今となっては良かったと言えますが、当時はそんな風に思えず、アピールしてくれた人からお断りされたことが本当に苦しかったです。
2人目:31歳、慶應卒のイケメンOさん
会った瞬間ビビっときすぎて理性が吹っ飛びました(笑)彼とは2回デートして、とても楽しかったです。
舞い上がっていた私は当然、3回目もあると信じていました...
しかし、その後Oさんから、
「2回とも本当に楽しかったです。でもよく考えてみると平日休みのあなたとは都合が合わず、この先は難しいと思います。申し訳ないですが、このお話は白紙に戻してください。」と。
とお断りされてしまったのです。
正直、イケメン・高収入・高学歴の彼ですから、結婚相談所にいるのが不思議なくらいです。休みの都合があわないという理由がお断りの本当の理由だったかは分かりません。
でも、今思えば、私は理想的なOさんに舞い上がってただけで、何もアピールできていなかったと思います。彼がどんな女性を望んでいるのかも聞くことができませんでしたし、彼が何に興味を持っているのかも分からずじまいでした。
やっぱり、「この人だ!」と思う人が現れたら、自分の理想ばかりでなく、相手の理想に自分がどう答えられるのか?を考えて行動することが、お断りを防ぎ、結ばれていく為に必要なことなのだと思いました。
素敵な男性と結婚できたオーネット!
こんなエピソードをもつ私ですが、その後もめげずにオーネットでの出会いを続け、高収入イケメンと結婚することができました!(涙)
夫はお断りされた2人にも劣らないスペックの持ち主でした。
めげずにオーネットを続けた成果がありました。
出会って2ヶ月でプロポーズされ、1年後には結婚式を挙げました。
お断りされるって、自分を全否定された気分になり、すごく落ち込みます。
しかし、必ず相性のいい人はいます!
だから、今、婚活がうまくいっていない人も、気張らず焦らずいろんな人と出会っていってほしいと思います。
こんな私の話が、少しでも参考になれば嬉しいです。
もう少し詳しく、お断りされた2人のエピソードを知りたい方はこの先を読んでみてください。
1人目:男性Tさんにお断りされてしまったエピソード
33歳・年収1000万円・不動産・慶應大卒のTさんとのエピソードです。
三宅弘城さん(Eテレの『みいつけた!』で活躍中の俳優さん)に似ていました。
私がオーネットで活動をしている時、165センチ以上の男性がヒットするような検索の設定をしていました。
そこで目に止まったTさんは慶應大学経済学部卒と私の好みのタイプ。迷わずお会いすることにしました。
当時、東京大神宮に足繁く通っていたので(いくら大神宮にお金を落としたんだろう‥結婚したい思いがとても強かったです)、一人でお参り後に飯田橋駅で待ち合わせすることにしました。
待ち合わせ場所に現れたところでなんだか違和感。ヒールを履いた161cmの私と同じ身長だったんです。
私自身、それほど背の高さは重視していませんでしたが、プロフィールに真実を書いていないところで少しあれ?と思ったんですね。
Tさんの案内で飯田橋の坂を下りていく途中、全身がブランドコーデであることに気づきました。
ロングコートはバーバリー、ベルトはグッチ、斜めがけバッグはヴィトン、腕時計もおそらくハイブランドなのでしょう。そして帽子も大事にされているようでした。
確かに高収入なのはわかる。けれど…引っかかる気持ちを持ちながらも、"結婚相談所では理性で結婚相手を選ぶのだ!"と自分に言い聞かせてカフェへに入りました。
熱烈なアプローチを受け、悩む私。
Tさん、カフェに入ってから女性に対するエスコート力が高くて、すごく素敵な時間を過ごせました。
年末の寒い時期でしたので、店員さんに足掛け用のブランケットを注文し、コートを預かったりイスを引いてくれたり、Tさんは私のためにテキパキと動いていました。
それもそのはず。なんと、待ち合わせの時点でTさんは私に一目ぼれをしたようです(後日メールで言われました)。
何とかしてTさんが交際に繋げようと頑張っているらしい様子は私も伝わっていましたので、好意があることに安心感を感じてしまっていました。
その日は午後にもう一件、合う約束をしていたので、お話もそこそこに一人で店を出ようとするとTさんもすかさず付いてきました。
飯田橋の駅に着くととても名残惜しそうな顔をし、電車に乗るころには次回も会いたいとのメッセージが届いていました。
2回目のデートで告白される
次のデートは年明けすぐ。表参道でディナーを食べながらの面接でした。
ここでTさんは真剣な感じで私に宣言してきました。「俺はもうあなたに決めているんだけど。」と。
「まだ早いかなと思います。」と私はTさんへの返事をはぐらかしました。
3回目のデートは告白の3日後。品川駅待ち合わせでTさんの車で横浜に遊びに行くことになりました。
みなとみらい付近を散歩し、夕食はコレットマーレのレストラン。仕事のことやプライベートなことなど他愛のないくだらない話をして車に戻ると再び、宣言されました。
「こないだも言った通り、あなた次第だよ。」と。
即答できない私を思いやってか、帰り道はTさんはこの話を避けて別の話題で盛り上げてくれました。
そしてなんと私の自宅近くまで高速を使って送ってくれたのです。最後までおもてなしの気遣いが素敵でした。
でも、好いてくれている余裕と、決め切れない気持ちから、返事を先延ばしにしてしまいました。
突然連絡が途絶え、ついにお断り
その日を境にTさんからは連絡が来なくなり、いざ振られるかもと気づいてから焦る私。
こちらからメールをしても返信はなく、私は”とんでもない大物を逃してしまったのではないか?Tさんの心を取り戻すことはできないだろうか?”と考え悩むようになりました。返事を先延ばしにした私が一番悪いのはわかっています。
仕事のできる男性は達成できないと思うと決断も早く、他の案件に着手したりしますよね。それと同じことです。
然るべきタイミングで返事をしなかったらそこで終わり。その後いくら追いかけても無駄です。
Tさんを忘れかけた1ヵ月後、Tさんから突然メールがきました。
「俺は新しい相手を見つけようとしているのであなたとは関わらない。素敵な男性を見つけてください。」と。Tさんの優しさも感じるメールでした。
せっかく好意を抱いてくれていたのに、返事を先延ばしにして相手を傷つけ、そして自分も辛い精神状態になりました。
今となっては笑い話にできますが、当時はそんな風に思えず、本当に苦しかったです。
縁談も生モノです!タイミングを誤ると取り返しのつかないことになってしまうので皆さんもお気をつけくださいね。
2人目:待ってました!理想100%のOさんとのエピソード
31歳・年収980万円・金融勤務・慶應大卒のOさんの話です。
「慶應卒の男性を探しています!」とアドバイザーさんに強く伝えていたせいか、アドバイザーさんの腕によるハンドという方法でOさんと出会うことになりました。
ハンドというのは紹介書でもオーネットパスでもなく、アドバイザーさんが支店内外で直接相手を見つけてくれる方法です(この場合はOさんが女性を探している→私が受け入れるという形でした)。
通常のオーネットのシステムとは違って、簡単なプロフィールしか伝えられず”31歳慶應大学経済学部卒、金融勤務、年収980万円の男性”としかわからないまま、都内の支社へ向かいました。
プロフィールだけ見ればとても素敵な男性です。そして大好きな慶應卒です。
相性が良い人だったらいいなぁと思って、支社を訪れて待ち合わせブースに到着すると‥第一印象でビビビときてしまうほど素敵な理想通りの男性がいました。
私の待ち望んでいた理想通りの男性と出会えた?!
一瞬”私、ブース間違えた?まさかのドッキリ?騙されているのではないか?”とも思いましたが、そんなことはすぐに忘れ、自分のテンションがかなり高くなっていることに気づきました。
まさに『考えるな 感じろ!』そんな感じです。理性なんてどっかにいっちゃってました。
あんなに”婚活は理性が大事!”と思っていた私なのに、理想の男性を目の前にすると自分も普通の女性と同じだったと痛感しました。
支社を出て、地下鉄に乗り、隣に座ったOさんを間近で見るとやはり向井理に似ている‥。完全に一目惚れをしてしまいました。
皇居周辺を軽く散歩し、Oさんが連れて行ってくれたのは華やかなカフェのアフタヌーンティー。歩き方や話し方にも品の良さが出ていました。
落ち着いた雰囲気で話をするOさんです。
「転勤を何度か経験し、仕事も忙しいけど充実している。独身寮に帰るだけの毎日なのでそろそろ結婚したいと思って」と活動している理由を話してくれました。
Oさんなら引く手あまただろうに。結婚していないのが不思議なぐらいでした。
もしかして母親が理想の女性像?
男兄弟で兄として育ったOさん。現在は関西に住む両親を気遣う発言もあり家族仲も普通のようでした。
ただちょっと母親に関する話が多めで、母親に似た女性のタイプが好きそうな感じがありましたが、母親のタイプがよく掴めないので私自身も対策のしようがありません。
2回目のデートは有楽町ランチ
順調に次回の面接の約束をし、有楽町でランチすることになりました。
前日は関東地方は雪だったので、翌日の電車の遅延を気にして、なかなか寝付けませんでした。そのぐらいOさんに夢中だったんです。
翌日は晴れて無事に有楽町で待ち合わせることができました。
ランチはイタリアンの店に決め、話に夢中になって食べられなくなった私のパスタを見て「俺が食べてあげようか?」と言って食べてくれました。
なんとなく私に好意をもってくれている感じがして、とても嬉しかったです。
ビリヤードが得意なOさん
その後はOさんが得意とするビリヤード場へ。ビリヤードなんて縁遠いものだったのでルールも知らず、まさに手取り足取りで教えてもらいました。向井理がビリヤードやってるような光景です。心ときめきますよね!
Oさんもそれなりに楽しんでいる様子で、終始笑顔だったと思います。できないなりに頑張る私を見て励ましたり、コツを熱心に教えてくれたり。私は次回のデートもあると信じきっていました。
平日休みがネック?突然のお別れメールに傷心
次回の面接にはどの服を着ていこう?どんな話をしようか?Oさんとの面接を考えると心が弾み、婚活の世界が一気に華やかな世界に変わりました。
2回目の面接の翌日、夜にOさんから一通のメールが。
「2回とも本当に楽しかったです。でもよく考えてみると平日休みのあなたとは都合が合わず、この先は難しいと思います。申し訳ないですが、このお話は白紙に戻してください。」と。
何かの間違い?いやこれはOさんからのメール。落ち着け、落ち着け‥
直後にOさんに電話しましたが、Oさんが電話に出ることはありませんでした。
辛すぎる!会社でも涙が止まらなくなる
ショック過ぎて、ご飯も食べられなくなりました。なぜ?どうして?ここまできたのに。せっかくのチャンスだったのに。昨日まではあんなに幸せな気分で過ごしていたのに、一気にどん底に突き落とされた気分でした。
私が婚活当初から懸念していた”平日休み問題”。Oさんのときに足を引っ張るなんて。
アドバイザーさんにも電話して立ち直れない旨を報告しました。「平日休み問題があるのでこの先会う人とも上手くいかないような気がします。」と弱気な発言をする私に「大丈夫、平日休みを気にしない男性なんてたくさんいるから。そういう人と結婚すれば良いだけのことだから。」と慰めてくれました。
とは言っても、半月は落ち込んで何もやる気が起きませんでした。
会社に行けば凡ミス連発で、ふと気を抜くと涙が出てきます。
体調不良を心配した先輩が早退を促してくれることもありました。そのくらいOさんに断られたことは精神的にきつかったです。
結婚相談所での出会いは、お見合いのような形で淡々と進むかと思っていました。ですが、実際は普通の恋愛と同じように、好かれたり、好きになったり、失恋して辛い思いをしたり、ドラマのような日々が続いていきます。
「婚活は自然な出会いじゃないから嫌」という人もいますが、婚活ほどドラマティックに展開していく恋愛方法はないと思います。
さて、次回も私の婚活での失敗エピソードを語っていきます。
>>次回:大失敗エピソード
>>前回:オーネットで出会った男性エピソード
理想が高すぎるOLの楽天オーネット体験談