大牟田市の映えスポットめぐり！自然・歴史とおしゃれグルメを堪能するデート｜福岡県

この記事で紹介するのは、大牟田観光協会の専務理事・山中さんからうかがった情報を元に作成した、大牟田市の撮影スポットをめぐる“映え”デートプランです。

福岡県大牟田市は九州のほぼ中央に位置し、西は有明海、東は三池山などの自然が広がっています。歴史を感じられるスポットも多く、情緒あふれる写真を撮影できますよ。

そんな大牟田市内で撮影におすすめな観光・グルメスポットを厳選し、デートプランを考えました。ぜひ次回のデートにお役立てくださいね。

大牟田エリアの映えスポット巡りおすすめルート

鉄道・幹線道路なども充実した大牟田市は、遠方からも比較的アクセスしやすい地域です。公共交通機関やレンタサイクルを利用する手もありますが、今回は車で映えスポットを周るルートを紹介します。

港や動物園、歴史あふれる自然と、移り変わる風景を眺めながら、2人きりのドライブデートを楽しみましょう。

おすすめ“映え”スポット1「大牟田市石炭産業科学館」

「大牟田駅」の西口方面から8分ほど車を走らせると、「大牟田市石炭産業科学館」が見えてきます。大牟田市石炭産業科学館は、日本の近代化と大牟田地域の発展を支えてきた三池炭鉱や、三池港について学べる施設です。

遠くからもはっきりと分かる「石炭産業科学館」の文字は、記念撮影にもピッタリ。青空と階段脇の芝生がマッチした、さわやかな写真を撮影しましょう。

山中さんからのおすすめポイント

「諏訪公園」でピクニック

「諏訪公園」は、「大牟田市石炭産業科学館」から車で約6分の場所にある施設です。約22ヘクタールの広大な敷地を持つ自然公園で、レクリエーションゾーン・スポーツ休養ゾーン・文化交流ゾーンの3エリアに分かれています。

大牟田市の自然を写真に収めながら、2人でのんびりと園内を散策してみてはいかがでしょうか。

山中さんからのおすすめポイント

公式サイト：諏訪（すわ）公園

「大牟田市石炭産業科学館」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0037 福岡県大牟田市岬町6-23
電話番号	0944-53-2377
最寄り駅 アクセス	【車】 ・「大牟田駅」西口から：約8分 【バス】 ・西鉄バス「イオンモール大牟田」下車：徒歩約8分
営業時間	9:30〜17:00
定休日	・月曜日 ※祝日の場合は営業（次の平日に振替） ・年末年始（12月29日〜1月3日）
公式サイト	大牟田市石炭産業科学館

おすすめ“映え”スポット2「料亭新みなと」

大牟田市石炭産業科学館から車で約5分の距離にある「料亭新みなと」では、約2時間の「斬師古武術演舞鑑賞・衣装撮影」が体験できます。

日本刀講座や本物の剣を使った演武、衣装に着替えた撮影がセットになったコースは、歴史好きなカップルにもおすすめです。

▲雰囲気のある日本庭園を舞台に、模造刀・和傘を使った撮影タイムを満喫できる

山中さんからのおすすめポイント

▲見た目も華やかな懐石料理。食材の上品な彩りを写真に残そう

「料亭新みなと」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0046 福岡県大牟田市本町3-2-9
電話番号	0944-54-3710
最寄り駅	「大牟田駅」から徒歩約8分
開催時期	通年 ※お盆・年末年始を除く
定休日	火曜日
公式サイト	・料亭「新みなと」 ・おおむたOne plate「斬師古武術演舞鑑賞＆衣装撮影（お食事付）」

食べる“映え”スポット3「新みつや（高専ダゴ）倉永店」

「料亭新みなと」を出て車を10分ほど走らせると、「新みつや（高専ダゴ）倉永店」に到着します。「新みつや（高専ダゴ）倉永店」は、大牟田市民から愛されるソウルフード・お好み焼きを提供する店です。

山中さんからのおすすめポイント

写真映えする巨大お好み焼き「スペシャル」

「新みつや（高専ダゴ）倉永店」では、ぜひ「スペシャル」と呼ばれる長方形のお好み焼きを頼んでみてください。巨大なお好み焼きの見た目はもちろん、あっという間にひっくり返す店員さんの技も見どころです。

「新みつや（高専ダゴ）」の基本情報（アクセス）

住所	福岡県大牟田市倉永1678不知火ドライブイン内 （国道208号線沿い）
電話番号	0944-58-1711
最寄り駅	「渡瀬駅」から徒歩約3分
営業時間	11:00〜19:00
定休日	木曜日 ※祝日の場合は営業 年末年始は4日間ほど休業
公式サイト	新みつや（高専ダゴ）

おすすめ“映え”スポット4「普光寺の臥龍梅」

▲長く咲き広がる姿が地をはう龍のように見えることから、臥龍梅と名付けられた

「普光寺」があるのは三池山の中腹、「新みつや（高専ダゴ）」から車で約20分の場所です。普光寺には、福岡県の天然記念物に指定された「臥龍梅（がりゅうばい）」が植えられています。
公式：福岡県の文化財「臥龍梅」

樹齢450年以上ともいわれる臥龍梅は、八重咲きの紅梅です。「臥龍梅」の文字が刻まれた石碑横に立ち、歴史を感じられる写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

山中さんからのおすすめポイント

境内に咲くあじさいが魅力の「定林寺」

普光寺から歩いて20分ほどの場所に、「あじさい寺」と呼ばれる定林寺があります。6月ごろに開花を迎えるあじさいの美しさから、あじさい寺と名付けられたほど。タイミングを合わせて、色鮮やかに咲くあじさいを写真に残しましょう。

公式サイト：大牟田市「定林寺」

「普光寺の臥龍梅」の基本情報（アクセス）

住所	〒837-0922 福岡県大牟田市今山2538（普光寺境内）
電話番号	0944-52-2212（大牟田観光協会）
最寄り駅 アクセス	【車】 ・九州自動車道「南関IC」から約20分 【バス】 ・西鉄バス「普光寺」下車：徒歩約15分
営業時間	10:00〜15:00 ※15:00で受付終了
参考サイト	・おおむたnavi「『臥龍梅』開催のお知らせ」 ・クロスロードふくおか「普光寺の臥龍梅」

おすすめ“映え”スポット5「大牟田市動物園」

普光寺から大牟田駅の方へ向かって16分ほどドライブすると、「大牟田市動物園」が見えてきます。1941年に開園した大牟田市動物園は、動物たちの生活の向上を目的とした施設です。

キリンやアムールヒョウなどの動物を撮影しながら、ゆったりとしたデートを楽しめます。モルモットなどの小動物は間近で観察できるので、動物と一緒に撮影するのも盛り上がりそうですね。

▲展示場内に隠したお肉をライオンが見つけ出す「ライオンの肉探しタイム」は人気のイベント

山中さんからのおすすめポイント

童心に帰れる「大牟田市ともだちや絵本美術館」

大牟田市動物園の敷地内に、2021年10月にオープンした「大牟田市ともだちや絵本美術館」があります。

動物たちの友情を描いた絵本「おれたち！ともだち」シリーズの作者・内田麟太郎さんは大牟田市出身です。おれたち！ともだちシリーズの原画展示や作品を読める部屋もあるので、2人で絵本の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。

公式サイト：大牟田市ともだちや絵本美術館

「大牟田市動物園」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0871 福岡県大牟田市昭和町163
電話番号	0944-56-4526
最寄り駅 アクセス	【車】 ・有明海沿岸道路「大牟田IC」から約6分 【バス】 ・西鉄バス「延命公園・動物園前」下車：徒歩約5分
営業時間	9:30～17:00 ※12月～2月の冬季は9:30～16:30 ※閉園1時間前より入園不可
休園日	・第2・第4月曜日 ※祝日の場合は営業（次の平日に振替） ・12月29日〜1月1日
公式サイト	大牟田市動物園

おすすめ“映え”スポット6「三池港・光の航路」

2015年に世界文化遺産に登録された「三池港」は、「三池港IC」から車で約3分の場所にあります。三池港では年に2回、夕日が航路先端から閘門を通り、まっすぐに伸びる「光の航路」を見られるそうです。

1月と11月の中旬・下旬ごろ、日没の方位が247度になると現れます。美しい夕日を眺めながら、2人で映えスポットめぐりの写真を見せ合うのもおすすめです。

山中さんからのおすすめポイント

「三川坑跡（みかわこうあと）」に立ち寄ってレトロな電車を撮影

「三池港展望台」から少し歩くと、「三川坑跡」が見えてきます。1940年にできた坑口は、三池炭鉱で主要な役割を果たした場所です。

国内で最も古いとされる電気機関車（炭鉱電車）など4台が、土日祝日のみ見学可能で展示されています。当時の面影が残るレトロな電車は、2人の記念撮影にもピッタリです。

▲4台の炭鉱電車をバックに、レトロな写真が撮影できそう

公式サイト：「三川坑跡（みかわこうあと）」

「三井港倶楽部」で優雅なひとときを過ごそう

三川坑跡の隣に建っているのは、明治時代の面影を残す「三井港倶楽部」です。1908年に三池港の開港と同時に開館した洋館で、現在はレストランや結婚式場として活用されています。

▲高級感のあるレストランは、結婚式の食事会にも人気

▲レッドカーペットが敷かれた階段。

緑あふれる庭から優雅な外観、洗練された館内まで、映えスポットが盛りだくさん！撮影を楽しみながら、シェフのこだわりが詰まったフレンチのフルコースを堪能しましょう。

公式サイト：三井港倶楽部

「三池港・光の航路」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0061 福岡県大牟田市新港町1 （三池港1番岸壁・三池港展望所）
電話番号	【大牟田市 産業経済部 観光おもてなし課】 0944-41-2750
最寄り駅 アクセス	【車】 ・九州自動車道「南関IC」から約25分 （有明海岸道路経由） 【バス】 ・西鉄バス「三川町1丁目」下車：徒歩約10分
参考サイト	大牟田市「世界遺産の三池港から見える絶景『光の航路』」

食べる“映え”スポット7「ROOTH2-3-3」

「ROOTH2-3-3」は、大牟田市動物園から車で約5分の場所にあるレンガづくりのカフェです。海外のバス停を思わせるような看板が、おしゃれな雰囲気を演出しています。

山中さんからのおすすめポイント

彩り豊かなドーナツは撮影にピッタリ

直径5センチメートルほどの小さなドーナツは、子どもから大人までに「食べやすい！」と大人気。アメリカ・ニューヨークのドーナツ文化を参考にしており、プレーンからラズベリー、マンゴーなど、フレーバーの種類も魅力です。

テイクアウトもできるので、カラフルなドーナツを片手にSNS映えする写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

「ROOTH2-3-3」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0843 福岡県大牟田市不知火町2-3-3
電話番号	092-984-1131
最寄り駅	「大牟田駅」から徒歩約4分
営業時間	12:00〜18:00 ※土日は19:00まで
定休日	水曜日
公式サイト	ROOTH2-3-3

食べる“映え”スポット8「hara harmony coffee」

「hara harmony coffee（ハラハーモニーコーヒー）」があるのは、大牟田駅前の広場です。1952年まで、大牟田市内を走っていた路面電車204号を活用したカフェで、車内にはおしゃれな空間が広がっています。

▲路面電車の設備を生かした車内

路面電車のレトロな外観はもちろん、窓際のカウンターに施されたカラフルなモザイクも撮影にピッタリ。月に1回ほどのペースでマルシェも行っているそうなので、ぜひ足を運んでみてください。

生クリームたっぷりのフルーツサンド

「hara harmony coffee」の車内では、フルーツサンドとコーヒーを味わえます。大牟田市にある「オーム乳業」の生クリームをたっぷりと使った商品は、大ぶりのフルーツが特徴。

味はもちろん、白い生クリームに色鮮やかなフルーツが映え、見た目もおしゃれな商品です。洋梨やシャインマスカットなど、季節に合わせて限定のフルーツも登場します。

「hara harmony coffee」の基本情報（アクセス）

住所	〒836-0045 福岡県大牟田市久保田町2-300 西鉄大牟田駅前広場 路面電車204号
電話番号	0944-57-2042
最寄り駅	「大牟田駅」前
営業時間	9:00～18:00
定休日	火曜日 ※祝日の場合は営業（次の平日に振替）
公式SNS	hara harmony coffee

取材協力：大牟田観光協会（https://www.sekoia.org/index.php）