東武動物公園デートガイド：動物ふれあいと絶叫マシンで思い出作り

埼玉県にある東武動物公園は、動物園・遊園地・プールの3つの施設が揃った魅力的なお出かけスポットです。

多くの方がファミリー向けの場所というイメージを持たれがちですが、実はカップルのデートにも最適な場所です◎特に冬季限定で開催されるイルミネーションは、ロマンチックな雰囲気で人気を集めています。

この記事では、東武動物公園でのデートプランを、動物園エリアと遊園地エリアに分けて時系列でご紹介します。

カップルにおすすめのスポットや乗り物、さらには告白やプロポーズに適した場所についても詳しくお伝えします。

広大な敷地を持つ東武動物公園で、どのようなコースで回ればよいか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にして、素敵なデートプランを立ててみてください。

こんなカップルにおすすめ！

アウトドア派
アクティブなカップル
動物が好き
アトラクションが好き
告白orプロポーズを考えている
初デート
会話が続くか不安

東武動物公園の魅力：1日中楽しめる複合レジャー施設とロマンチックスポット

東武動物公園は、動物園・遊園地・プールから成る複合レジャー施設です。

動物園と遊園地は年間を通して営業しており、プールは夏季限定で楽しめます。冬季には園全体が輝くウインターイルミネーションが開催され、カップルに大変人気があります。

遊園地には子ども向けの乗り物が多いものの、カップルで楽しめる観覧車や、スリル満点なアトラクションも充実しています。さらに、ロマンチックな雰囲気を演出するカップル向けの仕掛けも数多く用意されています。

このスポットは、日常的なデートはもちろん、告白やプロポーズなど特別な思い出作りにも最適なレジャー施設です。

この記事では、東武動物公園をカップルで存分に楽しむための2つのプランを、動物園と遊園地に分けてご紹介します。もちろん、ここでご紹介するプランをアレンジして、1日で両方を楽しむこともできます。

ホワイトタイガーに会える！動物園エリアを中心としたデートプラン

こちらは、動物が好きなカップルにおすすめの、動物園エリアを中心に回るプランです。ホワイトタイガーなど、関東の動物園ではなかなか見ることのできない珍しい生き物に会える機会です。

東武動物公園の動物園エリアは、体験型のアクティビティが充実しているのが特徴です。小動物とのふれあいコーナーやポニー乗馬など、動物たちとより近い距離で接することができます。

単に動物を見て回るだけでなく、様々な体験ができるので、初デートや付き合う前のカップルでも、会話が弾みやすい環境です。2人っきりで過ごすのが不安な方も安心して楽しめるでしょう。

これから、電車でのアクセス方法と合わせて、動物園のデートプランを時系列でご紹介していきます。さらに、告白やプロポーズにおすすめのスポットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

動物園デートプランのスケジュール

10:00	東武動物公園駅前で待ち合わせ～路線バスまたは徒歩で東武動物公園へ移動
10:15	東武動物公園に入場
10:30	アニ丸ぶーぶー（園内バス）東停留所から乗車～西停留所で下車
10:45	「どきどきストリート」を散策（ふれあいコーナーなど動物との触れ合いを楽しむ）
12:00	「アフリカサバンナゾーン」を散策（ライオンやキリンなどの大型動物を観察）
12:30	中央レストランでランチ
13:30	ハートフルガーデンを散策（季節の花々を楽しむ）
14:00	「ほのぼのストリート」を散策（小動物や爬虫類などを観察）
15:00	わんこヴィレッジで犬または猫とふれあい
16:00	アニ丸ぶーぶー（園内バス）西停留所から東停留所へ移動
16:30	白鳥の池を散策（優雅な白鳥の姿を観賞）
17:00	お土産を購入して、東武動物公園駅前で解散

動物園デートプランの予算

交通費（バス）	340円
入園料	1,700円
園内移動のバス代	600円
ランチ代	1,500円
わんこヴィレッジ入場料	1,200円
お土産代	2,000円（目安）
合計	7,340円

動物園デートプラン：時間別詳細ガイド

ここからは、「珍しいホワイトタイガーや広々としたふれあいコーナーで盛り上がる！動物園を満喫するデートプラン」を時系列でご紹介していきます。動物園での楽しい1日の過ごし方を、おすすめのスポットや見どころとともにお伝えします。

10:00 東武動物公園駅前で待ち合わせ～路線バスor徒歩で東武動物公園へ

東武動物公園には公共交通機関でも車でも行けますが、このプランは電車とバスを使う想定です。まず、最寄り駅である東武動物公園駅で待ち合わせしましょう。

東武動物公園駅の改札前にはファミリーマートがあります。ファミリーマートの前がわかりやすく、待ち合わせスポットにおすすめです。

駅構内には飲食店も数店舗あるので、早く着いた時や、お相手を待つ間に軽食を取ることもできます。

待ち合わせ後は、西口から地上に降りてください。

駅から東武動物公園までは、徒歩約10分またはバス約5分です。午前中は10分に1本ほどの頻度でバスが出ているので、状況に応じて選択しましょう。

相手の荷物や靴の状況を考慮し、必要に応じてバスの利用を提案するのも良いでしょう。バスの時刻表は東武動物公園HPで確認できます。

駅西口のロータリーにある1番バス停から「東武動物公園行き」に乗車すると、東武動物公園の東ゲートに到着します。大人の乗車料金は170円です。

車での来園や駐車場情報については、記事の後半でご紹介しています。

10:15 東武動物公園に入場

東武動物公園の東ゲートに到着したら、チケットを購入して入場しましょう。入場ゲートの横にチケット売り場がありますが、土日祝日は混雑が予想されるため、事前にオンラインで入園券を購入しておくことをおすすめします。事前購入なら並ぶ必要がなく、スムーズに入場できます。

東武動物公園のチケットには様々な種類があり、購入方法も複数あります。詳しい情報は記事の後半でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。今回のデートプランは動物園をメインに楽しむコースなので、入園料のみ支払います。乗り物が乗り放題になるパスもありますが、動物たちとのふれあいを楽しむには、基本の入園料で十分です。

10:30 アニ丸ぶーぶー（バス）東停留所～西停留所で下車

東武動物公園は非常に広大で、園内の端から端まで歩いて移動するには相当な距離があります。そのため、来場者の便宜を図り、園内を楽に移動できるようバスや鉄道が用意されています。

入場口である東ゲートは遊園地エリア側に位置し、動物園は反対の西ゲート寄りにあります。効率的に園内を巡るため、まずは西ゲートまで行ける園内移動バス「アニ丸ぶーぶー」に乗車することをおすすめします。

東ゲートのすぐそばにある東停留所から、西停留所までバスで移動しましょう。アニ丸ぶーぶーは、東停留所・ハートフルガーデン停留所・西停留所の3カ所に停車します。

アニ丸ぶーぶーは約30分に1本のペースで運行しているので、時間を確認して乗り遅れないよう注意が必要です。乗車料金は1人300円（乗り物券3枚分）となっています。

ただし、東ゲートから西ゲートまでは徒歩でも十分に移動可能な距離です。天候が良く、ゆっくり園内を楽しみたいカップルは、遊園地の景色を眺めながら歩いて移動するのもおすすめです。歩くことで、園内の雰囲気をより深く味わえるでしょう。

10:45 ふれあいコーナーなどがある「どきどきストリート」を散策

バスで西停留所に到着したら、早速動物園の散策をスタート！動物園は、初めて訪れる方でもわかりやすいよう複数のエリアに分けられています。

まずは、キュートな小動物を触ることができる「ふれあい動物の森」や、ホワイトタイガーがいる「キャットワールド」など注目スポットが満載の「どきどきストリート」から回っていきます。

ふれあい動物の森では、うさぎ・モルモット・ひよこを触れたり、ポニーの乗馬体験などが楽しめます。また、アルパカ・ヤギ・ロバ・カンガルーなどを間近で見ることができ、心が躍ります。

次は、目玉であるホワイトタイガーを見に行きます。現在、東武動物公園には3頭のホワイトタイガーがいるので、その神々しい姿をじっくりと観察してみてください。

ホワイトタイガーがいるキャットワールドには、ライオン・チーター・ミーアキャットたちも勢ぞろいしています。動物好きにとっては見ごたえのある展示なので、デートプランに組み込むことをおすすめします。

どきどきストリートには、サル山・ペンギンの大地・ヒグマの森など見どころが満載です。興味のあるゾーンからじっくりと見て回ることをおすすめします。

12:00 「アフリカサバンナゾーン」を散策

続いて、キリンやシマウマに会える「アフリカサバンナゾーン」を散策します。広々とした飼育エリアで放し飼いにされている動物たちを間近で観察できます。

このゾーンでは、キリンやシマウマの他にもダチョウやバーバリーシープなど、サバンナに生息する動物たちを見ることができます。飼育エリアの周りには休憩用のベンチが設置されているので、散策の合間に腰を下ろしてゆっくりと動物たちの様子を眺めるのもおすすめです。

12:30 中央レストランでランチ

12時を過ぎると、「そろそろお腹が空かない？」と、どちらからともなく言い出すころ。アフリカサバンナゾーンの近くにある「中央レストラン」でお昼ご飯を食べるのがおすすめです。

和食から洋食までさまざまなメニューが揃っている中央レストランですが、肉球型のハンバーグがかわいい「ハローバーグカレーライス」はSNS映えすると話題のメニューです。カップルで楽しく写真を撮りながら食事ができます。

人気の中央レストランは、昼の時間帯になると行列ができることも多いです。

並ぶのが苦手な方は、中央レストランの目の前にある売店「ショップ＆スナックサバンナ」がおすすめです。焼きそばやカレーパンなどの軽食が揃っており、手軽に食事を楽しむことができます。

13：30 ハートフルガーデン散策

季節の花々を楽しめるハートフルガーデンは、動物はいないものの、ロマンチックな雰囲気が満点で、カップルにぴったりのスポットです。動物園と遊園地の中間あたりに位置しているため、両方の施設を楽しんだ後に立ち寄るのに最適です。

ランチの後は、ゆっくりとハートフルガーデンを散策してみましょう。遊園地の観覧車を眺めながら、季節によっては満開のバラやその他の美しい花々を楽しむことができます。心地よい自然に囲まれて、二人の時間をゆったりと過ごせます。

14:00 「ほのぼのストリート」を散策

ハートフルガーデンを満喫したら、動物園エリアに戻り「ほのぼのストリート」を歩いてみましょう。このエリアには、レッサーパンダ、オットセイ、リスザルなど、人気の動物たちが勢ぞろいしています。可愛らしい姿を眺めながら、のんびりと散策を楽しめます。

さらに、いつでもホタルを鑑賞できる劇場型施設「ほたリウム」も見逃せません。昆虫好きなカップルはもちろん、幻想的な雰囲気を楽しみたい方にもおすすめです。暗闇の中でキラキラ光るホタルを眺めながら、ロマンチックな時間を過ごせるでしょう。ほたリウムの入場料は400円となっています。

15:00 わんこヴィレッジで犬or猫とふれあい

犬猫好きにはたまらない「わんこヴィレッジ」も、デートでは外せないスポットです！わんこヴィレッジには、わんこハウス・にゃんこハウスがあり、かわいい犬や猫たちを抱っこしたり触ったりすることができます。動物とのふれあいを通じて、恋人同士の絆も深まりそうですね。

入場料金は、犬・猫どちらかのハウスのみ入場する場合は800円、両方を楽しむ場合は1,200円の共通チケットを購入します。お得な共通チケットを利用すれば、犬も猫も両方楽しめてお財布にも優しいですね。

付き合う前や、付き合いたてのカップルは、お互いが犬派・猫派どちらかわかって面白いかもしれませんよ！相手の好みを知ることで、より理解が深まるでしょう。わんこハウス・にゃんこハウス共に屋内なので、天気が悪い日でも快適に楽しめます。雨の日のデートプランとしても最適です。

16:00 アニ丸ぶーぶー（バス）西停留所～東停留所へ

犬や猫とのふれあいを満喫したら、そろそろ東ゲート方面へ戻りましょう。ここまでたくさん歩いて、疲れてしまった方も多いはずです。東ゲートへの帰り道も、園内バス「アニ丸ぶーぶー」を利用すると快適に移動できます！

わんこヴィレッジの近くに西停留所があるので、そこから東停留所までバスで移動できます。乗り場や時刻表を事前に確認しておくと便利です。バスの時間までわんこヴィレッジで過ごせば、時間を無駄なく有効活用できます。

16:30 白鳥の池を散策

デートのしめくくりは、アニ丸ぶーぶー東停留所からすぐの「白鳥の池」周辺を散歩するのがおすすめです。景色が良く、静かな場所なので、告白やプロポーズなど大切な話をするのにぴったりの白鳥の池！

白鳥の池では、足漕ぎボートに乗ることもできるので、時間に余裕があれば体験してみましょう。

特に、ウィンターイルミネーションの開催期間中は、池からライトアップされた園内や観覧車が見え、とてもロマンチックな雰囲気を楽しめる人気のスポットです。

池の周囲をゆっくりと散歩しながら、今日の思い出を語り合ってみてください。

白鳥の池には多くの水鳥が泳いでいます。鳥のエサの自動販売機も設置されているので、鳥やコイにエサをあげて楽しむこともできますよ！

17:00 お土産を購入して、東武動物公園駅前で解散

デートの締めくくりに、東ゲート前のギフトショップでお土産を探すのがおすすめです。来園の思い出になるアイテムが豊富に揃っており、特に2匹のホワイトタイガーが寄り添うストラップなど、カップルで一緒に使えるお揃いグッズも充実しています。

帰りは、来た時と同じくバスか徒歩で東武動物公園駅まで移動します。東武動物公園駅の西口周辺は飲食店が少ないため、夕食を楽しみたい場合は東口側に出るのがよいでしょう。東口には居酒屋など、いくつかの飲食店が立ち並んでいます。