蒲郡市で三河湾に沈む夕日と珍しい深海魚を愛でる満足デートプラン|愛知県
この記事でご紹介するのは、「一般社団法人 蒲郡市観光協会」の出口さんにお話しいただいた情報をベースに作成した、愛知県蒲郡市の撮影スポットを巡る“映え”デートプランです。
東三河地方に位置する蒲郡市は、三河湾に面した風光明媚な観光都市。一年を通じて、温暖で過ごしやすい気候にも恵まれています。
市内には4つの温泉街もあり、渥美半島と知多半島に囲まれた沿岸一帯が「三河湾国定公園」に指定されているという、自然豊かな土地です。
そこで今回は、撮影におすすめできる蒲郡市内のデートプランを考えてみました。
蒲郡市の魅力:三河湾の豊かな自然と絶品グルメ
▲「竹島水族館」のタッチングプールで触れ合える「タカアシガニ」
東三河地方にある蒲郡市は、年間を通して晴天に恵まれる温暖な土地柄で、ミカンの名産地になっています。また、地元で水揚げされる深海魚を用いたシーフード料理を堪能できるなど、グルメなカップルにも人気の街です。
市内に4ヵ所の温泉郷を抱える愛知県内有数の温泉地帯であることに加え、水族館やテーマパークなどのレジャー施設も豊富に存在します。何より、三河湾に面した海の街ですから、SUPなどのマリンアクティビティも盛んです。
蒲郡市は、四季折々の楽しみも尽きない街で、春は潮干狩りを楽しむ行楽客で賑わい、初夏には「あじさい祭り」も催されます。夏になれば、太平洋岸で最大級の正三尺玉が打ち上がる花火大会も人気です。
そして、秋にはミカン狩りを楽しめますし、冬は美しいイルミネーションを観賞できますよ。
蒲郡市でのデートプラン概要
今回ご紹介するデートプランでは、以下のスポットを巡ります。上記マップのルートで回っていただくと、初めてでも動きやすいでしょう。
- 蒲郡市の象徴・竹島を散策し、縁結びの御利益で知られる島内の八百富神社に参拝
- 竹島水族館で珍しい深海生物を観察して、可愛らしいアシカショーを見学
- 魚々の里とまりんで地元で水揚げされた深海魚のランチに舌鼓み
- 西浦園地で三河湾に沈む美しい光景と夕陽をのんびり眺める
車利用でも、公共交通機関のみの利用でも回りやすいスポットを集めています。まずは、JR東海道本線・名鉄蒲郡線の蒲郡駅からのアクセスも良好な「竹島」・「竹島水族館」から足を運ぶのがおすすめです。
天気がよく、気候のいい時期ならば、蒲郡駅内の観光案内所「ナビテラス」でレンタサイクルを借りて(毎日9:30~16:30まで・一人1,000円)、二人で潮風を感じながら海岸線をサイクリングしてみてはいかがでしょうか。
蒲郡市の人気"映え"デートスポット
それでは、人気の"映え"デートスポットを順番に見ていきましょう。
1. 竹島:蒲郡市のシンボルかつ最大のパワースポット
長さ387mの橋で陸地と結ばれた「竹島」は、まさに蒲郡市のシンボルであり、最大のパワースポットです。対岸から僅か400m弱しか離れていないのに、島独自の植物体系を持っていて、島全体が国の天然記念物に指定されています。
▲蒲郡市の象徴である「竹島」へは、最寄りの蒲郡駅から、徒歩のみで渡ることができる
一周徒歩60分ほどで回ることができる小さな島で、青い三河湾を背景にした撮影や、本土側にあるベンチから島を入れての撮影が特におすすめです。年間を通して、いつ訪れてもフォトジェニックな、美しい景色を楽しめます。
春は、「竹島」の周辺で潮干狩りを楽しめるイチ押しのシーズンです。三河湾はアサリの名産地として名高く、身が大きくてふっくらとしていて、絶品の味を楽しめますよ。冬になると、海岸にユリカモメが飛来し、これまたおすすめです。
竹島へのアクセスと基本情報
住所 | 〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町3-15 |
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電話番号 | なし |
最寄り駅・ アクセス |
【公共交通機関】 JR東海道本線/名鉄蒲郡線:蒲郡駅にて下車し、徒歩約15分。もしくは、名鉄バスを利用して、竹島遊園バス停下車後、徒歩約6分 【車】 東名高速道路:音羽蒲郡ICより約15分 23号線バイパス:蒲郡IC(終点)より約10分 |
営業時間 | 24h |
定休日 | なし |
公式サイト | https://www.gamagori.jp/special/takeshima |
島内にある「八百富神社」は縁結びのご利益で大人気!
竹島内にご鎮座する「八百富(やおとみ)神社」は、「日本七弁天」にも数えられ、縁結びのご利益がある神社として、地元では古くから崇敬を集めてきました。
公式:八百富神社
カップルでぜひ、参拝してみてください。「八百富神社」のおみくじは、全国的にも珍しい「大大吉」がありますよ。
2. 竹島水族館:あふれ出る「お魚への愛」と「アイデア」
「竹島水族館」は小さな水族館なのですが、展示内容はとっても充実しています。三河湾から遠州灘にかけて生息する、450種以上の生物を常時展示中です。
▲小さくてもキラリと光る「竹島水族館」。全国で、ここでしか見学できない生き物も!
飼育員さんお手製の解説板が大好評で、「日本で一番解説板が読まれている水族館」とも言われてきました。タカアシガニやオオグソクムシに直接触れることができるという、タッチングプールもありますよ。
深海魚が水揚げされる街・蒲郡市の特性を活かし、深海生物の展示数は、全国でもトップクラス。2024(令和6)年の秋にリニューアル工事が行われ、新館がオープンする予定となっています。
どの季節・時間帯に見学しても楽しめますが、1日3回のアシカショーが開催される時間帯に合わせての訪問がおすすめです。具体的には、「竹島水族館」の公式サイトで都度確認してくださいね。
竹島水族館へのアクセスと基本情報
住所 | 〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町1-6 |
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電話番号 | 0533-68-2059 |
最寄り駅・ アクセス |
【公共交通機関】 JR東海道本線/名鉄蒲郡線:蒲郡駅にて下車し、徒歩約15分。もしくは、名鉄バスを利用して、竹島遊園バス停下車後、徒歩約2分 【車】 東名高速道路:音羽蒲郡ICより約15分 23号線バイパス:蒲郡IC(終点)より約10分 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※最終入館時刻は16:30 |
定休日 | なし ※設備メンテナンスのため、毎年6月に臨時休館あり |
公式サイト | https://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/ |
3.西浦園地:三河湾や渥美半島を一望するビュースポット
最後に訪れたい「西浦園地」は、西浦半島先端部分の小高い丘に位置しており、三河湾や渥美半島の他、遥か彼方の神島まで一望できるビュースポットです。お天気がいい日なら、知多半島やその向かいにある伊勢方面までを望めます。
▲夕陽の名所としても知られる「西浦園地」は、デートの〆にぴったりのスポット
一日の中でも時間帯によって、さまざまな色合いの絶景が楽しめますよ。夜にはライトアップが実施されるので、昼間とは違った雰囲気をカップルで楽しめるスポットになってくれます。
西向きに広がっているスポットなので、夕方に訪ねると、三河湾に沈む美しい夕陽をお二人で眺められますよ。夕陽の時間帯に合わせての立ち寄りがおすすめです。
西浦園地へのアクセスと基本情報
住所 | 〒443-0105 愛知県蒲郡市西浦町大山26 |
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電話番号 | なし |
最寄り駅・ アクセス |
【公共交通機関】 JR東海道本線/名鉄蒲郡線:蒲郡駅にて下車し、名鉄バスを利用して、西浦温泉前バス停下車後、徒歩約10分 【車】 東名高速道路:音羽蒲郡ICより約45分 |
営業時間 | 24h ※ライトアップは日没~22:00まで |
定休日 | なし |
公式サイト | https://www.gamagori.jp/spot/780/ |
さまざまなイベントも楽しめる夏の「西浦温泉パームビーチ」
西浦園地から車で5分ほどのところに、海水浴場「西浦温泉パームビーチ」があります。毎年7月1日〜8月31日にかけて開設され、期間中は西浦夏フェスタとして、いろいろなイベントを開催中です。
蒲郡市のおすすめグルメスポット
次に、蒲郡市内でおすすめのグルメスポットをご紹介します。
1. 魚々の里 とまりん:地元産深海魚のグルメを堪能
「魚々の里(ととのさと) とまりん」は、生の深海鮮丼がいただける国内でも貴重なお食事処です。新鮮な海の幸を並べた海鮮丼や、蒲郡市ならではの深海魚入り定食など、メニューも豊富に用意されています。
中でも、地元で水揚げされたばかりの8種の深海魚を贅沢に使った「深海鮮丼DX」は、とても美味しいことに加えて、視覚的なインパクトの大きさから、インスタ映えすると大人気です。
▲見た目のインパクトもあり、味・ボリューム感とも満足度が高い「深海鮮丼DX」
深海魚と聞くと、あまり馴染みがない方も多いですが、どの魚も脂が乗っており大変美味。一度口にしてみると、すっかり気に入ってしまう方が続出するそうです。なお、磯焼きBBQを楽しむこともできます。
魚々の里 とまりんへのアクセスと基本情報
住所 | 〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町28-14 |
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電話番号 | 0533-66-3888 |
最寄り駅・ アクセス |
【公共交通機関】 JR東海道本線/名鉄蒲郡線:蒲郡駅にて下車し、徒歩約20分。もしくは、名鉄バスを利用して、竹島東バス停下車後、徒歩約3分 【車】 東名高速道路:音羽蒲郡ICより約30分 23号線バイパス:蒲郡IC(終点)より約15分 |
営業時間 | 9:30~16:00 ※ランチ(丼物)オーダーは11:00〜15:30(毎週火曜日は〜14:00) |
定休日 | 毎週水曜日 |
公式サイト | http://www.fantasykan.jp/tomarine_menu/ |
2. 温泉喫茶 si no no me:足湯と絶景を楽しむカフェ
2024年1月、ミシュランガイドで3つ星を獲得した老舗旅館「旬景浪漫 銀波荘」の利用しなくなった大浴場をリノベーションしてオープンしたのが足湯カフェの「温泉喫茶 si no no me(しののめ)」です。
一面に広がる海を眺めながら、こだわりのコーヒーや焼き立てのワッフルなどをいただけます。蒲郡市名産のミカンを使用した「蒲郡クリームソーダ」は、とりわけ人気のメニューです。
▲地元名産のミカンを使った「蒲郡クリームソーダ」は、見た目もインスタ映えする逸品!
時間に余裕があれば、足湯に浸かりがてら、のんびりと立ち寄ってみてくださいね。
温泉喫茶 si no no meへのアクセスと基本情報
住所 | 〒443-0105 愛知県蒲郡市西浦町大山25 銀波荘1階 |
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電話番号 | 0533-57-1515 |
最寄り駅・ アクセス |
【公共交通機関】 JR東海道本線/名鉄蒲郡線:蒲郡駅にて下車し、名鉄バスを利用して、西浦温泉前バス停下車後、徒歩約10分 【車】 東名高速道路:音羽蒲郡ICより約45分 |
営業時間 | 10:00~17:00 ※オーダーストップは16:30 |
定休日 | 毎週水曜日 |
公式SNS | https://www.instagram.com/sinonome_onsenkissa/(Instagram) |
取材協力:一般社団法人 蒲郡市観光協会(https://www.gamagori.jp/)