独身男性は必読!娘を持つ父親が、 結婚の申し込みで「ゼッタイ言われたくない言葉」とは?

独身男性は必読!彼女の父親が、 結婚の挨拶で「ゼッタイ言われたくない言葉」とは?

6月21日は「父の日」です。付き合っている女性がいる独身男性にとって、彼女の父親が自分のことをどう思っているかは、少なからず気になるところではないでしょうか。

そこで「縁結び大学」では、結婚を意識している彼女がいる独身男性108人と、18~35歳までの未婚の娘を持つ父親122人にそれぞれアンケートを実施しました。

結婚の挨拶に来た相手に言ってほしくない言葉、義理の息子と一緒にやってみたいことなど、父親のホンネを深掘りします。結婚の申し込みをする予定の男性はもちろん、独身男性は全員必読です!

彼氏にとって”彼女の父親”はどんな存在?

彼氏にとって”彼女の父親”はどんな存在?

まずは、結婚を意識している彼女がいる独身男性108人に、「彼女の父親」をどう思っているか、結婚を申し込むなら何と言うつもりかを聞いてみました。

78%の彼氏は、彼女の父親が怖い

彼女の父親に対する印象アンケート

結婚の申し込みに行くと想定して彼女の父親の印象を聞いたところ、「ものすごく怖い」が23.1% 、「少し怖い」が54.6%でした。

両者を足すと77.7%の彼氏が彼女の父親に対し「怖い」と感じていることが分かりました。

怖い理由、1位は「どんな人か分からない」

彼女の父親が怖い理由アンケート

彼女の父親を怖いと感じてしまう理由は、「どんな人なのか分からないから」という意見が最多でした。

彼女の父親とは交際中に打ち解けて話す機会が少ないため、人物像が掴めないのも無理はありません。

また「何を聞かれるのか分からないから」も彼女の父親を怖いと感じる一因のようです。他にも収入面などを聞かれることを心配している人もいました。

そこで具体的に「怖い」という彼氏のホンネを聞いてみました。

【彼氏のホンネ】彼女の父親、だから怖い!

自分の収入にまだ自信を持てておらず、認められる気がしないから(千葉県/21歳)
彼女からの口頭でしか相手の父の情報を得ておらず、どんな性格でどんな思考を持った人物なのか、わからない(福岡県/27歳)
彼女から話は聞いているが実際に会うのは初めてになるからとても不安。写真を見せてもらったことがあるが、「昔のお父さん」という感じで、いかつい雰囲気があるので怖い。(岐阜県/30歳)
会ったことがない方に、一生のお願いを突然しに行くと考えるだけで想像を絶する。雰囲気や空気感、どんな性格かなど一切分からず不安。(北海道/29歳)

やはり、手塩にかけて育てた可愛い娘を知らない男に託すというのは、内心気持ちいいことではないと思うから。(宮城県/33歳)

自分は言葉使いが上手くないので、お話しする中で気付かない間に失礼なことを言ってそうだから(熊本県/22歳)

結婚の挨拶で、彼女の両親に「こう言うつもり!」

彼氏としては、彼女の父親を「怖い」と感じていても、彼女と結婚したいという意志を伝えなければ始まりません。結婚を考えている彼女の両親に、結婚の意志をどう伝えるつもりか実際に考えてもらいました。

結婚の挨拶で言おうと思っているフレーズ

古風に「娘さんを私にください」と正面切って行こうと思っています。(愛知県/31歳)
必ず幸せにするので娘さんをください。お願いします。(東京都/21歳)
先日○○さん(彼女の名前)から結婚の承諾をもらいました。○○さんとの結婚をお許しいただけるでしょうか(静岡県/22歳)
娘さんと一緒に暮らしたいです。結婚させてください!お願いします!(石川県/33歳)
娘さんと結婚したいと思っております。いいでしょうか?(島根県/24歳)
彼女の好きなところを伝え、ストレートに「僕たちは愛しあっているので僕達は結婚します」と宣言しようと思っています(神奈川県/30歳)

彼女と結婚したい、真剣さが伝わってくる言葉の数々ですね。

さて、これらのフレーズを言われる方の父親は、内心どう思っているのでしょうか?

父親がゼッタイに言われたくない!「結婚の挨拶」NGワードはコチラ

父親に調査!娘に「結婚を考えている彼を紹介したい」と言われたら?

父親に調査!娘に「結婚を考えている彼を紹介したい」と言われたら?

自分にとって大切な彼女は、彼女の父親にとっても大切な娘です。愛する娘から「結婚を考えている彼を会わせたい」と言われたら、父親はどんな気持ちなのでしょうか?

父親の50%以上が「嬉しい反面さみしさも」と回答

娘に彼氏と会ってほしいと言われた父親の気持ちアンケート

1位は「嬉しい反面さみしさもある」、2位は「相手による」という結果でした。意外にも「寂しい」と答えた人は少数派でした。

娘が結婚すること自体には肯定的な父親が多いものの、どんな相手か分からずやや警戒している本心も見て取れます。「寂しさもある」というのは、父親ならではの率直な思いの現れです。

そんな父親のホンネを聞いてみました。

「結婚したい相手を紹介する」と娘に言われた父親のホンネ

送り出す日が来るのは分かっているが、現実となると寂しい。(群馬県/54歳)
他の男性に取られると言う思い。嬉しいことだが嫉妬心もあります。(徳島県/45歳)
これまで育ててきた娘が居なくなる生活をまだ経験したことがないから、寂しくなると思う。(長野県/52歳)
娘を信じてはいますが、これは信頼できないと一目でわかるような奴を連れてきたら結婚に断固反対します。(北海道/60歳)
娘が結婚するのは致し方ないが、相手に問題があった場合これほど残念なことは無いと思う。(千葉県/54歳)
婚期が過ぎないうちに幸せな結婚をしてほしいから、とても嬉しいです。(島根県/62歳)

約50%の父親が「すぐに相手に会いたいので日程を調整する」

娘に合わせたい男性がいると言われた父親の行動アンケート

娘が結婚を考えている相手を会わせたいと言ってきた場合、どんな対応をするかも聞いてみました。

「すぐに相手(娘の彼氏)に会いたいので日程を調整する」人が約50%と、相手に早く会いたいと思う人が多いようです。「会うことにはするが、こちらの都合に合わせてもらう」人も3割いました。

この事を考えると、彼女の親に会いに行く際は、相手方に日程を決めてもらう方がよいでしょう。

彼女の父親がすぐに会いたがる理由とは?

「娘の相手(彼氏)にすぐに会いたい」と答えた父親に、その理由も聞きました。

娘が選んだ人なのだから、やはりすぐ会ってみたい。これからちゃんと俺と同じくらいの愛情で娘を愛し続けてくれるか、ちゃんと確認したい。(愛知県/54歳)
娘に頼まれたことは一度も断ったことがないので、早く日程を合わせる。(和歌山県/44歳)
一日でも早く会いたいと告げて、相手がどのように対応するかを見てみたい。(新潟県/60歳)

親の方は、相手を早く見極めたいという思いが強いようですね。そのため「早く会ってくれるなら、おそらく結婚も許してくれるだろう」という甘い考えは禁物です。

『彼女の父親(両親)に会いに行く=自分(彼氏)を見定められる』ということですから、父親に会いに行くときには、気を引き締めて臨みましょう。

親への結婚挨拶のフレーズ、父親が考えるOK・NGとは?

親への結婚申込のフレーズ、父親が考えるOK・NGとは?

結婚の申し込みをする際、父親にどのように結婚の話を切り出せばいいのか、独身男性にとっては悩みどころです。そこで、父親の考えを詳しく聞いてみました。

結婚の挨拶で「コレだけは言われたくない!」

娘の結婚相手に言われたくない言葉ランキング

第1位は「・・・・・・(何も言わない)」でした。

「はっきりしない態度に思えて良い印象ではなかった」(和歌山県/44歳)という意見が大半のようです。例え緊張していても結婚したいのなら、しっかり自分の言葉で伝えることが大切です。

第2位は「できちゃった婚」関連の言葉でした。

「しょうがないから結婚します的な感じがする」(愛知県/60歳)と受け止められるようです。いずれ結婚するつもりだったとしても、父親からすると結婚前の娘の妊娠は正直複雑です。

第3位には「(収入は少ないですが)ふたりで頑張ります」がランクインしました。

「収入が少ないのにどうやって幸せにするのか聞きたいです。」(東京都/45歳)と、娘に苦労させたくない父親の本心が現れています。

そして、意外な結果だったのがこの次。

第4位の「お嬢さんを僕にください!」です。テレビドラマなどでよく耳にするフレーズですが、一体どこがNGなのでしょうか?

「お嬢さんを僕にください!」がNGの理由

どのツラで言っているんだと思います。くださいというセリフは、あげなければならないようで嫌です。(東京都/35歳)
男女対等だと考えており、一方的にあげるという表現は嫌だ。(東京都/56歳)
「ください!」という表現が、人を物扱いしているように聞こえるから。(静岡県/54歳)
娘は物ではないため「ください」という表現は違和感がある(東京都/53歳)

このように「ください」という言葉は、相手の父親の怒りを買う場合があるようです。

この言葉は、独身男性が「言おうと思っているフレーズ」に入っていたので、注意が必要です。結婚を申し込む際には、誠意のある言葉選びがとても大事ですね。

彼女に対する愛情表現も、親への挨拶では避けた方が良い

「愛しています」「大好きです」という愛情表現についても、「愛しているや好きなど、そのようなことは父親に宣言するようなことではない」(徳島県/55歳)という意見がありました。

もしかすると、自分の娘への愛情表現を目の当たりにすることが照れくさいという、父親の思いもあるのかも知れません。

彼女への想いの深さは分かりますが、ついその愛情を口に出してしまわないよう、気をつけた方が良さそうですね。

父親122人が教える、スムーズに結婚を許してもらえるフレーズはコレ!

父親が考えるスムーズに結婚を許してもらえるフレーズとは?

ではなんと言われれば、父親として許す気持ちになれるのでしょうか?

娘の彼氏が結婚の挨拶にきたと想定して、父親の方々に具体的な挨拶の言葉を考えてもらいました。その中で比較的多かったフレーズを紹介します。

「一生大切にします」が、いいですね。(山口県/60歳)
「〇〇さんと結婚させて下さい」から始まり、その後に「自分も家族の一員にさせて下さい」というフレーズがあると良いです。私や妻のことも考えているのだなと感じられるからです。(東京都/48歳)
娘さんのために一生懸命生きて行きたいと思っています」(群馬県/54歳)
「お嬢さんを生涯の伴侶としたいので、結婚をお許しください」(静岡県/54歳)
美辞麗句を並べるよりも、素直に「一生、大事にします」と言われたいです。(東京都/48歳)
「若輩ですが、ご両親にご迷惑をかけない円満な家庭を築いていきます」(千葉県/65歳)
「今まで大切に育てられた娘さんをこれから私にも大切にさせてください」(宮城県/49歳)
「大切な娘さんを、責任を持って誠心誠意支えていきます」(東京都/53歳)

どれも父親の気持ちをくみ取った、絶妙なフレーズですね。これから彼女の父親に会う人は、ぜひ参考にしてみてください。

結婚の挨拶でもらって嬉しい手土産は?

父親が娘の彼氏にもらって嬉しい手土産アンケート

彼女の実家へ結婚の挨拶に行くときに、手ぶらというわけにはいきません。彼女の父親が気に入る手土産についても、調査してみました。

結果、「何も受け取りたくない」と「相手の出身地の品」がそれぞれ1位でした。

「何も受け取りたくない」理由は、「結婚の挨拶に来たわけだから、手土産と引き換えに娘を渡すわけでないから何もいらない」(愛知県/54歳)という父親ならではの一筋縄ではいかない思いが隠れているようです。

ただし、受け取りたくないと聞いて何も持って行かないのは、マナー違反です。

地元の特産品などあまり高価すぎない品を選ぶのがお勧めです。迷ったら自身の親に相談すると良いでしょう。

また父親が好きな菓子や酒の銘柄は、娘である彼女に聞くのが一番です。手土産に限らず、父親の趣味や趣向など彼女にしっかり聞いておけば、会話の糸口が見つかるはずです。

結婚の申し込みに際し、父親の意見をまとめると、以下のことが言えそうです。

  • 妊娠したという報告は複雑
  • 収入が少ないと心配になる
  • 「娘さんをください」はNG
  • 娘への愛情表現は親の前では必要ない
  • 「一生をかけて幸せにする」と誓ってほしい
  • 手土産は地元の名産や酒など高価すぎない物

彼女の父親が、義理の息子に期待する条件とは

彼女の父親が、結婚相手(義理の息子)に期待する条件

娘の結婚は一抹の寂しさがありつつも、義理の息子への期待も大きいのが父親のホンネです。

では、父親は娘の結婚相手にどのようなことを期待しているのでしょうか?

娘の結婚相手に求める条件、1位は「娘を大切にする気持ち」

父親が娘の結婚相手へ望む条件とは?

娘の結婚相手に求める条件、122人中111人が必須と答えたのは「娘を大切にする気持ち」でした。

一生懸命働いて娘を育てた自負や、大切な娘に苦労してほしくないという愛情の現れと言えそうです。

次に多いのは、「十分な収入」です。

現時点の収入が十分でないと感じている男性は、将来の展望や人生設計を話して、理解してもらうように努めましょう。

「育ちの良さ」「家柄」「学歴」「資格」「婿養子」などを望む父親は、かなり少なくなっています。もしコンプレックスと感じているなら、その必要はなさそうです。

60%以上の父親が、義理の息子と「一緒に飲みたい」

父親が娘の結婚相手と一緒にやりたいこと

娘が結婚したら義理の息子と一緒にやりたいことについても聞いてみました。ダントツは「一緒に飲みに行く」でした。

「義理の息子と一緒にお酒を酌み交わすのが夢」(千葉県/41歳)
「一人娘でお酒が飲めない体質なので、義理の息子でも良いから一緒に子供と飲んでみたい」(福岡県/51歳)
「男同士、飲んでいろいろよもやま話をしたいです」(愛知県/61歳)

そのほかにも、以下のような意見がありました。

「私は囲碁が趣味なので、できればいっしょに碁を打ちたいです」(静岡県/54歳)
ゴルフができれば楽しい。さらに孫ができたら3世代でラウンドしたい。」(兵庫県/46歳)
「自分がプロ野球が好きで球場に足を運ぶので、一緒に野球観戦したいです。ただ、ライバルチームのファンだと気まずいですが・・・」(岡山県/52歳)
健康ランドで風呂やサウナに一緒に入って、男の話をしてみたいです」(三重県/45歳)

娘を持つ父親は、娘とはできないことを義理の息子としてみたい!と楽しみにしているようです。結婚後にお義父さんに誘われた際は、ぜひ付き合ってあげるようにしましょう。

彼女の父親の想いを汲んで、自分なりの誠意を見せよう!

娘を持つ父親のホンネを慮って、自分なりの誠意を見せよう!

娘を持つ父親の本音は、いかがでしたか? これから結婚の挨拶に行く可能性のある男性にとっては、貴重な意見ばかりでしたね。

結婚の挨拶は、「嬉しい反面、寂しさもある」という父親の思いをくみ取ることが大事です。彼女を大切にする気持ちを誠心誠意伝える、これに尽きるのではないでしょうか。

彼女と温かい家庭を築くためにも、彼女の父親という関門をぜひ乗り越えてくださいね。

【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート

調査対象:18歳~35歳の独身の娘を持つ父親、結婚を考えている交際女性がいる独身男性

アンケート母数:計122名(父親)、計108名(独身男性)

実施日または時期:2020年05月27日~2020年05月31日

調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)

調査会社:株式会社ネクストレベル