【独身男性必見!】結婚挨拶で好印象を与えるセリフとNGセリフ、父親と絆を深める方法も紹介
結婚を考えている独身男性にとって、彼女の父親はかなり気になる存在ですよね。自分がどう思われているのか不安で、なかなか一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。6月16日は「父の日」ですので、この機会に、結婚挨拶について真剣に考えてみませんか?
「縁結び大学」では、18~35歳までの未婚の娘を持つ父親122人にアンケートを実施しました。結婚挨拶で好感が持てるセリフ、絶対に言われたくないセリフ、義理の息子と一緒にやってみたいことなど、父親のホンネを深掘りします。
結婚の申し込みをする予定の男性はもちろん、独身男性は全員必読です!
結婚挨拶で好印象を与えるOKフレーズ
結婚挨拶の時、どんなセリフを言えば、彼女の父親が快く結婚を許す気持ちになれるのでしょうか?
娘の彼氏が結婚の挨拶にきたと想定して、父親の方々に好感の持てるセリフを挙げてもらいました。その中で比較的多かったフレーズを紹介します。
彼女の父親が好意的に受け取るセリフ
「一生大切にします」が、いいですね。(山口県/60歳) |
「娘さんのために一生懸命生きて行きたいと思っています」(群馬県/54歳) |
「お嬢さんを生涯の伴侶としたいので、結婚をお許しください」(静岡県/54歳) |
美辞麗句を並べるよりも、素直に「一生、大事にします」と言われたいです。(東京都/48歳) |
「〇〇さんと結婚させて下さい」から始まり、その後に「自分も家族の一員にさせて下さい」というフレーズがあると良いです。私や妻のことも考えているのだなと感じられるからです。(東京都/48歳) |
「お父さんにとっても大事な娘さんだと思います。自分も大切にして幸せにしたいです」(熊本県/46歳) |
「今まで大切に育てられた娘さんをこれから私にも大切にさせてください」(宮城県/49歳) |
「若輩ですが、ご両親にご迷惑をかけない円満な家庭を築いていきます」(千葉県/65歳) |
「大切な娘さんを、責任を持って誠心誠意支えていきます」(東京都/53歳) |
OKフレーズに含まれる3つの要素
彼女の父親が好意的に受け取るセリフを分析すると、以下の3つの要素が含まれています。
1.彼女を大切するという強い意志
彼女と結婚したい気持ちをストレートに表現することで、結婚に対する強い覚悟と相手に対する深い愛情、真摯な姿勢を伝えられます。例)「娘さんのことを一生大切にします。」「結婚を認めてください。」
2.義理両親への敬意と感謝
これまで大切に育てた娘が新しい家庭を築くのですから、父親の気持ちは複雑です。長年にわたる父親の努力を認め、娘を立派に育て上げたことへの感謝を伝えましょう。例)「大切に育てられた娘さんを、私にも守らせてください。」「ご両親の教えを胸に、娘さんを大切にしていきます。」
3.安定した生活基盤のアピール
生活基盤を安定させる意志を伝えることで、父親に安心感を与えられます。例)「将来に向けて、経済的な基盤も着実に築いていきます。」「2人で支え合いながら、幸せで温かい家庭を築いていきたいと考えています。」
これから彼女の父親に会う人は、ぜひこの3つの要素をポイントに、結婚挨拶のセリフを考えてみてください。
結婚挨拶で絶対に言ってはいけないNGフレーズ
結婚挨拶の際に父親が「これだけは言われたくない!」と感じる言葉を詳しく調査しました。
父親が「言われたくない言葉」ランキング
第1位は「・・・・・・(何も言わない)」でした。
「はっきりしない態度に思えて良い印象ではなかった」(和歌山県/44歳)という意見が大半のようです。例え緊張していても結婚したいのなら、しっかり自分の言葉で伝えることが大切です。
第2位は「できちゃった婚」関連の言葉でした。
「しょうがないから結婚します的な感じがする」(愛知県/60歳)と受け止められるようです。いずれ結婚するつもりだったとしても、父親からすると結婚前の娘の妊娠は正直複雑です。
第3位には「(収入は少ないですが)ふたりで頑張ります」がランクインしました。
「収入が少ないのにどうやって幸せにするのか聞きたいです。」(東京都/45歳)と、娘に苦労させたくない父親の本心が現れています。
そして、意外な結果だったのがこの次。
第4位の「お嬢さんを僕にください!」です。テレビドラマなどでよく耳にするフレーズですが、一体どこがNGなのでしょうか?
「お嬢さんを僕にください!」がNGの理由
どのツラで言っているんだと思います。くださいというセリフは、あげなければならないようで嫌です。(東京都/35歳) |
男女対等だと考えており、一方的にあげるという表現は嫌だ。(東京都/56歳) |
「ください!」という表現が、人を物扱いしているように聞こえるから。(静岡県/54歳) |
娘は物ではないため「ください」という表現は違和感がある(東京都/53歳) |
このように「ください」という言葉は、相手の父親の怒りを買う場合があるようです。
この言葉は、独身男性が「言おうと思っているフレーズ」に入っていたので、注意が必要です。結婚を申し込む際には、誠意のある言葉選びがとても大事ですね。
彼女に対する愛情表現も、親への挨拶では避けた方が良い
「愛しています」「大好きです」という愛情表現についても、「愛しているや好きなど、そのようなことは父親に宣言するようなことではない」(徳島県/55歳)という意見がありました。
もしかすると、自分の娘への愛情表現を目の当たりにすることが照れくさいという、父親の思いもあるのかも知れません。
彼女への想いの深さは分かりますが、ついその愛情を口に出してしまわないよう、気をつけた方が良さそうですね。
彼女の父親が、義理の息子に期待する条件とは
娘の結婚は一抹の寂しさがありつつも、義理の息子への期待も大きいのが父親のホンネです。
では、父親は娘の結婚相手にどのようなことを期待しているのでしょうか?
娘の結婚相手に求める条件、1位は「娘を大切にする気持ち」
娘の結婚相手に求める条件、122人中111人が必須と答えたのは「娘を大切にする気持ち」でした。
一生懸命働いて娘を育てた自負や、大切な娘に苦労してほしくないという愛情の現れと言えそうです。
次に多いのは、「十分な収入」です。
現時点の収入が十分でないと感じている男性は、将来の展望や人生設計を話して、理解してもらうように努めましょう。
「育ちの良さ」「家柄」「学歴」「資格」「婿養子」などを望む父親は、かなり少なくなっています。もしコンプレックスと感じているなら、その必要はなさそうです。
60%以上の父親が、義理の息子と「一緒に飲みたい」
娘が結婚したら義理の息子と一緒にやりたいことについても聞いてみました。ダントツは「一緒に飲みに行く」でした。
「義理の息子と一緒にお酒を酌み交わすのが夢」(千葉県/41歳) |
「一人娘がお酒を飲めない体質なので、義理の息子と一緒に飲んでみたい」(福岡県/51歳) |
「男同士、飲んでいろいろよもやま話をしたいです」(愛知県/61歳) |
そのほかにも、以下のような意見がありました。
「私は囲碁が趣味なので、できればいっしょに碁を打ちたいです」(静岡県/54歳) |
「ゴルフができれば楽しい。さらに孫ができたら3世代でラウンドしたい。」(兵庫県/46歳) |
「自分がプロ野球が好きで球場に足を運ぶので、一緒に野球観戦したいです。ただ、ライバルチームのファンだと気まずいですが・・・」(岡山県/52歳) |
「健康ランドで風呂やサウナに一緒に入って、男の話をしてみたいです」(三重県/45歳) |
娘を持つ父親は、娘とはできないことを義理の息子としてみたい!と楽しみにしているようです。結婚後にお義父さんに誘われた際は、ぜひ付き合ってあげるようにしましょう。
父親が「もらって嬉しい手土産」ランキング
彼女の実家へ結婚の挨拶に行くときに、手ぶらというわけにはいきません。彼女の父親が気に入る手土産についても、調査してみました。
結果、「何も受け取りたくない」と「相手の出身地の品」がそれぞれ1位でした。
「何も受け取りたくない」理由は、「結婚の挨拶に来たわけだから、手土産と引き換えに娘を渡すわけでないから何もいらない」(愛知県/54歳)という父親ならではの一筋縄ではいかない思いが隠れているようです。
ただし、受け取りたくないと聞いて何も持って行かないのは、マナー違反です。
地元の特産品などあまり高価すぎない品を選ぶのがお勧めです。迷ったら自身の親に相談すると良いでしょう。
また父親が好きな菓子や酒の銘柄は、娘である彼女に聞くのが一番です。手土産に限らず、父親の趣味や趣向など彼女にしっかり聞いておけば、会話の糸口が見つかるはずです。
結婚の申し込みに際し、父親の意見をまとめると、以下のことが言えそうです。
- 妊娠したという報告は複雑
- 収入が少ないと心配になる
- 「娘さんをください」はNG
- 娘への愛情表現は親の前では必要ない
- 「一生をかけて幸せにする」と誓ってほしい
- 手土産は地元の名産や酒など高価すぎない物
父親に調査!娘に「結婚を考えている彼を紹介したい」と言われたら?
自分にとって大切な彼女は、彼女の父親にとっても大切な娘です。愛する娘から「結婚を考えている彼を会わせたい」と言われたら、父親はどんな気持ちなのでしょうか?
父親の50%以上が「嬉しい反面さみしさも」と回答
1位は「嬉しい反面さみしさもある」、2位は「相手による」という結果でした。意外にも「寂しい」と答えた人は少数派でした。
娘が結婚すること自体には肯定的な父親が多いものの、どんな相手か分からずやや警戒している本心も見て取れます。「寂しさもある」というのは、父親ならではの率直な思いの現れです。
そんな父親のホンネを聞いてみました。
「結婚したい相手を紹介する」と娘に言われた父親のホンネ
送り出す日が来るのは分かっているが、現実となると寂しい。(群馬県/54歳) |
他の男性に取られると言う思い。嬉しいことだが嫉妬心もあります。(徳島県/45歳) |
これまで育ててきた娘が居なくなる生活をまだ経験したことがないから、寂しくなると思う。(長野県/52歳) |
娘を信じてはいますが、これは信頼できないと一目でわかるような奴を連れてきたら結婚に断固反対します。(北海道/60歳) |
娘が結婚するのは致し方ないが、相手に問題があった場合これほど残念なことは無いと思う。(千葉県/54歳) |
婚期が過ぎないうちに幸せな結婚をしてほしいから、とても嬉しいです。(島根県/62歳) |
約50%の父親が「すぐに相手に会いたいので日程を調整する」
娘が結婚を考えている相手を会わせたいと言ってきた場合、どんな対応をするかも聞いてみました。
「すぐに相手(娘の彼氏)に会いたいので日程を調整する」人が約50%と、相手に早く会いたいと思う人が多いようです。「会うことにはするが、こちらの都合に合わせてもらう」人も3割いました。
この事を考えると、彼女の親に会いに行く際は、相手方に日程を決めてもらう方がよいでしょう。
彼女の父親がすぐに会いたがる理由とは?
「娘の相手(彼氏)にすぐに会いたい」と答えた父親に、その理由も聞きました。
娘が選んだ人なのだから、やはりすぐ会ってみたい。これからちゃんと俺と同じくらいの愛情で娘を愛し続けてくれるか、ちゃんと確認したい。(愛知県/54歳) |
娘に頼まれたことは一度も断ったことがないので、早く日程を合わせる。(和歌山県/44歳) |
一日でも早く会いたいと告げて、相手がどのように対応するかを見てみたい。(新潟県/60歳) |
親の方は、相手を早く見極めたいという思いが強いようですね。そのため「早く会ってくれるなら、おそらく結婚も許してくれるだろう」という甘い考えは禁物です。
『彼女の父親(両親)に会いに行く=自分(彼氏)を見定められる』ということですから、父親に会いに行くときには、気を引き締めて臨みましょう。
彼女の父親の想いを汲んで、自分なりの誠意を見せよう!
娘を持つ父親の本音は、いかがでしたか? これから結婚の挨拶に行く可能性のある男性にとっては、貴重な意見ばかりでしたね。
結婚の挨拶は、「嬉しい反面、寂しさもある」という父親の思いをくみ取ることが大事です。彼女を大切にする気持ちを誠心誠意伝える、これに尽きるのではないでしょうか。
彼女と温かい家庭を築くためにも、彼女の父親という関門をぜひ乗り越えてくださいね。
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:18歳~35歳の独身の娘を持つ父親、結婚を考えている交際女性がいる独身男性
アンケート母数:計122名(父親)、計108名(独身男性)
実施日または時期:2020年05月27日~2020年05月31日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル